JP3294456B2 - 乗客コンベア - Google Patents

乗客コンベア

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JP3294456B2
JP3294456B2 JP00312795A JP312795A JP3294456B2 JP 3294456 B2 JP3294456 B2 JP 3294456B2 JP 00312795 A JP00312795 A JP 00312795A JP 312795 A JP312795 A JP 312795A JP 3294456 B2 JP3294456 B2 JP 3294456B2
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passenger
switch
passenger conveyor
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passengers
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日出夫 井上
洋 郷古
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータあるいは
オートライン等の乗客コンベアに係り、特に、追越しゾ
ーンを乗客に知らしめる乗客コンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、交通機関の発展に伴い、長行程の
エスカレータおよびオートラインが空港や駅等に設置さ
れるようになった。これら長行程の乗客コンベアの場
合、走行速度が30m/minと一定であることから、
一般乗客が踏段の左側に立ち、急ぐ乗客のために右側を
あけておくことが行なわれている。しかし、このマナー
の定着率は低く、このため、従来、内デッキ表面に右側
をあけて下さい等の表示を行なったものが実用されてい
る。また、今だ実用化されていないが、特開平5−20
1681号公報に記載されているように、踏段に矢印を
記すものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した内
デッキ表面に表示するものにあっては、前記内デッキと
いう位置から、乗客にとって見づらく、前記表示に気付
かないというのが実情である。また、後者の踏段に矢印
を記すものにあっては、踏段1つ1つに前記矢印を記す
ことが必要であり、多大な費用がかかるという問題があ
った。
【0004】本発明は上述した問題に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、特別な加工等を要すること無
く、急ぐ乗客のための追越しゾーンを他の乗客へ確実に
認知させることができる乗客コンベアを提供することに
ある。また、第2の目的は、長行程のものであっても確
実に追越しゾーンを認知させることができる乗客コンベ
アを提供することにある。また、第3の目的は、急ぐ乗
客のための追越しゾーンの報知を要時にのみ行なうこと
ができる乗客コンベアを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明では、無端状に連結され,乗降口間を走行す
る踏段と、この踏段の左右に立設される欄干と、この欄
干上を走行する移動手摺とを備えた乗客コンベアにおい
て、前記乗降口間に所定間隔をおいて複数設置され乗客
の操作に応じて出力信号を出力するスイッチと、これら
各スイッチの乗客の移動方向前方に間隔をおいてそれぞ
れ配置される複数個の放送装置とを設け,前記スイッチ
が操作された時、この操作されたスイッチの出力信号に
より、この操作されたスイッチの乗客の移動方向前方に
ある放送装置を動作させるよう構成してある。
【0006】
【0007】
【0008】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明は前記のように
構成したので、急ぎの乗客が乗口部と欄干近傍との少な
くとも前記乗口部に設置されるスイッチを操作すると、
このスイッチから出力信号が出力されて放送装置が動作
し、踏段の片側が追越しゾーンである旨を報知するよう
になっている。このように、音声によって報知を行なう
ので、特別な加工等を要すること無く、急ぐ乗客のため
の追越しゾーンを他の乗客へ確実に認知させることがで
きる。また、前述の放送装置は、乗降口間に所定間隔を
おいて複数個配列されており、これによって、長行程に
渡る乗客コンベアであっても確実に追越しゾーンを認知
させることができる。さらに、乗客コンベアに乗り込む
急ぎの乗客がスイッチを操作すると、操作された当該ス
イッチの前方にある放送装置のみが動作するようになっ
ている。これによって、急ぐ乗客のための追越しゾーン
の報知を要時にのみ行なうことができる。
【0009】
【0010】
【0011】
【実施例】以下、本発明の乗客コンベアの実施例を図に
基づいて説明する。図1は本発明の乗客コンベアの一実
施例を示すの側面図、図2は図1の乗客コンベアのC−
C線に沿う縦断面図である。
【0012】一般に乗客コンベア、例えばオートライン
は図1および図2に示すように、無端状に連結され、乗
降口A、B間を走行する踏段1と、この踏段1の左右に
立設される欄干2と、この欄干2上を走行する移動手摺
3とを備えている。
【0013】そして、本実施例の乗客コンベアは、前記
乗口部A、および、この乗口部Aから所定間隔をおいて
欄干2近傍に設置され、乗客の操作に応じて出力信号を
出力するスイッチ4a、4b、4c、4dと、前記出力
信号により動作し、乗降口A、B間に所定間隔をおいて
複数個配列される放送装置5a、5b、5c、5dと、
前記のスイッチ4a〜4dを指示するポール6a、6
b、6c、6dとが設けられている。
【0014】この実施例にあっては、乗口部Aから急ぎ
の乗客が乗り込もうとした際に、前方に踏段1の右側に
他の乗客が立ち止まっていた場合、乗口部Aに立設され
るポール6aのスイッチ4aを操作する。この操作に応
じて出力信号が出力されてすべての放送装置5a〜5d
が動作し、踏段1の片側が追越しゾーンである旨、例え
ば「立ち止まっている方は左側によって下さい」と放送
する。
【0015】また、急ぎの乗客が乗客コンベアの途中で
前方に踏段の右側に立ち止まる他の乗客に気付き、欄干
2近傍に設置されたスイッチ、例えばポール6cのスイ
ッチ4cを操作すると、操作された当該スイッチ4cの
前方にある放送装置5c、5dのみが動作し、踏段1の
右側が追越しゾーンである旨を報知するようになってい
る。
【0016】このように構成した実施例では、音声によ
って報知を行なうので、特別な加工等を要すること無
く、急ぐ乗客のための追越しゾーンを他の乗客へ確実に
認知させることができる。また、放送装置5a〜5d
は、乗降口A、B間に所定間隔をおいて複数個配列され
ており、これによって、長行程に渡る乗客コンベアであ
っても確実に追越しゾーンを認知させることができる。
さらに、乗客がスイッチを操作すると、操作された当該
スイッチの前方にある放送装置のみが動作するようにな
っていることから、急ぐ乗客のための追越しゾーンの報
知を要時にのみ行なうことができる。
【0017】なお、本実施例ではポール6a〜6dを欄
干2の外側の床に立設したが、欄干2にスイッチの指示
体を取り付けてもよいとともに、スイッチを直接、欄干
2に取り付けても良い。また、本実施例ではスイッチ4
a〜4dを設けたが、これらのスイッチの数は乗客コン
ベアの長さに応じて適宜設けることができる。さらに、
本実施例ではオートラインを乗客コンベアとした例を示
したが、本発明はこれに限らず、エスカレータにも用い
ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、特
別な加工等を要すること無く、急ぐ乗客のための追越し
ゾーンを他の乗客へ確実に認知させることができ、
た、長行程のものであっても確実に追越しゾーンを認知
させることができ、したがって、安価な費用で、スムー
ズな乗客コンベアの利用を達成することができる。さら
に、急ぐ乗客のための追越しゾーンの報知を要時にのみ
行なうことができ、これにより、必要とされる乗客に対
しより顕著に報知が行なうことができるとともに、他の
乗客、すなわち、所定位置で立ち止まっている乗客に対
し前記報知に伴うわずらわしさを低減できる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の乗客コンベアの一実施例を示す
の側面図である。
【図2】図1の乗客コンベアのC−C線に沿う縦断面図
である。
【符号の説明】
1 踏段 2 欄干 3 移動手摺 4a〜4d スイッチ 5a〜5d 放送装置 6a〜6d ポール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−87491(JP,A) 特開 平2−204296(JP,A) 特開 平8−85691(JP,A) 特開 平5−201681(JP,A) 実開 平1−47781(JP,U) 実開 昭62−128077(JP,U) 実開 平1−166692(JP,U) 実開 昭48−1588(JP,U) 実開 昭50−70684(JP,U) 実開 平4−117884(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 21/00 - 31/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状に連結され,乗降口間を走行する
    踏段と、この踏段の左右に立設される欄干と、この欄干
    上を走行する移動手摺とを備えた乗客コンベアにおい
    て、 前記乗降口間に所定間隔をおいて複数設置され乗客の操
    作に応じて出力信号を出力するスイッチと、これら各ス
    イッチの乗客の移動方向前方に間隔をおいてそれぞれ配
    置される複数個の放送装置とを設け,前記スイッチが操
    作された時、この操作されたスイッチの出力信号によ
    り、この操作されたスイッチの乗客の移動方向前方にあ
    る放送装置を動作させるよう構成したことを特徴とする
    乗客コンベア。
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