JP3283111B2 - 内視鏡撮像装置 - Google Patents

内視鏡撮像装置

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JP3283111B2 JP19487593A JP19487593A JP3283111B2 JP 3283111 B2 JP3283111 B2 JP 3283111B2 JP 19487593 A JP19487593 A JP 19487593A JP 19487593 A JP19487593 A JP 19487593A JP 3283111 B2 JP3283111 B2 JP 3283111B2
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健二 大町
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡観察像を撮像す
る内視鏡撮像装置に関し、特に摺動部または着脱部に弾
性を有する密封部材を配設した内視鏡撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の接眼部等に接続して内視鏡観察
像を撮像する内視鏡撮像装置が医療分野、工業分野等で
従来より広く用いられている。内視鏡撮像装置は、一般
に視度を調節するための視度調整用リング等の摺動部が
設けられており、また、着脱可能なアダプタ、コネクタ
等の部材を装着する着脱部を有しているものもある。こ
れらの摺動部や着脱部には、弾性を持ったOリング等の
密封部材が押圧部材によって押圧されて設けられ、前記
摺動部や着脱部において内視鏡撮像装置内部の水密性、
気密性を保つようになっている。
【0003】例えば医療分野においては、滅菌消毒する
ために機器を加圧高温飽和水蒸気の雰囲気中におくオー
トクレーブなどが近年行われるようになっており、耐熱
構造や防湿構造をもったオートクレーブ耐性のある医療
機器が望まれている。よって、医療分野で用いられる内
視鏡撮像装置においても、耐熱構造及び防湿構造をとっ
てオートクレーブ耐性を持たせるために、前記摺動部や
着脱部において耐熱性、防湿性のある密封部材を設ける
ことが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡撮像装置におい
て摺動部や着脱部に設けられる密封部材としては、Oリ
ング等の環状弾性部材が用いられるが、従来より一般的
に用いられる環状弾性部材は透湿性であり、防湿性を有
していなかった。また、医療分野に用いる内視鏡撮像装
置においては、各種薬液や滅菌ガス等によって洗滌、消
毒を行うようにしているが、摺動部や着脱部に従来設け
ていた環状弾性部材では、各種薬液や滅菌ガスに対して
耐性があり、かつ耐熱性及び防湿性を有する適切な材質
のものが用いられていなかった。
【0005】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、防水性を有すると共に、確実に耐熱性及び防湿
性を有する密封構造を持った内視鏡撮像装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明による内
視鏡撮像装置は、内視鏡観察像を撮像する内視鏡撮像装
置において、第1の筒部材と、この第1の筒部材の外周
側に設けられ、該第1の筒部材に対して相対運動可能な
第2の筒部材と、前記第1及び第2の筒部材の間であっ
て、前記第2の筒部材の先端部及び基端部にそれぞれ配
設され、水分透過に対する防水性を有する第1の封止部
材と、前記第1及び第2の筒部材の間であって、前記第
1の封止部材に対して前記第2の筒部材の先端部及び基
端部の反対側にそれぞれ配設され、気体透過に対する防
湿性を有する第2の封止部材とを具備したことを特徴と
する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図3は本発明の第1実施例に係り、図
1は内視鏡撮像装置の全体構成を示す説明図、図2は内
視鏡撮像装置先端部に設けられるカメラアダプタの構成
を示す断面図、図3は図2中の摺動部(X部)を拡大し
て示した断面図である。
【0008】本実施例の内視鏡撮像装置1は、内視鏡の
接眼部2等に接続して内視鏡観察像を撮像するものであ
り、接眼部2に着脱可能なカメラヘッド3と、カメラヘ
ッド3の後方より延出した信号ケーブル4と、信号ケー
ブル4の後端部に連設されたコネクタ部5とを備えて構
成されている。内視鏡撮像装置1は、コネクタ部5を介
して図示しないビデオプロセッサに接続されるようにな
っており、撮像した内視鏡観察像の画像信号を映像信号
処理してモニタ等に観察画像を表示できるようになって
いる。
【0009】本実施例では、カメラヘッド3の先端部に
はカメラアダプタ6が連結され、このカメラアダプタ6
を介してカメラヘッド3を接眼部2に装着するようにな
っている。なお、接眼部への装着用のカメラアダプタ6
は、カメラヘッド3と一体的に設けることもできる。
【0010】カメラアダプタ6を含む撮像装置先端部の
構成を図2の断面図に示す。カメラアダプタ6は、レン
ズ鏡筒11内にレンズ枠12によって保持された光学系
13が配設されて構成されている。
【0011】レンズ鏡筒11の外周部には、視度調整用
の回転環14が周方向に回転摺動可能に設けられてお
り、レンズ枠12にはカムピン15が外側に突出して設
けられレンズ鏡筒11及び回転環14によって形成され
たカム溝16に係合している。回転環14を回転させる
ことによってカムピン15がカム溝16に沿って移動
し、これによりレンズ枠12が図中の上下に示すように
光軸方向に移動して視度を調節できるようになってい
る。
【0012】前記回転環14とレンズ鏡筒11との間の
摺動部には、両端部に密封部材として防水用の環状弾性
部材A17と防湿用の環状弾性部材B18とが2重に並
んで配設されている。この摺動部(X部)を拡大した図
を図3に示す。
【0013】環状弾性部材A17は、防水性を有する密
封部材として、シリコンゴム、フッ素ゴム等の素材で形
成されている。これらの素材で構成された環状弾性部材
A17は、薬液や滅菌ガスに対する耐性を有している。
【0014】一方、環状弾性部材B18は、防湿性を有
する密封部材として、エチレンプロピレンゴム、ブチル
ゴム、高吸水性ポリマーを混練した各種ゴム、PTFE
(4フッ化エチレン)コートを施した各種ゴム等の素材
で形成されている。
【0015】これらの環状弾性部材A17及び環状弾性
部材B18によって、摺動部における装置内部の水密
性、気密性が保たれるようになっている。
【0016】このように、密封構造の外側に防水性を有
する素材を使用した環状弾性部材A17を配置し、内側
に防湿性を有する素材を使用した環状弾性部材B18を
配置して構成することにより、確実に耐熱性及び防湿性
を有し、かつ薬液や滅菌ガスに対する耐性を有する密封
構造を形成することが可能となる。これにより、内視鏡
撮像装置にオートクレーブ耐性を持たせることができ、
オートクレーブ等による滅菌消毒を行うことが可能にな
る。
【0017】なお、本実施例で設けた環状弾性部材によ
る密封構造は、視度調整用の回転環の摺動部に限らず、
他の摺動部とか着脱可能なアダプタ、コネクタ等の部材
を装着する着脱部等に設けることによって同様の効果を
得ることができる。また、環状弾性部材は、防水性のも
のと防湿性のものとを2重に設ける構造に限らず、防湿
性を有する環状弾性部材を2重に設けた構造としても、
同様に防水性及び防湿性を持たせることができる。
【0018】図4ないし図8は本発明の第2実施例に係
り、図4は内視鏡撮像装置に設けられるカメラアダプタ
を含む装置先端部の構成を示す断面図、図5は図4中の
摺動部(X部)を拡大して示した断面図、図6は摺動部
に設けられる防湿用密封部材の第1の変形例を示す断面
図、図7は摺動部に設けられる防湿用密封部材の第2の
変形例を示す断面図、図8は摺動部に設けられる密封部
材の第3の変形例を示す断面図である。
【0019】第2実施例は、装置の摺動部において、通
常温度では防水用の密封部材のみが機能し、ある所定の
温度以上になると防湿用の密封部材が機能するように構
成した例である。
【0020】図4はカメラアダプタを含む撮像装置先端
部の構成を示したものである。カメラアダプタ21は、
第1実施例と同様にレンズ鏡筒11内にレンズ枠12に
よって保持された光学系13が配設されて構成されてお
り、レンズ鏡筒11の外周部には、視度調整用の回転環
14が周方向に回転摺動可能に設けられている。
【0021】前記回転環14とレンズ鏡筒11との間の
摺動部には、両端部に防水用密封部材22と防湿用密封
部材23とが2重に並んで配設されている。この摺動部
(X部)を拡大した図を図5に示す。
【0022】防水用密封部材22は、防水性を有する環
状弾性部材から成っており、シリコンゴム、フッ素ゴム
等の防水性素材で形成されている。
【0023】一方、防湿用密封部材23は、環状で断面
がV字形状をした弾性部材24と、この弾性部材24の
内腔部に沿って設けられた形状記憶素材25とから構成
されている。弾性部材24は、エチレンプロピレンゴ
ム、ブチルゴム、高吸水性ポリマーを混練した各種ゴ
ム、PTFE(4フッ化エチレン)コートを施した各種
ゴム等の防湿性を有する素材で形成されている。形状記
憶素材25は、温度によって変化する形状が記憶された
金属、樹脂、ゴム等からなり、断面における角度が通常
の温度(常温時)では図5(a)に示すようにα1 の角
度をなし、熱せられてある所定の温度を超えたとき(高
温時)には図5(b)に示すように開いてα2 (α1 <
α2 )となるように形状が記憶されている。
【0024】なお、図示した例では防湿用密封部材23
の向きは対湿性を考慮して形状記憶素材25が内側とな
るように配置されているが、形状記憶素材に対湿性を有
するものを用いる場合は逆向きに配置して密封性の向上
を図るようにすることもできる。
【0025】その他の部分は第1実施例と同様に構成さ
れており、説明を省略する。
【0026】前記のように密封構造の外側に防水用密封
部材22を配置し、内側に防湿用密封部材23を配置し
た本実施例の構成においては、通常使用時(常温時)に
は防水用密封部材22のみが機能して防水性(水密性)
が保たれる。このとき、摺動部を押圧密封している部材
は防水用密封部材22のみであるため、摩擦抵抗は低く
摺動性は良好である。また、オートクレーブによる滅菌
の際の加圧高温飽和水蒸気の雰囲気中では、防湿用密封
部材23の形状記憶素材25が図5(b)に示すように
変形し、防湿性の弾性部材24が回転環14とレンズ鏡
筒11とに押圧される。このように所定温度以上の高温
下では防湿用密封部材23が機能し、確実に防湿性(気
密性)が確保される。
【0027】以上のように、密封構造の外側に防水性を
有する弾性部材を配置し、内側に防湿性を有する弾性部
材を配置して防湿性の弾性部材は高温時のみ機能するよ
うに構成することにより、通常使用時において防水性を
確保できると共に、オートクレーブ等による高温加圧滅
菌時において確実に防湿性を確保できる密封構造を構成
でき、所定の条件下でより効果的に防水、防湿の双方を
行うことが可能となる。これにより、第1実施例の効果
に加えて、摺動部において例えば複数の密封部材を配設
して密封性を確実に確保する構成とした場合に、密封部
材と摺動面との摩擦抵抗が大きくなり回転力量が大きく
なって摺動性が悪化してしまうような不具合を防止でき
るため、密封性の確保と共に摺動性を良好に保つことが
でき、操作性の良い摺動部を構成できる。
【0028】次に、摺動部に設けられる密封部材の変形
例を図6ないし図8に示す。
【0029】図6に示す第1の変形例の防湿用密封部材
31aは、環状で中空の防湿性弾性部材32と、この防
湿性弾性部材32に当接するよう配置された環状で断面
がM字形状の形状記憶素材33とを有して構成されてい
る。形状記憶素材33は、温度に応じて密封部材配設用
孔に沿って軸方向に変形可能となっている。なお、図示
しないが防水用密封部材は前述の第2実施例と同様に設
けられている。
【0030】通常使用時(常温時)では、図6(a)に
示すように、形状記憶素材33は縮んだ形状となってお
り、防湿性弾性部材32は回転環14とレンズ鏡筒11
との摺動面に当接しておらず摺動面に対してフリーな状
態となっている。一方、オートクレーブ等による滅菌時
(高温時)では、図6(b)に示すように、形状記憶素
材33は軸方向に伸びるように変形し、防湿性弾性部材
32が摺動面に押圧されて防湿性が確保される。
【0031】図7に示す第2の変形例の防湿用密封部材
31bは、環状の防湿性弾性部材34と、一端が回転環
14に固定され軸方向に変形可能なバネ状の形状記憶素
材35と、形状記憶素材35の他端に接続された押圧部
材36とを有して構成され、防湿性弾性部材34に押圧
部材36が当接している。なお、図示しないが防水用密
封部材は前述の第2実施例と同様に設けられている。
【0032】通常使用時(常温時)では、図7(a)に
示すように、形状記憶素材35は縮んだ形状となってお
り、防湿性弾性部材34は回転環14とレンズ鏡筒11
との摺動面に当接しておらず摺動面に対してフリーな状
態となっている。一方、オートクレーブ等による滅菌時
(高温時)では、図7(b)に示すように、形状記憶素
材35は軸方向に伸びるように変形し、防湿性弾性部材
34が摺動面に押圧されて防湿性が確保される。
【0033】図8に示す第3の変形例の防湿用密封部材
31cは、環状で断面がV字形状をした防湿性弾性部材
37と、この防湿性弾性部材37の外周部に重ねて設け
られた防水性弾性部材38と、防湿性弾性部材37の内
腔部に沿って設けられた形状記憶素材39とを有して構
成されている。形状記憶素材39は、第2実施例と同様
に温度に応じて断面における角度が開閉するように形状
が記憶されている。
【0034】通常使用時(常温時)では、図8(a)に
示すように、形状記憶素材39は閉じた形状となってお
り、防湿性弾性部材37は回転環14とレンズ鏡筒11
との摺動面に当接しておらず摺動面に対してフリーな状
態となっている。この状態では、防水性弾性部材38の
みが摺動面に当接しており、防水性が確保されている。
一方、オートクレーブ等による滅菌時(高温時)では、
図8(b)に示すように、形状記憶素材39は開いた形
状に変形し、防湿性弾性部材37が摺動面に押圧されて
防湿性が確保される。
【0035】以上のような各変形例においても、通常使
用時において防水性を確保できると共に、オートクレー
ブ等による高温加圧滅菌時において確実に防湿性を確保
できる密封構造を構成することが可能となる。
【0036】ここで、密封構造における部材の材質の構
成例を図9ないし図11に示す。図9に示すように、O
リング51を用いた密封構造において、内側の部材B
(前記実施例ではレンズ鏡筒11)53の熱膨張率を外
側の部材A(前記実施例では回転環14)52の熱膨張
率よりも大きくなるようにそれぞれの部材の材質を選定
する。例えば、部材Aをステンレス鋼(SUS),部材
Bをアルミニウム、あるいは部材Aをアルミニウム,部
材Bをポリサルフォン等の樹脂、あるいは部材Aをアル
ミニウム,部材Bを石英ガラスなどの材料で構成する。
【0037】このように構成することによって、部材A
と部材Bの熱膨張率の差からくる歪をOリングによって
吸収でき、図9(a)の常温時のOリング溝深さd1 に
比べて、図9(b)のオートクレーブ等による滅菌時
(高温時)のOリング溝深さd2 が小さくなるような、
d1 >d2 の関係が成り立つため、オートクレーブ等に
よる高温加圧滅菌時においてOリングの締めしろが増加
し、より効果的な密封を行うことができる。また、常温
時においては通常の締めしろの大きさに設定できるた
め、組み立て性を向上できる。
【0038】また、図10に示すように、ガスケット状
の密封部材54を用いた密封構造においても、図9の場
合と同様に部材A52及び部材B53の材質を設定する
ことにより、同様の効果が得られる。
【0039】また、図11に示すように、前述の実施例
のような回転あるいは往復運動する摺動部等においてO
リング55を用いて密封構造を構成した場合において
も、図9の場合と同様に部材A52及び部材B53の材
質を設定することにより、同様の効果が得られる。ま
た、常温時においては通常の締めしろの大きさに設定で
きるため、摺動部の作動力量を軽減でき、摺動性を良好
に保つことができる。
【0040】ところで、密封構造において、密封部材に
グリースを塗付することによって、密封性を向上させる
こともできる。グリースを密封部材に塗付した密封構造
の構成例を図12及び図13に示す。
【0041】図12に示す第1の例は、Oリングによる
2重密封構造とした例であり、内側の密封部材としてグ
リースを塗付したグリース付きOリング56が配設さ
れ、外側の密封部材としてグリースを塗付しないグリー
ス無しOリング57が配設されて構成されている。
【0042】このように構成することにより、オートク
レーブによる滅菌の際などにおいて、圧力の変化によっ
てグリースが結合部58より外部に浸み出すことを防止
しつつ、密封性を向上させることが可能となる。
【0043】また、図13に示す第2の例は、Oリング
と平板の密封部材とによる2重密封構造とした例であ
り、内側の密封部材としてグリースを塗付したグリース
付きOリング56が配設され、外側の平板の密封部材5
9はグリースを塗付しないものを用いて構成されてい
る。このような構成によっても、図12の第1の例と同
様にグリースが結合部58より外部に浸み出すことを防
止しつつ、密封性を向上させることが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、防
水性を有すると共に、確実に耐熱性及び防湿性を有する
密封構造を持った内視鏡撮像装置を提供できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本発明の第1実施例に係り、
図1は内視鏡撮像装置の全体構成を示す説明図
【図2】内視鏡撮像装置先端部に設けられるカメラアダ
プタの構成を示す断面図
【図3】図2中の摺動部(X部)を拡大して示した断面
【図4】図4ないし図8は本発明の第2実施例に係り、
図4は内視鏡撮像装置に設けられるカメラアダプタを含
む装置先端部の構成を示す断面図
【図5】図4中の摺動部(X部)を拡大して示した断面
【図6】摺動部に設けられる防湿用密封部材の第1の変
形例を示す断面図
【図7】摺動部に設けられる防湿用密封部材の第2の変
形例を示す断面図
【図8】摺動部に設けられる密封部材の第3の変形例を
示す断面図
【図9】Oリングを用いた密封構造における部材の材質
の構成例を示す断面説明図
【図10】ガスケット状の密封部材を用いた密封構造に
おける部材の材質の構成例を示す断面説明図
【図11】回転あるいは往復運動する摺動部等において
Oリングを用いて密封構造を構成した場合における部材
の材質の構成例を示す断面説明図
【図12】密封部材にグリースを塗付した密封構造の第
1の例を示す断面図
【図13】密封部材にグリースを塗付した密封構造の第
2の例を示す断面図
【符号の説明】
3…カメラヘッド 6…カメラアダプタ 11…レンズ鏡筒 12…レンズ枠 14…回転環 17…防水用環状弾性部材 18…防湿用環状弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大町 健二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷沢 信吉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上原 政夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 萩原 雅博 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−150935(JP,A) 特開 昭62−281948(JP,A) 特開 昭63−9777(JP,A) 実開 昭55−149658(JP,U) 実開 平2−96078(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 F16J 15/00 - 15/14 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡観察像を撮像する内視鏡撮像装置
    において、 第1の筒部材と、 この第1の筒部材の外周側に設けられ、該第1の筒部材
    に対して相対運動可能な第2の筒部材と、 前記第1及び第2の筒部材の間であって、前記第2の筒
    部材の先端部及び基端部にそれぞれ配設され、水分透過
    に対する防水性を有する第1の封止部材と、 前記第1及び第2の筒部材の間であって、前記第1の封
    止部材に対して前記第2の筒部材の先端部及び基端部の
    反対側にそれぞれ配設され、気体透過に対する防湿性を
    有する第2の封止部材と、 を具備したことを特徴とする内視鏡撮像装置。
JP19487593A 1993-08-05 1993-08-05 内視鏡撮像装置 Expired - Fee Related JP3283111B2 (ja)

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