JP3300952B1 - ブローノズル - Google Patents
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Abstract
る空気の流れ方向及び流速の分布が均一であり、しか
も、低コストで製造することができるブローノズルの提
供を課題とする。 【解決手段】 スリット6が形成された外筒2内に、ス
リット7が形成された内筒3を配設して成り、外筒2内
に内筒3を配設した際に形成される外筒2と内筒3との
間の空間を空気の流路8として利用し、上記内筒3の一
端側から供給されるブロワ15からの空気が、内筒3
内、内筒3のスリット7、流路8を通って外筒2のスリ
ット6から吐出されるように構成されているブローノズ
ル1において、上記外筒2と内筒3との間に形成される
空間を隔壁9によって仕切り、上記隔壁9を中にして、
隔壁9の一側に外筒2のスリット6を位置させると同時
に隔壁9の他側に内筒3のスリット7を位置させること
によって、隔壁9の他側に位置する内筒3のスリット7
から隔壁9の一側に位置する外筒2のスリット6に至る
までの空間を流路8と成したことを特徴としている。
Description
れる空気を帯状に吐出するためのブローノズルに係り、
さらに詳しくは、ブローノズルから帯状に吐出される空
気の流れ方向及び流速の分布が均一であり、しかも、低
コストで製造することができるブローノズルに関する。
品等の製品を製造する製造ラインにおけるベルトコンベ
ア上にて被乾燥物であるIC部品等の乾燥を行うため
や、エアカーテンを形成するために、空気(温風等)を
帯状に吐出することができるブローノズルが用いられて
いる。
ンベア上に位置するIC部品等の被乾燥物をムラなく乾
燥させるためや、良好なエアカーテンを形成するため
に、ブローノズルから帯状に吐出される空気の流れ方向
及び流速の分布が均一であることが求められ、上記要求
に応えるブローノズルとして、特開平9−79749や
特開2000−334333に示されているような整流
機構を備えたブローノズルが提案されている。
や特開2000−334333に示されているブローノ
ズルは、ブローノズルから吐出される空気を整流するた
めに整流板等の整流機構を必要とし、その結果、多数の
部品とその組み付け工程が必要となり、ブローノズルの
製造コストが高くなってしまうという不具合が生じてお
り、製造コストの低減やより製造コストの低いブローノ
ズルの提供が求められている。
て以前より、長手方向にスリットが形成された筒状体の
みを用いた簡素な構造のブローノズルが利用されている
が、この長手方向にスリットが形成された筒状体のみで
構成されるブローノズルから帯状に吐出される空気の流
れ方向及び流速の分布は均一性に乏しく、そのため、上
記ブローノズルから帯状に吐出される空気の流れ方向及
び流速の分布が均一になるように改良が行われ、図1
6,図17に示したようなブローノズル21が提案され
ている。
方向にスリット26が形成された外筒22と、上記外筒
22内に配設される長手方向にスリット27が形成され
た内筒23より成り、上記外筒に形成されたスリット2
6と内筒23に形成されたスリット27の位置を180
度異なる位置(正反対の位置)に位置させることによっ
て、上記外筒22の内周面24と内筒23の外周面25
との間、即ち、上記内筒23の左右に流路28,29が
形成されており、さらに、上記外筒22内に内筒23を
偏心(図16では、外筒22の中心Mに対して内筒23
の中心Nが下方に偏心している)させた状態で配設し、
上記外筒22に形成されたスリット26を外筒22と内
筒23が最も近づく位置(図中下側)に位置させると共
に、上記内筒23に形成されたスリット27を外筒22
のスリット26とは正反対の側である外筒22と内筒2
3が最も離れた位置(図中上側)に位置させることによ
って、上記内筒23の左右に形成された流路28,29
の断面積が、内筒23のスリット27から外筒22のス
リット26へと向かうに連れて次第に小さくなるように
構成されている。
供給は、内筒23の一端側から行われ(内筒23の他端
側及び外筒22の両端は閉口されている)、ブロワ30
から供給された空気は、上記内筒23の一端側から内筒
23内、内筒23のスリット27、内筒23の左右に形
成された流路28,29、外筒22のスリット26を経
てブローノズル21から吐出されるものであり、上記左
右の流路28,29によって、ブローノズル21から吐
出される空気の整流が行われ、さらに、上記左右の流路
28,29が、内筒23のスリット27から外筒22の
スリット26へと向かうに連れて断面積が次第に小さく
なる様に構成されていることによって、左右の流路2
8,29に流入した空気は、徐々に絞り込まれることと
なり、この絞り込みによって、上記左右の流路28,2
9内を通過する空気に対する整流効果が高まり、ブロー
ノズル21から帯状に吐出される空気の流れ方向及び流
速の分布を均一にすることができるものである。
と、ブローノズル21を構成する外筒22の内周面24
と内筒23の外周面25の間に形成され、しかも、内筒
23のスリット27から外筒22のスリット26へと向
かうに連れて断面積が次第に小さくなるように構成され
た左右の流路28,29の整流効果によって、ブローノ
ズル21から帯状に吐出される空気の流れ方向及び流速
の分布を均一にすることができるものであるが、上記外
筒22の内周面24と内筒23の外周面25との間に形
成された左右の流路28,29の長さに違いが生じてし
まった場合、即ち、内筒23の左右に位置する流路2
8,29の対称性(図17では左右対称)が損なわれて
しまった場合には、内筒23のスリット27から吐出さ
れて左右の流路28,29に分流する空気の流速や流量
等に差が生じることとなり、この流速や流量の差によっ
て、左右の流路28,29から流れ出る空気のバランス
が崩れ、その結果、合流して外筒22のスリット26か
ら吐出される空気の流れに乱れが生じ、ブローノズル2
1から帯状に吐出される空気の流れ方向及び流速の分布
が均一でなくなってしまう不具合が生じていた。
外筒22や内筒23等の加工精度の向上や取付精度の向
上を図る必要があるが、この場合には、ブローノズル2
1を簡素な構造にすることによって得られるコストの低
減の効果が、精度向上のためのコスト増大によって損な
われてしまうこととなり、ブローノズル21を低コスト
で製造することができないものである。
ものであり、ブローノズルから帯状に吐出される空気の
流れ方向及び流速の分布が均一であり、しかも、低コス
トで製造することができるブローノズルの提供を目的と
する。
発明は次の技術的手段を有する。即ち、長手方向にスリ
ット6が形成された外筒2と、上記外筒2内に配設され
る長手方向にスリット7が形成された内筒3を備え、上
記外筒2内に内筒3を配設した際に形成される外筒2の
内周面4と内筒3の外周面5との間の空間を空気の流路
8として利用するブローノズル1であって、上記内筒3
の一端側に空気供給口10を設けると共に、上記内筒3
の他端側を閉口端18と成し、さらに、上記外筒2と内
筒3との間に形成される空間の一端側及び他端側を閉口
端19,20とすることによって、ブロワ15から空気
供給管16を介して供給される空気が、内筒3内、内筒
3のスリット7、流路8を通って外筒2のスリット6か
ら吐出されるように構成されているブローノズル1にお
いて、上記外筒2と内筒3との間に形成される空間に、
上記空間を長手方向に仕切る隔壁9を設け、上記隔壁9
を中にして、隔壁9の一側に上記外筒2のスリット6を
位置させると同時に、隔壁9の他側に上記内筒3のスリ
ット7を位置させ、上記隔壁9の他側に位置する内筒3
のスリット7から上記隔壁の一側に位置する外筒2のス
リット6に至るまでの空間を流路8と成したことを特徴
とするブローノズルである。
ット6を隣接させると共に、上記隔壁9の他側に内筒3
のスリット7を隣接させることにより、上記内筒3のス
リット7から外筒2のスリット6に至るまでの流路8
が、内筒3の周囲をほぼ全周回するように構成されてい
ることを特徴としている。
対して上記内筒3のスリット7の位置を180度回転さ
せた位置にすると共に、上記隔壁9を外筒2のスリット
6と隣接する位置、あるいは、上記隔壁9を内筒3のス
リット7と隣接する位置に設けることにより、上記内筒
3のスリット7から外筒2のスリット6に至るまでの流
路8が、内筒3の周囲を半周回するように構成されてい
ることを特徴としている。
対して上記内筒3のスリット7の位置を任意の角度で回
転させた位置にすると共に、上記隔壁9を外筒2のスリ
ット6と隣接する位置、あるいは、上記隔壁9を内筒3
のスリット7と隣接する位置に設けることにより、上記
内筒3のスリット7から外筒2のスリット6に至るまで
の流路8の長さを任意の長さに調整できるように構成さ
れていることを特徴としている。
2と内筒3との間に形成される空間に隔壁9を設け、上
記隔壁9の一側と他側に、それぞれ外筒2のスリット6
と内筒3のスリット7を位置させ、上記隔壁9によって
区切られた空間の内筒3のスリット7から外筒2のスリ
ット6に至るまでを流路8として利用するものであるの
で、内筒3のスリット7から外筒2のスリット6へと流
れる空気の流路8が一つとなり、よって、二つの流路が
存在する従来のブローノズルのような空気の流れの分流
や合流が生じず、流路8内での整流効果が損なわれるこ
とがないので、ブローノズル1から帯状に吐出される空
気の流れ方向及び流速の分布が均一となる。
に内筒3を配設すると共に、外筒2と内筒3との間に形
成される空間内に、上記空間を長手方向に区切る隔壁9
を設けただけの簡素な構造であるので、ブローノズル1
の製造を低コストで行うことができる。
2のスリット6に至るまでの流路8が、内筒3の周囲を
ほぼ全周回するように構成されていることにより、流路
8による整流効果が最大限に発揮されるブローノズル1
が提供される。
2のスリット6に至るまでの流路8が、内筒3の周囲を
半周するように構成することにより、流路8による整流
効果が得られると同時に、流路8内での損失を抑えるこ
とができるブローノズル1が提供される。
2のスリット6に至るまでの流路8の長さを任意の長さ
に調整できるように構成することにより、ブローノズル
の様々な用途や性能に対応できる最適な流路8長さを備
えたブローノズル1が提供される。
図面に基づき詳細に説明する。図1,図2に示したよう
に、本発明のブローノズル1は、長手方向にスリット6
が形成された外筒2と、上記外筒2内に配設される長手
方向にスリット7が形成された内筒3を備え、上記外筒
2内に内筒3を配設することによって、外筒2の内周面
4と内筒3の外周面5との間に形成される空間を空気の
流路8として利用するものであり、さらに、上記内筒3
の一端側に空気供給口10を設けると共に、上記内筒3
の他端側を閉口端18とし、加えて、上記外筒2と内筒
3との間に形成される空間の一端側及び他端側を閉口端
19,20とすることによって、ブロワ15から空気供
給管16を介して供給される空気が、内筒3内、内筒の
スリット7、流路8を通って外筒2のスリット6から吐
出されるように構成されている。
2と内筒3との間に形成される空間には、上記空間を長
手方向に仕切る隔壁9が設けられており、上記隔壁9を
中にして、隔壁9の一側(図3中、右側)に外筒2のス
リット6を位置させると同時に、隔壁9の他側(図3
中、左側)に内筒3のスリット7を位置させることによ
って、内筒3のスリット7から外筒2のスリット6へと
流れる空気の流路8が形成されている。
スリット6を隔壁9の一側に隣接させると共に、内筒3
のスリット7を隔壁9の他側に隣接させることにより、
内筒3のスリット7から外筒2のスリット6に至るまで
の流路8が、内筒3の周囲をほぼ全周回するように構成
されている。
筒3の他端側の閉口端18と、外筒2と内筒3との間に
形成される空間の一端側及び他端側の閉口端19,20
は、エンドキャップ11,12によって端部の閉口と保
持が行われており、しかも、上記エンドキャップ11,
12には、ブローノズル1を所定の位置に固定するため
の取付部材13,14が設けられており、図1に示す本
実施の形態では、ブローノズル1から下方に向って空気
が帯状に吐出される場合を示している。
筒2に形成されるスリット6の一例を示したものが図4
であり、細長い穴(幅数mm、長さ十数cm)を外筒2
を成す筒状体の長手方向に一列に形成することによっ
て、スリット6が形成されている。
筒3に形成されるスリット7の一例を示したものが図5
であり、矩形の穴(幅数mm、長さが幅の数倍程度)を
筒状体の長手方向に所定の間隔で一列に形成することに
よってスリット7が形成されている。
内筒3が円筒管によって形成されている場合を示し、こ
の場合、上記外筒2の径及び内筒3の径は、ブローノズ
ル1の長さやブローノズル1から吐出される空気の量に
よって異なるものであるが、一例を挙げると、一般的に
利用されている長さ1000mm程度のブローノズル1
の場合、外筒2の直径が114mm(厚さ2mm)程度
とすると、内筒3の直径が89mm(厚さ2mm)程度
となる。
ル1の内筒3の一端側にブロワ15から空気供給管16
を介して供給された空気は、内筒3内、内筒3に形成さ
れたスリット7、内筒3の周囲をほぼ全周回する流路8
を経て、外筒2に形成されたスリット6から帯状に吐出
されるものであり、内筒3の周囲をほぼ全周回する流路
8の整流効果によって、流路8内を流れる空気の流れ方
向及び流速が均一化されるので、ブローノズル1から帯
状に吐出される空気の流れ方向及び流速の分布が均一と
なるものである。
気の流れの状態をより詳しく見てみると、図6(本図
は、ブローノズル1内の空気の流れを3次元的に捉える
ことができるようにした展開図である)に示したよう
に、内筒3内に供給され内筒3のスリット7から流路8
内に吹き出された空気は、外筒2と内筒3との間に形成
された流路8を通って外筒2のスリット6へと向う流れ
(図中矢印a)と、外筒2と内筒3との間の空間を長手
方向に仕切る隔壁9に沿って外筒2と内筒3との間の空
間における他側の閉口端20(内筒3の閉口端18側)
から外筒2と内筒3との間の空間における一側の閉口端
19(内筒3の空気供給口10、即ち、ブロワ側)に向
う流れ(図中矢印b)とに分かれる。
との間の空間における他側の閉口端19から一側の閉口
端20に向う流れbは、外筒2と内筒3との間の空間に
おける他側の閉口端20から一側の閉口端19に向う際
に、隔壁9から外筒2のスリット6へと向う流れ(図中
矢印c)を生じさせる。
における他側の閉口端20から一側の閉口端19に向う
空気の流れbから生じた隔壁9から外筒2のスリット6
へと向う流れcは、外筒2と内筒3との間の空間におけ
る他側の閉口端20から一側の閉口端19に向うに連れ
て段々と流速が大きくなる(図中c1,c2,c3,c
4)ものであって、上記流れaと共に外筒2のスリット
6から吐出される。
6へと向う流れcは、図7に示したように、ブロワ15
から供給される空気の進行方向成分の影響を受けて内筒
3の閉口端18側で流速が大きく、内筒3の空気供給口
10側(ブロワ側)で流速が小さくなっている内筒3の
スリット7から流路8を通って外筒2のスリット6へと
向う流れaの不均一な流速の分布を補うようにして、上
記隔壁9に沿った流れbから生じるものであり、その結
果、内筒3のスリット7から吹き出される空気の量が少
ない流路8のブロワ側にも空気が供給され、ブロワ側か
ら閉口端側に至るまでのどの位置においても流速の分布
が均一となり、流路8による整流も確実に行われること
となるので、外筒2のスリット6から吹き出される空
気、即ち、ブローノズル1から吐出される帯状の空気の
流れ方向及び流速の分布が均一となるものである。
間に形成される空間内に隔壁9を設けることで流路8が
形成されていることによって、内筒3のスリット7から
外筒2のスリット6に至る空気の流路8が一つとなり、
従来のように、二つの空気の流路が存在し、分流と合流
が行われるようなことがないので、空気の流れをバラン
スさせる必要がなく、その結果、外筒2に対する内筒3
の配設位置の精度を高くする必要がなくなり、ブローノ
ズル1の製造コストを低減することができる。
て説明する。図8は、第1の変形例を示し、本変形例で
は、外筒2のスリット6の位置に対して内筒3のスリッ
ト7の位置を180度回転させ、外筒2と内筒3との間
に形成される空間内に設けられる隔壁9を、内筒3のス
リット7に隣接する位置に設けることによって、内筒3
の周囲を半周回する流路8が形成されている場合を示し
ている。
1内における空気の流れの状態を示しているのが、図9
(本図は、ブローノズル1内の空気の流れを3次元的に
捉えることができるようにした展開図である)であり、
内筒3内に供給され内筒3のスリット7から流路8内に
吹き出された空気は、外筒2と内筒3との間に形成され
た流路8を通って外筒2のスリット6へと向う流れ(図
中矢印a)と、外筒2のスリット6と隔壁9との間に形
成された隔壁9によって閉ざされている空間17へ向っ
た後、外筒2と内筒3との間の空間を長手方向に仕切る
隔壁9に沿って外筒2と内筒3との間の空間における他
側の閉口端20(内筒3の閉口端18側)から外筒2と
内筒3との間の空間における一側の閉口端19(内筒3
の空気供給口10、即ち、ブロワ側)に向う流れ(図中
矢印d)とに分かれる。
との間の空間における他側の閉口端19から一側の閉口
端20に向う流れdは、外筒2と内筒3との間の空間に
おける他側の閉口端20から一側の閉口端19に向う際
に、隔壁9から上記隔壁9によって閉ざされている空間
17を通って外筒2のスリット6へと向う流れ(図中矢
印e)を生じさせる。
における他側の閉口端20から一側の閉口端19に向う
空気の流れdから生じた隔壁9から上記隔壁9によって
閉ざされている空間17を通って外筒2のスリット6へ
と向う流れeは、外筒2と内筒3との間の空間における
他側の閉口端20から一側の閉口端19に向うに連れて
段々と流速が大きくなる(図中e1,e2,e3)もの
であって、上記流れaと共に外筒2のスリット6から吐
出される。
て閉ざされている空間17を通って外筒2のスリット6
へと向う流れeは、上述した実施の形態の場合と同様、
ブロワ15から供給される空気の進行方向成分の影響を
受けて内筒3の閉口端18側で流速が大きく、内筒3の
空気供給口10側(ブロワ側)で流速が小さくなってい
る内筒3のスリット7から流路8を通って外筒2のスリ
ット6へと向う流れaの不均一な流速の分布を補うよう
にして、上記隔壁9に沿った流れdから生じるものであ
り、その結果、内筒3のスリット7から吹き出される空
気の量が少ない流路8のブロワ側にも空気が供給され、
ブロワ側から閉口端側に至るまでのどの位置においても
流速の分布が均一となり、流路8による整流も確実に行
われるので、外筒2のスリット6から吹き出される空
気、即ち、ブローノズル1から吐出される帯状の空気の
流れ方向及び流速の分布が均一となるものである。
記第1の変形例と同様、内筒3の周囲を半周回する流路
を形成した場合を示しており、本変形例では、外筒2と
内筒3との間に形成される空間内に設けられる隔壁9
を、外筒2のスリット6に隣接する位置に設けたもので
ある。
7と隔壁9との間に空間17が形成されるものの、図1
1(本図は、ブローノズル1内の空気の流れを3次元的
に捉えることができるようにした展開図である)に示し
たように、隔壁9によって閉ざされている空間17に空
気が流れる事はなく、その結果、上記隔壁9によって閉
ざされている空間17が存在することによって流路8の
整流効果が損なわれることはなく、ブローノズル1から
帯状に吐出される空気の流れ方向及び流速の分布が均一
となるものである。
は、外筒2のスリット6の位置に対して内筒3のスリッ
ト7の位置を90度回転させ、外筒2と内筒3との間に
形成される空間内に設けられる隔壁9を、内筒3のスリ
ット7に隣接する位置に設けることによって、内筒3の
周囲を4分の3周回する流路8が形成されている場合を
示し、この場合にも、内筒3の周囲を周回する流路8に
よる整流効果によって、ブローノズル1から帯状に吐出
される空気の流れ方向及び流速の分布が均一となるもの
である。
形例において、外筒2と内筒3との間に形成される空間
内に設けられる隔壁9を、外筒2のスリット6に隣接す
る位置に設けることも可能である。
筒2のスリット6と内筒3のスリット及び隔壁9との位
置関係は、自由に選択することが可能であり、ブローノ
ズル1の長さ及びブローノズル1から吐出される空気の
流速に最適な流路8の長さとなるようにそれぞれの位置
を決めることができ、また、外筒2と内筒3を互いに回
転可能に配設することも考慮され、この場合には、様々
な用途に対応できるブローノズル1を低コストで提供で
きるものである。
1を構成する外筒2及び内筒3の他の例を示し、外筒2
に形成されるスリット6及び内筒3に形成されるスリッ
ト7が、外筒2及び内筒3を成す筒状体の長手方向に一
列に形成された細長い穴(幅数ミリ、長さ十数センチ)
によって成されている場合を示している。
筒2及び内筒3に形成されるスリット6,7は、外筒2
及び内筒3を成す筒状体の強度を保持するために、長手
方向に一列に形成された複数の穴より成り、隣り合う穴
の間には幅数ミリ〜数十ミリの仕切り部が設けられてい
る場合を示したが、強度的な制限が解決された場合に
は、外筒2及び内筒3を構成する筒状体の一端側から他
端側まで連続する一本の細長い穴によってスリット6,
7を形成することも考慮される。
外筒2と内筒3は、同心上に配設されるのが好ましい
が、図15に示したように、ブローノズル1を構成する
外筒2に対して内筒3が偏心している場合(図では、外
筒2の中心Kに対して内筒3の中心Lが下方に偏心して
いる)も考慮され、この場合でも、従来のブローノズル
(図16,図17参照)のように、二つの流路が存在す
ることによる空気の分流と合流が行われるものではない
ので、外筒2の中心Kに対して内筒3の中心Lが偏心し
ていたとしても流路8内を通過して外筒2のスリット6
から吐出される空気の流れ方向及び流速に影響は無く、
よって、外筒2に対する内筒3の配設位置は、略同心
(ほぼ同心)であれば良いこととなり、外筒2内に内筒
3を配設する際に高い精度が要求されず、ブローノズル
1の製造コストが増加する心配がないと共に、ブローノ
ズル1のメンテナンスを容易に行なうことが可能とな
る。
ーノズルとの性能の比較試験を行った結果について説明
する。尚、比較例には、長手方向に吐出口を成すスリッ
トが形成された8種類の円筒形状のブローノズルを使用
した。
験に用いた8種類の比較例及び本発明のブローノズルに
おける構成と試験結果を示しており、何れのブローノズ
ルも空気の供給がブローノズルの一端側から行われ、他
端側は閉口端に成されている。また、各図中における一
点鎖線矢印は、ブロワから供給される空気の流れを示
し、実線矢印は、ブローノズルから吐出される空気の流
れ方向及び流速の分布を示している。
いた8種類の比較例及び本発明のブローノズルにおける
吐出口を形成するスリットに正対する位置において、ス
リットの閉口端側からブロワ側までの間を等間隔で区切
って設けた10箇所の測定点における流速の測定結果を
示し、ブローノズルから吐出される空気の流速の分布を
示している。
発明のブローノズルについての説明中の流速の精度と
は、各比較例及び本発明のブローノズルから吐出される
空気の流速の最大値と最小値の中間値を求め、上記中間
値を基準とした場合における最大値及び最小値の誤差の
割合を示したものであり、ブローノズルから吐出される
空気の流速の分布が均一かどうかの判断材料を提供する
ものである。
トが形成された単一の筒状体より成る最も簡素な構成の
ブローノズル(図18参照)を示し、試験結果を図18
及び表1に示している。
較例1のブローノズルは、ブロワ側における空気の流れ
が、ブロワから供給される空気の進行方向成分の影響を
受けていると思われ、ブローノズルから帯状に吐出され
る空気の流れ方向の分布は均一とはいえず、また、流速
の精度は±34.3%であり、ブローノズルから帯状に
吐出される空気の流速の分布も均一とはいえない。
トが形成された筒状体中(外筒)に長手方向にスリット
が形成された内筒を配設し、内筒に形成されたスリット
と外筒に形成されたスリットの位置を180度異なる位
置(正反対の位置)に位置させることによって、外筒の
内周面と内筒の外周面とで形成される流路を内筒の左右
に位置させ、ブロワから供給される空気を、内筒内、内
筒のスリット、内筒の左右の流路を経て外筒のスリット
から吐出させるブローノズル(図19参照)を示し、試
験結果を図19及び表2に示している。尚、本比較例の
ブローノズルは、外筒に対して内筒の配設位置を偏心さ
せていない。
較例2のブローノズルは、ブロワ側における空気の流れ
が、ブロワから供給される空気の進行方向成分の影響を
受けていると思われ、ブローノズルから帯状に吐出され
る空気の流れ方向の分布は均一とはいえないが、流速の
精度は±14.7%であり、ブローノズルから帯状に吐
出される空気の流速における分布の均一性が若干改善さ
れているといえる。
トが形成された筒状体内を上下に仕切り、ブロワ側から
供給される空気を筒状体内の上方の流路を経由して閉口
端部側へと導き、筒状体の両端側(閉口端側及びブロワ
側)から空気が吹き込まれるようにしたブローノズル
(図20参照)を示し、試験結果を図20及び表3に示
している。
較例3のブローノズルは、ブロワ側及び閉口端側におけ
る空気の流れが、ブロワから供給される空気の進行方向
成分の影響を受けていると思われ、ブローノズルから帯
状に吐出される空気の流れ方向の分布が均一とはいえ
ず、また、流速の精度は±42.9%であり、特に、中
央付近の流速が大きく、ブローノズルから帯状に吐出さ
れる空気の流速の分布も均一とはいえない。
トが形成された筒状体(外筒)中に内筒を配設し、ブロ
ワから供給される空気を内筒を介して筒状体の閉口端部
側と中央部分に導くことによって、筒状体の中央と両端
側(閉口端側及びブロワ側)から空気が吹き込まれるよ
うにしたブローノズル(図21参照)を示し、試験結果
を図21及び表4に示している。
較例4のブローノズルは、ブローノズルから帯状に吐出
される空気の流れ方向の分布は均一といえるものの、流
速の精度は±25.0%であり、特に、中央付近におけ
る空気の流速が不足しており、ブローノズルから帯状に
吐出される空気の流速の分布は均一とはいえない。
トが形成された筒状体内のブロワ側に邪魔板が配設され
たブローノズル(図22参照)を示し、試験結果を図2
2及び表5に示している。
較例5のブローノズルは、ブロワ側における空気の流れ
に、ブロワから供給される空気の進行方向成分の影響が
残っていると思われ、ブローノズルから帯状に吐出され
る空気の流れ方向及び流速の分布が均一とはいえず、ま
た、流速の精度は±34.5%であり、特に、ブロワ側
における空気の流速が不足しており、ブローノズルから
帯状に吐出される空気の流速の分布も均一とはいえな
い。
トが形成された筒状体内のブロワ側に短い仕切り板が配
設されたブローノズル(図23参照)を示し、試験結果
を図23及び表6に示している。
較例6のブローノズルは、ブロワ側と中央との間におけ
る空気の流れに、ブロワから供給される空気の進行方向
成分の影響が残っていると思われ、ブローノズルから帯
状に吐出される空気の流れ方向及び流速の分布が均一と
はいえず、また、流速の精度は±37.9%であり、特
に、ブロワ側及び閉口端側における空気の流速が不足し
ており、ブローノズルから帯状に吐出される空気の流速
の分布も均一とはいえない。
トが形成された筒状体内のブロワ側にパンチングメタル
の短い内筒が配設されたブローノズル(図24参照)を
示し、試験結果を図24及び表7に示している。
較例7のブローノズルは、ブローノズルから帯状に吐出
される空気の流れ方向の分布は均一といえるものの、流
速の精度は±34.3%であり、特に、閉口端側におけ
る空気の流速が不足しており、ブローノズルから帯状に
吐出される空気の流速の分布は均一とはいえない。
トが形成された筒状体(外筒)中に内筒を配設し、ブロ
ワから供給される空気を内筒を介して筒状体の中央部分
のみに導くことによって、筒状体の中央から空気が吹き
込まれるようにしたブローノズル(図25参照)を示
し、試験結果を図25及び表8に示している。
較例8のブローノズルは、ブローノズルから帯状に吐出
される空気の流れ方向の分布は均一といえるものの、流
速の精度は±33.3%であり、特に、閉口端側におけ
る空気の流速が他の部位に比して大きく、ブローノズル
から帯状に吐出される空気の流速の分布は均一とはいえ
ない。
トに至る流路が内筒の周囲をほぼ全周回するように構成
されたブローノズル(図26参照)を示し、試験結果を
図26及び表9に示している。
発明のブローノズルは、ブローノズルから帯状に吐出さ
れる空気の流れ方向の分布が均一であり、しかも、流速
の精度は±3.6%であり、閉口端側からブロワ側まで
の流速にバラツキがなく、ブローノズルから帯状に吐出
される空気の流速の分布も均一であった。
に、本発明のブローノズルは、ブローノズルから帯状に
吐出される空気の流れ方向及び流速の分布が均一であ
り、しかも、その構造が簡素であると同時に、組み立て
時に高い精度が要求されないので、製造コストやメンテ
ナンスコストの低減が実現できる。
ーノズルの長さを外筒及び内筒の径を変えずに長く(ブ
ローノズルの長さを2500mmとした)して試験を行
った結果、上記比較試験に用いたブローノズルの場合と
同様、ブローノズルから帯状に吐出される空気の流れ方
向及び流速の分布が均一に保たれていることが確認さ
れ、従来のブローノズルのように、ブローノズルを長く
するのに従って径を大きくする必要がなく、しかも、ブ
ローノズルの一端側からの空気の供給で対応することが
でき、空気の供給口を新たに形成する必要がないので、
様々な長さのブローノズルを低コストで製造することが
できる。
様な効果を奏する。即ち、簡易な構成でありながら、ブ
ローノズルから帯状に吐出される空気の流れ方向及び流
速の分布が均一であり、しかも、ブローノズルの製造時
における加工精度や組み付け精度、さらには、メンテナ
ンス時における組み付け精度に高い精度が要求されず、
ブローノズルを低コストで製造することができると同時
に、メンテナンスコストが低く、使い勝手の良いブロー
ノズルが提供される。
図である。
す図である。
る。
ズル内の流れの状態を示す展開図である。
ある。
ノズル内の流れの状態を示す展開図である。
ある。
図である。
図である。
ている場合を示す断面図である。
る。
方向及び流速を示す図である。
方向及び流速を示す図である。
方向及び流速を示す図である。
方向及び流速を示す図である。
方向及び流速を示す図である。
方向及び流速を示す図である。
方向及び流速を示す図である。
方向及び流速を示す図である。
向及び流速を示す図である。
の閉口端 20 外筒2と内筒3との間に形成される空間の他端側
の閉口端 21 従来のブローノズル 22 外筒 23 内筒 24 外筒の内周面 25 内筒の外周面 26 外筒のスリット 27 内筒のスリット 28,29 左右の流路 30 ブロワ
Claims (6)
- 【請求項1】 長手方向にスリット6が形成された外筒
2と、上記外筒2内に配設される長手方向にスリット7
が形成された内筒3を備え、上記外筒2内に内筒3を配
設した際に形成される外筒2の内周面4と内筒3の外周
面5との間の空間を空気の流路8として利用するブロー
ノズル1であって、上記内筒3の一端側に空気供給口1
0を設けると共に、上記内筒3の他端側を閉口端18と
成し、さらに、上記外筒2と内筒3との間に形成される
空間の一端側及び他端側を閉口端19,20とすること
によって、ブロワ15から空気供給管16を介して供給
される空気が、内筒3内、内筒3のスリット7、流路8
を通って外筒2のスリット6から吐出されるように構成
されているブローノズル1において、 上記外筒2と内筒3との間に形成される空間に、上記空
間を長手方向に仕切る隔壁9を設け、上記隔壁9を中に
して、隔壁9の一側に上記外筒2のスリット6を位置さ
せると同時に、隔壁9の他側に上記内筒3のスリット7
を位置させ、上記隔壁9の他側に位置する内筒3のスリ
ット7から上記隔壁の一側に位置する外筒2のスリット
6に至るまでの空間を流路8と成したことを特徴とする
ブローノズル。 - 【請求項2】 上記隔壁9の一側に外筒2のスリット6
を隣接させると共に、上記隔壁9の他側に内筒3のスリ
ット7を隣接させることにより、上記内筒3のスリット
7から外筒2のスリット6に至るまでの流路8が、内筒
3の周囲をほぼ全周回するように構成されていることを
特徴とする請求項1記載のブローノズル。 - 【請求項3】 上記外筒2のスリット6の位置に対して
上記内筒3のスリット7の位置を180度回転させた位
置にすると共に、上記隔壁9を外筒2のスリット6に隣
接する位置に設けることにより、上記内筒3のスリット
7から外筒2のスリット6に至るまでの流路8が、内筒
3の周囲を半周回するように構成されていることを特徴
とする請求項1記載のブローノズル。 - 【請求項4】 上記外筒2のスリット6の位置に対して
上記内筒3のスリット7の位置を180度回転させた位
置にすると共に、上記隔壁9を内筒3のスリット7と隣
接する位置に設けることにより、上記内筒3のスリット
7から外筒2のスリット6に至るまでの流路8が、内筒
3の周囲を半周回するように構成されていることを特徴
とする請求項1記載のブローノズル。 - 【請求項5】 上記外筒2のスリット6の位置に対して
上記内筒3のスリット7の位置を任意の角度で回転させ
た位置にすると共に、上記隔壁9を外筒2のスリット6
と隣接する位置に設けることにより、上記内筒3のスリ
ット7から外筒2のスリット6に至るまでの流路8の長
さを任意の長さに調整できるように構成されていること
を特徴とする請求項1記載のブローノズル。 - 【請求項6】 上記外筒2のスリット6の位置に対して
上記内筒3のスリット7の位置を任意の角度で回転させ
た位置にすると共に、上記隔壁9を内筒3のスリット7
と隣接する位置に設けることにより、上記内筒3のスリ
ット7から外筒2のスリット6に至るまでの流路8の長
さを任意の長さに調整できるように構成されていること
を特徴とする請求項1記載のブローノズル。
Priority Applications (1)
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Publications (2)
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ID=18944576
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JP2001089678A Expired - Lifetime JP3300952B1 (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | ブローノズル |
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CN112191698A (zh) * | 2020-09-29 | 2021-01-08 | 太原科技大学 | 一种用于热轧h型钢高压水除鳞装置 |
CN112888806A (zh) * | 2018-10-26 | 2021-06-01 | 杰富意钢铁株式会社 | 狭缝喷嘴和高硅钢带的制造方法 |
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CN104006646B (zh) * | 2014-04-29 | 2015-12-30 | 吴伟佳 | 一种全方位吹干机构 |
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-
2001
- 2001-03-27 JP JP2001089678A patent/JP3300952B1/ja not_active Expired - Lifetime
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