JP3302096B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP3302096B2
JP3302096B2 JP10642693A JP10642693A JP3302096B2 JP 3302096 B2 JP3302096 B2 JP 3302096B2 JP 10642693 A JP10642693 A JP 10642693A JP 10642693 A JP10642693 A JP 10642693A JP 3302096 B2 JP3302096 B2 JP 3302096B2
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forceps raising
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内視鏡に関する。特に、
手元操作部から入れて体腔内挿入部の先端部から出した
鉗子の方向を調整する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のようにガストロスコープ、十二指
腸スコープ等の医療用内視鏡は、挿入部を患者の体腔内
に挿通して、患部の観察や処置等を行なうものである。
患部を観察しながら鉗子を用いて生検組識の採取や治療
を行なう際、所望の患部に鉗子を向ける機構が鉗子起上
装置である。基本的に鉗子起上装置は、挿入部の先端部
に回転可能に設けた鉗子起上台と、これに連結した操作
ワイヤーとで構成され、操作ワイヤーを手元操作部で進
退させて鉗子起上台の角度を調整することにより鉗子の
方向を定めている。
【0003】内視鏡の使用時、鉗子起上台を収納してい
る鉗子起上台収納室、さらに操作ワイヤーの案内管内に
は体腔内液が浸入する。従って、使用後には洗浄する必
要がある。特に、操作ワイヤーの案内管は細く、内部に
操作ワイヤーが通っているため、洗浄には大変手間がか
かる。
【0004】これに対処するものとして、案内管の先端
開口部に浸入防止用部材(パッキン)を設けたものが、
実開昭52−67790、実開昭52−38986に開
示されている。
【0005】別の例として、鉗子起上台、操作ワイヤ
ー、内層管状部材(案内管は外層管状部材(チューブ
体)と内層管状部材(密着巻きコイル体)からなってい
る)を着脱可能にして洗浄を容易化を図ったものが、特
願昭54−84703に開示されている。
【0006】また、先端部カバーを着脱自在にすること
によって鉗子起上台収納室の洗浄を行ない易くしたもの
が、特願平3−108879、特願昭55−15277
9に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】実開昭52−6779
0、実開昭52−38986では、実際には体腔内液の
進入を完全に防止することができない。特願昭54−8
4703では、鉗子起上台収納室が袋小路になっている
ため鉗子起上台収納室内の洗浄に手間がかかるととも
に、密着巻きコイル体からもれた体腔内液が外層管状部
材内に浸入するため、実開昭52−67790、実開昭
52−38986に比べて案内管内の洗浄が極端に容易
になったとは言えない。なぜならば、特願昭54−84
703では、案内管両端口元が狭く、管内が口元径より
広くなっているため洗浄し難く、またストッパ部材を取
外す手間を要するからである。
【0008】また、特願平3−108879、特願昭5
5−152779は、案内管内の洗浄に手間がかかる。
本発明は、鉗子起上台収納室や操作ワイヤーの案内管の
洗浄を容易に行なえるようにする鉗子起上装置を備えた
内視鏡を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡は、挿入
部の先端部に回転可能に設けた鉗子起上台を含み、これ
に連結した操作ワイヤーを手元操作部で進退させて鉗子
起上台の角度を調整することにより、手元操作部から入
れて挿入部の先端部から送り出した鉗子の方向を定める
調整機構を備えた内視鏡において、挿入部の先端部を覆
う先端部カバー及び鉗子起上台、操作ワイヤー、そして
操作ワイヤーと操作機構とを着脱自在に連結する連結機
構を、内視鏡の本体に対して着脱自在に設けたことを特
徴とする。
【0010】
【作用】本発明では、先端カバー及び鉗子起上台、操作
ワイヤー、連結機構を、内視鏡の本体に対して着脱自在
に設けた。これにより、先端部カバー及び鉗子起上台、
操作ワイヤーが取り外し可能となっただけではなく、操
作ワイヤーと操作機構との着脱動作を容易に行なうこと
が可能となる。洗浄の際には、これらの部材をすべて取
り外す。従って、操作ワイヤーの案内管はからになり、
袋小路もなくなる。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照しつ
つ説明する。本発明の第一実施例について図1〜図1
7、図29を参照して説明する。 (構成)図1に示すように、内視鏡は操作部1を備えて
いる。操作部1には、これを手で保持するためのグリッ
プ部2が設けられている。操作部1には、挿入部3とユ
ニバーサルコード12が接続される。ユニバーサルコー
ド12は端部にコネクター7を有している。このコネク
ター7は、照明光を供給する光源装置8に接続される。
挿入部3は、操作部1に設けたアングルノブ6により湾
曲される湾曲部5と、その先に設けた先端部4とを有し
ている。先端部4には、挿入部3の内部を延びている鉗
子チャンネルの開口が設けられている。鉗子チャンネル
の他方の開口は、操作部1に鉗子開口部21として設け
られている。鉗子開口部21には必要に応じて鉗子栓2
2が付けられる。挿入部3には、破損を防止するための
オレドメ36が操作部側の端部に設けられている。送気
装置13と送水装置14がコネクター7に接続されてい
る。映像信号を処理するビデオプロセッサ10が接続ア
ダプター9を介してコネクター7に接続されている。ビ
デオプロセッサ10には、信号処理された映像信号によ
る被写体像を表示するモニター11と、映像信号を記録
再生するVTRプリンタ17と、映像信号により被写体
像を印字するビデオプリンタ16と、映像信号を記録す
る大容量の記憶装置であるビデオディスク15等が接続
されている。ビデオプロセッサ10を操作するスイッチ
20は、操作部1に設けられている。さらに操作部1に
は、挿入部3の先端部4へ送気・送水するための送気・
送水ピストン18と、吸引するための吸引ピストン19
とが設けられている。操作部1には、鉗子起上ワイヤー
開口部23がグリップ部2の下方に、また駆動軸開口部
24がグリップ部2に設けられている。鉗子起上ワイヤ
ー開口部23からは鉗子起上ワイヤー26の一端が導出
され、駆動軸開口部24からは、アングルノブ6と同軸
に設けた鉗子起上レバー29により移動される駆動軸2
7の一端が導出される。駆動軸27と鉗子起上ワイヤー
26は接続具28に取り外し可能に連結されており、接
続具28を覆う電気絶縁物からなる保護カバー25が着
脱自在に設けられている。
【0012】鉗子起上ワイヤー開口部23の詳細を図2
に示す。鉗子起上ワイヤー開口部23には操作部1内に
設けたフレーム30が延びており、グリップ部2下方の
位置において鉗子開口部本体31がフレーム30に、ス
トッパリング32がフレーム30に設けたネジ部33に
螺合することにより固定されている。フレーム30の挿
入部端部34は、内面にテーパ部35を、外面にネジ部
39を有している。ネジ部39は、弾性部材でできたオ
レドメ36にインサート成形されたオレドメ口金37の
内面に設けたネジ部38に螺合する。挿入部3は操作部
側の端部の外周にテーパ部40を有している。テーパ部
40には凹状溝41が設けてあり、その挿入部側にネジ
部42が構成された接続口金43を有している。接続口
金43とフレーム30は、それぞれのテーパ部35とテ
ーパ部40が凹状溝41に設けたOリング44を介しシ
ール結合し、内面にネジ部45を有するストッパリング
46で接続口金43のネジ部42を介し螺合固定してい
る。また、鉗子開口部本体31の先端側には鉗子起上ワ
イヤー開口部23が設けられている。鉗子起上ワイヤー
開口部23は、固定カバー47と鉗子起上ワイヤー開口
部本体48から構成されている。固定カバー47と鉗子
開口部本体31の端部をシール結合するため、Oリング
49を納める凹状溝50を構成するフランジ部51が鉗
子開口部本体31に設けられている。
【0013】固定カバー47は、そのAA断面を図3に
示すように、フレーム30の挿通孔52と、鉗子起上案
内管口金53が固定される開口部54とを有している。
挿通孔52と開口部54は、その長手方向中心軸が平行
に形成されている。固定カバー47とフレーム30は、
挿通孔52の内周とフレーム30の外周に形成したキー
溝55と56と、これに挿入したキー57とによって位
置決めされている。
【0014】図2に示すように、固定カバー47の開口
部54には鉗子起上案内管口金53が、その外周に形成
した凹状溝58に設けたOリング70を介して、シール
固定されている。なお、鉗子起上案内管口金53は鉗子
起上ワイヤー26が通る口金パイプ59を納める挿通孔
60を有しており、鉗子起上案内管口金53の挿入部3
端側の筒状部61まで延びており、口金パイプ59は半
田または接着により固定されている。口金パイプ59の
固定端はラッパ部62を有し、鉗子起上案内管53側も
それに合うテーパ部63を有し、その接合部は接着され
ており、接着剤により体腔内液の浸入を防いでいる。固
定カバー47と鉗子起上案内管口金53は固定時に同つ
らになるように、固定カバー47内面に凹部64を、鉗
子起上案内管口金53に凸部65を設けてある。鉗子起
上案内管口金53は他方の一端に、キー57を押さえる
ベロ部66と共に、鉗子起上ワイヤー開口部本体48が
接合する切り欠き部67を有している。同様に固定カバ
ー47の挿入部3側端にも鉗子起上ワイヤー開口部本体
48の操作部1側端に設けられた凹状溝68を有する突
出端69と、凹状溝68に設けられたOリング71を介
してシール結合する凹状端72を構成している。鉗子起
上ワイヤー開口部本体48の挿入部3側端は、開口した
凹状端73を有しており、フレーム30とOリング74
を介して水密構造になっており、鉗子起上ワイヤー開口
部本体48内は、後述するように、硬性部材からなる例
えばステンレス製のS状パイプ75が移動自在な空間部
76を有している。なお、鉗子起上ワイヤー開口部本体
48は固定カバー47の凹状端72と位置決め固定され
ているとともに、オレドメ口金37のオレドメ36から
の突出端に設けたネジ部77に螺合するネジ部79を内
側に有する連結管78によって押されて固定される。連
結管78の操作部1側端は、鉗子起上ワイヤー開口部本
体48の挿入部3側端の内側に嵌合する突出端80を有
している。空間部76には、挿入部3と先端部4に配設
した鉗子起上ワイヤー26の案内管81が延びており、
その周りにはPTFE等の弾性チューブ体からなるガイ
ドチューブ82が設けられ、その一端は糸83で縛られ
接着され固定されている。ガイドチューブ82の他端
は、口金パイプ59にかぶせ端面を筒状部61に突き当
て、同様に糸83で縛られ接着され固定されている。さ
らにガイドチューブ82の外周にはS状パイプ75を少
なくとも1つの部をガイドチューブ82で接着固定し
ている。この際、寸法Bはフレーム30内径よりも小
さい寸法にすることにより作業性が良い。フレーム30
には、鉗子起上ワイヤー開口部本体48の内側の空間部
76とフレーム30の内側の空間とを連絡する切り欠き
窓84が、空間部76とほぼ同じ位置に設けられてい
る。切り欠き窓84は、軸方向の長さは、鉗子起上ワイ
ヤー開口部本体48の長さにほぼ等しく、軸方向に直交
する方向の幅は、S状パイプ75の径よりも広い。
【0015】図1の駆動軸開口部24と鉗子起上レバー
29の周辺部の詳細を図4に示す。鉗子起上レバー29
は、操作部1内に延びるアングルノブ6と共通の支軸8
5に対して、支軸85の凹状溝86に設けたOリング8
7に接する軸受け88を介して、回転可能に取り付けら
れている。軸受け88は、一端に鉗子起上レバー29を
押さえる押圧フランジ89を有し、他端にネジ部90を
外周に有し、継手部材91に螺合固定している。鉗子起
上レバー29は、押圧フランジ89と継手部材91には
さまれると同時に接着等の手段で一体に固定されてい
る。実際に人の指を掛けるツマミ部92は、ビス94に
より腕部93に固定されている。継手部材91は外周に
凹状溝95を有し、その中にOリング96が設けられ、
操作部1と水密に回転可能に設けられている。継手部材
91の操作部1内の一端はフック部97を有し、ピン9
8を介してリンク腕99と回転可能に設けられている。
リンク腕99の他端は同様にビス100を介して台座1
01に回転可能に設けられている。台座101の両サイ
ドには操作部1内に固定された断面凹状のガイド壁10
2を有している。台座101上面の一段低い位置には、
L字部材103がビス104により固定されている。L
字部材103の上端は、自在継手104を介して、操
作部1外へ延びた駆動軸27の一端に連結されている。
L字部材103と駆動軸27は、駆動軸開口部24の駆
動軸開口部本体105で操作部1のグリップ部2で水密
に構成されている。実際に、駆動軸開口部本体105
は、底部106の外周に凹状溝107を有し、その中の
Oリング108を介してグリップ部2の外壁に設けられ
た取り付け窓109に水密に嵌合し、凹状溝102の上
方のつば部110に設けられたビス111によってグリ
ップ部2にネジ止め固定されている。つば部110と対
向する側の凹状溝107の下方にひっかかり部112が
設けてあり、これがグリップ部2との固定を強めてい
る。また駆動軸開口部本体105の挿入部3側には軸開
口部113を有しており、その軸開口部113内にはO
リング119を納める凹部115が形成されており、凹
部115の軸開口部113側にはOリング114を押圧
する抜け止め部材116が、その外周に設けたネジ部1
17により固定されている。抜け止め部材116の挿入
部3側端にはフランジ部118が設けられており、駆動
軸開口部本体105の軸開口部113端の段差にはめこ
まれている。
【0016】図1に示した接続具28の詳細を図5に示
す。接続本体119には、鉗子起上ワイヤー26が通る
穴120と、駆動軸が通る穴121とが設けられてい
る。穴121は接続本体119の半分の長さより深くあ
けられており、接続本体119の中心部側壁124には
穴121につながった貫通溝122があけられている。
また貫通溝122のほぼ中央にあたる上面123には、
垂直方向に止めビス125がネジ部126に回転自在に
螺合している。駆動軸27の接続側端には、切り欠き部
127が設けられており、また端面から切り欠き部12
7に連通する穴128が設けられている。また、止めビ
ス125の頭部129には回し易いようにローレット部
13を有している。鉗子起上ワイヤー26の端面は、
ばらけない様にしかも径が太らないよう半田付けが施さ
れている。接続具28は、例えばポリサルホン、変性P
PO等のプラスチックの絶縁部材の材質で構成されてい
る。
【0017】その上には、図1に示したように、プラス
チックやゴム部材からなる保護カバー25が、駆動軸開
口部本体105の軸開口部113端と固定カバー47の
端面の間に弾性変形させて着脱自在に設けられている。
保護カバー25がプラスチックの場合は、図6に示すよ
うに、スリワリ部131を設け、弾性変形しやすいよう
に構成するとよい。また長さは、固定カバー47端と軸
開口部113端の間の距離より若干長めに構成されてい
る。
【0018】次に先端部4の詳細を図7〜図14に示
す。先端部4は、図7に示すように、対物レンズ13
1、照明レンズ132、これらに空気、水等を噴出する
ノズル133を設けた先端部本体134を有している。
先端部4には、操作部1の鉗子開口部21に連通するチ
ャンネル135(図9参照)の先端開口部136(図9
参照)が設けられ、その先にチャンネル135に挿通し
た鉗子(図示せず)を起上させる鉗子起上台137が設
けられる。
【0019】図12に示すように、鉗子起上台137は
チップ収納部140を有し、チップ収納部140には鉗
子起上ワイヤー26の先端にスージングで設けたチッ
プ139が挿入されている。鉗子起上台137はプラス
チック等の起上軸138によりスロープ部本体165に
所定の角度範囲内で回転可能に設けられている。また、
鉗子起上台137には鉗子起上ワイヤー26の端部に設
けられた。先端部本体134には、ポリサルホン、変性
PPO等の絶縁部材からなる着脱カバー168と固定カ
バー169を構成し、固定カバー169は先端部本体1
34に図11に示す止めピン141で先端部本体134
の側孔142に接着固定し、着脱カバー168は鉗子起
上台137、鉗子起上ワイヤー26、スロープ本体16
5と一体で先端部4から着脱自在に設けている。
【0020】図29にスロープ部本体165の詳細を示
す。底部には起上軸138の通る起上軸穴229を有し
ており、図の向って左側から上部に向って鉗子起上ワイ
ヤー26の走行に沿った滑らかなスロープ230を有
し、上部に貫通する起上ワイヤーガイド穴231とほぼ
平行な上面233とつながる様に構成されている。上面
232鉗子起上台137側側壁には、鉗子起上台137
の起上範囲を規定するストッパ突起部166を有してい
る。また、スロープ部本体165はチャンネル135の
開口する先端開口部面233を図の向って右側に有し、
その面より鉗子起上台137に滑らかにつながる鉗子経
路部234を構成すると共に、その鉗子経路部234の
上面は、鉗子起上時に鉗子が曲る形状に沿った起上ガイ
ド部235を構成している。この際、起上ワイヤーガイ
ド穴231と鉗子経路部234の中心線はほぼ平行でそ
れらと起上軸穴229はほぼ垂直に構成した。また、ス
ロープ230の鉗子起上台137側接触面236は鉗子
起上台137の側壁とほぼ平行に設けている。さらに底
部には、鉗子起上台137の底部が位置する切り欠き部
237を有している。この際、先端部本体134は、対
物レンズ131、照明レンズ132、ノズル133を有
する部分を少なくとも鉗子起上台137側の面が平面に
なる様に形成するとともに、チャンネル口金157、案
内管162の開口端もやはり平面になる様に、糸巻き接
着部145に対してL字状に設けた。これに合わせて固
定カバー169も図10に示す。図8のG矢視の様なL
字状に設け、糸巻き接着部145側端の底部173をO
状リングで形成し、その上方に一部切り欠き部171を
有する凹状溝172を設けている。そのさらに上方は、
レンズ131、132類、ノズル130等を除いて先端
部本体134を覆うように形成されている。糸巻き接着
部145は、湾曲部5に湾曲し易いように設けられたフ
ッ素ゴム等の弾性材からなる湾曲ゴム144を固定する
部分である。一方、着脱カバー168は底部173を一
部切り欠き部177を有するC状リングで形成し、固定
カバー169の凹状溝172に弾性変形して嵌合するよ
うに設けられている。この際、着脱カバー168は固定
カバー169より弾性が高く滑り性の良いプラスチック
部材にしてより着脱しやすくすることが考えられる。ま
た、弾性が高い同材質を使用してもかまわない。具体的
には、ポリエチレン、ポリプロピレン等は弾性が高く、
ポリサルホン、変性PPOは弾性が低い材料である。
【0021】さらに、着脱カバー168は、底部173
の上方に固定カバー169と嵌合する切り欠き部174
を有し、その上方にフック部175を有している。一
方、上端部176は滑らかなR形状で形成されている。
【0022】スロープ部本体165、鉗子起上台13
7、着脱カバー168は、図13に示すように、少なく
とも鉗子起上台137が起上軸138に対して所定の角
度範囲で回転できるように形成されている。あるいは図
12に示すように、鉗子起上台137をプラスチック等
で起上ピン143と一体に形成し、スロープ部本体16
5に対して回転できるように、スロープ部本体165に
設けた穴に起上ピン143を挿入し、その後で起上ピン
143の頭を熱でつぶして固定してもよい。スロープ部
本体165と着脱プラカバー168は、スロープ部本体
160に設けた凸部178と着脱プラカバー168に設
けた位置決め穴179により位置決めされ接着されてい
る。このため、スロープ部本体165には接着だまり部
180を設けてある。さらに図14に示すように、起上
軸181で鉗子起上台137とスロープ部本体165を
回転可能に連結し、スロープ部本体165と着脱カバー
168を接着して三体を一体化してもよい。
【0023】図8は組立完成時の先端部の構成を示す。
鉗子起上台を通り図7の紙面に垂直かつ軸に平行な面で
切った先端部の断面を図9に示す。照明レンズ132に
は光源装置8から照明光を送るライトガイドファイバー
146が対向してあり、ライトガイドファイバー146
は先端部本体134の切り欠き部147内に接着剤を充
填して固定してあり、その切り欠き部147には接着カ
バー148がかぶせられ、先端部本体134より湾曲部
5から挿入部3の全長にわたってシリコン等の保護チュ
ーブ149を接着固定し、さらにその上から湾曲部5の
みシリコン等の保護チューブ150を糸151で縛って
固定している。ライトガイドファイバー146は、図1
1のように、先端部本体134の側壁ねじ部182にH
Uネジ183でとめられている。同じように対物レンズ
131には、ビデオプロセッサ10に導かれる導線(図
示せず)が接続されたCCD152が対向している。対
物レンズ131のレンズユニット184は、図12に示
すように、先端部本体134の側壁ねじ部185にHU
ネジ186でとめられている。ノズル133は、その先
端が絞られていて、先端部本体134に接着固定されて
おり、他端には、送気・送水ピストン18のシリンダ
(図示せず)につながっている送気・送水チューブ15
3が糸154で縛られて固定されている。送気・送水チ
ューブ153の接続部では先端部本体134に切り欠き
部155が設けてあり、送気・送水チューブ153の曲
りを可能にしている。
【0024】図9に示すように、チャンネル135は少
なくとも湾曲部5内において、コイル156を外装して
おり管部材からなるチャンネル口金157の外周に設け
た凸部158に突きあてて接着固定されている。チャン
ネル口金157の凸部158は先端部本体134の凸部
159に突きあて先端部本体134に接着固定するとと
もに、チャンネル口金157の鉗子起上台137側端
は、先端開口部136に滑らかに接着剤を塗布してい
る。他端側は外に広がるラッパ部を有している。鉗子起
上台137の鉗子接触面161は、滑らかな立ちあがり
でU字状溝形状を形成している。また鉗子起上ワイヤー
26は先端開口部136に設けられた案内管162によ
って挿入部3内を経由して操作部1、鉗子起上ワイヤー
開口部23に至っている。案内管162は、鉗子起上台
137側端にラッパ部163が形成されており、先端部
本体134にあけられた段差穴164に接着固定されて
いる。先端部本体134には、鉗子起上ワイヤー26の
移動経路にスロープ部165を形成しており、その途中
にはストッパ突起部166を設け、鉗子起上台137の
起上範囲を規制している。
【0025】図9のI部の詳細を図15に示す。固定カ
バー169の凹状溝172のコーナーは洗浄しやすいよ
うにR形状であり、それに嵌合する着脱カバー168の
底部173の少なくとも外周のコーナーはR面取りで、
内面のコーナーはR面取りまたはC面取りされていう。
【0026】図16は、鉗子起上ワイヤー26の操作部
1側端を示している。プラズマ加工等でより線を溶かし
て球状部187にすると共に、半田等で一体化部188
を構成した。また、段差部189を有していても良い。
【0027】図17は、先端着脱部190、鉗子栓2
2、接続具28、吸引ピストン19、送気・送水ピスト
ン18、保護カバー25を1パッケージで滅菌パック1
91で構成した図を示す。この際、この中の物はオート
レーブ可能な材質で構成されており、実際に滅菌パッ
ク191は、クラフト滅紙の上に上記鉗子栓22等の
物を入れ、ラミネートフィルムでヒートシールしている
滅菌パックが一般的である。
【0028】(作用)一つの症例後、鉗子起上ワイヤー
26が電子内視鏡に接続されている状態より、図6に示
した保護カバー25を取り外す。次に図5に示した接続
具28の止めビス125を回すことにより、鉗子起上ワ
イヤー26と駆動軸27を接続本体119から取り外
す。この状態で先端部4より鉗子起上台137、着脱カ
バー168、鉗子起上ワイヤー26、スロープ部本体1
65が一体になった先端着脱部190を先端部本体13
4に固定された固定カバー169の凹状溝172に嵌合
した着脱カバー168の底部173の切り欠き部177
に弾性変形を加えながら取り外せる。そして、図17に
示した滅菌パック191を開封し、新しい先端着脱部1
90と接続具28を取り外して逆の手順で装着する。具
体的に鉗子起上ワイヤー26を最初に挿入部3、先端部
4の案内管162の開口より挿入していき、鉗子起上ワ
イヤー開口部23の口金パイプ59端より操作部1の外
に出す。この時、着脱カバー168の底部173を固定
カバー169の外周に沿わせ弾性変形を加えながら固定
カバー169の凹状溝172に嵌合し、先端部4への先
端着脱部190を装着する。次に鉗子起上台137を倒
置した状態で、図5に示す様に、まず鉗子起上レバー2
9をスイッチ20側一杯に押し上げた状態で接続本体1
19を駆動軸27に挿入し、次に接続本体119の穴1
20に鉗子起上ワイヤー26を通し、駆動軸27の穴1
28を経由して、側壁124、貫通溝122より鉗子起
上ワイヤー26を接続本体119より、たるみがない張
った状態で出し、止めビス125を回して駆動軸27の
切り欠き部127で鉗子起上ワイヤー26を押し圧して
固定する。この上に保護カバー25を弾性変形接続す
る。これによって鉗子起上レバー29を動かすことによ
って、図4に示す様にL字部材103が点線の位置から
実線の位置に動き、その動きは駆動軸27、接続具2
8、鉗子起上ワイヤー26の順で伝わり、先端部4の鉗
子起上台137を起上させる。
【0029】(効果)鉗子起上台137の周りが、先端
着脱部190ごと取り外せ、残された先端部本体134
は平面のみとなるので、洗浄性が向上すると共に洗浄に
要する手間も少なくなる。鉗子起上ワイヤー26も取り
外せるため、案内管162の中も洗浄も容易になる。こ
れにより鉗子起上ワイヤー26の消耗に対するリペアも
簡単になる。また接続具28も単独で滅菌消毒が可能に
なる。しかも術者がこの部分の組立が簡単であるととも
に装着時の鉗子起上ワイヤー26の調整も簡単に行なえ
る。また、接続具28がグリップ部2の下にある為、術
者の手や顔に体腔内液等の汚物が付着しにくく衛生的で
ある。そして内視鏡に対して着脱自在の物をまとめて滅
菌パック191にすることによって症例間にそれらを洗
浄することがなく新しい滅菌パック191を開封するこ
とによってきれいな物を提供できるので洗浄の手間を省
くことができる。また、鉗子起上ワイヤー26の末端が
一体化処理されているので、ばらけることがない。その
為、案内管162への挿入も引掛りなく出来るとともに
図16のような接続具28の場合には切り欠き部167
に段差部189に引掛けるだけでよいので、接続部が小
型化できる。
【0030】次に本発明の第二実施例について図18を
参照しながら説明する。先端着脱部190において、着
脱カバー192の鉗子起上台137面の先端側側面19
3にフック部194を設けた。それに対応して固定カバ
ー195の端部をR形状端196を設け、その部分の端
面に治具穴197を設け、それと直角の先端部本体13
4端面にフック溝198を設けている。また、固定カバ
ー3195には対物レンズ131、照明レンズ132、
ノズル133の開口窓199を有している。他の構成は
第一実施例と同じである。
【0031】(作用)取り外し時、治具200を治具穴
197に挿入しフック部194をフック溝198から押
し出して取り外す。装着時はその逆でフック部194を
フック溝198に弾性変形させて挿入する。他の作用は
第一実施例と同じである。
【0032】(効果)第一実施例と同様の効果に加え
て、先端着脱部190の先端部4からの取り外しが第一
実施例よりも簡単である。 図19と図20を参照しながら第三実施例について説明
する。
【0033】(構成)図19に示すように、着脱カバー
168と固定カバー169を一体の弾性のプラスチック
材等から構成された先端カバー201で構成し、先端カ
バー201に鉗子起上台137、鉗子起上ワイヤー2
6、スロープ部本体と一体で先端部4の先端部本体13
4から着脱自在にした。先端カバー201の底部には、
対向する2ケ所に、クリック穴202とクリック溝20
3を有している。それに対して、先端部本体134の糸
巻き接着部145側端にはクリック穴202より若干小
径の凸部209をクリック穴202と対応する位置に設
けた。この際、凸部209はノックピン等を圧入して形
成してもよい。その他は第一実施例と同じである。
【0034】また、図19の先端着脱部190の取り外
し治具204を図20に示す。治具204の内径Z′は
先端部外径Zより若干大きめのリング部205からな
り、対抗する2ケ所に取っ手部206を有している。リ
ング部200の肉部には対抗する2ケ所に先端カバー2
01のクリック溝203のピッチYより若干小さめのピ
ッチY′すりわり溝207を有し、その端面からクリッ
ク溝203幅Xより若干小さめの幅X′の凸部208を
クリック溝203の長さWとほぼ同じW′で設けてい
る。この場合、すりわり溝207の長さはクリック溝2
03より長く形成している。
【0035】(作用)取り外し時治具204を挿入端2
09より先端カバー201の底部で糸巻き接着部245
の端面まで挿入し、先端カバー201のクリック溝20
3と治具204の凸部208を嵌合させた状態で治具2
04を挿入方向と逆の方向に引き抜くと、治具204と
一諸に先端カバー201が取り外せる。取り外し後は先
端カバー201のR形状先端を治具204から押し出す
と外れる。その他は第一実施例と同じ。
【0036】(効果)第一実施例と比較して先端着脱部
190の先端部4からの取り外しが簡単である。それ以
外は第一実施例と同じである。 第四実施例について図21を参照しながら説明する。
【0037】(構成)本実施例は基本的に第三実施例と
同じで、その相違点について以下に述べる。先端カバー
210の中にしきり板211を有し、起上軸212で先
端カバー210、スロープ部本体165、鉗子起上台1
37を一体で構成し、鉗子起上台137を起上軸212
に対して所定の角度範囲内で回転可能に設けた。
【0038】(作用)第三実施例と同じである。 (効果)本実施例は起上軸212が両持ちになってお
り、起上軸が片持ちの第三実施例よりも、強度の点で優
れている。その他は第三実施例と同じである。
【0039】第五実施例について図22を参照しながら
説明する。 (構成)本実施例は第三実施例に類似しており、その相
違点を以下に述べる。本実施例では、先端カバー201
を、カバー213とカバー214の二つの部品で構成し
た。カバー213とカバー214には、互いに係合する
凸部215と凹部216がそれぞれ設けられている。
【0040】(作用)第三実施例の様な治具204を使
うことなく、先端部本体134からカバー213、カバ
ー214を取り外せる。他は第3実施例と同じである。 (効果)治具を使わず取り外しが簡単に行なえる。他は
第一実施例と同じである。
【0041】第六実施例について図23を参照しながら
説明する。 (構成)本実施例は第三実施例に類似しており、その相
違について以下に述べる。図23に示すように、先端着
脱部190は、鉗子起上台137とスロープ部本体16
5と鉗子起上ワイヤー26を一体にして、先端カバー2
01と別々に先端部本体134から着脱自在に設けた。
この場合、鉗子起上台137とスロープ部本体165は
起上軸181で所定の角度範囲内において回転できるよ
うに連結されている。スロープ部本体165と先端部本
体134の各々には、位置合わせのために、互いに係合
する凸部217と凹部218がそれぞれ設けられてい
る。第三実施例と同じである。
【0042】(作用)先端カバー201が単独で着脱で
きる以外は第三実施例と同じである。 (効果)第三実施例と同じである。
【0043】第七実施例について図24を参照しながら
説明する。 (構成)本実施例は第六実施例に類似しており、その相
違について以下に述べる。図24に示すように、鉗子起
上台137から鉗子起上ワイヤー26が着脱できるよう
にした。それ以外は第六実施例と同じである。
【0044】(作用)第六実施例で先端カバー201と
同様、鉗子起上ワイヤー26も単独で先端部本体134
から着脱できる。それ以外は第三実施例と同じである。 (効果)第三実施例において、一番消耗の激しい鉗子起
上ワイヤー26を別体で着脱可能にしたので、他の着脱
部材をいかしたまま鉗子起上ワイヤー26のみリペア可
能であり経済的である。他は第三実施例と同じである。
【0045】第八実施例について図25を参照しながら
説明する。 (構成)本実施例は第七実施例に類似しており、その相
違について以下に述べる。図25に示すように、鉗子起
上台137とスロープ部本体165も別着脱自在とし
た。この際、鉗子起上台137に起上ピン凸部219を
1体に設け、それようの起上ピン穴220をスロープ部
本体165に設けた。それ以外は第七実施例と同じであ
る。
【0046】(作用)第三実施例で先端カバー201、
鉗子起上ワイヤー26、鉗子起上台137、スロープ部
本体165を全て単独で先端部本体134から着脱自在
とした。それ以外は第三実施例と同じである。
【0047】(効果)全て着脱部がバラバラであるので
各々が洗浄しやすくリペアも行ないやすい。他は第三実
施例と同じである。 第九実施例について図26を参照しながら説明する。
【0048】(構成)第八実施例において、図26に示
すように、鉗子起上台137と鉗子起上ワイヤー26を
一体で着脱自在とした。それ以外は第八実施例と同じで
ある。
【0049】(作用)第三実施例で先端カバー201と
スロープ部本体165を別体で鉗子起上ワイヤー26と
鉗子起上台137を1体で先端部本体134から着脱自
在とした。それ以外は第三実施例と同じである。
【0050】(効果)第三実施例と同じである。 第十実施例について図27を参照しながら説明する。 (構成)第九実施例において、図27に示すように、弾
性部材のプラスチック等からなる鉗子起上台137の駆
動部に、起上軸223より小さい幅の起上ピンすりわり
221と起上ピン穴222を設け、そしてスロープ部本
体165を先端部本体134と一体に構成し、その間に
起上軸223を有している。
【0051】(作用)第九実施例において、スロープ部
本体165が着脱可能でない点以外は第三実施例と同じ
である。ただし、鉗子起上台137は起上ピンすりわり
221を弾性変形して起上軸223にワンタッチで着脱
できる。
【0052】(効果)第三実施例と同じであるが、第九
実施例より鉗子起上台137の着脱が簡単である。 第十一実施例について図28を参照しながら説明する。
【0053】(構成)第三実施例において、図28に示
すように、先端着脱部190より鉗子起上ワイヤー26
を別体として構成した。その為、先端カバー224には
鉗子起上ワイヤー26の挿入可能なワイヤー溝225と
チップ穴226を鉗子起上台137側側壁に設けた。ま
た鉗子起上台137にはチップ収納部227を設けた。
【0054】(作用)第三実施例において、鉗子起上ワ
イヤー26を別体で先端部本体134から着脱可能とし
た。それ以外は第三実施例と同じである。 (効果)第三実施例と同じであるが、特に消耗しやすい
鉗子起上ワイヤー26を別体で着脱可能である為、他の
着脱部材をいかしたまま、リペア可能であり経済的であ
る。
【0055】第十二実施例について説明する。 (構成)先端カバー201をA、鉗子起上台137を
B、鉗子起上ワイヤー26をC、スロープ部本体165
をDで示し、「+」で連結された二部品は一体化してい
ることを示し、「,」で区切られた構成要素はその単位
で先端部本体134に着脱可能であることを示すとする
と、上述の実施例は以下のように表せる。
【0056】第一〜五実施例…(A,B,C,D) 第六実施例 …(A+B,C,D) 第七実施例 …(A+C+B,D) 第八実施例 …(A+B+C+D) 第九実施例 …(A+C,C+D) 第十実施例 …(A+B,C) 第十一実施例 …(A,B,D+C) これら以外の組み合わせ、すなわち、(A,B+C+
D)、(A,B,C+D)、(A,D+B,C)、
(A,D+B+C)、(A+B+C)、(A,B+
C)、(A,B,C)の構成を第十二実施例としてあげ
ておく。
【0057】(作用)着脱の組合わせが異なるだけで第
三実施例と同じである。 (効果)第三実施例と同じである。 第十三実施例について、図7を参考図として用いて説明
する。
【0058】(構成)図7の構成において、違う機種
(例えば、電子スコープとファイバースコープ等)でも
先端着脱部190を共通化して突きあて部228を基準
面とした。 (作用)(効果)先端着脱部190を機種毎に設ける必
要がなく、誤組立の心配がなくなる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、内視鏡挿入部先端から
先端カバーと鉗子台と鉗子起上操作ワイヤーを取り外せ
るので、操作ワイヤー案内管の内面や起上台収納部を簡
単に洗浄し消毒することができるようになる。乾燥に要
する時間も短縮される。さらに、鉗子起上ワイヤー等着
脱可能な部材の消耗による交換が容易に行なえるので、
修理が素早く安価に行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例による電子内視鏡の全体を
示す。
【図2】鉗子起上ワイヤー開口部の詳細を示す。
【図3】固定カバーのAA断面を示す
【図4】駆動軸開口部と鉗子起上レバーの周辺部の詳細
を示す。
【図5】接続具の詳細な構造を示す。
【図6】保護カバーの構成を示す。
【図7】分解された状態における第一実施例の先端部の
構成を示す。
【図8】組み立てられた状態における第一実施例の先端
部の構成を示す。
【図9】鉗子起上台を通り図7の紙面に垂直かつ軸に平
行な面で切った先端部の断面をに示す。
【図10】図8のG矢視図である。
【図11】図8のEE断面図である。
【図12】図8のFF断面図である。
【図13】図9のHH断面図である。
【図14】図9のHH断面図である。
【図15】図9のI部を拡大して示す図である。
【図16】鉗子起上ワイヤーの操作部側の端部を示す。
【図17】先端着脱部、鉗子栓、接続具、吸引ピスト
ン、送気・送水ピストン、保護カバーを1パッケージで
滅菌パックで構成した図を示す。
【図18】第二実施例の内視鏡の先端部の構成を示す。
【図19】第三実施例の内視鏡の先端部の構成を示す。
【図20】図19の先端着脱部の取り外し治具を示す。
【図21】第四実施例の内視鏡の先端部の構成を示す。
【図22】第五実施例の内視鏡の先端部の構成を示す。
【図23】第六実施例の内視鏡の先端部の構成を示す。
【図24】第七実施例の内視鏡の先端部の構成を示す。
【図25】第八実施例の内視鏡の先端部の構成を示す。
【図26】第九実施例の内視鏡の先端部の構成を示す。
【図27】第十実施例の内視鏡の先端部の構成を示す。
【図28】第十一実施例の内視鏡の先端部の構成を示
す。
【図29】図9に示したスロープ部本体の詳細を示す。
【符号の説明】
1…操作部、3…挿入部、4…先端部、26…鉗子起上
ワイヤー、137…鉗子起上台、168…着脱カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 - 23/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部の先端部に回転可能に設けた鉗子
    起上台を含み、これに連結した操作ワイヤーを手元操作
    部で進退させて鉗子起上台の角度を調整することによ
    り、手元操作部から入れて挿入部の先端部から送り出し
    た鉗子の方向を定める調整機構を備えた内視鏡におい
    て、 挿入部の先端部を覆う先端部カバー及び鉗子起上台、操
    作ワイヤー、そして操作ワイヤーと操作機構とを着脱自
    在に連結する連結機構を、内視鏡の本体に対して着脱自
    在に設けたことを特徴とする内視鏡。
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