JP3298237B2 - 高周波局部発振回路 - Google Patents

高周波局部発振回路

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JP3298237B2 JP15477493A JP15477493A JP3298237B2 JP 3298237 B2 JP3298237 B2 JP 3298237B2 JP 15477493 A JP15477493 A JP 15477493A JP 15477493 A JP15477493 A JP 15477493A JP 3298237 B2 JP3298237 B2 JP 3298237B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波局部発振回路に係
わり、特に、ディジタル自動車電話、ディジタル携帯電
話の高周波回路に用いるに好適な高周波局部発振回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル自動車電話等の高周波
回路には図5に示すような高周波局部発振回路が用いら
れている。図5において、高周波局部発振回路は、送信
用局部発振器11、バンドパスフィルタ2、バッファア
ンプ6、受信用混合器7、バンドパスフィルタ8を備え
ており、バンドパスフィルタ2が直交変調器1に接続さ
れている。この発振回路においては、局部発振器11か
ら発生する局部発振周波数信号がバンドパスフィルタ2
に入力されると、バンドパスフィルタ2で受信帯域雑音
が減衰された後、送信用局部発振周波数信号として直交
変調器1に入力されるとともに、受信第1局部発振周波
数信号としてバッファアンプ6に入力されるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の高周波局部発振回路では、発振器11から出力され
る局部発振周波数信号を直接シンセサイザで作り出して
いるために、直交変調器1から出力される側帯波がシン
セサイザのキャリア周波数に非常に接近した周波数の信
号となり、送信時に送信変調波がシンセサイザに回り込
み、ビートが発生するという問題点がある。なお、この
種の回路として、特開昭62−219886号公報、特
開昭59−44129号公報、特開昭58−21353
5号公報があげられる。
【0004】本発明はこのような従来の解題を解決する
ものであり、ビートの発生を抑制することのできる高周
波局部発振回路を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第1局部発振周波数信号を発生する第1局
部発振器と、第1局部発振周波数信号とは周波数の異な
る第2局部発振周波数信号を発生する第2局部発振器
と、受信時に前記局部発振周波数信号のうち一方の局部
発振周波数信号のみを入力して受信用第1局部発振周波
数信号として出力し送信時には第1局部発振周波数信号
と第2局部発振周波数信号とを混合して送信変調波信号
を出力する送信用混合器と、送信用混合器の出力信号の
うち特定の成分のみの信号を通過させるフィルタとを備
えている高周波局部発振回路を構成したものである。
【0006】
【作用】したがって、本発明によれば、送信変調波信号
を第1局部発振周波数信号と第2局部発振周波数信号の
混合により生成するようにしたため、送信変調波とシン
セサイザの局部発振周波数を遠ざけることができ、ビー
トの発生を抑制することができる。すなわち、送信変調
波をfTX、シンセサイザの局部発振周波数をfC、受信
用第2局発振周波数をf2とすると、fTX=fC+f2と
なり、シンセサイザの局部発振周波数をf2の分だけ送
信変調波fTXから遠ざけることができる。さらに、ビー
トの発生が問題とならないように受信第1局部発振周波
数は、受信帯域雑音を改善するために直接シンセサイザ
の局部発振周波数を使用し、受信時に第1局発振周波数
信号のみを入力して受信用第1局部発振周波数として用
いているため、このとき送信用混合器から出力される信
号の送信変調波を受信用第1局部発振周波数と同一の周
波数にすることができ、フィルタを共通に使用すること
ができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。図1において、ディジタル自動車電話の高周波局
発振回路は直交変調器1、バンドパスフィルタ2、混
合器3、第1局部発振器4、受信用第2局部発振器5、
バッファアンプ6、受信用第1混合器7、バンドパスフ
ィルタ8、受信用第1中間増幅器9、受信用第2混合器
10を備えて構成されている。
【0008】第1局部発振器4はシンセサイザの生成に
よる第1局部発振周波数信号を発生するように構成され
ており、第1局部発振周波数信号(fC)が混合器3に
入力されている。この混合器3には発振器5から第2局
発振周波数信号(f2)が入力されている。この混合
器3は、図2に示すように、抵抗R1〜R3、コンデンサ
C1〜C5、インダクタンスL1〜L4、混合素子3Aを備
えており、端子Aが発振器4に接続され、端子Bが発振
器5に接続され、端子Cがバンドパスフィルタ2に接続
され、端子Dが電源に接続されている。さらに、抵抗R
2の両端にスイッチEが接続されている。このスイッチ
Eは、受信時にオンとなって接点を閉じ、送信時にはオ
フとなって接点を開くようになっている。すなわち、受
信時には発振器4からの局部発振周波数信号のみを入力
し、送信時には第1局部発振周波数信号と第2局部発振
周波数信号とを入力し、各入力した信号を混合して送信
変調波信号として出力するようになっている。
【0009】バンドパスフィルタ2は、図3に示すよう
にな減衰度特性を示し、混合器3からの送信変調波信号
を入力し、入力した信号の信号成分のうち特定の成分の
みの信号を通過させるようになっている。
【0010】ここで、送信変調波をfTX、シンセサイザ
の局部発振周波数をfC、受信用第2局部発振周波数を
f2とすると、送信変調波fTXは次の(1)式で表せ
る。
【0011】 fTX=fC+f2…(1) ここに、fTX=950MHz、fC=820.45MHz、f2
=129.55MHzである。
【0012】一方、受信時にスイッチEをオンにする
と、受信第1局部発振周波数fL0は次の(2)式で表さ
れる。
【0013】 fL0=fC′…(2) ここに、fL0=fC′=950MHzである。この場合、
(1),(2)式から送信変調波fTXは次の(3)式で
表される。
【0014】 fTX=fL0…(3) バンドパスフィルタ2を通過した送信変調波信号は直交
変調器1及びバッファアンプ6に入力される。直交変調
器1は図4に示すような特性を示し、直交変調器1から
は送信変調波信号が出力されることになる。
【0015】一方、バッファアンプ6に入力された送信
変調波信号は受信用第1局部発振周波数信号として混合
器7に入力され、混合器7で受信信号と混合されて受信
用第1中間周波数信号としてバンドパスフィルタ8に入
力される。バンドパスフィルタ8に入力された信号のう
ち特定の成分の信号のみが受信用第1中間増幅器7に入
力され、増幅された後受信用第2混合器10に入力され
る。この混合器10では、中間増幅器9からの信号と発
振器5からの第2局部発振周波数信号とが混合され、混
合された信号が受信用第2中間周波数信号として出力さ
れる。
【0016】このように、本実施例によれば直交変調器
1から出力される送信変調波とシンセサイザの生成によ
る第1局部発振周波数を発振器5から発生する第2局部
発振周波数の分だけ遠ざけるようにしたため、ビートの
発生を抑制することができる。さらに混合器3のスイッ
チEを受信時にオンとし、送信時にはオフとし、受信時
には発振器4からの第1局部発振周波数信号のみを送信
変調波信号として出力するようにしたため、送信変調波
と受信用第1局部発振周波数を同一周波数にすることが
できる。さらに、混合器3の出力にバンドパスフィルタ
2を設けているため、受信帯域雑音と送信スプリアスを
同一のバンドパスフィルタ2で共通に減衰させることが
できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、送信時には第1局部発振周波数信号と第2局部発振
周波数信号とを混合して送信変調波信号を生成している
ため、送信変調波とシンセサイザの生成による局部発振
周波数を遠ざけることができ、ビートの発生を抑制する
ことができる。さらに、受信時には2つの局部発振周波
数信号のうち一方の信号のみを送信変調波信号として出
力するようにしているため、送信変調波と受信用局部
周波数を同一周波数にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す高周波局部発振回路の
概略ブロック図
【図2】混合器の具体的回路構成図
【図3】バンドパスフィルタの特性図
【図4】直交変調器の特性図
【図5】従来例の概略ブロック図
【符号の説明】
1 直交変調器 2 バンドパスフィルタ 3 混合器 4 第1局部発振器 5 第2局部発振器 6 バッファアンプ 7 受信用第1混合器 8 バンドパスフィルタ 9 受信用第1中間増幅器 10 受信用第2混合器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−237342(JP,A) 特開 平5−206917(JP,A) 特開 平4−213205(JP,A) 特開 平7−74632(JP,A) 特開 平6−224958(JP,A) 特開 平2−7624(JP,A) 実開 平5−65138(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03B 21/00 H04B 1/00 - 1/53 H04L 27/00 - 27/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1局部発振周波数信号を発生する第1
    局部発振器と、第1局部発振周波数信号とは周波数の異
    なる第2局部発振周波数信号を発生する第2局部発振器
    と、受信時に前記局部発振周波数信号のうち一方の局部
    発振周波数信号のみを入力して受信用第1局部発振周波
    数信号として出力し送信時には第1局部発振周波数信号
    と第2局部発振周波数信号とを混合して送信変調波信号
    を出力する送信用混合器と、送信用混合器の出力信号の
    うち特定の成分のみの信号を通過させるフィルタとを備
    えている高周波局部発振回路。
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