JP3278341B2 - ロ−ラ支持装置、シ−ト材給送装置及び原稿読取装置並びに画像記録装置 - Google Patents

ロ−ラ支持装置、シ−ト材給送装置及び原稿読取装置並びに画像記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート材搬送用の各種
ローラの支持装置、このローラ支持装置を分離搬送部の
分離用回転体に用いたシート材給送装置、さらにこのシ
ート材給送装置をシート状原稿の給送部に適用した原稿
読取装置、またシート材給送装置を記録用シート材の給
送部に適用した複写機,プリンタ,印刷機等の画像記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシート材給送装置とし
て、例えば原稿読取装置に用いられる原稿自動送り装置
は、図13に示すような構成となっている。すなわち、
シート材積載部100に積載された多数枚のシート材状
の原稿101を給送するピックアップローラ102と、
このピックアップローラによって給送された未分離の原
稿101を一枚ずつ分離して下流側の読取部103へ搬
送する分離搬送部104と、を備えている。
【0003】分離搬送部104はいわゆるリタードロー
ラ方式で、原稿101を給送方向下流側に搬送するフィ
ードローラ105と、原稿101の給送方向とは逆方向
に回転駆動され前記フィードローラ105と所定の圧力
で圧接する逆回転分離手段としてのリタードローラ10
6と、から構成されている。
【0004】リタードローラ106は、ブラケット10
7の一対の突片107a,107a間に架設された支軸
108に揺動自在に取り付けられた一対の支持レバ10
9,109に回転自在に支持されている。
【0005】すなわち、リタードローラ106にはロー
ラ軸110が挿通され、図示しない平行ピンによってリ
タードローラ106とローラ軸110が一体的に固定さ
れている。このローラ軸110の両端が前記一対の支持
レバー109,109の揺動端に回転自在に支持されて
いる。
【0006】支持レバ109はL字形状で、その屈曲部
が支軸108に軸支され、リタードローラ106は支持
レバ109の一方の揺動端に回転自在に支持され、他方
の揺動端間には連結軸111が挿通されている。そし
て、支軸108には、連結軸111を介して支持レバー
109を押圧し、リタードローラ106をフィードロー
ラ105に圧接させる押圧レバ112が設けられてい
る。この押圧レバ112はバネ部材115によって所定
方向に付勢されている。
【0007】上記ローラ軸110、支軸108および連
結軸111はEリング等の止め輪113によって軸方向
の移動が規制されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来技術の場合には、上部開閉ガイドを開くだけではむ
き出しになるフィードローラ105とは異なり、リター
ドローラ106の交換は、まず、図14に示すように4
箇所でビス止めしてある装置本体113に組み込まれた
白色ガイド部材114を露出させる。この白色ガイド部
材114は読取部103の背景となるものである。そし
て、2箇所でビス止めされている白色ガイド部材114
を装置本体113から分離し、その内側に組み込まれた
ブラケット107を露出させ、2箇所のビスを外してブ
ラケット107を分離する。さらにブラケット107か
らリタードローラ106を取り出すためには、5個の止
め輪113と、1個のばね部材115、ローラ軸11
0,支軸108及び連結軸111の3本の軸、支持レバ
109と押圧レバ112の3個のレバを分離することで
初めて可能であった。
【0009】したがって、リタードローラ106をユー
ザが交換することは不可能に近く、メンテナンスを行う
サービスマンが必要となっていた。複写機等のように、
サービスマンが常時サービスを行うような装置ならとも
かく、通常の売り切り製品にリタードローラ106を用
いたときには、リタードローラ106の交換は不可能な
ので、リタードローラ106の耐久寿命=装置全体の寿
命となってしまう欠点があった。
【0010】さらに、これを解決するために、図15に
示したように、ローラ本体としてのリタードローラ10
6を支持するローラ軸を左右の支軸121,122に分
割し、片方の支軸121をスラスト方向にスライド可能
とし、この可動の支軸121をバネ部材122でリター
ドローラ106側に付勢してリタードローラ106を支
え、さらにガイド部材123にリタードローラ106を
着脱可能な穴124を設けることが考えられる。このよ
うにすれば、従来のように装置を分解することなく、ガ
イド部材123に設けた穴124を通じて、バネ部材1
22の付勢力に抗して可動の支軸121を移動させ、リ
タードローラ106を着脱することが可能となる。
【0011】しかし、この場合には、可動の支軸121
をばね部材122で付勢して支えているだけなので、振
動等でリタードローラ106が外れたり、また、スラス
ト方向に常に支軸121を押し付けているので、リター
ドローラ106に不必要な負荷トルクが発生したりする
欠点があった。
【0012】本発明は上記した従来技術の問題を解決す
るためになされてもので、その目的とするところは、ロ
ーラ本体を簡単に交換できかつ確実に支持できるローラ
支持装置を提供し、このローラ支持装置を分離用回転体
の支持装置に適用することにより、サービスマン等を必
要とせずに、ユーザが簡単に分離用回転の交換を可能と
するシート材給送装置、さらにこれを用いた原稿読取装
置並びに画像記録装置を提供することにある。
【0013】また、これによりサービスマンのサポート
を受けない製品に対して分離用回転体を用いても装置全
体の耐久寿命が分離用回転体の寿命で決定されることの
ないようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、シート材に当接するローラ本体
の両端部を支持するローラ支持装置において、前記ロー
ラ本体の軸方向両端部を挟持する一対の支持部材を設
け、該一対の支持部材と前記ローラ本体の両端部間を軸
方向に係脱可能とし、前記一対の支持部材のうち少なく
とも一方の支持部材を軸方向に可動とし、該可動の支持
部材を他方の支持部材から軸方向に離れる方向に移動さ
せることにより各支持部材からローラ本体を取り外し可
能とし、前記可動の支持部材を他方の支持部材に軸方向
に近づける方向に移動させることにより各支持部材をロ
ーラ本体の両端部に係合させ、さらに、一対の支持部材
がローラ本体の両端部に係合した位置にて、可動の支持
部材の移動を規制する規制手段を着脱自在に設けたこと
を特徴とする。
【0015】本発明にあっては、ローラ本体の交換作業
は、規制手段を解除して可動の支持部材を他方の支持部
材から軸方向に離れる方向に移動し、各支持部材とロー
ラ本体の両端部間を離してローラ本体を取り外す。この
状態で新しいローラ本体を支持部材間に位置させ、可動
の支持部材を他方の支持部材側に移動させることによっ
て、両支持部材にローラ本体の両端部を係合し、規制手
段によって可動の支持部材の移動を規制してローラ本体
を支持部材間に支持する。
【0016】このように、本発明によれば、一対の支持
部材とローラ本体間を軸方向に係脱可能とし、少なくと
も一方の支持部材を軸方向に可動とすることによって、
簡単にローラ本体の着脱作業を行うことができる。
【0017】また、支持部材をばね等の弾性的に押さえ
るのではなく規制手段によって固定的に押さえるので、
不必要な力が加わることもなく、しかも振動や衝撃が加
わってもローラ本体が外れることがない。
【0018】上記一対の支持部材のうちの一方の支持部
材は軸方向には固定で、この固定の支持部材に駆動源か
らの駆動力が伝達され、固定の支持部材とローラ本体の
端部とは回転方向に固定状態で係合されることを特徴と
する。
【0019】このようにすれば、駆動力を伝達する場合
でも簡単に取り外し可能である。
【0020】また、一対の支持部材は枢支軸に対して揺
動自在に支持される一対の支持レバの揺動端に支持さ
れ、該支持レバを介してローラ本体の両端部を軸方向に
対して直交する方向に独立して変位可能となるように複
雑な支持構造となっている場合でも、支持レバを分解し
ないでローラ本体を簡単に取り外すことができる。
【0021】また、搬送されるシート材を案内するガイ
ド部材が設けられ、このガイド部材には前記ローラ本体
を出し入れ可能な開口部を設けると共に、該開口部を塞
ぐ着脱可能のガイドカバーを設け、さらに該ガイドカバ
ーには規制手段を構成する規制壁を設けた構成とすれ
ば、ガイドカバーを着脱するだけで規制手段の装着およ
び解除が可能となる。
【0022】また、ガイドカバーをガイド部材に対して
スナップ係合させることにより、ガイドカバーの着脱が
容易である。
【0023】また、支持部材は軸受部材に挿入される一
対の支持軸によって構成され、ローラ本体の端部には前
記支持軸が抜き差し自在の係合穴を設ければ、ローラ本
体の着脱操作は、ローラ本体の端部に設けられた係合穴
に支持軸を抜き差しするだけで簡単に行うことができ
る。
【0024】一方、本発明のシート材給送装置は、シー
ト材積載部に積載された多数枚のシート材を給送する給
送手段と、該給送手段によって給送された未分離のシー
ト材を一枚ずつ分離して搬送する分離搬送手段と、を備
え、該分離搬送手段は、シート材の給送方向に回転する
給送用回転体と、該給送用回転体に接触し給送用回転体
とは逆方向に回転するれ分離用回転体と、該分離用回転
体を給送用回転体に対して所定圧力でもって押圧する付
勢手段と、を備えたシート材給送装置において、前記分
離用回転体の支持装置として上記したローラ支持装置を
用いたことを特徴とする。
【0025】分離用回転体はシート材の送り方向に対し
て逆回転させるので、摩耗の進行が早く交換の必要性が
高い。この分離用回転体の支持装置に前記ローラ支持装
置を用いることにより、メンテナンス性が向上する。
【0026】また、シート材を上段のシート材給送部か
ら下段のシート材排出部に搬送するU字状の搬送路を有
し、U字状搬送路の上段搬送路に給送手段及び分離搬送
手段を設けると共に下段搬送路に読取部を設け、前記上
段搬送路を構成する上下ガイド部材を設ける共に上ガイ
ド部材を開閉自在とし、該上ガイド部材に前記給送手段
および分離搬送手段の給送用回転体を設け、下ガイド部
材に分離用回転体を設けている場合でも、分離用回転体
をガイド部材の外側から簡単に交換することができ有利
である。
【0027】また、複数のシート状原稿を一枚ずつ分離
して読取部へ給送し、該読取部にて原稿の情報を読取る
原稿読取装置において、前記シート状原稿の読取部への
給送装置として、上記したシート材給送装置を用いたこ
とを特徴とする。
【0028】また、複数のシート材を一枚ずつ分離して
記録部へ給送し、該記録部にてシート材に情報を記録す
る画像記録装置において、前記シート材の記録部への給
送装置として、上記したシート材給送装置を用いたこと
を特徴とする。
【0029】このような原稿読取装置および画像記録装
置に適用することにより、分離用回転体の交換作業をユ
ーザが簡単に行うことができ、メンテナンス性が向上す
る。したがって、サービスマンのサポートを受けない製
品に対して分離用回転体を用いても、分離用回転体を簡
単に交換することができ、装置全体の耐久寿命が分離用
回転体の寿命で決定されることが無くなる。
【0030】
【実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態に基づ
いて説明する。
【0031】図1乃至図12は本発明の実施の形態を示
している。
【0032】図4は本発明が適用された原稿読取装置を
レンズ46の中心で切断した断面図である。
【0033】図4において、1は本発明のシート材給送
装置としての原稿送り装置(ADF)で、フェースアッ
プ(読取面を上に向けた状態)で載置されたシート材と
してのシート状の原稿を1枚づつ上方から分離してスキ
ャナ本体2の画像読取部Rへ送り込み、原稿の移動に伴
って原稿画像の流し読みを行い、そのまま排紙を行うよ
うになっている。
【0034】スキャナ本体2はフラットベッドタイプ
で、プラテンガラス40に載置された原稿画像を走査し
て読取り、ディジタル情報に変換してコンピュータにそ
の画像情報を送るようになっている。
【0035】3は給紙する複数枚の原稿を積載するため
の原稿送り装置1の原稿給紙トレイである。
【0036】4は原稿の幅方向両側に一対で設けたサイ
ド規制ガイドであり、原稿給紙トレイ3に給紙方向と直
角方向から押さえ込み斜行を防いでいる。また、サイド
規制ガイド4は断面略コ字形状をしており、原稿を上側
から押さえる屋根部分が設けてあり、原稿端部が浮き上
がって斜行してしまうことを防止している。
【0037】5は原稿給紙トレイの揺動中心であり、原
稿の排紙トレイ39上の原稿を取り出す場合やジャム処
理を行う場合に、この揺動軸5を支点にしてサイド規制
ガイド4と原稿給紙トレイを回動させる。
【0038】6は上部開閉ガイドであり、給紙される原
稿の上側をガイドする部材であり、軸7を中心に回動可
能になっている。
【0039】この軸7は上部開閉ガイド6の揺動中心で
あると同時に、上部開閉ガイド6に組み付けられている
ピックアップローラ8、フィードローラ9を駆動してい
る駆動軸として用いられる。
【0040】8は原稿給紙トレイ3に積載された原稿を
上から順に装置内部に送り出すピックアップローラであ
り、上部開閉ガイド6に回転可能に固定されている。
【0041】9は搬送用回転体としてのフィードローラ
であり、10はフィードローラ9に対して逆回転する分
離用回転体としてのリタードローラであり、このフィー
ドローラ9とリタードローラ10によって分離搬送部が
構成されている。このフィードローラ9とリタードロー
ラ10によって、ピックアップローラ8によって供給さ
れる複数枚の原稿を、一枚ずつ分離して下流側に搬送す
るようになっている。
【0042】フィードローラ9は駆動軸7に固定された
プーリからベルト42を介して直接駆動されている。さ
らに、フィードローラ9からベルト43を介してピック
アップローラ8が駆動されている。フィードローラ9は
ピックアップローラ8と同様に上部開閉ガイド6に回転
可能に固定されている。
【0043】ここで、リタードローラ10は、本発明の
ローラ支持装置のローラ本体に対応するもので、図1お
よび図3に詳細に示すように、中空円筒状のローラ軸7
0と、このローラ軸70外周にゴム状弾性材製の左右一
対のリング10a,10aを嵌着した構成となってい
る。また、このリタードローラ10は、左右一対のリタ
ードローラ支持レバ16により、フィードローラ9に接
離する方向に移動可能に支持されており、付勢手段とし
てのばね部材19によって、所定の圧力でフィードロー
ラ9に対して圧接されている。
【0044】リタードローラ支持レバ16はL字形状
で、その屈曲部がフレーム に固定された軸15を中心
に回転可能に支持され、一方の揺動端にリタードローラ
10が支持され、他方の揺動端が連結軸17で連結され
ている。さらに、この連結軸17のほぼ中央部分を、軸
15を中心に回動可能に支持された押圧レバ18によっ
て、リタードローラ10をフィードローラ9に圧接する
方向に押圧している。
【0045】押圧レバ18は、付勢手段としてのばね1
9により図1の右方向に引っ張られている。押圧レバ1
8には、ばね19を掛ける切欠き83が3箇所に設けて
あり、実際にばね19を掛ける位置を変更することによ
り、リタードローラ10の圧接力を調節することができ
るようになっている。
【0046】図1(b)はリタードローラ10近傍を真上
から見た図である。ローラ本体としてのリタードローラ
10は、軸15を中心に揺動する一対の支持レバー16
に、一対の支持部材としての固定支持軸71および可動
支持軸111により、イコライズ可能に支持されてい
る。すなわち、固定支持軸71の一端にはピン71aが
固定され、このピン72とパイプ部材68に設けた長穴
とが係合して第1のユニバーサルジョイントJ1を構成
している。
【0047】一方、リタードローラ10に不図示の駆動
源から駆動力を伝えるギア66は、装置フレームに固定
された固定軸76に回転可能に支持されている。このギ
ア66の軸孔の開口部には伝動軸75の一端が嵌合され
ている。この伝動軸75の嵌合端にはピン74が固定さ
れ、ギア66に設けた長穴とピン74が係合して第2の
ユニバーサルジョイントJ2を構成している。
【0048】また、伝動軸75の他端には、ピン73を
介してトルクリミッタ67が固定され、トルクリミッタ
67に設けた突起67aとパイプ部材68が係合してト
ルクリミッタ67のトルクをリタードローラ10に伝え
ている。
【0049】以上のようにギア66が伝えられた駆動ト
ルクがトルクリミッタ67を介してリタードローラ10
に伝えられている。この駆動トルクの方向は、図示する
原稿給紙方向とは逆の、原稿を押し戻す方向のトルクで
ある。
【0050】図1(c)は同図(b)を矢印101の方向か
ら見た図である。
【0051】ローラ本体としてのリタードローラ10
は、フィードローラ9に追従して、図1(c)に示すよう
に、102方向(上下方向)に移動し、2箇所のユニバ
ーサルジョイントJ1,J2が折れ曲がり、この動作を可
能にしている。
【0052】ここで、上記ローラ本体としてのリタード
ローラ10は、上記したようにその軸方向両端部が一対
の支持部材としての固定支持軸及び可動支持軸71,1
11によって挟持されている。すなわち、この固定,可
動支持軸71,111がリタードローラ10のローラ軸
10両端の係止穴としての開口部に抜き差し自在に挿入
されている。
【0053】この固定及び可動支持軸71,111は、
左右の支持レバー16,16の揺動端に設けた第1,第
2すべり軸受16a,16bにそれぞれ回転自在に挿入
されている。
【0054】第1すべり軸受16aに挿入される固定支
持軸71は、第1すべり軸受16aに対して、軸方向に
は固定状態でかつ回転方向には可動に支持されている。
そして、この固定支持軸71のリタードローラ10側の
端部にはピン71bが固定され、リタードローラ10に
設けられた切欠き10bと係合し、リタードローラ10
と固定支持軸71間が相対的に軸方向には係脱可能で、
係合状態では相対回転不能に連結されている。
【0055】一方、可動支持軸111は第2すべり軸受
111に対して軸方向に移動可能となっている。この可
動支持軸111の移動範囲は、固定,可動支持軸71,
111間の間隔がリタードローラ10のローラ軸70の
長さよりも短いローラ係合位置と、固定,可動支持軸7
1,111間の間隔がリタードローラ10のローラ軸7
0の長さよりも長いローラ離脱位置間を移動可能と設定
すればよい。
【0056】このようにすれば、可動支持軸111を固
定支持軸71から遠ざかる方向に移動させて、その間隔
がローラ軸70よりも長くなるように設定すると、固
定,可動支持軸71,111間からローラ軸70の端部
が外れ、リタードローラ10を取り外すことができる。
また、可動支持軸111を固定支持軸71に近づける方
向に移動させて、その間隔がローラ軸70よりも短くな
るように設定することにより、リタードローラ10の脱
落を防止することができる。
【0057】さらに、固定,可動支持軸71,111が
リタードローラ10のローラ軸70の両端部に係合した
位置にて、可動支持軸111の移動を規制する規制手段
としての規制壁113が着脱自在に設けられている。
【0058】図2は上記取り外し自在のリタードローラ
10近傍の斜視図ある。
【0059】可動支持軸111は、上記したように、支
持レバー16の第2すべり軸受16bにスラスト方向に
移動可能に支持され、かつ図の矢印A方向に比較的弱い
力で付勢され、リタードローラ10を支持している。
【0060】一方、112は、原稿を案内するガイド部
材としての下ガイド81のリタードローラ10近傍部分
を取り外し自在にしたガイドカバーとしてのリタードロ
ーラカバーで、下ガイド81に設けられたリタードロー
ラ10出し入れ可能な開口部81aを塞ぐようになって
いる。
【0061】このリタードローラカバー112は、下ガ
イド81に組み込んだときには、規制壁113により可
動支持軸111の図中矢印B方向へのスラスト方向の動
きを規制し、リタードローラ10の保持動作を確実にし
て振動や衝撃が加わってもリタードローラ10が脱落し
ないようにしている。すなわち、可動支持軸111をば
ね等によって弾性的に押さえるのではなく、規制壁11
3によって固定的に押さえるので、不必要な力が加わる
こともなく、しかも振動や衝撃が加わってもリタードロ
ーラ10が外れることがない。
【0062】本実施例ではリタードローラカバー112
には4箇所の突起117,118が設けてあり、これら
が下ガイド81の溝119にスナップフィット方式で係
合している。
【0063】上記構成でリタードローラ10を交換する
場合には、まずリタードローラカバー112の突起11
7,118の係合を外して下ガイド81から取り外す。
次にリタードローラ10を矢印B方向にスライドさせて
図中左側の軸71からローラ本体を外す。その後、右側
の軸111からリタードローラ10を外して取り出す。
そして新しいリタードローラ10を逆の手順で組み込
む。
【0064】図3は上記下ガイド81近傍の断面詳細図
である。
【0065】81は原稿の搬送路を形成するガイド部材
である下ガイド、82は引抜きローラ21の軸である引
抜きローラ軸、83は上述したように、軸15を中心と
して回転可能に支持された押圧レバ18がリタードロー
ラ10をフィードローラ9に圧接させる圧接力を調整可
能にしたばね掛け切欠き部、84は原稿給紙トレイ3上
に載せる時に原稿の先端を突き当てる突当て壁である。
【0066】図3の中で、アイドラコロ31を除くすべ
ての部材は引抜きローラ軸82を回転中心として上部開
閉ガイド6を開閉することで揺動する。上部開閉カバー
6を閉じたときは、ばね33によりアイドラコロ31を
付勢し排紙ローラ30に圧を加え、開閉したときはアイ
ドラコロ31への付勢力が解除され排紙ローラ30には
圧は加わらない。
【0067】図4に戻って装置構成を説明すると、11
はフィードローラ9とリタードローラ10により1枚に
分離された原稿を引き抜くための引抜きローラ21とそ
のアイドラコロ22を互いに圧接させるための板ばねで
あり、上部開閉ガイド6に固定されている。また、アイ
ドラコロ22及び図示していないアイドラコロ軸も上部
開閉ガイド6に固定され、上部開閉ガイド6を開くと、
フィードローラ9とリタードローラ10、引抜きローラ
21とアイドラコロ22がそれぞれ解放され、ジャムし
た原稿を簡単に取り除くことができる構造となってい
る。
【0068】12は原稿給紙トレイ3上に原稿が積載さ
れているかどうかを感知するためのセンサレバであり、
原稿の無し/有りに連動して、フォトインタラプタ20
の光路を遮断する位置と逃げた位置の間を揺動可能に上
部開閉ガイド6に支持されている。
【0069】13,13´はピックアップローラ8に積
載された原稿を毎給紙時に押し付けるための上下揺動ト
レイを示している。
【0070】14はこの揺動トレイ13の回転支軸であ
り、図示しないレバと回転カム及回転カムを駆動するモ
ータにより昇降駆動される。
【0071】13は通常の下降位置、13´は上昇位置
を示している。上昇方向は図示していない付勢ばねのば
ね力で行い、下降方向は付勢ばねの力に逆らって上記カ
ムで押し下げている。これにより積載された原稿束の厚
みを吸収している。
【0072】23は原稿読取部29で原稿を流し読みす
るための原稿送りローラである。
【0073】24は原稿送りローラ23に圧接するアイ
ドラコロであり、ばね25により原稿送りローラ23に
付勢されている。
【0074】ばね25はフレームの支点27に4回動自
在に支持され、上部開閉ガイド6先端の突起部26によ
り図中点線の位置から実線の位置まで撓ませられ、アイ
ドラコロ24を原稿送りローラ23方向に付勢してい
る。
【0075】ジャムした時には、上部開閉ガイド6を上
方に開いて解放することによりばね25が点線の位置に
移動する。するとアイドラコロ24の付勢力が無くな
り、ジャム原稿が取りやすくなる。
【0076】28は透明なポリエステルシート材等のフ
ィルムであり、白色ガイド部材38との間に原稿が通過
する約0.9[mm]の隙間が設けられている。その隙
間を原稿が通過することで透明なフィルム28を通して
原稿読取部29にて原稿が読み取られる。
【0077】30は排紙ローラ、31はそのアイドラコ
ロである。アイドラコロ31は、白色ガイド部材38に
固定されたばね33にて排紙ローラ30側に付勢されて
いる。
【0078】白色ガイド部材38は原稿送りローラ23
の軸に回動可能に支持されており、かつ白色ガイド部材
38は上部開閉ガイド6で下方に押えつけられ位置決め
されている。すなわち、上部開閉ガイド6を解放する
と、白色ガイド部材38も上方に揺動し、その結果、ば
ね33がアイドラコロ31を排紙ローラ30側へ付勢す
る力も解除される。これによりジャム処理が容易にな
る。
【0079】以上より、上部開閉ガイド6を上方に解除
することにより、フィードローラ9と引抜きローラ21
と原稿送りローラ23と排紙ローラ30の全部の搬送ニ
ップが同時に解除されることがわかる。
【0080】32は排紙される原稿が帯電して排紙トレ
イ39や原稿給紙トレイ3の裏側に貼り付き、積載ジャ
ム等を引き起こすことを防止するための除電針である。
【0081】除電針32は排紙された原稿の後端が上カ
ールで持ち上がり、次の原稿排出の妨げになるのを防止
するカール押えの役目もしている。そのため除電針32
の長さも通常より長くなっている。
【0082】34は原稿送り装置1から出ている取付用
の脚で、原稿送り装置フレームに固定してある軸35を
中心に回動可能になっており、原稿送り装置1を下部の
フラットベッドスキャナ本体2から開くことができるよ
うになっている。
【0083】36は原稿送り装置1をコントロールする
ための電気基板である。
【0084】37は電気基板36に取り付けられた図示
しないスイッチを押している板ばねであり、上部開閉ガ
イド6に設けられた突起部26でスイッチ方向に押され
ている。これにより上部開閉ガイド6を開いたことを検
知して、安全のため原稿送り装置1の動作を停止させて
いる。
【0085】41は、原稿端検知センサであり、原稿の
先端と後端を検知して原稿の動きをコントロールするた
めに設けて有る。
【0086】40はスキャナ本体2の上部に設けられた
プラテンガラスであり、この原稿載置ガラス40上の原
稿の画像を、第1ミラー44と、第1ミラー44の半分
の速度で移動する第2ミラー45とによって結像レンズ
46に折り返し、この結像レンズ46によってCCD
(電荷結合素子)で構成されるラインセンサ47上に結
像し、光学画像情報を電気信号に変換している。上記第
1ミラー33と第2ミラー45が1対1/2の速度で移
動することにより、プラテンガラス40上の原稿とライ
ンセンサ47との光学的距離を一定に保っている。
【0087】図5は原稿の搬送パスに沿って展開した
図、図6は駆動系を示す図である。なお、リタードロー
ラ10については既に説明した通りなので説明は省略す
る。
【0088】図において、62はパルスモータ等のモー
タMからの駆動を伝えるギアで、引抜きローラ21を回
転させている。また、軸82の反対側にあるギア63に
よりギア64を介してギア65に駆動力を伝え、原稿送
りローラ23を回転させつつ、ギア66に駆動を伝えリ
タードローラ10を回転させている。
【0089】61は図4の駆動軸7を選択的に駆動して
いる電磁クラッチであり、駆動軸7はベルト42、43
を用いてフィードローラ9とピックアップローラ8を駆
動している。
【0090】以上の構成により、電磁クラッチ61が0
Nになると、図6に示すように、フィードローラ9とピ
ックアップローラ8が給紙方向に駆動されて原稿が給紙
される。その後電磁クラッチ61がOFFすると、駆動
軸7はフリーの状態となるのでフィードローラ9もフリ
ーとなり、圧接するリタードローラ10により給紙方向
と逆方向に駆動される。これにより、フィードローラ9
とリタードローラ10のニップに突っ込んでいる原稿を
原稿給紙トレイ3側に吐き出すことができる。この動作
が毎給紙毎に行われるので、上記の分離ニップに大量の
原稿が突っ込んでジャムや重送を引き起こすことを防止
することが可能となる。
【0091】また、原稿給紙の最初の1毎目の前にこの
分離ニップからの吐き出し動作を行うことにより、ユー
ザが原稿束を無理に分離ニップに突っ込んだ場合にも正
常な位置まで原稿を押し戻すことができるので、ジャム
や重送を未然に防止できる。
【0092】なお、ピックアップローラ8は給紙方向に
回転するときのみ駆動が伝えられるワンウェイクラッチ
を介して駆動され、且つ給紙方向と逆方向に駆動された
ときにはこれを阻止するブレーキ用ワンウェイを設けて
いるので、給紙方向には回転するが逆方向には回転しな
いようになっている。
【0093】図7(a)は上下揺動トレイ13の機構を説
明する図である。
【0094】上下揺動トレイ13は、揺動トレイの回転
支軸14を揺動中心として52に示す矢印方向に揺動
し、原稿をピックアップローラ8に当接させて、原稿を
搬送する動作を助長している。この上下揺動トレイ13
にはイコライズプレート51が取り付けられている。こ
のイコライズプレート51は、ピックアップローラ8の
ローラとの当接部分54,55に均等に力が加わるよう
に、中央の揺動軸51aを中心に矢印53に示す方向に
揺動するように取り付けられている。
【0095】さらに、イコライズプレート51のイコラ
イズ動作を確実にするために、上下揺動トレイ13とイ
コライズプレート51との間には、所要の段差aが設け
られている。この段差aは、約1[mm]程度に設定さ
れている。
【0096】図7(b)はフィルム28近傍の拡大図であ
る。
【0097】実験により、ポリエステルシート材等のフ
ィルム28の原稿通紙面側には、鉛筆硬度2H以上の耐
スクラッチコーティングを施せば通常の使用において、
A4サイズ原稿10万枚通紙しても傷が付かないことが
確かめられた。つまり、フィルム28の原稿搬送面側に
2H以上の耐スクラッチコーティング91を施すことに
より、フィルム28に傷が付かないようにすることで、
10万枚以上の長期間にわたり傷による透過率低下によ
る読取画像の悪化、また原稿通紙面の表面粗さ悪化によ
る通紙不良等の様々な問題が発生するのを防ぎ、良好な
画像の提供、確実な給紙を行うことが可能となる。
【0098】さらに、本実施例では帯電防止剤入りフィ
ルム28のチャージアップを防止するために、帯電防止
剤を練りこんだ材料を用いている。これにより帯電防止
剤入りフィルム28と原稿が静電気により貼り付くのを
防止している。
【0099】図8(a)は、原稿読取装置のシステム構成
を表す図である。
【0100】スキャナ本体2で読み取った画像データを
ホストコンピュータ200に転送する際、ホストコンピ
ュータ200がメモリ容量や処理速度の関係でスキャナ
本体2から送られてくる画像データを処理しきれなくな
る事態が発生する。これに対応するため、スキャナ本体
2の読取動作を一時中断する、いわゆるスタート・スト
ップが行われている。
【0101】このとき、読取部にラインセンサを用いた
装置では、蓄積時間をなめらかに変化させると画像処理
が極めて難しくなり、読取中に速度をなめらかに減らす
ことはできないので、いきなり停止、いきなり立ち上げ
を強いられる。しかし、パーソナルコンピュータが高速
化により、読取速度も高速になった。それにより、スタ
ート・ストップ読取時の画像の連続性の維持や、モータ
の脱調を防止することが困難になってきたため、本実施
例の原稿送り装置1及びスキャナ本体2では、フルスピ
ード→1/2→停止というように、いきなり停止させず
に1/2の速度を間にいれるシーケンスを採用する。
【0102】原稿読取中に、このようにステップ状に速
度を変化させる動作をステップダウンと称する。
【0103】図8(b)は読取中のスタート・ストップと
ステップダウンを簡単に表した説明図である。
【0104】縦軸は原稿送りローラ23や第1ミラー4
4の送り速度、横軸は時間を表す。ある速度で画像の読
取を行っているとき、メモリ容量や通信速度等の関係で
画像データを処理しきれなくなりそうになったら、読取
速度を1/2に変化させる。すなわち、バッファメモリ
が足りなくなったら読取速度を半分にする。このような
動作をステップダウンという。その後1/2の速度で読
取を続け、コンピュータ200が画像データを処理しき
れなくなると、すなわちバッファメモリが無くなった
ら、スキャナ本体2はコンピュータ200のデータ処理
が終了するまで読取を中断し、その後コンピュータ20
0からの要求に応じて読取を再開する、という動作を繰
り返す。このような動作をスタート・ストップという。
【0105】図9は上記原稿送り装置に用いているジャ
ム時リトライシーケンスの説明図である。
【0106】リトライシーケンスとは、ピックアップロ
ーラ8がスリップした場合にすぐにジャムにせず、ピッ
クアップローラ8による給紙動作を数回繰り返して試み
ることをいう。そして、ジャムと判断するのは、その繰
り返し後になお給紙されない時に行う。本発明実施例の
原稿送り装置1では、さらに次のようなシーケンスにし
てある。
【0107】すなわち、給紙再開信号(図中a部)で上
下揺動トレイ13が上昇し、所定時間経過後電磁クラッ
チ61が0Nとなり、一定時間T1の間上下揺動トレイ
13が上昇した後、上下揺動トレイ13を下げる。そし
て原稿先端を検知したら同時を含む所定時間経過後に電
磁クラッチ61をOFFする。本来ならば、クラッチ0
Nから原稿の搬送を開始し、所定時間経過後に原稿端検
知センサ41が原稿の先端を検知することになっている
(図中b部)。
【0108】しかし、ピックアップローラ8やフィード
ローラ9がスリップした場合は、原稿を所定の距離だけ
給紙せず、原稿端検知センサ41を所定のタイミングで
原稿が通過しない。そして、一定時間T3を経過しても
原稿端検知センサ41を原稿が通過しないときは、給紙
ジャム保留としてモータMを止め、一定時間T4の間給
紙動作を一時休止させて、もう一度上下揺動トレイ13
の上昇(図中c部)からの給紙シーケンスを繰り返し、
リトライを行う。ただし、その際の2回目の上下揺動ト
レイ13の上昇時間T2をT1よりも長くすることで、確
実な給紙を行うことを可能としている。
【0109】図10は回転カム142の機構を説明する
図である。
【0110】140,141はそれぞれ第1カムセン
サ,第2カムセンサで、原稿送り装置1のフレームに固
定してある軸145を回転中心として回転する回転カム
142の第1カム146が0N/OFFを司っている。
143は回転支軸に固定され、かつ付勢バネ144によ
って常に上昇方向に付勢され、さらに揺動トレイ13の
回転支軸14を中心として回転カム142の第2カム1
47により揺動されるレバであり、軸14によって軸承
している上下揺動トレイ13の昇降を司っている。
【0111】つまり、回転カム142は、カムセンサの
0N/OFFと、上下昇降トレイ13の昇降の2つの作
業を、別々のカム146,147で同時に行っているこ
とになる。
【0112】148は、回転カム142の回転方向を示
す。回転カム142は、図示していないDCモータに取
り付けた左ウォームギアと、回転カムにいったいに設け
たホイールギアで係合している。
【0113】149は、第1カムセンサ140,第2カ
ムセンサ140が停止すべきカムの頂点を示している。
まず、不図示のDCモータを0Nしてもカムを矢印14
8方向に回転させる。すると今まで0Nだったカムセン
サがOFFとなり、もう片方のカムセンサがOFFから
0Nとなる。そして、カムセンサのレバのカム146と
の接触点がカムの頂点149の位置で止まるようにDC
モータをOFFする。このようにしてカム142を約半
回転毎に停止させることができる。その結果、軸14に
固定されている上下揺動トレイ13を上昇位置と下降位
置に停止させることができる。
【0114】150はカムの頂点と頂点をつなぐカム面
を示しており、このカム面150は対向する部分よりも
滑らかになっている。これはカム142が矢印148方
向に回転したときに、カムセンサ140のレバーがカウ
ンタに当り、レバーが破損するのを防止するために設け
たものである。
【0115】なお、DCモータをOFFしてから実際に
カム142が停止するまでの時間は機械のロット等でば
らつくので、電源0N時にカムを一回転以上回転させて
DCモータの特性を学習している。このデータに基づい
てカム頂部149とカムセンサレバーの接触点が一致す
るようなタイミングを割り出し、DCモータをOFFさ
せている。
【0116】図11,12は排紙トレイ39に取り付け
られた原稿の垂れ下がりを防止するためのストッパ12
0の動きを説明する図である。
【0117】ストッパ120は、図中矢印b方向に原稿
サイズによって押し込んだポジションと引き出したポジ
ションを示すものである。
【0118】通常は、ストッパ120の内部に組み込ま
れたストッパレバー122に一体に形成されたばね12
9の突当て部128が、図示しないストッパ120に形
成された壁に突き当たり、突起部130が第1溝123
ー1に付勢係合している。
【0119】そして押し込んだポジションから引き出し
たポジションに移動させるには、レバーボタン126ー
1,126ー2を押すことにより、支点127を支点と
して回転し、突起部130が第1溝123ー1から離れ
るので、レバーボタンをおしたままa方向に移動させて
突起部130をもう一方の溝123ー2に落としこむこ
とにより可能となる。逆に引き出したポジションから押
し込んだポジションに移動させるには、上記手順と同じ
ようにレバーボタン126ー1を圧しながらストッパ1
20を押し込めば良い。
【0120】また、突起部130および溝123ー1,
123ー2は支点127をを中心とする円弧になってお
り、その隙間を極力少なくすることで、ストッパ120
の引き出し方向に直交する方向のガタを少なくしてい
る。
【0121】ここで図には示されないが、上記ストッパ
レバー122、溝123ー1,123ー2、ストッパボ
タン126ー1、支点127、突当て部128、バネ1
29、突起部130は対向側にも同形状のものがあり、
レバーボタン126ー1,126ー2は2つを同時に押
すことで上記機能を満たすことになる。
【0122】121は原稿が排紙トレイ39から落下す
るのを防止するための突当てストッパであるストッパタ
ブであり、ストッパタブ121は、図に実線で示す使用
しないときのポジションと、破線で示す突当てストッパ
として使用する時のポジションの2つのポジションが選
択可能となっている。
【0123】ストッパタブ121は、指を入れる溝であ
る溝125に指を入れ、ストッパタブ121の突起部1
24を指または爪で持ち上げることで容易に引き出すこ
とが可能となっている。
【0124】図12(a)はストッパ120を下から見た
図である。
【0125】ストッパ120にはカバー137が設けら
れており、カバー137には指掛け突起部131が図に
示すように設けられている。これは、ユーザがストッパ
120に手をかけて原稿送り装置1を開閉させたとき
に、誤って手を滑らせることがないようにするために設
けたものである。
【0126】図12(b),(c)はストッパタブ121の
中央部を切断した断面図である。
【0127】ストッパタブ121は回転支軸134を回
転中心として回動し、ストッパ120に切り込んである
スリット132によって片持ちはりとなってばね133
が下方向に撓ませられ、ストッパタブ121の凸部13
5が、同図(c)に示すように、ばね133の凹部136
に落ち込むことによって、図11の破線で示すポジショ
ンで突当てストッパとして機能するようにロックする。
【0128】なお、上記実施の形態では、ローラ本体と
してのリタード10を支持する一対の支持部材としての
支持軸の一方のみを可動とする場合を例にとって説明し
たが、両方の支持部材を可動としてもよい。
【0129】また、本発明は、原稿読取装置に限定され
るものではなく、複数のシート材を一枚づつ分離して記
録部へ給送し、記録部にてシート材に情報を記録するよ
うな複写機、プリンタ、印刷機等の画像記録装置の分離
搬送部のリタードローラにも適用できることはもちろん
である。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一対の支持部材とローラ本体間を軸方向に係脱可能と
し、少なくとも一方の支持部材を軸方向に可動とするこ
とによって、簡単にローラ本体の着脱作業を行うことが
できる。
【0131】また、支持部材をばね等の弾性的に押さえ
るのではなく規制手段によって固定的に押さえるので、
不必要な力が加わることもなく、しかも振動や衝撃が加
わってもローラ本体が外れることがない。
【0132】また、一方の支持部材を固定として駆動源
からの駆動力を伝達するようにすれば、駆動力伝達部を
分解しないで、ローラ本体だけを簡単に交換することが
できる。
【0133】さらに、一対の支持部材が枢支軸に対して
揺動自在に支持される一対の支持レバの揺動端に支持さ
れるような複雑な支持構造となっている場合でも、支持
レバを分解しないでローラ本体を簡単に取り外すことが
できる。
【0134】また、シート材を案内するガイド部材に設
けた開口部を覆うガイドカバーに規制壁を設けた構成と
すれば、ガイドカバーを着脱するだけで規制手段の装着
および解除が可能となる。
【0135】さらに、ガイドカバーとガイド部材とを、
互いにスナップ係合させれば、ガイドカバーの着脱が容
易である。
【0136】また、支持部材は軸受部材に挿入される一
対の支持軸によって構成され、ローラ本体の端部には前
記支持軸が抜き差し自在の係合穴を設ければ、ローラ本
体の着脱操作は、ローラ本体の端部に設けられた係合穴
に支持軸を抜き差しするだけで簡単に行うことができ
る。
【0137】一方、シート材を一枚ずつ分離して搬送す
るシート材給送装置の分離搬送手段を構成する分離用回
転体の支持装置として、本発明のローラ支持装置を用い
れば、メンテナンス性が向上する。
【0138】また、本発明のシート材給送装置を原稿読
取装置および画像記録装置に適用することにより、分離
用回転体の交換作業をユーザが簡単に行うことができ、
メンテナンス性が向上する。したがって、サービスマン
のサポートを受けない製品に対して分離用回転体を用い
ても、分離用回転体を簡単に交換することができ、装置
全体の耐久寿命が分離用回転体の寿命で決定されること
が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態に係るローラ支持装
置としての分離用リタードローラ支持部を示すもので、
同図(a)は分解斜視図、同図(b),(c)は断面図であ
る。
【図2】図2はリタードローラ近傍を示すもので、同図
(a)はガイドカバーを外した状態、同図(b)はガイドカ
バーを閉じた状態を示す概略斜視図である。
【図3】図3はリタードローラ部の概略断面図である。
【図4】図4は本発明の原稿読取装置の全体構成を示す
断面図である。
【図5】図5は搬送パスに沿って展開した図である。
【図6】図6は搬送部の駆動系の概略図である。
【図7】図7(a)は上下揺動トレイの機構説明図、同図
(b)はフィルム近傍の拡大図である。
【図8】図8(a)は原稿読取装置のシステム構成図、同
図(b)は読取中のスタート・ストップとステップダウン
を簡単に表す図である。
【図9】図9はジャム時リトライシーケンスの説明図で
ある。
【図10】図10は回転カムの機構説明図である。
【図11】図11はストッパの部分の斜視説明図であ
る。
【図12】図12(a)はストッパの下面図、同図(b),
(c)はストッパタブの断面図である。
【図13】図13(a)は従来の原稿読取装置の要部構成
を示す図、同図(b)はリタードローラの概略斜視図であ
る。
【図14】図14は従来の原稿読取装置の分解斜視図で
ある。
【図15】図15は従来のリタードローラの他の支持構
成例を示す図である。
【符号の説明】
1 原稿送り装置 2 スキャナ本体 8 ピックアップローラ 9 フィードローラ(搬送用回転体) 10 リタードローラ(分離用回転体) 13 上下揺動トレイ 19 ばね 29 原稿読取部 40 プラテンガラス 68 パイプ部材 71 リタードローラ軸(支持軸) 111 支持軸(可動) 112 カバー 113 規制壁(規制手段) 114 リタードローラブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−73724(JP,A) 特開 平3−18546(JP,A) 実開 平3−91435(JP,U) 実開 平3−105143(JP,U) 実開 平3−21038(JP,U) 実開 平3−82336(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 5/06 B41J 13/02 B41J 13/076 B65H 1/00 B65H 5/38 B41J 13/00 B41J 13/32 G03G 15/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材に当接するローラ本体の両端部を
    支持するローラ支持装置において、 前記ローラ本体の軸方向両端部を挟持する一対の支持部
    材を設け、 該一対の支持部材と前記ローラ本体の両端部間を軸方向
    に係脱可能とし、 前記一対の支持部材のうち少なくとも一方の支持部材を
    軸方向に可動とし、 該可動の支持部材を他方の支持部材から軸方向に離れる
    方向に移動させることにより各支持部材からローラ本体
    を取り外し可能とし、前記可動の支持部材を他方の支持
    部材に軸方向に近づける方向に移動させることにより各
    支持部材をローラ本体の両端部に係合させ、 さらに、一対の支持部材がローラ本体の両端部に係合し
    た位置にて、可動の支持部材の移動を固定的に規制する
    規制手段を着脱自在に設けたことを特徴とするローラ支
    持装置。
  2. 【請求項2】一対の支持部材のうちの一方の支持部材は
    軸方向には固定で、この固定の支持部材に駆動源からの
    駆動力が伝達され、固定の支持部材とローラ本体の端部
    とは回転方向に固定状態で係合されることを特徴とする
    請求項1に記載のローラ支持装置。
  3. 【請求項3】一対の支持部材は枢支軸に対して揺動自在
    に支持される一対の支持レバの揺動端に支持され、該支
    持レバを介してローラ本体の両端部を軸方向に対して直
    交する方向に独立して変位可能としたことを特徴とする
    請求項1または2に記載のローラ支持装置。
  4. 【請求項4】搬送されるシート材を案内するガイド部材
    が設けられ、該ガイド部材には前記ローラ本体を出し入
    れ可能な開口部を設けると共に、該開口部を塞ぐ着脱可
    能のガイドカバーを設け、さらに該ガイドカバーには規
    制手段を構成する規制壁を設けたことを特徴とする請求
    項1,2または3に記載のローラ支持装置。
  5. 【請求項5】ガイドカバーはガイド部材に対してスナッ
    プ係合されることを特徴とする請求項1,2,3または
    4に記載のローラ支持装置。
  6. 【請求項6】支持部材は軸受部材に挿入される一対の支
    持軸によって構成され、ローラ本体の端部には前記支持
    軸が抜き差し自在の係合穴が設けられている請求項1,
    2,3,4または5に記載のローラ支持装置。
  7. 【請求項7】シート材積載部に積載された多数枚のシー
    ト材を給送する給送手段と、該給送手段によって給送さ
    れた未分離のシート材を一枚ずつ分離して搬送する分離
    搬送手段と、を備え、 該分離搬送手段は、シート材の給送方向に回転する給送
    用回転体と、該給送用回転体に接触し給送用回転体とは
    逆方向に回転するれ分離用回転体と、該分離用回転体を
    給送用回転体に対して所定圧力でもって押圧する付勢手
    段と、を備えたシート材給送装置において、 前記分離用回転体の支持装置として請求項1乃至6のう
    ちいずれか一の項に記載のローラ支持装置を用いたこと
    を特徴とするシート材給送装置。
  8. 【請求項8】シート材を上段のシート材給送部から下段
    のシート材排出部に搬送するU字状の搬送路を有し、 該U字状搬送路の上段搬送路に給送手段及び分離搬送手
    段を設けると共に下段搬送路に読取部を設け、 前記上段搬送路を構成する上下ガイド部材を設ける共に
    上ガイド部材を開閉自在とし、該上ガイド部材に前記給
    送手段および分離搬送手段の給送用回転体を設け、下ガ
    イド部材に分離用回転体を設けたことを特徴とする請求
    項7に記載のシート材給送装置。
  9. 【請求項9】複数のシート状原稿を一枚ずつ分離して読
    取部へ給送し、該読取部にて原稿の情報を読取る原稿読
    取装置において、 前記シート状原稿の読取部への給送装置として、請求項
    7または8に記載のシート材給送装置を用いたことを特
    徴とする原稿読取装置。
  10. 【請求項10】複数のシート材を一枚ずつ分離して記録
    部へ給送し、該記録部にてシート材に情報を記録する画
    像記録装置において、 前記シート材の記録部への給送装置として、請求項7ま
    たは8に記載のシート材給送装置を用いたことを特徴と
    する画像記録装置。
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