JP3278581B2 - ビタービ復号化方法及びその回路 - Google Patents

ビタービ復号化方法及びその回路

Info

Publication number
JP3278581B2
JP3278581B2 JP28708096A JP28708096A JP3278581B2 JP 3278581 B2 JP3278581 B2 JP 3278581B2 JP 28708096 A JP28708096 A JP 28708096A JP 28708096 A JP28708096 A JP 28708096A JP 3278581 B2 JP3278581 B2 JP 3278581B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
decoded data
positive
decoded
negative peak
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28708096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09284147A (ja
Inventor
總一 岩村
鎭 圭 全
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JPH09284147A publication Critical patent/JPH09284147A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3278581B2 publication Critical patent/JP3278581B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/63Joint error correction and other techniques
    • H03M13/6331Error control coding in combination with equalisation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/37Decoding methods or techniques, not specific to the particular type of coding provided for in groups H03M13/03 - H03M13/35
    • H03M13/39Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes
    • H03M13/41Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes using the Viterbi algorithm or Viterbi processors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/65Purpose and implementation aspects
    • H03M13/6502Reduction of hardware complexity or efficient processing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はビタービ復号化回路
及びその方法に係り、特に高速度、高密度記録再生に適
用されるハードウェアの簡単なデジタル情報のビタービ
復号化回路及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、アナログ映像及び音声信号をデジ
タル信号に変換した後ソース符号化及びチャンネル符号
化して磁気記録媒体に記録し、磁気記録媒体に記録され
た信号をチャンネル復号化及びソース復号化して再生す
るデジタル方式の記録再生装置が普及されている。
【0003】図1はデジタル記録再生装置の信号処理シ
ステムのブロック図である。図1において、アナログ映
像信号及び音声信号は各々第1及び第2A/D変換器1
10、120を通してデジタル信号に変換され、映像デ
ータは映像データ符号化部130で高能率符号化処理に
よりデータ量を圧縮してエラー訂正符号化部140に出
力する。エラー訂正符号化部140では映像データ符号
化部130から出力される映像データと第2A/D変換
器120を通して入力される音声データと合成し、エラ
ー訂正用の符号、例えばRS(リード ソロモン)コー
ドを用いてデータにパリティを付加して記録符号化部1
50に出力する。この記録符号化部150の内部構成は
図2に示されている。
【0004】図2に示されたチャンネル変調器151は
図1に示されたエラー訂正符号化部140から出力され
るエラー訂正符号化されたデータを変調する。例えば、
8−to−14変調方式または24−to−25変調方
式を利用する。プリコーダ152はチャンネル変調され
たデータをNRZI(ノンリターン ツー ゼロ)コー
ドで変換する。記録補償回路153は記録等化器を含
み、記録劣化特性を補償するためNRZIコードを等化
処理して図1に示された記録アンプ160に出力する。
ここで、記録等化器は記録補償回路153に含まれるこ
ともでき、含まれないこともできる。
【0005】記録アンプ160では記録符号化部150
の出力信号を増幅し、増幅された信号を記録用の磁気ヘ
ッドHD1により磁気テープTに記録する。磁器テープ
T上に記録された信号を再生用の磁気ヘッドHD2によ
り読出して読出された信号を再生アンプ210で増幅
し、この増幅された信号をデータ検出部220で映像及
び音声データで検出する。再生用の等化器を有するデー
タ検出部220の内部構成は図3に示されている。
【0006】図3に示されたAGCアンプ221は図1
に示された再生アンプ210から増幅された信号の振幅
を調節する。低域フィルター222はAGCアンプ22
1から出力される信号に重なった高周波成分のノイズを
除去するためAGCアンプ221の出力信号を低域フィ
ルタリングする。A/D変換器223は低域フィルタリ
ングされた信号をデジタルデータに変換する。等化器2
24はデジタルデータの波形歪曲及びレベル歪曲を補償
した後ビタービ復号化回路226に出力する。タイミン
グ検出器225では等化器224から等化された出力信
号の所定の周波数を検出して内在されたPLL(図示せ
ず)回路を用いて再生信号のタイミングを検出してA/
D変換器223のサンプリングクロックと各部の駆動ク
ロック(図示せず)とを出力する。ビタービ復号化回路
226では等化されたデータをビタービ復号化する。チ
ャンネル復調器227はビタービ復号化されたデータの
変調時使用された変調方法に基づき復調し、図1に示さ
れたエラー訂正復号化部230に出力する。
【0007】エラー訂正復号化部230ではデータ検出
部220から出力される映像及び音声データのエラーを
訂正した後映像データ復号化部240で映像データを復
号化し、第1D/A変換器250を通して映像信号を復
元する。音声データは第2D/A変換器260を通して
音声信号を復元する。一方、既存の記録再生系の特性を
大幅には変化させず、信号処理により記録密度を高める
方式であって、ビタービ復号化処理を含むPRML(Pa
rtial Response Maximum Likelihood)関連技術が発展さ
れ、多くの具体化回路が提案されている。
【0008】状態数2値のNRZI符号を利用するビタ
ービ復号化の適用例は図4(A)に示されている。図4
(A)に示されたプリコーダ152とビタービ復号化回
路226は図2及び図3に示されたプリコーダとビター
ビ復号化回路と同一な部材番号を与える。図4(A)に
おいて、プリコーダ152は1つの遅延素子11と、排
他的ORゲートよりなる‘モジュロ−2’加算回路12
で構成され、入力データをNRZIコードい変換する。
このプリコーダ152をITプリコーダまたはPR
(1、−1)形システムと称する。
【0009】磁気記録再生チャンネル200の特性は微
分特性(1−D)を有する。加算器201でノイズnk
が重なったチャンネル出力yk は式(1)で定義され、
このチャンネル出力yk がビタービ復号化回路226に
入力され復号化された出力c k を得る。 [式1] yk =zk +nk if nk =0、yk =zk 図4(A)に示されたak は時刻kでの入力データ(−
1と1との2値符号化情報)であり、Dは1ビット遅延
を示した遅延演算子、bk はプリコーダ152の時刻k
での出力データであり、zk は時刻kでの理想的な磁気
記録再生チャンネル200の出力データ(重畳ノイズn
k =0)であり、(1−D)は磁気記録再生チャンネル
200の微分特性であり、nk は時刻kでの受信端子の
入力信号であり、ck は時刻kでの復号化されたデータ
である。
【0010】図4(B)はプリコーダ152の状態図で
あって、矢印ラインは何れの1つの状態から他の状態へ
の(またはその自体)各々許容される推移(トランジシ
ョン)を示す。図4(B)に示されたSはプリコーダの
状態値である。一方、時刻kでのデータak (−1また
は+1)をプリコーダ152に入力した場合、その出力
k 及びチャンネル出力yk が出力され、そのチャンネ
ル出力yk に基づき復号化されたデータを得るまでのプ
ロセスを整理したテーブルは図5(A)に示されてい
る。
【0011】また、図5(B)はチャンネルにノイズが
重ならない場合のビタービデコーダの受信端子に入力さ
れるチャンネル出力yk を図式化しており、図5(C)
はこのyk の状態推移を示すトレリス線図である。一
方、図3では、等化器224の出力信号と重畳ノイズが
ビタービ復号化回路226に入力される。
【0012】ここで、主なノイズ発生原因はテープ粒子
性、ヘッドインピーダンス及び再生アンプの初期バイア
ス抵抗等によるものである。従って、再生用ヘッドHD
2、再生アンプ210、等化器224等、ビタービ復号
化回路226の入力で到達するまで様々のプロセッサを
経由するのでその入力信号スペクトルも、重畳ノイズス
ペクトルも変化されている。
【0013】ビタービ復号化回路226の実際の入力波
形は図6(A)に示されたように、入力データと重畳ノ
イズを全部分離、識別できないアナログ波形よりなる。
従って、ここでは基準化入力(+1、0、−1)の正方
向の振幅をHn 検出用の比較器(図示せず)で2値に量
子化(H 又は L)し、入力信号がスレショルド値+
1を越えるとHn 検出用の比較器の出力Hn をHにし、
越えないとHn検出用の比較器の出力Hn をLにする。
【0014】同一に、基準化入力(+1、0、−1)の
負方向の振幅をLn 検出用の比較器(図示せず)で2値
に量子化し、入力信号がスレショルド値−1を負方向に
越えるとLn =Hにし、越えない場合はLn =Lにす
る。ここで、ノイズが重ならない場合、磁気記録再生チ
ャンネル特性は微分特性(1−D)であり、復号化回路
が部分応答PR(1、−1)形であるので、+1(Hn
=H)の次は0(Hn =L)または−1(Ln 比較器出
力でLn =H)が読出され、+1は決して読出されな
い。やはり、−1(Ln =H)の次は0(Ln=L)ま
たは+1(Hn =H)が読出され、−1(Ln =H)は
決して読出されない。
【0015】図6(B)は図6(A)に示される入力信
号を入力するビタービ復号化回路を説明するための2進
状態のトレリス線図である。これと対応し、図7(A)
に示されたように、チャンネル出力にノイズが重なって
ビタービ復号化回路に入力される場合、前述した原則と
しては満足されない。
【0016】図7(A)に示されたように、時刻k=3
から+1を検出した後時刻k=5から再び+1を検出し
た場合に問題が発生する。前述した原則、即ち復号化回
路が部分応答PR(1、−1)形であるので、中間に挿
入された0とは関係なく、+1の次に+1が読出された
り、−1となるとノイズによるエラーが発生した場合と
なる。
【0017】ここで、ビタービ復号化処理の間何れの時
刻での検出データが正確なのか、またはトレリス線図上
で何れの経路が正しいのかを判定する指標として、通常
各経路によるメートルを計算して生存経路を選定し、ま
た各状態による生存経路に対した情報をメモリに貯蔵
し、結局入力データはメモリから読出された最後の生存
経路データにより復号化される。この処理のためには当
然にA/D変換器、マイクロプロセッサ及び加算器等を
必要とする。
【0018】しかし状態数が2値の場合、信号の正方向
ピーク値(以下、正ピーク値と称する)及び負方向のピ
ーク値(以下、負ピーク値と称する)がメートルに根本
的に対応するので、信号の正ピーク値が検出され、その
検出レベル値を新規のスレショルド値として使用するた
め保ち、さらに連続する正ピーク値の検出を準備すると
同時に負ピーク値の検出用のスレショルド値も更新する
回路で構成すれば良い。
【0019】この際、新規の負ピーク値検出用のスレシ
ョルド値は正ピーク値検出用のスレショルド値より所定
値Aだけ低くすることが必要である。このような回路が
構成されれば、メートルの最少距離は正ピーク値に続い
て負ピーク値を検出した瞬間に確定する。さらに、その
瞬間に負ピーク値から最大に近接した過去の正ピーク値
の発生時刻までのトレリス線図上の経路を確定する。即
ち、メートルが最少値の経路が選定されることになる。
【0020】同一に、負ピーク値が検出され、この検出
値を保ち、その検出値を新規の−1スレショルド値とし
て設定すると同時に、−1スレショルド値よりオフセッ
ト値Aだけ大きな+1検出スレショルド値を修正し、次
に入力される信号の正ピーク値または負ピーク値の検出
に準備する必要がある。このような−1スレショルド値
と+1スレショルド値との間に一定のオフセット値を入
力信号ピーク対ピーク値と連動させることを考慮したも
のは文献(1)に載せられている。
【0021】(1) “信号処理方式PRML、次世代
の大容量記憶装置を成す。”日経エレクトロニクス No.
599、pp72-97. January、1994 また、下の文献(2)及び(3)に載せられている従来
のビタービ復号化回路構成の代表例の図8に基づきその
主な構成回路を説明する。ここで図8は次の文献に紹介
された典型的なビタービ復号化回路を示す。
【0022】(2) M.J. Ferguson, "Optimal Recept
ion for Binary Partial ResponseChannels”Bell Sys
t. Tech. J. ,vol 51,no 2,pp493-505. Feb. ,197
2, (3) R.W. Wood, D. A. Petersen, "Viterbi Detect
ion of Class IV Partial Response on a Magnetic Rec
ording Channel”,IEEE Trans.Commum. , VOL. Com-3
4, No. 5, pp454-461, May, 1986. 図8において、ここでは示されていないが、A/D変換
器で入力信号を量子化した後データ(−2、0、+2)
として加算器232に入力される。サンプルホールド器
231は入力データを排他的ORゲート235を通して
出力される信号により、即ち入力データの状態が変化さ
れた時には更新し、あるいは入力データをそのままホー
ルドする。
【0023】排他的ORゲート235の出力が1であれ
ば入力データの状態が変化することを示し、RAM24
3にはポイントレジスター241を通してアドレスカウ
ンター240によりカウントされたポイントアドレスに
排他的ORゲート235の出力が0であればRAM24
3にはアドレスカウンター240からカウントされたア
ドレスに−1(L)が書込まれる。従って、復号データ
はRAM243に蓄積される。
【0024】ここで、NRZIコードの本来の入力デー
タak 、また復号データck は図7(B)に示されたよ
うにトレリス線図上で状態Sが変化する時はこれを+1
(H)に、変化しない場合には−1(H)に復号化した
方が良い。従って、後者の場合は無条件的にこれを−1
(L)としてRAM243に記入して読出す。一方、各
新規の分岐点が設定されると、2つの既存経路の中1つ
が終了される。即ち、各分岐点はある程度の進行上の不
確実性が解消される地点だけでなく新規の不確実なビッ
トを示す。時刻pにおいて、経路が分岐されると次の分
岐点に到達する時、すぐ前の時刻pでの最終の生存経路
が決定される。この際、時刻pにおける状態Sが変化し
たかがわかり、これに応答してRAM243のアドレス
pに+1(H)または−1(L)を書込むと良い。
【0025】また、トレリス線図上で左から右の方向
(以下、順方向と称する)にビタービ復号化する時各分
岐点がある所でメートルをマイクロプロセッサにより演
算しメモリさせて置く必要がある。従って、このような
構成ではRAM、アドレスカウンター、A/D変換器
(図示せず)、マイクロプロセッサ(CPU)等が必要
となる。
【0026】前述したようにビタービ復号化回路を構成
するにおいてRAMを使用する場合にはA/D変換器、
マイクロプロセッサ及びデジタル加算器等のデジタル信
号処理部が必要である。ビタービ復号化回路をIC化す
る場合、そのICチップ内にA/D変換器とデジタル信
号処理部が占めていて面積が大きくなり、ICチップの
コストが上昇する問題点があった。特に、従来の方式の
ビタービ復号化回路に使用している6ビットのフラッシ
ュ形A/D変換器では64個の比較器を搭載する必要が
あり、この部分が大きな面積を占める問題点があった。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】前記の問題点を解決す
るため、本発明の目的は状態推移図(トレリス線図)で
右から左の方向(以下、逆方向と称する)にビタービ復
号化すると従来の順方向にビタービ復号化時分岐点毎に
行われた複雑な演算無しに簡単にビタービ復号化する方
法を提供することにある。
【0028】本発明の他の目的はメートル演算のための
A/D変換器、マイクロプロセッサの無しにシフトレジ
スターメモリ(以下、簡単にシフトレジスターと称す
る)を主な回路として構成することにより、ハードウェ
アの簡単なビタービ復号化回路を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明によるビタービ復号化方法は伝送される入力
信号をビタービ復号化する方法において、(a)入力信
号からメートル対応値としての正ピークデータと負ピー
クデータとの瞬時値を検出する段階と、(b)検出され
た瞬時値を所定時間毎にグループ化し、グループ化され
た正及び負ピークデータを出力する段階と、(c)前記
グループ化された正及び負ピークデータを逆方向に変換
して逆方向正及び負ピークデータを出力する段階と、
(d)前記逆方向正及び負ピークデータを所定数の初期
状態値に応じてビタービ復号化して所定数のチャンネル
の逆方向復号データを出力する段階と、(e)前記所定
数のチャンネルの逆方向復号データを各々順方向に変換
して所定数のチャンネルの順方向復号データを出力する
段階と、(f)次のグループの最初の復号データの状態
値に基づき前記所定数のチャンネルの順方向復号データ
の中1つを選択して最終復号データを出力する段階とを
含むことを特徴とする。
【0030】前記他の目的を達成するため、本発明によ
るビタービ復号化回路は入力信号をビタービ復号化する
回路において、入力信号からメートル対応値としての正
ピーク値と負ピーク値との瞬時値を検出する検出手段
と、検出された瞬時値を所定時間毎にグループ化し、グ
ループ化された正及び負ピークデータを逆方向に変換し
て逆方向正及び負ピークデータを出力する第1変換手段
と、前記逆方向正及び負ピークデータを所定数の初期状
態値に応じてビタービ復号化して所定数のチャンネルの
逆方向復号データを出力し、現在のグループの最終復号
データに連結される次のグループの最初の復号データの
状態値に基づき選択制御信号を出力するビタービ復号化
手段と、前記所定数のチャンネルの逆方向復号データを
各々順方向に変換して所定数のチャンネルの順方向復号
データを出力する第2変換手段と、前記選択制御信号に
より前記所定数のチャンネルの順方向復号データの中か
ら1つを選択して最終復号データを出力する選択手段と
を含むことを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づき本発明
によるビタービ復号化方法及びその回路の望ましい実施
例を説明する。まず、本発明で提案するビタービ復号化
方法は状態推移図の逆方向に復号化して行くと各分岐点
で経路が合流するので、各状態によるメートル演算結果
をメモリに貯蔵する必要がない。即ち、マイクロプロセ
ッサによる演算やメモリが不要となり、正または負ピー
ク値検出による瞬時値として状態推移図上の経路を確定
しうる。
【0032】入力される信号を所定時間毎に分けてグル
ープ化する。逆方向に復号化するためにはメートルの対
応値として、グループ単位に入力信号の正ピーク値及び
負ピーク値を検出して逆方向変換処理する。グループの
最終復号データに連結される次のグループの最初の復号
データの状態を考慮して2チャンネルの逆方向ビタービ
復号データを同時に生成し、逆方向ビタービ復号データ
の順方向変換処理を行う。次のグループの最初の復号デ
ータの状態が確定されるまでに2チャンネルの順方向ビ
タービ復号データを平行に遅延させる。次のグループの
最初の復号データの状態が確定されると遅延された2チ
ャンネル順方向ビタービ復号データの中1つを選択して
復号データを出力する。
【0033】図9は本発明のビタービデコーディング回
路が適用されるデータ検出部のブロック図であって、A
/D変換器を使用していない。しかし、本発明は図3に
示されたデータ検出部にも適用されうる。図9におい
て、等化器310は再生アンプから再生された信号を等
化した後、ビタービ復号化回路320に出力する。タイ
ミング検出器330では等化器310の出力から再生信
号のタイミングを検出して等化器310とビタービ復号
化回路320に必要な駆動クロックを出力し、図面には
示されない各部の駆動クロックを出力する。ビタービ復
号化回路320は等化されたデータをビタービ復号化す
る。チャンネル復調器340はビタービ復号化されたデ
ータの変調時使用された変調方法に基づき復調してエラ
ー訂正復号化部に出力する。ここで、等化器310は固
定形及び適応形の両方に適用されうる。
【0034】図9に示されたビタービ復号化回路320
をシフトレジスターを主な回路として構成した場合のブ
ロック図は図10に示されている。図10において、増
幅器321は図9に示された等化器310から出力され
る等化された信号を増幅する。ピーク値検出器322は
正ピーク検出スレショルド値と負ピーク検出スレショル
ド値とを連動させ、その差を通常一定のオフセット値A
に保ちながら増幅器321から増幅された信号の正ピー
ク値と負ピーク値とを検出する。
【0035】第1逆方向変換器323はピーク値検出器
322から出力される正ピークデータHn を所定数(こ
こでは8ビット)のビットでグループ化し、グループ化
されたデータに対して逆方向変換処理して逆方向の正ピ
ークデータを検出する。第2逆方向変換器324はピー
ク値検出器322から出力される負ピークデータLn
所定数(ここでは8ビット)のビットでグループ化し、
グループ化されたデータに対して逆方向変換処理して逆
方向の負ピークデータを検出する。
【0036】初期状態設定及びビタービ復号器325
(以下、復号器と略称する)は第1逆方向変換器323
及び第2逆方向変換器324から出力される逆方向の
正、負ピークデータHn ’、Ln ’を入力して状態数2
値(S1 =1、S0 =−1)を初期条件としてデータを
復号化し、2チャンネルの復号データ(ck1’、
k0’)を出力する。そして、このグループの最終チャ
ンネルデータに連結される次のグループの最初復号デー
タの状態値を基にして選択制御信号(SEL)を出力す
る。
【0037】第1順方向変換器326は復号器325か
ら出力されるS1 =1を初期条件として復号化した逆方
向の正ピークデータ(ck1’)を順方向に変換処理して
順方向復号データ(ck1)を出力する。第2順方向変換
器327は復号器325から出力されるS0 =−1を初
期条件として復号化した逆方向の負ピークデータ
(ck0’)を順方向に変換処理して順方向復号データ
(ck0)を出力する。
【0038】選択器328は第1及び第2順方向変換器
326、327から出力される第2チャンネルの順方向
復号データ(ck1、ck0)を次のグループの最初復号デ
ータの状態値が確定されるまで遅延させ、復号器325
から出力される選択制御信号(SEL)の次のグループ
の最初復号データの確定された状態値に応じて遅延され
た2チャンネルの順方向復号データ(ck1、ck0)の中
1つを選択して正確な復号データ(ck )を出力する。
【0039】このようなブロック図を構成する理由は下
に述べる問題点を解決することにある。図5(C)に示
されたトレリス線図から判断したように、左から右(順
方向)へトレリス線図に沿う場合は分岐点のある所で、
生存経路を確定するためのメートルの計算は不要であ
る。つまり、マイクロプロセッサは様々の経路のメート
ルを各分岐点で計算する必要がある。ところが、ビター
ビ状態数が2値を有するトレリス線図(図5(C))上
を右から左へ時間を逆方向に逆行させると1つの経路の
み存在するので各分岐点で判断する必要がない。
【0040】例えば、図7(B)のトレリス線図上で、
時刻k=7を出発点として時刻k=7、6、5、4、
3、2、1、0に逆行することにより信号が復号化され
ると、正しいデータを正確に検出しうる。この場合、各
時刻でのメートルをチェックすることが必要条件である
が、入力信号の正及び負ピーク値を検出しているとそれ
はメートル計算と根本的に相応するので特別にマイクロ
プロセッサで計算する必要はない。
【0041】従って、メートル対応値としての正及び負
ピーク値を瞬時的に検出してこれを正及び負方向ピーク
データ(Hn 、Ln )としてメモリさせるとトレリス線
図上の経路を確定させうる。例えば、時刻k=7を基点
として逆行処理を始める場合、k=7での状態S(7)
は、時刻k=8での状態S(8)により決定される。従
って、S(8)=S1 =1及びS(8)=S0 =−1を
設定し、復号器325から2チャンネルの逆方向ビター
ビ復号データck1’及びck0’を並行して生成する。
【0042】初期状態S1 による逆方向復号データ
k1’及び初期状態S0 による逆方向復号データck0
は各々順方向への代替変換用のシフトレジスターに順次
的に入力され、順方向に整列して代替交換処理により2
チャンネルの順方向復号データ(ck1、ck0)を出力す
る。次いで、S(8)の状態値が復号器325で確定さ
れるまで、選択器328では2チャンネルの順方向復号
データ(ck1、ck0)を並行して遅延させる。S(8)
の状態値(S1 orS0 )が判明されると選択器328
では遅延された2チャンネルの順方向復号データ
(ck1、ck0)の中1つを選択し、復号データ(c k
を出力する。
【0043】図10は示されたビタービ復号化回路を図
11と共に詳しく説明する。図10によれば、増幅器3
21では入力信号を増幅する。この増幅器321は入力
信号をピーク値検出器322で必要な所定の信号レベル
に増幅するための緩衝増幅器である。ピーク値検出器3
22は正ピークデータ(Hn )を検出する比較器(CO
MP1)と負ピークデータ(Ln )を検出する比較器
(COMP2)を含み、比較器(COMP1)の非反転
端子は増幅器321の出力端に接続されたコンデンサー
C1とダイオードD1のアノードに共通接続されてい
る。コンデンサーC2の一端はダイオードD1のカソー
ドに接続され、他端は接地されたコンデンサーC3と比
較器(COMP1)の反転端子に共通接続されている。
比較器(COMP2)の反転端子は増幅器321の出力
端に接続されたコンデンサーC4とダイオードD2のカ
ソードに共通接続されている。コンデンサーC5の一端
はダイオードD2のアノードに接続され、他端は接地さ
れたコンデンサーC6と比較器(COMP2)の非反転
端子に共通接続されている。
【0044】このピーク値検出器322では正ピーク検
出スレショルド値と負ピーク検出スレショルド値を連動
させ、その差を通常一定のオフセット値(A)に保つこ
とは正、負の両ピーク値を安定に保つためである。第1
逆方向変換器323及び第2逆方向変換器324は各々
正ピークデータ(Hn )及び負ピークデータ(Ln )の
逆方向変換処理のため直列入力、並列出力形と並列入
力、直列出力形の2つの8ビットのシフトレジスターを
組合わせて構成する。
【0045】復号器325の詳細回路図は図12に示さ
れたように、RS形フリップフロップ(F/F A)の
出力(QA )を状態Sの初期設定値(以下、初期状態値
と称する)S1 に対応するHに設定するため、初期設定
パルスがそのセット入力(S A )にORゲート(G2)
を通して印加される。一方、RS形フリップフロップ
(F/F B)の出力(QB )を初期状態値S0 に対応
するLに設定するため、そのリセット入力(RB )に初
期設定パルスをORゲート(G5)を通して印加する。
【0046】ここで、初期設定パルスは8ビット周期に
発生されるバイトクロックに該当する。インバータ(G
7)は初期設定パルスを反転させるもので、その結果ハ
イロジック状態がS及びP入力に同時に印加されない。
また、それぞれのRSフリップフロップ(F/F A、
F/F B)のセット入力端(SA 、SB )にはHn
(逆方向の正ピークデータ)をクロックによりANDゲ
ート(G1、G6)を通して加え、一方、リセット入力
端(RA 、RB)にはLn (逆方向の負ピークデータ)
をクロックによりANDゲート(G3、G4)を通して
印加する。
【0047】ANDゲート(G8)は逆方向の正ピーク
データ(Hn ’)とRSフリップフロップ(F/F
A)の出力(QA )を論理積し、ANDゲートG9は逆
方向の負ピークデータ(Ln ’)とRSフリップフロッ
プ(F/F A)の反転出力
【0048】
【外1】
【0049】を論理積し、ORゲートG10はANDゲ
ートG8、G9の出力を論理和する。ANDゲートG1
1は逆方向の正ピークデータHn ’とRSフリップフロ
ップ(F/F B)の反転出力
【0050】
【外2】
【0051】を論理積し、ANDゲートG12は逆方向
の負ピークデータ(Ln ’)とRSフリップフロップ
(F/F B)の出力QB を論理積し、ORゲートG1
3はANDゲートG11、G12の出力を論理和する。
従って、初期状態S1 による逆方向の復号データ(c
k1’)をORゲートG13を通して出力し、初期状態S
0による逆方向復号データ(ck0’)をORゲートG1
3を通して出力する。
【0052】ここで、部材番号325.1は初期状態設
定回路、325.2は第1ビタービロジック回路、32
5.3は第2ビタービロジック回路、325.4はDフ
リップフロップで構成される選択制御信号発生回路であ
る。図11の第1順方向変換器326と第2順方向変換
器327は各々直列入力、並列出力形と並列入力、直列
出力形の2つの8ビットのシフトレジスターを組合わせ
て構成し、初期状態値S1 及びS0 による逆方向復号デ
ータ(ck1’、ck0’)を直列入力、並列出力形のシフ
トレジスターに貯蔵し、並列入力、直列出力形のシフト
レジスターに伝送する。復号化されたデータが並列入
力、直列出力形のシフトレジスターから出力されると、
順方向に整列される。
【0053】選択器328は、2チャンネルの復号デー
タデータ(ck1、ck0)の遅延するための単純な直列入
力、直列出力形の2つのシフトレジスターと復号器32
5から出力される選択制御信号(SEL)に応じて2チ
ャンネルの復号データ(ck1、ck0)の中1つを選択す
るロジック回路で構成されたスイッチ(SW)となって
いる。
【0054】図11に示された選択器328に供給され
る選択制御信号(SEL)は図12に示されたDフリッ
プフロップ325.4から発生される。Dフリップフロ
ップ(D F/F)の入力端子DにはORゲート(G1
0)から復号データck1’が入力され、クロック端子に
は初期設定パルスが入力される。出力端子(Q)がハイ
ロジック状態の時スイッチ(SW)の第1選択端子が選
択されるように制御し、反転出力端子
【0055】
【外3】
【0056】がハイロジック状態の時スイッチ(SW)
の第2選択端子が選択されるように制御する。ここで、
復号器325に必要な初期設定パルスとクロックは、タ
イミング検出器330から出力される駆動クロックを入
力して必要なタイミング信号を発生する信号発生器(図
示せず)から発生されたり、図9に示されたタイミング
検出器330の自体から発生されうる。
【0057】付加的に、図11及び図12の一部構成の
動作の理解のため、図7(A)及び図7(B)を使用し
た復号化処理例を説明する。入力信号yk を (y0 、y1 、y2 、y3 、y4 、y5 、y6 、y7 ) (y8 、y9 、y10、y11、y12、y13、y14、y15) (y16、y17、y18、y19、y20、y21、y22、y23) .................... のようにデータを8つビット毎に分離、グループ化して
処理し、これに因して復号器325への入力の順序は (y7 、y6 、y5 、y4 、y3 、y2 、y1 、y0 ) (y15、y14、y13、y12、y11、y10、y9 、y8 ) (y23、y22、y21、y20、y19、y18、y17、y16) ..................... のように逆方向に入力され、また逆方向の順序に出力さ
れる。
【0058】k=8での状態値S(8)が確定されるの
は入力信号y8 を含む信号グループが復号器325でビ
タービ復号化された後第1順方向変換器326の直列入
力、並列出力形のシフトレジスターにS(8)が最後に
入力されてから決定される。この結果、ビタービ復号化
処理で次のグループの最終復号データの状態値が確定さ
れるまで時間遅延が生じる。例えば、8ビット単位でデ
ータを分離して逆方向変換処理する場合には、3周期の
最後にS(8)が確定され、その時、初期状態S1 で第
1順方向復号データまたは初期状態S0 で第2順方向復
号データを選択するので8ビット×3=24ビットの遅
延が発生する。
【0059】しかし、逆方向のためのシフトレジスター
及び順方向のためのシフトレジスターのクロック周波
数、即ちビタービ処理速度を高めると遅延を減少しう
る。一方、各信号グループのビット数はデジタル変調方
式に決定する。特にRLL(ランレングス リミット)
値の設定を考慮してデータのグループのビット数を決定
する必要がある。
【0060】
【発明の効果】前述したように、状態数が2値(S=
1、or−1)、さらに、復号化回路が部分応答形PR
(1、−1)、PR(1、1)またはPR(1、0、−
1)の場合、A/D変換器やマイクロプロセッサ等を使
用せず、正ピークデータ及び負ピークデータを入力する
シフトレジスターを主要回路として構成することにより
回路規模の増大を抑圧してIC化した場合のチップの面
積を最少化し、コストを低める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルビデオカセットレコーダーの信号処理
システムのブロック図である。
【図2】図1に示された記録符号化部の内部構成の一例
である。
【図3】図1に示されたデータ検出部の内部構成の一例
である。
【図4】(A)はNRZI符号でビタービ復号化の適用
例を示す図、(B)はプリコーダの状態図である。
【図5】(A)は復号プロセスを整理したテーブル、
(B)はチャンネル出力を示す図、(C)はチャンネル
出力の状態変換を示すトレリス線図である。
【図6】(A)は図3に示されたビタービ復号化回路の
入力信号を示す図、(B)はビタービ復号化回路のため
のトレリス線図である。
【図7】(A)はノイズ重畳時のビタービ復号化回路の
入力信号と検出データの修正処理過程を説明するための
図、(B)はビタービ復号化回路のためのトレリス線図
である。
【図8】従来のビタービ復号化回路の回路図である。
【図9】A/D変換器を使用しないデータ検出部の内部
構成の例である。
【図10】本発明によるビタービ復号化回路のブロック
図である。
【図11】図10に示されたビタービ復号化回路の詳細
回路図である。
【図12】図11に示された初期状態値設定及びビター
ビ復号器の詳細回路図である。
【符号の説明】
110 第1A/D変換器 120 第2A/D変換器 130 映像データ符号化部 140 エラー訂正符号化部 150 記録符号化部 151 チャンネル変調器 152 プリコーダ 153 記録補償回路 160 記録アンプ 200 磁気記録再生チャンネル 210 再生アンプ 221 AGC 222 低域フィルター 223 A/D変換器 224 等化器 225 タイミング検出器 226 ビタービ復号化回路 227 チャンネル復調器 220 データ検出部 230 エラー訂正復号化部 240 映像データ復号化部 250 第1D/A変換器 260 第2D/A変換器 310 等化器 320 ビタービ復号回路 321 増幅器 322 ピーク値検出器 323 第1逆方向変換器 324 第2逆方向変換器 325 初期状態設定及びビタービ復号器 326 第1順方向変換器 327 第2順方向変換器 328 選択器 330 タイミング検出器 340 チャンネル復調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−8794(JP,A) 米国特許出願公開5917863(US,A) 欧州特許出願公開802634(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00 G11B 20/00 H04L 1/00

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送される入力信号をビタービ復号化す
    る方法において、 (a) 入力信号からメートル対応値としての正ピーク
    データと負ピークデータとの瞬時値を検出する段階と、 (b) 検出された瞬時値を所定時間毎にグループ化
    し、グループ化された正及び負ピークデータを出力する
    段階と、 (c) 前記グループ化された正及び負ピークデータを
    逆方向に変換して逆方向正及び負ピークデータを出力す
    る段階と、 (d) 前記逆方向正及び負ピークデータを所定数の初
    期状態値に応じてビタービ復号化して所定数のチャンネ
    ルの逆方向復号データを出力する段階と、 (e) 前記所定数のチャンネルの逆方向復号データを
    各々順方向に変換して所定数のチャンネルの順方向復号
    データを出力する段階と、 (f) 次のグループの最初の復号データの状態値に基
    づき前記所定数のチャンネルの順方向復号データの中1
    つを選択して最終復号データを出力する段階とを含むこ
    とを特徴とするビタービ復号化方法。
  2. 【請求項2】 前記(f)段階は次のグループの最初の
    復号データの状態値が確定されるまでに前記所定数のチ
    ャンネルの順方向復号データを遅延する段階を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載のビタービ復号化方法。
  3. 【請求項3】 前記所定のチャンネル数は2であること
    を特徴とする請求項1に記載のビタービ復号化方法。
  4. 【請求項4】 前記グループのビット数はデジタル変調
    方式で決定することを特徴とする請求項1に記載のビタ
    ービ復号化方法。
  5. 【請求項5】 磁気記録再生装置で再生信号を復調する
    方法において、 (a) 再生信号を正及び負ピークスレショルド値と各
    々比較して正振幅方向の2値符号化データ(正ピークデ
    ータ)及び負振幅方向の2値符号化データ(負ピークデ
    ータ)を求める段階と、 (b) 求められた正及び負ピークデータを所定時間毎
    にグループ化し、グループ化された正及び負ピークデー
    タを出力する段階と、 (c) グループ化された正及び負ピークデータをビタ
    ービ復号化して復号データを出力する段階と、 (d) 現在のグループの最終復号データと次のグルー
    プの最初の復号データとを整合してグループ化を解除す
    る段階とを含むことを特徴とするビタービ復号化方法。
  6. 【請求項6】 前記(c)段階は、 (c1) 前記グループ化された正及び負ピークデータ
    を逆方向に変換して逆方向正及び負ピークデータを出力
    する段階と、 (c2) 前記逆方向正及び負ピークデータを2値の初
    期状態値に応じてビタービ復号化して2チャンネルの逆
    方向復号データを出力する段階と、 (c3) 前記2チャンネルの逆方向復号データを各々
    順方向に変換して2チャンネルの順方向復号データを出
    力する段階とを含むことを特徴とする請求項5に記載の
    ビタービ復号化方法。
  7. 【請求項7】 前記(d)段階は、 (d1) 現在のグループの最終復号データに連結され
    る次のグループの最初の復号データの状態値を確定する
    段階と、 (d2) 前記確定された状態値に基づき前記2チャン
    ネル順方向復号データの中から1つを選択してグループ
    化を解除する段階とを含むことを特徴とする請求項6に
    記載のビタービ復号化方法。
  8. 【請求項8】 前記(c)段階は前記次のグループの最
    初の復号データの状態値が確定されるまで前記2チャン
    ネル順方向復号データを遅延する段階(c4)をさらに
    含むことを特徴とする請求項7に記載のビタービ復号化
    方法。
  9. 【請求項9】 前記グループのビット数はデジタル変調
    方式で決定することを特徴とする請求項5に記載のビタ
    ービ復号化方法。
  10. 【請求項10】 入力信号をビタービ復号化する回路に
    おいて、 入力信号からメートル対応値としての正ピーク値と負ピ
    ーク値との瞬時値を検出する検出手段と、 検出された瞬時値を所定時間毎にグループ化し、グルー
    プ化された正及び負ピークデータを逆方向に変換して逆
    方向正及び負ピークデータを出力する第1変換手段と、 前記逆方向正及び負ピークデータを所定数の初期状態値
    に応じてビタービ復号化して所定数のチャンネルの逆方
    向復号データを出力し、現在のグループの最終復号デー
    タに連結される次のグループの最初の復号データの状態
    値に基づき選択制御信号を出力するビタービ復号化手段
    と、 前記所定数のチャンネルの逆方向復号データを各々順方
    向に変換して所定数のチャンネルの順方向復号データを
    出力する第2変換手段と、 前記選択制御信号により前記所定数のチャンネルの順方
    向復号データの中から1つを選択して最終復号データを
    出力する選択手段とを含むことを特徴とするビタービ復
    号化回路。
  11. 【請求項11】 前記所定のチャンネル数は2であるこ
    とを特徴とする請求項10に記載のビタービ復号化回
    路。
  12. 【請求項12】 前記第1変換手段は直列入力、並列出
    力形と並列入力、直列出力形のシフトレジスターメモリ
    を組合わせて構成することを特徴とする請求項11に記
    載のビタービ復号化回路。
  13. 【請求項13】 前記第2変換手段は直列入力、並列出
    力形と並列入力、直列出力形のシフトレジスターメモリ
    を組合わせて2チャンネルにて構成することを特徴とす
    る請求項11に記載のビタービ復号化回路。
  14. 【請求項14】 前記ビタービ復号化手段は、 前記グループ毎に2値の第1及び第2初期状態を設定す
    る初期状態設定回路と、 前記第1初期状態と、前記逆方向の正ピークデータと前
    記逆方向の負ピークデータとを各々ロジック演算して第
    1初期状態値からビタービ復号化された第1逆方向の復
    号データを出力する第1復号化ロジック回路と、 前記第2初期状態と、前記逆方向の正ピークデータと前
    記逆方向の負ピークデータとを各々ロジック演算して第
    2初期状態値からビタービ復号化された第2逆方向の復
    号データを出力する第2復号化ロジック回路と、 前記第1復号化ロジック回路から出力されるグループの
    最終復号データに連結される次のグループの最初復号デ
    ータの復号値に基づき選択制御信号を発生する選択制御
    信号発生回路とを含むことを特徴とする請求項11に記
    載のビタービ復号化回路。
  15. 【請求項15】 前記選択手段は、 前記2チャンネルの順方向復号データを前記選択制御信
    号が発生するまでに所定時間遅延するための第1及び第
    2シフトレジスターと、 前記選択制御信号に応じて第1及び第2シフトレジスタ
    ーの出力の中から1つを選択するスイッチング素子とを
    含むことを特徴とする請求項11に記載のビタービ復号
    化回路。
  16. 【請求項16】 前記グループのビット数はデジタル変
    調方式で決定することを特徴とする請求項10に記載の
    ビタービ復号化回路。
  17. 【請求項17】 磁気記録再生装置の再生信号を復調す
    る回路において、 正ピーク検出スレショルド値と負ピーク検出スレショル
    ド値とを連動させ、その差を所定のオフセット値に保っ
    て入力される再生信号の正ピーク値と負ピーク値との瞬
    時値を検出して正ピークデータと負ピークデータとを出
    力するピーク値検出手段と、 前記ピーク値検出手段から出力される正ピークデータを
    所定時間毎にグループ化し、グループ化された正ピーク
    データを逆方向に変換して逆方向の正ピークデータを出
    力する第1逆方向変換手段と、 前記ピーク値検出手段から出力される負ピークデータを
    所定時間毎にグループ化し、グループ化された負ピーク
    データを逆方向に変換して逆方向の負ピークデータを出
    力する第2逆方向変換手段と、 前記第1及び第2逆方向変換手段から出力される逆方向
    の正、負ピークデータを第1及び第2初期状態値に応じ
    てビタービ復号化して2チャンネルの逆方向の復号デー
    タを出力し、現在のグループの最終復号データに連結さ
    れる次のグループの最初復号データの状態値に基づき選
    択制御信号を出力するビタービ復号化手段と、 第1初期状態値に応じて復号化した逆方向の復号データ
    を順方向変換して第1順方向復号データを出力する第1
    順方向変換手段と、 第2初期状態値に応じて復号化した逆方向の復号データ
    を順方向変換して第2順方向復号データを出力する第2
    順方向変換手段と、 前記選択制御信号に応じて前記第1及び第2順方向復号
    データの中から1つを選択して復号データを出力する選
    択手段とを含むことを特徴とするビタービ復号化回路。
  18. 【請求項18】 前記再生信号を増幅して前記ピーク値
    検出手段に出力する増幅器をさらに含むことを特徴とす
    る請求項17に記載のビタービ復号化回路。
  19. 【請求項19】 前記ピーク値検出手段は前記再生信号
    を正及び負ピークスレショルド値と各々比べて正振幅方
    向の2値符号化データ(正ピークデータ)及び負振幅方
    向の2値符号化データ(負ピークデータ)を出力する2
    つの比較器を含むことを特徴とする請求項17に記載の
    ビタービ復号化回路。
  20. 【請求項20】 前記第1及び第2逆方向変換手段は各
    々直列入力、並列出力形と並列入力、直列出力形のシフ
    トレジスターメモリを組合わせて構成することを特徴と
    する請求項17に記載のビタービ復号化回路。
  21. 【請求項21】 前記第1及び第2順方向変換手段は各
    々直列入力、並列出力形と並列入力、直列出力形のシフ
    トレジスターメモリを組合わせて構成することを特徴と
    する請求項17に記載のビタービ復号化回路。
  22. 【請求項22】 前記ビタービ復号化手段は、 前記グループ毎に2値の第1及び第2初期状態を設定す
    る初期状態設定回路と、 前記第1初期状態と、前記逆方向の正ピークデータと前
    記逆方向の負ピークデータとを各々ロジック演算して第
    1初期状態値からビタービ復号化された第1逆方向の復
    号データを出力する第1復号化ロジック回路と、 前記第2初期状態と、前記逆方向の正ピークデータと前
    記逆方向の負ピークデータとを各々ロジック演算して第
    2初期状態値からビタービ復号化された第2逆方向の復
    号データを出力する第2復号化ロジック回路と、 前記第1復号化ロジック回路から出力されるグループの
    最終復号データに連結される次のグループの最初復号デ
    ータの復号値に基づき選択制御信号を発生する選択制御
    信号発生回路とを含むことを特徴とする請求項17に記
    載のビタービ復号化回路。
  23. 【請求項23】 前記選択手段は、 前記第1及び第2順方向復号データを前記選択制御信号
    が発生するまでに所定時間遅延するための第1及び第2
    シフトレジスターと、 前記選択制御信号に応じて第1及び第2シフトレジスタ
    ーの出力の中から1つを選択するスイッチング素子とを
    含むことを特徴とする請求項17に記載のビタービ復号
    化回路。
JP28708096A 1996-04-17 1996-10-29 ビタービ復号化方法及びその回路 Expired - Fee Related JP3278581B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019960011620A KR100189906B1 (ko) 1996-04-17 1996-04-17 비터비 복호화방법 및 그 회로
KR11620/1996 1996-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09284147A JPH09284147A (ja) 1997-10-31
JP3278581B2 true JP3278581B2 (ja) 2002-04-30

Family

ID=19455943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28708096A Expired - Fee Related JP3278581B2 (ja) 1996-04-17 1996-10-29 ビタービ復号化方法及びその回路

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5917863A (ja)
EP (1) EP0802634B1 (ja)
JP (1) JP3278581B2 (ja)
KR (1) KR100189906B1 (ja)
CN (1) CN1112770C (ja)
CA (1) CA2189209A1 (ja)
DE (1) DE69628138T2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3855361B2 (ja) * 1997-05-08 2006-12-06 ソニー株式会社 情報再生装置および再生方法
JP3437411B2 (ja) * 1997-05-20 2003-08-18 松下電器産業株式会社 受信装置及び送信装置並びにこれらを用いた基地局装置及び移動局装置
KR100289714B1 (ko) * 1997-08-21 2001-05-15 윤종용 데이터검출기및그방법
US6563889B1 (en) * 1998-10-01 2003-05-13 Lsi Logic Corporation Method and apparatus for adapting the boost of a read channel filter
JP4118561B2 (ja) * 1999-05-28 2008-07-16 富士通株式会社 信号処理装置及び信号処理方法並びに情報記憶装置
JP2001266500A (ja) 2000-03-23 2001-09-28 Sony Corp データ記録装置及びデータ記録方法、データ再生装置及びデータ再生方法、並びに、データ記録再生装置及びデータ記録再生方法
JP2001266499A (ja) * 2000-03-23 2001-09-28 Sony Corp データ記録装置及びデータ記録方法、データ再生装置及びデータ再生方法、並びに、データ記録再生装置及びデータ記録再生方法
US7042937B2 (en) * 2001-04-23 2006-05-09 Koninklijke Philips Electronics N.V. Hybrid frequency-time domain equalizer
US6763493B2 (en) * 2001-09-21 2004-07-13 The Directv Group, Inc. Method and system for performing decoding using a reduced-memory implementation
WO2003032497A1 (fr) * 2001-10-03 2003-04-17 Sony Corporation Procede de codage et de decodage
US7555070B1 (en) * 2004-04-02 2009-06-30 Maxtor Corporation Parallel maximum a posteriori detectors that generate soft decisions for a sampled data sequence
KR100630168B1 (ko) * 2004-08-09 2006-09-29 삼성전자주식회사 이동통신 시스템에서 비터비 디코더의 공유 방법 및 장치
US7522367B2 (en) * 2005-11-23 2009-04-21 International Business Machines Corporation Asynchronous read channel shaped toward generalized partial response characteristics
GB2453117B (en) * 2007-09-25 2012-05-23 Motorola Mobility Inc Apparatus and method for encoding a multi channel audio signal
US7791994B2 (en) * 2008-05-29 2010-09-07 Mediatek Inc. Apparatus and method for demodulating input signal modulated from reference signal and data signal
CN102780492B (zh) * 2012-08-06 2015-04-22 吉林大学 高密度电法仪发射波形的自定义编码方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3259302B2 (ja) * 1992-01-28 2002-02-25 株式会社日立製作所 出力信号復号方法および装置
US5341387A (en) * 1992-08-27 1994-08-23 Quantum Corporation Viterbi detector having adjustable detection thresholds for PRML class IV sampling data detection
US5335250A (en) * 1992-10-22 1994-08-02 Ericsson Ge Mobile Communications Inc. Method and apparatus for bidirectional demodulation of digitally modulated signals
US5373400A (en) * 1993-12-01 1994-12-13 Analog Devices, Inc. Dynamic threshold updating circuit for a maximum likelihood detector using both positive and negative comparators
GB9324918D0 (en) * 1993-12-04 1994-01-26 Hewlett Packard Ltd High-density data recording
US5859861A (en) * 1995-06-21 1999-01-12 Hyundai Electronics Ind. Co., Ltd. High speed viterbi decoder

Also Published As

Publication number Publication date
DE69628138T2 (de) 2003-11-27
CA2189209A1 (en) 1997-10-18
CN1112770C (zh) 2003-06-25
EP0802634B1 (en) 2003-05-14
JPH09284147A (ja) 1997-10-31
KR100189906B1 (ko) 1999-06-01
EP0802634A2 (en) 1997-10-22
CN1162874A (zh) 1997-10-22
US5917863A (en) 1999-06-29
KR970071704A (ko) 1997-11-07
DE69628138D1 (de) 2003-06-18
EP0802634A3 (en) 2001-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3278581B2 (ja) ビタービ復号化方法及びその回路
US5619539A (en) Data detection methods and apparatus for a direct access storage device
US6337889B1 (en) Partial response demodulating method and apparatus using the same
US6460150B1 (en) Noise-predictive post-processing for PRML data channel
US6215744B1 (en) Information recording/reproducing method and apparatus using EPRML connection processing system
JP3976343B2 (ja) デジタル情報信号の送信、記録及び再生
JP4103152B2 (ja) 情報再生装置および再生方法
JPH052842A (ja) 軟判定復号回路
JPH09148944A (ja) ビタビ復号器および情報再生装置
US7127665B2 (en) Trellis code detector and decoder
JPH1198021A (ja) 復調装置および復調方法、並びに伝送媒体
JP3646684B2 (ja) パーシャルレスポンス復調方法を用いたデータ記録再生装置
JP2000134114A (ja) 軟判定ml復号器、誤り訂正回路及びそれを用いたディジタル磁気記録再生装置
JP3858362B2 (ja) 復号化装置とその方法、および、データ再生装置
JP4099582B2 (ja) パラメータ調整方法、信号処理装置
JPH11317030A (ja) 情報記録再生方法、情報記録再生回路及びこれを用いた情報記録再生装置
JP3551879B2 (ja) 誤り訂正装置及び方法
JP3271187B2 (ja) 軟判定復号回路
JP3468370B2 (ja) 再生装置
JP3301691B2 (ja) デジタル情報再生装置
JPH10214461A (ja) ディジタル磁気記録再生回路及びこれを用いた装置
JP2002358739A (ja) データ再生装置、及びデータ再生方法
US6665252B1 (en) Method and apparatus for determining the value of samples received from bitstream data stored on a storage medium, and for recovering bits of said bitstream using a viterbi detector
JP2005012557A (ja) 信号復号装置及び方法並びに基準電圧生成装置
EP1107460A1 (en) Method and apparatus for recovering data stored on a storage medium by using a viterbi detector

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090215

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees