JP3273085B2 - プリント基板支持装置 - Google Patents

プリント基板支持装置

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JP3273085B2
JP3273085B2 JP18085393A JP18085393A JP3273085B2 JP 3273085 B2 JP3273085 B2 JP 3273085B2 JP 18085393 A JP18085393 A JP 18085393A JP 18085393 A JP18085393 A JP 18085393A JP 3273085 B2 JP3273085 B2 JP 3273085B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板を裏側から
支持する装置に関するものであり、特に、裏側に既に電
子部品が装着されるなどして裏面に凹凸を有するプリン
ト基板を支持するに好適な装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板の多くは合成樹脂等の電気
絶縁材から成る比較的薄い基板に導電材料から成る回路
パターンが形成されたものであり、可撓性を有する。し
たがって、このようなプリント基板に電子部品を装着す
る場合や、電子部品装着のために接着剤,クリーム状半
田を塗布する場合等には、プリント基板を裏側の相当多
数の点で支持しなければ、平面等所望の形状を保って支
持することができない。
【0003】プリント基板の裏面が凹凸を有しない平面
である場合には、平らな支持面を有する支持板で支持す
ることができるため問題はないが、裏側に既に電子部品
が装着されるなどして裏面が凹凸を有する場合には、支
持が困難になる。このような場合、従来はプリント基板
を多数のバキュームピンで支持することが行われてい
た。このプリント基板支持装置は、台板と、台板の板面
に開口する多数の負圧供給口と、それら負圧供給口に接
続された負圧源と、負圧供給口に接続される多数の管状
のバキュームピンとを有する。そして、例えば、既に電
子部品が装着されているためにプリント基板の裏面が凹
凸を有する場合には、プリント基板の電子部品の装着さ
れていない部分に対応する負圧供給口の位置にバキュー
ムピンを配置し、ホルダにバキュームピンを保持させる
とともにボルトで台板に固定し、他の負圧供給口は蓋に
より塞ぐ。プリント基板は負圧供給口からバキュームピ
ンを通って供給される負圧によりバキュームピンの先端
面に吸着されて支持され、反りがあっても修正される。
【0004】また、マグネットピンによってプリント基
板を支持することも行われている。このプリント基板支
持装置は、磁性材料製の台板と多数のマグネットピンと
を有し、台板のうち、プリント基板の裏面の電子部品が
装着されていない部分に対応する位置にマグネットピン
を磁力により固定し、プリント基板を支持させるのであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
ト基板の種類が異なれば電子部品の装着されている位置
も異なるため、バキュームピンによりプリント基板を支
持する場合には、プリント基板の種類に合わせてバキュ
ームピンの位置を変えることが必要であり、工具を用い
てボルトを操作することが必要であって面倒であり、段
取り替えに時間がかかる問題があった。
【0006】一方、マグネットピンによりプリント基板
を支持する場合には、マグネットピンは台板に対して容
易に移動させることができ、プリント基板の種類が異な
っても段取り替えを迅速に行うことができるが、プリン
ト基板を負圧により支持する場合のようにプリント基板
の反りを修正することができず、クリーム状半田等の印
刷や電子部品の装着等が良好に為されないことがあっ
た。また、マグネットピンは磁力によって台板に固定さ
れるのみであるため、不安定であり、プリント基板への
クリーム状半田等の印刷材の印刷や電子部品の装着等が
行われるとき、印刷材を印刷するスキージの移動や部品
吸着ノズルのプリント基板への当接に伴って倒れたり、
ずれたりすることがあった
【0007】
【課題解決手段,作用および効果】本発明は、以上の事
情を背景として、多種類のプリント基板を安定して支持
することができ、短時間で段取り替えを行い得るととも
に、プリント基板の反りを修正することができるプリン
ト基板支持装置を提供することを課題として為されたも
のであり、本発明によって、下記各態様のプリント基板
支持装置が得られる。各態様は請求項と同様に、項に区
分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を
引用する形式で記載する。これは、あくまでも本発明の
理解を容易にするためであり、本明細書に記載の技術的
特徴およびそれらの組合わせが以下の各項に記載のもの
に限定されると解釈されるべきではない。 (1) 台板と、その台板の平坦な取付面に設けられた
複数の負圧供給口と、それら負圧供給口に接続された負
圧源と、前記取付面に密着可能な座面と、その座面に前
記複数の負圧供給口の各々より大きい断面積で開口する
負圧室とを備えて容器状を成す台座と、その台座の前記
座面とは反対側の外側面に突設されたプリント基板支持
突起と、そのプリント基板支持突起の先端面と前記負圧
室とに開口する負圧供給通路とを含み、かつ、前記台板
と前記台座とのいずれか一方が磁性材料により形成さ
れ、他方の少なくとも一部が磁石とされるとともに、前
記負圧室の前記座面への開口の断面積が前記負圧供給通
路の横断面積より大きくされたことを特徴とするプリン
ト基板支持装置(請求項1)。本プリント基板支持装置
においてプリント基板支持突起は、台座を介して台板の
取付面に磁力によって取り付けられる。台座を台板に取
り付けるときには、負圧室を負圧供給口を覆う状態で座
面を取付面に密着させれば、台座は磁力によって台板に
固定される。そして、負圧源から負圧供給口に供給され
る負圧は、負圧室および負圧供給通路を通ってプリント
基板支持突起の先端面に供給され、プリント基板がプリ
ント基板支持突起の先端面に吸着され、支持される。プ
リント基板の種類が異なる場合には、台座を台板に対し
て移動させることによりプリント基板支持突起の位置を
変える。このとき負圧室が負圧供給口を覆う状態を保つ
範囲で台座を移動させる。台座の負圧室は負圧供給口の
各々より大きい断面積で座面に開口させられているた
め、台座を負圧室が負圧供給口を覆う状態で移動させれ
ば、負圧供給通路への負圧の供給を保ちつつプリント基
板支持突起の位置を変えることができるのであり、プリ
ント基板の種類の違いに対応することができる。また、
負圧室に負圧が供給されるとき、台座は磁力に加えて負
圧によっても台板に吸着される。このように本態様によ
れば、プリント基板支持突起が突設された台座が磁力に
よって台板に固定されるため、台座を移動させるのみで
プリント基板支持突起をプリント基板の種類に応じた位
置に容易にかつ迅速に移動させることができ、段取り替
えを短時間で行うことができる。また、プリント基板支
持突起はプリント基板を負圧によって吸着するため、プ
リント基板の反りが修正される。さらに、台座は磁力に
よって台板に固定されるとともに、プリント基板を支持
した状態では負圧によっても台板に吸着されるため、台
板に強固に固定され、プリント基板への印刷材の印刷や
電子部品の装着等が行われるとき、倒れたり、ずれたり
する恐れがなく、プリント基板を強固に支持することが
できる。 (2) 前記台座と前記台板とのいずれか一方に、前記
台板の前記取付面を越えて突出する突部を設け、他方に
その突部の嵌入を許容する凹部を設けるとともに、前記
負圧室を前記突部が前記凹部に嵌入した状態では必ず
前記負圧供給口の前記取付面への開口が負圧室の前記座
面への開口の内側に位置する形状,寸法に形成したこと
を特徴とする (1)項に記載のプリント基板支持装置(請
求項2)。本プリント基板支持装置においては、プリン
ト基板支持突起の位置を変えるべく、台座を移動させる
とき、台座の移動は突部の凹部への嵌入により規制され
る。負圧室は、突部が凹部に嵌入した状態では必ず負圧
供給口との連通が保たれる形状,寸法に形成されている
ため、台座の負圧供給口に対する位置に関係なく、負圧
室は常に負圧が供給される状態に保たれる。このよう
に、台座の移動が突部の凹部への嵌入により規制される
とともに、その規制された状態では必ず負圧室が負圧供
給口に連通する状態に保たれるため、台座を移動させる
とき、負圧室と負圧供給口とが連通しているか否かを確
認する必要がなく、本項の特徴を備えない場合に比較し
て一層容易に台座を移動させることができ、段取り替え
を極めて短時間で行うことができる。 (3)前記台座が、前記台板の前記取付面に平行な方向
に延びる長手形状を有し、前記負圧室が、その台座の長
手方向に沿って一定の幅で延びる長手形状を有する (1)
項または (2)項に記載のプリント基板支持装置(請求項
3)。 (4)前記プリント基板支持突起が、前記台座の長手方
向の一端部に突設された(3)項に記載のプリント基板支
持装置(請求項4)。プリント基板支持突起が台座の長
手方向の中央に突設される場合には、プリント基板支持
突起が負圧供給口から最も離れた位置にある状態で台座
を回動させるとき、台座のプリント基板支持突起より負
圧供給口とは反対側へ延び出す部分についても回動のた
めのスペースを確保することが必要である。換言すれ
ば、その分、プリント基板支持突起の位置調節可能範囲
が狭くなるのに対し、プリント基板支持突起を台座の長
手方向の一端部に突設すれば、移動用スペースを余分に
確保する必要がなく、位置調節可能範囲を拡げることが
できる。 (5)前記台板にパイプが前記取付面から突出した状態
で固定され、そのパイプの突出部が前記突部および前記
負圧供給口を構成し、かつ、前記長手形状の負圧室の幅
がそのパイプの突出部の外径より僅かに大きく、深さが
突出部の突出量より大きい (3)項または (4)項に記載の
プリント基板支持装置(請求項5)。本態様のプリント
基板支持装置によれば、台座がパイプに嵌合されたと
き、パイプの突出部の端面と負圧室の底面との間には隙
間が生じ、台座がパイプにどの位置で嵌合されても負圧
室は負圧源に連通する状態に保たれる。 (6)前記パイプの外側に嵌合可能な内径を有し、深さ
がパイプの前記取付面からの突出量より大きいキャップ
複数個含む (5)項に記載のプリント基板支持装置(請
求項6)。プリント基板支持装置がプリント基板を支持
するとき、支持に不要なプリント基板支持突起があれ
ば、不要なプリント基板支持突起を台座ごと台板から取
り外してパイプにキャップを被せる。本態様によれば、
負圧の漏れを防止しつつ、プリント基板の支持に不要な
プリント基板支持突起を台板から取り外すことができ
る。キャップは永久磁石で形成されることが望ましい。 (7)前記台座が永久磁石とされた (1)項ないし (6)項
のいずれか1つに記載のプリント基板支持装置(請求項
7)。 (8)前記台板が電磁石とされた (1)項ないし (6)項の
いずれか1つに記載のプリント基板支持装置。台板を電
磁石にすれば、例えば、ベースに鉄粉等が付着した場合
に電流の供給を遮断し、磁界を消滅させた状態で容易に
除去することができる。 (9)前記プリント基板支持突起の先端部に吸着カップ
が取り付けられた (1)項ないし (8)項のいずれか1つに
記載のプリント基板支持装置。 (10)前記台板が、それぞれ一平面内に位置して互い
に逆向きの取付面および座面と、各々それら取付面側と
座面側とに開口する複数の通路とを有するベースと、平
板状を成し、前記複数の通路の前記座面側の開口を内包
する形状で厚さ方向に貫通する連絡通路形成用開口が形
成されたスペーサと、前記ベースと共に前記スペーサを
挟み、連絡通路を形成するカバーとを含む (1)項ないし
(9)項のいずれか1つに記載のプリント基板支持装置
(請求項8)。台板内の連絡通路は、スペーサに形成さ
れた連絡通路形成用開口をベースとカバーとによって塞
ぐことにより形成されるため、プリント基板支持突起が
基板を支持する面に高い平面度が得られ、プリント基板
を真に平坦に支持することができる。負圧供給通路は、
板材に溝を形成し、その溝の開口を別の板材により塞ぐ
ことによっても形成することができる。しかし、その場
合には、溝が形成される板材の加工歪が大きく、基板支
持の平面度が低くなる。それに対し、スペーサに連絡通
路形成用開口を形成し、ベースに通路を形成しても加工
歪は小さく、ベースとカバーとがスペーサを挟んで連絡
通路を形成したとき、ベースの各面の平面度が高く、取
付面の平面度が高くなってプリント基板を真に平坦に支
持することができるのである。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】以下、請求項1および2の各発明をプリント
基板の配線パターンにクリーム状半田(以下、半田と略
称する)を塗布するスクリーン印刷機におけるプリント
基板の支持に適用した場合を例に取り、図面に基づいて
詳細に説明する。なお、スクリーン印刷機自体は、プリ
ント基板支持装置を除いて特公平2−13475号公報
等において既に知られたものであり、公知の部分につい
ては簡単に説明する。
【0013】本実施例のスクリーン印刷機は、図7およ
び図8に示すように、位置固定のベッド10上に設けら
れた基板コンベア12,基板押さえ装置14およびベッ
ド10に対して移動可能な可動台16上に設けられた基
板位置決め支持装置18,スクリーン位置決め支持装置
20,スキージ装置22を備えている。
【0014】基板コンベア12は固定レール24と可動
レール26とにそれぞれロープ28がエンドレスに巻き
掛けられて成り、ロープ28が移動させられることによ
りプリント基板30をX軸方向(図7において左右方
向)に搬送する。この基板コンベア12の幅は、レール
送りねじ34,ナット36,スプロケット38およびチ
ェーン40等によって可動レール26が移動させられる
ことにより、プリント基板30の寸法に合わせて調節さ
れる。
【0015】また、固定レール24には支持部材42に
よってスクリーン受け44が固定され、可動レール26
には支持部材46によってスクリーン受け48が固定さ
れている。これら支持部材42,46にはまた、それぞ
れ押さえ板ガイド50,52が設けられ、基板押さえ装
置14の基板押さえ板54をプリント基板30の搬送方
向と平行な方向のみに移動可能に案内するようにされて
いる。基板押さえ板54は、図示しないチェーンに設け
られた係合部材と係合し、プリント基板30の搬送方向
と平行な方向に移動させられる。
【0016】基板位置決め支持装置18は、可動台16
上に高さ調節可能に設けられている。基板位置決め支持
装置18の支持板60は、支持板60に固定の2個1対
のカムフォロワ62に嵌合されたカム棒64がそれらカ
ム棒64を連結する連結棒66を介して送りねじ68に
より移動させられることによって、高さが変えられるの
である。この支持板60上に基板支持台70が昇降可能
に設けられている。基板支持台70は、取付部材71を
介して固定されたガイドロッド72において支持板60
に案内されつつ、多段シリンダ74により4つの高さ位
置に移動させられて、プリント基板30をスクリーンに
接触,離間させる。なお、基板支持台70の4つの高さ
位置は、取付部材71に設けられた近接スイッチ76と
支持板60上に設けられた4個の被検出体78とによっ
て決められる。
【0017】基板支持台70は、図4に拡大して示すよ
うに、台板82と、台板82に立設されたプリント基板
支持突起としての多数の支持ピン84とを備えている。
台板82は、図1および図2に示すように、ベース8
6,スペーサ88およびカバー90が互に重ねられて成
る。ベース86は平板状を成し、磁性材料により形成さ
れている。ベース86の一方の板面は平坦な取付面92
とされ、他方の板面が座面94とされており、ベース8
6を厚さ方向に貫通する複数の嵌合穴96が形成される
とともに、各嵌合穴96にはそれぞれパイプ98が嵌合
されている。これらパイプ98はそれぞれ、取付面92
を越えて突出する突部を構成し、その先端の開口が負圧
供給口100を形成している。
【0018】スペーサ88は座面94に密着する平板状
を成し、複数のパイプ98に対応する部分に厚さ方向に
貫通する連絡通路形成用開口102が形成されている。
この連絡通路形成用開口102はレーザ加工により形成
され、形成後、スペーサ88の互に逆向きの2つの板面
はそれぞれ研削され、平面度が出される。カバー90も
平板状を成し、ベース86と共同してスペーサ88を挟
み、それにより連絡通路形成用開口102が両側で塞が
れて連絡通路104が形成される。これらベース86,
スペーサ88およびカバー90は、連絡通路104から
外れた外周部において取付部材71にボルトによって固
定されている。
【0019】カバー90には、図示は省略するが、厚さ
方向に貫通し、連絡通路104と、取付部材71内に形
成された通路106(図8参照)とに連通する連通孔が
形成されている。通路106はパイプ108によって負
圧源110に接続されており、これらパイプ108,通
路106,連通孔,連絡通路104を経て負圧供給口1
00に負圧が供給される。なお、パイプ108と負圧源
110との間には図示しない電磁方向切換弁が設けられ
ており、負圧供給口100にプリント基板30を支持す
るときにのみ負圧が供給され、その他のときには大気に
解放されるようになっている。
【0020】支持ピン84は、台座114によって台板
82に取り付けられる。台座114は永久磁石によって
作られており、断面形状が矩形を成す。台座114の長
手方向に延び、一側面が座面116として機能し、台座
114は座面116に開口する負圧室118を備えて容
器状を成す。負圧室118は、図2に示すように幅がパ
イプ98の外径より僅かに大きく、図1に示すように長
さがパイプ98の外径の数倍あり、深さがパイプ98の
取付面92からの突出長さより僅かに深いものとされて
いる。
【0021】支持ピン84は、非磁性材料により作られ
ており、一端部にゴム製の吸着カップ124が取り付け
られている。吸着カップ124の先端面は支持ピン84
の先端面より僅かに突出させられるとともに、支持ピン
84より大径とされている。支持ピン84の他端部には
半径方向外向きのフランジ126が形成されるととも
に、端面には突起128が同心に突設されている。突起
128は、台座114の底壁の長手方向の一端部を厚さ
方向に貫通して形成された嵌合穴130に圧入され、支
持ピン84が台座114の外側面に突設されている。こ
の状態で突起128の突出端面は台座114内の負圧室
118に臨み、支持ピン84内には、その先端面と、突
起128の突出端面、すなわち負圧室118とに開口す
る負圧供給通路132が形成されている。
【0022】支持ピン84が突設された台座114は、
負圧室118においてパイプ98に嵌合されるととも
に、座面116が取付面82に密着させられ、台座11
4は磁力によって台板82に吸着される。このとき、負
圧室118の深さはパイプ98の取付面92からの突出
長さより深くされているため、台座114がパイプ98
に嵌合されたとき、パイプ98の突出端面と負圧室11
8の底面との間には隙間が生じ、台座114がパイプ9
8にどの位置で嵌合されても負圧室118は負圧源11
0に連通する状態に保たれる。本実施例においては、負
圧室118が突部を構成するパイプ98が嵌入する凹部
を構成しているのである。また、支持ピン84が台座1
14によって台板82に取り付けられたとき、複数の支
持ピン84の各吸着カップ124の先端面は一平面内に
位置し、プリント基板30を支持する基板支持面を構成
する。また、パイプ98,負圧室118および負圧供給
通路132が、基板支持面とベース86の座面94とに
開口する末端通路134を構成している。
【0023】なお、本プリント基板支持装置は、複数種
類のプリント基板を支持するために使用されることが予
定されており、支持ピン84の一部を使用する必要がな
い場合のために、複数個のキャップ136が準備されて
いる。例えば、プリント基板30が基板支持台70より
小さく、基板支持台70の一部がプリント基板30の側
方へはみ出し、パイプ98の一部のものがプリント基板
30に対向しない場合や、支持すべきプリント基板30
に対してパイプ98の数が過剰である場合等には、それ
らのパイプ98から支持ピン84を取り外し、代わり
に、図3に示すようにパイプ98にキャップ136を被
せて負圧の漏れを防止するのである。キャップ136は
永久磁石により作られており、台板82に磁力によって
固定されるが、永久磁石製とすることは不可欠ではな
く、パイプ98に被せるのみでもよい。
【0024】スクリーン位置決め支持装置20およびス
キージ装置22は、図7に示すように、可動台16上に
水平な軸140のまわりに回動可能に取り付けられたフ
レーム142に設けられている。このフレーム142の
一部は、スクリーン位置決め支持装置20のスクリーン
支持台144を構成している。スクリーン支持台144
上には、スクリーン枠146に取り付けられたスクリー
ン148が固定される。スクリーン148は、図5およ
び図6に示すように、プリント基板30に設けられた配
線パターンに半田を塗布するための貫通穴150が配線
パターンに対応して設けられている。スクリーン148
は、図示しない位置決め装置によってX軸,Y軸の両方
向において位置決めされ、固定シリンダ152によって
スクリーン支持台144に固定される。
【0025】スキージ装置22は、2個のスキージ16
0,162を有している。これらスキージ160,16
2はフレーム142にX軸方向に移動可能に設けられた
X軸スライド164に昇降可能に搭載されており、昇降
シリンダ166,168によって昇降させられる。ま
た、X軸スライド164は、送りねじ170,ガイドロ
ッド172およびX軸駆動モータ174によってX軸方
向に移動させられるようになっており、スキージ16
0,162が昇降シリンダ166,168によって択一
的に塗布位置に下降させられた状態でX軸スライド16
4がX軸方向に移動させられることにより、プリント基
板30の配線パターンに半田が塗布される。
【0026】なお、可動台16は、前記基板コンベア1
2の幅の変更時に可動レール26と同方向に2分の1の
距離だけ移動させられ、可動台16上に設けられた基板
位置決め支持装置18,スクリーン位置決め支持装置2
0,スキージ装置22が基板コンベア12の幅の大小を
問わず、幅方向の中央に位置するようにされている。ス
プロケット176,178およびチェーン180により
前記チェーン40に連結された可動台送りねじ182が
ハンドル184によって回転させられるとき、可動台1
6がガイドロッド186により案内されて図8において
左右方向に移動させられるとともに、ハンドル184の
回転がレール送りねじ34に2倍の速度で伝達され、可
動レール26は可動台16の2倍の距離移動させられる
のである。なお、プリント基板30の幅が変わる場合に
は基板支持台70もプリント基板30の幅に合ったもの
に交換される。
【0027】以上のように構成されたスクリーン印刷機
においてスクリーン印刷時には、プリント基板の種類に
応じたスクリーン148がスクリーン支持台144に固
定され、図1に示すように、裏側に電子部品Cが取り付
けられたプリント基板30が搬送されてスクリーン14
8に下方から接触させられる。基板コンベア12により
搬送されたプリント基板30の移動は図示しないストッ
パ装置により止められ、ちょうど基板支持台70上方で
停止させられる。基板支持台70はプリント基板搬入時
には下降端位置にあり、基板押さえ板54は基板支持台
70上方に位置する。
【0028】プリント基板30の搬入後、基板支持台7
0が上昇させられてプリント基板30を基板コンベア1
2から持ち上げて基板押さえ板54に押し付ける。基板
支持台70の上昇と共に固定レール24に設けられた位
置決めピンが上昇してプリント基板30の位置決め穴に
嵌入し、プリント基板30を正確に位置決めする。
【0029】基板支持台70において複数の支持ピン8
4は、予めプリント基板30の種類に応じて、プリント
基板30の電子部品Cが取り付けられていない部分に対
応する位置に設定させられている。台座114はベース
86に磁力によって吸着されているのみであるため、台
座114に取付面92に平行な方向の力を加えれば移動
させることができ、台座114をパイプ98に対して直
線移動させ、あるいはパイプ98を中心として回動させ
て支持ピン84をプリント基板30の電子部品Cが取り
付けられていない部分に対応する位置へ移動させること
ができる。
【0030】支持ピン84は、図1に示すように、負圧
室118の支持ピン84から遠い方の端がパイプ98に
当接する状態においてパイプ98の中心から支持ピン8
4の中心までの距離を半径とし、パイプ98の中心線を
中心とする円内の任意の位置に移動可能である。支持ピ
ン84をいずれの位置へ移動させるにしても、負圧室1
18においてパイプ98に嵌合された台座114はパイ
プ98により移動を規制され、負圧室118が負圧供給
口100から外れることがなく、負圧供給通路132へ
の負圧の供給を維持しつつ支持ピン84を容易にかつ迅
速に移動させることができる。
【0031】基板支持台70が上昇してプリント基板3
0を基板コンベア12から持ち上げるとき、支持ピン8
4の吸着カップ124がプリント基板30の裏面の電子
部品Cが装着されていない部分に当接し、プリント基板
30を基板押さえ板54に押し付けた後、負圧源110
から負圧が供給され、支持ピン84はプリント基板30
を吸着し、支持する。このとき、負圧室118内に供給
される負圧により台座114がベース86に吸着され、
台座114は磁力と負圧とによって強固にベース86に
固定される。
【0032】次いで、基板支持台70が小距離下降させ
られてプリント基板30が基板押さえ板54から離間さ
せられ、基板押さえ板54がプリント基板30の上方か
ら退避させられた後、基板支持台70が上昇端位置へ上
昇させられてプリント基板30がスクリーン148の下
面に接触させられる。
【0033】続いて、スキージ160,162のうち、
一方のスキージ160が下降させられてスクリーン14
8に接触させられるとともにX軸方向に移動させられ、
スクリーン148に形成された貫通穴150を通って半
田がプリント基板30に塗布される。
【0034】半田の塗布が終了したならば、スキージ1
60が上昇させられた後、基板支持台70が下降させら
れ、プリント基板30がスクリーン148から離間させ
られる。それにより、プリント基板30に塗布された半
田が貫通穴150から抜け出し、所定のパターンでプリ
ント基板30に印刷されることになる。基板支持台70
は、プリント基板30が基板コンベア12に支持された
後も下降させられ、下降端位置へ復帰する。プリント基
板30が下降し、固定レール24に設けられた位置決め
ピンがプリント基板30の位置決め穴に嵌入して位置決
めする状態となった後、支持ピン84への負圧の供給が
断たれ、プリント基板30が解放される。プリント基板
30が基板コンベア12上に載置された後、基板支持台
70は更に下降させられ、その下降に伴って位置決めピ
ンがプリント基板30から離脱する。
【0035】このように本実施例によれば、支持ピン8
4が台座114を介して磁力により台板82に取り付け
られるため、台板82に対して容易に移動させることで
き、段取りを替えを迅速に行うことができる。
【0036】また、台板82内の連絡通路104は、ス
ペーサ88に形成された連絡通路形成用開口102をベ
ース86とカバー90とによって塞ぐことにより形成さ
れるため、吸着カップ124により構成される基板支持
面に高い平面度が得られ、プリント基板30を真に平坦
に支持することができる。負圧供給通路は、板材に溝を
形成し、その溝の開口を別の板材により塞ぐことによっ
ても形成することができる。しかし、その場合には、溝
が形成される板材の加工歪が大きく、基板支持の平面度
が低くなる。それに対し、スペーサ88に連絡通路形成
用開口102を形成し、ベース86に嵌合穴96を形成
しても加工歪は小さく、ベース86とカバー90とがス
ペーサ88を挟んで連絡通路104を形成したとき、ベ
ース86の取付面92の平面度が高く、吸着カップ12
4により形成される基板支持面の平面度が高くなってプ
リント基板30を真に平坦に支持することができる。
【0037】なお、上記実施例において支持ピン84は
台座114の長手方向の一端部に立設されていたが、図
9に示す支持ピン190のように台座192の長手方向
の中央に立設してもよい。
【0038】また、上記各実施例において負圧室は矩形
の溝状を成し、ちょうどパイプに嵌合されるものとされ
ていたが、負圧供給口より大きい断面積で開口するもの
であればよく、種々の形状にすることができる。例えば
負圧室を負圧供給口より径の大きい円形とすれば、負圧
室が負圧供給口より大きい分、台座の移動方向が自由に
なり、支持ピンの位置の設定が容易に行うことができ
る。
【0039】しかし、図1に示すように負圧室118を
パイプ98にちょうど嵌合するものとし、支持ピン84
を台座114の長手方向の端部に立設すれば、隣接する
台座同士の干渉を避けながら支持ピン84の位置調節が
可能な範囲を拡げることができる。支持ピンが台座の中
央に立設される場合には、支持ピンが負圧供給口から最
も離れた位置にある状態で台座を回動させるとき、台座
の支持ピンより負圧供給口とは反対側へ延び出す部分に
ついても回動のためのスペースを確保することが必要で
ある。換言すれば、その分、支持ピンの位置調節可能範
囲が狭くなるのに対し、支持ピンを台座の長手方向の端
部に立設すれば移動用スペースを余分に確保する必要が
なく、位置調節可能範囲を拡げることができるのであ
る。
【0040】さらに、上記各実施例においては、ベース
86に突設されたパイプ98が突部を構成し、負圧室1
18が凹部を構成していたが、図10に示すように台座
200にピン202を突設して突部とし、そのピン20
2を台板204のベース206に設けられて凹部を構成
する負圧供給口208に嵌入させて台座200の移動を
規制してもよい。
【0041】負圧供給口208は、ベース206を貫通
し、取付面210と座面212とに開口する貫通穴とさ
れており、ピン202は台座200の底壁214に負圧
室216側に突出する向きに圧入されるとともに、取付
面210を越えて突出する長さを有するものとされてい
る。台座200は、ピン202が負圧供給口208に嵌
入させられることにより移動を規制され、支持ピン84
の位置を容易にかつ迅速に設定することができる。
【0042】このように台座と台板とのいずれか一方に
突部を設け、他方に凹部を設けて突部を凹部に嵌入させ
ることにより、台座の移動を規制して支持ピン84の位
置設定を容易にかつ迅速に行うことができるのであり、
特に、図1〜図9に示す実施例におけるように台板側に
突部を設け、台座側に凹部を設ければ、凹部を大きくし
て台座の台板に対する移動範囲を広くすることができ、
支持ピンの位置設定の自由度が高くなる。
【0043】さらに、前記1〜図9に示す各実施例にお
いて負圧供給口は台板とは別体のパイプにより形成され
ていたが、台板の取付面に突起を一体的に突設し、負圧
供給口を形成してもよく、また、図10に示す実施例と
同様にベースの取付面と座面とに開口する貫通穴により
形成してもよい。
【0044】また、上記各実施例においては、負圧室1
18とパイプ98との嵌合および突起202と負圧供給
口206との嵌合により台座114,192,200の
移動が規制されるようになっていたが、これは不可欠で
はなく、台座とベースとのいずれにも突部を設けず、台
座の移動を規制しないようにしてもよい。作業者が台座
を移動させるとき、負圧室が負圧供給口を覆う状態に保
てばよいからである。
【0045】さらに、上記各実施例においては、負圧供
給口が台座の移動を規制するための突部あるいは凹部を
兼ね、負圧室が凹部を兼ねるようになっており、部品点
数が少なくて済み、製造が容易であるが、それら突部お
よび凹部は台座および台板に負圧供給口および負圧室と
は別に設けてもよい。
【0046】また、上記各実施例においては台座11
4,192,200全体が永久磁石により作られていた
が、一部を永久磁石により作り、他の部分を磁性材料に
より作って磁化させ、ベース86,206に固定するよ
うにしてもよい。
【0047】さらに、上記各実施例においては、台座1
14,192,200が永久磁石により作られ、ベース
86,206が磁性材料により作られていたが、逆でも
よい。この場合、ベース86,206の全部を永久磁石
により作り、あるいは一部を永久磁石により作り、他の
部分を磁性材料により作ってもよい。
【0048】また、永久磁石に限らず、電磁石としても
よい。例えば、ベースを電磁石とし、台座114,19
2を固定する場合に電流を供給して磁界を生じさせるの
である。電磁石にすれば、例えば、ベースに鉄粉等が付
着した場合に電流の供給を遮断し、磁界を消滅させた状
態で容易に除去することができる。
【0049】さらに、上記実施例においては、台座とは
別体の支持ピンがプリント基板支持突起を構成していた
が、台座に一体的に突起を設けてプリント基板支持突起
としてもよい。
【0050】また、上記実施例において台板はベース,
スペーサおよびカバーにより構成され、スペーサをベー
スとカバーとによって挟むことにより連絡通路が形成さ
れていたが、台板をベースとスペーサとを含むものと
し、基板支持台70が取り付けられる取付部材71等、
他の部材にベースと共にスペーサを挟ませてカバーとし
て機能させ、連絡通路を形成してもよい。
【0051】さらにまた、本発明のプリント基板支持装
置は、スクリーン印刷機におけるプリント基板の支持の
みならず、電子部品装着装置や回路検査装置におけるプ
リント基板の支持等他の目的のためにも適用可能であ
る。また、本発明は、上記各実施例の各要素の組合わせ
を変えて実行することが可能である。
【0052】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔課題解決手段,作用および効果〕の項に記載された態
様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、
改良を施した形態で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1および請求項2に共通の一実施例であ
るプリント基板支持装置の要部を拡大して示す正面断面
図である。
【図2】図1におけるII-II 断面図である。
【図3】上記プリント基板支持装置の負圧供給口がキャ
ップにより塞がれた状態を示す正面断面図である。
【図4】上記プリント基板支持装置を示す平面図であ
る。
【図5】上記プリント基板支持装置を備えたスクリーン
印刷機において使用されるスクリーンを示す平面図であ
る。
【図6】上記スクリーンにプリント基板が接触させられ
た状態の一部を示す正面断面図である。
【図7】上記スクリーン印刷機を示す正面図(一部断
面)である。
【図8】上記スクリーン印刷機を示す側面図(一部断
面)である。
【図9】請求項1および2の発明の別の実施例であるプ
リント基板支持装置の要部を拡大して示す図である。
【図10】請求項1および請求項2の発明の別の実施例
であるプリント基板装置の要部を拡大して示す図であ
る。
【符号の説明】
30 プリント基板 70 基板支持台 82 台板 84 支持ピン 92 取付面 98 パイプ 100 負圧供給口 110 負圧源 114 台座 116 座面 118 負圧室 132 負圧供給通路 190 支持ピン 192,200 台座 202 ピン 204 台板 208 負圧供給口 210 取付面 216 負圧室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 純 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機 械製造株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−14000(JP,A) 特開 平3−289199(JP,A) 特開 平2−235400(JP,A) 特開 平4−343300(JP,A) 特開 平2−190000(JP,A) 実開 平3−38699(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/04 B25J 15/06

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台板と、 その台板の平坦な取付面に設けられた複数の負圧供給口
    と、 それら負圧供給口に接続された負圧源と、 前記取付面に密着可能な座面と、その座面に前記複数の
    負圧供給口の各々より大きい断面積で開口する負圧室と
    を備えて容器状を成す台座と、 その台座の前記座面とは反対側の外側面に突設されたプ
    リント基板支持突起と、 そのプリント基板支持突起の先端面と前記負圧室とに開
    口する負圧供給通路とを含み、かつ、前記台板と前記台
    座とのいずれか一方が磁性材料により形成され、他方の
    少なくとも一部が磁石とされるとともに、前記負圧室の
    前記座面への開口の断面積が前記負圧供給通路の横断面
    積より大きくされたことを特徴とするプリント基板支持
    装置。
  2. 【請求項2】 前記台座と前記台板とのいずれか一方
    に、前記台板の前記取付面を越えて突出する突部を設
    け、他方にその突部の嵌入を許容する凹部を設けるとと
    もに、前記負圧室を前記突部が前記凹部に嵌入した状
    態では必ず前記負圧供給口の前記取付面への開口が負圧
    室の前記座面への開口の内側に位置する形状,寸法に形
    成したことを特徴とする請求項1に記載のプリント基板
    支持装置。
  3. 【請求項3】 前記台座が、前記台板の前記取付面に平
    行な方向に延びる長手形状を有し、前記負圧室が、その
    台座の長手方向に沿って一定の幅で延びる長手形状を有
    る請求項1または2に記載のプリント基板支持装置。
  4. 【請求項4】 前記プリント基板支持突起が、前記台座
    の長手方向の一端部に突設されたことを特徴とする請求
    項3に記載のプリント基板支持装置
  5. 【請求項5】 前記台板にパイプが前記取付面から突出
    した状態で固定され、そのパイプの突出部が前記突部お
    よび前記負圧供給口を構成し、かつ、前記長手形状の負
    圧室の幅がそのパイプの突出部の外径より僅かに大き
    く、深さが突出部の突出量より大きいことを特徴とする
    請求項3または4に記載のプリント基板支持装置。
  6. 【請求項6】 前記パイプの外側に嵌合可能な内径を有
    し、深さがパイプの前記取付面からの突出量より大きい
    キャップを複数個含むことを特徴とする請求項5に記載
    のプリント基板支持装置。
  7. 【請求項7】 前記台座が永久磁石とされたことを特徴
    とする請求項1ないしのいずれか1つに記載のプリン
    ト基板支持装置。
  8. 【請求項8】 前記台板が、 それぞれ一平面内に位置して互いに逆向きの取付面およ
    び座面と、各々それら取付面側と座面側とに開口する複
    数の通路とを有するベースと、 平板状を成し、前記複数の通路の前記座面側の開口を内
    包する形状で厚さ方向に貫通する連絡通路形成用開口が
    形成されたスペーサと、 前記ベースと共に前記スペーサを挟み、連絡通路を形成
    するカバーとを含むことを特徴とする請求項1ないし
    のいずれか1つに記載のプリント基板支持装置。
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