JP3299945B2 - カードコネクタ - Google Patents
カードコネクタInfo
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- JP3299945B2 JP3299945B2 JP31610999A JP31610999A JP3299945B2 JP 3299945 B2 JP3299945 B2 JP 3299945B2 JP 31610999 A JP31610999 A JP 31610999A JP 31610999 A JP31610999 A JP 31610999A JP 3299945 B2 JP3299945 B2 JP 3299945B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- connector
- upper plate
- plate portion
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/64—Means for preventing incorrect coupling
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリカード等の
ＩＣカードを挿脱させるカードコネクタに関し、詳しく
は、前記ＩＣカードが不適切な状態、例えば裏返しの状
態で挿入された場合にＩＣカードが適正位置まで挿入さ
れるのを防止する誤挿入防止機能を備えたカードコネク
タに関する。
ＩＣカードを挿脱させるカードコネクタに関し、詳しく
は、前記ＩＣカードが不適切な状態、例えば裏返しの状
態で挿入された場合にＩＣカードが適正位置まで挿入さ
れるのを防止する誤挿入防止機能を備えたカードコネク
タに関する。
【０００２】
【従来の技術】電子集積化回路技術の進歩によりメモリ
の記憶容量が飛躍的に増大している今日、文字、映像、
及び音声などの様々な情報の記録に、薄肉で小型なＩＣ
カードが使用される傾向にあり、それに伴い、前記ＩＣ
カードと電子機器と結ぶコネクタも種々提案、実施され
ている。
の記憶容量が飛躍的に増大している今日、文字、映像、
及び音声などの様々な情報の記録に、薄肉で小型なＩＣ
カードが使用される傾向にあり、それに伴い、前記ＩＣ
カードと電子機器と結ぶコネクタも種々提案、実施され
ている。
【０００３】図１５（ａ），（ｂ）は、現在、提案され
ているＩＣカード１の一例を示している。図示のよう
に、ここに示すＩＣカード１は、内部の集積化回路を略
矩形のケース内に格納したカード本体２と、このカード
本体２内の集積化回路に接続され、カード本体２からそ
の前端部外方へと導出された複数の接触パッド３とを備
える。そして、カード本体２には、その裏面４において
外方へと突出する凸面部４ａが形成されると共に、一つ
の角部には切欠部５が形成されている。
ているＩＣカード１の一例を示している。図示のよう
に、ここに示すＩＣカード１は、内部の集積化回路を略
矩形のケース内に格納したカード本体２と、このカード
本体２内の集積化回路に接続され、カード本体２からそ
の前端部外方へと導出された複数の接触パッド３とを備
える。そして、カード本体２には、その裏面４において
外方へと突出する凸面部４ａが形成されると共に、一つ
の角部には切欠部５が形成されている。
【０００４】前記凸面部４ａはその両外側面間の幅が、
カード本体２における両外側面間の幅より狭小に設定さ
れた矩形形状をなしており、裏面４側において前記凸面
部４ａ以外の面、すなわち低面部４ｂとの間には段差が
形成されている。なお、ここに示す凸面部４ａは、カー
ド本体２の裏面４の前部に形成した複数の接触パッド３
を区轄する複数の隔壁６の外端面６ａをも含み、その各
隔壁６間に形成されている低面部４ｂに前記接触パッド
３が固着されている。
カード本体２における両外側面間の幅より狭小に設定さ
れた矩形形状をなしており、裏面４側において前記凸面
部４ａ以外の面、すなわち低面部４ｂとの間には段差が
形成されている。なお、ここに示す凸面部４ａは、カー
ド本体２の裏面４の前部に形成した複数の接触パッド３
を区轄する複数の隔壁６の外端面６ａをも含み、その各
隔壁６間に形成されている低面部４ｂに前記接触パッド
３が固着されている。
【０００５】また、前記切欠部５はカード本体２の前部
における一方の角部を斜めに切欠形成した形状をなすも
のであり、これにより、カード本体２の前部はその挿入
方向(Ｘ方向)において左右非対称となっている。
における一方の角部を斜めに切欠形成した形状をなすも
のであり、これにより、カード本体２の前部はその挿入
方向(Ｘ方向)において左右非対称となっている。
【０００６】また、図１６は前記ＩＣカードを装着する
ためのカードコネクタ１０を示している。このカードコ
ネクタ１０は、前記ＩＣカード１を挿脱可能に保持する
コネクタ本体１１と、このコネクタ本体に挿入されたＩ
Ｃカード１との電気的接続をなす電気接触子１２を備え
る。
ためのカードコネクタ１０を示している。このカードコ
ネクタ１０は、前記ＩＣカード１を挿脱可能に保持する
コネクタ本体１１と、このコネクタ本体に挿入されたＩ
Ｃカード１との電気的接続をなす電気接触子１２を備え
る。
【０００７】前記コネクタ本体１１は、ＩＣカード１の
側面を案内する案内面１３ａを備えた側部１３と、ＩＣ
カード１の裏面４または表面７を支持する支持面１４ａ
及び前記ＩＣカードの挿脱方向において前記凸面部を移
動可能に嵌合させる段部１４ｂを形成してなる底部１４
と、ＩＣカード１の上方への浮上を抑えつつ案内する上
板部１５と、を備えるものとなっている。また、前記電
気接触子１２は、ＩＣカード１の接触パッド３に対応し
て配置され、それぞれ前記底部１４に片持ちばね状に保
持されている。そして、このコネクタ本体１１は、所定
の電子機器などに設けられる基板上の位置に載置固定さ
れ、電気接触子１２の下端部が基板上の所定の導通部に
半田付けされるようになっている。
側面を案内する案内面１３ａを備えた側部１３と、ＩＣ
カード１の裏面４または表面７を支持する支持面１４ａ
及び前記ＩＣカードの挿脱方向において前記凸面部を移
動可能に嵌合させる段部１４ｂを形成してなる底部１４
と、ＩＣカード１の上方への浮上を抑えつつ案内する上
板部１５と、を備えるものとなっている。また、前記電
気接触子１２は、ＩＣカード１の接触パッド３に対応し
て配置され、それぞれ前記底部１４に片持ちばね状に保
持されている。そして、このコネクタ本体１１は、所定
の電子機器などに設けられる基板上の位置に載置固定さ
れ、電気接触子１２の下端部が基板上の所定の導通部に
半田付けされるようになっている。
【０００８】上記構成を有するカードコネクタ１０に対
し、前記ＩＣカード１を装着する場合には、ＩＣカード
１の表面７を上方に向け、その裏面４を前記支持面１４
ａ上に支持させると共に、ＩＣカード１の両外側面をコ
ネクタ本体１１の両案内面１３ａに案内させつつ挿入方
向（Ｘ方向）へと押し込んで行く。この際、前記ＩＣカ
ード１の裏面４に形成した凸面部４ａは、コネクタ本体
１１の底部１４に形成された段部１４ｂに嵌合しつつ移
動する。
し、前記ＩＣカード１を装着する場合には、ＩＣカード
１の表面７を上方に向け、その裏面４を前記支持面１４
ａ上に支持させると共に、ＩＣカード１の両外側面をコ
ネクタ本体１１の両案内面１３ａに案内させつつ挿入方
向（Ｘ方向）へと押し込んで行く。この際、前記ＩＣカ
ード１の裏面４に形成した凸面部４ａは、コネクタ本体
１１の底部１４に形成された段部１４ｂに嵌合しつつ移
動する。
【０００９】そして、最終的にＩＣカード１の前端部が
コネクタ本体１１の当接部１６（図１９参照）に当接す
ることによって、前記接触パッド３が電気接触子１２に
接触し、装着は完了する（図１７参照）。この挿入動作
において、ＩＣカード１は、上板部の下面によって上方
への浮上、離脱を阻止されるため何人も容易かつ適正な
挿入、装着を行うことができる。
コネクタ本体１１の当接部１６（図１９参照）に当接す
ることによって、前記接触パッド３が電気接触子１２に
接触し、装着は完了する（図１７参照）。この挿入動作
において、ＩＣカード１は、上板部の下面によって上方
への浮上、離脱を阻止されるため何人も容易かつ適正な
挿入、装着を行うことができる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、図１６
に示すコネクタにあっては、ＩＣカード１が適正な方向
に向けて挿入されれば、カードコネクタ１０への装着は
容易かつ確実に行うことができるが、ＩＣカード１が不
適切な向きで挿入された場合、つまり誤挿入された場合
にはカードコネクタが破損する可能性があり、良好な操
作性が得られないという問題があった。
に示すコネクタにあっては、ＩＣカード１が適正な方向
に向けて挿入されれば、カードコネクタ１０への装着は
容易かつ確実に行うことができるが、ＩＣカード１が不
適切な向きで挿入された場合、つまり誤挿入された場合
にはカードコネクタが破損する可能性があり、良好な操
作性が得られないという問題があった。
【００１１】例えば、図１８に示すように、ＩＣカード
が裏返った状態で挿入されると、ＩＣカード１の裏面４
に形成した凸面部４ａが平面側（上方）に突出するた
め、その状態で前記ＩＣカード１を挿入して行くと、図
１９に示すように、前記凸面部４ａが前記上板部１５の
後端に当接する。しかしながら、この状態は完全な挿入
状態となっていないため、ユーザがさらにこれを無理に
押圧する可能性がある。この場合、ＩＣカードは、図１
９に示すように凸面部４ａが上板部１５の下面より僅か
に平面側へと突出した状態となっているため、強い押圧
力が加わると図２０に示すように、ＩＣカード１はコネ
クタ本体１１の底部１４と上板部１５との間に侵入し、
上板部１５を変形させるという不都合が発生した。
が裏返った状態で挿入されると、ＩＣカード１の裏面４
に形成した凸面部４ａが平面側（上方）に突出するた
め、その状態で前記ＩＣカード１を挿入して行くと、図
１９に示すように、前記凸面部４ａが前記上板部１５の
後端に当接する。しかしながら、この状態は完全な挿入
状態となっていないため、ユーザがさらにこれを無理に
押圧する可能性がある。この場合、ＩＣカードは、図１
９に示すように凸面部４ａが上板部１５の下面より僅か
に平面側へと突出した状態となっているため、強い押圧
力が加わると図２０に示すように、ＩＣカード１はコネ
クタ本体１１の底部１４と上板部１５との間に侵入し、
上板部１５を変形させるという不都合が発生した。
【００１２】また、こうした不都合が発生した場合、上
板部１５に伴ってコネクタ本体１１の側部１３も変形
し、コネクタ本体１１の側部１３に取り付けられたプリ
ント基板固定用の半田付け金具やコンタクト等における
半田付け箇所に負荷が加わり、半田が剥離してコネクタ
の接続信頼性が損なわれるという問題も発生した。
板部１５に伴ってコネクタ本体１１の側部１３も変形
し、コネクタ本体１１の側部１３に取り付けられたプリ
ント基板固定用の半田付け金具やコンタクト等における
半田付け箇所に負荷が加わり、半田が剥離してコネクタ
の接続信頼性が損なわれるという問題も発生した。
【００１３】本発明は、上記カードコネクタの課題に着
目してなされたもので、ＩＣカードが不適切な向きで誤
挿入されるのを防止し、誤挿入による破損の発生を未然
に防ぐことができる高信頼性のカードコネクタの提供を
目的とする。
目してなされたもので、ＩＣカードが不適切な向きで誤
挿入されるのを防止し、誤挿入による破損の発生を未然
に防ぐことができる高信頼性のカードコネクタの提供を
目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような構成を備える。
め、本発明は以下のような構成を備える。
【００１５】すなわち、請求項１記載の発明は、裏面側
に凸面部を形成したＩＣカードを挿脱可能に保持するコ
ネクタ本体を備えると共に、このコネクタ本体に挿入さ
れたＩＣカードとの電気的接続をなす電気接触子を備え
たカードコネクタであって、前記コネクタ本体は、挿入
された前記ＩＣカードの側面を案内する側面側案内面を
備えた側部と、挿入された前記ＩＣカードの表面または
裏面を支持する支持面を有すると共に、前記ＩＣカード
の裏面支持状態において前記裏面に形成された凸面部を
前記ＩＣカードの挿脱方向に沿って移動可能に嵌合させ
る段部を形成してなる底部と、前記底部に対向して設け
られ、挿入された前記ＩＣカードの平面側への浮上を規
制する上板部と、前記コネクタ本体に、前記ＩＣカード
をその挿入方向における所定の位置において前記平面側
へと付勢する付勢手段とを設け、前記上板部は、前記Ｉ
Ｃカードの表面に対向して案内する平面側案内面と、前
記ＩＣカードの表面を支持する支持面によって支持させ
た状態において前記ＩＣカードの凸面部と所定の係止位
置で当接しその係止位置より挿入方向前方への移動を阻
止する係止部とを備え、前記係止部は前記付勢手段によ
るＩＣカードへの付勢位置よりＩＣカードの挿入方向前
方に配置することを特徴とするものである。
に凸面部を形成したＩＣカードを挿脱可能に保持するコ
ネクタ本体を備えると共に、このコネクタ本体に挿入さ
れたＩＣカードとの電気的接続をなす電気接触子を備え
たカードコネクタであって、前記コネクタ本体は、挿入
された前記ＩＣカードの側面を案内する側面側案内面を
備えた側部と、挿入された前記ＩＣカードの表面または
裏面を支持する支持面を有すると共に、前記ＩＣカード
の裏面支持状態において前記裏面に形成された凸面部を
前記ＩＣカードの挿脱方向に沿って移動可能に嵌合させ
る段部を形成してなる底部と、前記底部に対向して設け
られ、挿入された前記ＩＣカードの平面側への浮上を規
制する上板部と、前記コネクタ本体に、前記ＩＣカード
をその挿入方向における所定の位置において前記平面側
へと付勢する付勢手段とを設け、前記上板部は、前記Ｉ
Ｃカードの表面に対向して案内する平面側案内面と、前
記ＩＣカードの表面を支持する支持面によって支持させ
た状態において前記ＩＣカードの凸面部と所定の係止位
置で当接しその係止位置より挿入方向前方への移動を阻
止する係止部とを備え、前記係止部は前記付勢手段によ
るＩＣカードへの付勢位置よりＩＣカードの挿入方向前
方に配置することを特徴とするものである。
【００１６】また、請求項２記載の発明は、前記請求項
１記載の発明において、前記係止部は、上板部の端面で
あることを特徴とするものである。
１記載の発明において、前記係止部は、上板部の端面で
あることを特徴とするものである。
【００１７】請求項３記載の発明は、請求項１記載の発
明において上板部は、矩形形状をなしその底面側に形成
される前記平面側案内面と、上板部の平面側案内面に平
面側へと没入する凹面部とを有し、前記係止部は、前記
凹面部に底部側へと突出しかつ前記ＩＣカード挿入方向
と直交する方向へ延出する係止面によって形成されるこ
とを特徴とするものである。
明において上板部は、矩形形状をなしその底面側に形成
される前記平面側案内面と、上板部の平面側案内面に平
面側へと没入する凹面部とを有し、前記係止部は、前記
凹面部に底部側へと突出しかつ前記ＩＣカード挿入方向
と直交する方向へ延出する係止面によって形成されるこ
とを特徴とするものである。
【００１８】請求項４記載の発明は、前記請求項１ない
し３いずれか記載の発明において、前記付勢手段は、前
記支持面に平面側に突出するよう形成された弾性部材に
よって形成されることを特徴とするものである。
し３いずれか記載の発明において、前記付勢手段は、前
記支持面に平面側に突出するよう形成された弾性部材に
よって形成されることを特徴とするものである。
【００１９】請求項５記載の発明において、請求項４記
載の発明において、弾性部材は、前記支持面に突設され
たばねであることを特徴とするものである。
載の発明において、弾性部材は、前記支持面に突設され
たばねであることを特徴とするものである。
【００２０】請求項６記載の発明は、請求項４記載の発
明において弾性部材は、前記底部によって平面方向へと
突出するよう保持された可撓性部材を有する前記電気接
触子であることを特徴とするものである。
明において弾性部材は、前記底部によって平面方向へと
突出するよう保持された可撓性部材を有する前記電気接
触子であることを特徴とするものである。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図を参
照して説明する。
照して説明する。
【００２２】図１ないし図９は、本発明の第１の実施形
態におけるカードコネクタを示す図である。なお、上記
従来技術に示したものと同一部分には同一符号を付して
いる。
態におけるカードコネクタを示す図である。なお、上記
従来技術に示したものと同一部分には同一符号を付して
いる。
【００２３】この第１の実施形態に係るコネクタに適用
するＩＣカード１は、図１５（ａ），（ｂ）に示したも
のと同様であるため、ここではその説明は省略する。ま
た、この第１の実施形態におけるコネクタ２０は、前記
ＩＣカード１を挿脱可能に保持するコネクタ本体２１
と、このコネクタ本体２１に挿入されたＩＣカード１と
の電気的接続をなす電気接触子２２とを備えるものとな
っている。コネクタ本体２１は、前記ＩＣカード１の左
右両外側面を案内する案内面２３ａを備えた側部２３
と、ＩＣカード１の裏面４の低面部４ｂまたは表面７を
支持する支持面２４ａを有すると共に前記ＩＣカード１
の裏面支持状態において前記裏面４に形成された凸面部
４ａをＩＣカード１の挿脱方向に沿って移動可能に嵌合
させる段部２４ｂを備えた底部２４と、この底部２４に
対向して設けられ、挿入動作において前記ＩＣカード１
の平面側への浮上を規制して案内する上板部２５と、前
記ＩＣカード１が適正状態で挿入されたときその前端部
に当接して適正挿入位置に係止する当接部２６とを備え
たものとなっており、前記側部２３、底部２４、電気接
触子２２及び当接部２６等は、前述の図１６ないし２０
に示したものと略同様の構造を有するものとなってい
る。
するＩＣカード１は、図１５（ａ），（ｂ）に示したも
のと同様であるため、ここではその説明は省略する。ま
た、この第１の実施形態におけるコネクタ２０は、前記
ＩＣカード１を挿脱可能に保持するコネクタ本体２１
と、このコネクタ本体２１に挿入されたＩＣカード１と
の電気的接続をなす電気接触子２２とを備えるものとな
っている。コネクタ本体２１は、前記ＩＣカード１の左
右両外側面を案内する案内面２３ａを備えた側部２３
と、ＩＣカード１の裏面４の低面部４ｂまたは表面７を
支持する支持面２４ａを有すると共に前記ＩＣカード１
の裏面支持状態において前記裏面４に形成された凸面部
４ａをＩＣカード１の挿脱方向に沿って移動可能に嵌合
させる段部２４ｂを備えた底部２４と、この底部２４に
対向して設けられ、挿入動作において前記ＩＣカード１
の平面側への浮上を規制して案内する上板部２５と、前
記ＩＣカード１が適正状態で挿入されたときその前端部
に当接して適正挿入位置に係止する当接部２６とを備え
たものとなっており、前記側部２３、底部２４、電気接
触子２２及び当接部２６等は、前述の図１６ないし２０
に示したものと略同様の構造を有するものとなってい
る。
【００２４】また、前記上板部２５は、コネクタ本体２
１の底部２４に対向して庇状に突出形成されており、左
右両側部２３の上端から案内面２３ａより内方へと突出
する左右一対の側方規制部２５ａと、前記当接部２６の
上端から内方へと突出する前方規制部２５ｂとを一体形
成することにより、全体として平面視コ字状をなしてい
る。
１の底部２４に対向して庇状に突出形成されており、左
右両側部２３の上端から案内面２３ａより内方へと突出
する左右一対の側方規制部２５ａと、前記当接部２６の
上端から内方へと突出する前方規制部２５ｂとを一体形
成することにより、全体として平面視コ字状をなしてい
る。
【００２５】そして、前記上板部２５には、その端縁に
よって三方が囲繞されかつ一方が切欠された矩形の嵌合
溝ｇが形成される。この嵌合溝ｇの横幅（ＩＣカードの
挿入方向と直交する方向における幅）Ｔ１は、前記ＩＣ
カードの凸面部４ａの横幅ｔ１（図１５（ａ）参照）よ
り僅かに大きな値に設定されている。また、このカード
コネクタ２０における上板部２５の下面から底部２４の
支持面２４ａに至る距離間隔Ｔ２は、前記ＩＣカード１
の低面部４ｂから表面７に至る距離（厚さ）ｔ２（図１
５（ｂ）参照）より僅かに大きな値に設定されている。
よって三方が囲繞されかつ一方が切欠された矩形の嵌合
溝ｇが形成される。この嵌合溝ｇの横幅（ＩＣカードの
挿入方向と直交する方向における幅）Ｔ１は、前記ＩＣ
カードの凸面部４ａの横幅ｔ１（図１５（ａ）参照）よ
り僅かに大きな値に設定されている。また、このカード
コネクタ２０における上板部２５の下面から底部２４の
支持面２４ａに至る距離間隔Ｔ２は、前記ＩＣカード１
の低面部４ｂから表面７に至る距離（厚さ）ｔ２（図１
５（ｂ）参照）より僅かに大きな値に設定されている。
【００２６】また、前記コネクタ本体２１には、前記Ｉ
Ｃカード１が図７に示すような不適切な状態、すなわち
ＩＣカード１の表面７を前記底部２４の支持面２４ａに
よって支持させた状態で挿入された場合に、前記ＩＣカ
ード１が適正挿入位置まで挿入されるのを阻止する誤挿
入防止構造が設けられている。
Ｃカード１が図７に示すような不適切な状態、すなわち
ＩＣカード１の表面７を前記底部２４の支持面２４ａに
よって支持させた状態で挿入された場合に、前記ＩＣカ
ード１が適正挿入位置まで挿入されるのを阻止する誤挿
入防止構造が設けられている。
【００２７】この誤挿入防止構造は、図１ないし図３に
示すように、前記コネクタ本体２１の支持面２４ａに固
定した弾性部材からなる板ばね（付勢手段）２８と、前
記前方規制部２５ｂとによって構成されている。板ばね
２８は、底部２４の一側方に形成された取付溝２４ｃの
後側壁２４ｄに略水平な状態で片持ちばね状に保持され
ており、その自由端には、平面側へと湾曲する押圧部２
８ａが形成され、これが前記底部２４の支持面２４ａよ
り上方へと突出している。
示すように、前記コネクタ本体２１の支持面２４ａに固
定した弾性部材からなる板ばね（付勢手段）２８と、前
記前方規制部２５ｂとによって構成されている。板ばね
２８は、底部２４の一側方に形成された取付溝２４ｃの
後側壁２４ｄに略水平な状態で片持ちばね状に保持され
ており、その自由端には、平面側へと湾曲する押圧部２
８ａが形成され、これが前記底部２４の支持面２４ａよ
り上方へと突出している。
【００２８】なお、この板ばね２８は、押圧部２８ａを
除く他の部分が前記取付溝２４ｃ内に収容されており、
前記押圧部２８ａのみが前記支持面２４ａから平面側
（上方）へと突出している。また、前記押圧部２８ａ
は、前記上板部２５の前方規制部２５ｂより挿入方向
（Ｘ方向）後方に位置している。
除く他の部分が前記取付溝２４ｃ内に収容されており、
前記押圧部２８ａのみが前記支持面２４ａから平面側
（上方）へと突出している。また、前記押圧部２８ａ
は、前記上板部２５の前方規制部２５ｂより挿入方向
（Ｘ方向）後方に位置している。
【００２９】そして、上記前方規制部２５ｂの後端部
（係止部）２５ｂ１は、前記板ばね２８の押圧部２８ａ
よりＩＣカードの挿入方向前方に位置するよう設定され
ている。
（係止部）２５ｂ１は、前記板ばね２８の押圧部２８ａ
よりＩＣカードの挿入方向前方に位置するよう設定され
ている。
【００３０】上記のように構成されたカードコネクタに
おいて、ＩＣカード１を図４に示すような適正な向きに
把持し、図５に示すようにＩＣカード１の裏面４をコネ
クタ本体２１の底部２４にて支持させながら挿入する
と、前記側方規制部２５ａに案内されてＩＣカード１は
上方へと浮上することなく移動して行き、前端部が前記
板ばね２８の押圧部２８ａに接する。ここで、さらなる
前方への押圧力が加えられることにより、ＩＣカード１
は押圧部２８ａを押圧し、板ばね２８を湾曲させて取付
溝２４ｃ内へと押し込みつつ移動する。そして最終的に
ＩＣカード１の前端部が前記当接部２６に当接し、それ
以上の挿入は阻止される（図５及び図６参照）。この時
点で、ＩＣカード１の挿入位置は適正挿入位置となり、
接触パッド３はカードコネクタ２０の電気接触子２２に
対し適正な圧力をもって接触する。
おいて、ＩＣカード１を図４に示すような適正な向きに
把持し、図５に示すようにＩＣカード１の裏面４をコネ
クタ本体２１の底部２４にて支持させながら挿入する
と、前記側方規制部２５ａに案内されてＩＣカード１は
上方へと浮上することなく移動して行き、前端部が前記
板ばね２８の押圧部２８ａに接する。ここで、さらなる
前方への押圧力が加えられることにより、ＩＣカード１
は押圧部２８ａを押圧し、板ばね２８を湾曲させて取付
溝２４ｃ内へと押し込みつつ移動する。そして最終的に
ＩＣカード１の前端部が前記当接部２６に当接し、それ
以上の挿入は阻止される（図５及び図６参照）。この時
点で、ＩＣカード１の挿入位置は適正挿入位置となり、
接触パッド３はカードコネクタ２０の電気接触子２２に
対し適正な圧力をもって接触する。
【００３１】一方、前記ＩＣカード１が図７に示すよう
な不適切な向きに把持され、ＩＣカード１の表面７がコ
ネクタ本体１１の支持面２４ａに支持された状態で挿入
された場合、ＩＣカード１はその両外側面が両案内面２
３ａに、裏面４の低面部４ｂが側方規制部２５ａに案内
されて移動して行き、その表面部７が前記板ばね２８の
押圧部２８ａに当接してこれを押し下げながら移動して
行く（図９参照）。従って、前記押圧部２８ａに達した
後、ＩＣカード１は板ばねからの付勢力を受け、低面部
４ｂが前記側方規制部２５ａに圧接する。
な不適切な向きに把持され、ＩＣカード１の表面７がコ
ネクタ本体１１の支持面２４ａに支持された状態で挿入
された場合、ＩＣカード１はその両外側面が両案内面２
３ａに、裏面４の低面部４ｂが側方規制部２５ａに案内
されて移動して行き、その表面部７が前記板ばね２８の
押圧部２８ａに当接してこれを押し下げながら移動して
行く（図９参照）。従って、前記押圧部２８ａに達した
後、ＩＣカード１は板ばねからの付勢力を受け、低面部
４ｂが前記側方規制部２５ａに圧接する。
【００３２】この後、ＩＣカード１の前端部は前記当接
部２６より後方へと突出する前方規制部２５の後端部２
５ｂ１に当接するが（図８参照）、このとき前記ＩＣカ
ード１は、低面部４ｂが上板部２５の下面に圧接した状
態となるため、上方へと突出した凸部４ａは上板部２５
へと侵入することはなく、後端部２５ｂ１へと確実に当
接し、前方への挿入を防止することができる。このた
め、ＩＣカード１は前記の適正挿入位置に比して明らか
に挿入方向後方へと突出した状態となり、これによって
ＩＣカード１が誤挿入されたことをユーザに認識させる
ことができ、無理な挿入によるコネクタ本体２１及びＩ
Ｃカード１の破損などを未然に防ぐことができる。
部２６より後方へと突出する前方規制部２５の後端部２
５ｂ１に当接するが（図８参照）、このとき前記ＩＣカ
ード１は、低面部４ｂが上板部２５の下面に圧接した状
態となるため、上方へと突出した凸部４ａは上板部２５
へと侵入することはなく、後端部２５ｂ１へと確実に当
接し、前方への挿入を防止することができる。このた
め、ＩＣカード１は前記の適正挿入位置に比して明らか
に挿入方向後方へと突出した状態となり、これによって
ＩＣカード１が誤挿入されたことをユーザに認識させる
ことができ、無理な挿入によるコネクタ本体２１及びＩ
Ｃカード１の破損などを未然に防ぐことができる。
【００３３】次に本発明の第２の実施形態を図１０ない
し図１２に基づき説明する。なお、上記第１の実施形態
と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、その説明
の詳細は省く。
し図１２に基づき説明する。なお、上記第１の実施形態
と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、その説明
の詳細は省く。
【００３４】上記第１の実施形態においては、ＩＣカー
ド１が適正な向きで挿入された場合にＩＣカード１の浮
上を防止する上板部２５が平面視コ字状をなすものとし
たが、この第２の実施形態におけるカードコネクタ３０
のコネクタ本体３１は、上板部３５が平面視矩形形状を
なし、ＩＣカード１の挿入部分を略全面的に覆うものと
なっている。
ド１が適正な向きで挿入された場合にＩＣカード１の浮
上を防止する上板部２５が平面視コ字状をなすものとし
たが、この第２の実施形態におけるカードコネクタ３０
のコネクタ本体３１は、上板部３５が平面視矩形形状を
なし、ＩＣカード１の挿入部分を略全面的に覆うものと
なっている。
【００３５】そして、前記上板部３５の下面には、その
両側部に沿って前後に延出する規制面３５ａと、この規
制面３５ａより平面側（上方）へと没入する嵌挿溝とし
ての凹面部３５ｂと、底面側へと突出する係止面（係止
部）３５ｃとが設けられている。前記規制面３５ａは前
記底部２４の支持面２４ａに対向しており、その対向間
隔Ｔ４は、前記ＩＣカード１の低面部４ｂから表面７に
至る距離ｔ２より僅かに大なる値に設定されている。ま
た、凹面部３５ｂから規制面３５ａに至る距離Ｔ５は、
前記ＩＣカード１の凸面部４ａから低面部４ｂに至る距
離ｔ３より僅かに大きな間隔に設定されている。さら
に、前記係止面３５ｃの底面側への突出量Ｔ６（厚さ）
も前記Ｔ５と同一に設定されている。
両側部に沿って前後に延出する規制面３５ａと、この規
制面３５ａより平面側（上方）へと没入する嵌挿溝とし
ての凹面部３５ｂと、底面側へと突出する係止面（係止
部）３５ｃとが設けられている。前記規制面３５ａは前
記底部２４の支持面２４ａに対向しており、その対向間
隔Ｔ４は、前記ＩＣカード１の低面部４ｂから表面７に
至る距離ｔ２より僅かに大なる値に設定されている。ま
た、凹面部３５ｂから規制面３５ａに至る距離Ｔ５は、
前記ＩＣカード１の凸面部４ａから低面部４ｂに至る距
離ｔ３より僅かに大きな間隔に設定されている。さら
に、前記係止面３５ｃの底面側への突出量Ｔ６（厚さ）
も前記Ｔ５と同一に設定されている。
【００３６】なお、その他の構成は上記第１の実施形態
と同様である。
と同様である。
【００３７】以上のように構成されたこの第２の実施形
態によれば、ＩＣカード１の表裏の向きが不適切な状態
で挿入されたとしても、ＩＣカード１の低面部４ｂは前
記規制面３５ａに微小な間隙を介して対向し、かつ平面
側（上方）に突出する凸面部４ａは、前記凹面部３５ｂ
に微小な間隙を介して対向するため、前記板ばね２８の
押圧部２８ａと当接するまでは、ＩＣカード１はコネク
タ本体３１ａ内に無理なく挿入されるが、押圧部２８ａ
と当接することにより平面側へと押圧され、ＩＣカード
１の低面部４ｂが上板部３５の規制面３５ａに圧接す
る。このため、ＩＣカード１の凸面部４ａは、確実に係
止面３５ｃに当接し、例え強い力でＩＣカードが押圧さ
れても凸面部４ａが係止面３５ｃの下方へと侵入するこ
とはなく、ここで確実に係止される。この係止位置は、
適正挿入位置（当接部２６とＩＣカード１の前端部が当
接する位置）より明らかに手前であるため、ユーザはこ
の誤挿入状態を容易に認識することができる。
態によれば、ＩＣカード１の表裏の向きが不適切な状態
で挿入されたとしても、ＩＣカード１の低面部４ｂは前
記規制面３５ａに微小な間隙を介して対向し、かつ平面
側（上方）に突出する凸面部４ａは、前記凹面部３５ｂ
に微小な間隙を介して対向するため、前記板ばね２８の
押圧部２８ａと当接するまでは、ＩＣカード１はコネク
タ本体３１ａ内に無理なく挿入されるが、押圧部２８ａ
と当接することにより平面側へと押圧され、ＩＣカード
１の低面部４ｂが上板部３５の規制面３５ａに圧接す
る。このため、ＩＣカード１の凸面部４ａは、確実に係
止面３５ｃに当接し、例え強い力でＩＣカードが押圧さ
れても凸面部４ａが係止面３５ｃの下方へと侵入するこ
とはなく、ここで確実に係止される。この係止位置は、
適正挿入位置（当接部２６とＩＣカード１の前端部が当
接する位置）より明らかに手前であるため、ユーザはこ
の誤挿入状態を容易に認識することができる。
【００３８】また、ＩＣカード１を適正状態で挿入した
場合には、前記規制面３５ａがＩＣカード１の浮上を抑
えるため、ＩＣカード１は円滑かつ適正に適正挿入位置
へと案内される。しかも、この第２の実施形態において
は、上板部３５が矩形形状をなしているため、これが補
強材として機能し、カードコネクタ２０全体の剛性を高
めると共に、ＩＣカードの保護、及び塵埃の侵入防止な
ど面からも有効に機能する。
場合には、前記規制面３５ａがＩＣカード１の浮上を抑
えるため、ＩＣカード１は円滑かつ適正に適正挿入位置
へと案内される。しかも、この第２の実施形態において
は、上板部３５が矩形形状をなしているため、これが補
強材として機能し、カードコネクタ２０全体の剛性を高
めると共に、ＩＣカードの保護、及び塵埃の侵入防止な
ど面からも有効に機能する。
【００３９】ところで、上記各実施形態では、挿入され
たＩＣカード１を平面側へと付勢する付勢手段として板
ばね２８をコネクタ本体２１の支持面２４ａに付加した
場合を例に採り説明したが、付勢手段としては板ばね以
外の弾性部材を用いることも可能であり、また、図１３
及び図１４に示す第３の実施形態のように、ＩＣカード
１の接触パッド３との電気的接触を行う電気接触子２２
を付勢手段として用いることも可能である。なお、図１
３及び図１４において、上記第１の実施形態と同一もし
くは相当部分には同一符号を付してある。
たＩＣカード１を平面側へと付勢する付勢手段として板
ばね２８をコネクタ本体２１の支持面２４ａに付加した
場合を例に採り説明したが、付勢手段としては板ばね以
外の弾性部材を用いることも可能であり、また、図１３
及び図１４に示す第３の実施形態のように、ＩＣカード
１の接触パッド３との電気的接触を行う電気接触子２２
を付勢手段として用いることも可能である。なお、図１
３及び図１４において、上記第１の実施形態と同一もし
くは相当部分には同一符号を付してある。
【００４０】この第３の実施形態に係るカードコネクタ
４０は、コネクタ本体４１に保持される電気接触子２２
の弾性力によってＩＣカード１を平面側へと付勢し、Ｉ
Ｃカード１を上板部の側方規制部に圧接させるようにす
ると共に、ＩＣカード１と電気接触子２２との圧接位置
に対し、前方規制部２５ｂの後端部２５ｂ１の位置をＩ
Ｃカード１の挿入方向前方に設定したものとなってい
る。
４０は、コネクタ本体４１に保持される電気接触子２２
の弾性力によってＩＣカード１を平面側へと付勢し、Ｉ
Ｃカード１を上板部の側方規制部に圧接させるようにす
ると共に、ＩＣカード１と電気接触子２２との圧接位置
に対し、前方規制部２５ｂの後端部２５ｂ１の位置をＩ
Ｃカード１の挿入方向前方に設定したものとなってい
る。
【００４１】従って、この第３の実施形態においては、
ＩＣカード１は前方規制部２５ｂへの到達前に、電気接
触子２２の付勢力によって平面側（上方）へと付勢さ
れ、ＩＣカード１と上板部２５とが圧接するため、ＩＣ
カード１が裏返された状態で挿入された場合には、凸面
部４ａを前方規制部２５ｂの後端部２５ｂ１に確実に当
接させることができ、ＩＣカード１を適正挿入位置前で
確実に係止することができる。
ＩＣカード１は前方規制部２５ｂへの到達前に、電気接
触子２２の付勢力によって平面側（上方）へと付勢さ
れ、ＩＣカード１と上板部２５とが圧接するため、ＩＣ
カード１が裏返された状態で挿入された場合には、凸面
部４ａを前方規制部２５ｂの後端部２５ｂ１に確実に当
接させることができ、ＩＣカード１を適正挿入位置前で
確実に係止することができる。
【００４２】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るカード
コネクタによれば、ＩＣカードが誤挿入された場合、Ｉ
Ｃカードを適正挿入位置手前で係止し、それ以上の挿入
を阻止するようになっているため、ユーザはＩＣカード
が誤挿入されたことを容易に認識することができる。こ
のため、ＩＣカードの無理な挿入が行われることもなく
なり、コネクタ本体やＩＣカードの破損を未然に防止す
ることができる。
コネクタによれば、ＩＣカードが誤挿入された場合、Ｉ
Ｃカードを適正挿入位置手前で係止し、それ以上の挿入
を阻止するようになっているため、ユーザはＩＣカード
が誤挿入されたことを容易に認識することができる。こ
のため、ＩＣカードの無理な挿入が行われることもなく
なり、コネクタ本体やＩＣカードの破損を未然に防止す
ることができる。
【図１】本発明の第１の実施形態におけるカードコネク
タの外観斜視図である。
タの外観斜視図である。
【図２】本発明の第１の実施形態における底部を示す横
断面図である。
断面図である。
【図３】図１に示したもののＡ−Ａ線断面図である。
【図４】図１に示したカードコネクタに対し適正な向き
でＩＣカードが挿入される状態を示す斜視図である。
でＩＣカードが挿入される状態を示す斜視図である。
【図５】図４に示した状態からＩＣカードがカードコネ
クタに適正挿入位置まで挿入された状態を示す斜視図で
ある。
クタに適正挿入位置まで挿入された状態を示す斜視図で
ある。
【図６】図４に示したＩＣカードのカード挿入状態を示
す横断面図である。
す横断面図である。
【図７】図１に示したカードコネクタに対し不適切な向
きでＩＣカードが挿入される状態を示す斜視図である。
きでＩＣカードが挿入される状態を示す斜視図である。
【図８】図７に示した状態からＩＣカードがカードコネ
クタの前方規制部の後端部に当接する位置まで挿入され
た状態を示す斜視図である。
クタの前方規制部の後端部に当接する位置まで挿入され
た状態を示す斜視図である。
【図９】図８に示したＩＣカードのカード挿入状態を示
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
【図１０】本発明の第２の実施形態におけるカードコネ
クタを正面側から観た一部切欠斜視図である。
クタを正面側から観た一部切欠斜視図である。
【図１１】図１０に示したものの底部側から観た斜視図
である。
である。
【図１２】図１１に示したものの上面側から観た斜視図
である。
である。
【図１３】本発明の第３の実施形態におけるカードコネ
クタを示す斜視図である。
クタを示す斜視図である。
【図１４】図１３に示した状態からＩＣカードがカード
コネクタの前方規制部の後端部に当接する状態まで挿入
された状態を示す縦断側面図である。
コネクタの前方規制部の後端部に当接する状態まで挿入
された状態を示す縦断側面図である。
【図１５】ＩＣカードを示す斜視図であり、（ａ）はＩ
Ｃカードの裏面側から観た斜視図、（ｂ）は表面側から
観た斜視図である。
Ｃカードの裏面側から観た斜視図、（ｂ）は表面側から
観た斜視図である。
【図１６】本発明の先行技術に係るカードコネクタを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図１７】図１６に示したカードコネクタにおいてＩＣ
カードが適切な向きで挿入された状態を示す斜視図であ
る。
カードが適切な向きで挿入された状態を示す斜視図であ
る。
【図１８】図１６に示したカードコネクタにおいてＩＣ
カードが不適切な向きで挿入された状態を示す斜視図で
ある。
カードが不適切な向きで挿入された状態を示す斜視図で
ある。
【図１９】図１６に示したカードコネクタにおいてＩＣ
カードが不適切な向きで挿入され、上板部にＩＣカード
の凸面部が当接した状態を示す縦断側面図である。
カードが不適切な向きで挿入され、上板部にＩＣカード
の凸面部が当接した状態を示す縦断側面図である。
【図２０】図１９に示した状態からさらにＩＣカードが
挿入された状態を示す縦断側面図である。
挿入された状態を示す縦断側面図である。
１ ＩＣカード ２ カード本体 ３ 接触パッド ４ 裏面 ４ａ 凸面部 ４ｂ 低面部 ５ 切欠部 ６ 隔壁 ６ａ 外端面 ２０ カードコネクタ ２１ コネクタ本体 ２３ 側部 ２３ａ 案内面 ２４ 底部 ２４ａ 支持面 ２４ｂ 段部 ２５ 上板部 ２５ａ 側方規制部 ２５ｂ 前方規制部 ２５ｂ１ 後端部 ２６ 当接部 ２８ 板ばね ２８ａ 押圧部 ３０ カードコネクタ ３１ コネクタ本体 ３５ 上板部 ３５ａ 規制部 ３５ｂ 凹面部 ４０ カードコネクタ ４１ コネクタ本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−53503（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−153524（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−148457（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−7694（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−5138（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 13/64 H01R 13/642 H01R 107:00 H01R 23/68
Claims (6)
- 【請求項１】 裏面側に凸面部を形成したＩＣカードを
挿脱可能に保持するコネクタ本体を備えると共に、この
コネクタ本体に挿入されたＩＣカードとの電気的接続を
なす電気接触子を備えたカードコネクタであって、 前記コネクタ本体は、 挿入された前記ＩＣカードの側面を案内する側面側案内
面を備えた側部と、 挿入された前記ＩＣカードの表面または裏面を支持する
支持面を有すると共に、前記ＩＣカードの裏面支持状態
において前記裏面に形成された凸面部を前記ＩＣカード
の挿脱方向に沿って移動可能に嵌合させる段部を形成し
てなる底部と、 前記底部に対向して設けられ、挿入された前記ＩＣカー
ドの平面側への浮上を規制する上板部と、 前記コネクタ本体に、前記ＩＣカードをその挿入方向に
おける所定の位置において前記平面側へと付勢する付勢
手段と、を設け、 前記上板部は、 前記ＩＣカードの表面に対向して案内する平面側案内面
と、 前記ＩＣカードの表面を支持する支持面によって支持さ
せた状態において、前記ＩＣカードの凸面部と所定の係
止位置で当接し、その係止位置より挿入方向前方への移
動を阻止する係止部とを備え、 前記係止部は、前記付勢手段によるＩＣカードへの付勢
位置よりＩＣカードの挿入方向前方に配置することを特
徴とするカードコネクタ。 - 【請求項２】 前記係止部は、上板部の端面であること
を特徴とする請求項１記載のカードコネクタ。 - 【請求項３】 上板部は、矩形形状をなしその底面側に
形成される前記平面側案内面と、上板部の平面側案内面
に平面側へと没入する凹面部とを有し、前記係止部は、
前記凹面部に底面側底部側へと突出しかつ前記ＩＣカー
ド挿入方向と直交する方向へ延出する係止面によって形
成されることを特徴とする請求項１記載のカードコネク
タ。 - 【請求項４】 前記付勢手段は、前記支持面に平面側に
突出するよう形成された弾性部材によって形成されるこ
とを特徴とする請求項１ないし３いずれか記載のカード
コネクタ。 - 【請求項５】 弾性部材は、前記支持面に突設されたば
ねであることを特徴とする請求項４記載のカードコネク
タ。 - 【請求項６】 弾性部材は、前記底部によって平面方向
へと突出するよう保持された可撓性部材を有する前記電
気接触子であることを特徴とする請求項４記載のカード
コネクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31610999A JP3299945B2 (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | カードコネクタ |
| US09/703,669 US6607404B1 (en) | 1999-11-05 | 2000-11-02 | Card connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31610999A JP3299945B2 (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | カードコネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001135416A JP2001135416A (ja) | 2001-05-18 |
| JP3299945B2 true JP3299945B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=18073357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31610999A Expired - Lifetime JP3299945B2 (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | カードコネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6607404B1 (ja) |
| JP (1) | JP3299945B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100378180B1 (ko) * | 2000-05-22 | 2003-03-29 | 삼성전자주식회사 | 화학기계적 연마 공정용 슬러리 및 이를 이용한 반도체소자의 제조방법 |
| US6837749B2 (en) * | 2001-06-29 | 2005-01-04 | Molex Incorporated | Card connector with terminal protection device |
| JP4668467B2 (ja) * | 2001-06-29 | 2011-04-13 | モレックス インコーポレイテド | 端子保護装置付きカードコネクタ |
| JP4646449B2 (ja) * | 2001-06-29 | 2011-03-09 | モレックス インコーポレイテド | カードコネクタ |
| US6783926B2 (en) * | 2001-09-15 | 2004-08-31 | Kenneth Reece | Circuit board IC card connector |
| JP4046656B2 (ja) * | 2003-07-18 | 2008-02-13 | 日本圧着端子製造株式会社 | メモリカード用コネクタ |
| EP1667053A4 (en) * | 2003-09-11 | 2008-08-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | MEMORY MODULE |
| JP2005129468A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Yamaichi Electronics Co Ltd | Ｉｃカード接続用アダプタ |
| JP4210224B2 (ja) * | 2004-01-23 | 2009-01-14 | 山一電機株式会社 | 電子機器用カードコネクタ及びそれに使用されるコンタクト |
| JP4054022B2 (ja) * | 2004-03-18 | 2008-02-27 | 山一電機株式会社 | Ｉｃカード用コネクタ |
| TW200818613A (en) * | 2004-11-18 | 2008-04-16 | Alps Electric Co Ltd | Connector device for card and adapter device for card |
| JP2006190612A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Tyco Electronics Amp Kk | カードコネクタ |
| JP4231023B2 (ja) * | 2005-04-01 | 2009-02-25 | 山一電機株式会社 | Ｉｃカード用コネクタ |
| JP4669384B2 (ja) | 2005-12-09 | 2011-04-13 | 山一電機株式会社 | Ｉｃカード誤挿入防止機構、および、それを備えるｉｃカード用コネクタ |
| JP4607217B2 (ja) * | 2008-07-23 | 2011-01-05 | 山一電機株式会社 | カードコネクタ |
| US8064210B2 (en) * | 2008-10-16 | 2011-11-22 | Airtronics Metal Products, Inc. | One piece card guide for a printed circuit board |
| CN201430263Y (zh) * | 2009-01-18 | 2010-03-24 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电子卡连接器 |
| JP5533028B2 (ja) | 2009-04-01 | 2014-06-25 | 山一電機株式会社 | Ｉｃカード用コネクタ |
| JP5013278B2 (ja) | 2009-08-04 | 2012-08-29 | 山一電機株式会社 | Ｉｃカード用コネクタ |
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| US8177564B1 (en) | 2010-12-03 | 2012-05-15 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | Receptacle connector and an electrical connector using the same |
| JP5602117B2 (ja) * | 2011-10-13 | 2014-10-08 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
| KR101267845B1 (ko) * | 2011-10-21 | 2013-05-27 | 한국몰렉스 주식회사 | 듀얼 메모리 카드형 소켓 |
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|---|---|---|---|---|
| US3932016A (en) | 1973-04-02 | 1976-01-13 | Stromberg-Carlson Corporation | Printed circuit card receptacle |
| US3823367A (en) | 1973-09-04 | 1974-07-09 | Mallory & Co Inc P R | Battery package with end of life condition indicator |
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