JP3272847B2 - 複数結合型中空糸膜モジュール - Google Patents

複数結合型中空糸膜モジュール

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中空糸膜からなる膜エ
レメントの複数個を集合させた膜モジュールに関し、よ
り詳細には、設置容積効率などを改良し、各膜エレメン
ト相互の結合などの取扱いを容易にした複数結合型中空
糸膜モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に中空糸膜モジュールは一定容積内
のろ過膜面積が大きくとれ装置を小型化できるため、種
々の膜分離用の用途に利用されている。中空糸膜モジュ
ールは通常複数の中空糸膜から成る中空糸膜束を中空糸
膜相互間とケ−スハウジングとを樹脂などにより接着封
止させ、中空糸膜の少なくとも片端端部面を開口した状
態で構成させている。また、これらの中空糸膜モジュー
ルを用い大量処理を行う場合には、2本以上の中空糸膜
モジュールに並列に流体を供給して使用している。この
ように、2本以上複数の膜モジュールを並列に使用する
に当たって、従来技術では膜モジュール間を一般の配管
材料または可撓チューブで連結して使用し、数本分の中
空糸膜モジュールを大きな1本のハウジングに収納して
中空糸膜モジュールの大型化を計っている。また、特開
平1−500649号公報には、中空糸膜モジュールの
エンドキャップの側面に設けたポート孔を通じ、流体を
各膜モジュールに並列に分配すると共に、各エンドキャ
ップ側面を平面状に加工して、隣接するエンドキャップ
面をパッキンを挟むことにより中空糸膜モジュールの合
体化をする例が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいて中空糸膜
モジュールを複数並べ、配管により多数本の中空糸膜モ
ジュールを連結する場合など、流体を並列に供給して使
用する場合には、配管または可撓チューブが膜エレメン
トの交換に際して取り外しが可能な方式であることが好
ましい。しかしながら、配管または可撓チューブを取り
外し可能にするために、従来では一般のユニオン継手も
しくはフランジ継手などを用いるため、隣接する膜モジ
ュールの間隔が大きくなり、膜モジュールの設置容積効
率の低下をきたす。また、前記特開平1−500649
号公報の方法では、該平面状加工面のハウジングに対す
る平行度、ならびにキャップ単独の相対する平面状加工
面の平行度に高度の精密度を要するため、内部流体の漏
れにつながりやすい。また、ハウジングの上下に該キャ
ップを装着するに当たって、上下のキャップのポート面
の寸法に誤差が生じたり、或いは平行度に誤差が生じる
と隣接するモジュールとの接合部が合わなくなる可能性
をもっており、一般的な製造技術に比べ、高度な技術が
要求される。特に、加工精度の上昇によりキャップの製
作コストも高価なものとなる。さらに、隣接するモジュ
ールを接合する方法としてタイロッドによる締め付けを
採用するが、該構造のためにキャップの貫通孔部分のた
めのスペースが必要となり、この点もキャップの製作コ
ストが高価となる要因の一つとなる。
【0004】一方、一般に中空糸膜モジュールは設置容
積の効率化を計るために、極限のコンパクト化が図られ
ており、そのために膜モジュール数本に値する能力のも
のを1本にまとめて大型化する努力がなされている。し
かながら、大型化に当たっては寸法および重量の増大に
伴う製造設備の新規投資を必要とし、製造や設置現場に
おいては持ち運びの際に重量物運搬機器や据付け取り付
け器具が必要となる。また、複数結合型膜モジュールの
使用上の問題点として、中空糸束の一部に欠損等が発生
した場合に膜モジュールの取り替えを行う必要が生じる
が、大型膜モジュールの場合にはその全体を取り替えな
ければならないが、小型複数結合型膜モジュールであれ
ば、欠損を生じた1本を交換するだけで済む。これら現
状より、製造上或いは使用現場において取扱いが容易で
あり、かつ、設置容積効率を向上させ、かつ安価な複数
結合型中空糸膜モジュールの開発が切望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記目的を
達成するため鋭意検討の結果、従来技術により製造され
た中空糸膜からなる膜エレメントの複数個を一体形エン
ドキャップに組み付けることにより設置容積の効率化を
図り、更には、各膜エレメント外筒(以下、ハウジング
と称す)の結合が短管の組み合わせることにより取扱い
が容易になることを見いだし本発明を完成させた。
【0006】すなわち本発明は、中空糸膜からなる膜
エレメントの複数個が該膜エレメントの両端において、
各1個の一体形エンドキャップに組み付けられ、かつ、
該エンドキャップが少なくとも1本の流体の流路を具備
することを特徴とする複数結合型中空糸膜モジュールま
たは、中空糸膜束からなる膜エレメントの複数個を、1
ないし2列に並べる上記の複数結合型中空糸膜モジュー
ルを提供するものである。また、中空糸膜束からなる膜
エレメントの3本以上を、並列に配置する上記の複数結
合型中空糸膜モジュールを提供するものである。さら
に、一体形エンドキャップ内に貫通する相互に連通して
いない2本の流路を有する上記のいずれかに記載の複数
結合型中空糸膜モジュール、T字形ポートを設けた膜エ
レメント外筒(ハウジングのT字形ポート相互の接続
方法において、相互のT字形ポート間をポート口の外径
と同じ外径の短管でつなぎ、Oリングとこれを押さえる
カラーにより接続する上記のいずれかに記載の複数結合
型中空糸膜モジュール、あるいは、T字形ポートのポー
ト口の外側がOリング式接続が可能な形態になってお
り、ポート口の内側は管用めねじを設けてねじ込み配管
が接続可能な形態になっている上記のいずれかに記載の
複数結合型中空糸膜モジュール、あるいは、T字形ポー
を設けた膜エレメント外筒(ハウジング)のT字形ポ
ート相互の接続方法において、相互のT字形ポート間を
ポート口の外径とほぼ同じ内径の短管でつなぎ、Oリン
グを挟んで挿入することによって連結する上記のいずれ
かに記載の複数結合型中空糸膜モジュールを提供する。
以下、詳細に本発明を説明する。
【0007】本発明による複数結合型中空糸膜モジュー
ルとして用いられる中空糸膜についてはどのようなもの
も装着ならびに使用が可能であり、孔径に関しては逆浸
透膜領域における数オングストロ−ムから数100μm
程度のラフなろ過までどのような孔径のものでも使用可
能である。また、それらの材質としても制限はなく、例
えば、酢酸セルロ−ス系樹脂、ポリエ−テルスルホンや
ポリスルホンなどのポリスルホン系樹脂、ポリアクリロ
ニトリル系樹脂、ポリビニルアルコ−ル系樹脂、ポリプ
ロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂、
ポリイミド系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリメチルメタ
クリレ−ト系樹脂、フッ素基含有樹脂、セルロ−ス系樹
脂、AS樹脂、セラミックスなどが例示され、さらにこ
れらが複合的に組み合わされているような複合膜でもよ
い。ろ過の目的に合わせ適宜選択することが可能であ
る。
【0008】本発明にいう膜エレメントとは、複数の中
空糸膜を束状にしてハウジングに挿入し、両端あるいは
片端を樹脂により封止したのち、開孔したものをいう。
膜エレメントの大きさは特に制限はないが、長さとして
5〜200cmが好ましく、より好ましくは30〜15
0cmである。また、太さに関してはどのような太さで
も特に制限はないが、1本のハウジングに装填される中
空糸膜束としては、直径1〜30cmが好ましく、より
好ましくは直径5〜20cmの太さである。このハウジ
ングには必要により好ましくはT字形ポートが取り付け
られ、以下、水を処理する場合を例にとると透過水若し
くは原水の供給用または採取用に用いられる。なお、本
発明にいう複数結合型中空糸膜モジュールとは、膜エレ
メントに一体形エンドキャップを装着し、各膜エレメン
ト相互間の透過水または原水の流路を短管の組み合わせ
により結合したものをいう。
【0009】本発明に用いるハウジング、一体形エンド
キャップ、または短管の材質としては特に制限はなく、
例えばポリスルホン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポ
リプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィン系樹
脂、アクリル系樹脂、ポリメチルメタクリレート系樹
脂、ポリカーボネート系樹脂、AS樹脂、4−フッ化エ
チレン樹脂やポリフッ化ビニリデンなどのフッ素基含有
樹脂、鉄、ステンレルスチール、セラミックス、ガラス
などを例示することができ、供給原水や設置環境などに
より適宜選択することができる。
【0010】本発明の複数結合型中空糸膜モジュール
は、どのような分野の用途にも適用することができる。
例えば、河川水、湖水のろ過や原子力発電、火力発電用
水のろ過、復水のろ過、水の除菌、廃液のろ過回収、食
品のろ過、有機溶剤のろ過や分離、液体の脱ガス、液液
抽出など種々の用途に利用できる。これらの内では、膜
の洗浄や、殺菌を定期的に行う必要のある用途、例えば
河川水や湖水のろ過、クラッド類(コロイドや微粒子成
分)のろ過、水の除菌などに特に適している。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図によって更に具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0012】(実施例1) 図1および図2に、複数の膜エレメントを直列に連結
し、一体形エンドキャップを装着し構成する実施例を示
す。図1は本発明の複数結合型中空糸膜モジュールの正
面図、図2はその側面図である。複数の膜エレメント
(5)は直列に一体形エンドキャップ(6)に組み付け
られ、該エンドキャップには長手方向に貫通する流路
(7)がある。該流路は内圧式中空糸膜の場合は原水の
供給路または濃縮水排出路となり、外圧式中空糸膜の場
合は透過水排出路となる。なお、貫通する流体の流路
(7)に外部から他の配管を接続する場合には、一体形
エンドキャップの両端に位置する流路(7)の片方のみ
に接続し、残る片方には流路を閉鎖する栓(11)を設
ける。また、それぞれの液溜まり(8)の開口面には、
膜エレメント(5)を挿入して組み付け、膜エレメント
(5)と一体形エンドキャップ(6)の間にOリング
(9)を用いて複数結合型膜モジュールの内と外のシー
ルを行う。さらに、上下のエンドキャップ(6)の膜エ
レメント(5)への固定はタイロッド(10)によって
行う。膜エレメント(5)のハウジング(2)には両端
近くにT字形ポート(4)を設け、隣接するハウジング
のT字形ポート(4)との間を接続短管(12)とOリ
ング(14)、カラー(13)により連結する。
【0013】本実施例の連結構造の第1の特徴は、従来
技術の複数結合型膜モジュール(図10)と比較して、
隣接する膜エレメントのポート間の連結を単純かつ短く
収めることができることにある。第2の特徴は、隣接す
るT字形ポートの中心線に若干のズレがあってもOリン
グ(14)とカラー(13)の部分でそのズレを吸収で
きる。従って、ハウジングのT字形ポート(4)の総体
取り付け寸法精度が緩くても流体の漏れる虞がない。な
お、ハウジング(2)の両端に設けるポートは、使用す
る中空糸膜が圧式中空糸膜の場合は原水の供給路また
は濃縮水排出路となり、圧式中空糸膜の場合は透過水
排出路となる。また、T字形ポート(4)の両端外径は
Oリングを用いた接続方式を採用し、内側は管用めねじ
を設けて、必要によりねじ込み式配管ができるように工
夫されている。本発明における通常の代表的なT字形ポ
ートの用い方は、ハウジング間は接続短管(12)等に
より連結し、端部は該T字形ポートの内側の管用めねじ
を用いて外部より配管を接続する。また、該ポートへの
外部からの配管の接続は、連結したハウジングの両端に
位置するT字形ポートの片側のみに行い、残る片側には
栓(16)を用いて流路を閉鎖する。
【0014】(実施例2)図3は、複数の膜エレメント
を束ねて一体形エンドキャップに連結した複数結合型中
空糸膜モジュールの実施例を示し、図4は図3の縦断面
図を示す。本実施例では、一体形エンドキャップ(6)
の各液溜まり(8)のほぼ中央に流体を通過させるため
の流路(7)を設け、それぞれのエンドキャップ(6)
の液溜まり(8)に通じる枝流路(7−1)を設ける。
該流路は内圧式中空糸膜の場合は、原水の供給路または
濃縮水排出路となり、外圧式中空糸膜の場合は透過水排
出路となる。なお、該貫通する流体の流路(7)に、接
続する閉鎖する栓(11)を設ける。以下、エンドキャ
ップ(6)に膜エレメント(5)を組み付ける方法、タ
イロッド(10)によって膜エレメント(5)とエンド
キャップ(6)の固定の方法、隣接する膜エレメントの
T字形ポート(4)の間の短管による連結の方法は、実
施例1と同様である。
【0015】(実施例3)図5は、膜エレメントを束状
に連結し、一体形エンドキャップを装着した実施例を示
し、図6は図5の一体形エンドキャップの平面図、図7
は図6のエンドキャップの側面図を示す。この実施例に
おいては、エンドキャップ(6)の高さをハウジング
(2)の両端近くのポート(4−1)を覆う位置まで延
長し、該ポートを挟んでOリング(9)を設けている。
一方、エンドキャップにはハウジングのポート(4−
1)に通じる流体の流路(17)を設けることにより、
実施例2に示したT字形ポートとその間の接続短管など
が省略できる。なお、このエンドキャップ構造は実施例
1の構造にも応用することができる。
【0016】(実施例4)図8は、単独に作られた複数
のエンドキャップにそれぞれ共通する貫通孔を設け、該
貫通孔にパイプを貫通させて該パイプによりエンドキャ
ップを一体に組み立てたものである。エンドキャップ
(6)は、各膜エレメントごとに単独に作られている。
(7)は貫通孔、(7−2)は流体の供給または取り出
し用のパイプであり、各エンドキャップ内を貫通してい
る。(7−4)はナットを示し該ナットを締め付けるこ
とにより複数のエンドキャップを結合する。パイプ(7
−2)は複数のエンドキャップを連結する目的の他に流
体の供給または取り出すための流路となり、該パイプに
設けられている流路(7−3)は該目的のために膜エレ
メントに結合させることができる。(7−5)はパイプ
(7−2)とエンドキャップ(6)の間の封止用パッキ
ングを示す。
【0017】(設置容積効率)膜エレメントに流体を並
列に供給して使用するに当たって、膜エレメント4本分
を使用するケースについて本発明と従来技術の膜モジュ
ールについて比較する。膜モジュールの高さについては
本発明と従来技術はほぼ同じなので設置容積効率を設置
面積効率により比較すると、従来技術の場合は相互のハ
ウジングのポートをユニオンで連結するとして、従来技
術(図10)においては、幅と奥行きが0.89m×
0.31mとなり該面積は0.28m2必要であるのに
対し、実施例1においては該寸法ならびに面積が0.6
9m×0.25m=0.17m2となり、従来の61%
に減少する。同様に実施例2では、0.33m×0.4
8m=0.16m2で、従来技術の57%に減少し、実
施例3では、0.32m×0.37m=0.12m
2で、従来技術の43%に減少し、実施例4では実施例
1と同じく、従来技術の61%に減少し、いずれの場合
においても本発明による設置容積効率の向上が得られ
た。
【0018】
【発明の効果】本発明の複数結合型中空糸膜モジュール
は、各膜エレメントのT字形ポートが短管の組み合わせ
により結合されているために、膜エレメントの交換が容
易であり、かつ、結合部が可動性を有するために各T字
形ポートからの液漏れを有効に防止することが容易にで
きる。また、製造や設置現場においても持ち運びの際に
重量物運搬機器や据え付け取り付け器具が不要である。
しかも、中空糸膜の欠損時には大型膜モジュールの場合
のように中空糸膜全体の交換を要せず、必要個所の膜エ
レメントのみ交換することができるため経済的である。
さらに、一体形エンドキャップの装着により従来のユニ
オン継手もしくはフランジ継手などの組み合わせと相違
して、膜モジュールの設置容積効率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の膜エレメントを並列に配置し、一体形エ
ンドキャップを装着した本発明に係る複数結合型中空糸
膜モジュールの正面図。
【図2】図1の複数結合型中空糸膜モジュールの縦断面
図。
【図3】4本の膜エレメントを束状に集合させ、一体形
エンドキャップを装着した本発明に係る複数結合型中空
糸膜モジュールの正面図。
【図4】図3の複数結合型中空糸膜モジュールの縦断面
図。
【図5】ハウジング間の流路をエンドキャップ内に設け
た本発明に係る複数結合型中空糸膜モジュールの正面
図。
【図6】図5の一体形エンドキャップの平面図を右に9
0゜回転させて示したもの。
【図7】図6のエンドキャップの側面図。
【図8】各膜エレメントが、単独のエンドキャップを装
着した本発明に係る複数結合型中空糸膜モジュールの正
面図。
【図9】図8の一部側面図。
【図10】複数の膜エレメントを並列に接続した従来技
術に係る複数結合型中空糸膜モジュール。
【符号の説明】
1 中空糸 2 ハウジング 3 封止材 4 T字形ポート 4−1 ハウジングポート 5 膜エレメント 6 エンドキャップ 7 流路 7−1 枝流路 7−2 パイプ 7−3 流路 7−4 ナット 7−5 パッキン 7−6 座金 8 液溜まり 9 Oリング 10 タイロッド 11 栓 12 短管 12−1 短管 13 カラー 14 Oリング 15 スナップリング 16 栓 17 流路 18 チーズ継手 19 ユニオン継手 20 エルボウ継手 21 ニップル継手

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空糸膜からなる膜エレメントの複数
    個が該膜エレメントの両端において、各1個の一体形エ
    ンドキャップに組み付けられ、かつ、該エンドキャップ
    が少なくとも1本の流体の流路を具備することを特徴と
    する複数結合型中空糸膜モジュール。
  2. 【請求項2】 中空糸膜からなる膜エレメントの複数
    個を、1ないし2列に並べる請求項1記載の複数結合型
    中空糸膜モジュール。
  3. 【請求項3】 中空糸膜からなる膜エレメントの3本
    以上を、並列に配置する請求項1記載の複数結合型中空
    糸膜モジュール。
  4. 【請求項4】 一体形エンドキャップ内に貫通する相互
    に連通していない2本の流路を有する請求項1、2また
    は3のいずれかに記載の複数結合型中空糸膜モジュー
    ル。
  5. 【請求項5】 T字形ポートを設けた膜エレメント外筒
    (ハウジング)のT字形ポート相互の接続方法におい
    て、相互のT字形ポート間をポート口の外径と同じ外径
    の短管でつなぎ、Oリングとこれを押さえるカラーによ
    り接続する請求項1、2または3のいずれかに記載の
    数結合型中空糸膜モジュール。
  6. 【請求項6】 T字形ポートのポート口の外側がOリン
    グ式接続が可能な形態になっており、ポート口の内側は
    管用めねじを設けてねじ込み配管が接続可能な形態にな
    っている請求項1、2、3またはのいずれかに記載の
    複数結合型中空糸膜モジュール。
  7. 【請求項7】 T字形ポートを設けた膜エレメント外筒
    (ハウジング)のT字形ポート相互の接続方法におい
    て、相互のT字形ポート間をポート口の外径とほぼ同じ
    内径の短管でつなぎ、Oリングを挟んで挿入することに
    よって連結する請求項1、2または3のいずれかに記載
    複数結合型中空糸膜モジュール。
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