JP3281330B2 - 昼光利用システム - Google Patents
昼光利用システムInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Blinds (AREA)
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
に、窓部)の外側に取り付けられるライトシェルフと、
その開口部の室内側に取り付けられるブラインドとを備
えた昼光利用システムに関する。
射式間接照明手段の一つにライトシェルフがある。図5
に示すように、このライトシェルフ1は、建物の窓部3
の外側に水平に取り付けられ、上面1aで反射させた太
陽光を窓部3から取り込んで室内5の天井面7に間接照
明光として照射する。このようなライトシェルフ1を用
いれば、太陽光を照明として有効利用することができ、
室内照明の電力負荷を軽減することができる。
るブラインド9が取り付けられる。ブラインド9は、間
隔を隔てて垂直方向に配設される複数のスラット11を
有する。これらスラット11は、天井に取り付けられた
レール状筐体13によって支持される。レール状筐体1
3には、スラット11を昇降するスラット昇降機構、及
びスラット11の傾斜角度を変えるスラット角度変更機
構が内蔵されている。このようなブラインド9を設ける
ことにより、太陽光による輻射熱を遮蔽して、冷房負荷
を軽減することができる。
ライトシェルフとブラインドとを併用した場合、ブライ
ンド全体のスラットが同一に角度調節されるため、上窓
部Aの昼光利用効果を優先させる傾斜角度でスラットを
調節すると、下窓部Bの居住者の視環境を低下させる問
題があった。また、逆に下窓部Bの視環境を優先させる
傾斜角度でスラットを調節すると、直射日光が室内に入
射してしまうとともに、ライトシェルフからの昼光を遮
蔽してしまうこととなった。本発明は上記状況に鑑みて
なされたもので、居住者の下窓部からの視環境を妨げず
に、直射日光の遮光及び反射光の取り込みが最適に行え
る昼光利用システムを提供することを目的とする。
の本発明に係る請求項1記載の昼光利用システムは、建
物の窓部の外側に、該窓部の高さ方向略中間位置で該窓
部の間口方向に亘って略水平に取り付けられ断面T字状
の笠木板をスリットを隔てて窓面垂直方向に複数並設し
た構造を有し且つ上面で反射させた太陽光を前記窓部か
ら取り込んで室内の天井面に間接照明光として照射する
ライトシェルフと、間隔を隔てて垂直方向に配設される
複数のスラットを有して前記窓部の室内側に取り付けら
れ前記ライトシェルフより上方の上窓部と前記ライトシ
ェルフより下方の下窓部とにおける前記スラットの昇降
及び前記スラットの角度変更がそれぞれ独立して行える
ブラインドとを具備したことを特徴とする。
向略中間位置にライトシェルフが取り付けられ、窓部
は、このライトシェルフを境に、上側の上窓部と、下側
の下窓部とに分けられる。ライトシェルフを設け、上下
に分けられた窓部は、主に上窓部が太陽光の採光用とし
て、また、下窓部が視環境確保用として作用することに
なる。また、窓部の室内側にはブラインドが設けられ、
ブラインドは、上窓部と下窓部とにおけるスラットの昇
降及びスラットの角度変更がそれぞれ独立して行えるよ
うになっている。従って、太陽光を室内に取り込む際に
は、ライトシェルフからの反射光の透過率が最大となる
傾斜角度(窓部の外側に向かって下り勾配となる傾斜角
度)に、上窓部のスラットのみが角度調節されることに
より、太陽光の利用効率が高められるとともに、直射光
が遮られることになる。即ち、上窓部からは反射光のみ
が取り込めるようになる。同時に、下窓部では、上窓部
とは独立してスラットの角度調節が可能となって、居住
者の任意な視環境が設定可能になる。これにより、下窓
部のスラットと上窓部のスラットとがそれぞれ最適に調
節され、居住者の下窓部からの視環境を妨げることな
く、直射日光の遮光及び反射光の取り込みが最適に行わ
れる。また、この際、ライトシェルフは、上面の反射面
積を確保しつつ、下窓部への直射日光の入射を抑制し、
且つスリットを介 して太陽光を直射日光とならないよう
に透過させて下面を明るくすることができるので、暗く
なりがちなライトシェルフの下面を明るくして、これに
よっても視環境の妨げを軽減させることができる。
ブラインドが、スラット昇降機構及びスラット角度変更
機構を内蔵した一つのレール状筐体によって一体に構成
されたことを特徴とする。
一体に構成され、上窓部の上部に、一つのレール状筐体
を取り付けるのみで、窓部高さ方向全体のスラットが昇
降制御、角度制御可能になる。これにより、窓部の高さ
方向中間部に、下窓部用のレール状筐体を設けずに済
み、居住者の視環境が良好になる。
ブラインドが、スラット昇降機構及びスラット角度変更
機構を内蔵した二つのレール状筐体によって前記上窓部
と、前記下窓部とで別体に構成されたことを特徴とす
る。
上窓部と下窓部とで別体に構成され、一つのレール状筐
体に、上窓部のスラット及び下窓部のスラットを独立し
て制御する機構を設ける必要がなくなり、ブラインド構
造が簡素になる。
部の前記スラット昇降機構を駆動する昇降駆動部と、上
窓部の前記スラット角度変更機構を駆動するスラット角
駆動部と、日射量又は屋外照度を検出する外部センサ
と、該外部センサによって検出した日射量又は屋外照度
の検出値に基づき前記昇降駆動部を駆動制御する昇降制
御部と、予め入力された少なくとも窓部の方位及び太陽
位置のデータに基づき前記スラット角駆動部を駆動制御
するスラット角制御部とを具備したことを特徴とする。
たデータ及び外部センサの検出値に基づき昇降駆動部及
びスラット角駆動部が自動で駆動制御され、太陽光の状
態に合わせた手動によるスラット操作が不要になり、常
に最適な昼光利用効率及び室内光環境が得られる。
テムの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明に係る昼光利用システムの概略を示す
構成図、図2はライトシェルフの変形例により直射日光
の遮蔽状態を示すイメージ図である。
で左右一対の柱23がブラケット27の支持部材として
固設されている。それぞれの柱23の上下方向略中間部
には、外壁25より突出する水平なブラケット27が設
けられている。この左右のブラケット27には、窓部2
1の間口方向に長い矩形板状のライトシェルフ29が支
持されている。ライトシェルフ29は、窓部21の上下
方向の略中央部に配置される。中央部にライトシェルフ
29の配設された窓部21は、ライトシェルフ29を挟
んで上側が上窓部A、下側が下窓部Bとなる。なお、ブ
ラケット27の支持部材として柱23に限定されること
なく、ブラケット27を外壁25より突出させて設けら
れるものであればよい。
させた太陽光を窓部21から取り込んで室内31の天井
面33に間接照明光として照射する。従って、太陽光を
照明として有効利用し、室内照明の電力負荷を軽減可能
にしている。
射するように、上面29aが表面処理されている。具体
的には、反射率を高める塗料の塗布、或いはメッキ処理
や鏡面被膜の形成等が挙げられる。
は非透光性を有するものであってもよい。非透光性を有
するライトシェルフ29によれば、高い反射効率を得る
ことができる。一方、透光性を有するライトシェルフ2
9によれば、ライトシェルフ29の下面を明るくするこ
とができる。透光性を有するライトシェルフ29として
は、例えば図2に示すように、断面T字状の笠木板35
をスリット37を隔てて複数並設する構造等が挙げられ
る。このような構造とすることにより、上面29aの反
射面積を確保しつつ、かつ下窓部Bに関してはそれぞれ
の笠木板35の垂直片によって直射日光の入射を抑制し
て、透光性を持たせることができる(太陽光を直射日光
とならないように透過させることができる)。
遮るブラインド41が取り付けられている。ブラインド
41は、間隔を隔てて垂直方向に配設される複数のスラ
ット43を有する。上窓部Aにおけるスラット43は、
昼光を効率良く反射するように、上面が表面処理されて
いる。具体的には、反射率を高める塗料の塗布、或いは
メッキ処理や鏡面被膜の形成等が挙げられる。
れたレール状筐体45によって不図示の支持コードを介
して支持される。レール状筐体45には、スラット43
を昇降する不図示のスラット昇降機構、及びスラット4
3の傾斜角度を変える不図示のスラット角度変更機構が
内蔵されている。つまり、ブラインド41は、スラット
昇降機構及びスラット角度変更機構を内蔵した一つのレ
ール状筐体45によって一体に構成されている。
の操作手段が設けられ、この操作手段を操作することに
より、上窓部Aと下窓部Bとにおけるスラット43の昇
降及びスラット43の角度変更がそれぞれ独立して行え
るようになっている。
7の作用を説明する。太陽光を室内に取り込む際には、
ライトシェルフ29からの反射光の透過率が最大となる
傾斜角度(図3に示すように、窓部の外側に向かって下
り勾配となる傾斜角度)に、上窓部Aのスラット43の
みが角度調節される。これにより、太陽光の利用効率が
高められるとともに、直射光が遮られることになる。同
時に、下窓部Bでは、上窓部Aとは独立してスラット4
3の角度調節が可能となって、居住者の任意な視環境が
設定可能になる。また、太陽光を利用しない場合には、
上窓部Aのみのスラット43を上昇させることも可能に
なる。
は、上窓部Aと下窓部Bとにおけるスラット43の昇降
及びスラット43の角度変更がそれぞれ独立して行わ
れ、下窓部Bのスラット43と上窓部Aのスラット43
とがそれぞれ最適に調節され、居住者の下窓部Bからの
視環境を妨げることなく、直射日光の遮光及び反射光の
取り込みが最適に行われる。また、ブラインド41が一
体に構成され、窓部21の高さ方向中間部に、下窓部用
のレール状筐体を設けずに済むため、これによっても居
住者の視環境が良好になる。
の実施の形態を説明する。図3は本発明による昼光利用
システムの他の実施の形態の要部構成図、図4はブライ
ンド駆動装置のブロック図である。
は屋外照度を検出する外部センサ53が、例えば建物の
外壁25に設けられている。
(図示せず)を駆動する図4に示す昇降駆動部57が機
械的に接続され、昇降駆動部57は上窓部Aのスラット
43を昇降する。また、レール状筐体55にはスラット
角度変更機構(図示せず)を駆動するスラット角駆動部
59が機械的に接続され、スラット角駆動部59は上窓
部Aのスラット角度を変更する。この昇降駆動部57及
びスラット角駆動部59は、手動操作部61によって
も、手動操作されるようになっている。なお、この手動
操作部61は、下窓部Bの昇降駆動部63及びスラット
角駆動部65も手動操作可能にしている。
的に接続され、昇降制御部67は外部センサ53によっ
て検出した日射量又は屋外照度の検出値に基づき昇降駆
動部57を駆動制御する。スラット角駆動部59にはス
ラット角制御部69が電気的に接続されている。スラッ
ト角制御部69は、予め入力された入力データ・テーブ
ル71のデータに基づきスラット角駆動部59を駆動制
御する。入力データ・テーブル71に入力されるデータ
としては、例えば、月,日,時,分、建物の所在地(緯
度、経度)、窓面の方位角、ライトシェルフ29の反射
特性、太陽位置等が挙げられる。
の他の構成は、上述の昼光利用システム47と同様であ
る。
されたデータ及び外部センサ53の検出値に基づき昇降
制御部67、スラット角制御部69によって昇降駆動部
57及びスラット角駆動部59が自動で駆動制御され
る。これにより、太陽光の状態に合わせた手動によるス
ラット操作が不要になり、常に最適な昼光利用効率及び
室内光環境を得ることができる。
テム47、51では、ブラインド41が一つのレール状
筐体45(又は55)によって一体に構成された場合を
例に説明したが、本発明に係る昼光利用システムは、ブ
ラインドが、スラット昇降機構及びスラット角度変更機
構を内蔵した二つのレール状筐体によって、上窓部A
と、下窓部Bとで別体に構成されるものであってもよ
い。このような昼光利用システムによれば、一つのレー
ル状筐体に、上窓部Aと下窓部Bとのスラット43を独
立して調節する機構を設ける必要がなく、ブラインド構
造を簡素にすることができる。
る請求項1記載の昼光利用システムは、上面で反射させ
た太陽光を窓部から取り込んで室内の天井面に間接照明
光として照射するライトシェルフを窓部の外側に取り付
け、上窓部と下窓部とにおけるスラットの昇降及びスラ
ットの角度変更がそれぞれ独立して行えるブラインドを
窓部の室内側に取り付けたので、太陽光を室内に取り込
む際には、ライトシェルフからの反射光の透過率が最大
となる傾斜角度に、上窓部のスラットのみが角度調節さ
れることにより、太陽光の利用効率が高められるととも
に、直射光が遮られることになる。即ち、上窓部からは
反射光のみが取り込めるようになる。同時に、下窓部で
は、上窓部とは独立してスラットの角度調節が可能とな
って、居住者の任意な視環境が設定可能になる。この結
果、居住者の下窓部からの視環境を妨げずに、直射日光
の遮光及び反射光の取り込みを最適に行うことができ
る。また、この際、ライトシェルフは、上面の反射面積
を確保しつつ、下窓部への直射日光の入射を抑制し、且
つスリットを介して太陽光を透過させて下面を明るくす
ることができるので、暗くなりがちなライトシェルフの
下面を明るくして、これによっても視環境の妨げを軽減
させることができる。
インドが一体に構成されるので、上窓部の上部に、一つ
のレール状筐体を取り付ければよく、窓部の高さ方向中
間部に、下窓部用のレール状筐体を設けずに済み、居住
者の視環境を良好にすることができる。
インドが上窓部と下窓部とで別体に構成されるので、ブ
ラインド構造を簡素にすることができる。
入力されたデータ及び外部センサの検出値に基づき昇降
制御部とスラット角制御部とによって、昇降駆動部及び
スラット角駆動部を駆動制御するので、常に最適な昼光
利用効率及び室内光環境を得ることができる。
成図である。
状態を示すイメージ図である。
態の要部構成図である。
ある。
…天井面、41…ブラインド、43…スラット、45,
55…レール状筐体、47,51…昼光利用システム、
53…外部センサ、57…昇降駆動部、59…スラット
角駆動部、67…昇降制御部、69…スラット角制御部
Claims (4)
- 【請求項1】 建物の窓部の外側に、該窓部の高さ方向
略中間位置で該窓部の間口方向に亘って略水平に取り付
けられ断面T字状の笠木板をスリットを隔てて窓面垂直
方向に複数並設した構造を有し且つ上面で反射させた太
陽光を前記窓部から取り込んで室内の天井面に間接照明
光として照射するライトシェルフと、 間隔を隔てて垂直方向に配設される複数のスラットを有
して前記窓部の室内側に取り付けられ前記ライトシェル
フより上方の上窓部と前記ライトシェルフより下方の下
窓部とにおける前記スラットの昇降及び前記スラットの
角度変更がそれぞれ独立して行えるブラインドとを具備
したことを特徴とする昼光利用システム。 - 【請求項2】 前記ブラインドが、スラット昇降機構及
びスラット角度変更機構を内蔵した一つのレール状筐体
によって一体に構成されたことを特徴とする請求項1記
載の昼光利用システム。 - 【請求項3】 前記ブラインドが、スラット昇降機構及
びスラット角度変更機構を内蔵した二つのレール状筐体
によって前記上窓部と、前記下窓部とで別体に構成され
たことを特徴とする請求項1記載の昼光利用システム。 - 【請求項4】 上窓部の前記スラット昇降機構を駆動す
る昇降駆動部と、 上窓部の前記スラット角度変更機構を駆動するスラット
角駆動部と、 日射量又は屋外照度を検出する外部センサと、 該外部センサによって検出した日射量又は屋外照度の検
出値に基づき前記昇降駆動部を駆動制御する昇降制御部
と、 予め入力された少なくとも窓部の方位及び太陽位置のデ
ータに基づき前記スラット角駆動部を駆動制御するスラ
ット角制御部とを具備したことを特徴とする請求項2又
は3記載の昼光利用システム。
Priority Applications (1)
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JP17351999A JP3281330B2 (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | 昼光利用システム |
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Publications (2)
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ID=15962040
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JP17351999A Expired - Lifetime JP3281330B2 (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | 昼光利用システム |
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Cited By (1)
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- 1999-06-21 JP JP17351999A patent/JP3281330B2/ja not_active Expired - Lifetime
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