JP3273128B2

JP3273128B2 - 地域情報サービス方法

Info

Publication number: JP3273128B2
Application number: JP22931397A
Authority: JP
Inventors: 直樹大平; 芳明市川; 聡大石; 伸悟前田; 政文岡田; 一彦岡本
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1997-08-26
Filing date: 1997-08-26
Publication date: 2002-04-08
Anticipated expiration: 2017-08-26
Also published as: JPH1169404A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話システ
ム、簡易型携帯電話システム（ＰＨＳ）等を利用して地
域情報を提供する地域情報サービス方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】特開平９ー５４８９５においては、携帯
端末の現在位置情報を、使用者に知らせる事が可能な情
報通知システムを提供している。この場合、現在位置検
知手段を有する携帯端末が、その位置情報をホストに送
信し、情報検索して、現在位置に対応した情報を知らせ
るものである。また、特開平９ー８９１７においては、
ＰＨＳの所在地及びその周辺地域の各種情報をユーザー
に提供できるシステムを提供している。ＰＨＳにおい
て、ＰＨＳ基地局が発信する基地局ＩＤを受信して記憶
した後、システムのセンターに対して、要求する情報種
類を示す検索キーと記憶した基地局ＩＤを送信すると、
センターは全ての基地局の管理エリア内の種々の情報
（例えば、買物情報、道路情報など）をデータベースに
保持しており、そのデータベースから検索キーに対応す
る情報をユーザーに返送するものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の技術に於いて
は、携帯端末もしくは携帯電話器と携帯電話器による位
置情報、そして、携帯電話器を利用するユーザー、情報
を提供する為のデータベースによって構成されている。

【０００４】但し、特開平９−５４８９５号の図１１に
おいては、警察署の第３者がこの構成に加わっている。
この例は、災害が発生した場合に、携帯電話器の位置情
報を通信ホストを経由して警察署に情報提供するもので
ある。

【０００５】かかる従来の技術は、携帯電話器の利用者
が、自分の現在位置を十分に把握していなくとも、情報
提供の為のセンターに電話をすると、センターにある情
報データベースを検索して、利用者に検索結果情報を提
供してくれるものである。

【０００６】しかし、センターに置かれたデータベース
は、そのデータベースに情報を提供する人（例えば、ホ
テルや飲食店等）が、情報を個別に提供しなければなら
ず、情報提供もセンターのデータベース管理者もメンテ
ナンスを十分に行わなければ、データベースの情報が古
くなったり、リアルタイムな即時性の情報が提供できな
くなる恐れがある。

【０００７】つまり、この従来システムの問題点は、
（ａ）携帯電話器を持って利用する人、（ｂ）データベ
ースを管理するセンタやホスト、（ｃ）データベースに
情報を提供する人（例えばホテルや飲食店等）の３者で
成り立っているにも関わらず、オンラインで結ばれてい
る範囲（即ち即時対応可能な範囲）は、携帯電話器利用
者とデータベースセンターの２者である事である。

【０００８】つまり、本来の理想な形態としては、
（１）上記の３者がオンラインで結べて、即時に情報提
供者から携帯電話器利用者に必要な情報を提供できる事
である。

【０００９】更に究極は、（２）データベースセンタを
置かないで、情報提供者が携帯電話器利用者に必要な情
報を提供できるシステムである。

【００１０】本発明は、街頭に出ている携帯電話器の携
帯端末保持者（利用者）が、情報収集したい地域情報
を、携帯電話器等の端末機器を使って、地域情報を検索
し、利用者である携帯電話器保持者並びに情報利用先
（情報提供元）に情報提供する事により、高付加価値情
報サービスを提供する地域情報サービス方法である。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明は、店舗や企業等
の地域情報提供源毎に、提供情報データベースを持た
せ、電話会社に、地域情報提供源の電話番号、情報項目
による電話番号データベースを持たせ、電話会社では、
移動電話器利用者の電話器を通じての情報提供の要求に
対して、利用者の現在位置を自動的に特定した上で、そ
の現在位置と情報項目とに対応する地域情報提供源の電
話番号を上記電話番号データベースから検索し、この電
話番号である地域情報提供源と利用者の移動電話器との
間の回線接続を自動的に行い、この接続した回線を通じ
て、当該地域情報提供源の提供情報データベースからの
情報を利用者に提供する、ものとした地域情報サービス
方法を開示する。

【００１２】更に本発明は、店舗や企業等の地域情報提
供源毎に、提供情報データベースを持たせ、電話会社
に、地域情報提供源の電話番号、情報項目による電話番
号データベースと、移動電話器利用者の情報提供の要求
に対して利用者の現在通話エリアを自動的に検出する第
１の手段と、移動電話器利用者の情報提供の要求キーワ
ードを検知解読する第２の手段と、検知した現在通話エ
リアと解読した要求キーワードとから地域情報提供源の
電話番号を上記電話番号データベースから検索する第３
の手段と、を持たせ、電話会社では、移動電話器利用者
の電話器を通じての情報提供の要求に対して、上記第１
の手段により利用者の現在通話エリアを検出し、情報提
供の要求に含まれる要求キーワードを第２の手段で検出
し、この検出した現在通話エリアと要求キーワードとか
ら第３の手段を利用して、対応する地域情報提供源の電
話番号を、上記電話番号データベースから検索し、この
電話番号である地域情報提供源と利用者の移動電話器と
の間の回線接続を自動的に行い、この接続した回線を通
じて、当該地域情報提供源の提供情報データベースから
の情報を利用者に提供する、ものとした地域情報サービ
ス方法を開示する。

【００１３】以上の手段の中で、携帯端末としての携帯
電話器を使う側にあっては、電話会社として携帯電話会
社がある。かかる携帯電話会社にあっては、携帯電話器
から得られる位置情報（ロケーション情報）を携帯電話
システムから得、携帯電話器保持者（利用者）の限定さ
れたエリアの位置情報を特定する。更に、携帯電話器利
用者が必要とする情報検索情報を合わせて、携帯電話会
社に電話をする事により、携帯電話会社は、検索情報に
合致する情報提供者を選びだし、その情報提供者に電話
を接続する（この機能を自動交換機能と呼ぶ）。

【００１４】これにより、携帯電話器保持者（利用者）
と情報提供者を直接電話回線で接続することができ、必
要な情報を情報提供者から携帯電話器保持者（利用者）
に情報提供できる。

【００１５】かくして、携帯電話器利用者は、現在いる
場所に於いて、地域情報を短時間に簡単に入手する事が
でき、その情報をいち早く活用することにより、利用者
は利益を被る事ができる。電話会社は情報提供サービス
により、宣伝効果を高める事ができ、電話回線利用加入
者数の獲得と電話回線使用料の増加を得る事ができる。
情報データ提供者は、宣伝効果による顧客獲得とそれに
よる売上げ増加等が可能になる。この様に、この３者は
それぞれ利害関係を持ち、かつ３者共に利益を授受する
ことが可能な関係を持つ事が可能なシステムを構築する
事ができる。また、電話会社ではなく、回線接続業者の
例もありうる。

【００１６】

【発明の実施の形態】図１は、全体システム系統及び処
理系統図である。図１において、利用者Ａは、移動電話
器である携帯電話器１を所持する。電話会社Ｂは、交換
機や各種の通信システムを含む電話通信系２を持つ。情
報提供源（登録企業）Ｃ−１、Ｃ−２、Ｃ−ｎはそれぞ
れサービス提供システム３、４、５を持つ。

【００１７】電話会社Ｂの電話通信系２は、通信処理部
１５、１６を通じて情報提供源Ｃ−１、Ｃ−２、Ｃ−
３、利用者Ａとの間で情報の通信処理を行う。更に、電
話通信系２は、地域情報番号データ１７、電話番号検索
処理部２１、音声ガイダンス機能部１８、位置検知処理
部１９、キーワード検知処理部２０を持つと共に、上記
通信処理部１５、１６は交換網及び通信ネットワークを
含む。

【００１８】情報提供源Ｃ−１、Ｃ−２、Ｃ−ｎは、そ
れぞれ規模が異なるがほぼ同種のサービス情報システム
３、４、５を持つ。規模は、情報提供源の規模やサービ
スすべき情報の数や種別によって定まる。サービス提供
システム３、４、５はそれぞれ、情報入力処理部９、１
０、１１、店舗情報データ６、７、８、通信処理部１
２、１３、１４を持つ。店舗情報データベース６、７、
８は、情報提供源Ｃ−１、Ｃ−２、Ｃ−３の規模や提供
すべき情報によって定まる情報と規模と内容とからな
る。通信系３０は、有線、無線のいずれをも含む。ま
た、両者を組み合わせた通信系もありうる。

【００１９】各構成要素の機能について列記する。情報入力処理部９、１０、１１…キーボードやマウスを
含み、情報の入力、更新、末梢を行う。情報は、各店舗
によって異なる。店舗情報データベース６、７、８…店舗によって定まる
情報をデータベースとして持つ。通信処理部１２、１３、１４、１５、１６、３１…通信
モデムを含み、通話通信データ通信の端末を形成する。地域情報電話番号データベース１７…地域情報を提供す
る提供源を、地域別に分け、電話番号をデータベース化
したものである。地域とは、位置検出処理部１９によっ
て自動的に検出した、利用者Ａの現在位置の所属する通
話エリアを指す。音声ガイダンス部１８…利用者Ａに流すべきガイダンス
音声を作成する。音声は、例えばＲＯＭ等に格納された
音声コードを利用して作る人工音声である。位置検出処理部１９…通信処理部１６を介して得た利用
者Ａからの受信を通じて、利用者の現在位置が所属する
通話エリアを特定検出する。絶対的な現在位置の検出で
はないが、移動無線では通話エリアで地域区分されてお
り、かかる区分された地域に合わせて情報提供源を区分
しておくことで必要な地域情報を検索可能にするねらい
である。キーワード検知処理部２０…情報提供項目を選択するた
めのキーワードを検知する。また特に提供項目が多い場
合に詳細提供情報のためのキーワードが必ず必要とな
る。利用者がこれらのキーワードを入力した場合にそれ
を受信して検知解読する。電話番号検索処理部２１…処理部１９で検出した利用者
の現在位置（通話エリアのこと）及び解読したキーワー
ド（又は利用者音声で要求する情報項目）を入力とし
て、電話番号データベース１７をアクセスして、対応す
る地域を選択し、対応する情報提供源の電話番号を検索
する。ここで、情報提供源は、１つの例もあれば、２以
上の複数個を検索する例もある。利用者Ａの入力情報…電話会社Ｂへのサービス提供を受
けるための電話番号、及び欲しい地域情報の種別や内容
を示すキーワード情報である。後者の情報には、キーワ
ード以外に、対話による音声入力の例もある。

【００２０】次に図１の動作を説明する。利用者Ａは、
携帯電話器１から電話会社Ｂ社に電話をかける。Ｂ社
は、利用者Ａの位置情報（現在通話エリア）を検知させ
る為に、処理部１９の位置検知処理により、利用者Ａの
位置情報（現在通話エリア）を入手する。これと同時
に、利用者Ａに対して、携帯電話器１から情報検索キー
ワードの入力を行わせる。入力させる為の手段として
は、電話オペレータとの会話方式、利用者Ａの検索キー
ワードを入手する方式や利用者Ａの携帯電話器のディス
プレイに文字情報を流し、情報検索キーワードを番号入
力させる文字出力番号入力方式、利用者Ａの携帯電話器
１にガイダンス部１８から音声ガイダンスを流し、情報
検索キーワードを番号入力させる音声出力番号入力方式
がある。

【００２１】電話会社Ｂ社は、検出した位置情報をもと
に通話エリアで区分した地域を特定した上で、処理部１
９の位置検知処理により得た利用者Ａの位置情報と処理
部２０で得た検索キーワード番号を基に、利用者Ａが必
要としている情報を提供してくれる情報提供元Ｃの電話
番号を処理部２１で選びだす。次に、電話会社Ｂは、こ
の選択した電話番号を持つ情報提供元Ｃのサービス提供
システム９（又は１０や１１）と利用者Ａの携帯電話器
１とが通話又はデータ伝送が可能なように、回線接続を
自動的に行う。かくして電話回線を通じて情報提供元
（例えばホテルＣ）と利用者Ａの携帯電話器との接続が
なされる。

【００２２】情報提供元Ｃは、掛かってきた電話（即ち
利用者Ａからの電話）に対して、サービス提供システム
９（又は１０、１１）を通じて、その店舗情報データベ
ース６（又は７、８）をアクセスしてそのお店の情報を
提供する。提供項目が多い場合には、さらに詳細情報提
供の為のキーワード登録や情報検索の為のガイダンスを
利用者Ａに対して行う事もできる。

【００２３】検索結果は、上記接続した回線を通じて直
接利用者Ａに転送される。転送方法としては、検索結果
を音声で読み上げる音声ガイダンス方式によるものや文
字出力がある。更に、利用者Ａへの情報の提供の仕方に
は音声情報、文字出力情報、ビデオ出力情報等による提
供がある。

【００２４】本実施の形態による携帯電話器利用者Ａ、
携帯電話事業を行っている電話会社Ｂ、情報提供源Ｃの
利点について説明する。（１）携帯電話器利用者Ａは、街頭にて自分の欲しい情
報（例えば、見知らぬ街でのホテル捜し、ホットスポッ
ト／イベント情報、食べたいジャンルの飲食店情報、映
画や劇場の催し情報等今その場で欲しい情報）がある人
である。この人は、この情報を入手する事により、この
情報を活用する事ができるメリットを有している。例え
ば、見知らぬ土地での深夜のホテル捜し、従来ならば、
電話帳を捜して、ホテルの電話番号をしらべるところか
ら始まる。数軒〜数十軒と闇雲にホテルに電話をし、空
室予約をする。大都市に限っては、慢性的な満室状態の
ホテルが多く、名の知れたホテルでは簡単に予約は取れ
ない。また、マイナーなホテルでは不安が伴い予約の電
話を行うレベルも低くなり、最終的な候補となる可能性
が高い。よって予約の入れられるホテルに巡りあえるの
は、かなり時間と労力を費やす。地方では、近くにホテ
ルがなく、土地感のない所で、調査範囲を広げていかな
ければならず、これもかなりの時間と労力を費やす。こ
の様に情報を瞬時に入手する事ができれば、この人（利
用者）にとっての情報提供費や電話通話費や時間の節約
や情報サービスの恩恵により、十分な利益を生む事がで
きる。これを実現したのが図１のシステムである。（２）携帯電話事業を行っている電話会社Ｂ社は、携帯
電話器利用者Ａが電話を掛けた場所（通話エリア）を例
えば５００ｍの範囲で特定する事ができる。これは「位
置情報サービスシステム」として知られている。この５
００ｍと言う特定された位置情報と携帯電話器利用者Ａ
が欲しがっている情報のキーワードを組み合わせ、リア
ルタイムに携帯電話器利用者Ａに地域情報を提供してあ
げるものである。ここでは、電話会社Ｂ社は、携帯電話
器利用者Ａの位置情報と携帯電話器利用者Ａの必要とし
ている情報アイテム（キーワード）を基に、検索情報の
提供元、即ちＣの電話番号を探し出す。これは、予め位
置情報と検索キーワードの組み合わせで、情報提供元Ｃ
の電話番号検索・回線交換機能があれば、実現できる。
これを実現したのが図１のシステムである。更に携帯電
話事業を行っている電話会社Ｂ社は、企業としての利益
拡大の為には、携帯電話の回線加入料の拡大や回線の使
用料（通話料）の拡大により事業の拡大ならびに企業利
益を拡大する事ができる。その為には他社にはないサー
ビスを売り物にする必要があるが、この地域情報サービ
スは、携帯電話器利用者Ａに利用者が電話をしている場
所を意識させないで、その地域特有な情報を提供し、か
つその地域に利益をもたらすことになる為、地域還元型
情報提供サービスとして、他社の企業拡大戦略となり得
るであろう。その効果は益々利用者の拡大を促す効果を
持っている。当然、後述される企業からの広告宣伝料等
の収入増も考えられる。これを実現したのが図１のシス
テムである。（３）情報提供源である例えばホテルＣは、顧客獲得の
為に空室情報、キャンペーン広告情報、料金、割引サー
ビス情報、ホテル迄の道順等を毎日、もしくは、数日間
おきに、地域情報データベースサービス会社Ｃ社に提供
する。これは、ホテルＤに於いては、広告兼顧客獲得情
報であり、この情報提供により、当日の駆けこみ客の獲
得ができ、売り上げチャンスの拡大を見込む事ができ
る。ホテルＣの顧客獲得情報は、ホテルＣに設置されて
いる情報提供システム３（又は４、５）のオンライン端
末を使い、顧客獲得情報を入力し登録する。ホテルＣと
同様にして、飲食店Ｄ、劇場Ｅに関しても、イベント情
報、空席情報、広告、等の顧客獲得の為の広告を出すこ
とができる。こうした利益をもたらすシステムが図１で
ある。

【００２５】尚、以上の例では通話エリアと、情報提供
源のエリアとを同一としたが、完全一致しないとか、一
部一致するとか、完全一致しないとか異なる例もある。
この場合は、両エリアの関連をデータとして持たせてお
けば、情報提供源のエリアから１つ又は２以上の該当す
る情報提供源を探索し、必要な情報を入手する。また、
利用者が知りたい地域（自己の現在位置とは異なる他の
地域のこと）を入力することで、その地域の情報を入手
するやり方もありうる。

【００２６】以上の携帯端末は、ＰＨＳや一般の移動電
話器の例である。この他に、移動電話器と同様の通話機
能の他に各種の情報転送機能を持つ携帯情報端末や、ナ
ビゲーションシステムも情報端末として利用できる。ま
た、利用者の位置情報として、通話エリアを見つけるも
のとしたが、絶対的な位置情報を得る例や、ＧＰＳを使
っての位置情報を得る例がある。また、こうした例にあ
っては、電話会社の代わりに回線接続業者が中間に介在
する例もある。

【００２７】

【発明の効果】利用者が自己の現在位置を入力する必要
がないため利用者の負担が無く、更に限られた地域情報
を簡単に入手する事が可能となり、携帯電話器等の情報
端末の利用付加価値を向上する事になる。またこれに関
与する電話会社、地域情報を提供するホテルや飲食店等
それぞれに利益をもたらす事が予想され、企業利益を生
み出す効果を持つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の地域情報サービスシステムの実施の形
態を示す図である。

【符号の説明】

１携帯電話器２電話通信系３、４、５サービス提供システム６、７、８店舗情報データベース９、１０、１１情報入力処理部１２、１３、１４、１５、１６、３１通信処理部１７地域情報電話番号データベース１８音声ガイダンス部１９位置検知処理部２０キーワード検知処理部２１電話番号検索処理部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者前田伸悟茨城県日立市大みか町五丁目２番１号株式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者岡田政文茨城県日立市大みか町五丁目２番１号株式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者岡本一彦茨城県日立市大みか町五丁目２番１号株式会社日立製作所大みか工場内 (56)参考文献特開平６−269044（ＪＰ，Ａ) 特開平９−200346（ＪＰ，Ａ) 特開平１−206764（ＪＰ，Ａ) 特開平６−178348（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) H04B 7/24 - 7/26 113 H04Q 7/00 - 7/38

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】店舗や企業等の地域情報提供源毎に、提
供情報データベースを持たせ、電話会社に、地域情報提供源の電話番号、情報項目によ
る電話番号データベースを持たせ、電話会社では、移動電話器利用者の電話器を通じての情
報提供の要求に対して、利用者の現在位置を自動的に特
定した上で、その現在位置と情報項目とに対応する地域
情報提供源の電話番号を上記電話番号データベースから
検索し、この電話番号である地域情報提供源と利用者の
移動電話器との間の回線接続を自動的に行い、この接続した回線を通じて、当該地域情報提供源の提供
情報データベースからの情報を利用者に提供する、ものとした地域情報サービス方法。
【請求項２】店舗や企業等の地域情報提供源毎に、提
供情報データベースを持たせ、電話会社に、地域情報提供源の電話番号、情報項目によ
る電話番号データベースと、移動電話器利用者の情報提
供の要求に対して利用者の現在通話エリアを自動的に検
出する第１の手段と、移動電話器利用者の情報提供の要
求キーワードを検知解読する第２の手段と、検知した現
在通話エリアと解読した要求キーワードとから地域情報
提供源の電話番号を上記電話番号データベースから検索
する第３の手段と、を持たせ、電話会社では、移動電話器利用者の電話器を通じての情
報提供の要求に対して、上記第１の手段により利用者の
現在通話エリアを検出し、情報提供の要求に含まれる要
求キーワードを第２の手段で検出し、この検出した現在
通話エリアと要求キーワードとから第３の手段を利用し
て、対応する地域情報提供源の電話番号を、上記電話番
号データベースから検索し、この電話番号である地域情
報提供源と利用者の移動電話器との間の回線接続を自動
的に行い、この接続した回線を通じて、当該地域情報提供源の提供
情報データベースからの情報を利用者に提供する、ものとした地域情報サービス方法。
【請求項３】上記利用者に提供する情報は、移動電話
器からの音声又は文字にて行うものとした請求項１又は
２の地域情報サービス方法。