JP3278412B2 - カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法 - Google Patents

カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法

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JP3278412B2
JP3278412B2 JP17674299A JP17674299A JP3278412B2 JP 3278412 B2 JP3278412 B2 JP 3278412B2 JP 17674299 A JP17674299 A JP 17674299A JP 17674299 A JP17674299 A JP 17674299A JP 3278412 B2 JP3278412 B2 JP 3278412B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像形成装置例えば、カラ
ー複写装置において読取原稿が、白黒原稿かカラー原稿
かを自動判定し、白黒原稿の時はブラック単色コピーを
実行し、カラー原稿の時はイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの4色を用いたコピーを実行する技術が知
られている。これによりコピー時間の短縮及び経費の削
減を図ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿画
像をプリスキャンして得た判定結果に基づいて白黒もし
くはカラーコピーを行ない、原稿画像が変わる度に判定
の為のプリスキャンを行なっていた。
【0004】従って、複数枚の原稿を循環式の原稿自動
給送装置を用いてくり返しコピーするような時や、同一
原稿内の複数の領域をくり返しコピーするような時には
同一原稿や同一領域に対して何度も判定の為のプリスキ
ャンが行なわれ、効率が悪かった。
【0005】本発明は上記課題を解決することができる
カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のカラー画像処理装置は、循環式原稿給紙装置
を用いて複数の原稿を各々複数回読み取る読取手段と、
前記読取手段による前記複数の原稿各々に対する1回目
の読取時に、前記複数の原稿各々がカラーであるか白黒
であるかを判定する判定手段と、前記判定手段による前
記複数の原稿各々に対する判定結果を記憶する記憶手段
と、前記読取手段による前記複数の原稿各々に対する2
回目以降の読取時に、前記記憶手段に記憶されている判
定結果を用いて、前記複数の原稿各々に対して、該判定
結果がカラーである場合にはカラー複写処理を施し、該
判定結果が白黒である場合には白黒複写処理を施す処理
手段とを有することを特徴とする。また、本発明のカラ
ー画像処理方法は、循環式原稿給紙装置を用いて複数の
原稿を各々複数回読み取る読取工程と、前記読取工程に
よる前記複数の原稿各々に対する1回目の読取時に、前
記複数の原稿各々がカラーであるか白黒であるかを判定
する判定工程と、前記判定工程による前記複数の原稿各
々に対する判定結果をメモリに記憶する記憶工程と、前
記読取工程による前記複数の原稿各々に対する2回目以
降の読取時に、前記メモリに記憶されている判定結果を
用いて、前記複数の原稿各々に対して、該判定結果がカ
ラーである場合にはカラー複写処理を施し、該判定結果
が白黒である場合には白黒複写処理を施す処理工程とを
有することを特徴とする。また、本発明のカラー画像処
理装置は、複数の原稿を読み取る読取手段と、前記読取
手段により読み取られた複数の原稿各々がカラーである
か白黒であるかを判定する判定手段と、前記判定手段に
よる前記複数の原稿各々に対する判定結果を記憶する記
憶手段と、前記記憶手段に記憶されている判定結果を用
いて、前記複数の原稿各々に対して、該判定結果がカラ
ーである場合にはカラー複写処理を施し、該判定結果が
白黒である場合には白黒複写処理を施す処理手段と、前
記記憶手段に記憶されている判定結果を複数回用いて、
前記複数の原稿各々に対して、複数回の前記複写処理を
施すように前記処理手段を制御する制御手段とを有する
ことを特徴する。また、本発明のカラー画像処理方法
は、複数の原稿を読み取る読取工程と、前記読取工程に
より読み取られた複数の原稿各々がカラーであるか白黒
であるかを判定する判定工程と、前記判定工程による前
記複数の原稿各々に対する判定結果をメモリに記憶する
記憶工程と、前記メモリに記憶されている判定結果を用
いて、前記複数の原稿各々に対して、該判定結果がカラ
ーである場合にはカラー複写処理を施し、該判定結果が
白黒である場合には白黒複写処理を施す処理工程と、前
記メモリに記憶されている判定結果を複数回用いて、前
記複数の原稿各々に対して、複数回の前記複写処理を施
すように制御する制御工程とを有すること特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好ましい実施例を
用いて説明する。
【0008】図2はデジタルカラー複写機の全体構成図
を示している。
【0009】201はイメージスキャナ部で原稿を読取
りデジタル信号処理を行なう。また202はプリンタ部
であり、イメージスキャナ部201に読み取られた原稿
画像に対応した画像を用紙にフルカラーでプリント出力
する部分である。
【0010】イメージスキャナ部201において、20
0は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204は、ランプ205で照射され、ミラ
ー206,207,208に導かれ、レンズ209によ
り3ラインセンサ(以下CCD)210上に像を結び、
フルカラー情報レッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)成分として信号処理部211に送られる。尚、2
05,206は速度vで、207,208は1/2vで
ラインセンサの電気的走査方向に対して垂直方向に機械
的に動くことによって原稿全面を走査する。信号処理部
211では読取られた信号を電気的に処理し、マゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(B
k)の各成分に分解し、プリンタ部202に送る。ま
た、イメージスキャナ部201における一回の原稿走査
につき、M,C,Y,Bkのうちひとつの成分がプリン
タ部202に送られ、計4回の原稿走査により一回のプ
リントアウトが完成する。
【0011】イメージスキャナ部201より送られてく
るM,C,YまたはBkの画信号は、レーザドライバ2
12に送られる。レーザドライバ212は画信号に応
じ、半導体レーザ213を変調駆動する。レーザ光はポ
リゴンミラー214、f−θレンズ215、ミラー21
6を介し、感光ドラム217上を走査する。
【0012】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
部219、シアン現像部220、イエロー現像部22
1、ブラック現像部222より構成され、4つの現像器
が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム217上
に形成された静電潜像をトナーで現像する。
【0013】223は転写ドラムで、用紙カセット22
4又は225より給紙されてきた用紙をこの転写ドラム
223に巻きつけ、感光ドラム217上に現像された像
を用紙に転写する。
【0014】この様にしてM,C,Y,Bkの4色が順
次転写された後に、用紙は定着ユニット226を通過し
て排紙される。
【0015】RDF(循環式原稿給送装置)230にお
いて、231は原稿をセットする積載トレイである。2
32および233は原稿サイズ検知センサであり、原稿
の紙面と垂直方向に所定の間隔をもって設けられてい
る。原稿の幅方向のサイズはこの両方のセンサ232と
233が原稿を検知しているか、片方のセンサ233
(但し、センサ233は紙面の奥側にあるものとす
る。)のみが原稿を検知しているかを調べることにより
判断できる。なお、この種のセンサの数を増すことによ
り、より正確なサイズを判定できる。また、長さ方向の
サイズはセンサ233(または232)が原稿を検知し
ている時間により判定できる。
【0016】また、このRDF230では積載トレイ2
31からシートパス234を通って露光面に送られた原
稿をシートパス235を通して送ることにより再び積載
トレイ231へ記載することができる。また、237は
原稿の一循の検知をするセンサである。
【0017】図1に本実施例を適用したカラー複写装置
のブロック図を示し以下に説明する。
【0018】CCD読取部101にはR(レッド),G
(グリーン),B(ブルー)のアナログ色信号を独立に
得ることができるカラーセンサ及び各色毎に増幅する為
のアンプさらに8ビットデジタル信号に変換するための
A/D変換器を有する。シェーディング補正部102で
各色毎にシェーディング補正された信号はシフトメモリ
部103で色間,画素間のズレを補正され、後述の色判
定部112及び光濃度変換の為の対数補正を行うLOG
変換部104に送られる。
【0019】LOG変換部104の出力である濃度信号
Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)は黒生
成部105に入力され、黒信号(Bk)が生成される。
Bkは例えばMin(Y,M,C)より生成される。さ
らにマスキング/UCR部106では、黒生成部105
の出力Y,M,C,Bk信号に対し、カラーセンサーの
フィルター特性やトナー濃度特性が補正され、下色除去
された後、4色の信号のうち現像されるべき1色が選択
される。
【0020】次に濃度変換部107においてプリンタの
現像特性やオペレーターの好みに合わせて濃度変換され
た後、トリミング処理部108において所望の区間の編
集処理後、プリンタ部に送られ、像形成される。
【0021】同期信号生成部109ではプリンタから送
られてくる各ラインのプリントに同期した水平同期信号
BD(ビームディテクト)信号や垂直同期信号ITOP
(イメージトップ)信号に基づいてイメージスキャナ内
部で使用する水平同期信号HSYNCや画素同期信号C
LK等を生成し、各処理部やCPUに送る。
【0022】原稿位置検知部110ではシェーディング
補正を終えたグリーン(G)信号の2値化信号に基づい
て原稿の位置やサイズを検出する。また変倍−移動処理
部111はシフトメモリへのデータの書きこみ、読み出
し周期やタイミングを制御して画像の変倍や移動を実現
する。
【0023】CPU部113はマイクロプロセッサーの
他に公知のI/O回路、タイマー回路、割り込み制御回
路、シリアル通信回路、ROM,RAM等を有し、前述
の各処理部を制御する。また、CPU部113は光学系
を駆動するパルスモーター114、原稿照明ランプ11
5、光学系の位置を検出するセンサー116、操作部1
17を制御する。またRDF230とシリアル通信を行
い、RDFの動作を制御する。
【0024】原稿位置検知部110における原稿位置座
標検出を説明する。
【0025】前述の通り圧板200が鋭面処理されてい
ること、通常原稿地肌が白いことから図4(B)に示す
ように例えば適当に2値化された輝度信号レベルで、黒
信号の中の白信号の位置を検出して原稿位置と考える。
【0026】図4(A)の回路図に前記座標を検出する
論理を示し、以下に説明する。
【0027】主走査カウンタ451はダウンカウンタで
あり主走査1ライン中における走査位置を表わす。この
カウンタは水平同期信号HSYNCで主走査方向(X方
向)の最大値にセットされ画像データクロックCLDが
入力される毎にカウントダウンする。副走査カウンタ4
52はアップカウンタでありVSYNC(画像先端信
号)の立ち上がりで“0”にリセットされ、HSYNC
信号でカウントアップし副走査方向における走査位置を
表わす。
【0028】前走査により2値化された画像データVI
DEOはシフトレジスタ401に8ビット単位で入力さ
れる。8ビット入力が完了した時点でゲート回路402
は8ビットデータの全てが白画像かのチェックを行いY
ESならば信号ライン403に1を出力する。原稿走査
開始後、最初の8ビット白が現われた時F/F404が
セットする。このF/FはVSYNCによって予めリセ
ットされている。以後次のVSYNCの来る迄セットし
っ放しである。F/F404がセットした時点でラッチ
F/F405にその時の主走査カウンタ451の値がロ
ードされる。これがX1座標値になる。またラッチ40
6にその時の副走査カウンタ452の値がロードされ、
これがY1座標値になる。従ってP1(X1,Y1)が求ま
る。
【0029】又信号403に1が出力する度に主走査カ
ウンタ451からの値をラッチ407にロードする。最
初の8ビットの白が現われた時の主走査カウンタからの
値がラッチ407にロードされると、ラッチ410(こ
れはVSYNC時点でX方向の最大値にセットされてい
る)のデータとコンパレータ409で大小比較される。
もしラッチ407のデータの方が小ならばラッチ407
のデータがラッチ410にロードされる。又、この時副
走査カウンタの値がラッチ411にロードされる。この
動作は次の8ビットがシフトレジスタ401に入る迄に
処理される。この様にラッチ407とラッチ410のデ
ータを全画像領域について行えばラッチ410には原稿
領域X方向の最小値が残り、この時のY方向の座標がラ
ッチ411に残ることになる。主走査カウンタ451は
ダウンカウンタなのでX方向の最小値に対応する座標は
主走査方向でSPから一番遠い座標を表わす。これがP
3(X3,Y3)である。
【0030】F/F412は各主走査ライン毎に最初に
8ビット白が現われた時点でセットするF/Fで水平同
期信号HSYNCでリセットされ最初の8ビット白でセ
ットし、次のHSYNCまで保持する。このF/F41
2がセットする時点で1ライン中で最初に現われた白信
号の位置に相当する主走査カウンタの値をラッチ413
にセットする。そしてラッチ415とコンパレータ41
6で大小比較される。ラッチ415にはVSYNC発生
時点でX方向の最小値“0”がセットされている。
【0031】もしラッチ415のデータの方がラッチ4
13のデータより小さいか等しいならば信号417がア
クティブになりラッチ413のデータがラッチ415に
ロードされる。この動作はHSYNC−HSYNC間で
行われる。
【0032】以上の比較動作を全画像領域について行う
とラッチ415には原稿座標のX方向の最大値、すなわ
ち主走査方向で走査開始時点に最も近い点の白信号のX
座標が残ることになる。
【0033】これがX2である。又信号ライン417が
出力する時、副走査からの値がラッチ418にロードさ
れる。これがY2になりP2(X2,Y2)座標が得られ
る。
【0034】ラッチ419と420には全画像領域にお
いて8ビット白が現われる度にその時の主走査カウンタ
の値と副走査カウンタの値がロードされる。従って原稿
前走査完了時では最後に8ビット白が現われた時点での
カウント値がカウンタに残っていることになる。
【0035】これがP4(X4,Y4)である。
【0036】以上の8つのラッチ(406,411,4
20,418,405,410,415,419)のデ
ータラインは図5のCPU113のバスラインに接続さ
れ、CPU113は前走査終了時にこのデータを読み込
むことができる。
【0037】図3(A)に色判定部(図1 112)の
内容を示し以下に説明する。
【0038】シフトメモリ部103より読み出されたあ
る画素に対するR,G,B各信号成分は最大値検出回路
301と最小値検出回路302に入力され、各回路から
MAX=max(R,G,B)、MIN=min(R,
G,B)が出力される。本実施例ではR,G,B各色8
bitの入力に対し、MAX,MIN各6bitの出力
を得ている。
【0039】次にMAX,MINは共にルックアップテ
ーブルLUT303のアドレスとして入力され、その結
果1bitの色判定信号IROを得る。
【0040】図3(B)にLUT303の内容を示す。
入力MAX,MINで構成される2次元平面において領
域Aを無彩色と判定し“0”を出力し、領域Bを有彩色
と判定し“1”を出力する。このようにして得た判定信
号IROはカウンタ304のクロックとして入力され
る。
【0041】カウンタ304は水平同期信号HSYNC
でリセットされ、また1主走査ライン中のフリップフロ
ップ306の出力であるGATE信号で許可される区間
内の判定信号IROの有彩色判定画素数をカウントす
る。このカウント値はラッチ305を介してCPU11
3が読み出す。
【0042】フリップフロップ306はSTカウンタ
(スタートビットカウンタ)309のカウントアップ信
号でセットされ、ENカウンタ(エンドビットカウン
タ)310のカウントアップ信号でリセットされ、カウ
ンタ304のカウント許可信号GATEを生成する。S
Tカウンタ309とENカウンタ310は各々CPUが
ラッチ307及び308に書いたカウント値をダウンカ
ウントする。
【0043】以上のようにして毎主走査ラインの任意区
間の有彩色判定画素数をカウントできる。
【0044】図9に原稿色判定の基本的動作制御手順を
示し、以下に説明する。
【0045】まず、判定区間を制御するSTカウンタ3
09のロード値をラッチ307にセットし、ENカウン
タ310のロード値をラッチ308にセットする(80
1)。次に有彩画素数カウンターのカウント値を積算す
るためのRAM上のカウンタKを“0”で初期化する
(802)。
【0046】そして、光学系の移動を開始し、原稿照明
ランプを点灯する(803)。光学系が副走査方向に関
してサンプル開始点に到達したら(804)、CPU1
13は水平同期信号HSYNCの割り込み待ち(80
5)、割り込みがあればカウンタ304のカウント結果
をラッチ305から読み出しRAM上のバッファkにセ
ットする(806)。kがあらかじめ決められた画素数
αより大きい時に(807)、積算カウンタKにkを加
算する(808)。αはノイズ除去の為の最もシンプル
な手段の1つである。この加算作業を光学系がサンプル
終了点に到達する迄続ける(809)。
【0047】サンプルが終了したらこの加算結果Kと判
定対象とした全画素数の比率を求め、あらかじめ決めら
れた値βと比較し(810)、βより大きい時にカラー
原稿と判定しRAM上のエリアCに例えば“1”をセッ
トする(811)。またβより小さい時に白黒原稿と判
定し同じくRAM上のエリアCに例えば“0”とセット
する(812)。
【0048】その後光学系を停止させ、ランプを消灯し
て原稿色判定動作を終了する。
【0049】前記Kと全画素数の比率を判定条件とする
のは一例であり、単純にKを所定値と比較する方法もあ
る。
【0050】図5に第1の実施例を、適用するRDF使
用のコピー動作について示し、以下に説明する。
【0051】今図5(5−1)の(A)に示すようにR
DF上に載置されている3頁の原稿から図5(5−2)
に示すように頁ぞろえされた、3部のコピー出力を得る
場合、原稿の状態は(A)→(B)→(C)→(D)→
(B)→(C)→(D)→(B)→(C)→(D)→
(A)と遷移して、(B),(C),(D)の各状態で
各々3頁目、2頁目、1頁目のコピーを実行する。
【0052】本実施例では各原稿について1巡目の原稿
給紙時に前記、白黒/カラー判定を行ない、2巡目以降
については1巡目の判定結果に基づいてコピー動作を制
御するものである。
【0053】図6に頁ぞろえコピーの制御手順を示し、
以下に説明する。
【0054】まず、設定部数をRAM上のエリアMにセ
ットし(701)、1枚目の原稿を給紙する(70
2)、原稿サイズをRDFからシリアル通信にて受け取
り、RAM上のエリアDX、DYにセットする(70
3)。
【0055】RDFにより給紙された原稿の原稿台ガラ
ス上の載置基準点はあらかじめ明らかなので、RAM上
のエリアXS,YSに基準点の主走査、副走査の各座標
をさらにRAM上エリアXE,YEに原稿位置の各走査
方向の後端座標をXE=XS+DX、YE=YS+DY
としてセットする(704)。次に原稿枚数をカウント
する為のRAM上のカウンタnを“0”に初期化し、ま
たコピー完了部数をカウントするためのRAM上のカウ
ンタmを“0”に初期化する(705)。
【0056】図3、及び図8で述べたように判定の為の
主走査区間としてXS,XEをセットして(706)、
図8制御フローで説明したサンプル動作を実行する(7
07)。サンプルしたデータに基づいて判定した白黒/
カラーの別を白黒を“0”、カラーを“1”としてRA
M上のエリアCuにセットする(708)。CuはRD
Fに積載可能な最大原稿枚数の判定結果を、記憶可能な
だけの容量の配列として定義される。
【0057】次にCuに基づいて(709)、Cu=1
ならカラーコピー(710)、Cu=0なら白黒コピー
(711)を実行して、原稿枚数カウンタnを1インク
リメントする(712)。
【0058】もし、原稿台ガラス上に給紙済の原稿が最
終原稿でないならば(713)、原稿を交換して(71
4)、(707)〜(713)の動作をくり返す。
【0059】もし、最終原稿ならば(713)、原稿群
が1巡したとして、部数カウンターmを“1”インクリ
メントし(715)、設定された部数Mに等しいかどう
か判定する(716)。
【0060】設定分完了していなければ原稿枚数カウン
タnを“0”に戻して(717)、原稿交換し(71
8)、1巡目で検出し記憶されている判定結果Cuに基
づいて(719)、カラーコピー(720)か白黒コピ
ー(721)を実行し、最終原稿になる迄(723)、
原稿枚数カウンターnをインクリメントしながら(72
2)、2巡目以降のコピーを行なう。
【0061】(716)において設定部数分のコピーが
完了したならば最終原稿を排紙して(724)、全ての
動作を終了する。
【0062】以上のようにして、循環式の原稿給送装置
を用いて、複数の原稿をくり返しコピーする場合に、各
原稿に対して1回だけ行なった白黒/カラーの判定結果
を記憶しておくことで、2巡目以降のコピー時間を大幅
に短縮できる。
【0063】図7に第2の実施例頁連写コピーの頁ぞろ
えの概念図を示し以下に説明する。
【0064】(7−1)は原稿台ガラスに原稿が載置さ
れている様子を示す。この原稿を左右2つの/領域Lと
Rに分割し、各々を別の用紙にカラー複写する場合、従
来ならばL面を4回スキャンして、4色現像し、次にR
面を4回スキャンして4色現像していた。しかしなが
ら、書籍等を原稿とする場合、例えば左の頁が黒のみで
印刷された文章のみで構成され、右の頁がカラー写真で
あるような時には、左頁をカラーでコピーするのは時間
的には費用的にも不経済である。
【0065】従って(7−2)に示すように、まず原稿
台ガラス全域をスキャンして原稿の位置を検知し、次に
原稿領域の右半分R面に対して色判定を行ない、次に引
き続き左半分のL面に対して色判定を行ない、その結果
例えば左半分L面が白黒原稿、右半分R面がカラー原稿
と判定された場合、L面を黒のみでコピーし、R面をカ
ラーでコピーし、これをくり返して、頁連写コピーの頁
ぞろえができる。
【0066】図8に第2の実施例の制御フローを示し、
以下に説明する。
【0067】まず、光源系をホームポジションHP(図
7(7−1))に戻す(601)。
【0068】次に照明ランプを点灯して(602)、シ
ェーディング補正を行なう(603)。光学系の前進を
開始し(604)、原稿台基準点STに達したら(60
5)、原稿位置検知を開始し(606)、原稿台終端E
NDに達したら(607)、光学系を停止して(60
8)、前述の手段で検出した原稿位置座標をRAM上の
エリアXS,XE,YS,YEにセットする(60
9)。この4つの座標は図5(5−1)に示す。
【0069】次に、原稿を左右の2面に分割する座標を
(YS+YE)/2より求めRAM上のエリアYCにセ
ットする(610)。光学系の後進を開始して(61
1)、位置YEに達したら、前述の色判定区間カウンタ
用ラップ(図3 307、308)に原稿の主走査位置
XSとXEをセットして(613)、原稿の右半分R面
の色判定用データサンプルを開始する(614)。
【0070】光学系が前述の位置YCに達したら(61
5)、R面のサンプルを終了し、左半分L面のサンプル
を開始する(616)。光学系が位置YSに達したら
(617)、L面のサンプルも終了し(618)、さら
に光学系がHPに達したら(619)、スキャンを停止
する(620)。
【0071】サンプルした結果からL面とR面の白黒/
カラーの別を独立に判定しRAM上のエリアCLとCR
に格納する(621)、その結果に従って、L面のコピ
ー(622−624)、及びR面のコピー(625−6
27)を設定部数完了迄(628)くり返し行ない、頁
連写コピーの頁ぞろえを終了する。
【0072】近年デジタル式の複写機では原稿を複数領
域に分割し、各々を異なる用紙に拡大コピーし、最終的
にコピー出力を貼り合せることで、用紙サイズ以上の超
拡大コピーを実現する機能があり、例えば“拡大連写”
と称されている。
【0073】このような拡大連写コピーにおいては実行
可能な拡大率が大きくなるにつれ、原稿の分割領域数が
多くなる。このような拡大連写コピーで2部以上出力す
るようなケースでは分割領域毎の白黒/カラーの別を記
憶しておくことはコピー時間の短縮に有効であり、前記
第2の実施例の考え方がそのまま適用できる。
【0074】第1、第2の実施例では複写対象領域の白
黒/カラーの判定手段に関するものだが、本発明の思想
は原稿の属性判定手段全般に適用できる。
【0075】第3の実施例として属性の他の例として原
稿濃度を挙げる。
【0076】図10に原稿濃度検出回路ブロック図を示
し以下に説明する。
【0077】ラッチ501には例えば図1 102シェ
ーディング補正部のG(グリーン)出力が入力される。
【0078】ラッチ801の出力はコンパレータ502
に送られ、1クロック以上前のビデオ信号ラッチ505
の出力と比較され、ラッチ501の出力が大きい時に出
力“1”がゲート503に送られるゲート503では、
図3で説明した区間信号GATEとコンパレータ502
の出力が共に“1”の時にセレクタ504により新たな
ビデオ信号ラッチ501の出力がラッチ505に送られ
る。
【0079】以上の動作を1主走査ラインの間続けるこ
とでラッチ505にその間の最大濃度がラッチされ、C
PU113が読み出せる。
【0080】同様の手順でコンパレータ507、ゲート
508、セレクタ509、ラッチ510は1主走査ライ
ン中の最小濃度を検出し、CPU113はラッチ511
を介して読み出せる。以上の処理を所定の副走査区間中
実行した結果CPU113は例えば所定の領域内の最
大、最小濃度から構成したヒストグラムから最適な濃度
変換カーブを作成し、図1 107の濃度変換部に適用
可能である。
【0081】複数の複写対象領域の各々に対するこの最
適濃度変換カーブを記憶しておくことで、前述第1、第
2の実施例の白黒/カラーの情報記憶を全く同等の効果
が得られる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の原稿各々がカラーであるか白黒であるかを判定し
た判定結果を記憶し、その判定結果を前記複数の原稿各
々に対する複数回の複写処理に用いることができるの
で、効率の良い複写処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカラー複写装置のシステムブ
ロック図である。
【図2】カラー複写装置の断面図である。
【図3】(A)は色判定部のブロック図であり、(B)
は色判定テーブルの図である。
【図4】(A)は原稿位置検知部のブロック図であり、
(B)は原稿状態を示す図である。
【図5】第1の実施例の説明図である。
【図6】第1の実施例の制御フローチャート図である。
【図7】第2の実施例の説明図である。
【図8】第2の実施例の制御フローチャート図である。
【図9】色判定の制御フローチャート図である。
【図10】第3の実施例の濃度検知部ブロック図であ
る。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環式原稿給紙装置を用いて複数の原稿
    を各々複数回読み取る読取手段と、 前記読取手段による前記複数の原稿各々に対する1回目
    の読取時に、前記複数の原稿各々がカラーであるか白黒
    であるかを判定する判定手段と、 前記判定手段による前記複数の原稿各々に対する判定結
    果を記憶する記憶手段と、 前記読取手段による前記複数の原稿各々に対する2回目
    以降の読取時に、前記記憶手段に記憶されている判定結
    果を用いて、前記複数の原稿各々に対して、該判定結果
    がカラーである場合にはカラー複写処理を施し、該判定
    結果が白黒である場合には白黒複写処理を施す処理手段
    とを有することを特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】 循環式原稿給紙装置を用いて複数の原稿
    を各々複数回読み取る読取工程と、 前記読取工程による前記複数の原稿各々に対する1回目
    の読取時に、前記複数の原稿各々がカラーであるか白黒
    であるかを判定する判定工程と、 前記判定工程による前記複数の原稿各々に対する判定結
    果をメモリに記憶する記憶工程と、 前記読取工程による前記複数の原稿各々に対する2回目
    以降の読取時に、前記メモリに記憶されている判定結果
    を用いて、前記複数の原稿各々に対して、該判定結果が
    カラーである場合にはカラー複写処理を施し、該判定結
    果が白黒である場合には白黒複写処理を施す処理工程と
    を有することを特徴とするカラー画像処理方法。
  3. 【請求項3】 複数の原稿を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた複数の原稿各々がカラ
    ーであるか白黒であるかを判定する判定手段と、 前記判定手段による前記複数の原稿各々に対する判定結
    果を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている判定結果を用いて、前記
    複数の原稿各々に対して、該判定結果がカラーである場
    合にはカラー複写処理を施し、該判定結果が白黒である
    場合には白黒複写処理を施す処理手段と、 前記記憶手段に記憶されている判定結果を複数回用い
    て、前記複数の原稿各々に対して、複数回の前記複写処
    理を施すように前記処理手段を制御する制御手段とを有
    することを特徴するカラー画像処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の原稿を読み取る読取工程と、 前記読取工程により読み取られた複数の原稿各々がカラ
    ーであるか白黒であるかを判定する判定工程と、 前記判定工程による前記複数の原稿各々に対する判定結
    果をメモリに記憶する記憶工程と、 前記メモリに記憶されている判定結果を用いて、前記複
    数の原稿各々に対して、該判定結果がカラーである場合
    にはカラー複写処理を施し、該判定結果が白黒である場
    合には白黒複写処理を施す処理工程と、 前記メモリに記憶されている判定結果を複数回用いて、
    前記複数の原稿各々に対して、複数回の前記複写処理を
    施すように制御する制御工程とを有することを特徴する
    カラー画像処理方法
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