JP3284799B2 - ディスクブレーキ - Google Patents
ディスクブレーキInfo
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- JP3284799B2 JP3284799B2 JP30502994A JP30502994A JP3284799B2 JP 3284799 B2 JP3284799 B2 JP 3284799B2 JP 30502994 A JP30502994 A JP 30502994A JP 30502994 A JP30502994 A JP 30502994A JP 3284799 B2 JP3284799 B2 JP 3284799B2
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- Japan
- Prior art keywords
- liner
- torque receiving
- receiving portion
- guide surface
- torque
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、摩擦パッドの固着防止
に関する信頼性を向上させたディスクブレーキに関す
る。
に関する信頼性を向上させたディスクブレーキに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】最近のディスクブレーキは、摩擦パッド
の錆付きによる固着対策として、トルクメンバ又はキャ
リパに設けるトルク受け部とディスクに摺接させる摩擦
パッドとの間に、実公昭５１−４４０６９号公報に示さ
れるような不錆性の金属板から成るライナを介在するこ
とが一般化してきている。
の錆付きによる固着対策として、トルクメンバ又はキャ
リパに設けるトルク受け部とディスクに摺接させる摩擦
パッドとの間に、実公昭５１−４４０６９号公報に示さ
れるような不錆性の金属板から成るライナを介在するこ
とが一般化してきている。
【０００３】このライナは、アルミ材質から成るキャリ
パにトルク受け部を設ける場合には、強度的に弱いトル
ク受け面を補強、保護する目的でも採用される。
パにトルク受け部を設ける場合には、強度的に弱いトル
ク受け面を補強、保護する目的でも採用される。
【０００４】実公昭５１−４４０６９号公報には、この
ライナを案内面（トルク受け面）に蟻溝嵌合させたり、
カシメたり、ねじ止めしたりしてトルク受け部に取付け
ることが示されているが、最近では、組付性の面からラ
イナの側縁部に係止爪を設け、その爪をトルク受け部の
側面等に係止させる方法が多用されている。
ライナを案内面（トルク受け面）に蟻溝嵌合させたり、
カシメたり、ねじ止めしたりしてトルク受け部に取付け
ることが示されているが、最近では、組付性の面からラ
イナの側縁部に係止爪を設け、その爪をトルク受け部の
側面等に係止させる方法が多用されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】係止爪を利用してトル
ク受け部に装着するライナは、案内面覆い部の平面度が
悪いとその部分がトルクメンバのパッド案内面から浮い
て案内面との間に微小な隙間が生じ、その隙間にパッド
の摩耗粉、その他の微小粉塵、道路の凍結防止を目的と
してまかれる塩分などが溜まり、錆が生じてトルク受け
部と共にライナが盛り上がる結果、パッドの固着をかえ
って助長すると云う不具合を有している。
ク受け部に装着するライナは、案内面覆い部の平面度が
悪いとその部分がトルクメンバのパッド案内面から浮い
て案内面との間に微小な隙間が生じ、その隙間にパッド
の摩耗粉、その他の微小粉塵、道路の凍結防止を目的と
してまかれる塩分などが溜まり、錆が生じてトルク受け
部と共にライナが盛り上がる結果、パッドの固着をかえ
って助長すると云う不具合を有している。
【０００６】ねじ止め、蟻溝嵌合、或いはカシメ固定す
るライナも、爪係止方式のライナほどではないが、案内
面覆い部の平面度が悪いと上記と同様の問題を生じる。
るライナも、爪係止方式のライナほどではないが、案内
面覆い部の平面度が悪いと上記と同様の問題を生じる。
【０００７】パッドの固着は、制動の安全性を低下さ
せ、また、パッドによるディスクのひきずりの原因とも
なる。
せ、また、パッドによるディスクのひきずりの原因とも
なる。
【０００８】そこで、本発明は、上述した問題点の解決
策として有効なライナ取付け構造をもつディスクブレー
キを提供することを課題としている。
策として有効なライナ取付け構造をもつディスクブレー
キを提供することを課題としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明においては、トルク受け部に装着するライナ
にトルク受け部に対する固定部を設け、この固定部を反
力受けにして固定部とライナの案内面覆い部との間に設
けた曲げ部を弾性変形させ、その曲げ部に生じるばね力
で前記案内面覆い部をトルク受け部のパッド案内面に面
圧を加えて密着させる構成としている。
め、本発明においては、トルク受け部に装着するライナ
にトルク受け部に対する固定部を設け、この固定部を反
力受けにして固定部とライナの案内面覆い部との間に設
けた曲げ部を弾性変形させ、その曲げ部に生じるばね力
で前記案内面覆い部をトルク受け部のパッド案内面に面
圧を加えて密着させる構成としている。
【００１０】なお、トルク受け部とライナの形成材料の
組合せ方次第では、ライナの表面に電気絶縁層を設ける
ことが有効である。
組合せ方次第では、ライナの表面に電気絶縁層を設ける
ことが有効である。
【００１１】
【作用】ライナに曲げ部を設けてそこにばね力を生じさ
せ、その力でライナの案内面覆い部をトルク受け部のパ
ッド案内面に面圧を加えて密着させたので、案内面覆い
部の平面度が悪くても面圧による矯正効果が生じて案内
面覆い部がトルク受け部の案内面に良好に密着する。
せ、その力でライナの案内面覆い部をトルク受け部のパ
ッド案内面に面圧を加えて密着させたので、案内面覆い
部の平面度が悪くても面圧による矯正効果が生じて案内
面覆い部がトルク受け部の案内面に良好に密着する。
【００１２】このため、腐食因子が溜まる隙間が生じ難
く、密着界面での発錆が抑えられるだけでなく、仮に錆
が生じても、ばね力で錆の盛り上りが抑え込まれ、実質
的な案内面となる案内面覆い部の浮き上りによるパッド
の固着が減少する。
く、密着界面での発錆が抑えられるだけでなく、仮に錆
が生じても、ばね力で錆の盛り上りが抑え込まれ、実質
的な案内面となる案内面覆い部の浮き上りによるパッド
の固着が減少する。
【００１３】なお、最近は、ブレーキの軽量化指向に応
えるためアルミ材質から成るキャリパが多用される傾向
にある。この場合、ライナ材質は、トルク受け部の保護
効果の高いもの、例えば、強度に優れるステンレス等が
用いられるが、このようなライナをアルミ系のキャリパ
に密着させると界面に腐食因子が入り込まなくても電触
が生じて発明の目的が充分に達成されないことがある。
えるためアルミ材質から成るキャリパが多用される傾向
にある。この場合、ライナ材質は、トルク受け部の保護
効果の高いもの、例えば、強度に優れるステンレス等が
用いられるが、このようなライナをアルミ系のキャリパ
に密着させると界面に腐食因子が入り込まなくても電触
が生じて発明の目的が充分に達成されないことがある。
【００１４】そこで、ライナをトルク受け部の形成材料
との間に電位差が生じる材料で作る場合には、ライナの
表面（少なくともトルク受け部に接する面）に電気絶縁
層を設けることを奨める。これにより、電触が防止され
てパッドの固着防止がより確実になる。
との間に電位差が生じる材料で作る場合には、ライナの
表面（少なくともトルク受け部に接する面）に電気絶縁
層を設けることを奨める。これにより、電触が防止され
てパッドの固着防止がより確実になる。
【００１５】
【実施例】図１に本発明のディスクブレーキの一例を示
す。このブレーキは、ディスクを間にして対向配置した
摩擦パッド１、１を、キャリパ２のシリンダに挿入した
ピストン３、３で別々に押してディスクＤに摺接させる
ものであり、トルク受け部４はキャリパ２に形成されて
いる。
す。このブレーキは、ディスクを間にして対向配置した
摩擦パッド１、１を、キャリパ２のシリンダに挿入した
ピストン３、３で別々に押してディスクＤに摺接させる
ものであり、トルク受け部４はキャリパ２に形成されて
いる。
【００１６】摩擦パッド１は、キャリパ２の窓穴部に横
架したディスク軸方向のパッドピン５をパッド裏板１ａ
に加工されたピン孔に緩く通して落ち止めされており、
このパッド１の裏板１ａとトルク受け部４との間に、ス
テンレス等の不錆性金属板で形成されたライナ６が介在
されている。
架したディスク軸方向のパッドピン５をパッド裏板１ａ
に加工されたピン孔に緩く通して落ち止めされており、
このパッド１の裏板１ａとトルク受け部４との間に、ス
テンレス等の不錆性金属板で形成されたライナ６が介在
されている。
【００１７】そのライナ６は、板材を曲げ加工してトル
ク受け部４のトルク受け面４ａ（この面もパッド案内面
となる）から外れた位置にねじ７で固定する取付部６ａ
と、トルク受け面４ａの覆い部６ｂ、６ｃと、パッドの
内周側案内面の覆い部６ｄを作り出した形にしてある。
ディスク中心側の覆い部６ｃの先端からＬ字形に屈曲し
た覆い部６ｄは必要に応じて設けられる。即ち、トルク
受け部４は、パッドの内周側案内部が無いものもあり、
この場合には、覆い部６ｄは省かれることがある。
ク受け部４のトルク受け面４ａ（この面もパッド案内面
となる）から外れた位置にねじ７で固定する取付部６ａ
と、トルク受け面４ａの覆い部６ｂ、６ｃと、パッドの
内周側案内面の覆い部６ｄを作り出した形にしてある。
ディスク中心側の覆い部６ｃの先端からＬ字形に屈曲し
た覆い部６ｄは必要に応じて設けられる。即ち、トルク
受け部４は、パッドの内周側案内部が無いものもあり、
この場合には、覆い部６ｄは省かれることがある。
【００１８】このライナ６は、図２に示す自由状態で、
基準になる直線Ｃに対し、覆い部６ｂ、６ｃがθ1 、θ
2 の傾きをもつように取付部６ａと覆い部６ｂ、６ｃの
境界部をそれぞれ屈曲させ、さらに、覆い部６ｄも覆い
部６ｃと直角な線Ｃ1 に対してθ3 の傾きをもつように
６ｃとの境界部を屈曲させてある。
基準になる直線Ｃに対し、覆い部６ｂ、６ｃがθ1 、θ
2 の傾きをもつように取付部６ａと覆い部６ｂ、６ｃの
境界部をそれぞれ屈曲させ、さらに、覆い部６ｄも覆い
部６ｃと直角な線Ｃ1 に対してθ3 の傾きをもつように
６ｃとの境界部を屈曲させてある。
【００１９】このように構成したライナ６をねじ７でト
ルク受け部４に固定すると、その固定部が反力受けとな
って覆い部６ｂ、６ｃの根元の曲げ部が直線に伸ばさ
れ、一方、覆い部６ｄはθ3 が０度になるように更に曲
げられて各曲げ部に復元のばね力が生じ、この力で各覆
い部がトルク受け部４のパッド案内面に密着する。従っ
て、密着界面には殆ど隙間ができない。
ルク受け部４に固定すると、その固定部が反力受けとな
って覆い部６ｂ、６ｃの根元の曲げ部が直線に伸ばさ
れ、一方、覆い部６ｄはθ3 が０度になるように更に曲
げられて各曲げ部に復元のばね力が生じ、この力で各覆
い部がトルク受け部４のパッド案内面に密着する。従っ
て、密着界面には殆ど隙間ができない。
【００２０】なお、取付部６ａは、キャリパのディスク
溝８にディスク接線方向に対して傾斜した座面９を設
け、その座面９に取付部の切り起し舌片をねじ止めする
ようにしている。これは、ねじ７をディスク接線方向に
ねじ込む場合の操作スペース不足によるドライバの操作
性の悪さの改善に役立つが、取付部６ａの固定方向は特
に限定されない。固定方法も、例えば、圧入ピンを用い
ての固定、カシメ固定等であってもよい。
溝８にディスク接線方向に対して傾斜した座面９を設
け、その座面９に取付部の切り起し舌片をねじ止めする
ようにしている。これは、ねじ７をディスク接線方向に
ねじ込む場合の操作スペース不足によるドライバの操作
性の悪さの改善に役立つが、取付部６ａの固定方向は特
に限定されない。固定方法も、例えば、圧入ピンを用い
ての固定、カシメ固定等であってもよい。
【００２１】また、取扱い性の改善のために、図３に示
すように、インナー側とアウター側のライナをディスク
を跨ぐブリッジ６ｅで一体に連結しておくこともでき
る。
すように、インナー側とアウター側のライナをディスク
を跨ぐブリッジ６ｅで一体に連結しておくこともでき
る。
【００２２】このほか、本発明は、インナーパッドをト
ルクメンバに設けたトルク受け部に当てて制動トルクを
受け止めるキャリパ浮動型のディスクブレーキにも適用
される。
ルクメンバに設けたトルク受け部に当てて制動トルクを
受け止めるキャリパ浮動型のディスクブレーキにも適用
される。
【００２３】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のディスクブ
レーキは、トルク受け部に装着する錆付き防止用或いは
トルク受け部の補強保護用ライナを、ばね力をもたせて
トルク受け面を含むパッド案内面に面圧を加えて添わせ
るので、ライナの密着性が向上してライナとトルク受け
部の界面の発錆が抑えられ、されに、その界面に仮に錆
が生じてもばね力で錆の盛り上りが抑えられる。従っ
て、ライナの浮き上りによるパッドの固着が減少し、制
動の信頼性向上、パッドによるディスク引きずりの低減
が図れる。
レーキは、トルク受け部に装着する錆付き防止用或いは
トルク受け部の補強保護用ライナを、ばね力をもたせて
トルク受け面を含むパッド案内面に面圧を加えて添わせ
るので、ライナの密着性が向上してライナとトルク受け
部の界面の発錆が抑えられ、されに、その界面に仮に錆
が生じてもばね力で錆の盛り上りが抑えられる。従っ
て、ライナの浮き上りによるパッドの固着が減少し、制
動の信頼性向上、パッドによるディスク引きずりの低減
が図れる。
【００２４】また、トルク受け部とライナが電位差のあ
る材料で形成される場合に、ライナ表面に電気絶縁層を
設けたものは、電触によるライナの浮き上りも防止さ
れ、パッドの固着防止に関してより優れた効果を発揮す
る。
る材料で形成される場合に、ライナ表面に電気絶縁層を
設けたものは、電触によるライナの浮き上りも防止さ
れ、パッドの固着防止に関してより優れた効果を発揮す
る。
【図１】（ａ）：本発明のディスクブレーキの一例を部
分破断平面図 （ｂ）：同上のＢ−Ｂ線部の断面図
分破断平面図 （ｂ）：同上のＢ−Ｂ線部の断面図
【図２】（ａ）：ライナの一例を示す斜視図 （ｂ）：同上のライナの取付け前の側面図
【図３】ライナの他の実施例の斜視図
１ 摩擦パッド １ａ 裏板 ２ キャリパ ３ ピストン ４ トルク受け部 ４ａ トルク受け面 ５ パッドピン ６ ライナ ６ａ 取付部 ６ｂ、６ｃ、６ｄ 案内面覆い部 ７ ねじ ８ ディスク溝 ９ 座面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16D 55/224 112 F16D 65/095
Claims (2)
- 【請求項１】 トルクメンバ又はキャリパに設けるトル
ク受け部とディスクに摺接させる摩擦パッドとの間にラ
イナを介在し、そのライナを介して摩擦パッドからの制
動トルクを前記トルク受け部で受けるディスクブレーキ
において、前記ライナにトルク受け部に対する固定部を
設け、この固定部とライナの案内面覆い部との間に設け
た曲げ部を弾性変形させ、その曲げ部に生じるばね力で
前記案内面覆い部をトルク受け部のパッド案内面に面圧
を加えて密着させることを特徴とするディスクブレー
キ。 - 【請求項２】 前記ライナがトルク受け部との間に電位
差のある材料で形成され、そのライナのトルク受け部と
の接触面に電気絶縁層が設けられている請求項１記載の
ディスクブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30502994A JP3284799B2 (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | ディスクブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30502994A JP3284799B2 (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | ディスクブレーキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08159185A JPH08159185A (ja) | 1996-06-18 |
| JP3284799B2 true JP3284799B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=17940242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30502994A Expired - Fee Related JP3284799B2 (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | ディスクブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3284799B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007321844A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Advics:Kk | 対向型ディスクブレーキ |
| US10738836B2 (en) | 2016-11-30 | 2020-08-11 | Saint-Gobain Performance Plastics Rencol Limited | Adjustable torque assembly |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2002336017A1 (en) | 2002-07-30 | 2004-02-16 | Freni Brembo S.P.A. | Stopper for a caliper of a disk brake |
| JP4651640B2 (ja) * | 2006-06-05 | 2011-03-16 | 曙ブレーキ工業株式会社 | 対向ピストン型ディスクブレーキ |
| JP4932651B2 (ja) * | 2007-09-13 | 2012-05-16 | 曙ブレーキ工業株式会社 | 対向ピストン型ディスクブレーキ |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP30502994A patent/JP3284799B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007321844A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Advics:Kk | 対向型ディスクブレーキ |
| JP4631803B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2011-02-16 | 株式会社アドヴィックス | 対向型ディスクブレーキ |
| US10738836B2 (en) | 2016-11-30 | 2020-08-11 | Saint-Gobain Performance Plastics Rencol Limited | Adjustable torque assembly |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08159185A (ja) | 1996-06-18 |
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