JP3287816B2 - 建物内部階段 - Google Patents

建物内部階段

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JP3287816B2
JP3287816B2 JP21194599A JP21194599A JP3287816B2 JP 3287816 B2 JP3287816 B2 JP 3287816B2 JP 21194599 A JP21194599 A JP 21194599A JP 21194599 A JP21194599 A JP 21194599A JP 3287816 B2 JP3287816 B2 JP 3287816B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の内部に設け
られる階段に係り、特に、建物建造に先行して仮設され
建物の建造と同時に建付けることができかつ防音性に優
れ、脱着を容易にした踏板を有する建物内部階段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建物内部の階段の施行方法として
は、以下のようなものがある。その一つとして、建物一
体型階段があるが、これは、建築工事現場で、型枠大工
職人により型枠材である建築パネル、さんぎ、角材等を
使用して、階段の現寸に切り合わせて、一つ一つ組合
せ、型枠による立体階段を作り、その型枠の中に鉄筋職
人が補強鉄筋を配筋し、その後型枠内に生コンクリート
を打設して硬化させることによりフロア部の本踊場、フ
ロア間の中間踊場、階段部を全て一体に形成する階段が
できあがるものである。
【0003】また、建物内部の階段を鉄骨階段によって
施行する場合には、製作図により工場において予め階段
の本踊場、中間踊場、階段部等の主要部を鉄鋼材により
作り、建築現場では、これらの主要部を揚重機により吊
り上げ建造中の建物内部に位置決めして取り付け、その
後に踊場、踏板部分に生コンクリートを打設することに
より形成され設けられる。
【0004】また、建物内部の階段には、例えば、特開
平6−146520号公報に記載されているように、踊
場と階段部を一体にPC(プレキャストコンクリート)
版製にして予め工場において製作し、建物の中壁材の両
面側に突出した梁材に階段部を支持することにより建築
現場で組み立てるようにしたもの、また、特開平6−1
1747号公報に記載されているように、踊場と階段部
を別々にPC版製とし、壁柱の両側に階段部をボルトで
取り付けると共に、踊場と、ささら桁、踏板等を一体に
した階段部とを連結プレートにより接合して、踊場を建
物に支持するようにした施行方法もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の建物内部の階段は、特に、建物と一体に鉄
筋補強されたコンクリート製の階段においては、その製
作過程に非常に時間を要することである。建物の制限さ
れた現場の建築工期内において、内部階段の階段部はさ
さら桁、踏板等の製作に長い時間を取られる部分であ
り、コスト高を生じさせる部分となっている。
【0006】また、内部階段を鉄骨階段によって施行す
る場合には、上記のようなコンクリート製の場合に比べ
て、工期的には部分的に予め工場で製作されるので現場
での作業に要する時間が短縮されて大分改善されるが、
階段を支持するための鉄骨柱、梁材等を必要とするケー
スが多く、コストからみると改善とはいかず、逆にコス
ト高にもなりうるだけでなく、鉄骨製のため踏板部分の
防音性が悪く、内部階段であることから顕著になってい
る。
【0007】さらに、従来の階段の踊場、階段部等の各
部を予めPC版製にしておいて、建物に組み付ける場
合、踊場と階段部が一体にしたものは、重量が大になり
壁柱、建物本体への支持には、相当の強度を有する取り
付け手段を要し、また、その位置への据付にも揚重機の
取扱い作業に慎重さを要するものである。さらに、踊場
と階段部が別々にPC版製のものにされた場合も、既に
建造された建物に対してある程度の重量を有する踊場、
階段部を支持するには、特別に壁柱を設けたり、取り付
けのために強度の高い取付具を必要とし、コスト高にな
るだけでなく、その作業は既に建造された建物内部とい
う狭い作業空間において行わなければならず、手間のか
かる組み付けとなっていた。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、軽量で、着脱が容易であるだけでなく、防音
効果、装飾性に優れた階段部の踏板を備えた建物内部階
段を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による建物内部階段は、建物フロア位置の本
踊場、建物フロア間のほぼ中間高さ位置の中間踊場、そ
して、壁側ささら桁、中央部側ささら桁、これらのささ
ら桁間に渡されて固定される踏板、および前記ささら桁
に取り付けられる手摺からなる階段部を有する建物用の
内部階段であって、階段部の踏板が、奥行き側および手
前側の両端部を平坦部からそれぞれ反対方向に適宜の長
さだけ直角に折り曲げて形成された立設部を有する鋼
板、およびこの鋼板の下面側に長手方向に一体に延設さ
れるよう溶接された1個以上の鋼製パイプを有し、全体
を難燃性の弾性材によって被覆して形成され、踏板手前
側の下面と下段の踏板の奥行き側立設部との間を塞ぐ目
隠し板ための接続部を有することを特徴とする。
【0010】この建物内部階段において、前記被覆され
た踏板の主踏み面を防炎カーペットで覆うとともに、手
前側踏み面に蛍光ゴムを埋め込んだ溝を形成したことを
特徴とする。
【0011】また、この建物内部階段において、踏板
が、壁側ささら桁の壁側に固定されて壁に埋め込まれた
ナットに対して、鋼製パイプを通されかつ両端にねじを
切られた丸棒の一端のねじをねじ込むとともに、中央側
ささら桁から突出した丸棒の他端のねじにナットを螺着
することにより、ささら桁に対して取り付けられること
を特徴とする。
【0012】このような建物内部階段において、踏板の
接続部が踏板の手前側下面の被覆された弾性材に目隠し
板の一端部を保持する係合溝部、およびこの係合溝部と
の間に目隠し板の他端部を保持するように下段の踏板の
奥行き側立設部の上端部に形成した溝部を含むことを特
徴とする。
【0013】さらに、このような建物内部階段において
は、踏板の主踏み面を覆う防炎カーペットに合せて各踊
場にも防炎カーペットが敷き詰められていることを特徴
とする。
【0014】このような建物内部階段において、上記の
ような踏板を含む内部階段がコンクリート打設壁部を有
する建物用であって、本踊場が壁部の建物フロア位置ま
たは建物フロア部分に壁部に三側部を一部進入するよう
に設けられかつ三側部から突出する複数のアンカーを有
し、中間踊場が建物フロア間のほぼ中間高さ位置の壁部
に三側部を一部進入するように設けられかつ三側部から
突出する複数のアンカーを有するとともに、階段部が、
上下に位置する踊場に架け渡されて壁部に隣接する壁側
ささら桁、階段中央部に位置して踊場に固定される中央
部側ささら桁、これらのささら桁間に渡されて固定され
る踏板、およびささら桁に取り付けられかつ立子を立設
した平行な支持棒を有してなる手摺を有し、さらに壁側
ささら桁の壁側側面に壁部内部に向って突出するように
固定された複数本のスタッドボルトを備え、踊場および
階段部が建物内部の前記各高さ位置に建物の建造に先行
して位置決めされて仮設され、アンカーおよびスタッド
ボルトを壁部のコンクリート打設時に同時に壁部の内部
に埋めこむことにより設置されることを特徴とする。
【0015】
【作用】上記構成の建物内部階段は、建物フロア位置の
本踊場、建物フロア間のほぼ中間高さ位置の中間踊場、
そして、壁側ささら桁、中央部側ささら桁、これらのさ
さら桁間に渡されて固定される踏板、および前記ささら
桁に取り付けられる手摺からなる階段部を有する建物用
の内部階段は、その階段部の踏板が、奥行き側および手
前側の両端部を平坦部からそれぞれ反対方向に適宜の長
さだけ直角に折り曲げて形成された立設部を有する鋼
板、およびこの鋼板の下面側に長手方向に一体に延設さ
れるよう溶接された1個以上の鋼製パイプを有し、全体
を難燃性の弾性材によって被覆して形成されているの
で、階段部を軽量にすることができ、特に、超高層の建
物においては、その総重量を著しく軽減することができ
る。また、建物内部階段として密閉度の高い箇所に用い
られ階段において問題になる歩行音の発生が抑えられ、
防音性が高められる。そして、踏板手前側の下面と下段
の踏板の奥行き側立設部との間を塞ぐ目隠し板のための
接続部を有するので、上段と下段との間の隙間を塞ぐた
めの目隠し板の取り付けをこの接続部への取り付けによ
り容易に行うことができる。
【0016】また、この被覆された踏板の主踏み面を防
炎カーペットで覆うとともに、手前側踏み面に蛍光ゴム
を埋め込んだ溝を形成しているので、防炎カーペットに
よる防音効果がさらに高められるだけでなく、避難階段
としての安全性も高められ、防災上避難階段として蛍光
ゴムによる発光によって停電時に暗闇の中でも、踏板の
確認を確実にさせるので、安全性も高められる。
【0017】この建物内部階段において、踏板がささら
桁に対して、壁側ささら桁の外側に固定されて壁に埋め
込まれたナットに対して、鋼製パイプを通されかつ両端
にねじを切られた丸棒の一端をねじ込むとともに、中央
側ささら桁から突出した丸棒の他端のねじにナットを螺
着することにより取り付けられるようにしたので、も
し、踏板の損傷により取替えの必要がある場合には、中
央側ささら桁側の丸棒を締め付け固定しているナットを
取り外し、さらに丸棒の壁側ささら桁のナットからの取
り外しにより、丸棒をパイプから抜き取って、踏板をさ
さら桁から容易に取り外して、損傷のない踏板と取替え
ることができる。
【0018】このような建物内部階段において、踏板の
接続部が踏板の手前側下面の被覆された弾性材に目隠し
板の一端部を保持する係合溝部を形成し、下段の踏板の
奥行き側立設部の上端部に形成した溝部との間に目隠し
板の他端部を保持するようにしたので、踏板鋼板、鋼板
に一体のパイプを弾性材によって被覆する際に、同時に
成形することより係合溝部を踏板下面の手前側と踏板奥
行き側の立設部の端部に設けることができ、目隠し板の
取り付け作業を容易に行うことができる。
【0019】さらに、このような建物内部階段において
は、踏板の主踏み面を覆う防炎カーペットに合せて各踊
場にも防炎カーペットが敷き詰められているので、防炎
カーペットの色は自由に選択することかでき、階段室の
壁等も含めて綜合的に装飾性を考慮することができる。
【0020】以上のような踏板を備えた階段部を有する
建物内部階段は、建物フロア位置の壁部または建物フロ
ア部に三側部を一部進入するように設けられかつ三側部
から突出して壁部またはフロア部に埋め込まれる複数の
アンカーを有するもので、PC(プレキャストコンクリ
ート)版製で予め専門工場で作られたものであり、建物
本体の建造に先行して設計図面に決められた所定の位置
に仮設配置するために、仮設用組立治具の本踊場用の架
台が準備される。この架台に対して、上記のようなPC
版製の本踊場が揚重機により吊り上げられ、その後踊場
支持部上に静かに下ろされ、設計図面の位置に本踊場を
位置決めして固定される。次に、本踊場とほぼ同じ形
状、構造の中間踊場が、建物フロア間の中間位置に対応
して仮設配置されるために、本踊場用の架台と同様に準
備される。このように準備された架台に対して、本踊場
と同様に、予め作られていたPC版製の中間踊場が揚重
機によってゆっくりと吊り上げられ、架台の踊場支持部
に対して静かに下ろされ、調整しながら固定される。
【0021】この設置された中間踊場用の架台は、既に
設定されている本踊場の架台に対して互いに固定用筋交
を介して連結されてその場所にボルトにより固定され、
仮締めされていたボルト等もしっかりと締めて固定する
ことにより、建物本体の建築作業に先行して階段仮設用
の組立治具の設置が完了する。
【0022】この後、中間踊場と組立治具の設置面との
間に、建物壁部に埋め込まれるスタッドボルトが側面に
突出するように固定されたささら桁と階段中央側のささ
ら桁、それらの間に渡されて固定された上記構成の踏
板、およびささら桁に平行な2つの棒間に立設されて取
り付けられた手摺を有する階段部が揚重機により吊り上
げられ、下ろされて配置され、ささら桁の上端部は中間
踊場の取付部に固定されるとともに、下端部は設置面に
固定される。そして、上階のフロア位置の本踊場と中間
踊場との間に上記の階段部と同じ構成の階段部がささら
桁の端部を各踊場の取付部に固定することにより、階段
の仮設が建物の建造に先行して完了する。
【0023】この後、階段室の壁を形成するための型枠
が踊場部分では壁側の三側部の縁に沿った一部が壁内あ
るいはフロア部に進入するよう取り付けられ、階段部の
壁側ささら桁のスタッドボルトが内部に位置するように
型枠が取り付けら、壁、フロアの配筋が行われる。そし
て、階段室壁、上階フロアのコンクリート打設が、壁あ
るいはフロアに対して、各踊場のアンカー、階段部のス
タッドボルトを一緒に埋め込むように行われる。コンク
リート打設後、養生期間を置いて、コンクリートの型枠
が取外され、その後組立用治具が分解されて階段室から
取り除かれることにより、建物の建造と同時に内部階段
が完成される。
【0024】上記の各作業は、次のフロアまでの階段を
作るために、組立治具の架台が完成した踊場を設置面と
して組み立てられ、順次最上階まで施行されていき、建
物の建造に先行して階段が設置されて進められていく
が、階段部の踏板の重量を著しく減少させたので、仮設
時の取り付け作業も従来に比して容易になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。まず、本発明による建物内部階段
について、全体構成を図6および図7を参照して説明す
ると、図6は建物建造に先行して仮設された建物内部の
階段の全体を示す立面図であり、図7は図6の仮設され
た階段を説明するための平面図ある。階段は、建物フロ
ア位置に設置される本踊場1、フロア間の中間位置に設
置される中間踊場2、および中間踊場2と本踊場1ある
いは階段の設置面9との間に配置される階段部3からな
り、建物の建造に先行して仮設されるために組立治具の
本踊場用架台4、中間踊場用架台5が組立られて、それ
らの上に本踊場1、中間踊場2が置かれて固定され、こ
れらの踊場1、2に階段部3が取り付けられて仮設され
る。
【0026】さらに詳述すると、本踊場1は、図7に示
されるように、厚さ100〜130mmのPC(プレキ
ャストコンクリート)版からなり、補強のために横の異
形鉄筋12および縦の異形鉄筋14が格子状に埋め込ま
れていて、その端部は、建物壁部6、7に面した側面か
ら突出していて、アンカー13、15として側面から約
80mmの部分で側面に平行に曲げられている。さら
に、本踊場1の階段部側部分には、ピアノ硬線17を壁
側端部と中央部側とに設けられたピアノ硬線固定具18
間に張設されて本踊場1が補強されている。そして、本
踊場1の壁6、7に面した側面には、型枠取付用インサ
ート19が適宜の間隔で埋め込み設けられている。この
ように、予め作られたPC版製の本踊場は、その耐荷重
強度が250〜300kg/m2のものを使用されてい
る。
【0027】また、中間踊場2は、本踊場1と同様に、
そして、図7にも示されるように、厚さ100〜130
mmのPC(プレキャストコンクリート)版からなり、
横および縦の異形鉄筋22、24が格子状に埋め込まれ
ていて、その端部が建物の壁6、7の内部に突入するよ
うに、3つの側面から突出していて、側面から約80m
mの長さ部分で側面に平行になるように曲げられてい
る。中間踊場2の階段部側部分は、中央部分と両壁側部
分との間に配置されたピアノ硬線固定具28間にピアノ
硬線27が張設されていて、中間踊場2の補強がされて
いる。そして、中間踊場2の壁6、7側の側面には型枠
取付用インサート29が適宜の間隔で埋め込み取り付け
られている。
【0028】また、階段部3は、図1乃至5に示される
ように、建物の階段室壁側ささら桁32および中央側さ
さら桁34を有し、両ささら桁32、34は厚さ12〜
16mmの鋼板製であり、幅250〜300mmの用途
に選定されたものである。そして、両ささら桁32、3
4の間に鋼板362により補強された防音処理された踏
板36が複数個配置されている。これらの踏板36の間
には、それらの間を塞ぐ目隠し板368が取り付けられ
ている。この踏板36は、図1および図2に示されるよ
うに、厚さ2.3mmの鋼板362が踏板奥行き側と手
前側を直角に折り曲げられて、立設部364を形成する
ようにされ、そして、鋼板362の下面には直径19m
m、厚さ2mmの少なくと2本の中空の鋼製パイプ36
6が溶接されて固定されていて、さらに、図2に示すよ
うに鋼製パイプ366の部分を含めて、その全面をゴム
材に難燃物質を混入したもの、あるいは廃棄物処理によ
り得られたゴム材等のチップを用いた弾性材をプレス機
により鋼板362等に圧着することによって被覆し形成
されている。また、踏板奥行き側の立設部364には、
弾性材部分に目隠し板368を保持するための係合溝3
65が形成され、目隠し板368の接続部を形成してい
る。また、踏板36の手前側裏面には、目隠し板368
の上端部を保持するための係合溝374が形成され、同
様に目隠し板368の接続部を形成している。
【0029】また、壁側ささら桁32には、壁部6に埋
め込まれるように壁側ささら桁32の壁側面に固定され
たナット372が設けられ、鋼製パイプ366を通され
る両端にねじを切った丸棒370のねじがねじ込まれる
ようになっている。この丸棒370の他端部のねじ部分
は、図1に示されるように中央側ささら桁34の取り付
け穴から突出するねじ部分に化粧ナット372を締め付
けることにより踏板36の両ささら桁32、34への取
り付けを行うことができる。このように取り付けたこと
により、踏板36が何らかの損傷を受けて、取替えの必
要が生じたとき、中央側ささら桁34の外側のナット3
72を取り外し、さらに丸棒370を壁側ささら桁32
に固定されたナット372から取り外すことにより抜き
取って、踏板36の取り外しを行うことができ、新たな
踏板36との取替えを行うことができる。
【0030】さらに、上下の2つの踏板36は、図3お
よび図4に示されるように、一方の踏板36の手前側端
部下面に設けた係合溝374に上端を係合される樹脂等
からなる目隠し板368が他方の踏板36の奥側の弾性
材製の立設部364の目隠し板368の受け溝365に
係合するように嵌合させて図3に示すように接続され、
図4に示すように踏板36同士が連続して接続される。
【0031】また、ささら桁32、34の両踊場1,2
のそれぞれににおける最下段と最上段の踏板36は、図
5に示すように配置され、図示しないが、適宜目隠し板
368が取り付けられる。さらに、中央側ささら桁34
には、図示されていないが、従来から設けられているよ
うに、ささら桁34に平行に支持棒38が設けられてい
て、下側支持棒と図示しない上側支持棒との間に立設さ
れた立子を有する手摺が取り付けられている。この手摺
は、後で取り付けられてもよく、また、壁側ささら桁3
2にも手摺を設けてもよい。
【0032】さらに、階段部3の壁側ささら桁32に
は、図4に示すように、その壁側側面に上記踊場1、2
のアンカーに相当するスタッドボルト31が図4のよう
に配置されて溶接により固定されていて、図1のような
建物の壁6に埋め込まれるように突設されている。な
お、スタッドボルト31は、階段部3の長さ等に応じて
強度を必要とするときには、図5に示すように、ささら
桁32の側面上に同一平面上で2箇所となるよう平行に
順次設けるようにしてもよい。
【0033】また、階段部3の壁側ささら桁32は、本
踊場1、中間踊場2に対して埋め込みナットを有して一
体に取り付けられた取付板に対してボルトにより固定さ
れていて、そして、中央側ささら桁34は、図7に示さ
れるように、本踊場1の階段部側中央部にスタッドボル
ト164を突設されたコ形鋼材からなる中央側ささら固
定部16が2箇所のナット穴を有してPC版の凹部とし
て一体に取り付けられていて、この固定部16に中央側
ささら桁34がボルトにより取り付けられている。この
中央側ささら桁固定部16は、図5に示すように、手摺
38と踊場1、2の上面との間の空間を狭くするため
に、ささら桁34の上縁の延長上にほぼ一致させて上向
きに拡張するような拡大部162を有するようにしても
よい。
【0034】上記のように両ささら桁32,34に取り
付けられる踏板36は、さらに、その主踏み面に全面に
あるいは部分的に凹部を形成し、その中に防炎カーペッ
ト376を張り付けて覆うように設けられている。この
防炎カーペット376は、通常使用されているボリプロ
ピレン100%のタイルカーペットあるいはアクリル係
50%,ポリエステル50%のニードルパンチカーペッ
トでもよく、内部階段室は壁廻りが防火対応となってい
るために、特に、難燃材のものでなくてもよいが、防炎
カーペットを使用することにより、階段室内の防火対策
にも有利である。また、以上の構成にしたことにより踏
板36の重量は、一般の踏板に比べて1/2以下の重量
で製造することができ、例えば、1階から30階までの
内部階段に用いた場合には、総重量が従来のものに比し
てその相当量だけ軽減できることになる。なお、この踏
板36に設けた防炎カーペット376は、踊場1、2に
張り付けて設けても良く、それによって防火に対処する
だけでなく、さらに防音効果を高めることができ、階段
室内の装飾性も考慮して選択することができる。
【0035】また、踏板36には、以上のような構成に
加えて、主踏み面の手前側端部に長手方向に沿って、複
数本の滑り止め溝380を設けると共に、そのうちの1
本に蛍光ゴム378が嵌め込むことにより設けられてい
る。この蛍光ゴム378は、ゴム材に蛍光物質を混入さ
せることにより得られるものであり、災害停電時に階段
誘導のために暗闇の中で有効であるたげでなく、内部階
段においてもその踏板36の端部を表示することができ
る。
【0036】上記構成の階段は、建造する建物の階段室
部分に組立治具によって建物の建造に先行して仮設され
る。この組立治具は、図6および図7に示すように、上
階のフロア位置に合せて本踊場1を支持するための架台
4、および中間踊場2を設置面と上階とのほぼ中間に支
持するための架台5からなっている。架台4は、架台5
を連結したものであるので、架台5について説明する
と、所定の長さを有する角パイプからなる4本の支柱4
6を水平アングル43によってボルト止めして連結し、
筋交アングル47によって対角線上をステイ板41を介
して互いにボルト止めして連結し、各支柱46の下端部
には、ねじジャッキ44が設置面9上にプレート45を
介して取り付けられ、また、各支柱46の上端部には踊
場支持部を作動させる油圧ジャッキ42が位置されるよ
うに補強枠体59に支持されて取り付けられ、連結具に
よってボルト止めして形成されている。
【0037】一方、本踊場用架台4は、図6に示すよう
に、架台5と同じサイズの2つの架台5を積み重ねて連
結具48でボルト止めすることにより、支柱46の上端
には油圧ジャッキ42が取り付けられ、下端部にはねじ
ジャッキ44がねじジャッキベース45を介して設置面
9上に置かれて設置され、踊場支持部42の大体の高さ
を調整することができる。また、これら架台4,5の踊
場支持部には、本踊場1が揚重機によってゆっくり吊り
上げられ、静かに下ろされて架台4の踊場支持部上に置
かれると、油圧ジャッキ42を作動して、ボールベアリ
ング保持部が持ち上げられ、踊場1をボールベアリング
422上に支持して、向き、高さの微調整を補強枠体5
9の四隅と踊場1の四隅との間に設けたターンバックル
49により行い、図面の位置に設定して架台4へ固定す
ることができる。
【0038】この踊場1の調整は、中間踊場2の架台5
上への設置における位置の調整においても同様に行うこ
とができる。そして、両架台4、5は、図6に示すよう
に、互いを筋交56、58によって設定面9上に位置決
めされるように連結固定され、その際、階段部3の設置
に邪魔とならないように、筋交56、58の配置を決め
て水平アングル43、支柱46、筋交47のその端部が
ボルト止めされる。その後、階段部3が設置面9と中間
踊場2との間、および中間踊場2と本踊場1との間にさ
らに取り付け固定される。
【0039】上記のように仮設された階段に対して、図
示されていないが、建物の階段室を建造するための型枠
が配置される。型枠は、壁両面を形成するように平行に
配置された所定の長さおよび幅を有する建築パネルがさ
んぎによって縁取り、補強されて、平行に配置された短
管を先端に樹脂コーテイングを有する型枠止め具を介し
てボルトにより壁幅を決定する位置にナット締めし固定
して形成される。
【0040】上記の建築パネルは、踊場1、2が厚さ1
00mmであるとすると、踊場1、2の周縁部が壁内部
に約20mmだけ進入するようにされるため、パネル面
と踊場端面とが図7では点線によって示される位置ま
で、型枠が踊場1、2の上下両面を挟むように配置さ
れ、その位置を型枠取付用インサートにボルトによって
取り付けられた型枠止め具の樹脂コーティングで被覆さ
れた両突出端部で規正して、建築パネルの表面と踊場端
面との間隔を20mmとなるように位置決めしている。
その場合、各踊場12のアンカー13、15、23、2
5、そして階段部3のスタッドボルト31は、図7に示
される位置に位置されるようされている。
【0041】以上のように型枠が仮設された階段に対し
て組み付けられると、建物本体の階段室の壁の型枠の内
部へのコンクリート打設が行われ、その後養生期間を置
いて、型枠が取り外され、内部階段ができあがる。この
場合、手摺は図示されていないが、後で組み付けられて
もよい。
【0042】このような内部階段の仮設と、型枠の組み
付けは、各階において順次上記作業が繰り返され、最上
階まで施行されて内部階段が完成される。特に、図6に
示された状態からは、二階までの完成された踊場1、2
を利用して、仮設のための組立用治具が組み立て設置さ
れる。特に、中間踊場2のための架台5は、図6に示さ
れる本踊場1のための架台4とほぼ同じ高さにされて、
設置面を既に完成した中間踊場2にして、その上に設置
され、次の階との中間の踊場の架台とされ、新たな中間
踊場が建造場所に先行して仮設される。本踊場も、設置
面を既に完成したフロア位置の本踊場1にして、図6に
示された架台4と同じ高さの架台が組立設置されて次の
階のフロア位置の本踊場が建物建造に先行して仮設され
る。
【0043】
【発明の効果】以上述べたような本発明の建物内部階段
は、以下のような効果を奏する。本発明による建物内部
用階段においては、その階段部の踏板が、奥行き側およ
び手前側の両端部を平坦部からそれぞれ反対方向に適宜
の長さだけ直角に折り曲げて形成された立設部を有する
鋼板、およびこの鋼板の下面側に長手方向に一体に延設
されるよう溶接された1個以上の鋼製パイプを有し、全
体を難燃性の弾性材によって被覆して形成されているの
で、階段部を軽量にすることができ、特に、超高層の建
物においては、その総重量を著しく軽減することがで
き、また、歩行音の発生が抑えられ、防音性が高められ
るという優れた効果を奏する。
【0044】また、この被覆された踏板の主踏み面を防
炎カーペットで覆うとともに、手前側踏み面に蛍光ゴム
を埋め込んだ溝を形成しているので、タイルカーペット
による防音効果がさらに高められるだけでなく、避難階
段としての安全性も高められ、防災上避難階段として蛍
光ゴムによる発光によって停電時に暗闇の中でも、誘導
における踏板の確認を確実にさせるので、安全性も高め
られるという優れた効果を奏する。
【0045】さらに、この建物内部階段において、踏板
がささら桁に対して、壁側ささら桁の外側に固定されて
壁に埋め込まれたナットに対して、鋼製パイプを通され
かつ両端にねじを切られた丸棒の一端をねじ込むととも
に、中央側ささら桁から突出した丸棒の他端のねじにナ
ットを螺着することにより取り付けられるようにしたの
で、もし,踏板の損傷により取替えの必要がある場合に
は、踏板をささら桁から容易に取り外して、損傷のない
踏板と取替えることができる。
【0046】このような建物内部階段において、踏板の
接続部が踏板の手前側下面の被覆された弾性材に目隠し
板の一端部を保持する係合溝部を形成し、下段の踏板の
奥行き側立設部の上端部に形成した溝部との間に目隠し
板の他端部を保持するようにしたので、踏板鋼板、鋼板
に一体のパイプを弾性材によって被覆する際に、同時に
成形することより係合溝部を踏板下面の手前側と踏板奥
行き側の立設部の端部に設けることができ、目隠し板の
取り付け作業を容易に行うことができる。
【0047】さらに、このような建物内部階段において
は、踏板の主踏み面を覆う防炎カーペット合せて各踊場
にも防炎カーペットが敷き詰めることができるので、防
炎カーペットの色は自由に選択することかでき、階段室
の壁等も含めて綜合的に装飾性を考慮することができ
る。そして、踏板手前側の下面と下段の踏板の奥行き側
立設部との間を塞ぐ目隠し板のための接続部を有するの
で、上段と下段との間の隙間を塞ぐための目隠し板の取
り付けをこの接続部への取り付けにより容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による建物内部階段の踏板の
平面図である。
【図2】同踏板の図1における線II−IIに沿った断
面図である。
【図3】同建物内部階段の上下踏板の接続状態を示す断
面図である。
【図4】本発明による建物内部階段における階段部の壁
側ささら桁に対する踏板をみた断面図である。
【図5】本発明による建物内部階段における踊場中央部
のささら桁取付部の説明図である。
【図6】本発明の一実施例による建物内部階段の組立用
治具に支持された仮設状態を示す立面図である。
【図7】同建物内部階段を上面からみた説明図である。
【符号の説明】
1 本踊場 2 中間踊場 3 階段部 4 本踊場用架台 5 中間踊場用架台 6 建物壁部 7 建物壁部 9 基礎面 12 横異形鉄筋 13 アンカー 14 縦異形鉄筋 15 アンカー 16 中央側ささら桁固定部 17 ピアノ硬線 18 ピアノ硬線固定具 19 型枠取付用インサート 22 横異形鉄筋 23 アンカー 24 縦異形鉄筋 25 アンカー 27 ピアノ硬線 28 ピアノ硬線固定具 29 型枠取付用インサート 31 スタッドボルト 32 壁側ささら桁 34 中央側ささら桁 36 踏板 38 手摺下側支持棒 41 ステイ板 42 油圧ジャッキ 43 水平アングル 44 ねじジャッキ 45 ねじジャッキベース 46 角パイプ 47 筋交アングル 48 架台連結具 49 踊場調整用ターンバックル 56 架台相互連結用筋交 58 架台相互連結用筋交 59 補強枠体 162 ささら桁固定部の拡大部 164 スタッド 362 鋼板 364 立設部 365 目隠し板係合溝 366 鋼製パイプ 368 目隠し板 370 丸棒 372 化粧ナット 374 係合溝 376 防炎カーペット 378 蛍光ゴム 380 滑り止め溝 422 ボールベアリング

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物フロア位置の本踊場、建物フロア間
    のほぼ中間高さ位置の中間踊場、そして、壁側ささら
    桁、中央部側ささら桁、これらのささら桁間に渡されて
    固定される踏板、および前記ささら桁に取り付けられる
    手摺からなる階段部を有する建物用の内部階段であっ
    て、前記階段部の踏板が、奥行き側および手前側の両端
    部を平坦部からそれぞれ反対方向に適宜の長さだけ直角
    に折り曲げて形成された立設部を有する鋼板、および該
    鋼板の下面側に長手方向に一体に延設されるよう溶接さ
    れた1個以上の鋼製パイプを有し、前記鋼板および鋼製
    パイプの全体を難燃性の弾性材によって被覆して形成さ
    れ、前記踏板手前側の下面と下段の踏板の奥行き側立設
    部とに、それらの間を塞ぐ目隠し板のための接続部を有
    することを特徴とする建物内部階段。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建物内部階段において、
    前記被覆された踏板の主踏み面を防炎カーペットで覆う
    とともに、手前側踏み面に蛍光ゴムを埋め込んだ溝を形
    成したことを特徴とする建物内部階段。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の建物内部階段において、
    前記踏板が、前記壁側ささら桁の壁側に固定されて壁に
    埋め込まれるナットに対して、前記鋼製パイプを通され
    かつ両端にねじを切られた丸棒の一端のねじをねじ込む
    とともに、中央側ささら桁から突出した前記丸棒の他端
    のねじにナットを螺着することにより前記ささら桁に対
    して取り付けられることを特徴とする建物内部階段。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の建物内部階段において、
    前記踏板の接続部が前記踏板の手前側下面の被覆された
    弾性材に前記目隠し板の一端部を保持するために形成さ
    れた係合溝部、および該係合溝部との間に前記目隠し板
    の他端部を保持するようにした前記下段の踏板の奥行き
    側立設部の上端部に形成した溝部を含むことを特徴とす
    る建物内部階段。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の建物内部階段において、
    前記踏板の主踏み面を覆う防炎カーペットに合せて各踊
    場にも防炎カーペットが敷き詰められていることを特徴
    とする建物内部階段。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれかの
    1項に記載の建物内部階段において、前記踏板を含む前
    記内部階段がコンクリート打設壁部を有する建物用であ
    って、 前記本踊場が前記壁部の建物フロア位置または建物フロ
    ア部分に前記壁部に三側部を一部進入するように設けら
    れかつ前記三側部から突出する複数のアンカーを有し、 前記中間踊場が建物フロア間のほぼ中間高さ位置の前記
    壁部に三側部を一部進入するように設けられかつ前記三
    側部から突出する複数のアンカーを有するとともに、 前記階段部が、上下に位置する前記踊場に架け渡されて
    前記壁部に隣接する壁側ささら桁、階段中央部に位置し
    て前記踊場に固定される中央部側ささら桁、これらのさ
    さら桁間に渡されて固定される前記踏板、および前記さ
    さら桁に取り付けられかつ立子を立設した平行な支持棒
    を有してなる手摺を有し、さらに前記壁側ささら桁の壁
    部側側面に前記壁部内部に向って突出するように固定さ
    れた複数本のスタッドボルトを備え、 前記踊場および階段部が建物内部の前記各高さ位置に建
    物の建造に先行して位置決めされて仮設され、前記アン
    カーおよび前記スタッドボルトを前記壁部のコンクリー
    ト打設時に同時に前記壁部の内部に埋めこむことにより
    設置されることを特徴とする建物内部階段。
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