JP3281145B2 - Gtoサイリスタ - Google Patents

Gtoサイリスタ

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JP3281145B2 JP27064693A JP27064693A JP3281145B2 JP 3281145 B2 JP3281145 B2 JP 3281145B2 JP 27064693 A JP27064693 A JP 27064693A JP 27064693 A JP27064693 A JP 27064693A JP 3281145 B2 JP3281145 B2 JP 3281145B2
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    • H01L29/74Thyristor-type devices, e.g. having four-zone regenerative action
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、GTOサイリスタに
関するもので、特にタ−ンオフタイムの短縮が要求され
るGTOサイリスタに使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、電力素子である高耐圧GTOサ
イリスタ及び逆阻止型GTOサイリスタ等においてキャ
リアライフタイムをコントロ−ルする場合、一般に電子
線照射(EBI)が行われていた。この電子線照射によ
る効果の特徴は、N型ベ−ス層のキャリアライフタイム
を全域にわたり均一に低下させることである。その他の
方法としては、最近、イオン注入技術が取り入れられ、
具体的にはプロトン、ヘリウム照射が挙げられる。この
プロトン等のイオン注入による効果の特徴は、N型ベ−
ス層に局所的な低ライフタイム層を形成することであ
る。即ち、前記イオン注入のメリットは、N型ベ−ス層
内のキャリア分布を局所的にコントロ−ルできることで
ある。
【0003】図13は、第1の従来のアノ−ドショ−ト
型GTOサイリスタを示す断面図である。シリコン基板
1は、P型エミッタ層2、N型ベ−ス層3及びP型ベ−
ス層4から形成されている。前記P型ベ−ス層4の内に
はN型エミッタ層5が形成されており、前記P型エミッ
タ層2内にはN型アノ−ド短絡層3aが形成されてい
る。このN型アノ−ド短絡層3a及びP型エミッタ層2
の上にはアノ−ドAl電極6が設けられており、前記N
型エミッタ層5の上にはカソ−ドAl電極7が設けられ
ている。前記P型ベ−ス層4の上にはゲ−トAl電極8
が設けられている。
【0004】前記N型ベ−ス層3は、高耐圧を得るた
め、数100μmの厚さとされており、全体に電子線照
射が行われることにより、そのライフタイムを全域にわ
たり均一に低下させている。
【0005】ところで、上記第1の従来のアノ−ドショ
−ト型GTOサイリスタでは、N型ベ−ス層3の厚さを
厚くするとともにそのライフタイムを低下させているた
め、タ−ンオフロスは少なくすることができるが、オン
電圧は増大する。因みに、オン電圧は、サイリスタの電
力損失を減少させるため、できるだけ小さい方が良い。
【0006】すなわち、前記タ−ンオフロスは、テイル
電流Itail×電圧VT により表される。このため、タ−
ンオフロスを少なくするには、テイル電流Itailを小さ
くすればよい。このテイル電流Itailは、N型ベ−ス層
3のキャリアライフタイムを低下させることにより、小
さくすることができるからである。因みに、タ−ンオフ
時間を短くするには、キャリアライフタイムを短くする
必要がある。また、サイリスタのオン電圧は、N型ベ−
ス層3に蓄積されたキャリアとそのライフタイムにより
支配される。つまり、N型ベ−ス層3のキャリアライフ
タイムを長くするほど、又N型ベ−ス層3の厚さを薄く
するほど、オン電圧は小さくなる。しかし、サイリスタ
のタ−ンオフロス(Eoff )は、キャリアがN型ベ−ス
層3より排出される際に生じ、その量はN型ベ−ス層3
のキャリアライフタイムに依存する。したがって、N型
ベ−ス層3のライフタイムを短くするほど、タ−ンオフ
ロスは小さくなる。つまり、オン電圧とタ−ンオフロス
はトレ−ドオフの関係にある。即ち、電子線照射により
N型ベ−ス層3のライフタイムを低下させると、タ−ン
オフロスは減少するが、オン電圧は増大することとな
る。
【0007】図14は、第2の従来のアノ−ドショ−ト
型GTOサイリスタを示す断面図であり、図13と同一
部分には同一符号を付す。P+ 型エミッタ層2の上には
- 型ベ−ス層3が形成されており、このN- 型ベ−ス
層3の上にはP型ベ−ス層4が形成されている。このP
型ベ−ス層4の上にはN+ 型エミッタ層5が形成されて
おり、このN+ 型エミッタ層5はカソ−ド端子7aに電
気的に接続されている。前記P+ 型エミッタ層2内には
+ 型アノ−ド短絡層3aが形成されており、このN+
型アノ−ド短絡層3aはアノ−ド端子6aと電気的に接
続されている。前記P型ベ−ス層4の内にはP+ 型ベ−
ス層4aが形成されており、このP+ 型ベ−ス層4aは
ゲ−ト端子8aと電気的に接続されている。
【0008】前記N- 型ベ−ス層3の中央部近傍には、
プロトン9a等がイオン注入されることにより、局所的
である厚さが極めて薄い欠陥領域9が形成されている。
この欠陥領域9は低ライフタイム層である。前記欠陥領
域9は、サイリスタをタ−ンオフさせるため、素子に1
/2のピ−ク電圧 1/2VDMを印加した際に空乏化される
領域のP+ 型エミッタ層2側の端部に位置している。
【0009】ところで、上記第2の従来のアノ−ドショ
−ト型GTOサイリスタでは、N型ベ−ス層3の中央
部近傍に薄い欠陥領域9を形成することにより、N
型ベ−ス層3内のキャリア分布を制御している。このた
め、オン電圧とタ−ンオフロスとのトレ−ドオフを、上
記第1の従来のGTOサイリスタよりは改善することが
できる。しかし、前記欠陥領域9の半値幅は非常に狭い
ため、上記イオン注入では欠陥領域9以外のN- 型ベ−
ス層3の領域が多く存在しており、その領域は高ライフ
タイムを保っているから、オン電圧は低減させることが
できるが、タ−ンオフロスを十分に小さくすることがで
きない。したがって、前記トレ−ドオフの改善も十分で
はない。
【0010】すなわち、N- 型ベ−ス層3の中央部近傍
に欠陥領域9を形成すると、テイル電流Itailのピ−ク
は抑えることができるが、この欠陥領域9以外の領域の
-型ベ−ス層3のライフタイムが高いために、Itail
の減衰が遅く、結果としてタ−ンオフロスは低減されな
い。逆に、Itailの減衰を速くするために、N- 型ベ−
ス層3の中央部からP+ 型エミッタ層2側に欠陥領域9
を形成すると、Itailの減衰は抑えることができるが、
Itailのピ−クを抑えることができない。したがって、
サイリスタのタ−ンオフロスを十分に低減させることが
できない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来のアノ
−ドショ−ト型GTOサイリスタでは、N型ベ−ス層3
のキャリアライフタイムを電子線照射により低下させて
いるため、GTOサイリスタ全体に欠陥が形成されてし
まい、タ−ンオフロスは低減することができるが、オン
電圧は増大する。したがって、オン電圧とタ−ンオフロ
スとのトレ−ドオフを改善することができない。
【0012】また、上記第2の従来のアノ−ドショ−ト
型GTOサイリスタでは、N型ベ−ス層3のキャリアラ
イフタイムをプロトン9a等のイオン注入により局所的
に低下させているため、オン電圧は低減させることがで
きるが、タ−ンオフロスを十分に低減させることができ
ない。したがって、オン電圧とタ−ンオフロスとのトレ
−ドオフを十分に改善することができない。
【0013】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、オン電圧とタ−ンオフ
ロスとのトレ−ドオフを改善させたGTOサイリスタを
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、P型エミッタ層と、前記P型エミッタ層
の上に形成されたN型ベ−ス層と、前記N型ベ−ス層内
の特定領域にプロトンのイオン注入又はヘリウムのイオ
ン注入により形成された広範囲の低ライフタイム層と、
前記N型ベ−ス層の上に形成されたP型ベ−ス層と、前
記P型ベ−ス層の上に形成されたN型エミッタ層と、を
具備することを特徴としている。
【0015】また、P型エミッタ層と、前記P型エミッ
タ層の上に形成され、電子線照射により全域のライフタ
イムが低下されたN型ベ−ス層と、前記N型ベ−ス層内
の特定領域にプロトンのイオン注入又はヘリウムのイオ
ン注入により形成された広範囲の低ライフタイム層と、
前記N型ベ−ス層の上に形成されたP型ベ−ス層と、前
記P型ベ−ス層の上に形成されたN型エミッタ層と、を
具備することを特徴としている。
【0016】
【作用】この発明は、GTOサイリスタにおけるN型ベ
−ス層内の特定領域に、従来品のように局所的に低ライ
フタイム層を形成するのではなく、プロトンのイオン注
入又はヘリウムのイオン注入により広範囲の低ライフタ
イム層を形成している。このため、サイリスタのオン電
圧とタ−ンオフロスとのトレ−ドオフを改善することが
でき、特にタ−ンオフロスを低減させることができる。
【0017】また、GTOサイリスタにおけるN型ベ−
ス層の全域のライフタイムを電子線照射により低下さ
せ、さらに、このN型ベ−ス層内の特定領域に、プロト
ンのイオン注入又はヘリウムのイオン注入により広範囲
の低ライフタイム層を形成している。このため、サイリ
スタのオン電圧とタ−ンオフロスとのトレ−ドオフをさ
らに改善することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。図1は、この発明の第1の実施例による逆
阻止型GTOサイリスタを示す断面図であり、図2は、
シリコン基板に非晶質のAlアブソ−バを介してプロト
ンをイオン注入した際のシリコン基板の深さと欠陥密度
との関係を示すものである。
【0019】図1に示すように、シリコン基板13は、
+ 型層14、P型エミッタ層15、N- 型ベ−ス層1
6及びP型ベ−ス層17から形成されている。前記P型
ベ−ス層17の上にはN+ 型エミッタ層18が形成され
ている。前記P型ベ−ス層17内にはP+ 型ベ−ス層1
7aが形成されており、このP+ 型ベ−ス層17aはゲ
−ト端子19と電気的に接続されている。前記N+ 型エ
ミッタ層18はカソ−ド端子20と電気的に接続されて
いる。前記P+ 型層14はアノ−ド端子21と電気的に
接続されている。
【0020】前記シリコン基板13のN- 型ベ−ス層1
6において、サイリスタをタ−ンオフさせるため、素子
にピ−ク電圧VDMを印加した際に空乏化されない領域2
2には、図示せぬ非晶質のAlアブソ−バを介してプロ
トン23が0°の入射角度でイオン注入されることによ
り、有効欠陥領域24が形成されている。つまり、Al
などの非晶質の物質をアブソ−バとして使用し、高エネ
ルギ−に加速されたイオンをアブソ−バ内で散乱させ、
シリコン基板13にイオンを注入すると、ダイレクトで
シリコン基板13にイオンを注入した場合に比べて、有
効欠陥領域24の厚さが広がる。この有効欠陥領域24
は、非常に低いキャリアライフタイムの層であり、その
幅は約220μmである。前記有効欠陥領域24は、前
記N- 型ベ−ス層16における前記空乏化されない領域
22の全域に位置している。
【0021】そして、電子線照射が行われることによ
り、前記シリコン基板13全体のキャリアライフタイム
は低下される。この際、前記有効欠陥領域24のキャリ
アライフタイムは、その他の領域のそれより低いもので
ある。
【0022】上記第1の実施例によれば、シリコン基板
13に非晶質のAlアブソ−バを介してプロトン23を
イオン注入した場合、図2に示すように、有効欠陥領域
の幅は非常に広いものとなり、具体的には約220μm
の幅となる。即ち、シリコン基板13のN- 型ベ−ス層
16において、P型エミッタ層15側に約220μmの
有効欠陥領域24を形成している。この領域24は、サ
イリスタをタ−ンオフさせるために、素子にピ−ク電圧
DMを印加しても空乏化されない領域22である。この
ような領域22全体を有効欠陥領域24で覆うことによ
り、その領域22のキャリアを速く消滅させることがで
きる。この結果、サイリスタのタ−ンオフロスを小さく
することができるとともに、タ−ンオフタイムを短くす
ることができる。
【0023】また、電子線照射によりシリコン基板13
全体のキャリアライフタイムを低下させることにより、
タ−ンオフの際に、N- 型ベ−ス層16より排出される
キャリアの量を低下させることができる。この結果、サ
イリスタのスイッチングタイムts 及びテイル電流を低
下させることができる。
【0024】尚、上記第1の実施例では、プロトン23
のイオン注入により有効欠陥領域24を形成している
が、ヘリウムのイオン注入により有効欠陥領域を形成す
ることも可能である。
【0025】また、N- 型ベ−ス層16において空乏化
されない領域22に非晶質のAlアブソ−バを介してプ
ロトン23をイオン注入しているが、N- 型ベ−ス層1
6において空乏化されない領域22に他の非晶質のアブ
ソ−バを介してプロトン23をイオン注入することも可
能である。
【0026】図3は、第1乃至第3のアノ−ドショ−ト
型GTOにおけるオン電圧VTMとタ−ンオフロスEoff
とのトレ−ドオフの関係を示すグラフである。第1のア
ノ−ドショ−ト型GTO25は、上記第1の実施例によ
るGTOサイリスタにおける有効欠陥領域と同じ位置に
ヘリウムのイオン注入により欠陥領域を形成するととも
に電子線照射によりシリコン基板全体のキャリアライフ
タイムを低下させたものである。
【0027】第2のアノ−ドショ−ト型GTO26は、
アノ−ドショ−ト型GTOにおいて電子線照射のみによ
りシリコン基板全体のキャリアライフタイムを低下させ
たものである。
【0028】第3のアノ−ドショ−ト型GTO27は、
上記第1の実施例によるGTOサイリスタにおける有効
欠陥領域と同じ位置にヘリウムのイオン注入のみにより
欠陥領域を形成したものである。
【0029】この図によれば、ヘリウムのイオン注入の
みで、ド−ズ量を増やしていくと、第3のアノ−ドショ
−ト型GTO27のグラフが示すように、タ−ンオフロ
スの減少はすぐに飽和して、オン電圧のみが増大してし
まう。したがって、前記飽和するド−ズ量より低いド−
ズ量である1×1010cm-2程度にヘリウムのイオン注
入のド−ズ量を抑え、さらに電子線照射を追加すれば、
第1のアノ−ドショ−ト型GTO25のグラフが示すよ
うに、電子線照射のみによる第2のアノ−ドショ−ト型
GTO26に比べ、オン電圧が2.5V以上の際のタ−
ンオフロスが約30%改善されることがわかる。
【0030】図4は、第1及び第2の逆阻止型GTOに
おけるオン電圧VTMとタ−ンオフロスEoff とのトレ−
ドオフの関係を示すグラフである。第1の逆阻止型GT
O28は、上記第1の実施例によるGTOサイリスタに
おける有効欠陥領域と同じ位置にプロトンのイオン注入
のみにより欠陥領域を形成したものである。
【0031】第2の逆阻止型GTO29は、逆阻止型G
TOにおいて電子線照射のみによりシリコン基板全体の
キャリアライフタイムを低下させたものである。この図
によれば、プロトンのイオン注入のみによる第1の逆阻
止型GTO28のタ−ンオフロスを、電子線照射のみに
よる第2の逆阻止型GTO29のそれに比べて約40%
改善することができる。
【0032】以下、この発明の第2の実施例によるアノ
−ドショ−ト型GTOについて述べるものであり、第1
の実施例と異なる部分についてのみ説明する。第2の実
施例によるアノ−ドショ−ト型GTOは、第1の実施例
によるGTOサイリスタと同様の領域にプロトン等のイ
オン注入により有効欠陥領域を形成し、電子線照射は行
わないものである。
【0033】図5は、上記第2の実施例によるアノ−ド
ショ−ト型GTOのタ−ンオフ波形を示すものである。
図6は、図5の要部を拡大した部分のものであり、第2
の実施例による場合、電子線照射のみによりシリコン基
板全体のキャリアライフタイムを低下させた場合及び第
2の実施例によるアノ−ドショ−ト型GTOにさらに電
子線照射を行った場合、それぞれのアノ−ドショ−ト型
GTOのタ−ンオフ波形を示すものである。
【0034】図6に示すように、上記第2の実施例によ
るアノ−ドショ−ト型GTO31では、テイル電流Ita
ilの減衰は速いが、図1に示すN- 型ベ−ス層16とP
型ベ−ス層17との接合部である主接合の近傍のライフ
タイムが長いため、テイル電流のピ−クが増大してしま
う。また、前記電子線照射のみによるアノ−ドショ−ト
型GTO32では、テイル電流Itailのピ−クは減少す
るが、テイル電流の減衰が遅くなる。したがって、テイ
ル電流のピ−クを減少させ且つテイル電流の減衰を速く
することができるのは、プロトン注入と電子線照射とを
併用したアノ−ドショ−ト型GTO33である。即ち、
プロトン注入と電子線照射とを併用することにより、ア
ノ−ドショ−ト型GTOのタ−ンオフロスを減らすこと
ができることがわかる。
【0035】図7は、この発明の第3の実施例によるア
ノ−ドショ−ト型GTOサイリスタを示す断面図であ
る。シリコン基板35は、P+ 型エミッタ層36、N-
型ベ−ス層37及びP型ベ−ス層38から形成されてい
る。このP型ベ−ス層38の上にはN+ 型エミッタ層3
9が形成されており、このN+ 型エミッタ層39はカソ
−ド端子40と電気的に接続されている。前記P型ベ−
ス層38内にはP+ 型ベ−ス層38aが形成されてお
り、このP+ 型ベ−ス層38aはゲ−ト端子41と電気
的に接続されている。前記P+ 型エミッタ層36内には
+ 型アノ−ド短絡層37aが形成されており、このN
+ 型アノ−ド短絡層37aはアノ−ド端子42と電気的
に接続されている。
【0036】前記シリコン基板35のN- 型ベ−ス層3
7には非晶質のAlアブソ−バを介してプロトン47が
イオン注入される。このイオン注入は、サイリスタをタ
−ンオフさせるため、素子に1/2のピ−ク電圧 1/2V
DMが印加された際に、前記N- 型ベ−ス層37において
形成される空乏化された領域44の幅の1/2の位置4
6近傍にプロトンのピ−クが形成されるように行われ
る。これにより、シリコン基板35におけるN- 型ベ−
ス層37において、前記空乏化された領域44の一方側
から前記1/2の位置46近傍に有効欠陥領域45が形
成される。この有効欠陥領域45は、非常に低いキャリ
アライフタイムの層であり、その幅は約220μmであ
る。
【0037】上記第3の実施例によれば、シリコン基板
35に非晶質のAlアブソ−バを介してプロトン47を
イオン注入することにより、N- 型ベ−ス層37におい
て前記空乏化された領域44の一方側から前記1/2の
位置46近傍に有効欠陥領域45を形成している。した
がって、サイリスタのタ−ンオフロスを低減させること
ができる。
【0038】尚、上記第3の実施例では、プロトン47
のイオン注入により有効欠陥領域45を形成している
が、ヘリウムのイオン注入により有効欠陥領域を形成す
ることも可能である。
【0039】図8は、上記第3の実施例によるアノ−ド
ショ−ト型GTOサイリスタのタ−ンオフ波形を示すも
のである。即ち、第3の実施例による場合及び電子線照
射のみによりシリコン基板全体のキャリアライフタイム
を低下させた場合それぞれのアノ−ドショ−ト型GTO
サイリスタ55、56のタ−ンオフ波形を示すものであ
る。
【0040】この図から、電子線照射のみによるアノ−
ドショ−ト型GTOサイリスタ56では、素子に高電圧
が印加されている時のテイル電流が大きくなっているの
で、タ−ンオフロス(V×I)が多い。しかし、上記第
3の実施例によるアノ−ドショ−ト型GTOサイリスタ
55では、素子に高電圧が印加されている時のテイル電
流が抑えられているので、タ−ンオフロスが少ないこと
がわかる。
【0041】図9は、この発明の第4の実施例によるア
ノ−ドショ−ト型GTOサイリスタを示す断面図であ
り、図7と同一部分には同一符号を付し、異なる部分に
ついてのみ説明する。図10は、シリコン基板に結晶質
のAlアブソ−バを介してプロトンをイオン注入した際
のシリコン基板の深さと欠陥密度との関係を示すもので
ある。
【0042】シリコン基板35のN- 型ベ−ス層37に
は例えば図示せぬ結晶質のSiアブソ−バを介してプロ
トン47がチャネル方向に対して0°の入射角度でイオ
ン注入される。これにより、チャネリングとデチャネリ
ング49が起こり、これが利用される。したがって、前
記N- 型ベ−ス層37において、空乏化された領域44
全体に有効欠陥領域45が形成される。この有効欠陥領
域45の幅は約350μmである。
【0043】上記第4の実施例においても第3の実施例
と同様の効果を得ることができる。また、シリコン基板
35に結晶質のSiアブソ−バを介してプロトン47を
イオン注入しているため、図10に示すように、有効欠
陥領域の幅は非晶質のAlアブソ−バを用いたものより
さらに広いものとなり、具体的には約350μmの幅と
なる。この結果、N- 型ベ−ス層37において、空乏化
された領域44全体に有効欠陥領域45を形成すること
ができるため、タ−ンオフロスをさらに低減させること
ができる。
【0044】図11は、第1乃至第4のアノ−ドショ−
ト型GTOにおけるオン電圧VTMとタ−ンオフロスEof
f とのトレ−ドオフの関係を示すグラフである。第1の
アノ−ドショ−ト型GTO51は、上記第3の実施例に
よるGTOサイリスタにおける有効欠陥領域と同じ位置
にプロトンのイオン注入により欠陥領域を形成するとと
もに電子線照射によりシリコン基板全体のキャリアライ
フタイムを低下させたものである。
【0045】第2のアノ−ドショ−ト型GTO52は、
上記第3の実施例によるGTOサイリスタにおける有効
欠陥領域と同じ位置にSiアブソ−バを介したプロトン
のイオン注入のみにより欠陥領域を形成したものであ
る。
【0046】第3のアノ−ドショ−ト型GTO53は、
上記第3の実施例によるGTOサイリスタにおける有効
欠陥領域と同じ位置にAlアブソ−バを介したプロトン
のイオン注入のみにより欠陥領域を形成したものであ
る。
【0047】第4のアノ−ドショ−ト型GTO54は、
アノ−ドショ−ト型GTOにおいて電子線照射のみによ
りシリコン基板全体のキャリアライフタイムを低下させ
たものである。
【0048】この図によれば、プロトンのイオン注入と
電子線照射とによる第1のアノ−ドショ−ト型GTO5
1、Siアブソ−バを介したプロトンのイオン注入のみ
による第2のアノ−ドショ−ト型GTO52、及びAl
アブソ−バを介したプロトンのイオン注入のみによる第
3のアノ−ドショ−ト型GTO53それぞれのタ−ンオ
フロスを、電子線照射のみによる第4のアノ−ドショ−
ト型GTO54のそれに比べて約30%改善することが
できるといえる。
【0049】図12は、上記第1乃至第4のアノ−ドシ
ョ−ト型GTO51〜54におけるオン電圧VTMとスイ
ッチングタイムts とのトレ−ドオフの関係を示すグラ
フである。
【0050】この図によれば、前記トレ−ドオフが一番
良いのは電子線照射のみによる第4のアノ−ドショ−ト
型GTO54であり、その次に良いのはプロトンのイオ
ン注入と電子線照射とによる第1のアノ−ドショ−ト型
GTO51であり、その次に良いのはSiアブソ−バを
介したプロトンのイオン注入のみによる第2のアノ−ド
ショ−ト型GTO52であり、その次に良いのはAlア
ブソ−バを介したプロトンのイオン注入のみによる第3
のアノ−ドショ−ト型GTO53であることがわかる。
即ち、プロトンのイオン注入のみによる第2、第3のア
ノ−ドショ−ト型GTO52に比べて、プロトンのイオ
ン注入と電子線照射との併用による第1のアノ−ドショ
−ト型GTO51の方が好ましい。また、電子線照射に
より全体のライフタイムを低下させた第4のアノ−ドシ
ョ−ト型GTO54の方がさらに好ましいといえる。
【0051】尚、上記第1乃至第4の実施例では、シリ
コン基板にプロトン又はヘリウムを0°の入射角度でA
l又はSiのアブソ−バを介してイオン注入している
が、シリコン基板にプロトン又はヘリウムをチャネル方
向は除いた7°以上の入射角度でイオン注入することも
可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
N型ベ−ス層内の特定領域に、プロトンのイオン注入又
はヘリウムのイオン注入により広範囲の低ライフタイム
層を形成している。したがって、GTOサイリスタのオ
ン電圧とタ−ンオフロスとのトレ−ドオフを改善させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による逆阻止型GTO
サイリスタを示す断面図。
【図2】この発明の図1に示すシリコン基板に非晶質の
Alアブソ−バを介してプロトンをイオン注入した際の
シリコン基板の深さと欠陥密度との関係を示すグラフ。
【図3】第1乃至第3のアノ−ドショ−ト型GTOにお
けるオン電圧VTMとタ−ンオフロスEoff とのトレ−ド
オフの関係を示すグラフ。
【図4】第1及び第2の逆阻止型GTOにおけるオン電
圧VTMとタ−ンオフロスEoffとのトレ−ドオフの関係
を示すグラフ。
【図5】この発明の第2の実施例によるアノ−ドショ−
ト型GTOのタ−ンオフ波形を示すグラフ。
【図6】図5の要部を拡大した部分のものであり、第2
の実施例によるアノ−ドショ−ト型GTOの場合、電子
線照射のみによりシリコン基板全体のキャリアライフタ
イムを低下させた場合及び第2の実施例によるアノ−ド
ショ−ト型GTOにさらに電子線照射を行った場合、そ
れぞれのアノ−ドショ−ト型GTOのタ−ンオフ波形を
示すグラフ。
【図7】この発明の第3の実施例によるアノ−ドショ−
ト型GTOサイリスタを示す断面図。
【図8】この発明の第3の実施例によるアノ−ドショ−
ト型GTOサイリスタのタ−ンオフ波形を示すグラフ。
【図9】この発明の第4の実施例によるアノ−ドショ−
ト型GTOサイリスタを示す断面図。
【図10】この発明の図9に示すシリコン基板に結晶質
のAlアブソ−バを介してプロトンをイオン注入した際
のシリコン基板の深さと欠陥密度との関係を示すグラ
フ。
【図11】第1乃至第4のアノ−ドショ−ト型GTOに
おけるオン電圧VTMとタ−ンオフロスEoff とのトレ−
ドオフの関係を示すグラフ。
【図12】第1乃至第4のアノ−ドショ−ト型GTOに
おけるオン電圧VTMとスイッチングタイムts とのトレ
−ドオフの関係を示すグラフ。
【図13】第1の従来のアノ−ドショ−ト型GTOサイ
リスタを示す断面図。
【図14】第2の従来のアノ−ドショ−ト型GTOサイ
リスタを示す断面図。
【符号の説明】
13…シリコン基板、14…P+ 型層、15…P型エミッタ
層、16…N- 型ベ−ス層、17…P型ベ−ス層、17a …P
+ 型ベ−ス層、18…N+ 型エミッタ層、19…ゲ−ト端
子、20…カソ−ド端子、21…アノ−ド端子、22…素子に
ピ−ク電圧VDMを印加した際に空乏化されない領域、23
…プロトン、24…有効欠陥領域、25…第1のアノ−ドシ
ョ−ト型GTO、26…第2のアノ−ドショ−ト型GT
O、27…第3のアノ−ドショ−ト型GTO、28…第1の
逆阻止型GTO、29…第2の逆阻止型GTO、31…第2
の実施例によるアノ−ドショ−ト型GTO、32…電子線
照射のみによるアノ−ドショ−ト型GTO、33…プロト
ン注入と電子線照射とを併用したアノ−ドショ−ト型G
TO、35…シリコン基板、36…P+ 型エミッタ層、37…
- 型ベ−ス層、37a …N+ 型アノ−ド短絡層、38…P
型ベ−ス層、38a …P+ 型ベ−ス層、39…N+ 型エミッ
タ層、40…カソ−ド端子、41…ゲ−ト端子、42…アノ−
ド端子、44…素子に1/2のピ−ク電圧 1/2VDMが印加
された際に前記N-型ベ−ス層において形成される空乏
化された領域、45…有効欠陥領域、46…1/2の位置、
47…プロトン、49…デチャネリング、51…第1のアノ−
ドショ−ト型GTO、52…第2のアノ−ドショ−ト型G
TO、53…第3のアノ−ドショ−ト型GTO、54…第4
のアノ−ドショ−ト型GTO、55…第3の実施例による
アノ−ドショ−ト型GTOサイリスタ、56…電子線照射
のみによるアノ−ドショ−ト型GTOサイリスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−235782(JP,A) 特開 昭60−207376(JP,A) 特開 平4−124877(JP,A) 特開 平6−188409(JP,A) 特開 平3−171777(JP,A) 特開 平5−235326(JP,A) 特開 昭60−198778(JP,A) 特開 平2−110971(JP,A) 特開 平1−272157(JP,A) 特開 昭60−74443(JP,A) 特開 昭57−39577(JP,A) 特開 昭53−108387(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/744 H01L 29/74

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆阻止型のGTOサイリスタであって、 P型エミッタ層と、 前記P型エミッタ層の上に形成されたN型ベ−ス層と、 前記N型ベ−ス層内の非空乏化領域の全域にプロトンの
    イオン注入又はヘリウムのイオン注入により形成された
    広範囲の低ライフタイム層と、 前記N型ベ−ス層の上に形成されたP型ベ−ス層と、 前記P型ベ−ス層の上に形成されたN型エミッタ層と、 を具備することを特徴とするGTOサイリスタ。
  2. 【請求項2】 逆阻止型のGTOサイリスタであって、 P型エミッタ層と、 前記P型エミッタ層の上に形成され、電子線照射により
    全域のライフタイムが低下されたN型ベ−ス層と、 前記N型ベ−ス層内の非空乏化領域の全域にプロトンの
    イオン注入又はヘリウムのイオン注入により形成された
    広範囲の低ライフタイム層と、 前記N型ベ−ス層の上に形成されたP型ベ−ス層と、 前記P型ベ−ス層の上に形成されたN型エミッタ層と、 を具備することを特徴とするGTOサイリスタ。
  3. 【請求項3】 P型エミッタ層と、 前記P型エミッタ層の上に形成されたN型ベ−ス層と、 前記N型ベ−ス層内の空乏化領域内の一部にプロトンの
    イオン注入又はヘリウムのイオン注入により形成された
    広範囲の低ライフタイム層と、 前記N型ベ−ス層の上に形成されたP型ベ−ス層と、 前記P型ベ−ス層の上に形成されたN型エミッタ層と、 を具備することを特徴とするGTOサイリスタ。
  4. 【請求項4】 前記低ライフタイム層は、空乏化領域の
    幅のほぼ1/2の位置に欠陥密度のピークを有すること
    を特徴とする請求項3記載のGTOサイリスタ。
  5. 【請求項5】 P型エミッタ層と、 前記P型エミッタ層の上に形成されたN型ベ−ス層と、 前記N型ベ−ス層内の空乏化領域内の全体にプロトンの
    イオン注入又はヘリウムのイオン注入により形成された
    広範囲の低ライフタイム層と、 前記N型ベ−ス層の上に形成されたP型ベ−ス層と、 前記P型ベ−ス層の上に形成されたN型エミッタ層と、 を具備することを特徴とするGTOサイリスタ。
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