JP3300607B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3300607B2
JP3300607B2 JP19868096A JP19868096A JP3300607B2 JP 3300607 B2 JP3300607 B2 JP 3300607B2 JP 19868096 A JP19868096 A JP 19868096A JP 19868096 A JP19868096 A JP 19868096A JP 3300607 B2 JP3300607 B2 JP 3300607B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転清掃体を内設す
る吸口体を備えた電気掃除機に係り、特に回転清掃体の
塵埃のかき上げ力を向上し、かつ隅掃除性能を向上させ
る電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機に使用されている吸口
体は、回転清掃体の両外側に同一軸上にタービンを設け
ているものが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の技術において
は、塵埃を掻き上げるのに十分な回転力を得るために、
タービンの幅を広くしなければならず、またタービンが
回転清掃体の両外側に配されているため、回転清掃体の
両側に塵埃をかき上げることができない部分が少なから
ずできてしまい、隅部の塵埃が掃除しにくくなってい
た。
【0004】そこで本発明の目的は、上記課題を解決
し、塵埃を掻き上げるのに十分な回転力を得ながらも、
タービン幅を狭め、隅部の塵埃吸込性能を向上すること
ができる吸口体を備えた電気掃除機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の特徴とするところは、下面に吸込口を有する
下ケースに上ケースを配設して形成された吸口本体と、
前記吸口本体の吸込口に配設された回転清掃体と、前記
回転清掃体の回転軸と同一軸上で前記回転清掃体の外側
に位置し、かつ前記回転清掃体を駆動するための少なく
とも一個のタービンとより構成した吸口体において、前
記タービンは、前記回転清掃体の軸方向に分割された二
つの部分からなり、一方は軸方向に対して螺旋状にひね
られており、他方は反対方向に螺旋状にひねられてお
り、略V字形を呈しており、前記タービンのひねりの方
向が、外側の部分では外側から内側にかけて前記回転清
掃体の回転方向であり、内側の部分では外側から内側に
かけて前記回転清掃体の反回転方向であることを特徴と
する電気掃除機にある。
【0006】この構成によれば、タービンに流れ込む風
の流れの方向を滑らかに転向することができ、タービン
から流出する風の反作用も有効に利用することができる
ので、タービンの効率を向上することができ、タービン
の出力を向上することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施例を添
付の図面を参照して説明する。
【0008】図14に本発明の一実施例に係る電気掃除
機の外観の斜視図を示しており、201は制御回路や電
動送風機等が内蔵された掃除機本体、202は掃除機本
体201の吸込口部に接続されたホース、203は使用
者が握るとともに一端側にホースを接続するホース手元
部、204はホース手元部203の他端側に接続された
延長管、205は延長管204に接続された吸口体、2
06はホース手元部203に設けられたスイッチ操作
部、207はホース手元部203に設けられた第一の赤
外線発光部、208はホース手元部203に設けられた
第二の赤外線発光部、209は掃除機本体201の上面
に設けられた赤外線受光部であり、210は室内の天井を
示している。
【0009】次に本発明にかかる電気掃除機の動作につ
いて説明すると、掃除機の使用者がホース手元部203
に設けられたスイッチ操作部206の一つを押すと、押
されたスイッチに従った信号コードが赤外線信号として
第一の赤外線発光部207及び第二の赤外線発光部20
8より放射される。
【0010】第一の赤外線発光部207は通常の使用状
態では略鉛直上方を向くように配設されており、第一の
赤外線発光部207から放射された赤外線信号は、部屋
の天井や壁に当って反射し、掃除機本体201の赤外線
受光部209に到達する。
【0011】また、第二の赤外線発光部208は、ホー
ス手元部のグリップエンドに略水平より下方に向くよう
に配設されており、第二の赤外線発光部208から放射
された赤外線信号は、直接的に掃除機本体201の赤外
線受光部209に到達する。赤外線受光部209に到達
した赤外線信号は、掃除機本体201に内蔵されている
制御回路を介して掃除機を制御するようにしている。
【0012】本実施例に関する掃除機は、上述したよう
に使用者によって入力された操作情報を、赤外線信号を
利用して掃除機本体201に送信し、掃除機を制御する
ようにしているので、ホース202に電源線を用いるこ
とがなく、ホースの軽量化が図れる。
【0013】このような掃除機に用いられる吸口体は、
電動送風機の吸込気流によって回転するタービンを駆動
源として、回転ブラシを回転させるタイプのものが主に
用いられる。
【0014】本実施例はこのような吸口体の改良に関す
るものであり、図1は本発明の一実施例に係る吸口体2
05の上断面図、図2は図1におけるA−O−A断面
図、図3は吸口体205の吸込口カバー106を外した
状態の上面図、図4は図3における吸口体205の背面
図、図5は吸口体205の上面図、図6は吸口体205
の下面図である。
【0015】図1〜図6において、吸口体205の骨格
となる吸口本体101は、その略中央の高さ位置で上下
に2分割されており、外郭を形成する下ケース102
と、この下ケース102の上部後方に配設される上ケー
ス103とにより形成されている。
【0016】下ケース102と上ケース103とが接触
する位置の外周には、気密を保持するとともに家具等へ
の傷付きを防止する衝撃吸収バンパー104が取付けら
れている。
【0017】吸口本体101の上部前方には、吸込口1
05を覆う吸込口カバー106が着脱自在に配設されて
いる。
【0018】吸口本体101の後端部には上下回動自在
なケーシング107を備え、その先端に回転自在な吸口
継手108を接続している。
【0019】下ケース102には、図6に示すように、
吸口体205全体を前後方向に移動させるとともに、吸
口体205の下面と掃除面との間に一定間隔を保つよう
に一対の前車輪109と一対の後車輪110、及び掃除
機使用中における掃除面に対する圧力を受けるためのロ
ーラー111が配設されている。
【0020】また、下ケース102の前後には吸込口1
05内の吸込圧力を保持する圧力制御板112,113
が配設されている。
【0021】ここで、前車輪109と後車輪110は互
いに相向き合う位置に配置されている。
【0022】吸込口カバー106の内側には横方向にス
ライドする一対の開閉レバー114があり、これを操作
することにより、下ケース102及び上ケース103か
ら取り外すことができる。
【0023】吸口体205の内部には、塵埃の掻き上げ
等を行う回転ブラシ115が配設されている。回転ブラ
シ115には、塵埃の掻き上げ効果の高い可撓性を持つ
ブレード1とナイロン等の拭き効果の高い刷毛2を先端
に縫い付けた、拭きブレード3をロータリーコア4の外
周軸線方向に設けた溝部5に配設して成形され、その両
端には回転軸116が圧入されており、すべり軸受11
7によって回動自在に軸支されている。
【0024】すべり軸受117は、軸受カバー118に
圧入され、下ケース102に設けた一対の対峙した支持
リブ119により保持されている。
【0025】また、回転ブラシ115の両端に圧入され
た左右2本の回転軸116には、タービン120Aが挿
入されている。
【0026】更にこのタービン120Aと対向するよう
にタービン120Bが配設され、これら二つのタービン
120Aとタービン120Bによりタービン120が構
成されている。タービン120Aとタービン120Bの
接合面は超音波溶着により強固に固着されている。
【0027】また、タービン120A,120Bは回転
軸方向に対して、螺旋状にひねられた形状をしており、
タービン120Aは軸受カバー118側から回転ブラシ
115側へ向かって回転ブラシ115の反回転方向にひね
られており、タービン120Bは軸受カバー118側か
ら回転ブラシ115側へ向かって回転ブラシ115の回
転方向にひねられている。
【0028】本実施例に用いられるタービン120は、
このように二つのタービン120Aとタービン120B
により構成することにより、タービンを成形するに当た
っての金型の作成が容易になる。
【0029】次に回転ブラシ115を回転させるための
手段について説明すると、図7は図1の吸口体205に
おけるB−B断面図、図8は吸込口カバー106の裏面
図、図9は吸込口カバー106の背面図(一部図5にお
けるC−C断面図)図10は図8におけるD−D断面
図、図11は図8におけるE−E断面図である。
【0030】本実施例の吸口体205は図7に示すよう
に、タービン120に向って空気を吹き付けるための多
数のノズル121,122(以下多翼ノズル121,1
22と称す)が、タービン120の外周をほぼ覆うよう
に配設されている。
【0031】この多翼ノズル121,122は、上下に
二分割されて配置されており、上側の多翼ノズル121
は図8及び図11に示すように、ねじ123によって吸
込口カバー106の裏面に固定され、また、下側の多翼
ノズル122は図1及び図3に示すように、下ケース1
02にねじ124によって固定されている。
【0032】ここで、多翼ノズル121,122はター
ビン120Bに空気を吹き付けるように配置されてお
り、その空気はタービン120A移動して吸込口105
に流れ込むようになっている。
【0033】また、下ケース102のタービン120の
径方向延長部には前述したように、一対の前車輪と10
9と一対の後車輪110が位置し、タービン120下部
の吸込口105と清掃床面の間のすきまを一定に保つよ
うにしている。
【0034】次に回転ブラシ115を回転させるための
動作について説明すると、タービン120へ吹き付ける
空気は、図3及び図4に示すように吸口体205の上ケ
ース103後部に設けられた多数の通気孔を有する後部
吸気口125、及び吸口体205の上ケース103上部
に設けられた多数の通気孔を有する上部吸気口126より
吸気される。
【0035】後部吸気口125及び上部吸気口126
は、吸気口自体の強度を確保するために吸気口の角部
(後部吸気口125の後端,上部吸気口126の上端)
には通気孔を形成しないようにしている。これにより、
多数の通気孔を有する吸気口自体の強度を確保すること
ができる。
【0036】図12に後部吸気口125の断面図を示し
ており、後部吸気口125は、上ケース103の板厚の
略半分となるように成形し、この板厚が薄くなった上ケ
ース103の吸気口に、通気孔127を形成するように
している。
【0037】吸気口と吸気口の間は板厚の厚いリブ10
3Aが形成されるので、後部吸気口125あるいは上部
吸気口126付近に衝撃が加わった場合においても、板
厚の厚いリブ103Aによって保護されるため、板厚が
薄い吸気口の損傷を防ぐことができる。
【0038】吸口体205の後部には図1に示すよう
に、下ケース102及び上ケース103の前壁によって形
成された仕切壁128Aと、下ケース102の外壁及び
上ケース103の外壁とにより形成された通風路129
Aが設けられている。
【0039】また、回転ブラシ115の前側にも仕切壁
128B及び通風路129Bが同様に形成されている。
【0040】後部吸気口125及び上部吸気口126の
通気孔から吸気された空気は図1及び図7に示すよう
に、通風路129Aを通って下ケース102と一体に成
形された案内壁130によって絞り込まれて多翼ノズル
121,122に導かれ、タービン120に吹き付ける
ようにしている。
【0041】後部吸気口125及び上部吸気口126の
通気孔から吸気された空気の大半は、多翼ノズル121
の手前側からタービン120に導かれるため、多翼ノズ
ル121の前側及び多翼ノズル122にはほとんど空気
が流れない。
【0042】そこで、本実施例では多翼ノズル121の
前側及び多翼ノズル122にも空気を流してタービン1
20(回転ブラシ115)のトルクを向上させるため
に、図8及び図13に示すように吸口体205(吸込口
カバー106)の側面に空気導入口131を設けるよう
にしている。
【0043】空気導入口131を設けることにより、多
翼ノズル121の前側及び多翼ノズル122にも空気が
流れるようになり、タービン120(回転ブラシ11
5)のトルクを向上させることができる。尚、必要に応
じて空気導入孔の数やその位置は適宜選択できるもので
ある。
【0044】タービン120に吹き付けられる空気は前
述のように、まずタービン120Bに流入する。タービ
ン120Bは前述のように回転ブラシ115の回転方向
に螺旋状にひねられているので、タービン120Bに流
入した風はその方向を滑らかに回転軸方向に変えなが
ら、タービン120Aへ流れていく。タービン120A
は前述のように回転ブラシ115の反回転方向に螺旋状
にひねられているので、タービン120Aに流入した風
はその方向を滑らかに反回転方向に変えながら吸込口1
05へ流れていく。
【0045】このように、タービン120に吹き付けら
れた風は、螺旋状のひねり形状により、滑らかに方向を
回転ブラシ115の反回転方向に転向されるため、ター
ビン120での損失が少なく、また風の反作用も有効に
利用することができるので、タービンの効率を向上する
ことができ、従来のタービンより幅を狭くしても塵埃を
掻き上げるのに十分な出力トルクを得ることができる。
【0046】タービン120を流出した風は、図1に示
すように流れた後、吸込口105へ流れ、吸込口105
のほぼ中央部に位置するケーシング107,吸口継手1
08を通って掃除機本体へ導かれる。
【0047】一方、塵埃を含んだ空気は吸込口105か
らケーシング107,吸口継手108を通って掃除機本体
へ導かれる。
【0048】本実施例の吸口体205では、吸口体の後
部吸気口125及び上部吸気口126の通気孔から吸気さ
れた空気をタービン120に流し、吸込口105のほぼ
中央部からケーシング107,吸口継手108を通って
掃除機本体へ吸引しているので、空気は吸込口105内
で高速で回転しながら中央部に移動し、旋回流が発生す
る。
【0049】発生した旋回流は、回転ブラシ115の回
転方向に旋回し、回転ブラシのブレード1に当り、回転
ブラシ115のトルクを向上させる。このときブレード
1は回転ブラシ115の反回転方向に曲がっているため
旋回流を効率良くトルク向上へいかすことができる。
【0050】本実施例によれば、吸口体の後部吸気口1
25及び上部吸気口126の通気孔から吸気された空気
によってタービン120と回転ブラシ115を回転さ
せ、さらに吸込口105内で発生する旋回流の相乗効果
により、掃除面の塵埃を巻き上げながら吸塵できるの
で、集塵性能を大幅に向上できる。
【0051】また、本実施例の吸口体は、使用中に吸口
体を掃除面から持ち上げた場合には、大半の空気が吸込
口105から吸い込まれ、吸口体の後部吸気口125及
び上部吸気口126の通気孔から吸い込まれる空気が減
るので、タービン120及び回転ブラシ115の回転数
が減少する。
【0052】これにより、負荷が軽くなることによって
エアタービンが高速回転して騒音を発生させるという従
来のエアタービンタイプの吸口体の欠点を解消すること
ができる。
【0053】さらに本実施例の吸口体は、掃除面の種類
によって自動的にタービン120及び回転ブラシ115
の回転数が変化するようになっている。
【0054】これは、例えば掃除面が床面あるいは畳と
いった場合には、吸口体205の下面に配設された前車
輪109と後車輪110、及びローラー111によっ
て、吸口体205の下面と床面あるいは畳に所定の隙間
が生じ、吸込口105から吸い込まれる空気の量が増
え、吸口体の後部吸気口125及び上部吸気口126の
通気孔から吸い込まれる空気が減るので、タービン12
0及び回転ブラシ115の回転数が減少するので、回転
ブラシ115による床面の傷付きを防止することができ
る。
【0055】また、掃除面がじゅうたんの場合には、吸
口体205の下面がじゅうたんと密着し、吸込口105
から吸い込まれる空気の量が減り、吸口体の後部吸気口
125及び上部吸気口126の通気孔から吸い込まれる空
気が増加するので、タービン120及び回転ブラシ11
5の回転数が上昇するとともに旋回流が発生する。
【0056】これにより、じゅうたん上の塵埃を回転ブ
ラシ115により掻き出し、さらに旋回流により塵埃を
巻き上げることができ、集塵効率が向上する。
【0057】本実施例の吸口体は上述したように、掃除
面の種類によって自動的にタービン120及び回転ブラ
シ115の回転数が変化するようになっているので、従
来のエアタービンタイプの吸口体に必要であった掃除面
に合わせてエアタービンに吹き付ける空気の量を手動で
切り換える切換レバーが不要となり、操作性が向上す
る。
【0058】本実施例の吸口体の下面部には、前車輪1
09と後車輪110がそれぞれ左右に、また後方中央部
にローラー111が配設される5点車輪としている。
【0059】これは、吸口体の下面部と掃除面との接触
面が不安定になると、回転ブラシ115の左右に配設さ
れるタービン120に流れる空気の量が不均一となり、
回転ブラシ115及びタービン120の回転数が不安定
(トルクが変動)となり、集塵効率が低下するようにな
る。
【0060】そこで、均一にタービン120に空気が流
れるように吸口体の下面部と掃除面との接触面を安定に
保つために5点車輪の構成としたのである。
【0061】これにより、左右のタービン120に流れ
る空気の量がほぼ均一となり、回転ブラシ115及びタ
ービン120の回転数が安定し、集塵効率の低下を防止
することができる。
【0062】次に本実施例の吸口体のメンテナンス方法
について説明する。
【0063】本実施例の吸口体205は先に説明したよ
うに、吸口体の吸込口105の上部に吸込口カバー10
6が配設されている。吸込口カバー106には、吸込口
カバー106の内側で横方向にスライドする開閉レバー
114があり、これを操作することにより、下ケース1
02及び上ケース103から取り外すことができる。ま
た、吸口体205(吸込口カバー106)の側面には凹部
132が形成されている。そして、吸込口カバー106
を取り外す場合には、まず人差指あるいは中指をこの凹
部132に挿入し、親指を開閉レバー114に掛け、開
閉レバー114を外側に向かってスライドさせて係合を
外し、親指と人差指(中指)とで摘みながら外す。
【0064】本実施例によれば、横方向にスライドする
開閉レバー114を吸込口カバー106の内側に設ける
ようにしているので、掃除中に家具等に接触した場合に
おいても外力から開閉レバー114を保護することがで
きる。
【0065】また、吸口体205(吸込口カバー10
6)の側面に凹部132を設けるようにしているので、
人差指あるいは中指をこの凹部132に挿入し、親指を
開閉レバー114に掛け、開閉レバー114を外側に向
かってスライドさせて係合を外し、親指と人差指(中
指)とで摘み、吸込口カバー106を吸口体205から
容易に外すことができる。
【0066】また、多翼ノズル121が吸込口カバー1
06にねじ止めされ、また多翼ノズル122も下ケース
102にねじ止めされているので、吸込口カバー106
を外すと、回転ブラシ115とタービン120のみを外
して清掃ができ使い勝手がきわめてよいものである。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、タ
ービンに螺旋状のひねり形状を与え、略V字状に形成す
ることで、タービンに流れ込む風の流れを滑らかにター
ビンの反回転方向に転向することができ、結果、タービ
ンの損失が減少し、風の反作用を効果的に利用できるの
で、タービン効率が向上し、従来のタービンより幅が狭
くても塵埃を掻き上げるのに必要な回転力を得られる吸
口体を備えた電気掃除機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る吸口体205の上断面
図である。
【図2】図1におけるA−O−A断面図である。
【図3】吸口体205の吸込口カバー106を外した状
態の上面図である。
【図4】図3における吸口体205の背面図である。
【図5】吸口体205の上面図である。
【図6】吸口体205の下面図である。
【図7】図1の吸口体205におけるB−B断面図であ
る。
【図8】吸口体205の吸込口カバー106の裏面図で
ある。
【図9】吸込口カバー106の背面図(一部図5におけ
るC−C断面図)である。
【図10】図8におけるD−D断面図である。
【図11】図8におけるE−E断面図である。
【図12】後部吸気口125部分拡大図である。
【図13】吸口体205の側面図である。
【図14】本発明の一実施例に係る電気掃除機の外観の
斜視図を示す図である。
【符号の説明】
101…吸口本体、102…下ケース、103…上ケー
ス、105…吸込口、106…吸込口カバー、107…
ケーシング、108…吸口継手、109…前車輪、11
0…後車輪、111…ローラー、114…開閉レバー、
115…回転ブラシ、116…回転軸、118…軸受カ
バー、120,120A,120B…タービン、201
…掃除機本体、202…ホース、203…ホース手元
部、204…延長管、205…吸口体、206…スイッ
チ操作部、207…第一の赤外線発光部、208…第二
の赤外線発光部、209…赤外線受光部、210…室内
天井。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田島 泰治 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭64−58223(JP,A) 特開 平5−176870(JP,A) 実開 昭54−177170(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面に吸込口を有する下ケースに上ケース
    を配設して形成された吸口本体と、該吸口本体の吸込口
    に配設された回転清掃体と、前記上ケ―スの前側に位置
    し前記回転清掃体の上部を覆う吸込口カバーと、前記回
    転清掃体の回転軸の両端に配置され、前記回転清掃体を
    空気流で駆動するための1対のタービンと、前記吸口本
    体の下流側で前記吸込口の略中央部に配設される吸込通
    路を有するケーシングと、該ケーシングの下流側に配設
    される吸口継手と、前記上ケ―スに設けられ前記1対の
    タービンに供給する空気を吸気する吸気口と、前記吸気
    口から吸気された空気を前記1対のタービんにそれぞれ
    導く通風路とを備え、 前記タービンは、前記回転清掃体の軸方向に分割された
    二つの部分からなり、外側の部分は外側から内側にかけ
    て前記回転清掃体の回転方向にひねられ、内側の部分は
    外側から内側にかけて前記回転清掃体の反回転方向に
    ねられて略V字形を呈しており、前記通風路からの空気
    は略V字形の開放側から外側の部分に流入して内側の部
    分に移り前記回転清掃体の反回転方向に流れを転向され
    るようになされ、 前記1対のタービンは前記上ケースと下ケースで形成さ
    れる前記吸込口に連通した位置に配置され、 前記1対の
    タービンを通過した空気は前記回転清掃体を旋回して前
    記ケーシングの吸込通路に導かれる構成にしたことを特
    徴とする電気掃除機。
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