JP3279425B2 - 撥水剤組成物及び撥水剤物品並びに撥水処理方法 - Google Patents

撥水剤組成物及び撥水剤物品並びに撥水処理方法

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JP3279425B2 JP01930894A JP1930894A JP3279425B2 JP 3279425 B2 JP3279425 B2 JP 3279425B2 JP 01930894 A JP01930894 A JP 01930894A JP 1930894 A JP1930894 A JP 1930894A JP 3279425 B2 JP3279425 B2 JP 3279425B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撥水剤組成物及び撥水剤
物品並びに撥水処理方法に関し、さらに詳しくは、撥水
性能が良好で、その持続性が高く、撥水処理時の不快臭
の発生が抑制され、かつ撥水処理時のむらづき、シミが
抑制された撥水剤組成物及び撥水剤物品並びに撥水処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】分子内
にパーフルオロアルキル基又はフルオロアルキル基を含
有する重合可能な単量体の重合物、又はこの単量体と他
種の重合可能な単量体との共重合物からなるフッ素系撥
水剤は、撥水処理される対象物、例えば繊維織物に対
し、単位重量繊維当り0.05〜2%o.w.f (on the weight
of fabrics)という比較的少量で優れた撥水効果、更に
は防汚効果を発揮するものであり、繊維織物を初めとし
て、皮革、インテリア、建材等の表面処理加工剤として
近年注目されている。
【0003】しかしながら、フッ素系撥水剤を含有した
エアゾールを衣料等に吹きつけたり、又は該撥水剤を塩
素系溶剤(ジクロロエタン、 1,1,1−トリクロロエタ
ン、S−テトラクロロジフルオロエタン、 1,1,2−トリ
クロロ−1,2,2 −トリフルオロエタン等)や、これらの
塩素系溶剤に1価もしくは2価のアルコールを添加した
混合溶剤、又は石油系溶剤(ミネラルターペン油等)に
溶解させた液を布に塗布すると、撥水処理された後の衣
料等が黒、紺色等の濃い色彩を有する場合には、白いシ
ミが目立ち外観を著しく損なうという問題があった。ま
た、これらの撥水剤では撥水処理直後の撥水性は充分に
認められるものの、その効果の持続性が劣るため、衣料
等にたびたび撥水処理しなければならないという問題が
あった。
【0004】従って、本発明が解決しようとする課題
は、撥水処理にあたり、撥水効果が優れ、その持続性が
高く、且つ処理対象物にシミ残りがない撥水剤組成物及
び該撥水剤組成物を含有する撥水剤物品並びに該撥水剤
物品を使用する撥水処理方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討した結果、特定の組成物を使用
することにより、さらにはこの組成物を撥水処理される
べき対象物に噴霧することにより、上記目的を達成し得
ることを見い出し本発明を完成するに到った。
【0006】即ち、本発明は、下記条件を満足するフッ
素樹脂(以下(a) 成分と言う) 0.1〜5重量%、炭素数
1〜3のアルコール(以下(b) 成分と言う)90〜99.89
重量%及び第4級アンモニウム塩(以下(c) 成分と言
う)0.01〜5 重量%を含有することを特徴とする撥水剤
組成物を提供するものである。条件エタノールに対し1
重量%の(a) 成分を添加して得られた組成物中へ、JIS-
L-1096規定の6.23.1のA法(但し、乾燥方法はドリップ
乾燥とする)に従い、前処理したポリエステル布を浸漬
し、ついで20℃、65%相対湿度の環境下24時間乾燥させ
たポリエステル布について、JIS-L-1092規定の方法に従
い、撥水試験(スプレー法)を行った場合において、90
点以上の撥水性が得られること。
【0007】さらに本発明は、該撥水剤組成物を、その
内部に充填した液体をその外部へ噴霧する装置を具備し
た容器の中へ、充填してなる撥水剤物品を提供するもの
である。そしてさらに本発明は、該撥水剤物品を使用
し、上記撥水剤組成物を、撥水処理されるべき対象物に
対し噴霧することを特徴とする撥水処理方法を提供する
ものである。
【0008】以下、本発明について詳細に説明する。 〔撥水剤組成物〕本発明の撥水剤組成物において使用さ
れる(a) 成分は上記の条件を満足するフッ素樹脂であ
り、上記の条件を満たさないフッ素樹脂では、処理物に
良好な撥水性を付与することができない。本発明の(a)
成分として用いられるフッ素樹脂としては、例えば CF3
(CF2)7(CH2)11OCOCH=CH2 、CF3(CF2)CH2OCOC(CH3)=CH
2
【0009】
【化9】
【0010】CF3(CF2)7SO2N(C3H7)(CH2)2OCOCH=CH2
CF3(CF2)7SO2N(CH3)(CH2)2OCOC(CH3)=CH2 、CF3(CF2)7
(CH2)2OCOCH=CH2
【0011】
【化10】
【0012】のような炭素数3〜20のパーフルオロアル
キル基を含むアクリレート又はメタクリレートで代表さ
れる不飽和エステル類(以下、フッ素基含有モノマーと
言う)の重合体、又はこのようなフッ素基含有モノマー
と重合し得る化合物(但し、フッ素含有基を有さない化
合物。以下、共重合モノマーと言う)の一種又は二種以
上との共重合体等が挙げられる。この場合、共重合モノ
マーとしては、例えばエチレン、酢酸ビニル、弗化ビニ
ル、塩化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、アクリロニト
リル、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチ
レン、アクリル酸とそのアルキルエステル、メタアクリ
ル酸とそのアルキルエステル、アクリルアミド、メタア
クリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、メチロール
化ジアセトンアクリルアミド又はメタアクリルアミド、
ビニルアルキルエーテル、ビニルアルキルケトン、ブタ
ジエン、イソプレン、クロロプレン、グリシジルアクリ
レート、ベンジルメタアクリレート、シクロヘキシルメ
タアクリレート、無水マレイン酸等が例示される。
【0013】この場合において、フッ素基含有モノマー
と共重合モノマーとの反応モル比は、フッ素基含有モノ
マー/共重合モノマー= 100/0〜20/80が好ましく、
100/0〜50/50が特に好ましい。この比率が20/80を
下廻る場合には、撥水剤組成物において本発明が所望す
る水準の撥水効果は得られない。
【0014】本発明において使用される (a)成分の製造
方法は種々の重合反応の方式や条件を任意に選択でき、
塊状重合、溶液重合、懸濁重合、乳化重合、放射線重
合、光重合等、各種重合方式のいずれをも採用できる。
例えばフッ素基含有モノマー又はフッ素基含有モノマー
と共重合モノマーの混合物(以下、フッ素基含有モノマ
ー等と言う)を界面活性剤等の存在下に水に乳化させ攪
拌下に重合させる方法、又はフッ素基含有モノマー等を
適当な有機溶媒に溶かし、重合開始剤(過酸化物、アゾ
化合物のような重合開始剤又は放射線等)の作用によ
り、溶液重合させる方法等が採用し得る。
【0015】(a) 成分として使用されるフッ素樹脂の分
子量は 500〜1,000,000 が好ましく、 500〜100,000 が
特に好ましい。(a) 成分として使用され得る市販のフッ
素樹脂として、DEFENSA MCF-312 、DEFENSA MCF-323
(大日本インキ化学工業(株)製登録商標)等が挙げら
れる。
【0016】本発明の撥水剤組成物中の (a)成分の配合
量は 0.1〜5重量%である。(a) 成分の配合量が 0.1重
量%未満では得られる撥水剤組成物において、本発明が
所望する水準の撥水性が達成されず、一方、配合量が5
重量%を越えても撥水性の大幅な効果向上がみられず、
経済的な観点より好ましくない。本発明の撥水剤組成物
中の (a)成分の配合量はより好ましくは 0.2〜3重量%
である。
【0017】本発明の撥水剤組成物において使用される
(b)成分は、炭素数1〜3のアルコールであるが、例え
ばメタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパ
ノール、エチレングリコール、プロピレングリコール等
が例示される。この中でもエタノール、イソプロパノー
ルがシミ残り抑制の点で好ましく、エタノールが特に好
ましい。本発明の撥水剤組成物中の (b)成分の配合量は
90〜99.89 重量%、より好ましくは92〜99.7重量%であ
る。(b) 成分の配合量が90重量%未満では経済的観点か
ら好ましくなく、99.89 重量%より多いと本発明が所望
する水準の撥水性が達成されない。
【0018】本発明の撥水性組成物の(c) 成分として使
用される第4級アンモニウム塩としては下記一般式(1)
〜(6) で表わされる化合物より選ばれる少なくとも一種
が好ましい。
【0019】
【化11】
【0020】〔式中、 R1, R2:同一又は異なって、直鎖又は分岐鎖の炭素数8
〜22のアルキル基、アルケニル基又はヒドロキシアルキ
ル基を示す。 R3, R4:同一又は異なって炭素数1〜3のアルキル基も
しくはヒドロキシアルキル基を示すか、又は式
【0021】
【化12】
【0022】で表わされる基を示す。ここでZ は水素原
子又はメチル基を示し、n は1〜10の数を示す。 X- :陰イオン基を示す。〕
【0023】
【化13】
【0024】〔式中、 R5:直鎖又は分岐鎖の炭素数24〜38のアルキル基又はヒ
ドロキシアルキル基を示す。 R6:炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアル
キル基を示すか、又は式
【0025】
【化14】
【0026】で表わされる基を示す。ここでZ 、n は前
記の意味を示す。 R3, R4, X- :前記の意味を示す。〕
【0027】
【化15】
【0028】〔式中、 R7, R8:同一又は異なって直鎖又は分岐鎖の炭素数7〜
21のアルキル基又はアルケニル基を示す。 Q1, Q2:同一又は異なって−COO−又は−CONH−を示
す。 A1, A2:同一又は異なって炭素数1〜3のアルキレン基
を示す。 R3, R4, X- :前記の意味を示す。〕
【0029】
【化16】
【0030】〔式中、 R2, R3, R4, A1, X- :前記の意味を示す。 R9:直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜22のアルキル基又はヒ
ドロキシアルキル基を示す。 Y :−COO−又は−OCO−を示す。〕
【0031】
【化17】
【0032】〔式中、 E :−NHCO−又は−OCO−を示す。 R3, R7, X- :前記の意味を示す。〕
【0033】
【化18】
【0034】〔式中、R3, R7, E, X- :前記の意味を示
す。〕前記一般式(1) で表わされる化合物として次のも
のが例示される。 ・ジ(硬化牛脂由来アルキル)・ジメチルアンモニウム
・クロライド ・ジステアリル・ジメチルアンモニウム・クロライド ・ジオレイル・ジメチルアンモニウム・クロライド ・ジエイコシル・ジメチルアンモニウム・クロライド ・ジ(硬化牛脂由来アルキル)・ジエチルアンモニウム
・クロライド ・ジ(硬化牛脂由来アルキル)・ジ(2−ヒドロキシエ
チル)アンモニウム・p−トルエンスルホネート ・ジステアリル・ジ(2−ヒドロキシエチル)アンモニ
ウム・グリコレート ・ジ(硬化牛脂由来アルキル)・ポリオキシエチレン・
エチルアンモニウム・エチルサルフェート(ここで「ポ
リオキシエチレン」基は−(CH2CH2O)nH で表わされる基
を示す。n は1〜10の数を示す。) ・ジステアリル・ポリオキシエチレン・エチルアンモニ
ウム・エチルサルフェート(ここで「ポリオキシエチレ
ン」基は−(CH2CH2O)nH で表わされる基を示す。n は1
〜10の数を示す。)。
【0035】前記一般式(2) で表わされる化合物として
次のものが例示される。 ・(2−ドデシル)ヘキサデシル・トリメチルアンモニ
ウム・クロライド ・(2−テトラデシル)オクタデシル・トリメチルアン
モニウム・クロライド ・(2−ヘキサデシル)ドコシル・トリメチルアンモニ
ウム・クロライド ・(炭素数24の直鎖飽和アルキル)・トリメチルアンモ
ニウム・クロライド。
【0036】前記一般式(3) で表わされる化合物として
次のものが例示される。 ・N−〔(2−硬化牛脂由来アルキロイルオキシ)エチ
ル〕−N−〔(3−硬化牛脂由来アルカノイルアミノ)
プロピル〕・ジメチルアンモニウム・クロライド ・N−〔(2−オレオイルオキシ)エチル〕−N−
〔(3−オレオイルアミノ)プロピル〕・ジメチルアン
モニウム・クロライド ・N−〔(2−ラウロイルオキシ)エチル〕−N−
〔(3−ドコシロイルアミノ)プロピル〕・ジメチルア
ンモニウム・クロライド ・N−〔(2−ステアロイルオキシ)エチル)−N−
〔(3−オレオイルアミノ)プロピル〕・ジメチルアン
モニウム・クロライド ・N−〔(2−ステアロイルオキシ)エチル)−N−
〔(3−ステアロイルアミノ)プロピル〕−N−(2−
ヒドロキシエチル)・メチルアンモニウム・メチルホス
フェート ・N−〔(2−硬化牛脂由来アルキロイルオキシ)エチ
ル〕−N−〔(2−硬化牛脂由来アルカノイルアミノ)
エチル〕・ジメチルアンモニウム・クロライド ・N, N−ジ〔(2−硬化牛脂由来アルキロイルオキ
シ)エチル〕・ジメチルアンモニウム・クロライド ・N, N−ジ〔(2−硬化牛脂由来アルキロイルオキ
シ)エチル〕−N−(2−ヒドロキシエチル)・メチル
アンモニウム・クロライド ・N,N−ジ〔(2−硬化牛脂由来アルカノイルアミ
ノ)エチル〕・ジメチルアンモニウム・クロライド ・N,N−ジ〔(3−硬化牛脂由来アルカノイルアミ
ノ)プロピル〕・ジメチルアンモニウム・クロライド ・N, N−ジ〔(2−ステアロイルオキシ)エチル〕・
ジメチルアンモニウム・クロライド ・N, N−ジ〔(2−ステアロイルオキシ)エチル〕−
N−(2−ヒドロキシエチル)・メチルアンモニウム・
メチルサルフェート ・N, N−ジ〔(3−硬化牛脂由来アルカノイルアミ
ノ)プロピル〕−N−(2−ヒドロキシエチル)・メチ
ルアンモニウム・p−トルエンスルホネート。
【0037】前記一般式(4) で表わされる化合物として
次のものが例示される。 ・N−〔(2−硬化牛脂由来アルキロイルオキシ)エチ
ル〕−N−硬化牛脂由来アルキル・ジメチルアンモニウ
ム・クロライド ・N−〔(3−硬化牛脂由来アルカノイルアミノ)プロ
ピル〕−N−硬化牛脂由来アルキル・ジメチルアンモニ
ウム・クロライド ・N−(硬化牛脂由来アルキルオキシカルボニルメチ
ル)−N−硬化牛脂由来アルキル・ジメチルアンモニウ
ム・クロライド。
【0038】前記一般式(5) で表わされる化合物として
次のものが例示される。 ・2−硬化牛脂由来アルキル−1−メチル−3−〔(2
−硬化牛脂由来アルカノイルアミノ)エチル〕イミダゾ
リニウム・クロライド ・2−オレイル−1−メチル−3−〔(2−オレオイル
アミノ)エチル〕イミダゾリニウム・クロライド ・2−硬化牛脂由来アルキル−1−メチル−3−〔(2
−硬化牛脂由来アルキロイルオキシ)エチル〕イミダゾ
リニウム・クロライド ・2−オレイル−1−メチル−3−〔(2−オレオイル
オキシ)エチル〕イミダゾリニウム・クロライド。
【0039】前記一般式(6) で表わされる化合物として
次のものが例示される。 ・2−硬化牛脂由来アルキル−1−メチル−1−〔(2
−硬化牛脂由来アルカノイルアミノ)エチル〕イミダゾ
リニウム・クロライド ・2−オレイル−1−メチル−1−〔(2−オレオイル
アミノ)エチル〕イミダゾリニウム・クロライド ・2−硬化牛脂由来アルキル−1−メチル−1−〔(2
−硬化牛脂由来アルキロイルオキシ)エチル〕イミダゾ
リニウム・クロライド ・2−オレイル−1−メチル−1−〔(2−オレオイル
オキシ)エチル〕イミダゾリニウム・クロライド。
【0040】これらの第4級アンモニウム塩の中で好ま
しい化合物を挙げれば次のとおりである。 ・ジ(硬化牛脂由来アルキル)・ジメチルアンモニウム
・クロライド ・ジオレイル・ジメチルアンモニウム・クロライド ・ジ(硬化牛脂由来アルキル)・ポリオキシエチレン・
エチルアンモニウム・エチルサルフェート(ここで「ポ
リオキシエチレン」基は−(CH2CH2O)nH で表わされる基
を示す。n は6〜8の数を示す。) ・(2−ドデシル)ヘキサデシル・トリメチルアンモニ
ウム・クロライド ・N−〔(2−硬化牛脂由来アルキロイルオキシ)エチ
ル〕−N−〔(3−硬化牛脂由来アルカノイルアミノ)
プロピル〕・ジメチルアンモニウム・クロライド ・N−〔(2−ラウロイルオキシ)エチル〕−N−
〔(3−ドコシロイルアミノ)プロピル〕・ジメチルア
ンモニウム・クロライド ・N−〔(2−硬化牛脂由来アルキロイルオキシ)エチ
ル〕−N−〔(2−硬化牛脂由来アルカノイルアミノ)
エチル)・ジメチルアンモニウム・クロライド ・N, N−ジ〔(2−硬化牛脂由来アルキロイルオキ
シ)エチル〕・ジメチルアンモニウム・クロライド ・N, N−ジ〔(2−硬化牛脂由来アルキロイルオキ
シ)エチル〕−N−(2−ヒドロキシエチル)・メチル
アンモニウム・クロライド ・N, N−ジ〔(3−硬化牛脂由来アルカノイルアミ
ノ)プロピル〕・ジメチルアンモニウム・クロライド ・N, N−ジ〔(2−硬化牛脂由来アルカノイルアミ
ノ)エチル〕・ジメチルアンモニウム・クロライド ・N−〔(2−硬化牛脂由来アルキロイルオキシ)エチ
ル〕−N−硬化牛脂由来アルキル・ジメチルアンモニウ
ム・クロライド ・N−(硬化牛脂由来アルキルオキシカルボキシメチ
ル)−N−硬化牛脂由来アルキル・ジメチルアンモニウ
ム・クロライド ・2−硬化牛脂由来アルキル−1−メチル−3−〔(2
−硬化牛脂由来アルカノイルアミノ)エチル〕イミダゾ
リニウム・クロライド ・2−硬化牛脂由来アルキル−1−メチル−3−〔(2
−硬化牛脂由来アルキロイルオキシ)エチル〕イミダゾ
リニウム・クロライド ・2−硬化牛脂由来アルキル−1−メチル−1−〔(2
−硬化牛脂由来アルカノイルアミノ)エチル〕イミダゾ
リニウム・クロライド ・2−硬化牛脂由来アルキル−1−メチル−1−〔(2
−硬化牛脂由来アルキロイルオキシ)エチル〕イミダゾ
リニウム・クロライド。
【0041】本発明の撥水剤組成物中の(c)成分の配合
量は0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜5重量%であ
る。(c) 成分の配合量が0.01重量%未満の場合、本発明
が所望する水準の撥水性能及びその持続性並びにシミ抑
制が同時に満足されず、5重量%を超えると本発明が所
望する水準の撥水性能が達成されない。
【0042】さらに本発明の撥水剤組成物中には、必要
に応じてジブチルフタレート、ジブチルアジペート、ジ
イソブチルアジペート、リン酸トリクレジル、ブチルフ
タリルグリコール酸ブチルのような可塑剤(撥水剤組成
物に対し0〜3重量%)、シリコーンのような柔軟剤
(撥水剤組成物に対し0〜5重量%)、その他香料、顔
料等を添加することができる。
【0043】〔撥水剤物品〕以上説明した本発明の撥水
剤組成物は、好ましくは、その内部に充填した液体をそ
の外部へ噴霧する装置を具備した容器の中へ、充填して
なる撥水剤物品の形態で撥水処理に使用される。このよ
うな本発明の撥水剤物品を用いることにより、一層、撥
水処理時のむら付きを抑制し、且つ部分的に撥水処理を
される対象物に対し、極めて有効に撥水処理を行なうこ
とができる。本発明の撥水剤物品に用いられる、内部に
充填した液体を外部へ噴霧する装置を具備した容器とし
ては、例えばエアゾル式容器、トリガー式容器又は手動
式ポンプ容器等が例示される。
【0044】本発明の撥水剤組成物をエアゾル式容器に
充填してなる撥水剤物品は、常法に従い、エアゾル缶に
噴射剤と共に本発明の撥水剤組成物を充填することによ
り得られる。噴射剤としては、液化プロパン、液化ブタ
ン及びジメチルエーテルからなる群より選ばれる少なく
とも一種、又はこれらと CO2又はN2の組み合わせを使用
するのが良い。噴射剤と本発明の撥水剤組成物との重量
比率は、噴射剤/本発明の撥水剤組成物=3/97〜50/
50が好ましく、さらに好ましくは5/95〜40/60であ
る。
【0045】〔撥水処理方法〕本発明の撥水処理方法は
上記の撥水剤物品を使用し、上記の撥水剤組成物を、撥
水処理されるべき対象物(以下、対象物と言う)に対し
噴霧し、 (a)成分を対象物表面上に、むらなく塗布する
ことにより行われる。この場合において、対象物として
は特に限定されないが、例えば、繊維織物等に対し特に
有利に適用できる。この他、ガラス、紙、木、皮革、毛
皮、石綿、レンガ、セメント、金物及び酸化物、窯業製
品、プラスチック、塗面およびプラスターなどがある。
また、繊維織物としては、綿、麻、羊毛、絹などの動植
物性天然繊維、ポリアミド、ポリエステル、ポリビニル
アセタール、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、
ポリプロピレンの如き種々の合成繊維、レーヨン、アセ
テートの如き半合成繊維、ガラス繊維、アスベスト繊維
の如き無機繊維、あるいはこれらの混合繊維の織物があ
げられる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、撥水処理にあたり、撥
水効果が優れ、その持続性が高く、且つ処理対象物にシ
ミ残りがない、撥水剤組成物及び該撥水剤組成物を含有
する撥水剤物品並びに該撥水剤物品を使用する撥水処理
方法を提供することができる。
【0047】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0048】実施例1〜44及び比較例1〜24フッ素樹脂の調製 表3〜10に示す組成を有する各種フッ素樹脂((a) 成
分)を次のように調製した。重合溶媒としてメチルイソ
ブチルケトン、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニ
トリルを使用した。重合温度及び時間は40〜90℃、5〜
20時間程度とした。得られたフッ素樹脂の分子量は、ゲ
ル パーミエイション クロマトグラフィー(Gel Perme
ation Chromatography) により測定した。
【0049】撥水剤組成物の調製 上記の方法で得られた各種フッ素樹脂及び(c) 成分を、
表3〜10に示す(b) 成分又はその他の成分に溶解又は分
散させることにより撥水剤組成物を調製した。尚、(c)
成分として次のものを使用した。下記式において、R 基
は(C-1)〜(C-11)にて示された基を示す。 (C-1):ジ(硬化牛脂由来アルキル)・ジメチルアンモ
ニウム・クロライド
【0050】
【化19】
【0051】(C-2):ジオレイル・ジメチルアンモニウ
ム・クロライド
【0052】
【化20】
【0053】(C-3):ジ(硬化牛脂由来アルキル)・ポ
リオキシエチレン(n=6〜8)エチルアンモニウム・エ
チルサルフェート
【0054】
【化21】
【0055】(C-4):N−〔(2−硬化牛脂由来アルキ
ロイルオキシ)エチル〕−N−〔(3硬化牛脂由来アル
カノイルアミノ)プロピル〕・ジメチルアンモニウム・
クロライド
【0056】
【化22】
【0057】(C-5):N, N−ジ−〔(2−硬化牛脂由
来アルキロイルオキシ)エチル〕−N−(2−ヒドロキ
シエチル)・メチルアンモニウム・クロライド
【0058】
【化23】
【0059】(C-6):N, N−ジ−〔(2−硬化牛脂由
来アルカノイルアミノ)エチル〕・ジメチルアンモニウ
ム・クロライド
【0060】
【化24】
【0061】(C-7):N−(硬化牛脂由来アルキルオキ
シカルボニルメチル)−N−(硬化牛脂由来アルキル)
・ジメチルアンモニウム・クロライド
【0062】
【化25】
【0063】(C-8):2−硬化牛脂由来アルキル−1−
メチル−1−〔(2−硬化牛脂由来アルカノイルアミ
ノ)エチル〕イミダゾリニウム・クロライド
【0064】
【化26】
【0065】(C-9):2−硬化牛脂由来アルキル−1−
メチル−1−〔(2−硬化牛脂由来アルキロイルオキ
シ)エチル〕イミダゾリニウム・クロライド
【0066】
【化27】
【0067】(C-10):2−硬化牛脂由来アルキル−1−
メチル−3−〔(2−硬化牛脂由来アルカノイルアミ
ノ)エチル〕イミダゾリニウム・クロライド
【0068】
【化28】
【0069】(C-11):2−硬化牛脂由来アルキル−1−
メチル−3−〔(2−硬化牛脂由来アルキロイルオキ
シ)エチル〕イミダゾリニウム・クロライド
【0070】
【化29】
【0071】撥水剤物品の調製 エアゾル容器を使用して評価する場合、撥水剤組成物/
噴射剤=80/20(重量比)となるように容器に充填し
た。噴射剤としては、液化プロパン/液化ブタン=50/
50(重量比)の混合物を使用した。
【0072】性能評価 上記の方法で得られた本発明の撥水剤物品及び比較撥水
剤物品について、以下に示す方法により撥水性及びその
持続性並びにシミ残りを評価した。結果を表11〜13に示
す。 (I)撥水処理対象物の繊維織物の前処理 JIS-L-1096の6.23.1のA法に従って前処理を行った。即
ち、先ず20cm×20cmの繊維織物(ポリエステル又は木
綿)からなる試験片を作製した。そして洗濯機(水容量
40〜70リットル、回転羽根の回転速度65〜90rpm 、回転
羽根の回転角度180〜240°、脱水槽の回転速度 500〜72
0rpm、内径40〜55cm)の水槽の水準線まで約40℃の水を
入れ、これに1g/リットルの割合でJIS K 3371(衣料
用合成洗剤)に規定の洗剤を加え、よくかき混ぜて洗剤
を溶解した。浴比が40/1になるように3枚の試験片に
負荷布若干数を加えて洗濯液に投入し、自動洗濯操作
(洗濯12分→排水2分→遠心脱水及びスプレー2分→給
水3〜5分→すすぎ2分→排水2分→遠心脱水及びスプ
レー2分→遠心脱水4分)を行った。すすぎに用いる水
の温度も約40℃とした。洗濯後、試験片についてドリッ
プ乾燥を行った。即ち、試験片を脱水することなく、た
て方向が垂直になるように、数箇所をつかみ、室温で風
通しのないところでつるして乾燥した。 (II)撥水処理 このように前処理した試験片についてエアゾル容器又は
トリガー容器を用い、試験片当り60%o.w.f となるよう
に撥水剤組成物を試験片に20cmの距離より噴霧した。こ
のようにして得られた試験片を20℃、65%相対湿度の環
境下、24時間乾燥させた。
【0073】(III) 撥水性の評価 上記で得られた試験片について、JIS L-1092規定の方法
に従い、下記に示す方法で撥水性試験(スプレー法)を
行ない、撥水性を評価した。 (1) 装置及び材料:装置及び材料は、次に示すものを
用いた。 (a) 撥水度試験装置:図1に示す装置を用いた。尚、図
1において、1はガラス漏斗、2は漏斗保持具、3は漏
斗とスプレーノズルをつなぐゴムチューブ、4はスプレ
ーノズル、5はスタンド、6は試験片、7は試験片保持
枠、8は木製保持具である。また図2にスプレーノズル
4の拡大図を示す。尚、図2において、(a) は正面図、
(b) は底面図である。ガラス漏斗1は 250ml以上の容
量、スプレーノズル4は 250mlの水を25〜30秒で散布で
きるもの、試験片保持枠7は直径 150mmの金属製のもの
を用いた。 (b) 水:蒸留水又はイオン交換水を用い、試験時の温度
は原則として20±2℃としたが、他の場合はそのときの
温度を付記した。 (2) 試験法:上記で得られた約20×20cmの試験片を3
枚用い、1枚づつ試験片保持枠7にしわを生じないよう
に取り付け、図1に示す撥水度試験装置を用いて、スプ
レーノズル4の中心を保持枠の中心に一致させ、水 250
mlをガラス漏斗1に入れて試験片6上に散布した(所要
時間25〜30秒) 。次に、保持枠7を木製保持具8から外
し、その一端で水平に持ち試験片の表側を下向きにして
他端を固い物に一度軽く当て、更に 180°回し、前と同
様に操作して余分の水滴を落とした。保持枠7に付けた
まま試験片の湿潤状態を表1に示す判定基準に従い採点
し、3回の平均値で表した(整数位まで)。
【0074】
【表1】
【0075】(IV)撥水性持続性の評価 (III) 撥水性の評価の(2) 試験法における「スプレーノ
ズル4の中心を保持枠の中心に一致させ、」から「前と
同様に操作して余分の水滴を落とした。」までの操作を
50回繰り返したあと、(III) 記載の方法で試験片の湿潤
状態を表1に示す判定基準に従い採点し、3回の平均値
で表した(整数位まで)。
【0076】(V) シミ残りの評価 シミ残りに関しては、黒色のウール布地に撥水剤組成物
を20cmの距離より噴霧し、つり下げ風乾後シミの発生状
態を表2に示した基準で判定した。
【0077】
【表2】
【0078】
【表3】
【0079】
【表4】
【0080】
【表5】
【0081】
【表6】
【0082】
【表7】
【0083】
【表8】
【0084】
【表9】
【0085】
【表10】
【0086】注) *1:撥水剤組成物全量に対する重量% *2:パーフルオロオクチルエチルアクリレート C8F17C
2H4OCOCH=CH2 *3:パーフルオロイソノニルエチルアクリレート (CF3)2CF(CF2)6C2H4OCOCH=CH2 *4:パーフルオロオクチルエチルメタクリレート C8F
17C2H4OCOC(CH3)=CH2 *5:パーフルオロイソノニルヒドロキシエチルアクリレ
ート (CF3)2CF(CF2)6C2H4(OH)OCOCH=CH2 *6:パーフルオロオクチルスルホニルプロピルアミノエ
チルアクリレート C8F17SO2N(C3H7)C2H4OCOCH=CH
【0087】
【表11】
【0088】
【表12】
【0089】
【表13】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で用いた撥水度試験装置の正面図であ
る。
【図2】スプレーノズルの拡大図であり、(a) は正面
図、(b) は底面図である。
【符号の説明】
1 ガラス漏斗 2 漏斗保持具 3 ゴムチューブ 4 スプレーノズル 5 スタンド 6 試験片 7 試験片保持枠 8 木製保持具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−19380(JP,A) 特開 平5−239770(JP,A) 特開 昭58−76481(JP,A) 特開 平6−271839(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 13/00 - 15/715 C09K 3/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記条件を満足するフッ素樹脂(以下
    (a) 成分と言う) 0.1〜5重量%、炭素数1〜3のアル
    コール(以下(b) 成分と言う)90〜99.89 重量%及び第
    4級アンモニウム塩(以下(c) 成分と言う)0.01〜5 重
    量%を含有することを特徴とする撥水剤組成物。条件 エタノールに対し1重量%の(a) 成分を添加して得られ
    た組成物中へ、JIS-L-1096規定の6.23.1のA法(但し、
    乾燥方法はドリップ乾燥とする)に従い、前処理したポ
    リエステル布を浸漬し、ついで20℃、65%相対湿度の環
    境下24時間乾燥させたポリエステル布について、JIS-L-
    1092規定の方法に従い、撥水試験(スプレー法)を行っ
    た場合において、90点以上の撥水性が得られること。
  2. 【請求項2】 (b) 成分がエタノールである請求項1記
    載の撥水剤組成物。
  3. 【請求項3】 (c) 成分の第4級アンモニウム塩が一般
    式(1) 〜(6) で表わされる化合物より選ばれる少なくと
    も一種である請求項1又は2記載の撥水剤組成物。 【化1】 〔式中、 R1, R2:同一又は異なって、直鎖又は分岐鎖の炭素数8
    〜22のアルキル基、アルケニル基又はヒドロキシアルキ
    ル基を示す。 R3, R4:同一又は異なって炭素数1〜3のアルキル基も
    しくはヒドロキシアルキル基を示すか、又は式 【化2】 で表わされる基を示す。ここでZ は水素原子又はメチル
    基を示し、n は1〜10の数を示す。 X- :陰イオン基を示す。〕 【化3】 〔式中、 R5:直鎖又は分岐鎖の炭素数24〜38のアルキル基又はヒ
    ドロキシアルキル基を示す。 R6:炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアル
    キル基を示すか、又は式 【化4】 で表わされる基を示す。ここでZ 、n は前記の意味を示
    す。 R3, R4, X- :前記の意味を示す。〕 【化5】 〔式中、 R7, R8:同一又は異なって直鎖又は分岐鎖の炭素数7〜
    21のアルキル基又はアルケニル基を示す。 Q1, Q2:同一又は異なって−COO−又は−CONH−を示
    す。 A1, A2:同一又は異なって炭素数1〜3のアルキレン基
    を示す。 R3, R4, X- :前記の意味を示す。〕 【化6】 〔式中、 R2, R3, R4, A1, X- :前記の意味を示す。 R9:直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜22のアルキル基又はヒ
    ドロキシアルキル基を示す。 Y :−COO−又は−OCO−を示す。〕 【化7】 〔式中、 E :−NHCO−又は−OCO−を示す。 R3, R7, X- :前記の意味を示す。〕 【化8】 〔式中、R3, R7, E, X- :前記の意味を示す。〕
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの項記載の撥水
    剤組成物を、その内部に充填した液体をその外部へ噴霧
    する装置を具備した容器の中へ、充填してなる撥水剤物
    品。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の撥水剤物品を使用し、請
    求項1〜3のいずれかの項記載の撥水剤組成物を、撥水
    処理されるべき対象物に対し噴霧することを特徴とする
    撥水処理方法。
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