JP3295103B2 - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

画像処理装置およびその方法

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JP3295103B2
JP3295103B2 JP12434591A JP12434591A JP3295103B2 JP 3295103 B2 JP3295103 B2 JP 3295103B2 JP 12434591 A JP12434591 A JP 12434591A JP 12434591 A JP12434591 A JP 12434591A JP 3295103 B2 JP3295103 B2 JP 3295103B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置およびその
方法に関し、画像に特定のパターンを付加する画像処理
装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機の高画質化、カラー化にと
もない、本来複写されるべきでない特定原稿(例えば証
券や紙幣)を、現物とほとんど見分けのつかないような
高画質で複写し、悪用されてしまう恐れが生じている。
そこで、複写装置において特定原稿を認識する方法が各
種提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、複写された複写物によつて、どの装置で
複写したかを特定すること、もしくは、複写した人物を
限定することは、ほぼ不可能であつた。
【0004】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、複写物に複写装置または複写した人物を特定
する情報を付加することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。本発明に
かかる画像処理装置は、入力画像に装置固有の情報を示
すパターンを付加する付加手段と、前記入力画像と特定
画像との類似度を判定する判定手段と、前記判定手段に
より判定された類似度と、予め設定された閾値とを比較
して、前記類似度の大小を判別する判別手段と、前記判
別手段による判別結果に応じて、前記付加手段によるパ
ターンの付加強度を制御する制御手段とを有し、前記付
加手段は前記入力画像に常に前記パターンを付加し、前
記制御手段は、前記類似度が大きい場合は前記類似度が
小さい場合に比べて前記パターンが識別し易いように前
記付加強度が強く、前記類似度が小さい場合は前記類似
度が大きい場合に比べて前記付加強度が弱くなるように
制御することを特徴とする。また、装置使用者を特定す
るための情報を示すパターンを入力画像に付加する付加
手段と、前記入力画像と特定画像との類似度を判定する
判定手段と、前記判定手段により判定された類似度と、
予め設定された閾値とを比較して、前記類似度の大小を
判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果に応
じて、前記付加手段によるパターンの付加強度を制御す
る制御手段とを有し、前記付加手段は前記入力画像に常
に前記パターンを付加し、前記制御手段は、前記類似度
が大きい場合は前記類似度が小さい場合に比べて前記パ
ターンが識別し易いように前記付加強度が強く、前記類
似度が小さい場合は前記類似度が大きい場合に比べて前
記付加強度が弱くなるように制御することを特徴とす
る。
【0006】本発明にかかる画像処理方法は、入力画像
に装置固有の情報を示すパターンを付加する画像処理方
法であって、前記入力画像と特定画像との類似度を判定
し、判定された類似度と、予め設定された閾値とを比較
して、前記類似度の大小を判別し、前記判別結果に応じ
て、付加するパターンの付加強度を制御する各ステップ
を有し、前記パターンは前記入力画像に常に付加され、
前記類似度が大きい場合は前記類似度が小さい場合に比
べて前記パターンが識別し易いように前記付加強度が強
く、前記類似度が小さい場合は前記類似度が大きい場合
に比べて前記付加強度が弱くなるように制御されること
を特徴とする。また、装置使用者を特定するための情報
を示すパターンを入力画像に付加する画像処理方法であ
って、前記入力画像と特定画像との類似度を判定し、判
定された類似度と、予め設定された閾値とを比較して、
前記類似度の大小を判別し、前記判別結果に応じて、付
加するパターンの付加強度を制御する各ステップを有
し、前記パターンは前記入力画像に常に付加され、前記
類似度が大きい場合は前記類似度が小さい場合に比べて
前記パターンが識別し易いように前記付加強度が強く、
前記類似度が小さい場合は前記類似度が大きい場合に比
べて前記付加強度が弱くなるように制御されることを特
徴とする。
【0007】
【実施例】以下に添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。
【0008】以下の実施例では本発明の適用例として複
写機の例が示されるが、これに限るものではなく、他の
種々の装置に適用できることは勿論である。
【0009】[第1の実施例]図2は本発明の第1の実
施例である複写機の構成を示す側断面図である。図2に
おいて、201はイメージスキヤナ部であり、400d
pi(dots/inch )の解像度で原稿を読み取り、デジタ
ル信号処理を行う部分である。また、202は、プリン
タ部であり、イメージスキヤナ201によつて読み取ら
れた原稿画像に対応した画像を400dpiの解像度で
用紙にフルカラーでプリント出力する部分である。
【0010】イメージスキャナ部201において、鏡面圧
板202と原稿台ガラス203の間に配置された原稿204は、
ランプ205の光に照射される。原稿204からの反射光は、
ミラー206、207および208に導かれ、レンズ209によって
3ラインセンサ(以下「CCD」と呼ぶ)210上に結像す
る。CCD210から出力されるフルカラー情報のレッド
(R)、グリーン(G)およびブルー(B)成分は信号処理部211
へ送られる。なお、ランプ205およびミラー206は速度v
で、ミラー207および208は速度v/2で、CCD210の電気的
走査方向(主走査方向)に対して垂直方向に機械的に動
くことで、原稿全面が走査(副走査)される。
【0011】信号処理部211においては、読み取られ
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M),シアン
(C),イエロー(Y),ブラツク(BK)の各成分に
分解し、プリンタ部202に送る。また、イメージスキ
ヤナ201における一回の原稿走査につき、M,C,
Y,BKのうちひとつの成分がプリンタ部202に送ら
れ、計4回の原稿走査によつて、一回のプリントアウト
が完成する。
【0012】イメージスキヤナ部201より送られてく
るM,C,Y,BKの各画像信号は、レーザードライバ
212に送られる。レーザードライバ212は、送られ
てきた画像信号に応じ、半導体レーザ213を変調駆動
する。レーザー光は、ポリゴンミラー214、f−θレ
ンズ215、ミラー216を介し、感光ドラム217上
を走査する。
【0013】回転現像器218は、マゼンタ現像部219、シ
アン現像部220、イエロー現像部221およびブラック現像
部222から構成され、それら現像部が交互に感光ドラム2
17に接して、感光ドラム217上に形成された静電潜像を
トナーで現像する。感光ドラム217上のトナー像は、用
紙カセット224または225から供給され、転写ドラム223
に巻き付けられた用紙に転写される。
【0014】この様にして、M,C,Y,BKの4色が
順次転写された後に、用紙は、定着ユニツト226を通
過して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
【0015】図1はイメージスキャナ部201の構成を示す
ブロック図である。図1において、210-1、210-2および2
10-3はそれぞれレッド、グリーンおよびブルーの分光感
度特性をもつCCD(固体撮像素子)センサで、A/D変換さ
れた、各8ビット(0〜255)の信号を出力する。
【0016】センサ210-1、210-2および210-3は、一定
の距離を隔てて配置されているため、ディレイ素子401
および402により、その空間的ずれが補正される。log変
換器403、404および405は、ルックアップテーブルROMま
たはRAMから構成され、輝度信号を濃度信号に変換す
る。公知のマスキング・UCR(下色除去)回路406は、詳
しい説明は省略するが、入力される三信号に基づき、出
力のためのマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)およ
びブラック(BK)の各信号を、各読取動作の度に、面順次
に、所定のビット長(例えば8ビット)で出力する。
【0017】空間フィルタ407は出力信号の空間周波数
特性を補正する。濃度変換回路408は、プリンタ部202の
濃度特性を補正するもので、log変換器403〜405と同様
のROMまたはRAMで構成される。入出力ポート(以下「I/
Oポート」と呼ぶ)413は、本装置の制御を司るマイクロ
コンピュータ(以下「CPU」と呼ぶ)414に接続されてい
る。
【0018】特定原稿を判定する判定回路409は、複数
の特定原稿のうち、少なくとも一つを読込中である可能
性を判定し、2ビットの判定信号Hを出力する。つまり、
複数の特定原稿のうち、少なくとも一つを読込中である
可能性が最も高い場合はH=3を出力し、その可能性が低
い場合はH=0を出力する。
【0019】CPU414により、I/Oポート413を経て発生さ
れるCNO信号は、2ビットの面順次信号で、四回の読取動
作の順番を示す制御信号であり、マスキング・UCR回路4
06の動作条件を切り替る。
【0020】すなわち、CNO信号が0,1,2,3へ
と切り換わると、対応してプリント出力がマゼンタ
(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラツク(B
K)となる。
【0021】更に、判定回路409にも前述の面順次信
号CNOが入力され、4回の読み取り動作のそれぞれに
ついて、判定基準を切り替えて異なる特定原稿について
の判定を行うことができる。
【0022】パターン付加回路410は、CPU414から出力
される2ビットのパターンレベル選択信号PSに応じて、
複写画像に人間の目には識別し難いパターンを付加す
る。
【0023】図12は第1の実施例における操作部の外
観を示す正面図である。同図において、1201はテン
キーであり、複写枚数の設定及び各種モード設定を行う
場合に用いる。1202はアスタリスク(*)キーであ
り、テンキー1201と併せて各種モード設定を行う場
合に用いる。1203は液晶タツチパネルであり、表示
部と入力部とを兼ねる。1204はコピースタートキー
であり、複写動作を開始する場合に用いる。1205は
イメージリピートキーであり、後述するイメージリピー
ト機能を指定するときに用いる。
【0024】図13は第1の実施例による電源投入時に
おける液晶タツチパネル1203の表示状態を示す図で
ある。コピー枚数は、テンキー1201にて指定され、
指定されたコピー枚数は表示面の右上部に表示される。
同図においては、初期状態の為、1枚と表示されてい
る。
【0025】イメージリピート機能については、公知で
あるため、その詳細な説明は省略し、概要のみを述べ
る。
【0026】図15は第1の実施例によるイメージリピ
ート機能の一例を示す図であり、1301で示す原稿に
対し、イメージリピート機能を指定することにより、1
302で示す出力用紙の様に、一枚の出力用紙に対し、
原稿より読み取つた画像を複数回繰り返し出力すること
ができる。同図においては、文字Aが一例として挙げら
れている。
【0027】図14は第1の実施例によるイメージリピ
ート機能使用時の液晶タツチパネル1203の表示状態
を示す図である。
【0028】イメージリピート機能を指定する場合、ま
ずイメージリピートキー1205を押す。イメージリピート
キー1205が押されると、液晶タッチパネル1203の表示
は、図14に示す表示に切り替わる。次に、イメージリピ
ートを繰り返す回数をアップキー1220、ダウンキー1221
で増減して指定するか、オートキー1222により自動指定
する。最後に、終了キー1223を押して設定を終える。
【0029】第1実施例では、コピー出力(複写物)
に、複写に用いられた装置もしくは複写した人物を限定
するために、目には見え難いパターンを付加するパター
ン付加モード、および、前記パターンを付加しないパタ
ーン付加禁止モードが存在する。第1実施例において、
電源投入時は、パターン付加モードが選択され、通常、
ほとんどのコピーはこのモードで実行される。パターン
付加禁止モードの指定は、テンキー1201およびアスタリ
スクキー1202を使用して行うことができる。例えば、使
用者が下記の順にキーを押すとパターン付加禁止モード
になる。 [*][2][0][4][2][9][*]
【0030】このキー入力順序は、一般には公開され
ず、サービスマンもしくは特定のオペレータのみに知ら
される。さらに、パターン付加禁止モードでは、コピー
出力(複写物)に、装置や使用者を限定するためのパタ
ーンが付加されない代わりに、次の使用制限もしくは処
置がとられる。
【0031】(1) パターン付加禁止モードにおいて複写
枚数は一枚に限られる。つまり、本来複写されるべき原
稿が多量に複写され、悪用されることを防ぐ。 (2) パターン付加禁止モードにおいてイメージリピート
機能は禁止される。(1)と同様に、本来複写されるべき
原稿が多量に複写され、悪用されることを防ぐ。 (3) パターン付加禁止モードによるコピー終了と同時に
パターン付加モードに復帰する。つまり、装置がパター
ン付加禁止モードのまま放置され、不特定の使用者に、
本来複写されるべき原稿が多量に複写され、悪用される
ことを防ぐ。
【0032】(4)パターン付加禁止モードにおいて
は、使用日付が装置本体に保持される。更に、使用者を
限定するために装置にIDカードを挿入する必要のある
装置や、使用者のID番号を入力する必要のある装置に
おいては、使用者のID番号等を、装置本体の不揮発性
メモリに保持する。即ち、複写物が悪用された場合、装
置本体に保持されている情報をくまなく収拾すること
で、ある程度、使用者を限定できる。
【0033】図6は第1実施例における走査タイミングを
示すタイミングチャートである。図4は間引き回路301の
主要な構成を示すブロック図である。図6において、VSY
NCは、副走査区間信号で、副走査の画像出力区間を示
す。HSYNCは、主走査同期信号で、主走査の開始を示す
信号である。CLKは、画像の転送クロックで、諸々の画
像処理の基本クロックである。
【0034】CLK'は、CLK信号を四分周した信号で、判
定回路409における基本クロックである。SELは、図4(a)
に示す間引き回路301デ用いられるタイミング信号であ
る。CLK'およびSEL信号は、図4(b)に示すような分周回
路で生成される。つまり、2ビットカウンタ452は、イン
バータ451を介して入力されるHSYNC信号によってクリア
(初期化)された後、CLK信号をカウントして、2ビット
のカウント値(D0、D1)を出力する。そして、上位ビット
D1はCLK'信号として出力され、下位ビットD0の反転信号
と、上位ビットD1との論理積がSEL信号として出力され
る。
【0035】その結果、図4(a)に示される、CLK信号で
データを保持するフリップフロップ455〜457および461
〜463、セレクタ458〜460、および、CLK'信号でデータ
を保持するフリップフロップ464〜466から構成される間
引き回路301は、図6に示されるように、CLK信号によっ
て転送されるR(またはG、B)信号は1/4の割合で間引か
れ、CLK'信号に同期したR'(またはG'、B')信号が得ら
れる。
【0036】図3は判定回路409の構成を示すブロック図
で、図4(a)に構成を示した間引き回路301は、判定回路4
09の処理負荷を軽減するためにデータを間引く。色味マ
ッチング用のルックアップテーブルROM302により、複数
種類の特定原稿の色味とのマッチングが行われる。
【0037】予め、32種類の特定原稿について、その色
味分布が調べられ、当該画素の色味が、それら特定原稿
の色味と一致するか否かの判定結果がROM302に保持され
る。
【0038】ROM302のアドレスの上位2ビットには面順
次信号であるCNO信号が入力され、下位15ビットには、
間引かれたRGB各色の画像信号の上位5ビットずつが入力
される。そして、CNO信号の値0〜3のそれぞれにおい
て、当該画素の色味が八種類の特定原稿の色味と一致す
るか否かが、8ビットのデータの各ビットに対応されて
同時に出力される。従って、四回の読取走査において、
合計32種類の特定原稿の判定が行われることになる。
【0039】それぞれ同じハードウェアで構成される色
味判定回路303-1、303-2、…、303-8は、積分器306、レ
ジスタ307-1、307-2および307-3、並びに、比較器モジ
ュール310から構成され、それぞれ、特定原稿が原稿中
に存在する可能性を2ビットの判定結果として出力す
る。最大値回路309は、色味判定回路301-1〜301-8の判
定結果から最大値の判定結果を出力する。つまり、八種
類の特定原稿のうち、存在する可能性が最大の特定原稿
の判定結果が出力される。
【0040】図5は第1の実施例による積分器306の
構成を示すブロツク図であり、図7は第1の実施例によ
る積分器306の入出力の一例を示す図である。図5に
おいて、501および505はCLK’信号の立ち上が
りタイミングでデータを保持するフリツプ・フロツプで
ある。502は乗算器であり、8ビツトの2入力信号
(A,B)を入力し、乗算器として8ビツトの信号(A
×B/255)を出力する。503も乗算器であり、1
ビツトの入力信号(A)及び8ビツトの入力信号(B)
を入力し、乗算器として8ビツトの出力信号(A×B)
を出力する。504は加算器であり、8ビツトの2入力
信号(A,B)を入力し、加算結果として8ビツトの信
号(A+B)を出力する。
【0041】結果として、本積分器においては、2値入
力信号xi に対し、8ビツトの出力信号yi は、次式
(1)で表される。すなわち、
【0042】
【数1】 ここで、αおよびβは予め設定されている定数であり、
これらの値の大きさによつて積分器の諸特性が決定され
る。
【0043】図7は、一例として、α=247およびβ=8の
場合の積分器306の入出力を示す図で、図7(b)に示され
るような入力xiに対して図7(a)に示されるようなyiが出
力される。
【0044】図7において、符号701や702で示すように
前後がほとんどx=0であるにもかかわらずx=1であるよう
な入力や、逆に、符号703で示すように前後がほとんどx
=1であるにもかかわらずx=0であるような入力はノイズ
(雑音)だと考えられる。このような入力信号xiを積分
器306で処理し、レジスタ307-1〜307-3に、図7に符号70
4で示すレベルR1、符号704'で示すR2、704"で示すR3の
ような適当な閾値をセットして、積分器306の出力信号y
iを二値化することで、ノイズを除去することができ
る。
【0045】図8は比較モジュール310の構成を示すブロ
ック図である。比較モジュール310は、比較器801〜80
3、インバータ804、ANDゲート805、並びに、ORゲート80
6および807から構成される。レジスタ307-1〜307-3には
それぞれ、閾値R1、R2およびR3(R1 > R2 > R3)が予め
セットされている。従って、比較器モジュール310は、
下記のように、特定原稿の判定結果を2ビットに量子化
して出力する。
【0046】図9は第1の実施例によるパターン付加回
路410の構成を示すブロツク図である。同図におい
て、901は副走査カウンタ、902は主走査カウン
タ、903はルツク・アツプ・テーブルROM(以下
「LUT」という)、905はフリツプ・フロツプ、9
13はANDゲート、906、907、908、909
はレジスタ、910は4to1のセレクタ、911はA
NDゲート、912は加算器であり、914はインバー
タをそれぞれ示している。
【0047】副走査カウンタ901はHSYNC信号を、主走査
カウンタ902はCLK信号をそれぞれ9ビット幅、つまり512
周期で繰り返しカウントする。さらに、LUT903は、付加
されるべきパターンが保持されたROMで、カウント値の
下位6ビットずつが入力される。LUT903の出力は1ビット
のみが参照され、ANDゲート904により、主走査カウンタ
901および副走査カウンタ902の上位3ビットずつと論理
積される。論理積の結果は、フロップフロップ905によ
りCLK信号と同期され、ANDゲート913により2ビットのCN
O信号の下位ビットCNO 0および上位ビットCNO 1の両方
と論理積された後、ANDゲート911に送られる。つまり、
CNO=2、つまり、イエローのプリント時に有効な信号に
なる。一方、レジスタ906〜909にはそれぞれ、P1、P2、
P3およびP4の値が予め保持されていて、CPU414から出力
されるパターンレベル選択信号PSに応じて、P1からP4の
何れかが選択され、ANDゲート911を経て加算器912へ入
力される。従って、ROM903から繰り返し読み出されるパ
ターンは、イエローのプリント時(CNO=2)に、加算器912
により入力信号Vに付加される。
【0048】ここで、パターン付加モードの場合には、
P1<P2<P3<P4である様に設定されており、セ
レクタ910は、 s=00(2進数)のとき Y=A、 s=01(2進数)のとき Y=B、 s=10(2進数)のとき Y=C、 s=11(2進数)のとき Y=D となる様に設定されているため、 PS=00(2進数)のとき、V′=V+P1、 PS=01(2進数)のとき、V′=V+P2、 PS=10(2進数)のとき、V′=V+P3、 PS=11(2進数)のとき、V′=V+P4 となるようにパターン付加される。
【0049】ここで、付加するパターンは、人間の目で
識別し難い様に、イエローのトナーのみで付加される
が、これは、人間の目がイエローのトナーで描かれたパ
ターンに対して識別能力が弱いことを利用したものであ
る。更に、入力画像中に、特定原稿の存在する可能性に
応じて、付加するパターンのレベルを可変にすること
で、通常の複写物ではパターンが人間の目では殆ど識別
できない様にし、特定原稿が存在する可能性が高くなる
ほど、くっきりとパターンを付加する。
【0050】また、パターン付加禁止モード時には、P
1,P2、P3、P4の全てのレジスタに“0”がセツ
トされ、パターンは付加されない。
【0051】図10は第1の実施例における複写結果の
一例を示す図である。同図において、1001で示され
るのが付加されたパターンであり、ROM903に保持
されている内容が付加される。図10に示す例では、
“ABCD”と“1234”の文字列を2段にしたパタ
ーンが、人間の目には識別し難いように、64画素×6
4画素のパターンで付加され、主走査512画素、副走
査512ラインごとに繰り返される。そこで、これを、
機械固有の製造番号もしくは、製造番号を符号化したも
のとしておくことで、複写物を鑑定することで、複写し
た装置を限定することができる。
【0052】更に、読み取り画像中に、本来複写される
べきでない特定原稿が存在する可能性が高い場合には、
くつきりとしたパターンを付加することもできる。
【0053】更に、第1の実施例においては、パターン
を付加するピツチを主走査512画素(またはライン)
ごととしているが、第1の実施例では400dpi(do
ts/inch )の解像度であるので、約32.5mmごとにパ
ターンを付加することになる。一方、特定原稿である紙
幣(日本銀行券)の短手方向の幅は約76mmであり、ま
た、主要各国の紙幣の短手方向の幅も、ほぼ約60mmか
ら120mmの間にあることから、紙幣が複写された場合
には必ず、複写された紙幣の内部にこのパターンが付加
されることとなる。従つて、仮に、紙幣の部分のみが切
り取られて悪用された場合にも、複写物を鑑定し、付加
されたパターンを読み取ることで複写に用いた複写機の
機番を限定することができる。
【0054】図11は第1の実施例によるパターンレベ
ル選択信号PSのセツト手順を説明するフローチヤート
である。尚、同手順は、CPU414によつて制御され
る。まず、コピースタート直後には、ステップ1102
において、パターンレベル選択信号PSに“0”をセツ
トする。次に、ステップ1103において、現在の判定
レベルHとPSの値を比較し、Hの方が大きければ、ス
テップ1104でPSにHの値をセツトする。そうでな
ければ、ステップ1103にもどる。即ち、判定信号H
の履歴により、コピースタートから現在までの最大の値
がPSにセツトされる。
【0055】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば、複写物のなかに、装置を限定するための方法とし
て、人間の目では識別し難い特定パターンを付加するこ
とで、本来複写されるべきでない特定原稿(例えば紙
幣)が複写された場合、複写した装置を限定する手がが
りとすることができる。更に、特定パターンを、紙幣の
短手方向の長さよりも短いピツチで繰り返し付加するこ
とで、複写物の一部分を切り取つて悪用された場合にお
いても、複写物の中には必ず特定パターンが付加され、
これを鑑定することで、複写した装置もしくは複写した
人物を割り出す、または絞り込むことができる。
【0056】更に、読み取り画像と予め登録された特定
パターンとの類似度を検出し、類似度が大きい場合に
は、特定原稿が複写される可能性が強いと判断し、付加
するパターンを識別しやすい様に、パターンの強さを強
くし、類似度が小さい場合には、パターンの強さを弱く
する、もしくは、付加しないことで、通常のコピー画質
を損なわないようにするものである。
【0057】さて、本発明は、前述の第1の実施例に限
られるものではない。例えば、第1の実施例において
は、付加する特定パターンとして、装置固有の製造番号
もしくはこれを符号化したものを付加していたが、装置
を限定するための情報であればこれに限るものではな
い。
【0058】例えば、装置の製造日付、装置のロツト番
号、装置のバージヨン等、装置を限定するための情報で
あつてもよい。
【0059】さて、前述した第1実施例においては、複
写した装置を限定する例を説明したが、本発明はこれに
限らず、複写した人物を限定するようにしてもよい。
【0060】例えば、装置使用にあたり、使用者を限定
するためのID(識別)カードを差し込むことを必要と
する装置や、ID番号を入力することを必要とする装置
がすでに公知となつているが、これらの装置において
は、認識されたID番号あるいは、それを符号化したも
のを特定パターンとして付加してもよい。
【0061】また、コピーした日付もしくは、それを符
号化したものを特定パターンとして付加してもよい。
【0062】次に、前述の実施例の変形例について説明
する。
【0063】<変形例>この変形例は、前述の実施例の
イメージスキヤナ部201を変形した例である。
【0064】図16は第1の実施例の変形例によるイメ
ージスキヤナ部の構成を示すブロツク図である。尚、図
1と同様の構成には、同一番号を付し、説明を省略す
る。図16において、2411はパターン発生回路、2
413はI/O,2414は変形例のCPU、2410
はANDゲートをそれぞれ示している。
【0065】動作として、濃度変換回路408の8ビツ
ト出力Vに対し、それぞれ判定回路409の出力である
判定信号Hと論理ANDがとられ、V’を出力する。結
果として、判定信号H=1のとき、すなわち、特定原稿
を読み取っていると判定された場合には、後述するパタ
ーン発生回路2411はスルーとなり、入力信号Vの値
にかかわらずに、出力はV’=FF(255)となり、
判定信号H=0のとき、すなわち、特定原稿を読み取っ
ていないと判定された場合には、後述するパターン発生
回路2411はスルーとなり、入力信号Vの値がそのま
ま出力信号V’として出力される。また判定信号H=2
のとき、すなわち、特定原稿を読み取っている可能性が
ある場合には、後述するパターン発生回路2411によ
り、2ビツトのある特定なパターン信号が発生し、判定
信号Hと共に、ANDゲート410へ送られ、あるパタ
ーン信号と入力信号Vとが合成され、出力信号V’を形
成する。
【0066】図17はパターン発生回路2441による
処理結果を説明する図である。
【0067】同図の(1)は特定原稿が読み込まれた場
合を示している。801は特定原稿となる特定画像80
3を含む原稿を示している。複写の指示で、原稿801
が本装置によつて読み取られると、802で示される出
力画像が得られる。この出力画像802には特定画像8
03の位置に該当する特定領域804をマスクされる。
すなわち、特定領域804は、例えば、CNO=0のと
きにはマゼンダ(M)色、CNO=1のときにはシアン
(C)色、CNO=2のときにはイエロー(Y)色で塗
り潰される。この結果、特定領域804を正常に複写せ
ず、元の特定画像803を認識不可能な状態で再生す
る。
【0068】また、図17の(2)は特定原稿が読み込
まれた場合の一例を示している。
【0069】この場合、判定回路409からの出力信号
H=2が出力され、パターン発生回路2411により、
あるパターン信号が発生し、出力される。このパターン
は図17の(2)に示すように、原稿全体に、ある一定
間隔で、例えば、その機械の機械番号、機械の使用日時
等の情報が印字される。その際、印字はY色で行われる
為に、原稿中に特定画像がないにも拘らず、誤判定によ
って上記情報を印字しても、ユーザーが画像の劣化を認
識できない程度で済み、出力画像の使用上で問題が生じ
ることはない。また特定原稿であつて、その出力ハード
コピーが特定原稿の果たす役割として使用された場合、
Y色で印字されたパターンから使用機種を特定すること
が可能となる。
【0070】ここで、特定原稿の概念であるが、紙幣や
有価証券などの原稿そのものを指す場合と、紙幣や有価
証券などの原稿を他の原稿に組み合わせたものを指す場
合とがある。本発明は、どちらの概念においても適用さ
れる。例えば、図17に示す例では、801を特定原稿とし
たが、803を特定原稿としてもよい。
【0071】[第2の実施例]さて、前述した第1の実
施例では、特定原稿の判定をイメージスキヤナ部に適用
した例を示したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、独立した画像処理装置に特定原稿を判定する構成
を配備しても良い。
【0072】図18は本発明の第2の実施例によるシス
テムを示す構成図である。同図において、2901はイ
メージスキヤナ、2902はビデオテープレコーダ(以
下「VTR」という)、2903はスチルビデオカメラ
(以下「SVC」という)、2904は本実施例の特定
原稿判定機能及びフレームメモリを具備した画像処理装
置、2905はフアクシミリやプリンタ等の画像出力装
置を示している。本実施例では、一例として、入力装置
にイメージスキヤナ2901、VTR2902、SVC
2903の3つを挙げたが、その他にホストコンピュー
タ等があり、これに限定されるものではない。
【0073】ここで画像処理装置2904の構成につい
て説明する。画像処理装置2904は、特定原稿判定機
能を得るために、第1の実施例の変形例で説明した判定
回路409及びパターン発生回路2411とを具備す
る。特定原稿判定の動作としては、第1の実施例の変形
例と同様のため、詳細な説明を省略する。
【0074】動作として、画像処理装置2904は、イ
メージスキヤナ2901、VTR2902、SVC29
03の内から画像信号を入力すると、フレームメモリを
用いて順次特定原稿の判定を行い、画像出力装置290
5に出力する。
【0075】このように、特定原稿を判定する画像処理
装置を独立して設けたことで、例えば通信システムとし
て特定原稿の通信、出力を防止することができる。
【0076】さて、第2の実施例において、画像出力装
置905に判定回路及びパターン発生回路を備え、プリ
ント信号Y,M,C,BKあるいはY,M,Cあるいは
R,G,Bで判定し、その結果に応じた出力を行うこと
により、いかなる入力に対してでも判定可能で、かつ、
誤判定の際の画像劣化の軽減が図れる。
【0077】また、第2の実施例において、判定信号H
を0〜2の3ビツトとしているが、ビツト数を増やし、
判定率、すなわち、特定原稿の存在確率に応じて付加パ
ターン(アドオン情報)の濃度を変更することも可能で
ある。
【0078】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによつて達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0079】以上説明したように、実施例によれば、複
写物の中に、装置を限定するための情報として、人間の
目では識別し難い特定パターンを付加することで、本来
複写されるべきではない特定原稿(例えば紙幣)が複写
された場合、複写に利用された装置を限定する手掛かり
とすることができる。また、特定パターンを、紙幣の短
手方向の長さよりも短いピッチで繰り返し付加すること
で、複写物の一部分が切り取られ、悪用された場合で
も、複写物の中には必ず特定パターンが付加されている
ので、これを鑑定することで、複写に利用された装置も
しくは複写した人物を割り出す、または、絞り込むこと
ができる。さらに、読取画像と予め登録された特定パタ
ーンとの類似度を検出し、類似度が大きい場合には特定
原稿が複写される可能性が高いと判断し、付加するパタ
ーンが識別し易いようにパターンの強さを強くし、類似
度が小さい場合には付加するパターンの強さを弱くす
る、もしくは、パターンを付加しないことで、通常のコ
ピー画質を損なわないようにすることができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力画像に装置固有の情報もしくは装置使用者を特定す
るための情報を示すパターンを付加する際に、入力画像
と特定画像との類似度の大小に応じた強度のパターンを
常に付加する。従って、類似度が大きく特定画像が複写
される可能性が高い場合は、特定画像の複写に利用され
た装置もしくは複写した人物を割り出す、または、絞り
込むための情報を強度が強いパターンとして、複写物に
付加することができる。また、類似度が小さい場合は、
強度が弱いパターンを付加することで、複写物の画質を
損わないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例によるイメージスキヤナ部201
の構成を示すブロツク図である。
【図2】本発明の第1の実施例である複写機の構成を示
す側断面図である。
【図3】第1の実施例による判定回路409の構成を示
すブロツク図である。
【図4】第1の実施例による判定回路409の主要な構
成を示すブロツク図である。
【図5】第1の実施例による積分器306の構成を示す
ブロツク図である。
【図6】第1の実施例における主走査方向の信号のタイ
ミングを示すタイミングチヤートである。
【図7】第1の実施例による積分器306の入出力の一
例を示す図である。
【図8】第1の実施例による比較器モジュール310の
構成を示すブロツク図である。
【図9】第1の実施例によるパターン付加回路410の
構成を示すブロツク図である。
【図10】第1の実施例における複写結果の一例を示す
図である。
【図11】第1の実施例によるパターンレベル選択信号
PSのセツト手順を説明するフローチヤートである。
【図12】第1の実施例における操作部の外観を示す正
面図である。
【図13】第1の実施例による電源投入時における液晶
タツチパネル1203の表示状態を示す図である。
【図14】第1の実施例によるイメージリピート機能使
用時の液晶タツチパネル1203の表示状態を示す図で
ある。
【図15】第1の実施例によるイメージリピート機能の
一例を示す図である。
【図16】第1の実施例の変形例によるイメージスキヤ
ナ部の構成を示すブロツク図である。
【図17】パターン発生回路2441による処理結果を
説明する図である。
【図18】本発明の第2の実施例によるシステムを示す
構成図である。
【符号の説明】
200 鏡面圧板 201 イメージスキヤナ部 202 プリンタ部 203 プラテン 204 原稿 205 ランプ 206〜208 ミラー 209 レンズ 210 3ラインセンサ 210−1〜210−3 CCDセンサ 211 信号処理部 212 レーザドライバ 213 半導体レーザ 214 ポリゴンミラー 215 f−θレンズ 216 ミラー 217 感光ドラム 218 回転現像器 219 マゼンダ現像部 220 シアン現像部 221 イエロー現像部 222 ブラック現像部 223 転写ドラム 224,225 用紙カセツト 226 定着ユニツト 301 間引き回路 302 LUT 303−1〜303−8 色味判定回路 310 306 積分器 308 比較器モジュール 401,402 デイレイ 403〜405 log変換回路 406 マスキング・UCR回路 407 空間フイルタ 408 濃度変換回路 409 判定回路 410 パターン付加回路 413 I/O 414 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393 G06T 1/00 500

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像に装置固有の情報を示すパター
    ンを付加する付加手段と、 前記入力画像と特定画像との類似度を判定する判定手段
    と、 前記判定手段により判定された類似度と、予め設定され
    た閾値とを比較して、前記類似度の大小を判別する判別
    手段と、 前記判別手段による判別結果に応じて、前記付加手段に
    よるパターンの付加強度を制御する制御手段とを有し、 前記付加手段は前記入力画像に常に前記パターンを付加
    し、前記制御手段は前記類似度が大きい場合は前記類
    似度が小さい場合に比べて前記パターンが識別し易いよ
    うに前記付加強度が強く、前記類似度が小さい場合は
    記類似度が大きい場合に比べて前記付加強度が弱くなる
    ように制御することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 装置使用者を特定するための情報を示す
    パターンを入力画像に付加する付加手段と、 前記入力画像と特定画像との類似度を判定する判定手段
    と、 前記判定手段により判定された類似度と、予め設定され
    た閾値とを比較して、前記類似度の大小を判別する判別
    手段と、 前記判別手段による判別結果に応じて、前記付加手段に
    よるパターンの付加強度を制御する制御手段とを有し、 前記付加手段は前記入力画像に常に前記パターンを付加
    し、前記制御手段は前記類似度が大きい場合は前記類
    似度が小さい場合に比べて前記パターンが識別し易いよ
    うに前記付加強度が強く、前記類似度が小さい場合は
    記類似度が大きい場合に比べて前記付加強度が弱くなる
    ように制御することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記パターンはイエローの色成分で付加
    されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載さ
    れた画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記パターンの強度とは、付加されるパ
    ターンのレベルの強さであることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載された画像処理装置。
  5. 【請求項5】 入力画像に装置固有の情報を示すパター
    ンを付加する画像処理方法であって、 前記入力画像と特定画像との類似度を判定し、 判定された類似度と、予め設定された閾値とを比較し
    て、前記類似度の大小を判別し、 前記判別結果に応じて、付加するパターンの付加強度を
    制御する各ステップを有し、前記パターンは 前記入力画像に常に付加され、前記類似
    度が大きい場合は前記類似度が小さい場合に比べて前記
    パターンが識別し易いように前記付加強度が強く、前記
    類似度が小さい場合は前記類似度が大きい場合に比べて
    前記付加強度が弱くなるように制御されることを特徴と
    する画像処理方法。
  6. 【請求項6】 装置使用者を特定するための情報を示す
    パターンを入力画像に付加する画像処理方法であって、 前記入力画像と特定画像との類似度を判定し、 判定された類似度と、予め設定された閾値とを比較し
    て、前記類似度の大小を判別し、 前記判別結果に応じて、付加するパターンの付加強度を
    制御する各ステップを有し、前記パターンは 前記入力画像に常に付加され、前記類似
    度が大きい場合は前記類似度が小さい場合に比べて前記
    パターンが識別し易いように前記付加強度が強く、前記
    類似度が小さい場合は前記類似度が大きい場合に比べて
    前記付加強度が弱くなるように制御されることを特徴と
    する画像処理方法。
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