JP3295198B2 - 空気テント - Google Patents
空気テントInfo
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Description
テントに関する。
を形成する縦気柱、横気柱及び天幕をゴム引布又はゴム
シートからなっていた。
ムシートによる空気膨脹式の空気テントは、重くて、持
ち運び、組立て及び折り畳みに時間と多数の人手が必要
であった。また、気柱及びテントにはガス抜き機構が装
備されているので、充気排気装置オクトパスシステムを
使用することにより、短時間で空気抜きが可能であると
しても、テント全体の空気抜きが困難であるために、折
り畳みに時間が掛かると同時に空気溜りが発生して、縦
(2)×横(2)で4倍近く膨れ上がり、嵩張って大き
な格納袋が必要であった。しかも、接着剤による接着方
式は、接着部に広い部分が必要であり、このことが重量
増に拍車をかけていた。更に、複数の縦気柱及び横気柱
に備える空気安全弁に異物が入った場合、又は気柱内部
にあるロープが安全弁に吸い込まれた場合、空気安全弁
の正常な機能が保持できなくなることがあった。
は、骨格を形成する複数の縦気柱並びに複数の横気柱及
び天幕とは合成樹脂シートで作成してなる。そして、合
成樹脂シートになる前記縦気柱並びに横気柱及び天幕は
任意の接着部を高周波融着する。
は、熱可塑性ポリウレタン合成樹脂製シートを使用して
作成するのが好ましい。
数の空気逃漏口をあけ、該空気逃漏口の2~3倍の直径
の空気逃漏被覆部を雨水の流れ方向の下部に空気逃漏接
着部の円周の10〜40%の非接着部分を有した空気逃
漏装置を設ける。
気安全弁の空気通過口に繊維網布を固着設置してなる。
ントの組立て斜視図、図2は空気テントの縦気柱及び横
気柱の枠組みの斜視図で、本発明の空気膨脹式の空気テ
ントは、複数の縦気柱2と、該縦気柱2と直角に交差す
る複数の横気柱3とで骨格を形成し、前記縦気柱2に天
幕1を接着し、前記縦気柱2は縦気柱底部37をグラン
ドシート9に固着設置して形成し、前記縦気柱2、横気
柱3及び天幕1を合成樹脂シートを用いて作成し、前記
天幕1の天井周辺部30に複数の空気逃漏装置を設け、
前記縦気柱2及び横気柱3に付設の空気安全弁10の空
気通過口51に繊維網布53を固着設置して構成する。
ウレタン樹脂製シートを用いて、2枚のシートの端部1
a,1aをポリウレタンテープ34で張り両端を高周波
融着Wして形成する。
すように、合成樹脂シート27の両端部を円筒状気柱に
なるように糊付(高周波融着用)35し、ポリウレタン
テープ34を該糊付け35上に載置して高周波融着Wし
て形成する。
12に示すように、両面に接着剤塗布33してミシン縫
製した2枚のポリウレタンテープ34を介して、図14
に示すように、糊付けして接着する。2枚のミシン縫製
したポリウレタンテープ34は空間があるため、縦気柱
2と天幕1との力が緩和される。
で、天幕を折り畳んだ際に溜まる空気を逃散させるため
に、天幕1の天井周辺部30に複数の空気逃漏口46を
切開し、該空気逃漏口46を被覆する形で、空気逃漏口
被覆部47を空気逃漏口46の天幕傾斜部の下部におい
て空気逃漏被覆接着部47aに対して10〜40%の非
接着部の空気逃漏部46aを設ける。尚、前記空気逃漏
被覆接着部47aは高周波融着Wする。
逃漏口46を無数に設ける必要があり、10cm以上で
は雨水の逆流があり望ましくない。空気逃漏口46の空
気逃漏部46aを空気逃漏被覆接着部47aに対して1
0%以下では雨水の逆流はないが、折り畳み時の空気抜
きに長時間かかる。また、空気逃漏部46aが40%を
超すと雨水の逆流が生じる。
気抜きが不十分な場合の空気抜き促進方法として、図4
に示すように、空気逃漏部46aに空気の流通自在な連
続気泡体48を設けて密着を防止する。
た空気安全弁10は、異物52がバタフライ50と空気
安全弁固定部10aの間に詰まってバタフライ50が開
いたままになり、図5に示すように、空気が逃げて横気
柱3の空気が充満できないことがある。そこで、本発明
の空気安全弁10は、図6に示すように、空気通過口5
1の横気柱内側3bに、図7に示す繊維網布(メッシュ
布)53を接着剤塗布33で固着設置する。なお、繊維
網布53の隙間は1〜2mmが望ましい。尚、図中、4
9はスプリング、33は接着剤塗布を示す。
横気柱3又は縦気柱2の内側3bに高周波加工融着Wに
より設置する。図10に示すように、本発明の高周波加
工融着による繊維網布53の高周波融着Wは、上金型4
1aと下金型41bの間に被融着物を間置シXビームで
通電高周波融着加工する。なお、図9、図10におい
て、34bは、高周波加工で融着に使用するポリウレタ
ンフィルムで、図8に示すように、空気通過口51に相
当する中央部をもっている。
うに、シートの端部9aと端部9aを重ねて高周波融着
して形成する。また、図18に示すように、前記グラン
ドシート9の端部9aを折り曲げて高周波融着する。な
お、グランドシート表面は光沢ある面をもってくる。
に示すように、縦気柱底部底布39と縦気柱底部内布3
8の縦気柱底部周辺部37aを高周波融着する。
樹脂シート27で高周波融着しておき、図20に示すよ
うに、前記縦気柱2と前記グランドシート9とを固着設
置する。なお、図中、40は合板である。
加工の空気漏れ防止方法を示す断面図で、図21に示す
ポリウレタンテープ34になるパッチ21を、図22及
び図23に示すように、二枚重ねて周囲をミシン縫製2
8する。前記二枚のパッチ21を、図24及び図25に
示すように、高周波融着Wし、図26及び図27に示す
ように、パッチ中央部穴21aを被覆するポリウレタン
フィルム34bを二枚のパッチ中央部穴21aにそれぞ
れ載置し、二枚のパッチ中央部穴21aをポリウレタン
フィルム34bで金型41で高周波融着して被覆する。
うな従来の接着方法では、ポリウレタン補強布34aか
ら空気漏れが発生する。このような空気漏れ対策とし
て、図29に示すように、ポリウレタンテープ34にポ
リウレタンフィルム34bを上下に二枚載置して、図3
0に示すように、金型41で中央部を高周波融着し、図
31に示すように、高周波融着により空気漏れを防止す
る。なお、図32はバルブ16を取付融着した断面図で
ある。
34に示すように、横気柱端部3aを内側へ折り曲げて
バルブ16を有するパッチ21のパッチ裏部21eと金
型41で高周波融着する。尚、図中、21bはポリウレ
タンテープパッチ、21cはポリウレタンフィルムパッ
チっを示す。
を示す斜視図で、ハイロープ42を合成樹脂シート45
で巻き、ハイロープ42が動かないように、ハイロープ
42のバキューム座43との接合境界43aを高周波融
着する。尚、図中、21dはパッチ表部(バルブ付着
部)である。
視図で、縦気柱と横気柱とは接着剤によって接合する。
示すように、図中の斜線部部の天幕まくり上げ円筒部7
bの円筒周縁部7cを高周波融着Wする。また、天幕ま
くり上げ止め座7は、図39に示すように、止座部を高
周波融着する。従来は、天幕まくり上げ円筒部7bにゴ
ム紐によってまくり止めするが、救急を要する場合、紐
で縛る方法は時間がかかるので、本発明のような方法で
するのが好ましい。
ルム34bからなり、図40、図41及び図42に示す
ように、折り曲げ部を高周波融着Wする。なお、図中、
24はグロメット、35は糊付(高周波融着用)であ
る。
シート29を図16に示すように折り返して塩化ビニル
の取手上部31a及び取手側端部31bを高周波融着す
る。
幕空気逆止弁、5は天幕窓、6は天幕出入口窓、8はフ
ァスナー、11はD字環ロープ通しカバー、12はダク
ト口、13はバルブ窓、14は逆排気バルブ、15は水
切、17は水のうチューブ固定ベルト、18は安定水の
う、19はD字環、20はベルクロ(メス)、22は水
のうチューブバルブ、23は水のう、26は糸、36は
ベルトを示す。
成樹脂製シートの縦気柱、横気柱及び天幕を使用し、高
周波融着をしたので、接着部面積を減少し、、従来の空
気テントより軽くなり、運搬、組み立て、格納が容易に
なる。空気テントの折り畳み時の空気溜りをなくし空気
抜きを促進するために、天幕の天井の周辺部に複数の空
気逃漏口を設け空気逃漏部を除いて空気逃漏口被覆部を
もうけることで、雨水からの水漏れを防ぐと同時に、折
り畳み時の空気溜りの発生をなくす。加えて空気テント
の縦気柱及び横気柱の空気供給時の空気安全弁の固定部
とバタフライの間隙への異物移入をなくし空気供給を促
進するために空気通過口の周辺部に繊維網布を設け、空
気以上供給をなくす。
の空気テントに変って、合成樹脂シートを用いて作成
し、しかも、従来の接着剤による接着保式に変えて、高
周波加工により融着したので、接着面積が少なくてす
み、設営及び格納の労力が省けた。また、接着法式に比
べて空気逃漏が少なくなり、空気テントの維持管理が容
易になった。また、天幕の天井周辺部に複数の空気逃漏
口を設けたもので、折り畳みの手間が省けることが可能
になった。加えて、縦気柱及び横気柱に複数の空気安全
弁を付設し空気通過口の気柱内側に異物移入を防止する
繊維網布を高周波融着をおこなったもので、接着面積が
少なくてすみ、しかも、薄く、接着部の空気通過性が皆
無で空気供給の無駄が省けるようになった。
図である。
を示す平面図である。
す断面図である。
設けた状態を示す断面図である。
網布の平面図である。
ポリウレタンフィルムの平面図である。
状態を示す断面図である。
ある。
である。
である。
面図である。
す平面図である。
融着して示す断面図である。
す断面図である。
態を示す断面図である。
る。
る。
平面図である。
ィルムを載置する平面図である。
である。
する断面図である。
面図である。
る。
示す斜視図である。
波融着して示す断面図である。
視図である。
である。
す平面図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】骨格を形成する複数の縦気柱並びに複数の
横気柱及び天幕は熱可塑性ポリウレタン樹脂製シートで
作成され、前記天幕は2枚のシートの端部をポリウレタ
ンテープで張り高周波融着し、前記縦気柱並びに横気柱
はシートの両端部を円筒状になるように糊付してこの糊
付けの上にポリウレタンテープを載置して高周波融着
し、前記天幕は両面に接着剤塗付してミシン縫製した2
枚のポリウレタンテープを縦気柱の両端を高周波融着し
た個所に糊付け接着して形成し、 前記天幕の天井部周辺の傾斜部に複数の空気逃漏口を穿
け該逃漏口の2〜3倍の直径の空気逃漏被覆部を高周波
融着する空気逃漏接着部を有し且つ雨水の流れ方向の下
部に該空気逃漏接着部の円周の10〜40%の非接着部
分を有せしめる空気逃漏装置を設置すると共にこの空気
逃漏装置の非接着部分に空気の流通自在な連続気泡体を
設けたことを特徴とする空気テント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29346893A JP3295198B2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 空気テント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29346893A JP3295198B2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 空気テント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07145677A JPH07145677A (ja) | 1995-06-06 |
JP3295198B2 true JP3295198B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=17795143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29346893A Expired - Fee Related JP3295198B2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 空気テント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3295198B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113428432B (zh) * | 2021-07-22 | 2022-08-09 | 江西陶瓷工艺美术职业技术学院 | 一种便携式的气柱袋包装机 |
-
1993
- 1993-11-24 JP JP29346893A patent/JP3295198B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07145677A (ja) | 1995-06-06 |
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