JP3276483B2 - 一体型紙幣・硬貨入出金機 - Google Patents

一体型紙幣・硬貨入出金機

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JP3276483B2
JP3276483B2 JP26742193A JP26742193A JP3276483B2 JP 3276483 B2 JP3276483 B2 JP 3276483B2 JP 26742193 A JP26742193 A JP 26742193A JP 26742193 A JP26742193 A JP 26742193A JP 3276483 B2 JP3276483 B2 JP 3276483B2
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原 広 志 信
藤 輝 男 須
藤 弘 行 佐
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グローリー工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一体型紙幣・硬貨入出金
機に係り、特に店舗やガソリンスタンドの電子式金銭登
録機、POSレジスタ等と接続、あるいは金融機関の窓
口の入出金管理機等と接続して便用され、顧客から預っ
た紙幣および硬貨を入金するとともにその入金に対する
釣紙幣および釣硬貨の出金、または指定された金額の出
金を行なう一体型紙幣・硬貨入出金機に関する。
【0002】
【従来の技術】店舗のレジ、金融機関の窓口において
は、顧客との現金の受渡しを正確にしかも迅速に行なう
ため、電子式金銭登録機や入出金管理機などの出納機器
と電気的に接続してこれらの出納機器からの電気的信号
によって自動的に現金の受入れや投出を行なわせる貨幣
入出金機が従来から種々開発されている。
【0003】上記貨幣入出金機のなかで紙幣を処理する
機器としては、例えば実開昭58−190772号公報
に示される入出金装置のように、フロア設置型で、操作
者の腰の辺りまでの高さを有するものが一般的となって
いる。そして機体の前部上方に設けられた入金口に紙幣
を一括してセットすると、その紙幣を短手方向に1枚ず
つ繰出して搬送し、機体の前後方向および上下方向に搬
送方向を切換えつつ識別、収納、繰出し、保留等の各処
理を行なうようになされている。
【0004】一方、硬貨を処理する機器としては、例え
ば実開平4−86977号公報に示されるものがある。
この種の硬貨入出金機は、紙幣の処理機とは違ってかな
りコンパクトに構成され、特に高さ方向のコンパクト化
が進んでおり、机上設置型でしかもその上にレジスタや
入出金管理機等を載せて使用するすることができるよう
に設置面積の縮小化を図った使用形態を可能としてい
る。
【0005】上記の硬貨入出金機の場合、従来では硬貨
を筒状の収納部内に重積状態として収納し、その収納部
の最下端から硬貨を1枚ずつ投出するようになっている
ことから、硬貨入出金機の高さ方向のコンパクト化に際
し収納部の高さによって制限を受けることを解消するた
め、傾斜状に張設された繰出しベルト、その繰出し側上
部域で繰出される硬貨を一列一層状態になるように規制
する規制部材とを有する硬貨収納繰出し装置を採用する
ことで解決を図っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の技
術において、硬貨入出金機ではかなりコンパクト化さ
れ、特に高さ方向の短縮が図られ、机上等での使用も可
能となっているが、紙幣入出金機は大型であり、フロア
設置タイプであるため机上で使用することは不可であっ
て使用態様に著しい制約を受け、何処ででも使用するこ
とができないという問題があった。
【0007】特にガソリンスタンドのように屋外ににP
OSレジスタが設置されるような場合、紙幣入出金機や
硬貨入出金機も屋外に設置することが望ましいが、足元
に多くの水を撒く環境であるためフロアタイプの紙幣入
出金機を設置することはできなかった。
【0008】本発明はこれに鑑み、紙幣と硬貨との双方
の入出金処理を可能としながらこれを一体型としてコン
パクトな形態に構成することができ、特に高さ方向を著
しくコンパクト化することを可能とした一体型紙幣・硬
貨入出金機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決する手段として、本発明は、紙幣の一括取
込み繰出し部、この繰出し部から繰出された紙幣を識別
する識別部、識別された紙幣を金種別に収納し繰出しす
る金種別収納繰出し部、繰出された紙幣を保留する出金
保留部、紙幣を一括放出する一括放出部、前記各部へ紙
幣を搬送する搬送部および各部への振分け部を有し、紙
幣の入出金処理を行なう紙幣入出金処理ユニットと、硬
貨の一括取込み繰出し部、取込まれた硬貨を識別する識
別部、識別された硬貨を金種別に収納し繰出しする金種
別収納繰出し部、硬貨を一括放出する一括放出部、前記
各部へ硬貨を搬送する搬送部および各部への振分け部を
有し、硬貨の入出金処理を行なう硬貨入出金処理ユニッ
トとを上下に重積して一体構造とし、前記紙幣入出金処
理ユニットの各部は、紙幣がその短手方向を上下方向と
しかつ略同一平面内で各処理がなされる配置構造とさ
れ、前記硬貨入出金処理ユニットの前記一括取込み繰出
し部と金種別収納繰出し部とは繰出し方向へ上り傾斜し
て配設される繰出しベルトで構成するとともにこの繰出
しベルトの繰出し側上部域で繰出される硬貨を一列一層
状態に規制する規制部材を設け、前記一括取込み繰出し
部から繰出される硬貨は前記識別部、搬送部、振分け部
の各部において略同一平面内で各処理がなされる配置構
造とされ、前記振分け部で振分けられた硬貨は金種別収
納繰出し部の繰出しベルトの低位置上へ落下する配置構
成を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】紙幣は、その短手方向を上下方向として紙幣一
括取込み繰出し部へ挿入すると、この繰出し部から1枚
ずつ繰出されて識別部を通る間に金種、真偽等が識別さ
れ、正券は金種別収納繰出し部へそれぞれ取込まれる。
偽券等のリジェクト紙幣は一括放出部へ返却される。釣
紙幣等の出金紙幣を要するときは、金種別収納繰出し部
から所定の紙幣が必要枚数繰出され、出金保留部を経て
一括放出部から放出される。これらの処理中における紙
幣は、すべて短手方向を上下方向としたままの姿勢で行
なわれる。
【0011】一方、硬貨は、硬貨一括取込み繰出し部へ
投入すると、この繰出し部から繰出しベルト上を一列一
層状態として搬送され、識別部を通る際に金種、真偽等
が識別され、金種別収納繰出し部へそれぞれ取込まれ、
リジェクト硬貨は返却される。この収納繰出し部では、
送入される硬貨が傾斜した繰出しベルトの低位置上へ落
下し、規制部材によって硬貨の堆積状態が均され、偏る
ことなく堆積される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。本発明による一体型紙幣・硬貨入出金機は、
図1に外観例を示すように薄形箱状のケース1を有し、
その内部に紙幣入出金処理ユニット2と硬貨入出金処理
ユニット3が重積状に納められ、図示の例では紙幣入出
金処理ユニット2が上部に設けられ、硬貨入出金処理ユ
ニット3が下部とされていて、これらは一体化されてい
る。
【0013】前記ケース1は、前面上半部1a(紙幣入
出金処理ユニット2の領域)はやや後傾する傾斜面とさ
れ、その範囲の一側端寄りの位置に、紙幣Pをその短手
方向を上下方向として立てた姿勢で挿入し得るよう左右
にガイド部4,4を有する紙幣挿入口5が設けられ、上
半部1aの反対端寄りの位置には挿入時と同じ姿勢で紙
幣Pが送出される紙幣出金口6が設けられており、これ
らの間の位置には、表示部7、操作キー8を有する操作
部9と、ジャーナルプリンタ10が配設されている。
【0014】前記ケース1の前面下半部1b(硬貨入出
金処理ユニット3の領域)の前記紙幣挿入口5の直下位
置には硬貨入金口11が開口され、前記操作部9の直下
位置には硬貨出金口12が開口されており、前記硬貨入
金口11の下方位置にはリジェクト硬貨を投出する硬貨
リジェクト口13が開口されているとともに硬貨オーバ
ーフローボックス14が引出し可能に設けられている。
前記硬貨出金口12は放出される硬貨が散逸しないよう
凹んだポケット状とされている。
【0015】なお図1において15はモード部切換えキ
ー、16は電源キー、17は紙幣入出金処理ユニットキ
ー、18は硬貨入出金処理ユニットキー、19は硬貨オ
ーバーフローボックスキーを示す。
【0016】図2は紙幣入出金処理ユニット2のケース
1を除去した平面を示し、図4は図2のA−A線相当
で、図5は同B−B線相当で切断した断面を示してい
る。なお、図5の硬貨入出金処理ユニット2部について
は、B−B線位置より中心寄りを切断して示すものであ
る。
【0017】まず、上記紙幣入出金処理ユニット2の概
要および具体的構成例について説明する。前記紙幣挿入
口5の左右のガイド部4,4は、その対向面間に複数枚
の紙幣Pを重ねたまま挿入し得る幅を有するスリット状
でかつ逆L字状の開口部を形成しており、各ガイド部
4,4は図6に片側を拡大示し、図7に紙幣Pの挿入態
様を示すように相対向する面側の前縁4aおよび上縁4
bがそれぞれ外方に向け拡開する方向のテーパー面2
0,20に形成されており、複数枚の紙幣Pを同時に挿
入する際に紙幣Pが図6のようにばらけていてかつその
挿入方向が図7にイで示す斜め上方からの落し込みある
いは図7にロで示す直進方向のいずれであっても、前記
テーパー面20,20および20,20によりガイドさ
れて重なり状態が整えられ、円滑に挿入することができ
るようになされており、紙幣挿入口5の上端4cおよび
左右面4dはいずれも垂直なガイド面とされている。
【0018】内部構造の概要は、図2に示すように前記
紙幣挿入口5の内方でケース1の側壁1cと平行する方
向に紙幣一括取込み繰出し部21が配置され、その後流
側に識別部22が配設されており、またケース1の反対
側の側壁1dにそって出金保留部23が配設され、それ
に続いて一括放出部24が前記紙幣出金口6に向けて配
設されている。
【0019】前記識別部22から出金保留部23、一括
放出部24にかけてケース1の後壁1eにそう位置から
搬送部25がベルト構造として配設されており、これら
の間の中央位置には金種別として紙幣収納繰出し部26
が配設されている。図示の実施例では千円紙幣用収納部
27、5千円紙幣用収納部28、1万円紙幣用収納部2
9の3金種分が設けられ、このうち千円、5千円紙幣用
収納部27,28は収納と繰出しの機能を持ち、1万円
紙幣用収納部29は収納のみとされている。しかし必要
に応じ1万円紙幣用収納部29も他と同様に繰出し機能
を持たせることは任意である。
【0020】前記搬送部25の途中部には、紙幣を収納
繰出し部26へ分岐する入金経路、入金リジェクト経
路、出金経路への振分け部30が設けられている。
【0021】前記一括取込み繰出し部21は、前記紙幣
挿入口5から挿入される紙幣Pの一側面にそう位置にベ
ルト31がプーリー32,33間に巻回して設けられ、
このベルト31の走行面に対向する位置には押圧板34
がベルト31に対し離接する方向にその両端に軸着され
たローラ35,35と固定のガイド面36,36との当
接により移動可能に設けられ、この押圧板34はバネ3
7により常時はベルト31側へ移動する習性が与えられ
ており、戻しはモータ(図示省略)により行なわれる。
【0022】上記押圧板34の紙幣挿入口5側の端部で
ベルト31に対向する側の面34aは一段低く形成さ
れ、押圧板34がベルト31側へ移動してもベルト31
との間に所要の間隔があくようになされている。
【0023】上記ベルト31は図4にみられるように上
下方向に間隔をおいて並ぶ3本のベルトで構成されてお
り、モータ88により駆動される。前記ベルト31の走
行方向略中央位置には縦方向の軸38により揺動レバー
39,39が水平面内で揺動自在に設けられ、この揺動
レバー39,39の先端には摩擦部片40,40が設け
られていて、前記軸38がロータリソレノイド41によ
り回動したとき前記摩擦部片40,40のある先端部が
ベルト31の走行面を超えて押圧板34方向へ突出自在
とされており、紙幣挿入口5に複数枚の紙幣Pが同時に
挿入された場合、1枚目の紙幣Pの後端が通り過ぎた時
点で2枚目の紙幣Pを押え、連れ出しを防止するように
なっている。
【0024】前記ベルト31の後流端の近くには逆転ロ
ーラ42がベルト31の走行面に接触して設けられ、紙
幣の2枚送り時に1枚のみ通過させ、2枚目は戻するよ
うになっており、この逆転ローラ42の直近の上流側に
は送り込まれた紙幣Pの先端を当接させて停止させるた
めのストッパ43が設けられている。
【0025】識別部22は、複数対のフォトセンサ44
と磁気ヘッド45とを有し、紙幣Pの複数個所のパター
ンとインキの磁気とを検出するようになっており、これ
らの間の適所には紙幣の搬送を助けるローラ46,46
…が適当数設けられている。
【0026】前記ベルト31の上流端のプーリー32に
対向してローラ47が図2において左右方向へ図示しな
いソレノイドにより移動可能に設けられている。またベ
ルト31の下流端のプーリーにもローラが対設され、こ
れらベルト31とローラとの間から出る紙幣Pを前記識
別部22へ誘導するガイド板48,48が所定の間隔を
おいて配設されていて、このガイド板48,48を挟ん
でセンサS1 (フォトセンサ)が設けられている。この
センサS1 は、繰出される紙幣Pの先端が通過したこと
を検知した出力信号により前記揺動レバー39,39の
作動用ロータリソレノイド41を励磁させ、揺動レバー
39,39を進出させて以後の紙幣Pの連れ出しを防ぐ
ようになされている。また繰出される紙幣Pの後端がセ
ンサS1を通過した時点で揺動レバー39,39が一旦
退避して次の紙幣を順次繰出すようになっている。
【0027】前記識別部22の出口側には、ケース1の
後壁1cに平行するベルト49,50が配設され、これ
らベルト49,50間で識別部22から出た紙幣Pを挾
持搬送する搬送部25を構成している。そしてこれらベ
ルト49,50は、図4に一部が示されるように上下2
本のベルトで構成されている。
【0028】上記ベルト49,50の後流側に配設され
る振分け部30は、略二等辺三角形状をなす振分け板5
1を有し、この振分け板51は基台側に軸52により水
平面内で回転可能に取付けられ、図示しないソレノイド
により図2の実線図示のI位置(入金時)と、一点鎖線
図示のII位置(リジェクト時)と、二点鎖線図示のIII
位置とにわたって回動されるようになっている。
【0029】前記ベルト49,50の後流端には上下方
向には1本で構成される別のベルト53,54がケース
1の他側の側壁1dにそって配設され、前記ベルト53
の走行面に対向する位置に出金保留部23が位置されて
いる。
【0030】この出金保留部23は、紙幣Pが納まる前
後方向の開口幅を有するもので、その内部には紙幣Pを
受ける押圧板55がたすき状に設けられたレバー56,
56により平行移動自在に支持して設けられ、図示しな
いモータにより進退移動がなされるようになっている。
【0031】また上記押圧板55と対向する位置には押
えレバー57が基部を基台側に軸58により枢支して水
平面内で旋回動自在に設けられ、紙幣Pの保留時に進出
して紙幣Pの進出を防止するようになされている。
【0032】一括放出部24は、前記出金保留部23に
一旦保留された紙幣Pをまとめて放出するためのもの
で、前記紙幣出金口6へ連通されており、その途中部に
は切換えレバー59があって放出側と前記出金保留部2
3の背部に形成されている出金リジェクト紙幣収納部6
0へのリジェクト経路とが切換えられるように形成され
ている。前記押えレバー57は、図5に示すロータリソ
レノイドRSDで、また切換えレバー59は図示しない
ソレノイドにより作動される。
【0033】前記一括取込み繰出し部21、搬送部2
5、出金保留部23で囲まれた中央位置に配置される紙
幣金種別収納繰出し部26の千円紙幣用収納部27、5
千円紙幣用収納部28、1万円紙幣用収納部29のいず
れも内部に受板61,62,63を有し、千円、5千円
紙幣用収納部27,28の受板61,62はその両端の
ローラ64,64,65,65が側壁27a,28aに
当接して移動が案内され、バネ66,67により常時進
出する方向へ付勢されている。1万円紙幣用収納部29
の受板63はバネ68,68により進出習性が与えられ
ている。
【0034】前記千円、5千円紙幣用収納部27,28
の入口部にはベルト69,70がその略全域にわたって
配設され、このベルト69,70は正逆転可能とされて
いる。このベルト69,70についても、前記一括取込
み繰出し部21のベルト31に付帯すると同様の揺動レ
バー72,73が軸74,75により水平面内で旋回自
在に設けられ、図示しないソレノイドにより作動される
ようになっており、揺動レバー72,73の先端には摩
擦部材76,77を有している。
【0035】前記振分け部30から分岐する搬送部を構
成するベルト78にそう位置に前記千円、5千円紙幣用
収納部27,28へ紙幣Pを分岐して導くためのローラ
79,80、ガイド板81,82および分岐レバー8
3,84が設けられており、この分岐レバー83,84
の回動で搬送方向が切換えられるようになっている。1
万円紙幣用収納部29へは、前記ベルト78と他のベル
ト85との間を通じて受入用ケース86の一端から一万
円紙幣が挿入される。この受入用ケース86はその上下
長手方向中央部にスリットがあり、このスリット内に押
込みレバー87が進入して、内部に挿入された紙幣を受
入用ケース86の上面側へ押出し、その上面上に堆積収
納するようになっており、この押込みレバー87は図示
しないモータにより図2の矢印方向に移動されるように
なっている。
【0036】図2においてS2 は紙幣挿入口5へ紙幣P
が挿入されたことを検知するセンサであり、S3 、S4
は千円、5千円紙幣用収納部27,28へ進入する紙幣
Pの先端検知と通過枚数を検知するセンサである。
【0037】次に硬貨入出金処理ユニット3の具体的構
成例について説明する。図3に示すように硬貨入金口1
1の内方部には硬貨一括取込み繰出し部90が配設され
ている。この一括取込み繰出し部90は、硬貨入金口1
1の底部を構成する繰出しベルト91を有し、この繰出
しベルト91の上部途中部に逆転ローラ92が機枠93
に軸支して設けられ、モータ94からベルト95を通じ
て前記繰出しベルト91と同じ方向への回転が与えられ
るようになっており、繰出しベルト91上に投入された
硬貨を逆転ローラ92によって一層状態に均すようにな
っている。
【0038】上記繰出しベルト91に続いて硬貨の搬送
部96が配置されている。この搬送部96を構成する硬
貨通路97は、底板98と左右の側壁となる通路部材9
9,100とで構成され、この通路部材99,100は
途中でその中心がずれるように屈曲されており、その入
口部においては前記繰出しベルト91の後端部上面から
硬貨通路97の屈曲部にかけて底板98上に臨む搬送ベ
ルト101(丸ベルト)が張られ、屈曲部より後流側の
底部98上から硬貨通路97の後方で直角に屈曲する選
別通路102の入口部にかけて別の搬送ベルト103
(丸ベルト)が張られ、その選別通路102への屈曲部
では垂直な軸105により支持されたプーリー106の
下端にベルト103がそわされて直角に曲げられてい
る。
【0039】前記硬貨通路87の途中部の上流側には磁
気センサからなる識別部107が設けられ、その後流側
の底板98にはオーバーフロー硬貨選別孔108とリジ
ェクト硬貨選別孔109が開口され、これらの孔10
8,109はスライド自在な開閉板110,111によ
り開閉されるようになっており、この開閉板110,1
11はソレノイド112,113により進退作動され
る。
【0040】上記オーバーフロー硬貨選別孔108の下
方には図4に示すように回収箱114が設置されてお
り、リジェクト硬貨選別孔109の下方にはモータ11
5により駆動されるリジェクト硬貨搬送ベルト116が
配設されていてシュート117を通じリジェクト硬貨選
別孔109から落下したリジェクト硬貨が載るようにな
っている。この搬送ベルト116の末端は前述のケース
1の前面に開口する硬貨リジェクト口13内のポケット
部13aへ臨んでおり、このポケット部13a内へリジ
ェクト硬貨を戻すように構成されている。
【0041】前記選別通路102には硬貨を金種別に振
分ける振分け部118が設けられている。この振分け部
118は小径の硬貨(1円)から順次大径(50円,5
円,100円,10円,500円の順)になる選別孔1
19,119…と、これら選別孔119,119…の上
部に張られ、モータ120により駆動される搬送ベルト
104(丸ベルト)とで構成され、このベルト104と
前記ベルト103,101とは同時に駆動されており、
ベルト104は規準となる通路部材121の側面に硬貨
の一端をそわせて搬送させながら該当する選別孔11
9,119…へ落下させる機能を持っている。
【0042】前記各選別孔119,119…の下方には
それぞれ対応して金種別収納繰出し部122が配設され
ている。この収納繰出し部122は、図5に一つの断面
を示すように前記各選別孔119,119…の下方に配
設されモータ123により駆動される繰出しベルト12
4,124…を有し、各ベルト間は隔壁により区画され
ており、この繰出しベルト124,124…はその後端
が低く、下流端が高くなるよう傾斜され、その下流端は
一括放出部12上に臨ませてある。
【0043】上記繰出しベルト124の上部には、図5
に示すように収納空間が形成されており、選別孔119
の下部と繰出しベルト124の上流端上面との間にガイ
ド板125があって、その背面と選別孔119の上方と
に置かれるセンサS5 の検知ラインが選別通路102の
各選別孔119,119…の近傍の小孔126,126
…を通るようにされており、硬貨の通過を検知してどの
選別孔119,119に何枚落ちたかを検出するように
なされている。
【0044】前記繰出しベルト124の上流側(低位
側)の内側に偏心ローラ127が機枠に軸着され、この
偏心ローラ127の大径部の周面が繰出しベルト124
の上下の内面に交互に接触することにより従動回転され
るようになっており、繰出しベルト124上へ落下堆積
される硬貨を偏心ローラ127がベルト124を押し上
げることにより崩し、低位側に局部的に集中して堆積す
ることを防ぎ、繰出しベルト124上に均等に分散して
おかれるように形成されている。この実施例では上記偏
心ローラ127が規制部材の一つを構成している。
【0045】上記繰出しベルト124の後流端近くの上
部には、逆転ローラ128がモータ129により繰出し
ベルト124と同方向に回転されるよう設けられ、この
逆転ローラ128により繰出しベルト124上を搬送さ
れる硬貨を一層状態にして搬送するようになっており、
この実施例ではこの逆転ローラ128も規制部材の一つ
を構成している。
【0046】また繰出しベルト124の末端部では、図
8(A)のように繰出しベルト124の両側にある案内
部材130,131がく字状に屈曲され、繰出しベルト
124と重なる側の案内部材130の傾斜縁130aの
近傍位置にソレノイド132により退去しバネ133に
より突出するストッパ134が設けられ、硬貨を停止さ
せるようになっている。
【0047】反対側の案内部材131の傾斜縁131a
と繰出しベルト124との間の隙間にはセンサとS6
検知ラインが通るように配置され、通過する硬貨を検知
するように形成されている。これらの図においてCは硬
貨を示している。
【0048】図9は本発明により一体型紙幣・硬貨入出
金機をガソリンスタンド用とした場合の一例を示すもの
で、ガソリンスタンドの屋外の適所に設立されるポール
135の上部に外筐136が固定され、この外筐136
の内部下方に本発明による一体型紙幣・硬貨入出金機が
納められ、その上部にPOSレジスタ137が納められ
る。
【0049】なお図9中符号138はPOSレジスタ1
37の表示部、139はカードリーダのカード挿入口、
140は操作キー、141はレシート出口、142はレ
シートを示し、外筐136の上部には閉店時に外筐13
6の前面をカバーする巻出し式のシャッタ143が設け
られている。
【0050】したがってガソリン販売時にPOSレジス
タ137による伝票処理と紙幣および硬貨の入出金処理
とを一箇所で行なうことができ、紙幣・硬貨入出金機と
も高所におかれ、水が掛ることもない。
【0051】次に上記実施例の作用を説明する。紙幣P
の入金時には、紙幣Pの短手方向を上下方向として紙幣
挿入口5へ図7のイ方向またはロ方向から1乃至複数枚
まとめて挿入すると、その紙幣Pが複数枚で先端がばら
けていても、紙幣挿入口5の両側のガイド部4,4の上
縁4b,4bまたは前縁4a,4aのテーパー面20,
20によって揃えられ、突掛ることなく円滑に挿入され
る。
【0052】紙幣挿入口5から挿入された紙幣Pは一括
取込み繰出し部21のベルト31とローラ47との間に
挿入され、センサS2 が紙幣Pの先端を検知するとロー
ラ47が図示しないソレノイドによってベルト31側へ
移動して紙幣をベルト31へ押圧するとともにモータ8
8が駆動してベルト31が回転し、ベルト31にそって
紙幣Pを一括してストッパ43に当接する位置まで取込
む。このとき押圧板34は、図示しないモータにより図
2に示すようにベルト31との間に間隔を有した位置に
おかれている。そしてセンサS2 を紙幣の後端が通過し
た時点で押圧板34の位置を保持したモータがフリーに
なってバネ37の付勢により押圧板34が紙幣Pをベル
ト31へ押しつける。紙幣Pはベルト31に接触するも
のから順次1枚ずつ繰出されて識別部22へ送られる。
この繰出時に、逆転ローラ42により2枚目の紙幣の同
時繰出しを防止するとともに、1枚目の紙幣Pの先端が
センサS1 を遮光すると、ソレノイド41に通電されて
揺動レバー39,39が進出し、2枚目の紙幣Pを押圧
板34側に押しつけて連れ出しを防ぐ。
【0053】識別部22を通過する間に紙幣Pの金種、
真偽等が識別され、正券であれば振分け板51がI位置
へ回動し、その紙幣Pを金種別収納繰出し部26方向へ
進路が切換えられ、さらに各収納部27,28,29の
いずれに収納するかによって分岐レバー83,84が切
換り、千円、5千円紙幣であれば収納部27,28のベ
ルト69または70を通じ収納部27または28の受け
板61,62の下面にそって送入される。1万円紙幣収
納部29では受入用ケース86内に送入され、押込みレ
バー87の上昇で収納部29内へ押込まれて収納され
る。
【0054】入金リジェクト紙幣は、該当紙幣が搬送さ
れてくる度に振分け板51がII位置へ回動し、すべての
入金紙幣が処理されるまで一旦出金保留部23内に受入
れられる。そして一取引分のすべての入金紙幣が処理さ
れたのち、後述する出金方法と同様に一括して紙幣出金
口6へ放出する。
【0055】釣銭紙幣の出金時には、金種別紙幣収納部
26の千円または5千円紙幣用収納部27,28からベ
ルト69,70の逆転駆動により最前位の紙幣Pが前述
した紙幣一括取込み繰出し部21の繰出し方法と同様に
して繰出され、センサS3 ,S4 により枚数がチェック
されてベルト53,54により出金保留部23へ送られ
る。このとき、押えレバー57の進出で出金紙幣がベル
ト53から離されて保留される。出金完了信号により押
えレバー57が後退し、押圧板55の進出で紙幣Pがベ
ルト53に押しつけられ、紙幣出金口6へ一括放出され
る。
【0056】出金時に2枚出し等の可能性があったとき
には、出金保留部23内の紙幣を出金せずに再度出金を
やり直す。その場合は、その指示により切換えレバー5
9が図2の鎖線図示位置に切換わり、出金保留部23か
ら出る紙幣Pは出金リジェクト紙幣収納部60へ送入さ
れる。
【0057】次に硬貨の入金時には、入金硬貨を硬貨入
金口11内へ投入すると、モータ94により繰出しベル
ト91が回転して入金硬貨が繰出され、逆転ローラ92
の逆転駆動によって一層状態に均されて硬貨通路97へ
送り込まれる。硬貨通路97へ入った硬貨は、その上面
をベルト101,103により押さえられ、その摩擦に
よって硬貨通路97の底板98上を搬送され、屈曲した
部分を通る際に硬貨の一端の位置が規定されて進行し、
識別部107を通過する。
【0058】この識別部107のセンサにより金種、真
偽等が識別され、正規硬貨であると識別された硬貨はプ
ーリー106の部分で直角に進路が変換されて選別通路
102へ入り、そのベルト104により規準側の通路部
材121に硬貨の一端がそわされて進行し、自己の外径
に対応する選別孔119に至ったときベルト104の押
しつけ力も加味されてその選別孔内に落下する。
【0059】一方、前記識別部107において正規硬貨
でないと識別された場合は、その信号によりリジェクト
硬貨識別孔109のソレノイド113に通電されてその
開閉板111が一時的に引かれ、該選別孔109が解放
されて該当硬貨が落下排除される。落下した硬貨は、選
別孔109の直下にあるシュート117から入金リジェ
クト硬貨搬送ベルト116上へ乗せられ、モータ115
の駆動によりベルト116が回転してその上の硬貨は硬
貨リジェクト口13へ返却される。
【0060】前記選別通路102の各選別孔119,1
19…から落下した選別済の硬貨は、その下方にあるガ
イド板125にそって繰出しベルト124の低位置上に
落下堆積され、その際にセンサS5 により硬貨の通過が
チェックされる。
【0061】硬貨の出金時には、その指示に基づき該当
する金種別収納繰出し部122の繰出しベルト124が
回動し、硬貨は逆転ローラ128により一層状態とされ
てその末端から一括放出部12内へ放出される。その放
出枚数波センサS6 によりチェックされる。
【0062】上記繰出し時に繰出しベルト124の回動
につれて偏心ローラ127が回動し、その大径部でベル
ト124を間欠的に押し上げるのでベルト124上に堆
積している硬貨が崩され、繰出しベルト124上に万遍
なく堆積した収納状態とされる。
【0063】上記繰出しベルト124の出口端では、案
内部材130,131の傾斜縁130a,131aにそ
ってベルト124の上面から一部が外れたのち放出され
るが、その際にベルト124と傾斜縁131aとの間隙
部分でセンサS6 の検知ラインを横切ることにより通過
枚数がチェックされる。所定枚数放出時にソレノイド1
32が消磁し、ストッパ134がバネ133の付勢によ
り突出して図8(B)のように所定枚数目の後続硬貨C
の上面に落ちるが、その硬貨は繰出しベルト124の送
り力により放出され、その硬貨がストッパ134を通過
するとストッパ134はさらに突出して図8(A)のよ
うに後続硬貨の周面を係止し、ストップさせる。
【0064】こうして所定の金種硬貨が一括放出部12
内へ放出され、釣銭硬貨として返却される。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、紙
幣の入出金処理部分と硬貨の入出金処理部分とが上下に
積層されて一体構造となっているので、紙幣および硬貨
の入出金処理を互いに直近の位置で行なうことができ、
取扱い上の利便性を頗る高めることができる。
【0066】特に紙幣入出金処理ユニットは紙幣をその
短手方向を上下方向としてすべての処理を行なわせ得る
ようにしたことにより全体として偏平化したユニット構
造となり、硬貨の入出金処理ユニットも金種別収納繰出
し部を構成する繰出しベルトを傾斜して配置した構造と
し、その低位置へ硬貨を受入れるようにしたことにより
全体として偏平化したユニット構造となり、したがって
これらを積層して一体化しても入出金機の高さが嵩張る
ことがなく、ガソリンスタンドのPOSレジスタと組合
せても屋外の高所に設置することが可能となってその利
用価値を著しく高めることができる。
【0067】また請求項2のように紙幣挿入口を構成す
ることにより、複数枚の紙幣を同時に挿入する際にその
都度揃え直さずとも円滑に挿入することができ、請求項
1のように紙幣入出金処理ユニットの紙幣一括取込みを
可能としていることと相俟って、取扱い現場での作業能
率を著しく向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一体型紙幣・硬貨入出金機の一実
施例を示す外観斜視図。
【図2】図1における紙幣入出金処理ユニットの平面
図。
【図3】同、硬貨入出金処理ユニットの平面図。
【図4】図2のA−A線相当部分の断面図。
【図5】同、B−B線相当部分の断面図。
【図6】図1の紙幣挿入口部分の一部を断面とし、紙幣
との関係を示す説明図。
【図7】同、紙幣の挿入方向を示す説明図。
【図8】(A),(B)は硬貨入出金処理ユニットの金
種別収納繰出し部の放出端を示す拡大平面図で、(A)
は硬貨ストップ時、(B)はストップ直前の状態を示
す。
【図9】本発明をガソリンスタンドのPOSレジスタと
組合せた実施例の外観斜視図。
【符号の説明】
1 ケース 2 紙幣入出金処理ユニット 3 硬貨入出金処理ユニット 4 ガイド部 5 紙幣挿入口 9 操作部 11 硬貨入金口 12 硬貨出金口 13 硬貨リジェクト口 20 テーパー面 21 紙幣一括取込み繰出し部 22 識別部 23 出金保留部 24 一括放出部 25 搬送部 26 紙幣収納繰出し部 27 千円紙幣用収納部 28 5千円紙幣用収納部 29 1万円紙幣用収納部 30 振分け部 34 押圧板 39 揺動レバー 42 逆転ローラ 51 振分け板 55 押圧板 57 押えレバー 59 切換えレバー 83,84 分岐レバー 90 硬貨一括取込み繰出し部 91 繰出しベルト 96 搬送部 97 硬貨通路 102 選別通路 107 識別部 108 オーバーフロー硬貨選別孔 109 リジェクト硬貨選別孔 110,111 開閉板 116 リジェクト硬貨搬送ベルト 118 振分け部 119 選別孔 122 硬貨金種別収納繰出し部 124 繰出しベルト 127 偏心ローラ 128 逆転ローラ 137 POSレジスタ P 紙幣 C 硬貨
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−144891(JP,A) 特開 平2−47794(JP,A) 特開 昭63−292293(JP,A) 実開 平5−12981(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 1/00 - 9/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣の一括取込み繰出し部、この繰出し部
    から繰出された紙幣を識別する識別部、識別された紙幣
    を金種別に収納し繰出しする金種別収納繰出し部、繰出
    された紙幣を保留する出金保留部、紙幣を一括放出する
    一括放出部、前記各部へ紙幣を搬送する搬送部および各
    部への振分け部を有し、紙幣の入出金処理を行なう紙幣
    入出金処理ユニットと、硬貨の一括取込み繰出し部、取
    込まれた硬貨を識別する識別部、識別された硬貨を金種
    別に収納し繰出しする金種別収納繰出し部、硬貨を一括
    放出する一括放出部、前記各部へ硬貨を搬送する搬送部
    および各部への振分け部を有し、硬貨の入出金処理を行
    なう硬貨入出金処理ユニットとを上下に重積して一体構
    造とし、前記紙幣入出金処理ユニットの各部は、紙幣が
    その短手方向を上下方向としかつ略同一平面内で各処理
    がなされる配置構造とされ、前記硬貨入出金処理ユニッ
    トの前記一括取込み繰出し部と金種別収納繰出し部とは
    繰出し方向へ上り傾斜して配設される繰出しベルトで構
    成するとともにこの繰出しベルトの繰出し側上部域で繰
    出される硬貨を一列一層状態に規制する規制部材を設
    け、前記一括取込み繰出し部から繰出される硬貨は前記
    識別部、搬送部、振分け部の各部において略同一平面内
    で各処理がなされる配置構造とされ、前記振分け部で振
    分けられた硬貨は金種別収納繰出し部の繰出しベルトの
    低位置上へ落下する配置構成を有することを特徴とする
    一体型紙幣・硬貨入出金機。
  2. 【請求項2】前記紙幣一括取込み繰出し部への紙幣挿入
    口は、複数枚の紙幣を積層した状態で挿入し得る幅を有
    するスリット状としてその正面部から上面部にかけて逆
    L形に開設し、この紙幣挿入口の左右のガイド部の相対
    向する上縁および前縁がテーパー面に形成されている請
    求項1記載の一体型紙幣・硬貨入出金機。
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