JP3294639B2 - 板状体の往復搬送装置 - Google Patents

板状体の往復搬送装置

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JP3294639B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B35/00Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
    • C03B35/14Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands
    • C03B35/16Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands by roller conveyors
    • C03B35/163Drive means, clutches, gearing or drive speed control means

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Reciprocating Conveyors (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば加熱炉内で板ガラ
スを往復搬送する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小ロット(生産量の少ない)の板ガラス
製品を生産する場合等に、長さの短い加熱炉内で板ガラ
スを往復搬送することで必要な炉長を確保するようにし
た装置が米国特許第4,133,667号として提案さ
れている。この先行技術の概略構成は図3に示すよう
に、加熱炉100を挟んで左右両側にモータ101,1
02で回転せしめられる駆動プーリ103,104を配
置し、これら駆動プーリ103,104及びガイドプー
リ105…にベルト106をループ状に掛け渡し、更に
ベルト106に複数本の搬送ローラ107を圧接し、ベ
ルト106の走行によって搬送ローラ107を回転せし
め、搬送ローラ107上に載置した板ガラスGを搬送す
るようにしている。
【0003】上記の先行技術にあっては、モータ101
にて駆動プーリ103を矢印方向に回転させて板ガラス
GをA方向に移動する場合には、他方のモータ102を
ブレーキとして作用させ、またモータ102にて駆動プ
ーリ104を矢印方向に回転させて板ガラスGをB方向
に移動する場合には、他方のモータ101をブレーキと
して作用させることで、ベルト106に伸び(緩み)を
生じさせないようにし、走行方向を反転した際のバック
ラッシュをなくし、板ガラスGの傷付き防止を図ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来装置によ
ればバックラッシュによる傷つきは防止できるが、2つ
のモータを必要とし、しかも一方のモータを駆動してい
る時は他方のモータが常にブレーキとして作用するの
で、動力的に無駄が多く、更にモータの正逆回転の切換
えをスムーズに行なうために高価なサーボモータ或いは
ブレーキモータを用いなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、板ガラス等の板状体Gを載置した複数の搬送ロ
ール5…を、一対の回転駆動部材7,8間にループ状に
掛け渡した走行帯19によって正逆回転させるようにし
た板状体の往復搬送装置において、前記回転駆動部材
7,8は、それぞれ一方向回転動力伝達機構9,10
備え、これら一方向回転動力伝達機構9,10は互いに
回転動力伝達方向を逆にし、且つ単一のモータ13で駆
動すべくそれぞれの一方向回転動力伝達機構9,10
は該モータ13で回転駆動されるラインシャフト15
連結されており、前記回転部材7,8の間にはテンショ
ンローラ21を配置し、該テンションローラ21にスプ
リング22により弾発力を付与し、前記走行帯19に該
テンションローラで張力を付与するようにしたことを特
徴とする。
【0006】
【作用】モータの正転は一方の一方向動力伝達機構を介
して一方の駆動プーリに伝達され、他方の駆動プーリに
は伝達されず、またモータの逆転は他方の一方向動力伝
達機構を介して他方の駆動プーリに伝達され、一方の駆
動プーリには伝達されない。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る板状体の往復搬
送装置の斜視図、図2は同往復搬送装置の概略構成を示
す図であり、実施例では板ガラスの加熱炉1内に搬送装
置2を配置した例を示している。
【0008】搬送装置2は加熱炉1内に前後に離間して
一対の支持プレート3,4を配置し、これら支持プレー
ト3,4間に搬送ロール5…を回転自在に取り付けてい
る。搬送ロール5…はその軸が板ガラスGの搬送方向と
直交する方向に配置され、支持プレート3から突出した
搬送ロール5の軸の端部にはロール駆動用プーリ6を固
着している。
【0009】一方、加熱炉1内の支持プレート3を配置
した側には左右に離間して一対の駆動部材である駆動プ
ーリ7,8を配置している。これら駆動プーリ7,8は
ラチェット機構等の一方向動力伝達機構9,10を備え
ている。これら一方向動力伝達機構9,10は図2に示
すように互いに動力を伝達し得る方向が逆になってい
る。
【0010】また、一方向動力伝達機構9,10への動
力の伝達はベベルギヤ等を内蔵した駆動ボックス11,
12を介して行なわれる。そして、駆動ボックス11に
はモータ13の駆動力が直接伝達され、駆動ボックス1
2にはカップリング14及びラインシャフト15を介し
て駆動ボックス11から駆動力が伝達される。尚、図示
例では更に駆動ボックス12からカップリング16及び
ラインシャフト17を介して別の往復搬送装置に動力を
伝達するようにしている。
【0011】また、支持プレート3の側部にはガイドプ
ーリ18…を配置し、これらガイドプーリ18…及び駆
動プーリ7,8間に走行帯としての金属ベルト19を閉
ループ状(無端状)に掛設し、この金属ベルト19を押
圧ローラ20にて前記ロール駆動用プーリ6に圧接さ
せ、金属ベルト19の走行で搬送ロール5が正転または
逆転するようにしている。
【0012】更に、駆動プーリ7,8間にはテンション
ローラ21を配置している。このテンションローラ21
は弾発力が(F)のスプリング22で金属ベルト19に
常時一定の張り力(F/2)を付与している。
【0013】以上において、モータ13を正転すると、
駆動ボックス11,12を介して各一方向動力伝達機構
9,10に動力が伝達されるが、一方向動力伝達機構1
0は空回りし、駆動プーリ7のみに駆動力が伝達され矢
印方向に駆動プーリ7が回転して金属ベルト19が走行
し搬送ローラ5が回転して、搬送ローラ5上の板ガラス
GはA方向に移動する。
【0014】また、モータ13を逆転すると、同様にし
て駆動ボックス11,12を介して各一方向動力伝達機
構9,10に動力が伝達されるが、今度は一方向動力伝
達機構9は空回りし、駆動プーリ8のみに駆動力が伝達
され矢印方向に駆動プーリ8が回転して金属ベルト19
が前記とは逆方向に走行し搬送ローラ5が回転して、搬
送ローラ5上の板ガラスGはB方向に移動する。
【0015】そして、上記した正転及び逆転のいずれに
おいても、テンションローラ21により金属ベルト19
には一定の張力が作用しているので、回転方向を正逆反
転した際にバックラッシュが生じることがない。尚、プ
ーリ7,8の一方のみを駆動プーリとし他方を被動プー
リとした場合にはプーリ7,8間にテンションローラ2
1を配置することはできない。つまり仮りにプーリ7を
駆動プーリとし、このプーリの駆動力で板ガラスGをB
方向にも移動させようとすると、テンションローラ21
がスプリング22に抗して上昇し、安定した走行速度が
得られない。
【0016】尚、実施例としては駆動部材としてプーリ
を、走行帯として金属ベルトを、連結部材としてライン
シャフトを示したが、プーリの代りにスプロケットを、
金属ベルトの代りにチェーンを、ラインシャフトの代り
にギヤ列等を用いてもよい。また、実施例にあってはベ
ルト19にてロール駆動用プーリ6を直接回転せしめる
ようにしたが、ベルト19の方向方向に沿って複数のロ
ール支持コロを配置し、このロール支持コロ上に搬送ロ
ール5の端部を載置しロール支持コロを介して駆動力を
搬送ロール5に伝達するようにしてもよい。このように
することで、搬送ロール5を単独で軸方向に取り出すこ
とができ、ロールが傷ついた場合等に交換が容易にな
る。更に、搬送ロール5の支持を各搬送ロール5の間に
ロール支持コロが位置するようにし、ロール支持コロで
隣り合う2本の搬送ロール5を共通して支持し、同時に
2本の搬送ロールに動力を伝達するようにすることで、
各搬送ロール5の回転速度を等しくすることができる。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
単一のモータ13の駆動力をラインシャフト15等を介
して一対の回転駆動部材7,8に伝達し、これら各回転
駆動部材7,8は一方向回転動力伝達機構9,10を備
え、モータの正転時には一方の回転駆動部材に、モー
13の逆転時には他方の回転駆動部材に動力を伝達
し、しかも一方(他方)の回転駆動部材に動力を伝達し
ている時は他方(一方)の回転駆動部材に動力が伝達さ
れないようにし、更にテンションローラ21及びスプリ
ング22で走行帯19ベルトチェーン)が緩まない
ようにしているので、単一の駆動源で一対の駆動部材間
にループ状に掛け渡した走行帯19をバックラッシュを
生じないように往復動させることができ、したがって走
行帯19に圧接して回転するローラ5…にて板ガラス等
を搬送する際に、バックラッシュによる傷つきを防止で
きる。また、ラインシャフト15を介して単一のモータ
13の駆動力を2個の回転駆動部材を構成する駆動プー
リに伝達するようにしたので、駆動源を増すことなく往
復搬送装置ユニットを増設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板状体の往復搬送装置の斜視図
【図2】同往復搬送装置の概略構成を示す図
【図3】従来の往復搬送装置の概略構成を示す図
【符号の説明】
1…加熱炉、2…搬送装置、3,4…支持板、5…搬送
ロール、7,8…駆動プーリ、9,10…一方向動力伝
達機構、11,12…駆動ボックス、13…モータ、1
5…ラインシャフト、21…テンションローラ、22…
スプリング、G…板ガラス。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板ガラス等の板状体を載置した複数の
    搬送ロール5…を、一対の回転駆動部材7,8間にルー
    プ状に掛け渡した走行帯19によって正逆回転させるよ
    うにした板状体の往復搬送装置において、 回転駆動部材7,8は、それぞれ一方向回転動力伝
    達機構9,10を備え、これら一方向回転動力伝達機構
    9,10は互いに回転動力伝達方向を逆にし、且つ単一
    のモータ13で駆動すべくそれぞれの一方向回転動力
    伝達機構9,10は該モータ13で回転駆動されるライ
    ンシャフト15で連結されており、 前記回転部材7,8の間にはテンションローラ21を配
    置し、該テンションローラ21にスプリング22により
    弾発力を付与し、前記走行帯19に該テンションローラ
    で張力を付与するようにした、 ことを特徴とする板状体の往復搬送装置。
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