JP3270721B2 - スプリンクラーヘッド用取付部材 - Google Patents

スプリンクラーヘッド用取付部材

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JP3270721B2
JP3270721B2 JP22769097A JP22769097A JP3270721B2 JP 3270721 B2 JP3270721 B2 JP 3270721B2 JP 22769097 A JP22769097 A JP 22769097A JP 22769097 A JP22769097 A JP 22769097A JP 3270721 B2 JP3270721 B2 JP 3270721B2
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sprinkler head
synthetic resin
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pipe
sprinkler
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正勝 坂本
英樹 影山
季郎 金田
正信 新井
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプリンクラーヘ
ッド用取付部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の天井にスプリンクラー設
備を配管する場合、鋼管からなるスプリンクラー配管と
スプリンクラーヘッドとをステンレスなどの金属製可撓
管により接続する工法が採用されている。この場合、最
終的にスプリンクラーヘッドを天井板保持部材に固定す
る必要がある。
【0003】例えば、特開平6−337082号公報に
記載されるように、天井板保持部材間に架設された支持
部材にスプリンクラーヘッド用取付管を固定金具を介し
て固定し、スプリンクラーヘッド用取付管にそれぞれス
プリンクラーヘッドおよび金属製可撓管を接続するよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、スプ
リンクラー配管に合成樹脂管の使用が認められるように
なり、前述した工法に合成樹脂製スプリンクラー配管を
採用しようとすると、金属製スプリンクラーヘッド用取
付管と合成樹脂製スプリンクラー配管とを接続すること
になり、合成樹脂製スプリンクラー配管が損傷して接続
部分から漏水するおそれがある。このため、金属製スプ
リンクラーヘッド用取付管と合成樹脂製スプリンクラー
配管とを新たにバルブソケットを介して接続しなければ
ならず、部品点数が増加するとともに、接続箇所が増加
してコストアップを招く他、施工が煩雑になるという問
題があった。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、コストアップを招くことなく、かつ、施工
性を低下させることなく金属製スプリンクラーヘッドと
合成樹脂製スプリンクラー配管とを接続することのでき
るスプリンクラーヘッド用取付部材を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂製ス
プリンクラー配管を接続可能な接続部が形成された合成
樹脂管と、該合成樹脂管に埋設され、スプリンクラーヘ
ッドの雄ねじを螺合可能な雌ねじが形成された金属管
と、からなり、前記合成樹脂管の接続部を除く外周面お
よび金属管の外周面にわたって連続する平面部が形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面に基づいて説明する。
【0008】図1には、本発明のスプリンクラーヘッド
用取付部材が示されており、このスプリンクラーヘッド
用取付部材1は、合成樹脂管2と、この合成樹脂管2に
埋設された金属管3と、から構成され、合成樹脂管2の
一端部側外周面は、図示しない合成樹脂製スプリンクラ
ー配管と接続可能な接続部としての円筒面21に形成さ
れ、また、その他端部側外周面が角柱面22に形成され
ている。一方、金属管3には、図示しない金属製スプリ
ンクラーヘッドの雄ねじを螺合可能な雌ねじ3aが形成
され、その外周面が角柱面31に形成されている(図2
参照)。
【0009】そして、金属管3を合成樹脂管2に埋設し
てスプリンクラーヘッド用取付部材1を形成する際、合
成樹脂管2の一の角柱面22と金属管3の一の角柱面3
1とによって連続する平面部11を形成するように設定
されている。
【0010】なお、合成樹脂管2の角柱面22と金属管
3の角柱面31には、それぞれ溝22a,31aが形成
されている。
【0011】この結果、スプリンクラーヘッド用取付部
材1の合成樹脂管2に合成樹脂製スプリンクラー配管
を、また、金属管3に金属製スプリンクラーヘッドをそ
れぞれ直接接続することができ、このため、バルブソケ
ットを用いることによるコストアップを招くことがな
く、また、施工性を低下させることもないものである。
【0012】しかも、スプリンクラーヘッド用取付部材
1に、合成樹脂管2の一の角柱面22と金属管3の一の
角柱面31からなる平面部11が形成されていることに
より、その平面部11の長さ範囲内において、後述する
支持部材5の一壁面に沿ってスプリンクラーヘッド用取
付部材1を上下方向に移動させてスプリンクラーヘッド
用取付部材1に接続された金属製スプリンクラーヘッド
の位置決めを行うことが可能となり、配管作業を容易に
行うことができる。
【0013】なお、前述した実施形態においては、スプ
リンクラーヘッド用取付部材1を構成する合成樹脂管2
の一端部側に接続部としての円筒面21を形成し、合成
樹脂製スプリンクラー用配管と接続するものを例示した
が、スプリンクラーヘッド用取付部材1の配設位置によ
っては、その合成樹脂管2の一端部側に接続部としてエ
ルボ、チーズ、ソケット、レジューサーなどの管継手を
形成し、この管継手に合成樹脂製スプリンクラー用配管
を接続するようにしてもよい。
【0014】ところで、前述したスプリンクラーヘッド
用取付部材1は、天井裏において図示しない天井板保持
部材間に架設された支持部材5に図3および図4に示す
固定部材6を介して固定されている。この固定部材6
は、スプリンクラーヘッド用取付部材1を構成する合成
樹脂管2の角柱面22および金属管3の角柱面31に沿
って包囲可能な周壁61を有し、対向する一対の周壁6
1に支持部材5を嵌め込んで保持する切欠開口部61a
が形成されているとともに、他の一周壁61に締め付け
ネジ62が螺合されて構成されている。
【0015】このような固定部材6を用いてスプリンク
ラーヘッド用取付部材1を支持部材5に固定する場合に
ついて説明すると、スプリンクラーヘッド用取付部材1
を固定部材6に嵌挿し、スプリンクラーヘッド用取付部
材1の平面部11を支持部材1の一壁面に当接させて仮
に保持する。次いで、支持部材5を固定部材6の切欠開
口部61aに嵌め込み、締め付けネジ62を締め付けて
その先端を支持部材5に当接させる。この結果、固定部
材6を介してスプリンクラーヘッド用取付部材1を支持
部材5に密着する方向に引き寄せ、支持部材5にスプリ
ンクラーヘッド用取付部材1を挟み込んで固定すること
ができる。
【0016】なお、前述したスプリンクラーヘッド用取
付部材1の実施形態においては、円筒面21(接続部)
および角柱面22を形成した合成樹脂管2に、雌ねじ3
aおよび角柱面31を形成した金属管3を埋設して例示
したが、図5に示すように、金属管3の一端にナット4
を接合し、金属管3に直接雌ねじ3aを形成するものに
代えてナット4の雌ねじ4aを利用することもできる。
また、この実施形態においては、合成樹脂管2の一端部
側に接続部としての円筒面21が形成され、その他端部
側に円筒面21よりも大径の円筒部23および該円筒部
23の一部を切断して形成される平面部24からなる断
面略D字状の外周面が形成されており、この平面部24
を支持部材5の一壁面に当接させることができる。
【0017】この場合、合成樹脂管2に形成された平面
部24と、金属管3の一の角柱面31とが連続する平面
を形成するように設定されている。
【0018】この実施形態においても、スプリンクラー
ヘッド用取付部材1に合成樹脂製スプリンクラー配管お
よび金属製スプリンクラーヘッドをそれぞれ直接接続す
ることができる。したがって、バルブソケットを用いる
ことによるコストアップを招くことがなく、また、施工
性を低下させることもない。しかも、スプリンクラーヘ
ッド用取付部材1を構成する合成樹脂管2の平面部24
の長さ範囲内において、支持部材5の一壁面に沿って金
属製スプリンクラーヘッドの位置決めを行うことができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、合成樹脂
製スプリンクラー配管を接続可能な接続部が形成された
合成樹脂管と、該合成樹脂管に埋設され、スプリンクラ
ーヘッドの雄ねじを螺合可能な雌ねじが形成された金属
管と、からなり、前記合成樹脂管の接続部を除く外周面
および金属管の外周面にわたって連続する平面部が形成
されていることにより、合成樹脂製スプリンクラー配管
および金属製スプリンクラーヘッドをそれぞれ直接接続
することができ、コストアップを招くことなく簡単に接
続することができるとともに、平面部の長さ範囲内にお
いて、金属製スプリンクラーヘッドの位置決めを行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプリンクラーヘッド用取付部材の一
実施形態を示す断面図および正面図である。
【図2】図1のスプリンクラーヘッド用取付部材を構成
する金属管の断面図および正面図である。
【図3】図1に示したスプリンクラーヘッド用取付部材
を固定部材を介して支持部材に固定した状態を示す斜視
図である。
【図4】図3に示したスプリンクラーヘッド用取付部材
を固定部材を介して支持部材に固定した状態を示す側面
図である。
【図5】本発明のスプリンクラーヘッド用取付部材の他
の実施形態を示す断面図、正面図および背面図である。
【符号の説明】
1 スプリンクラー用取付部材 11 平面部 2 合成樹脂管 21 接続部(円筒面) 22 角柱面 23 円筒部 24 平面部 3 金属管 3a 雌ねじ 31 角柱面 4 ナット 4a 雌ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 季郎 大阪市北区中津六丁目8番4号 株式会 社西原衛生工業所大阪店内 (72)発明者 新井 正信 大阪市北区中津六丁目8番4号 株式会 社西原衛生工業所大阪店内 (56)参考文献 特開 平7−317965(JP,A) 実開 昭60−10662(JP,U) 特公 昭53−22685(JP,B1) 特公 平2−46828(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 9/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製スプリンクラー配管を接続可
    能な接続部が形成された合成樹脂管と、該合成樹脂管に
    埋設され、スプリンクラーヘッドの雄ねじを螺合可能な
    雌ねじが形成された金属管と、からなり、前記合成樹脂
    管の接続部を除く外周面および金属管の外周面に連続す
    る平面部が形成されていることを特徴とするスプリンク
    ラーヘッド用取付部材。
  2. 【請求項2】 前記合成樹脂管の接続部を除く外周面お
    よび金属管の外周面がそれぞれ角柱面に形成され、それ
    らの角柱面によって連続する平面部が形成されている
    とを特徴とする請求項1記載のスプリンクラーヘッド用
    取付部材。
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