JP3285256B2 - レーザロボットの自動アライメント調整方法及び装置 - Google Patents

レーザロボットの自動アライメント調整方法及び装置

Info

Publication number
JP3285256B2
JP3285256B2 JP17128293A JP17128293A JP3285256B2 JP 3285256 B2 JP3285256 B2 JP 3285256B2 JP 17128293 A JP17128293 A JP 17128293A JP 17128293 A JP17128293 A JP 17128293A JP 3285256 B2 JP3285256 B2 JP 3285256B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
spot
reflecting means
mirror
position sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17128293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0724589A (ja
Inventor
利雄 小播
龍一郎 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Machine Works Ltd
Original Assignee
Sanyo Machine Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Machine Works Ltd filed Critical Sanyo Machine Works Ltd
Priority to JP17128293A priority Critical patent/JP3285256B2/ja
Publication of JPH0724589A publication Critical patent/JPH0724589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3285256B2 publication Critical patent/JP3285256B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種レーザ加工を行
なうためのレーザロボットにおけるレーザ光の光軸調整
(アライメント)に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ出力ノズルが三次元方向に移動可
能な多軸系レーザロボットでは、レーザ発振器から出た
レーザ光を、複数段の反射鏡を介してレーザ出力ノズル
まで誘導する。反射鏡の相互間隔は近接・離隔可能に構
成され、X、Y及びZ方向に移動可能な少なくとも3枚
の反射鏡により前記近接・離隔動作がなされる。
【0003】ところで、各反射鏡の据付け角度が正確に
調整されていないと、レーザ光がレーザ出力ノズル直前
の集光鏡に正しい位置及び角度で入射せず、ワーク表面
において良好なレーザスポットが得られない。このた
め、従来は観察可能な調整用He−Ne(ヘリウム−ネオ
ン)レーザを使用して、レーザ光が各反射鏡の中心に正
確に入射しているか否かを、目盛り付きターゲット板な
どを反射鏡の直前に立てて一つずつ目視にて確認してい
た。そして、レーザ光の光スポットがターゲット板の目
盛中心から外れている場合は、目盛中心に一致するよう
に直前の反射鏡の角度を手動にて調節していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、レーザ
ロボットの反射鏡等の調整は反射鏡毎にHe−Neレーザの
位置を確認して調整をしていたため、特にミラーを多く
使用しているレーザロボット等においてはミラーを調整
するのに非常に多くの時間と手間を要した。
【0005】そこで、この発明の目的は、レーザ光の光
軸調整を自動的に実行できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、それぞれ据付け角度が変更可能で、か
つ、相互に接近及び離反する方向に可動の複数の反射手
段により、レーザ発振器からレーザ出力ノズルまでレー
ザ光を導くようにしたレーザロボットにおけるレーザ光
の光軸調整をするにあたり、レーザ出力ノズルにポジシ
ョンセンサを取り付け、各反射手段を動作させた時のレ
ーザ光のスポットの変動量をポジションセンサで測定
し、当該測定値に基づき反射手段の据付け角度を補正す
ることにより、レーザ光の光軸調整を自動的に行なうよ
うにしたレーザロボットの自動アライメント調整方法を
提供する。
【0007】 上記方法は、集光手段の直前に位置する
第一の反射手段をその可動軸方向に移動させ、その時ポ
ジションセンサで得られるスポットのX−Yデータを、
第一の反射手段の直前に位置する第二の反射手段の駆動
装置にフィードバックして、第一の反射手段を移動させ
てもポジションセンサで得られるスポットのX−Yデー
タが変動しないように第二の反射手段の据付け角度を調
節する工程と、第一の反射手段をその可動軸を中心とし
て回転させ、その時ポジションセンサで得られるスポッ
トのX−Yデータを第二の反射手段の直前に位置する第
三の反射手段の駆動装置にフィードバックして、スポッ
トが描く円の中心にレーザ光のスポットがくるように第
三の反射手段の据付け角度を調節する工程を有し、以上
の工程を繰り返して第一の反射手段に入射するレーザ光
が第一の反射手段のミラー中心に、かつ、第一の反射手
段の可動軸と平行に入射するようにしたことを特徴とす
る。
【0008】 請求項の発明によれば、ポジションセ
ンサを集光手段の焦点位置からずらして配置される。
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】可動軸に沿って直線的に移動可能の反射手段
と、前記可動軸上で前記反射手段の直前に位置する反射
手段とが、それらの間の光軸が前記可動軸と平行になる
ような正しい据付け角度に調整されているならば、前記
反射手段が可動軸方向に移動してもレーザ光の入射位置
及び角度は変化しない。したがって、すべての反射手段
が、光軸と可動軸とが平行になるような据付け角度に設
定されているならば、集光手段に入射するレーザ光の入
射位置及び角度も変化せず、ポジションセンサ上のスポ
ット位置は全く動かない。
【0012】これに対して、ある反射手段の据付け角度
に誤差があると、当該反射手段の直後の反射手段をその
可動軸方向に移動させたときに、集光手段に入射するレ
ーザ光の位置及び角度が変化し、ポジションセンサ上の
スポット位置が変動する。スポット位置の移動軌跡は、
当該反射手段の据付け角度の誤差及び反射手段の移動距
離と所定の対応関係があり、したがって、前記移動軌跡
のデータを演算することにより当該反射手段の据付け角
度の誤差を求めることができる。
【0013】反射手段の据付け角度の誤差の影響はレー
ザ出力ノズルに近付くにつれて累加されるので、前記誤
差の補正はレーザ発振器に近い方の反射手段から順次行
なわれる。各反射手段は、演算装置の演算結果に基づい
て駆動装置により順次正しい据付け角度に補正される。
補正が完了すると、どの反射手段を移動させてもポジシ
ョンセンサ上のスポット位置は全く動かなくなる。
【0014】回転軸についての光軸調整は、上述のよう
にして光軸を可動軸と平行にした後、回転軸を中心とし
て反射手段を回転させると、レーザ光の入射位置がミラ
ー中心でないときは、ポジションセンサ上のスポット位
置が円を描いて変動する。したがって、この円の中心に
スポット位置がくるように前段の反射手段の据付け角度
を調節することにより、レーザ光の入射位置がミラー中
心と一致する。
【0015】ポジションセンサをパラボリックミラーの
焦点位置に配置した場合、レーザ光の入射角が多少変化
しても光スポットのX−Yデータが変化しない場合があ
り得るが、ポジションセンサを焦点位置からずらして配
置することにより、レーザ光の入射角がわずかに変化し
てもX−Yデータの変化を読み取ることが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、図面に示す実施例に従ってこの発明の
構成を詳細に説明する。
【0017】図1はレーザロボットを略示したもので、
加工用のレーザ発振器(1)と、レーザ発振器(1)か
ら出射されたレーザ光を反射させる複数段の反射手段
(2a〜2e)と、最終段の反射手段(2e)で反射し
たレーザ光を集光してレーザ出力ノズル(4)からワー
ク(5)に向けて照射する集光手段(3)とで光学系が
構成されている。反射手段としてはレーザ光を全部又は
一部反射する平面ミラー等を採用することが知られてお
り、また、集光手段としてはレンズやパラボリックミラ
ーが知られている。したがって、以下では単に、反射手
段のことをミラーと、また集光手段のことをパラボリッ
クミラーと呼ぶことにする。
【0018】ミラー(2a、2b)が所定位置に位置決
めされているのに対し、ミラー(2c、2d、2e)は
それぞれX軸、Y軸及びZ軸方向に可動であり、これに
よりレーザ出力ノズル(4)の三次元方向の移動を可能
にしている。すなわち、ミラー(2c)はボールねじ等
を利用した駆動装置によって駆動され、その可動軸(X
軸)に沿って、ミラー(2b)と接近及び離反する方向
に移動し得る。同様に、ミラー(2d)はその可動軸
(Y軸)に沿ってミラー(2c)と接近及び離反する方
向に移動し得、また、ミラー(2e)はその可動軸(Z
軸)に沿ってミラー(2d)と接近及び離反する方向に
移動し得る。なお、図示は省略してあるが、各可動軸
(X、Y、Z)に沿って延在する伸縮自在の伝送パイプ
等によってレーザ光の伝送路が形成されている。
【0019】最終段のミラー(2e)、パラボリックミ
ラー(3)およびレーザ出力ノズル(4)は可動ヘッド
(図示せず)に組み付けられ、それらの相対位置は不変
である。加工用のレーザ発振器(1)は、自動アライメ
ント調整に際し、後述するポジションセンサ(9)を損
傷しないように調整用のHe−Neレーザ発振器に置き換え
られる。
【0020】レーザ出力ノズル(4)には、図2に示す
ように、取り外し可能な固定金具(10)により、レーザ
出力ノズル(4)から所定距離だけ離して、かつ、レー
ザ出力ノズル(4)に対して直角に、ポジションセンサ
(9)が取り付けられる。
【0021】本実施例ではポジションセンサ(9)はフ
ォトダイオードを応用した半導***置検出素子(PS
D)であって、図3(a)(b)に示すように、平板状
シリコンの表面の均一な抵抗値を有するP層(P)と、
裏面のN層(N)と、中間のI層(I)の3層から構成
されている。そして、パラボリックミラー(3)で集光
されたレーザ光がポジションセンサ(9)に投射される
と、その投射位置(以下、スポット(S)と称する。)
に光エネルギに比例した電荷が発生するようになってい
る。
【0022】ポジションセンサ(9)は図3(a)の構
成を図3(b)のように二次元的に有し、スポット
(S)の中の最高光強度点のX−Y座標データが、電流
として4つの電極(X1、X2、Y1、Y2)から比例分割
されて取り出されるようになっている。なお、ポジショ
ンセンサ(9)としては、PSDの他にCCD等も使用
可能である。
【0023】各ミラー(2b〜2e)にはその据付け角
度を変更するための駆動装置が取り付けられている。各
駆動装置はミラーを3点で支持し、ミラー(2b)につ
いていえば、図4及び図5に示すように、ミラー(2
b)の裏面縁部に螺合された2本のねじを個別に駆動す
るモータ(11a、11b)と、裏面縁部を当接支持する支
点ピン(12)とで構成されている。駆動装置の構成は他
のミラー(2c〜2e)についても同様である。
【0024】ポジションセンサ(9)は、図5に示すよ
うに、演算回路(13)を介してモータ(11a、11b)の
駆動回路(14)に接続されている。演算回路(13)は、
ポジションセンサ(9)から得られたスポット(S)の
座標の軌跡に基づいてミラー(2b)の据付け角度の誤
差を演算し、この誤差を補正する指令を駆動回路(14)
に入力するように構成されている。図5の構成は他の2
つのミラー(2c〜2e)でも同様である。
【0025】上述の実施例による自動アライメント調整
について説明すると次のとおりである。
【0026】アライメント調整に先立ち、レーザ発振器
(1)を調整用のHe−Neレーザ発振器に置き換え、レー
ザ出力ノズル(4)にポジションセンサ(9)を取り付
ける(図2)。そして、レーザ光がポジションセンサ
(9)に到達するようにミラー(2b〜2e)の据付け
角度を粗調整する。この粗調整はモータ(11a、11b)
を手動制御して行なう。後は所定のスタートスイッチを
入れることにより以下のアライメント調整が自動的に行
なわれる。
【0027】まず、レーザ発振器(1)に近い方のミラ
ーから、すなわち図1の実施例ではミラー(2c〜2
e)を順次、直線的に所定距離だけ移動させる。図4は
ミラー(2c)が実線で示される第1位置から一点鎖線
で示される第2位置へ距離Lだけ移動する場合を例示し
ている。ミラー(2c)の直前に位置するミラー(2
b)の据付け角度に誤差θ1 があると、ミラー(2c)
が移動したときにミラー(2c)上の反射点が移動する
ため、それに伴ってポジションセンサ(9)上でもスポ
ット(S)の位置が移動する。スポット(S)の移動軌
跡とミラー(2b)の据付け角度の誤差との関係は予め
演算回路(13)に記憶させておく。これにより、演算回
路(13)にスポット(S)の移動軌跡のデータが入力さ
れると、ミラー(2b)の据付け角度の誤差が演算され
る。そして、この誤差を補正する指令が駆動回路(14)
に入力され、モータ(11a、11b)によりミラー(2
b)が正しい据付け角度θ2に補正される。
【0028】次に、同様の補正を他のミラー(2c、2
d)についても順次繰り返し、すべてのミラーの補正を
終了した後、He−Neレーザ発振器を元の加工用のレーザ
発振器と取り替え、ポジションセンサ(9)を取り外し
てアライメント調整作業が終了する。
【0029】図6及び図7に示す実施例は、レーザ出力
ノズル(4)が、互いに垂直なX軸、Y軸およびZ軸の
各方向に移動可能であるのみならず、Z軸に平行なC軸
およびZ軸と直交するA軸を中心として回転可能である
5軸レーザロボットにおけるレーザビームのアライメン
トに適用したものである。
【0030】図6に従ってC軸の光軸調整について説明
すると、レーザ光がレーザ出力ノズル(4)まで到達す
るように粗調整した後、レーザ出力ノズル(4)にポジ
ションセンサ(9)を取り付け(図2)、ポジションセ
ンサ(9)の位置をパラボリックミラー(3)の焦点位
置からずらして、たとえば焦点位置より手前にセットす
る。
【0031】そして、パラボリックミラー(3)の直前
に位置するミラー(2e)をZ軸方向に移動させる。こ
のとき、もしレーザ光がZ軸と平行でなければ、言い換
えれば、ミラー(2e、2d)間の光軸がZ軸と平行で
なければ、ポジションセンサ(9)で得られるスポット
(S)のX−Yデータが変動する。したがって、この変
動データよりミラー(2d)の傾きを求め、駆動装置に
よりミラー(2d)の傾きを自動で調節し、ミラー(2
e)が移動してもレーザ出力ノズル(4)でのレーザ光
のスポット(S)が変動しないようにする。ミラー(2
e)が移動してもポジションセンサ(9)のX−Yデー
タが変動しなくなったら、ミラー(2d、2e)間の光
軸がZ軸と平行になったことを意味する。
【0032】続いてC軸を中心としてミラー(2e)を
回転させる。この時、レーザ光の入射位置がミラー(2
e)の回転中心からずれていると、ポジションセンサ
(9)で得られるスポット(S)が円を描いて変動す
る。そこで、この円の中心を求め、その中心に光スポッ
ト(S)が来るようにミラー(2c)の据付け角度を調
節する。
【0033】ミラー(2c)の据付け角度を変更したこ
とによって、ミラー(2d、2e)間の光軸が再びZ軸
と平行でなくなるため、上記の操作を繰り返してスポッ
ト(S)の変動量が微小になるようにする。これによ
り、ミラー(2e)に入射するレーザ光がミラー(2
e)のミラー中心に、かつ、C軸と平行に入射すること
となる。
【0034】次に、図7に従ってA軸の光軸調整を説明
する。この場合、ポジションセンサ(9)をパラボリッ
クミラー(3)の焦点位置(f)にセットして、パラボ
リックミラー(3)をA軸を中心として回転させる。こ
の時、パラボリックミラー(3)にレーザ光が平行に入
っていなければ、言い換えれば、ミラー(2e)とパラ
ボリックミラー(3)との間の光軸がA軸と平行でなけ
れば、ポジションセンサ(9)上のスポット(S)が円
を描いて変動する。そこで、この円の中心を求め、スポ
ット(S)がこの中心にくるようにミラー(2e)の据
付け角度を調節する。パラボリックミラー(3)が回転
してもスポット(S)が変動しなくなれば、ミラー(2
e)とパラボリックミラー(3)との間の光軸がA軸と
平行になったことを意味する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、この発明は、レーザ出力ノズルにポジションセンサ
を取り付けて、ポジションセンサ上のスポット位置の変
動量を検出し、この検出値に基づき、反射手段の据付け
角度を補正するようにしたものであるから、アライメン
ト調整を自動的に短時間で行なうことができ、かつ、自
動化によりアライメント調整の精度が向上するからワー
ク表面において最適なレーザスポットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レーザロボットの光学系の概略斜視図
【図2】 レーザ出力ノズル部の断面図
【図3】 ポジションセンサの断面図(a)及び斜視図
(b)
【図4】 可動軸(Z軸)の光軸調整を説明する線図
【図5】 光軸調整装置のブロック図
【図6】 回転軸(C軸)の光軸調整を説明する線図
【図7】 回転軸(A軸)の光軸調整を説明する線図
【符号の説明】
B レーザ光 S スポット X、Y、Z 可動軸 A、C 回転軸 1 レーザ発振器 2a〜2e ミラー(反射手段) 3 パラボリックミラー(集光手段) 4 ワーク 9 ポジションセンサ 10 固定金具 11a、11b モータ 12 支点ピン 13 演算回路 14 モータの駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−278987(JP,A) 特開 平3−106587(JP,A) 特開 平4−305389(JP,A) 特開 昭57−154389(JP,A) 国際公開92/8569(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/04 B23K 26/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ据付け角度が変更可能で、か
    つ、相互に接近及び離反する方向に可動の複数の反射手
    段により、レーザ発信器からレーザ出力ノズルまでレー
    ザ光を導くようにしたレーザロボットにおけるレーザ光
    の光軸調整をするにあたり、レーザ出力ノズルにポジシ
    ョンセンサを取り付け、各反射手段を動作させた時のレ
    ーザ光のスポットの変動量をポジションセンサで測定
    し、当該測定値に基づき反射手段の据付け角度を補正す
    ることにより、レーザ光の光軸調整を自動的に行なうよ
    うにしたレーザロボットの自動アライメント調整方法
    あって、 集光手段の直前に位置する第一の反射手段をその可動軸
    方向に移動させ、その時ポジションセンサで得られるス
    ポットのX−Yデータを、第一の反射手段の直前に位置
    する第二の反射手段の駆動装置にフィードバックして、
    第一の反射手段を移動させてもポジションセンサで得ら
    れるスポットのX−Yデータが変動しないように第二の
    反射手段の据付け角度を調節する工程と、 第一の反射手段をその可動軸を中心として回転させ、そ
    の時ポジションセンサで得られるスポットのX−Yデー
    タを第二の反射手段の直前に位置する第三の反射手段の
    駆動装置にフィードバックして、スポットが描く円の中
    心にレーザ光のスポットがくるように第三の反射手段の
    据付け角度を調節する工程を有し、 以上の工程を繰り返して第一の反射手段に入射するレー
    ザ光が第一の反射手段のミラー中心に、かつ、第一の反
    射手段の可動軸と平行に入射するようにした レーザロボ
    ットの自動アライメント調整方法。
  2. 【請求項2】 ポジションセンサを集光手段の焦点位置
    からずらして配置する請求項1のレーザロボットの自動
    アライメント調整方法。
JP17128293A 1993-07-12 1993-07-12 レーザロボットの自動アライメント調整方法及び装置 Expired - Lifetime JP3285256B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17128293A JP3285256B2 (ja) 1993-07-12 1993-07-12 レーザロボットの自動アライメント調整方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17128293A JP3285256B2 (ja) 1993-07-12 1993-07-12 レーザロボットの自動アライメント調整方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0724589A JPH0724589A (ja) 1995-01-27
JP3285256B2 true JP3285256B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=15920438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17128293A Expired - Lifetime JP3285256B2 (ja) 1993-07-12 1993-07-12 レーザロボットの自動アライメント調整方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3285256B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4923459B2 (ja) * 2005-07-19 2012-04-25 日産自動車株式会社 レーザ溶接装置およびレーザ溶接システム
JP5221560B2 (ja) * 2007-11-27 2013-06-26 三星ダイヤモンド工業株式会社 レーザ加工装置
DE102008030783B3 (de) * 2008-06-28 2009-08-13 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg Verfahren zum Laserstrahlschrägschneiden und Laserbearbeitungsmaschine
JP5254761B2 (ja) 2008-11-28 2013-08-07 浜松ホトニクス株式会社 レーザ加工装置
KR20190122515A (ko) * 2018-04-21 2019-10-30 주식회사 아이티아이 레이저 스캐닝 장비의 자동 위치 보정 장치
CN115446333B (zh) * 2022-08-03 2024-03-29 西安铂力特增材技术股份有限公司 振镜校准结构及激光校准方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0724589A (ja) 1995-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5536916A (en) Method for performing automatic alignment-adjustment of laser robot and the device
US4721388A (en) Method of measuring shape of object in non-contacting manner
US4710604A (en) Machining apparatus with laser beam
JPH051882B2 (ja)
CA2117872C (en) Rectification of a laser pointing device
JPH0820239B2 (ja) 車体計測方法
JP3285256B2 (ja) レーザロボットの自動アライメント調整方法及び装置
JPH02155589A (ja) 光路調整システム
JPH0122977B2 (ja)
JPH1058175A (ja) レーザ加工装置の光軸の較正方法
JP3625916B2 (ja) レーザ光線の自動アライメント装置
JPH0933236A (ja) 光モジュールの光軸測定方法
JPH08327332A (ja) クリームはんだ膜厚測定装置
JPH10216981A (ja) 光軸移動型レーザー加工装置
JPH08132264A (ja) レーザ加工機
JPH07253304A (ja) 多軸位置決めユニットおよびこれにおける測長方法
JP2671338B2 (ja) 露光方法及び基板の姿勢制御方法
JPH05329674A (ja) 光軸調整方法およびそれに用いる光軸調整装置
CN115815821B (zh) 激光加工连续图形的装置与方法及电子器件蚀刻装置与方法
JPH06112568A (ja) レーザ光線の自動アライメント調整装置
JPS62127191A (ja) レ−ザトリミング装置
JP3010769B2 (ja) 光素子モジュールの組立方法および装置
JP3206464B2 (ja) 基板の姿勢制御方法、装置及び露光方法、露光装置
JPH10332349A (ja) 3次元形状測定方法
JP2001047270A (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020124

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080308

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130308

Year of fee payment: 11