JP3300135B2 - 内視鏡撮像装置 - Google Patents
内視鏡撮像装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱滅菌処理される内視
鏡撮像装置に関する。
鏡撮像装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】体腔内等に挿入することによって、体腔
内の深部等を観察したり、必要に応じて処置具を用いる
ことにより、治療処置等も行うことのできる内視鏡が医
療分野において広く用いられるようになった。また、工
業分野においても、ジェットエンジン内部とかプラント
内部等の検査に内視鏡が広く使用されている。特に医療
用内視鏡の場合、使用した内視鏡を確実に滅菌処理する
ことが、感染症等を防止するために必要不可欠になる。
内の深部等を観察したり、必要に応じて処置具を用いる
ことにより、治療処置等も行うことのできる内視鏡が医
療分野において広く用いられるようになった。また、工
業分野においても、ジェットエンジン内部とかプラント
内部等の検査に内視鏡が広く使用されている。特に医療
用内視鏡の場合、使用した内視鏡を確実に滅菌処理する
ことが、感染症等を防止するために必要不可欠になる。
【０００３】従来では、この滅菌処理はＥＯＧ等のガス
とか洗浄液に頼っていたが、周知のように滅菌ガス類は
猛毒であり、滅菌作業の安全性確保の上で滅菌作業は煩
雑である。また、洗浄液の場合は、洗浄液の管理が煩雑
であり、洗浄液の廃棄処理に多大な費用が必要となると
いった欠点がある。
とか洗浄液に頼っていたが、周知のように滅菌ガス類は
猛毒であり、滅菌作業の安全性確保の上で滅菌作業は煩
雑である。また、洗浄液の場合は、洗浄液の管理が煩雑
であり、洗浄液の廃棄処理に多大な費用が必要となると
いった欠点がある。
【０００４】そこで、最近では上記のごとく煩雑な作業
を伴わない熱滅菌（オートクレーブ等）が内視鏡機器で
は主流になりつつある。
を伴わない熱滅菌（オートクレーブ等）が内視鏡機器で
は主流になりつつある。
【０００５】ところで、例えば内視鏡の接眼部に着脱自
在に取り付けて内視鏡像を撮像する内視鏡外付けカメラ
を備えた内視鏡撮像装置では、必要に応じて、測光平均
測光とピーク測光の切り替え、内視鏡像を録画するＶＴ
Ｒのｏｎ−ｏｆｆ制御、内視鏡像をプリントするビデオ
プリンタの制御、調光、フリーズ、レリーズ等の機能を
有したスイッチが設けられる。
在に取り付けて内視鏡像を撮像する内視鏡外付けカメラ
を備えた内視鏡撮像装置では、必要に応じて、測光平均
測光とピーク測光の切り替え、内視鏡像を録画するＶＴ
Ｒのｏｎ−ｏｆｆ制御、内視鏡像をプリントするビデオ
プリンタの制御、調光、フリーズ、レリーズ等の機能を
有したスイッチが設けられる。
【０００６】上記のスイッチは、一般に、内視鏡撮像装
置に設けられたスイッチであったり、内視鏡撮像装置を
駆動制御するカメラコントロールユニットに設けられた
スイッチ、またはカメラコントロールユニットに接続さ
れた床上にて使用されるフットスイッチとして構成され
る。
置に設けられたスイッチであったり、内視鏡撮像装置を
駆動制御するカメラコントロールユニットに設けられた
スイッチ、またはカメラコントロールユニットに接続さ
れた床上にて使用されるフットスイッチとして構成され
る。
【０００７】しかし、カメラコントロールユニットに設
けられたスイッチでは、内視鏡撮像装置を操作している
術者が直接スイッチ操作を行うことができず、またフッ
トスイッチにおいては接続されるケーブル等が床上を這
う、または周辺機材が増え、操作性等が低下するという
問題がある。
けられたスイッチでは、内視鏡撮像装置を操作している
術者が直接スイッチ操作を行うことができず、またフッ
トスイッチにおいては接続されるケーブル等が床上を這
う、または周辺機材が増え、操作性等が低下するという
問題がある。
【０００８】これに対して内視鏡撮像装置に設けられた
スイッチでは、術者は直接スイッチ操作を行うことはで
きる等、操作性に優れ、スイッチの構造を水密構造にす
ることにより、薬液侵漬等の滅菌処理に耐えることがで
きる。
スイッチでは、術者は直接スイッチ操作を行うことはで
きる等、操作性に優れ、スイッチの構造を水密構造にす
ることにより、薬液侵漬等の滅菌処理に耐えることがで
きる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような高温高圧飽和水蒸気滅菌（オートクレーブ滅
菌）に対しては、内視鏡撮像装置に設けられたスイッチ
の構造上、気密構造が取り難く、内視鏡撮像装置内部に
水蒸気が侵入し、内部に設けられた撮像素子等、半導体
に代表される電子部品及び光学系が入り込んだ蒸気のた
め、光学系ではくもりが生じ、電子部品においては部品
劣化及び腐食が生じる虞があるといった問題がある。
たような高温高圧飽和水蒸気滅菌（オートクレーブ滅
菌）に対しては、内視鏡撮像装置に設けられたスイッチ
の構造上、気密構造が取り難く、内視鏡撮像装置内部に
水蒸気が侵入し、内部に設けられた撮像素子等、半導体
に代表される電子部品及び光学系が入り込んだ蒸気のた
め、光学系ではくもりが生じ、電子部品においては部品
劣化及び腐食が生じる虞があるといった問題がある。
【００１０】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、操作性に優れ、前記内視鏡撮像装置内部の気密
性を向上させ、熱滅菌処理を可能とする内視鏡撮像装置
を提供することを目的としている。
であり、操作性に優れ、前記内視鏡撮像装置内部の気密
性を向上させ、熱滅菌処理を可能とする内視鏡撮像装置
を提供することを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の内視鏡撮
像装置は、磁力の変化を受けてオン・オフが切り換えら
れるスイッチと、内視鏡像を撮像するための撮像手段
と、前記スイッチ及び前記撮像手段を気密に保ち内設す
る筐体と、前記筐体の外部に設けられ、前記スイッチに
影響を及ぼす磁力を発生する磁力発生手段と、前記磁力
発生手段の発生する磁力が前記スイッチに与える影響力
を変化させる磁力変更手段と、を具備し、前記スイッチ
のオン・オフに応じて制御されることを特徴とする。ま
た、本発明の第２の内視鏡撮像装置は、光を受光する受
光部を有し、前記受光部に入力する光に応じてオン・オ
フが切り換えられるスイッチと、内視鏡像を撮像するた
めの撮像手段と、前記スイッチ及び前記撮像手段を気密
に保ち内設する筐体と、前記筐体との間で気密を保つと
ともに、前記受光部に光が入射する位置に設けられた光
透過部と、を具備し、前記スイッチのオン・オフに応じ
て制御されることを特徴とする。
像装置は、磁力の変化を受けてオン・オフが切り換えら
れるスイッチと、内視鏡像を撮像するための撮像手段
と、前記スイッチ及び前記撮像手段を気密に保ち内設す
る筐体と、前記筐体の外部に設けられ、前記スイッチに
影響を及ぼす磁力を発生する磁力発生手段と、前記磁力
発生手段の発生する磁力が前記スイッチに与える影響力
を変化させる磁力変更手段と、を具備し、前記スイッチ
のオン・オフに応じて制御されることを特徴とする。ま
た、本発明の第２の内視鏡撮像装置は、光を受光する受
光部を有し、前記受光部に入力する光に応じてオン・オ
フが切り換えられるスイッチと、内視鏡像を撮像するた
めの撮像手段と、前記スイッチ及び前記撮像手段を気密
に保ち内設する筐体と、前記筐体との間で気密を保つと
ともに、前記受光部に光が入射する位置に設けられた光
透過部と、を具備し、前記スイッチのオン・オフに応じ
て制御されることを特徴とする。
【００１２】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。図１ないし図３は本発明の第１実施例に
係わり、図１は第１実施例のカメラヘッドの構成を示す
断面図、図２は図１のカメラヘッドの変形例の外観を示
す外観図、図３は図２プッシュスイッチの構成を示す断
面図である。
ついて述べる。図１ないし図３は本発明の第１実施例に
係わり、図１は第１実施例のカメラヘッドの構成を示す
断面図、図２は図１のカメラヘッドの変形例の外観を示
す外観図、図３は図２プッシュスイッチの構成を示す断
面図である。
【００１３】図１に示すように、本実施例の内視鏡撮像
装置としてのカメラヘッド１は、カメラアダプタ２を介
して、例えば硬性鏡４の接眼部５に着脱自在に取り付け
られるようになっている。前記硬性鏡４は図示しないラ
イトガイド口金部より図示しない光源からの照明光を該
硬性鏡４内を挿通する図示しないライトガイドに供給
し、硬性鏡４の先端前方に照明光を伝送する。そして、
この照明光により得られた内視鏡像を硬性鏡４内を挿通
する図示しない像伝送手段（例えば、リレーレンズ系あ
るいはイメージガイド等）で内視鏡像を接眼部５に伝送
する。
装置としてのカメラヘッド１は、カメラアダプタ２を介
して、例えば硬性鏡４の接眼部５に着脱自在に取り付け
られるようになっている。前記硬性鏡４は図示しないラ
イトガイド口金部より図示しない光源からの照明光を該
硬性鏡４内を挿通する図示しないライトガイドに供給
し、硬性鏡４の先端前方に照明光を伝送する。そして、
この照明光により得られた内視鏡像を硬性鏡４内を挿通
する図示しない像伝送手段（例えば、リレーレンズ系あ
るいはイメージガイド等）で内視鏡像を接眼部５に伝送
する。
【００１４】このように伝送された内視鏡像はカメラア
ダプタ２を介して前記カメラヘッド１内の固体撮像素
子、例えばＣＣＤ７の撮像面に結像するようになってい
る。
ダプタ２を介して前記カメラヘッド１内の固体撮像素
子、例えばＣＣＤ７の撮像面に結像するようになってい
る。
【００１５】前記カメラヘッド１では、入射した内視鏡
像は、カメラヘッド１前面に設けられた第１カバーガラ
ス１１、第１空気層１２、第２カバーガラス１３、第２
空気層１４及び撮像光学系１５を順次透過して前記ＣＣ
Ｄ７の撮像面に結像する。そしてＣＣＤ７により内視鏡
像が電気信号に変換され、プリアンプ等を実装した回路
基板１６を経てコネクタ２７、２８を介して信号ケーブ
ル１７によりを画像情報として図示しないビデオプロセ
ッサに出力されるようになっている。
像は、カメラヘッド１前面に設けられた第１カバーガラ
ス１１、第１空気層１２、第２カバーガラス１３、第２
空気層１４及び撮像光学系１５を順次透過して前記ＣＣ
Ｄ７の撮像面に結像する。そしてＣＣＤ７により内視鏡
像が電気信号に変換され、プリアンプ等を実装した回路
基板１６を経てコネクタ２７、２８を介して信号ケーブ
ル１７によりを画像情報として図示しないビデオプロセ
ッサに出力されるようになっている。
【００１６】前記カメラヘッド１の外装は、内側より導
電層（例えば円筒系部材に金属シースを被覆したもの、
あるいは表面に金属を蒸着したもの、さらには表面に導
電塗料を塗したもの等）２１、絶縁層２２、金属層２３
の３層構造になっている。最外周層を金属層２３として
いるのは、強度等を維持するためである。
電層（例えば円筒系部材に金属シースを被覆したもの、
あるいは表面に金属を蒸着したもの、さらには表面に導
電塗料を塗したもの等）２１、絶縁層２２、金属層２３
の３層構造になっている。最外周層を金属層２３として
いるのは、強度等を維持するためである。
【００１７】前記導電層２１は、一端が前記信号ケーブ
ル１７に固定され、回路基板１６、ＣＣＤ７及び撮像光
学系１５を覆っており、前記信号ケーブル１７の接地ラ
インにより回路基板１６、ＣＣＤ７をシールドしてい
る。
ル１７に固定され、回路基板１６、ＣＣＤ７及び撮像光
学系１５を覆っており、前記信号ケーブル１７の接地ラ
インにより回路基板１６、ＣＣＤ７をシールドしてい
る。
【００１８】また、前記絶縁層２２は前記第２空気層１
４を形成するように前記導電層２１及び第２カバーガラ
ス１３を覆い、基端は基端支持部材２６により前記信号
ケーブル１７にＯリング２４を介して水密に固定されて
いる。
４を形成するように前記導電層２１及び第２カバーガラ
ス１３を覆い、基端は基端支持部材２６により前記信号
ケーブル１７にＯリング２４を介して水密に固定されて
いる。
【００１９】さらに、金属層２３は前記絶縁層２２及び
第１カバーガラス１１を覆い前記絶縁層２２との間に間
隙部２９を形成しており、その基端は前記基端支持部材
２６にＯリング２４を介して水密に固定されている。こ
の金属層２３の先端外周にはネジマウント部２５が設け
られており、このネジマウント部２５によりカメラアダ
プタ２に取り付けられている。また、金属層２３の基端
側及び前記基端支持部材２６の外周は折れ止め部材１８
に覆われており、この折れ止め部材１８により前記信号
ケーブル１７が基端支持部材２６の取付位置で応力が集
中することを防止している。
第１カバーガラス１１を覆い前記絶縁層２２との間に間
隙部２９を形成しており、その基端は前記基端支持部材
２６にＯリング２４を介して水密に固定されている。こ
の金属層２３の先端外周にはネジマウント部２５が設け
られており、このネジマウント部２５によりカメラアダ
プタ２に取り付けられている。また、金属層２３の基端
側及び前記基端支持部材２６の外周は折れ止め部材１８
に覆われており、この折れ止め部材１８により前記信号
ケーブル１７が基端支持部材２６の取付位置で応力が集
中することを防止している。
【００２０】そして前記絶縁層２２により前記導電層２
１と前記金属層２３との絶縁状態を確保するとともに熱
伝導率の低い材質で絶縁層２２を構成しているので、金
属層２３からの熱が導電層２１に伝達しにくい構造とな
っている。
１と前記金属層２３との絶縁状態を確保するとともに熱
伝導率の低い材質で絶縁層２２を構成しているので、金
属層２３からの熱が導電層２１に伝達しにくい構造とな
っている。
【００２１】前記金属層２３の外周面の一部に凹部が設
けられ、この凹部には耐熱性のダイヤフラム３３が配設
されており、内側面に磁石３２を備えたプッシュスイッ
チ３１が磁石３２を介してダイヤフラム３３を押圧する
ことで、プッシュスイッチ３１がカメラヘッド１の径方
向に移動し、押圧力を取り除くことでダイヤフラム３３
の反発力によりプッシュスイッチ３１が元の状態に位置
するようになっている。
けられ、この凹部には耐熱性のダイヤフラム３３が配設
されており、内側面に磁石３２を備えたプッシュスイッ
チ３１が磁石３２を介してダイヤフラム３３を押圧する
ことで、プッシュスイッチ３１がカメラヘッド１の径方
向に移動し、押圧力を取り除くことでダイヤフラム３３
の反発力によりプッシュスイッチ３１が元の状態に位置
するようになっている。
【００２２】そして、プッシュスイッチ３１が磁石３２
を介してダイヤフラム３３を押圧して、磁石３２がカメ
ラヘッド１の径方向に所定量移動すると、その磁力３２
により前記絶縁層２２の磁石３２の対向する位置に設け
られ、例えばステンレス製の被覆３９に覆われたリード
スイッチ３４の接点を引きつけスイッチがｏｎ状態とな
りリードスイッチ基板３６によりスイッチ状態を示す信
号が生成され、信号線３５を介して前記回路基板１６に
出力され、さらに、この回路基板１６及び信号ケーブル
１７を介して図示しないビデオプロセッサに入力するこ
とで、ＶＴＲのｏｎ−ｏｆｆ制御、内視鏡像をプリント
するビデオプリンタの制御、調光、フリーズ、レリーズ
等の操作が実行できるようになっている。
を介してダイヤフラム３３を押圧して、磁石３２がカメ
ラヘッド１の径方向に所定量移動すると、その磁力３２
により前記絶縁層２２の磁石３２の対向する位置に設け
られ、例えばステンレス製の被覆３９に覆われたリード
スイッチ３４の接点を引きつけスイッチがｏｎ状態とな
りリードスイッチ基板３６によりスイッチ状態を示す信
号が生成され、信号線３５を介して前記回路基板１６に
出力され、さらに、この回路基板１６及び信号ケーブル
１７を介して図示しないビデオプロセッサに入力するこ
とで、ＶＴＲのｏｎ−ｏｆｆ制御、内視鏡像をプリント
するビデオプリンタの制御、調光、フリーズ、レリーズ
等の操作が実行できるようになっている。
【００２３】プッシュスイッチ３１は、金属層２３の外
周面に押さえ部材３８を介して防水フィルム３７により
水密構造となっている。
周面に押さえ部材３８を介して防水フィルム３７により
水密構造となっている。
【００２４】尚、図中ではプッシュスイッチ３１は１つ
しか図示していないが、前記金属層２３の外周面には、
同じ構造のプッシュスイッチ３１を複数配置されてお
り、上記機能が割り付けられて構成されている。また、
ダイヤフラムの代わりにバネを用いて構成しても良い。
しか図示していないが、前記金属層２３の外周面には、
同じ構造のプッシュスイッチ３１を複数配置されてお
り、上記機能が割り付けられて構成されている。また、
ダイヤフラムの代わりにバネを用いて構成しても良い。
【００２５】このように構成された本実施例のカメラヘ
ッド１によれば、金属層２３の外周面に押さえ部材３８
を介して防水フィルム３７により水密構造となっている
プッシュスイッチ３１を設けることで、内部に連通させ
ることなく、外周面に各種機能を有したスイッチを備え
ることができ、耐水性、気密性及び断熱性が向上し、熱
滅菌処理を行うことができる。
ッド１によれば、金属層２３の外周面に押さえ部材３８
を介して防水フィルム３７により水密構造となっている
プッシュスイッチ３１を設けることで、内部に連通させ
ることなく、外周面に各種機能を有したスイッチを備え
ることができ、耐水性、気密性及び断熱性が向上し、熱
滅菌処理を行うことができる。
【００２６】尚、第１実施例では、プッシュスイッチ３
１を金属層２３の凹部に防水フィルム３７により水密構
造にして構成するとしたが、これに限らず、図２に示す
ように、着脱自在な複数のプッシュスイッチ４１ａ、４
１ｂを取り付ける構成のカメラヘッド１ａでもよく、こ
のプッシュスイッチ４１ａ（４１ｂ）は、図３に示すよ
うに、内部のリードスイッチ３４に対応する位置の金属
層２３の外周（例えばその位置にマーク等をすることに
より）に着脱自在に装着され、バネ４３を介して磁石４
２をリードスイッチ３４に金属層２３を介して接近させ
て、磁石４２の磁力によりリードスイッチ３４の接点を
引きつけｏｎ状態にする構成とすれば上記第１実施例と
同様な効果を得ることができる。
１を金属層２３の凹部に防水フィルム３７により水密構
造にして構成するとしたが、これに限らず、図２に示す
ように、着脱自在な複数のプッシュスイッチ４１ａ、４
１ｂを取り付ける構成のカメラヘッド１ａでもよく、こ
のプッシュスイッチ４１ａ（４１ｂ）は、図３に示すよ
うに、内部のリードスイッチ３４に対応する位置の金属
層２３の外周（例えばその位置にマーク等をすることに
より）に着脱自在に装着され、バネ４３を介して磁石４
２をリードスイッチ３４に金属層２３を介して接近させ
て、磁石４２の磁力によりリードスイッチ３４の接点を
引きつけｏｎ状態にする構成とすれば上記第１実施例と
同様な効果を得ることができる。
【００２７】次に、第２実施例について説明する。図４
ないし図６は第２実施例に係わり、図４は第２実施例の
カメラヘッドの外観を示す外観図、図５は図４のフォト
スイッチの構成を示す構成図、図６は図４のフォトスイ
ッチの操作を説明する説明図である。第２実施例は第１
実施例とほとんど同じであるので、異なる構成のみ説明
し同一構成には、同じ符号をつけ説明は省略する。
ないし図６は第２実施例に係わり、図４は第２実施例の
カメラヘッドの外観を示す外観図、図５は図４のフォト
スイッチの構成を示す構成図、図６は図４のフォトスイ
ッチの操作を説明する説明図である。第２実施例は第１
実施例とほとんど同じであるので、異なる構成のみ説明
し同一構成には、同じ符号をつけ説明は省略する。
【００２８】第２実施例は、図４に示すように、第１実
施例のプッシュスイッチの代わりに最外層にフォトスイ
ッチ５０を設けたカメラヘッド５１である。このカメラ
ヘッド５１においては、図５に示すように、最外層を耐
熱性を有する透明部材からなる透明層５３を用いて断熱
用多層構造を実現している。そして、フォトスイッチ５
０は、内側にフォトダイオード５４を設けることで透明
層５３からの光に応じてスイッチングするように、フォ
トダイオード５４と対向する透明層５３の外装の一部分
を除いて、他の透明層の外装部を遮光塗料により遮光し
ており、遮光塗料が塗布されていないフォトダイオード
５４と対向する透明層の外装の一部分を、図６（ａ）に
示すように、指等で覆うことによりフォトスイッチ５０
の受光を制御することで光に応じたスイッチング信号を
得るようにしており、この信号を図示しないプロセッサ
に伝送することにより各種機能の制御を行うようになっ
ている。その他の構成、作用、効果は第１実施例と同じ
である。
施例のプッシュスイッチの代わりに最外層にフォトスイ
ッチ５０を設けたカメラヘッド５１である。このカメラ
ヘッド５１においては、図５に示すように、最外層を耐
熱性を有する透明部材からなる透明層５３を用いて断熱
用多層構造を実現している。そして、フォトスイッチ５
０は、内側にフォトダイオード５４を設けることで透明
層５３からの光に応じてスイッチングするように、フォ
トダイオード５４と対向する透明層５３の外装の一部分
を除いて、他の透明層の外装部を遮光塗料により遮光し
ており、遮光塗料が塗布されていないフォトダイオード
５４と対向する透明層の外装の一部分を、図６（ａ）に
示すように、指等で覆うことによりフォトスイッチ５０
の受光を制御することで光に応じたスイッチング信号を
得るようにしており、この信号を図示しないプロセッサ
に伝送することにより各種機能の制御を行うようになっ
ている。その他の構成、作用、効果は第１実施例と同じ
である。
【００２９】尚、フォトスイッチ５０の受光制御は、指
で行うとしたが、図６（ｂ）に示すようなスライドスイ
ッチ５５を遮光塗料が塗布されていないフォトダイオー
ド５４と対向する透明層の外装の一部分に設け、このス
ライドスイッチ５５をスライドさせることによりフォト
スイッチ５０の受光制御を行うようにしても良い。
で行うとしたが、図６（ｂ）に示すようなスライドスイ
ッチ５５を遮光塗料が塗布されていないフォトダイオー
ド５４と対向する透明層の外装の一部分に設け、このス
ライドスイッチ５５をスライドさせることによりフォト
スイッチ５０の受光制御を行うようにしても良い。
【００３０】次に、第３実施例について説明する。図７
は第３実施例に係るフォトスイッチの構成を示す構成図
である。第３実施例は第２実施例とほとんど同じである
ので、異なる構成のみ説明する。
は第３実施例に係るフォトスイッチの構成を示す構成図
である。第３実施例は第２実施例とほとんど同じである
ので、異なる構成のみ説明する。
【００３１】第３実施例のフォトスイッチは、第２実施
例のフォトダイオードの代わりに最外層内側にフォトイ
ンタラプトを備えて構成される点が異なる。すなわち、
図７に示すように、フォトスイッチ６１は、透明層５３
の一部に凹部を設けその内側にフォトインタラプト６３
を配置する。そして、凸部を有する遮光スイッチ部６２
を押圧して透明層５３の凹部に挿入することにより、フ
ォトインタラプトでの発光部から受光部への光の伝送を
制御することでスイッチング信号を得るようにしてお
り、この信号を図示しないプロセッサに伝送することに
より各種機能の制御を行うようになっている。
例のフォトダイオードの代わりに最外層内側にフォトイ
ンタラプトを備えて構成される点が異なる。すなわち、
図７に示すように、フォトスイッチ６１は、透明層５３
の一部に凹部を設けその内側にフォトインタラプト６３
を配置する。そして、凸部を有する遮光スイッチ部６２
を押圧して透明層５３の凹部に挿入することにより、フ
ォトインタラプトでの発光部から受光部への光の伝送を
制御することでスイッチング信号を得るようにしてお
り、この信号を図示しないプロセッサに伝送することに
より各種機能の制御を行うようになっている。
【００３２】尚、遮光スイッチ部６２はバネ６４に付制
されており、フォトスイッチ６１は、防水膜６６で覆わ
れており水密構造となっている。その他の構成、作用、
効果は第２実施例と同じである。
されており、フォトスイッチ６１は、防水膜６６で覆わ
れており水密構造となっている。その他の構成、作用、
効果は第２実施例と同じである。
【００３３】ここで、上記各実施例において、スイッチ
をカメラヘッドに備えるとしたが、これに限らず、内視
鏡側に設けても良いし、内視鏡とカメラヘッドを接続す
るカメラヘッドアダプタに上記各実施例と同様な構成を
スイッチを設けても良い同様な効果を得ることができ
る。
をカメラヘッドに備えるとしたが、これに限らず、内視
鏡側に設けても良いし、内視鏡とカメラヘッドを接続す
るカメラヘッドアダプタに上記各実施例と同様な構成を
スイッチを設けても良い同様な効果を得ることができ
る。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡撮像
装置によれば、当該内視鏡撮像装置内部の気密性を向上
させることができる。
装置によれば、当該内視鏡撮像装置内部の気密性を向上
させることができる。
【図１】第１実施例のカメラヘッドの構成を示す断面図
である。
である。
【図２】図１のカメラヘッドの変形例の外観を示す外観
図ある。
図ある。
【図３】図２プッシュスイッチの構成を示す断面図であ
る。
る。
【図４】第２実施例のカメラヘッドの外観を示す外観図
である。
である。
【図５】図４のフォトスイッチの構成を示す構成図であ
る。
る。
【図６】図４のフォトスイッチの操作を説明する説明図
である。
である。
【図７】第３実施例に係るフォトスイッチの構成を示す
構成図である。
構成図である。
１…カメラヘッド ２…カメラアダプタ ７…ＣＣＤ １１…第１カバーガラス １２…第１空気層 １３…第２カバーガラス １４…第２空気層 １５…撮像光学系 １６…回路基板 １７…信号ケーブル ２１…導電層 ２２…絶縁層 ２３…金属層 ３１…プッシュスイッチ ３２…磁石 ３３…ダイヤフラム ３４…リードスイッチ ３６…リードスイッチ基板 ３７…防水フィルム ３８…押さえ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷沢 信吉 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 龍野 裕 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上原 政夫 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 萩原 雅博 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小柳 秀樹 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平２−87110（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−164330（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−125（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−95886（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−228827（ＪＰ，Ａ) 実開 昭54−12966（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 - 23/26
Claims (2)
- 【請求項１】 磁力の変化を受けてオン・オフが切り換
えられるスイッチと、 内視鏡像を撮像するための撮像手段と、前記スイッチ及び前記撮像手段を気密に保ち内設する筐
体と、 前記筐体の外部に設けられ、前記スイッチに影響を及ぼ
す磁力を発生する磁力発生手段と、 前記磁力発生手段の発生する磁力が前記スイッチに与え
る影響力を変化させる磁力変更手段と、 を具備し、 前記スイッチのオン・オフに応じて制御されることを特
徴とする 内視鏡撮像装置。 - 【請求項２】 光を受光する受光部を有し、前記受光部
に入力する光に応じてオン・オフが切り換えられるスイ
ッチと、 内視鏡像を撮像するための撮像手段と、前記スイッチ及び前記撮像手段を気密に保ち内設する筐
体と、 前記筐体との間で気密を保つとともに、前記受光部に光
が入射する位置に設けられた光透過部と、 を具備し、 前記スイッチのオン・オフに応じて制御されることを特
徴とする 内視鏡撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26667193A JP3300135B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 内視鏡撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26667193A JP3300135B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 内視鏡撮像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07116113A JPH07116113A (ja) | 1995-05-09 |
| JP3300135B2 true JP3300135B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=17434080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26667193A Expired - Fee Related JP3300135B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 内視鏡撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3300135B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010119422A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Fujifilm Corp | 内視鏡装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2005319291A (ja) * | 2004-04-19 | 2005-11-17 | Acmi Corp | 内視鏡用のオートクレーブ滅菌可能なビデオカメラ |
| JP2006320481A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Olympus Medical Systems Corp | 医療機器操作用装置 |
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-
1993
- 1993-10-25 JP JP26667193A patent/JP3300135B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010119422A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Fujifilm Corp | 内視鏡装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07116113A (ja) | 1995-05-09 |
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