JP3286948B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP3286948B2 JP08390193A JP8390193A JP3286948B2 JP 3286948 B2 JP3286948 B2 JP 3286948B2 JP 08390193 A JP08390193 A JP 08390193A JP 8390193 A JP8390193 A JP 8390193A JP 3286948 B2 JP3286948 B2 JP 3286948B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波を被検体内へ送
信すると共に診断部位からの反射エコーを受信しこのエ
コー信号により超音波画像を得て心電同期表示ができる
と共に外部記憶手段に転送可能な超音波診断装置に関
し、特に操作者が内部の録画手段から画像データを読み
出して外部記憶手段に転送する際に心電波形上で転送起
点及び終点の時相フレームを容易に指定して転送するこ
とができる超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の超音波診断装置は、図5
に示すように、探触子を制御して被検体1内へ超音波を
送受信すると共に受信した反射エコーの信号を増幅する
手段(2,3)と、この受信した反射エコー信号をディ
ジタル化しその画像データを処理する手段(4,5)
と、この画像データをアナログ変換して超音波画像とし
て表示する表示手段(6,7)と、上記反射エコー信号
をディジタル化したリアルタイムの画像データを一時的
に記録すると共に再生する録画手段(8)と、この録画
手段(8)から読み出した画像データを転送し格納する
外部記憶手段(9,10)と、上記被検体1の心電波形
及び心電R波を検出しこれらの心電波形情報を記憶する
生体波検出手段(11〜14)とを備え、この心電波形
情報を用いて上記録画手段(8)からある時相の超音波
画像を再生し外部記憶手段(9,10)に転送可能に構
成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の超音波診断装置において、内部の録画手段としての
記録用画像メモリ8から被検体1の心拍の画像データを
読み出して外部記憶手段としての外部記憶装置10に転
送するには、操作者は上記記録用画像メモリ8から画像
データを読み出してテレビモニタ7に表示し、この表示
された画像を見ながら転送起点となるR波時相フレーム
の画像が現れたら、図示省略の操作器のキースイッチを
即座に操作して転送を開始し、その後転送終点となるR
波時相フレームの画像が現れたら、即座に該当のキース
イッチを操作して転送を停止しなければならなかった。
このとき、人間の眼でテレビモニタ7に表示される心電
波形等を観察して、所要の心電R波の発生タイミングで
キースイッチを操作していたので、実際に処理が行われ
るまでにはタイムラグがあり、所要のフレーム画像の転
送開始及び転送終了が遅れることがあった。従って、所
望のフレーム画像を正確に転送するのは難しいものであ
った。
【0004】また、操作者は、所望のフレーム画像を転
送するために、画像データの転送状態を終始監視してい
なければならず、実際の画像診断に集中できないことが
あり、診断の効率が低下することがあった。さらに、上
記のように転送される画像データの転送範囲の確認は行
うことができないものであった。
【0005】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、操作者が内部の録画手段から画像データを読み出
して外部記憶手段に転送する際に心電波形上で転送起点
及び終点の時相フレームを容易に指定して転送すること
ができる超音波診断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による超音波診断装置は、探触子を制御して
被検体内へ超音波を送受信する手段と、該受信した反射
エコー信号を処理する手段と、該処理した画像データを
超音波画像として表示する表示手段と、上記反射エコー
信号を処理した画像データを記録再生する録画手段と、
上記被検体の心電波形情報を検出し記憶する生体波検出
手段とを備え、この心電波形情報を用いて上記録画手段
から超音波画像を再生し外部記憶手段に転送可能な超音
波診断装置において、上記表示手段に表示される心電波
形情報に対し心臓収縮期を示す心電波形をトリガとして
該心電波形上に外部記憶手段に転送する範囲を示す起点
位置と終点位置のそれぞれに時相マーカーを自動設定す
る手段と、該設定された時相マーカーに対応する起点位
置から終点位置までの時相の画像データを上記外部記憶
手段に転送させる手段とを備えたものである。
【0007】また、上記心電波形情報に対し心臓収縮期
を示す心電波形をトリガとして該心電波形上に外部記憶
手段に転送する範囲を示す起点位置と終点位置のそれぞ
れに時相マーカーを自動設定する手段及び該設定された
時相マーカーに対応する起点位置から終点位置までの時
相の画像データを上記外部記憶手段に転送させる手段
は、録画手段から再生する画像データのフレーム番号を
入力すると共に心電波形上に表示される時相バーの位置
を入力する再生操作入力部と、転送フレームの起点及び
終点の入力を行う転送フレーム指定入力部と、この入力
された転送情報により転送の起点位置及び終点位置に対
応するR波時相フレームを自動検出する転送R波間画像
設定部と、この検出されたR波間の時相フレームの画像
データを1フレーム毎に選択して上記録画手段から読み
出し再生する再生画像選択部とから成るものである。
【0008】さらに、上記心電波形情報に対し心臓収縮
期を示す心電波形をトリガとして該心電波形上に外部記
憶手段に転送する範囲を示す起点位置と終点位置のそれ
ぞれに時相マーカーを自動設定する手段及び該設定され
た時相マーカーに対応する起点位置から終点位置までの
時相の画像データを上記外部記憶手段に転送させる手段
は、画像データの転送前に、転送起点位置及び終点位置
に相当する心電R波位置を心電波形上にマーカー表示
し、かつそれらのR波時相フレームのフレーム番号を表
示可能としたものである。
【0009】
【作用】このように構成された超音波診断装置は、超音
波画像の表示手段に表示される心電波形情報に対し心臓
収縮期を示す心電波形をトリガとして該心電波形上に外
部記憶手段に転送する範囲を示す起点位置と終点位置の
それぞれに時相マーカーを自動設定し、該設定された時
相マーカーに対応する起点位置から終点位置までの時相
の画像データを上記外部記憶手段に転送させるように動
作する。これにより、操作者が内部の録画手段から画像
データを読み出して外部記憶手段に転送する際に心電波
形上で転送起点位置及び終点位置の時相フレームを容易
に指定して転送することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による超音波診断装置の
実施例を示すブロック図である。この超音波診断装置
は、超音波を被検体内へ送信すると共に診断部位からの
反射エコーを受信し、この反射エコー信号により超音波
画像を得て心電同期表示ができると共に外部記憶手段に
転送可能なもので、図に示すように、探触子2と、送受
波制御部3と、A/D変換器4と、表示用画像メモリ5
と、D/A変換器6と、テレビモニタ7と、記録用画像
メモリ8と、画像データ転送部9と、外部記憶装置10
と、心電波検出部11と、R波トリガ検出部12と、R
波トリガメモリ13と、時相入力部14とを有し、さら
にR波間画像データ転送手段15を備えて成る。
【0011】上記探触子2は、被検体1内へ超音波を送
受信するもので、その内部には超音波の発生源であると
共に反射波を受信し且つ電気信号に変換する振動子が内
蔵されている。また、送受波制御部3は、上記探触子2
を制御して超音波を送信すると共に被検体1内から反射
され受信したエコー信号を増幅するもので、図示省略し
たがその内部には超音波打出回路及び受信増幅回路並び
にそれらの制御回路を有している。そして、上記探触子
2と送受波制御部3とで、被検体内へ超音波を送受信す
ると共に受信信号を増幅する手段を構成している。
【0012】A/D変換器4は、上記送受波制御部3か
ら出力される反射エコー信号をディジタル化するもので
ある。また、表示用画像メモリ5は、上記A/D変換器
4から出力される画像データを表示するために一時的に
記憶するもので、画像をフリーズ(停止)したり、各種
の画像処理を行ったりするようになっている。そして、
上記A/D変換器4と表示用画像メモリ5とで、受信し
た反射エコー信号をディジタル化しその画像データを処
理する手段を構成している。
【0013】D/A変換器6は、上記表示用画像メモリ
5から読み出した画像データを表示するためにアナログ
信号に変換するものである。また、テレビモニタ7は、
上記D/A変換器6からの出力信号を超音波画像として
表示するものである。そして、上記D/A変換器6とテ
レビモニタ7とで、画像の表示手段を構成している。さ
らに、記録用画像メモリ8は、前記A/D変換器4から
出力されたリアルタイムの画像データを一時的に記録す
ると共に再生する録画手段となるもので、一定時間内又
は一定枚数分の画像を連続して録画できるように例えば
複数枚のメモリから成る。
【0014】画像データ転送部9は、前記表示用画像メ
モリ5から読み出した画像データを入力して後段の外部
記憶装置10へ転送するものである。また、外部記憶装
置10は、上記画像データ転送部9から送られた画像デ
ータを入力して格納するもので、例えば磁気テープ装置
又は磁気ディスク装置などから成る。そして、上記画像
データ転送部9と外部記憶装置10とで、前記記録用画
像メモリ8から読み出した画像データを表示用画像メモ
リ5を介して転送し格納する外部記憶手段を構成してい
る。
【0015】心電波検出部11は、被検体1の例えば手
と足に取り付けられた心電計により心電波形を検出する
ものである。R波トリガ検出部12は、上記心電波検出
部11で検出された心電波形における心臓収縮開始時を
示す波形(これは一般に「R波」と呼ばれる)の発生時
相(一般に「R波時相」と呼ばれる)のトリガ信号を検
出するものである。また、R波トリガメモリ13は、上
記心電波検出部11から出力される心電波形のデータ及
びR波トリガ検出部12から出力されるR波トリガ信号
のデータを記憶すると共に、これらのデータを読み出し
後述の転送R波間画像設定部18へ心電波形情報を送出
するものである。さらに、時相入力部14は、上記検出
した心電波形情報を前記探触子2及び送受波制御部3の
系統で得られる超音波画像と同期をとるための時相信号
を入力するものである。そして、上記心電波検出部11
とR波トリガ検出部12とR波トリガメモリ13と時相
入力部14とで、被検体1の心電波形及び心電R波を検
出しこれらの心電波形情報を記憶する生体波検出手段を
構成している。
【0016】ここで、本発明においては、上記生体波検
出手段のR波トリガメモリ13及び録画手段としての記
録用画像メモリ8に対してR波間画像データ転送手段1
5が接続されている。このR波間画像データ転送手段1
5は、上記R波トリガメモリ13からの心電R波の時相
を入力し、ある心電R波の時相から他の心電R波の時相
までの心拍の画像データを上記記録用画像メモリ8から
読み出し、1フレーム毎に前記外部記憶装置10に連続
転送するもので、前記テレビモニタ7に表示される心電
波形情報に対し心臓収縮期を示す心電波形をトリガとし
て該心電波形上に外部記憶装置10に転送する範囲を示
す起点位置と終点位置のそれぞれに時相マーカーを自動
設定する手段と、該設定された時相マーカーに対応する
起点位置から終点位置までの時相の画像データを上記
部記憶装置10に転送させる手段とを備えている。具体
的には、図1に示すように、記録用画像メモリ8から再
生する画像データのフレーム番号を入力すると共に心電
波形上に表示される時相バーの位置を入力する再生操作
入力部16と、転送フレームの起点及び終点の入力を行
う転送フレーム指定入力部17と、この入力された転送
情報により転送の起点位置及び終点位置に対応するR波
時相フレームを自動検出する転送R波間画像設定部18
と、この検出されたR波間の時相フレームの画像データ
を1フレーム毎に選択して上記記録用画像メモリ8から
読み出し再生する再生画像選択部19とから成る。さら
に、上記転送R波間画像設定部18は、画像データの転
送前に、転送起点位置及び終点位置に相当する心電R波
の位置を心電波形上にマーカー表示し、かつそれらのR
波時相フレームのフレーム番号を表示可能に構成されて
いる。
【0017】次に、このように構成された超音波診断装
置の動作について説明する。まず、探触子2から送受信
された超音波によって被検体1から収集された反射エコ
ー信号は、送受波制御部3及びA/D変換器4を介して
ディジタルの超音波画像データとして記録用画像メモリ
8に記録される。これと同時に、被検体1から検出され
る心電情報は、時相入力部14により上記超音波画像の
データと同期をとりながら、心電波検出部11及びR波
トリガ検出部12を介してR波トリガメモリ13に記憶
される。このとき、記録終了時に心電波形上でR波が発
生するタイミングにおけるR波時相フレームを求め、そ
のフレーム番号を転送R波間画像設定部18へ送り、記
憶させておく。
【0018】次に、外部記憶装置10にディジタルの超
音波画像データを転送する範囲を設定するため、記録用
画像メモリ8から画像データの再生を行う。この画像を
再生するには、再生操作入力部16から再生するフレー
ムの番号を入力することにより、再生画像選択部19が
そのフレーム番号から記録用画像メモリ8のどのアドレ
スから画像データを読み出すかを制御する。そして、上
記記録用画像メモリ8の該当アドレスから読み出された
画像データは、表示用画像メモリ5及びD/A変換器6
を介してテレビモニタ7に送られ、その画面に表示され
る。
【0019】このとき、上記外部記憶装置10に転送す
る画像データのフレームの起点及び終点の入力は、転送
フレーム指定入力部17(例えば図示省略の操作器上に
ある特定のキースイッチ)を操作して行う。すると、こ
の入力情報は転送R波間画像設定部18へ送られ、この
転送R波間画像設定部18によって、上記入力情報から
転送フレームの起点及び終点に対応するR波時相フレー
ムを自動検出し、この検出されたR波時相フレームの信
号は再生画像選択部19を介して記録用画像メモリ8へ
送られ、上記転送起点位置及び終点位置に対応するR波
間のフレームの画像データを1フレーム毎に該記録用画
像メモリ8から読み出して表示用画像メモリ5へ送出す
る。その後、上記表示用画像メモリ5から読み出された
画像データは、D/A変換器6を介してテレビモニタ7
に送られ転送画像が再生表示されると共に、画像データ
転送部9を介して外部記憶装置10に転送され格納され
る。
【0020】図2は上述の外部記憶装置10への画像デ
ータの転送範囲を設定する際におけるテレビモニタ7の
表示画面を示す模式図である。以下、この図2を参照し
て、操作者が行うR波間画像データの転送操作の操作例
及び装置の動作例を説明する。まず、テレビモニタ7の
画面には、図1に示す記録用画像メモリ8から再生され
た超音波画像20及びR波トリガメモリ13の記録デー
タに基づいて表示される心電波形21並びに時相バーB
1,B2が表示される。このとき、心電波形21上に表示
される時相バーB1,B2の位置と超音波画像20とは同
期がとられており、図1に示す再生操作入力部16に入
力される再生画像データのフレーム番号及び時相バーの
位置を示す情報に基づいて、上記超音波画像20及び時
相バーB1,B2の位置の更新が行われる。また、それに
伴って再生画像選択部19の動作により、テレビモニタ
7の画面の隅部にいま再生されている画像を示す再生フ
レーム番号22が表示される。さらに、転送フレームの
起点及び終点を示すR波時相フレームの設定状態を確認
するために、テレビモニタ7の画面の他の隅部に起点R
波時相フレーム番号23及び終点R波時相フレーム番号
24が表示される。
【0021】このような状態で、操作者は、図2に示す
心電波形21上に表示された時相バーB1,B2の位置を
更新することで、画像の転送範囲を設定する。例えば、
心電波形21上に四つのR波Ra,Rb,Rc,Rdが
あるとして、そのうち2番目のRbと3番目のRcとの
間のR波間画像データを転送する場合は、起点R波時相
フレームを設定するために、図1に示す転送フレーム指
定入力部17を操作して一方の時相バーB1を上記心電
波形21上でRbの近傍の例えばの位置に更新し、終
点R波時相フレームを設定するために、同じく転送フレ
ーム指定入力部17を操作して他方の時相バーB2を上
記心電波形21上でRcの近傍の例えばの位置に更新
する。これにより、転送R波間画像設定部18の動作で
上記二つの時相バーB1,B2の位置から、Rbに対応す
る起点R波時相フレーム及びRcに対応する終点R波時
相フレームが自動検出される。このとき、上記転送R波
間画像設定部18により、図2に示すように、心電波形
21上のRbの位置に起点R波時相マーカーM1を表示
すると共に、Rcの位置に終点R波時相マーカーM2
表示する。さらに、同じく転送R波間画像設定部18に
より、テレビモニタ7の画面隅部の起点R波時相フレー
ム番号23及び終点R波時相フレーム番号24の欄に、
それぞれのフレーム番号が表示される。従って、以上の
場合において、操作者は、心電波形21上のRb,Rc
の位置にそれぞれ時相バーB1,B2を正確に合わせる必
要はない。
【0022】以上の操作により、画像の転送範囲の設定
が終了し、図1に示す転送フレーム指定入力部17の特
定キーを押すことにより、所要の画像データが記録用画
像メモリ8から読み出され、1フレーム毎に外部記憶装
置10へR波間画像データが連続転送される。
【0023】図3は以上の説明における心電波形21上
の2番目のR波Rb及び3番目のR波Rcと二つの時相
バーB1,B2との時間関係を拡大して示すものである。
一方の時相バーB1に対してRbは時間的に古いR波で
あり、Rcは逆に新しいR波であることを示している。
また、他方の時相バーB2に対してRcは時間的に古い
R波であることを示している。このような時間関係にお
けるR波と時相バーを用いて、図1に示す転送R波間画
像設定部18による起点及び終点R波時相フレームを自
動検出する動作を示すと、図4に示すPAD図のアルゴ
リズムのようになる。ここで、図3及び図4における符
号Rb,Rc,B1,B2は互いに対応したものである。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
超音波画像の表示手段に表示される心電波形情報に対し
心臓収縮期を示す心電波形をトリガとして該心電波形上
に外部記憶手段に転送する範囲を示す起点位置と終点位
置のそれぞれに時相マーカーを自動設定し、該設定され
た時相マーカーに対応する起点位置から終点位置までの
時相の画像データを上記外部記憶手段に転送させること
ができる。これにより、操作者が内部の録画手段から画
像データを読み出して外部記憶手段に転送する際に心電
波形上で転送起点位置及び終点位置の時相フレームを容
易に指定して転送することができる。従って、所望の時
相のフレーム画像を正確かつ容易に外部記憶手段に転送
することができる。また、操作者は、画像データの転送
状態を終始監視している必要はないので、実際の画像診
断に集中でき、診断の効率を向上することができる。さ
らに、上記のように転送される画像データの転送範囲の
確認も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による超音波診断装置の実施例を示す
ブロック図、
【図2】 外部記憶装置への画像データの転送範囲を設
定する際におけるテレビモニタの表示画面を示す模式
図、
【図3】 心電波形上のいくつかのR波と時相バーとの
時間関係を拡大して示す説明図、
【図4】 上記の時間関係におけるR波と時相バーとを
用いて起点及び終点R波時相フレームを自動検出する動
作を示すPAD図、
【図5】 従来の超音波診断装置を示すブロック図。
【符号の説明】
1…被検体、 2…探触子、 3…送受波制御部、 4
…A/D変換器、5…表示用画像メモリ、 6…D/A
変換器、 7…テレビモニタ、 8…記録用画像メモ
リ、 9…画像データ転送部、 10…外部記憶装置、
11…心電波検出部、 12…R波トリガ検出部、
13…R波トリガメモリ、 14…時相入力部、 15
…R波間画像データ転送手段、 16…再生操作入力
部、 17…転送フレーム指定入力部、 18…転送R
波間画像設定部、 19…再生画像選択部、 20…超
音波画像、 21…心電波形、 Ra〜Rd…R波、
1,B2…時相バー、 M1…起点R波時相マーカー、
2…終点R波時相マーカー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−213041(JP,A) 特開 平4−30841(JP,A) 特開 平4−158852(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】探触子を制御して被検体内へ超音波を送受
    信する手段と、該受信した反射エコー信号を処理する手
    段と、該処理した画像データを超音波画像として表示す
    る表示手段と、上記反射エコー信号を処理した画像デー
    タを記録再生する録画手段と、上記被検体の心電波形情
    報を検出し記憶する生体波検出手段とを備え、この心電
    波形情報を用いて上記録画手段から超音波画像を再生し
    外部記憶手段に転送可能な超音波診断装置において、 上記表示手段に表示される心電波形情報に対し心臓収縮
    期を示す心電波形をトリガとして該心電波形上に外部記
    憶手段に転送する範囲を示す起点位置と終点位置のそれ
    ぞれに時相マーカーを自動設定する手段と、該設定され
    た時相マーカーに対応する起点位置から終点位置までの
    時相の画像データを上記外部記憶手段に転送させる手段
    とを備えたことを特徴とする超音波診断装置。
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