JP3283809B2 - 自動車のオーバヘッドトレイ - Google Patents
自動車のオーバヘッドトレイInfo
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- JP
- Japan
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- tray
- sun visor
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- opening
- ceiling surface
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
ドトレイに係り、特に、ヘッドクリアランスが小さい自
動車に好適なオーバヘッドトレイに関するものである。
いては、シート前方の天井面にトレイを設けて地図ある
いはファイルなどを収納することができるようにしたも
のがある。しかしながら、高さ制限の影響でヘッドクリ
アランスが小さい自動車の場合は、オーバヘッドトレイ
を設けることによって乗降時のヘッドクリアランスが減
少してしまうために、オーバヘッドトレイを設けること
は実質的に不可能であるとされていた。なお、シート前
方の天井面にネットを取り付けてオーバヘッドトレイの
代用をさせるようにしたものも見られるが、この場合は
ネットの始末および見栄えが悪いという不具合があっ
た。
みてなされたものであって、ヘッドクリアランスが小さ
い自動車においても乗降性を損なうことがないオーバヘ
ッドトレイを提供することを課題としている。
に本発明は、シートの前部上方の天井面に取り付けられ
て後方に向って開口する空所を天井面との間に形成する
トレイの後縁をドア開口部側に至るにつれて前方に偏位
させたことを特徴としている。
納されるサンバイザを設けるとともに、格納されたサン
バイザによって被覆される開口をトレイに形成したこと
を特徴としている。
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る自動車のオ
ーバヘッドトレイの一実施形態を示す斜視図、図2は図
1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。
前部上方の天井面1にトレイ2をビス3で締付固定する
ことにより、後方に向って開口する空所4をトレイ2と
天井面1の間に形成している。
形成して空所4に収納した収納物aの脱落を防止すると
ともに、この後縁5をドア開口部6の近傍において前方
に偏位させることにより、ドア開口部6の近傍における
空所3の奥行を車体中心側の奥行より小さくして乗降時
におけるヘッドクリアランスを確保している。
納されるサンバイザ7を設けるととともに、格納された
サンバイザ7によって被覆される開口8をトレイ2に形
成している。なお、開口8の周縁を図2および図3に示
したように上方に立ち上げ形成することにより、空所4
に収納した小型の収納物aが開口8から不用意に落下す
ることがないようにしている。
より前縁部を中心として起伏回動可能に車体側に取り付
けられており、必要に応じて図2および図3にそれぞれ
二点鎖線で示したように前縁部を中心として下方に回動
させ、あるいは図示はしないが外端部を中心として側方
に回動させて直射日光などから運転者の目を保護するこ
とができるようになっている。9はフロントウインドシ
ールド、10はルーフパネル、11はルーフサイレン
サ、12はルーフサイレンサである。
ッドトレイにおいて、通常は図に実線で示したようにサ
ンバイザ7をトレイ2の下面に折り畳み回動保持させて
開口8を覆っている。従って、この状態では開口8がサ
ンバイザ7で覆われているために、トレイ3により形成
した空所4に収納した収納物aが開口8から見えること
がなく、車室内の美観が保たれる。なお、収納物aの前
後幅がトレイ2の前後幅と略同一である場合は、図3に
示したように収納物aの後端部におけるドア開口側の一
部がトレイ2の後縁5からはみ出すこともあるが、この
はみ出し部分をつかんで収納物aを出し入れすることが
できるために格別な問題はない。
型である場合は、トレイ2により形成した空所4の開口
部から手を差し込んで収容物を取り出すことは困難であ
る。従って、このような場合は図2および図3にそれぞ
れ二点鎖線で示したように前縁部を中心としてサンバイ
ザ7を下方に回動させ、あるいは図示はしないが外端部
を中心として側方に回動させる。すると、それまでサン
バイザ7で覆われていた開口8が露出するために、この
開口8から空所4に指などを差し入れてペンあるいは小
型のカードなどの収容物を取り出すことができる。
の天井高さが実質的に減少する。ところが、トレイ2の
後縁5をドア開口部6の近傍において前方に偏位させて
いるために、ドア開口部6の近傍においてはトレイを設
けないものと同程度の天井高さとなり、乗降時における
ヘッドクリアランスが確保される。従って、トレイ2を
設けたことによって自動車の乗降性が損なわれることが
なく、収納物aを取り出すためのワークスペースも確保
される。
の前部上方の天井面にトレイを取り付けた場合について
説明しているが、例えばアシスタントシートあるいはパ
ッセンジャシートの前部上方の天井面にも同様にしてト
レイを取り付けて車室内の収納性をより高くすることも
できる。また、上記実施形態においてはトレイ2を天井
面にビス3で締付固定するとともに、サンバイザ8を車
体側に取り付けた場合について説明しているが、係合孔
と係合爪による嵌め込み構造でトレイを取り付け、ある
いは、サンバイザ7をトレイ2に取り付けたものであっ
てもよい。
は、シートの前部上方の天井面に取り付けられて後方に
向って開口する空所を天井面との間に形成するトレイの
後縁をドア開口部側に至るにつれて前方に偏位させたも
のであるから、ヘッドクリアランスが小さい自動車の場
合においてもオーバヘッドトレイを設けることで乗降性
が損なわれることがない。また、請求項2に記載の発明
においては、格納されたサンバイザによって被覆される
開口をトレイに形成しているために、小型収納物の取り
出し性が向上するとともに、車室内の美観が損なわれる
ことがない。
実施形態を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 シートの前部上方の天井面に取り付けら
れて後方に向って開口する空所を天井面との間に形成す
るトレイの後縁をドア開口部側に至るにつれて前方に偏
位させたことを特徴とする自動車のオーバヘッドトレ
イ。 - 【請求項2】 トレイの下面に折り畳み格納されるサン
バイザを設けるとともに、格納されたサンバイザによっ
て被覆される開口をトレイに形成したことを特徴とする
請求項1に記載の自動車のオーバヘッドトレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31599597A JP3283809B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 自動車のオーバヘッドトレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31599597A JP3283809B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 自動車のオーバヘッドトレイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11129821A JPH11129821A (ja) | 1999-05-18 |
JP3283809B2 true JP3283809B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=18072074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31599597A Expired - Fee Related JP3283809B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 自動車のオーバヘッドトレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3283809B2 (ja) |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP31599597A patent/JP3283809B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11129821A (ja) | 1999-05-18 |
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