JP3277712B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP3277712B2
JP3277712B2 JP19741694A JP19741694A JP3277712B2 JP 3277712 B2 JP3277712 B2 JP 3277712B2 JP 19741694 A JP19741694 A JP 19741694A JP 19741694 A JP19741694 A JP 19741694A JP 3277712 B2 JP3277712 B2 JP 3277712B2
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敦 西尾
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線基板に表面実装さ
れる電気コネクタに係り、特に、基板にはんだ付けされ
るコンタクト金具への負荷を軽減させるため、両側端部
にウイング部材と呼ばれる基板にはんだ付けされて固定
される金具を取り付けるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のFPC用の電気コネクタの従来
例を図4(全体図)及び図5に示す。この例の電気コネ
クタ5は、概略7字状ないし倒立U字状に曲成された所
定本のコンタクト金具60と、このコンタクト金具60
が挿着されるスリット状の挿着部52が左右に対向した
状態で前後に所定数並設されてなる本体部50を備えて
いる。
【0003】前記コンタクト金具60は、前記本体部5
0内に上面開口53から挿入された図6に示される如く
のFPC70の両面に形成されている端子部72に接触
せしめられる概略く字状の接触片部62、この接触片部
62に連なる直線状部64、及びこの直線状部64から
前記接触片部62とは逆方向に向けて約90度折り曲げ
られた表面実装用の折曲端子部66からなっている。
【0004】かかるコンタクト金具60においては、折
曲端子部66がまだ折曲されていない状態のコンタクト
金具60を挿着部52の下面側からその接触片部62を
内側(中央)にして押し込み、前記端子部66を前記接
触片部62とは逆方向に向けて約90度折り曲げること
により、折曲端子部66が本体部50下面と面一とな
り、当該電気コネクタ5を配線基板40上に置くと前記
折曲端子部66が配線パターンとが接触し、それらは半
田付けにより接続固定される。
【0005】そして、この電気コネクタ5においては、
図5及び図7に示される如くに、基板40にはんだ付け
されるコンタクト金具60への負荷を軽減させるため、
本体部50の両側端部を形成する支持凸部55,56
に、基板40にはんだ付けされて固定される板金製のウ
イング部材80が取り付けられている。ウイング部材8
0は上記支持凸部55,56に下面側から挿入される縦
辺部と前記基板40に当接せしめられる底面部85から
なるL形状とされており、その底面部85が前記本体部
50の側端から外方に突出していて、図7において格子
状の模様が付されている部分Szがはんだ付けされる部
分(はんだ付け面積)とされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来の電気
コネクタ5においては、ウイング部材80(の底面部)
が大きい割りにははんだ付け面積(Sz)をさほど大き
くとることができないので、はんだ付けによる固定強度
(はんだ剥離強度)が不足することがあり、外力により
ウイング部材80が基板から浮くなどして、コンタクト
金具60に大きな負荷がかけられてそれが配線パターン
から外れる等の問題を生じるおそれがあった。
【0007】かかる点に鑑み本発明は、ウイング部材の
基板へのはんだ付け面積を大きくとることができて、は
んだ剥離強度を増大させ得、コンタクト金具に大きな負
荷がかけられるような事態を招来し難くされた電気コネ
クタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る電気コネクタの一つは、所定本のコン
タクト金具と、このコンタクト金具が挿着されるスリッ
ト状の挿着部が並設されてなる本体部と、を備え、前記
本体部の左右の両側端部を形成する支持凸部に、それぞ
れ二個づつ、実装基板にはんだ付けされる底面部を有し
た板金製のウイング部材が前記支持凸部に突設された中
央突起を挟むようにして相互にかつ前記中央突起から一
定距離離間せしめられた状態で取り付けられていること
を特徴としている。
【0009】また、本発明の電気コネクタの他の一つ
は、所定本のコンタクト金具と、このコンタクト金具が
挿着されるスリット状の挿着部が並設されてなる本体部
と、を備え、前記本体部の左右の両側端部に、実装基板
にはんだ付けされる底面部が二分割されてそれらの間に
隙間が形成されているウイング部材が取り付けられてい
ることを特徴としている。
【0010】
【作用】上述の如くの構成とされた本発明に係る電気コ
ネクタにおいては、2個のウイング部材が相互に離間せ
しめられた状態で本体部のそれぞれの側端部に取り付け
られているので、2個のウイング部材の間の部分にもは
んだ付けを行うことができ、そのため、ウイング部材が
一枚だけのものに比してウイング部材の基板へのはんだ
付け面積、特に当該コネクタの長さ方向(横方向)のは
んだ付け面積を大きく(約2倍に)でき、その結果、は
んだ剥離強度を増大させ得、コンタクト金具に大きな負
荷がかけられるような事態を確実に回避できる。
【0011】また、本体部のそれぞの側端部に、実装
基板にはんだ付けされる底面部が二分割されてそれらの
間に隙間が形成されている単一のウイング部材を取り付
けることによっても、はんだ付け面積を上述したものと
同等に大きくとることができるので、この場合も上述し
たものと略同様な作用効果が得られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1及び図2は、本発明に係る電気コネクタの
一実施例を示し、図示例の電気コネクタ1は、前述した
図4〜図7に示される従来の電気コネクタ5と同様に、
概略7字状ないし倒立U字状に曲成された所定本のコン
タクト金具20と、このコンタクト金具20が挿着され
るスリット状の挿着部12が左右に対向した状態で前後
に所定数並設されてなる本体部10を備えている。
【0013】そして、この電気コネクタ1においては、
基板にはんだ付けされるコンタクト金具20への負荷を
軽減させるため、本体部10の両側端部を形成する支持
凸部15,16に、それぞれ二個づつ、実装基板(4
0)にはんだ付けされて固定される底面部35を有した
板金製のウイング部材30,30が相互に離間せしめら
れた状態で取り付けられている。
【0014】すなわち、前記本体部10の支持凸部1
5,16には、図2(A)〜(C)に示される如くに、
二個づつ横並びに一定の間隔をあけて矩形スリット状の
固定挿入部17,17が形成されていて、この固定挿入
部17,17にそれぞれ図2(D)に示される如くの、
縦辺部31、この縦辺部31の両側中央に突設された係
止突起33,33、及び縦辺部31から直角に折り曲が
る底面部35からなるL形状のウイング部材30の縦辺
部31が挿入されて固定されている。
【0015】この場合、本体部10の一側端部に取り付
けられた2個のウイング部材30,30の底面部35
は、図3に詳細に示される如くに、前記本体部10の側
端から外方に突出していて、間に前記支持凸部15,1
6に突設された中央突起18を挟むようにして相互にか
つ前記中央突起からも一定の距離だけ離間した位置に配
置されている。
【0016】この場合、ウイング部材30,30の底面
部35,35は本体部10の最下端面及び前記コンタク
ト金具20の端子部と略同一の平面上に位置するように
され、図3において格子状の模様が付されている部分S
x及びSyがはんだ付けされる部分(はんだ付け面積)
とされる
【0017】上述の如くの構成とされた本例の電気コネ
クタ1においては、2個のウイング部材30,30が相
互に離間せしめられた状態で本体部10のそれぞれの側
端部に取り付けられているので、2個のウイング部材3
0,30の間の部分にもはんだ付けを行うことができ、
そのため、ウイング部材が一枚だけのものに比してウイ
ング部材の基板へのはんだ付け面積(Sx+Sy)、特
に当該コネクタ1の長さ方向(横方向)のはんだ付け面
積を大きく(約2倍に)でき、その結果、はんだ剥離強
度を増大させ得、コンタクト金具20に大きな負荷がか
けられるような事態を確実に回避できる。
【0018】なお、上述の例では、本体部10のそれぞ
れの側端部に2個のウイング部材を相互に離間させた状
態で取り付けているが、それに代えて、本体部のそれぞ
の側端部に、実装基板にはんだ付けされる底面部が二
分割されてそれらの間に隙間が形成されている単一のウ
イング部材を取り付けるようにしても、はんだ付け面積
を上述したものと同等に大きくとることができるので、
上述した例と略同様な作用効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る電気コネクタは、ウイング部材の基板へのはん
だ付け面積を大きくできるので、はんだ剥離強度を増大
させ得、コンタクト金具に大きな負荷がかけられるよう
な事態を確実に回避できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気コネクタの一実施例を示し、
(A)はその平面図、(B)はその側面図(C)はその
底面図である。
【図2】図1の電気コネクタの部分拡大図であり、
(A)はコンタクト金具挿着前の本体部の部分拡大底面
図、(B)は(A)のX−X断面図、(C)は本体部の
部分拡大側面図、(D)は実施例のウイング部材の斜視
図である。
【図3】図1の電気コネクタの部分拡大底面図。
【図4】従来の電気コネクタの一例を示し、(A)はそ
の平面図、(B)はその側面図(C)はその底面図であ
る。
【図5】図4の従来例の電気コネクタの断面図。
【図6】図4の従来例の電気コネクタに接続されるフレ
キシブルプリント基板を示す図。
【図7】図3の従来例の電気コネクタの部分拡大底面
図。
【符号の説明】
1 電気コネクタ 10 本体部 12 挿着部 15,16 支持凸部 20 コンタクト金具 30 ウイング部材 35 底面部 40 実装基板 Sx,Sy はんだ付け面積
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/04 H01R 12/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定本のコンタクト金具と、このコンタ
    クト金具が挿着されるスリット状の挿着部が並設されて
    なる本体部と、を備え、前記本体部の左右の両側端部
    形成する支持凸部に、それぞれ二個づつ、実装基板には
    んだ付けされる底面部を有した板金製のウイング部材が
    前記支持凸部に突設された中央突起を挟むようにして
    互にかつ前記中央突起から一定距離離間せしめられた状
    態で取り付けられていることを特徴とする電気コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 所定本のコンタクト金具と、このコンタ
    クト金具が挿着されるスリット状の挿着部が並設されて
    なる本体部と、を備え、前記本体部の左右の両側端部
    に、実装基板にはんだ付けされる底面部が二分割されて
    それらの間に隙間が形成されている板金製のウイング部
    材が取り付けられていることを特徴とする電気コネク
    タ。
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