JP3274973B2 - インターフェイス用コネクタ - Google Patents

インターフェイス用コネクタ

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JP3274973B2 JP20434596A JP20434596A JP3274973B2 JP 3274973 B2 JP3274973 B2 JP 3274973B2 JP 20434596 A JP20434596 A JP 20434596A JP 20434596 A JP20434596 A JP 20434596A JP 3274973 B2 JP3274973 B2 JP 3274973B2
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器間を接続する
インターフェイス用コネクタに関するものであり、特
に、シェルとロックピンとの導通構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のインターフェイス用コネ
クタ10の斜視図である。従来のインターフェイス用コ
ネクタ10は、主にコンタクト14と絶縁体12とシェ
ル16とロックピン18とから構成されている。
【0003】複数本のコンタクト14は、絶縁体12に
圧入等によって保持・固定されている。このコンタクト
14は、金属製であり、公知技術のプレス加工等で製作
される。前記絶縁体12は、樹脂製であり、公知の射出
成形等で製作される。前記シェル16は、複数本のコン
タクト60が保持・固定された絶縁体12を覆うこと
で、シールド効果を持たせている。このシェル16は、
金属製であり、公知技術のプレス加工等で製作される。
また、ロックピン18も金属製であり、シェル16同様
に公知技術のプレス加工等によって製作されている。前
記ロックピン18は、矢印「ロ」方向に絶縁体12のフ
ランジ29に、ロックピン18の係合部20がシェル1
6のフランジ部31に接触するまで圧入するようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ロック
ピン18をコネクタ10に固定させた場合、ロックピン
18とシェル16との間にクリアランスが生じたりし
て、シェル16とロックピン18との確実な導通をとる
ことができないとういう問題点があった。この問題点
は、別部品を用いて、ロックピン18をシェル16にハ
トメカシメ等を行うことによって解決できる。しかし、
近年、一般的にコネクタにおいても、コストダウンの要
求が強くなってきている。このような状況の中、別部品
を用いることはコストアップにもつながり、かつ、別部
品を用いてロックピン18をシェル16に固定するとい
った別工程も必要になり、さらにコストアップになると
いった解決すべき課題があった。
【0005】本発明は、シェルとロックピンとの確実な
導通を図ることができ、部品点数を増やすことなく、コ
ストアップにもならなく、組立も容易にできるインター
フェイス用コネクタ10を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、シェルのフ
ランジ部に嵌合側と反対側突出した凸部を設け、前記ロ
ックピンの係合部に前記凸部が挿入できる係止部を幅方
向両側に設けることにより達成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】シェル16のフランジ部31に設
けられた凸部30をプレス加工時の切り起こしによって
作成する。このように凸部30をプレス加工時の切り起
こしによって作成することで、部品点数も増えることな
く、加工も容易である。
【0008】
【実施例】以下図1に基づいて本発明の一実施例につい
て説明する。図1(A)は、本発明のインターフェイス
用コネクタ10とロックピンの斜視図であり、(B)
は、(A)左からみたフランジ部の平面図である。本発
明のインターフェイス用コネクタ10は、主にコンタク
ト14と絶縁体12とシェル16とロックピン18とか
ら構成されている。インターフェイス用コネクタ10の
大きさは大小様々あるが、本実施例では、長さが67m
m、幅が24mm、高さが15mm程度である。長さ
は、コンタクトピッチ寸法と芯数によって変化する。本
実施例では、コンタクトピッチが2.16mmで、芯数
が36芯である。コンタクトピッチとしては0.5〜
2.54mm等が考えられ、芯数としては14〜64芯
等が考えられ、機能等によって適宜設計する。
【0009】本実施例では、コンタクトテール36の形
状として、L形ディップタイプを図示したが、面実装
(以下SMTという)タイプでもストレートディップタ
イプでもよい。まず、複数本のコンタクト14は、従来
同様に絶縁体12に保持・固定され、公知のプレス加工
等で製作されている。このコンタクト14の材質として
は、従来同様良導電性の黄銅やリン青銅やベリリウム銅
が使用されている。バネ性や加工性を考慮すると、リン
青銅がよい。前記コンタクト14は、一般的に相手コネ
クタ(図示せず)と接触する接触部と絶縁体12に固定
される固定部と基板等に接続されるテール部34の3部
分からなっている。
【0010】次に、絶縁体12も、従来同様に公知の射
出成形等で製作される。この絶縁体12の材質として
も、従来同様成形性やコストが考慮されるので、PBT
・PET・PA・PPS・LCP等が使用されている。
コストを考慮すると、PBTがよい。前記絶縁体12に
は、長手方向両側にフランジ29が設けられている。こ
のフランジ29は、ロックピン18が固定される部分で
あり、ロックピン18を固定する手段が装備されてい
る。この手段は、図示はしないが溝を設け、この溝にロ
ックピン18を圧入することである。また、前記フラン
ジ29には、コネクタ10を基板に接続する際にロック
ピン18の脚部24の固定部分である凹部27が設けら
れている。この凹部27は溝でもよいが、孔でもよい。
【0011】次に、本発明のポイントの1つであるシェ
ル16について説明する。前記シェル16は、複数本の
コンタクト14が保持・固定された絶縁体12を覆うこ
とで、シールド効果を持たせている。このシェル16
は、金属製であり、公知技術のプレス加工等で製作され
る。シェル16の材質としては、黄銅や鋼や不銹鋼(ス
テンレス系)などが使用されている。材質は、加工性や
コストを考慮すると、黄銅や鋼がよい。シェル16は、
カシメ等によって絶縁体12に固定されている。
【0012】シェル16の長手方向両側には、嵌合口3
8と反対側に突出した凸部30が設けられている。この
凸部30は、ロックピン18を固定する部分でもり、接
触することによりシェル16とロックピン18との導通
を計るためのものである。この凸部30は、シェル16
のプレス加工時に切り起こしによって作成されている。
凸部30の形状としては、上記役割が満足できれば、如
何なる形状でもよく、円でも四角でもよく、加工性を考
慮すると四角がよい。前記凸部30の大きさは、上記役
割が満足できれば如何なる大きさでもよいが、シェル1
6の加工性やロックピン18の強度等を考慮して適宜設
計される。本実施例では、四角形にし、2mm程度にし
た。
【0013】次に、本発明のもう1つのポイント部分で
あるロックピン18について説明する。ロックピン18
も、コンタクト14と同様に金属製であり、公知のプレ
ス加工等で製作されている。このロックピン18の材質
としては、コンタクト14同様良導電性の黄銅やリン青
銅やベリリウム銅が使用されている。バネ性や加工性を
考慮すると、リン青銅がよい。ロックピン18は、機能
上、大別すると係合部20と連結部22と脚部24の3
部分に分けることができる。このロックピン18の形状
としては、本実施例では、クランク形状にしたが、連結
部22がなく、一直線上でもよい。本実施例では、ロッ
クピン18の大きさは、長さが12mmで、幅が5mm
で、高さが15mm程度にした。
【0014】係合部20は、シェル16と接触する部分
である。この係合部20には、ほぼ中央付近にパネル等
と係合するためのネジ部28が設けられている。また、
係合部20には、シェル16の凸部30と固定されるた
めの係止部26が、幅方向両側に設けられている。この
係止部26の大きさとしては、シェル16の凸部30が
固定できれば如何なる大きさでもよいが、ロックピン1
8の強度等を考慮して適宜設計される。本実施例では、
1X2mm程度にした。この係止部26の形状は、上記
役割を満足できれば如何なるものでもよく、角形でもU
字形状でもよい。本実施例では、四角形状にした。
【0015】連結部22は、前記係合部20と脚部24
をつなぐための部分である。脚部24は、コネクタ10
と基板に仮固定するための部分であり、1本ないし2本
の脚である。この脚部22は、コネクタ10基板に仮固
定する役割状各脚にはバネ性が要求される。そのため、
本実施例では、2本の脚にし、各脚の間にU字のスリッ
ト部を設けることでバネ性を満足させている。
【0016】次に、ロックピン18のコネクタ10への
固定方法について説明する。ロックピン18は、図1
(A)のように矢印「イ」方向に治具等によって絶縁体
12のフランジ29の溝(図示されていない)に挿入さ
れる。矢印「イ」方向にさらに押し込まれることによっ
て、シェル16の凸部30がロックピン18の係止部2
6に圧入されることによって固定される。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記に詳細に説明した構成に
より、下記のような顕著な効果を奏する。 ・シェル16の凸部30がロックピン18の係止部26
に圧入されることで、確実にシェル16とロックピン1
8とは接触し、かつ、確実な導通を図ることができる。 ・シェル16の凸部30は、容易にロックピン18の係
止部26に圧入することができる。 ・シェル16の凸部30は、シェル16加工時に切り起
こしによって作成されているので、部品点数が増えるこ
とがなく、コストアップにもつながらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明のインターフェイス用コネクタと
ロックピンの斜視図である。 (B)(A)の左からみた側面図である。
【図2】従来のインターフェイス用コネクタとロックピ
ンの斜視図である。
【符号の説明】
10 インターフェイス用コネクタ 12 絶縁体 14 コンタクト 16 シェル 18 ロックピン 20 係合部 22 連結部 24 脚部 26 係止部 27 凹部 28 ネジ部 29 フランジ 30 凸部 31 フランジ部 34 テール部 36 溝 38 嵌合口

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトと、複数本のコンタクトを保
    持・固定している絶縁体と、この絶縁体を覆うシェル
    と、基板に接続するロックピンとからなるインターフェ
    イス用コネクタにおいて、 シェルのフランジ部には、嵌合側と反対側突出した凸部
    を設け、前記ロックピンの係合部に前記凸部が挿入でき
    る係止部を幅方向両側に設けたことを特徴とするインタ
    ーフェイス用コネクタ。
  2. 【請求項2】 シェルのフランジ部に設けられた凸部を
    プレス加工時の切り起こしによって作成したことを特徴
    とする請求項1記載のインターフェイス用コネクタ。
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