JP3271936B2 - パネル接続構造 - Google Patents

パネル接続構造

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JP3271936B2
JP3271936B2 JP29584097A JP29584097A JP3271936B2 JP 3271936 B2 JP3271936 B2 JP 3271936B2 JP 29584097 A JP29584097 A JP 29584097A JP 29584097 A JP29584097 A JP 29584097A JP 3271936 B2 JP3271936 B2 JP 3271936B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネルの接続構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】壁パネルと天井パネル等を互いに垂直に
接続する際、従来は図4に示すように、アルミニウムの
押出成形により、側面に接続片26を備える断面ロ字状
のフレーム3’を形成し、このフレーム3’を壁パネル
1aの端部に固着すると共に、フレーム3’の接続片2
6にて天井パネル2aを固定して接続していたものであ
り、フレーム3’と天井パネル2aとの接続は、フレー
ム3’の接続片26に設けた固着孔25と、天井パネル
2aの縁端に突設した被固着片15に設けた被固着孔1
6とを、ビス等の固着具21で結合させることにより行
っていたものである。
【0003】しかしこのようなパネル接続構造では、予
め天井パネル2aの被固着孔16とフレーム3’の固着
孔25とが合致するように天井パネル2aとフレーム
3’にそれぞれ被固着孔16と固着孔25を形成してお
かねば、壁パネル1aのフレーム3’と天井パネル2a
とを接続することができないものであった。一方図5に
示すように、フレーム3として、鋼板等の板材を一側面
に開口部4を設けるように略筒状に折曲し、開口部4の
両縁部を内方へ折曲すると共に折曲先端部を折り返して
係合部5を設けて形成したものを用い、このフレーム3
を開口部4が外方を向くように壁パネル1aの端部に取
付け、更にフレーム3の開口部4にて固定ピース6’を
取付け、この固定ピース6’に天井パネル2aを取付け
るパネル接続構造が提案されている。ここで係合部5を
形成する際に折曲先端部を折り返すのは、係合部5に充
分な強度を付与するためであり、そのため係合部5の先
端は曲面20に形成される。また上記の固定ピース6’
は図5、6に示すように、フレーム3の開口部4に挿入
される一対の挿入片7’を設けると共に、双方の挿入片
7’に、その先端部の外面においてフレーム3の係合部
5の先端に係止されるフック部8を突設し、また固着孔
14を穿設したものを用いる。この固定ピース6’の挿
入片7’をフレーム3の開口部4に挿入し、挿入片7’
を係合部5に当接させると共に挿入片7’のフック部8
をフレーム3の係合部5の先端に係止させることによっ
て固定ピース6’をフレーム3に取付けるものである。
また天井パネル2aには、その縁端から天井パネル2a
と垂直な方向に被固着片15が突設してあり、被固着片
15には被固着孔16が穿設してある。そして天井パネ
ル2aを固定ピース6’に取付ける際は、天井パネル2
aの被固着片15の被固着孔16と固定ピース6’の固
着孔14をビス等の固着具21で結合させることにより
取り付るものである。
【0004】ここで固定ピース6’はフレーム3の開口
部4に沿ってスライド移動自在なものであり、天井パネ
ル2aの被固着孔16に対応する位置に複数個の固定ピ
ース6’を配置することができるものであり、図4に示
す従来例のような、予め天井パネル1aの被固着孔16
とフレーム3’の固着孔25とが合致するように天井パ
ネル1aとフレーム3’を形成する手間がかからないも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで固定ピース6’
はフック部8をフレーム3の係合部5の先端に係止させ
ることによりフレーム3に取り付けられているため、フ
ック部8の挿入片7’の外面からの突出寸法が大きい程
フック部8が係合部5の先端に強固に係止され、固定ピ
ース6’のフレーム3への取付け強度が高くなるもので
ある。特に上記のようにフレーム3の係合部5の先端に
曲面20が形成される場合はフック部8が係合部5の先
端から滑りやすいため、フック部8の挿入片7’の外面
からの突出寸法が小さいと、固定ピース6’に外力が加
わった際に固定ピース6’がフレーム3から脱離するお
それがあり、フック部8の挿入片7’の外面からの突出
寸法を大きく形成する必要がある。
【0006】一方固定ピース6’をフレーム3に取付け
る際は、固定ピース6’の挿入片7’をフレーム3の開
口部4に押し込み、係合部5にて挿入片7’のフック部
8を両側から押圧させることにより、挿入片7’を湾曲
させて挿入片7’の外面に突設したフック部8を開口部
4の間に通すものである。ここで挿入片7’は、挿入片
7’の先端同士が互いに接触するまで湾曲させることが
できるものであり、この挿入片7’の湾曲の限界時にお
いて、フック部8の挿入片7’から外面に向けて突出す
る先端同士間の長さがフレーム3の開口部4の幅よりも
小さくなければ挿入片7’を開口部4に押し込むことは
できない。このときの挿入片7’から外面に向けて突出
するフック部8の先端同士間の長さは挿入片7’の外面
からのフック部8の突出寸法及び挿入片7’の厚みによ
って規制されるため、挿入片7’の厚みを薄く形成すれ
ば、挿入片7’の外面からのフック部8の突出寸法を大
きく形成することができる。
【0007】しかし挿入片7’には天井パネル2aから
の荷重や外力に耐えるための強度を付与する必要がある
ため、ある程度の厚みが必要である。そのため挿入片
7’の厚みを薄く形成することには限界があって、フッ
ク部8の挿入片7’の外面からの突出寸法を大きく形成
することにも限界があり、固定ピース6’のフレーム3
への取付け強度を向上することは困難であった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、予め天井パネルの被固着孔とフレームの固着孔と
が合致するように天井パネルとフレームを形成する必要
がなく、かつ外力が加わっても接続が脱離しにくいパネ
ル接続構造を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のパネル接続構造は、第一のパネル1の端部にフレーム
3を設け、このフレーム3に固定ピース6を取付けると
共に、固定ピース6に第二のパネル2を取り付けて成る
パネル接続構造であって、上記フレーム3として、第一
のパネル1と反対側の側面に開口部4を設けると共に、
開口部4の開口両縁に係合部5を内方へ突出して設けた
ものを用い、上記固定ピース6として、フレーム3の開
口部4に挿入される一対の挿入片7a、7bを設けると
共に、一方の挿入片7aのみにおいてその先端部の外面
にフレーム3の開口部4の係合部5の先端に係止される
フック部8を突設し、かつ、このフック部8が突設して
ある挿入片7aの寸法よりも他方の挿入片7bの寸法を
短く形成したものを用いることを特徴とするものであ
る。
【0010】また本発明の請求項2に記載のパネル接続
構造は、請求項1の構成に加えて、上記フレーム3とし
て、板材を一側面に開口部4を設けるように略筒状に折
曲し、開口部4の両縁部を内方へ折曲すると共に折曲先
端部を折り返して係合部5を設けて形成したものを用い
ることを特徴とするものである。また本発明の請求項3
に記載のパネル接続構造は、請求項1又は2の構成に加
えて、第一のパネル1が壁パネル1aであり、第二のパ
ネル2が天井パネル2aであることを特徴とするもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明に係るフレーム3は、図1に示すように、
鋼板等の板材を折曲して、断面略四角状の筒状に形成す
ると共に、一側面にて板材の両側を内方へ一側面と垂直
になるように折曲することにより一側面に開口部4を形
成し、更にこの折曲先端部内方に折り返して係合部5を
形成したものである。ここで係合部5を折曲先端部を折
り返して形成するのは、天井パネルから荷重や外力に耐
えるための強度を付与するためであり、そのため係合部
5の先端は丸みを帯びた曲面20となるものである。ま
た開口部4と反対側の他側面には、他側面を屈曲して設
けた凸部9を形成するものである。
【0012】また本発明に係る固定ピース6は、図1、
2に示すように、板状の取付け片10の縁端から連結片
12を垂直に突設すると共に、連結片12の、取付け片
10と反対側の縁端から取付け片10と反対方向に向け
て固着片11を連結片12と垂直に突設して形成したも
のである。この固着片11には固着孔14を穿設するも
のであり、取付け片10には、フレーム3の開口部4に
挿入される一対の挿入片7a、7bを、連結片12と平
行かつ取付け片10と垂直に、連結片12と同じ方向に
向けて突設するものである。ここでこの一対の挿入片7
a、7bの外面間の幅が、フレーム3の開口部4の幅と
ほぼ等しくなるように形成するものである。このうち連
結片12側に形成した挿入片7aの基部から先端までの
寸法は、フレーム3の係合部5の先端から開口部4まで
の寸法よりも大きく形成するものであり、もう一方の挿
入片7bの寸法は、フレーム3の係合部5の先端から開
口部4までの寸法とほぼ等しい寸法に形成して、挿入片
7bの寸法を挿入片7aの寸法よりも短く形成するもの
である。また連結片12側に形成した挿入片7aにはフ
レーム3の開口部4の係合部5の先端に係止されるフッ
ク部8を、その挿入片7aの先端部の外面から連結片1
2側に突設するものである。このフック部8の取付け片
10側は取付け片10と略平行な平坦面として形成して
あり、フレーム3の係合部5に対する掛りしろ13にな
っている。また挿入片7aの、基部から掛りしろ13ま
での寸法は、フレーム3の係合部5の、先端から開口部
4までの寸法と等しいか、それよりもやや大きく形成す
るものである。
【0013】本発明においては上記のようなフレーム3
及び固定ピース6を用いて、隣接する二枚のパネルを互
いに垂直に接続するものである。この場合、第一のパネ
ル1は平板状のものを用い、第二のパネル2は、その縁
端からパネルと垂直な被固着片15が突設してあり、こ
の被固着片15に複数個の被固着孔16が穿設してある
ものを用いる。以下に本発明のパネル接続構造を、浴室
ユニットAの壁パネル1a(第一のパネル1)と天井パ
ネル2a(第二のパネル2)の接続を例示して説明す
る。
【0014】図3に示すように床パン17(図3に示す
実施形態においては洗い場側床パン部17aと浴槽側取
付け枠部17bとで床パン17が構成してある)の外端
部に設けた壁パネル搭載部18に壁パネル1aを建て込
み、更にこの壁の上に天井パネル2aを載せて連結する
ことで浴室ユニットAを構成するようになっている。壁
パネル1aには背面にフレーム3を取着してある。
【0015】壁パネル1aにフレーム3を取着する際に
は、図1に示すようにフレーム3を壁パネル1aの縁端
に沿って、フレーム3の他側面の凸部9を壁パネル1a
に当接させて配置すると共に、壁パネル1aとフレーム
3との間に形成される隙間に樹脂19を介在させて、固
着するものである。このフレーム3に固定ピース6を取
付けるものであり、その際には、固着片11が壁パネル
1aから上方へ突出するように固定ピース6を配置し、
挿入片7a、7bをフレーム3の開口部4に押し込んで
取付けるものである。ここで挿入片7a、7bは一方の
挿入片7aのフック部8及び他方の挿入片7bの外面が
開口部4にて押圧され、挿入片7a、7bが湾曲され
て、フレーム3の開口部4に押し込まれるものであり、
一方の挿入片7aのフック部8の掛りしろ13がフレー
ム3の係合部5から突出した時点で挿入片7a、7bの
湾曲が解消し、挿入片7a、7bと係合部5が当接する
と共に、フック部8の掛りしろ13が係合部5の先端に
係止され、固定ピース6がフレーム3に取り付けられた
状態となるものである。このとき固定ピース6はフレー
ム3の開口部4に沿ってスライド移動自在となってい
る。固定ピース6は天井パネル2aの被固着孔16の個
数に相当する数だけフレーム3に取付けるものであり、
この各固定ピース6はフレーム3の開口部4に沿ってス
ライド移動させて、天井パネル2aの被固着孔16に相
当する位置に配置するものである。
【0016】天井パネル2aはこのフレーム3に取付け
られた固定ピース6に取付けるものであり、この際は、
まず壁パネル1aのフレーム3を設けていない側の面と
天井パネル2aの被固着片15を突設している側の面が
室内側を向くように、天井パネル2aを壁パネル1aの
上方に垂直に配置すると共に、天井パネル2aの端部を
固定ピース6上に載置し、この状態で固定ピース6の固
着孔14と天井パネル2aの被固着孔16に、壁パネル
1a側からビス等の固着具21をねじ込んで天井パネル
2aを固定するものである。このとき壁パネル1aと天
井パネル2aとの室内側の接続部分に形成される凹部2
4にゴム等の弾性材で形成した接合部隠し部材22を嵌
入することが好ましく、このようにすることで凹部24
から露出するフレーム3、固定ピース6及び固着具21
を隠すことができ、外観を良くすることができるもので
ある。また接合部隠し部材22としてその両側に複数の
ヒレ片23を形成したものを用い、凹部24に接合部隠
し部材22を嵌入させる際に天井パネル2aの下面と壁
パネル1aの端部をヒレ片23にてその弾性力で押圧す
るようにすると、接合部隠し部材22を凹部24の内面
に確実に密着させることができ、接合部の気密性を向上
することができる。
【0017】このようなパネル接合構造では、フレーム
3の開口に沿ってスライド移動自在な固定ピース6にて
天井パネル2aを固定するので、従来のように予め天井
パネル2aの被固着孔16とフレーム3の固着孔14と
が合致するように天井パネル2aとフレーム3を形成す
る必要がないものである。また固定ピース6のフック部
8の挿入片7aの外面からの突出寸法は、フレーム3の
開口部4に挿入する際に、挿入片7a、7bが湾曲され
ることによって一対の挿入片7a、7bの背面同士が接
触した際に開口部4を通ることが可能な大きさに形成し
なければならないものであるが、本発明では一対の挿入
片7a、7bのうちの一方の挿入片7aのみにフック部
8を形成してあるので、一対の挿入片7a、7bの両方
にフック部8を形成する場合と比較して、フック部8の
挿入片7aの外面からの突出寸法を大きく形成すること
ができ、そのためフック部8を係合部5の先端に強固に
係止することができるものである。また上記のように連
結片12側に形成され、フック部8が突設してある挿入
片7aの基部から先端までの寸法を、フレーム3の係合
部5の先端から開口部4までの寸法よりも大きく形成
し、もう一方の挿入片7bの寸法を、フレーム3の係合
部5の先端から開口部4までの寸法とほぼ等しい寸法に
形成して、挿入片7bの寸法を挿入片7aの寸法よりも
短く形成すると、挿入片7a、7bの背面同士が接触す
るまで湾曲させた場合、一対の挿入片7a、7bを等し
い寸法に形成したときよりもフック部8が突設してある
挿入片7aを大きく湾曲させることができ、フック部8
の挿入片7aの外面からの突出寸法を更に大きく形成す
ることができるものである。
【0018】また特に上記のように係合部5の先端が曲
面20に形成された場合は、固定ピース6に外力が加わ
った際にフック部8が係合部5の先端から滑ってフック
部8と係合部5との係合が外れることがないものであ
り、例えば固定ピース6の固着片11部分に室外方向へ
外力F1が加わった場合、フック部8がフレーム3の係
合部5の先端に強固に係止され、また固定ピース6の固
着片11部分に室内方向へ外力F2が加わった場合はフ
ック部8がフレーム3の係合部5の先端に強固に係止さ
れると共にもう一方の挿入片7bがフレーム3の係合部
5に押圧され、固定ピース6がフレームから脱離する
おそれがないものである。
【0019】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に記載の
パネル接続構造は、第一のパネルの端部にフレームを設
け、このフレームに固定ピースを取付けると共に、固定
ピースに第二のパネルを取り付けて成るパネル接続構造
であって、上記フレームとして、第一のパネルと反対側
の側面に開口部を設けると共に、開口部の開口両縁に係
合部を内方へ突出して設けたものを用い、上記固定ピー
スとして、フレームの開口部に挿入される一対の挿入片
を設けると共に、一方の挿入片のみにおいてその先端部
の外面にフレームの開口部の係合部の先端に係止される
フック部を突設したものを用いるため、固定ピースに第
二のパネルを取付ける際、固定ピースをフレームの開口
部に沿ってスライド移動させて、第二のパネルの固着位
置に対応した位置に配置することができ、従来のように
天井パネルの被固着孔とフレームの固着孔とが合致する
ように天井パネルとフレームを形成する手間がかからな
いものである。さらに上記フック部の挿入片の外面から
の突出寸法は、挿入片を湾曲させて挿入片の背面同士を
接触させた際に、開口部を通ることが可能な大きさに形
成しなければならないものであるが、本発明では一対の
挿入片のうちの一方のみにフック部を形成してあるの
で、一対の挿入片の両方にフック部を形成する場合と比
較して、フック部の挿入片の外面からの突出寸法を大き
く形成することができ、フック部を係合部の先端に強固
に係止することができるものであり、固定ピースに外力
が加わった場合にフレームから固定ピースが脱離するお
それがないものである。しかも、フック部が突設してあ
る挿入片の寸法よりも他方の挿入片の寸法を短く形成し
ているので、挿入片の背面同士が接触するまで湾曲させ
た場合、一対の挿入片を等しい寸法に形成したときより
もフック部が突設してある挿入片を大きく湾曲させるこ
とができ、フック部の挿入片の外面からの突出寸法を更
に大きく形成することができるものである。
【0020】また本発明の請求項2に記載のパネル接続
構造は、請求項1の構成に加えて、上記フレームとし
て、板材を一側面に開口部を設けるように略筒状に折曲
し、開口部の両縁部を内方へ折曲すると共に折曲先端部
を折り返して係合部を設けて形成したものを用いるよう
にしたものであり、上記のようにフック部の挿入片の外
面からの突出寸法を大きく形成することができるため、
フック部を先端が曲面に形成された固定ピースの係合部
に強固に係止することができ、固定ピースに外力が加わ
った際、固定ピースがフレームから脱離するようなおそ
れがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明に係る固定ピースの一例を示すものであ
り、(a)は正面図(b)は側面図である。
【図3】本発明を浴室ユニットい適用した実施の形態の
一例を示す縮小した分解斜視図である。
【図4】従来のパネル接続構造の一例を示す破断した斜
視図である。
【図5】従来のパネル接続構造の他の例を示す断面図で
ある。
【図6】図5の従来のパネル接続構造に係る固定ピース
の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は側
面図である。
【符号の説明】
1 第一のパネル 1a 壁パネル 2 第二のパネル 2a 天井パネル 3 フレーム 4 開口部 5 係合部 6 固定ピース 7a 挿入片 7b 挿入片 8 フック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−158199(JP,A) 実開 平4−2856(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 9/30 E04B 2/72 E04H 1/12 301 F16B 5/00 - 5/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のパネルの端部にフレームを設け、
    このフレームに固定ピースを取付けると共に、固定ピー
    スに第二のパネルを取り付けて成るパネル接続構造であ
    って、上記フレームとして、第一のパネルと反対側の側
    面に開口部を設けると共に、開口部の開口両縁に係合部
    を内方へ突出して設けたものを用い、上記固定ピースと
    して、フレームの開口部に挿入される一対の挿入片を設
    けると共に、一方の挿入片のみにおいてその先端部の外
    面に、フレームの係合部の先端に係止されるフック部を
    突設し、かつ、このフック部が突設してある挿入片の寸
    法よりも他方の挿入片の寸法を短く形成したものを用い
    ることを特徴とするパネル接続構造。
  2. 【請求項2】 上記フレームとして、板材を一側面に開
    口部を設けるように略筒状に折曲し、開口部の両縁部を
    内方へ折曲すると共に折曲先端部を折り返して係合部を
    設けて形成したものを用いることを特徴とする請求項1
    に記載のパネル接続構造。
  3. 【請求項3】 第一のパネルが壁パネルであり、第二の
    パネルが天井パネルであることを特徴とする請求項1又
    は2に記載のパネル接続構造。
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