JP3268958B2 - 半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高出力特性および低雑
音特性を有する半導体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクシステム用の光源として使用
される半導体レーザ装置は、再生時には低雑音特性が要
求され、記録時には高出力特性が要求される。半導体レ
ーザ装置を光ディスクシステムで用いた場合には、光デ
ィスクからの戻り光により雑音が発生する。このよう
に、半導体レーザ装置から出射した光が外部の光学系に
よって反射され、半導体レーザ装置自身に戻ることによ
り発生する雑音を戻り光雑音と呼ぶ。
【0003】このような戻り光雑音を低減するために自
励発振現象を利用することが知られており、可飽和吸収
特性を有する層(以下、可飽和吸収層と呼ぶ)を備えた
自励発振型半導体レーザ装置が提案されている。
【0004】図9は高出力特性および低雑音特性を有す
る従来のAlGaAs系半導体レーザ装置の構造を示す
模式的断面図である。図9において、n−GaAs基板
1上に、Al0.45Ga0.55Asからなるn−クラッド層
2、アンドープのAl0.13Ga0.87Asからなる活性層
3およびAl 0.45Ga0.55Asからなるp−クラッド層
4が順に形成されている。p−クラッド層4は、活性層
3上に形成された平坦部40およびその平坦部40上の
中央部に形成されたストライプ状のリッジ部41からな
る。
【0005】リッジ部41中には、p−Al0.13Ga
0.87Asからなるp−可飽和吸収層50が設けられてい
る。リッジ部41上にはp−GaAsからなるp−コン
タクト層6が形成され、リッジ部41の両側および平坦
部40上には、n−Al0.7 Ga0.3 Asからなるn−
電流ブロック層7が形成されている。
【0006】p−コンタクト層6上およびn−電流ブロ
ック層7上には、p−GaAsからなるp−キャップ層
8が形成されている。p−キャップ層8の上面にはp側
電極9が形成され、n−GaAs基板1の下面にはn側
電極10が形成されている。
【0007】この半導体レーザ装置において、p側電極
9から供給された電流はn−電流ブロック層7によりブ
ロックされ、ストライプ状のリッジ部41のみに注入さ
れる。また、リッジ部41下での実効的な屈折率がリッ
ジ部41の領域を除く平坦部40下での実効的な屈折率
に比べて大きくなるので、リッジ部41下の領域に屈折
率導波機構による光導波路が形成され、水平方向の光の
閉じ込めが行われる。
【0008】また、クラッド層2,4のバンドギャップ
が活性層3のバンドギャップよりも大きくなっており、
活性層3の屈折率がそれを挟むクラッド層2,4の屈折
率よりも高くなっている。それにより、光が活性層4に
閉じ込められる。このようなダブルヘテロ構造により垂
直方向の光の閉じ込めが行われる。
【0009】図9の半導体レーザ装置においては、n−
電流ブロック層7のバンドギャップが活性層3のバンド
ギャップよりも大きくなっている。それにより、活性層
3での発振光がn−電流ブロック層7で吸収されない。
したがって、n−電流ブロック層7での光の吸収損失が
少なく、高出力特性が得られる。一方、リッジ部41中
に設けられたp−可飽和吸収層50により発振スペクト
ルが自励発振を起こし、可干渉性が低下することにより
戻り光雑音が低減される。このようにして、高出力特性
および低雑音特性が得られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、図9の
従来の半導体レーザ装置においては、高出力特性を得る
ためにn−電流ブロック層7のバンドギャップが大きく
なっているので、活性層3において発生した光がn−電
流ブロック層7により吸収されない。そのため、n−電
流ブロック層により活性層での発振光を吸収することに
より屈折率導波を行う半導体レーザ装置に比べて、屈折
率導波機構による水平方向に光の閉じ込めが弱く、利得
導波型の半導体レーザ装置に近づく。
【0011】その結果、横モードが不安定となる。例え
ば、光出力を増加させると、電流−光出力特性にキンク
と呼ばれる非直線性が生じ、同時にレーザビームの出射
方向の移動、出力のゆらぎなどが生じる。特に、半導体
レーザ装置を光ディスクシステムで用いる場合には、横
モードが安定であることが要求される。
【0012】なお、上記横モードの不安定さを少しでも
抑制するためには、活性層3で発生した光がリッジ部4
1中にあるp−可飽和吸収層50で吸収される量を低減
するように、活性層3とp−可飽和吸収層50との間の
距離を大きく設定しなければならない。それにより、素
子の設計の自由度が制限されることになる。
【0013】本発明の目的は、高出力特性および低雑音
特性を実現しつつ、横モードが安定でかつ設計の自由度
が大きい半導体レーザ装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
レーザ装置は、第1導電型のクラッド層上に形成された
活性層上に平坦部と前記平坦部上の中央部に形成された
ストライプ状のリッジ部とからなる第2導電型のクラッ
ド層が設けられ、前記リッジ部の側面および前記平坦部
上に電流阻止層が形成された半導体レーザ装置におい
て、前記リッジ部の両側の前記平坦部上、前記リッジ部
の側面上及び前記リッジ部中に可飽和吸収層が設けられ
たものである。
【0015】また、第2の発明に係る半導体レーザ装置
は、第1導電型のクラッド層上に形成された活性層上に
平坦部と前記平坦部上の中央部に形成されたストライプ
状のリッジ部とからなる第2導電型のクラッド層が設け
られ、前記リッジ部の側面および前記平坦部上に電流阻
止層が形成された半導体レーザ装置において、前記リッ
ジ部の両側の前記平坦部上、前記リッジ部の側面上及び
前記第1導電型のクラッド層中に可飽和吸収層が設けら
れたものである。
【0016】また、電流阻止層は、発振光のエネルギー
よりも大きいエネルギーのバンドギャップを有すること
が好ましい。さらに、可飽和吸収層は、リッジ部の側面
および平坦部の上面と電流阻止層との間に設けられても
よい。
【0017】
【作用】本発明に係る半導体レーザ装置においては、導
波路の両側の領域上に可飽和吸収層が設けられている。
特に、リッジ埋込型の半導体レーザ装置の場合には、リ
ッジ部の両側の平坦部上に可飽和吸収層が設けられてい
る。そのため、可飽和吸収層により自励発振が得られる
とともに、その可飽和吸収層により活性層での発振光が
吸収される。それにより、屈折率導波機構による水平方
向の光の閉じ込めが良好となり、横モードが安定する。
また、可飽和吸収層による発振光の吸収を低減する必要
がないので、可飽和吸収層と活性層との距離を大きく設
定する必要はなく、素子の設計の自由度が大きくなる。
【0018】したがって、高出力特性および低雑音特性
を実現しつつ、横モードが安定でかつ設計の自由度が大
きい半導体レーザ装置が得られる。電流阻止層が発振光
のエネルギーよりも大きいエネルギーのバンドギャップ
を有する場合には、電流阻止層での光吸収損失が少なく
なるので、より高出力特性が得られる。
【0019】また、可飽和吸収層がリッジ部の側面およ
び平坦部の上面と電流阻止層との間に設けられている場
合には、可飽和吸収層および電流阻止層を連続的な工程
で形成することができる。
【0020】
【実施例】図1は本発明の参考例によるAlGaAs系
半導体レーザ装置の構造を示す模式的断面図である。
【0021】図1において、n−GaAs基板1上に、
n−Al0.45Ga0.55Asからなるn−クラッド層2、
アンドープのAl0.13Ga0.87Asからなる活性層3お
よびp−Al0.45Ga0.55Asからなるp−クラッド層
4が順に形成されている。p−クラッド層4は、活性層
3上に形成された平坦部40およびその平坦部40の中
央部に形成されたストライプ状のリッジ部41からな
る。p−クラッド層4のリッジ部41の両側面および平
坦部40上には、p−Al0.13Ga0.87Asからなるp
−可飽和吸収層5が形成されている。
【0022】p−クラッド層4のリッジ部41上には、
p−GaAsからなるp−コンタクト層6が形成され、
p−可飽和吸収層5上には、n−Al0.65Ga0.35As
からなるn−電流ブロック層7が形成されている。p−
コンタクト層6上およびn−電流ブロック層7上には、
p−GaAsからなるp−キャップ層8が形成されてい
る。p−キャップ層8の上面にはAu/Crからなるp
側電極9が形成され、n−GaAs基板1の下面にはA
u/Sn/Crからなるn側電極10が形成されてい
る。
【0023】なお、p−クラッド層4の平坦部40とリ
ッジ部41との間に、レーザ光のエネルギーhν(hは
プランク定数、νは発振光の振動数)よりも大きなエネ
ルギーのバンドギャップを有するエッチング停止層を設
けてもよい。
【0024】表1にn−クラッド層2、活性層3、p−
クラッド層4、p−可飽和吸収層5およびn−電流ブロ
ック層7の材料、屈折率、バンドギャップおよび膜厚を
示す。なお、リッジ部41の下面の幅Wは例えば3μm
である。
【0025】
【表1】
【0026】p−可飽和吸収層5のバンドギャップESA
は活性層3のバンドギャップEA (≒hν)にほぼ等し
い。n−クラッド層2のバンドギャップEncおよびp−
クラッド層4のバンドギャップEpcは活性層3のバンド
ギャップEA (≒hν)よりも大きい。n−電流ブロッ
ク層7のバンドギャップEB は活性層3のバンドギャッ
プEA (≒hν)よりも大きい。
【0027】また、n−クラッド層2の屈折率Nncおよ
びp−クラッド層4の屈折率Npcは活性層3の屈折率N
A よりも小さく、かつn−電流ブロック層7の屈折率N
B よりも大きい。
【0028】次に、図1の半導体レーザ装置の製造方法
を図2〜図6の工程断面図を参照しながら説明する。ま
ず、図2に示すように、n−GaAs基板1上に、MO
CVD法(有機金属化学的気相成長法)またはMBE法
(分子線エピタキシャル成長法)により、n−Al0.45
Ga0.55Asからなるn−クラッド層2、アンドープの
Al0.13Ga 0.87Asからなる活性層3、p−Al0.45
Ga0.55Asからなるp−クラッド層4a、p−Al
0.7 Ga0.3 Asからなるp−エッチング停止層11、
p−Al 0.45Ga0.55Asからなるp−クラッド層4
b、およびp−GaAsからなるp−コンタクト層6を
連続成長させる。
【0029】次に、図3に示すように、p−コンタクト
層6上の中央部にストライプ状のSiO2 マスク(図示
せず)を形成した後、SiO2 マスクの領域を除いてp
−コンタクト層6およびp−クラッド層4bをエッチン
グ停止層11までエッチングし、リッジ部を形成する。
エッチング液としては、有機カルボン酸および過酸化水
素の混合液を用いる。その後、SiO2 マスクをHF
(フッ化水素)を用いて除去する。図3では、リッジ部
の領域を除いてエッチング停止層11が除去されている
が、p−クラッド層4a上の全体にエッチング停止層1
1が残っていてもよい。
【0030】次に、図4に示すように、MOCVD法ま
たはMBE法により、p−コンタクト層6上、p−クラ
ッド層4bの側面およびp−クラッド層4a上に、p−
Al 0.13Ga0.87Asからなるp−可飽和吸収層5およ
びn−Al0.65Ga0.35Asからなるn−電流ブロック
層7を順に形成する。
【0031】さらに、図5に示すように、リン酸系のエ
ッチング液を用いて、p−コンタクト層6上のn−電流
ブロック層7およびp−可飽和吸収層5をエッチングす
る。最後に、図6に示すように、MOCVD法またはM
BE法により、p−コンタクト層6上およびn−電流ブ
ロック層7上にp−GaAsからなるp−キャップ層8
を形成し、p−キャップ層8の上面にAu/Crからな
るp側電極9を形成し、n−GaAs基板1の下面にA
u/Sn/Crからなるn側電極10を形成する。
【0032】本参考例の半導体レーザ装置では、p−可
飽和吸収層5がp−クラッド層4の平坦部40上および
リッジ部41の側面に設けられているので、p−可飽和
吸収層5により自励発振が得られるとともに、そのp−
可飽和吸収層5により活性層3で発生した光が吸収され
る。それにより、屈折率導波機構による水平方向の光の
閉じ込めが良好となり、横モードが安定する。
【0033】また、p−可飽和吸収層5と活性層3との
距離を大きく設定することが要求されないので、素子の
設計の自由度が大きくなる。したがって、高出力特性お
よび低雑音特性を実現しつつ、横モードが安定でかつ設
計の自由度が大きい半導体レーザ装置が得られる。
【0034】図7は本発明の第1の実施例によるAlG
aAs系半導体レーザ装置の構造を示す模式的断面図で
ある。図7の半導体レーザ装置が図1の半導体レーザ装
置と異なるのは、p−クラッド層4のリッジ部41中に
もp−Al0.13Ga0.87Asからなるp−可飽和吸収層
51が設けられている点である。他の部分の構成は、図
1の半導体レーザ装置の構成と同様である。
【0035】図7の半導体レーザ装置においては、リッ
ジ部41中に設けられたp−可飽和吸収層51により自
励発振特性をさらに強められ、低雑音特性がより向上す
る。図8は本発明の第2の実施例によるAlGaAs系
半導体レーザ装置の構造を示す模式的断面図である。
【0036】図8の半導体レーザ装置が図1の半導体レ
ーザ装置と異なるのは、n−クラッド層2中にn−Al
0.13Ga0.87Asからなるn−可飽和吸収層52がさら
に設けられている点である。他の部分の構成は、図1の
半導体レーザ装置の構成と同様である。
【0037】図8の半導体レーザ装置においては、n−
クラッド層2中に設けられたn−可飽和吸収層52によ
り自励発振特性がさらに強められ、低雑音特性がより向
上する。
【0038】なお、上記実施例では、本発明をリッジ埋
込型のAlGaAs系半導体レーザ装置に適用した場合
を説明したが、本発明は高出力特性および低雑音特性を
有するAlGaInP系半導体レーザ装置等の他の半導
体レーザ装置にも同様に適用することができる。
【0039】また、上記実施例では活性層3が単一の層
からなるが、量子井戸構造を有する活性層を用いてもよ
い。この場合も、電流ブロック層が発振光のエネルギー
よりも大きいエネルギーのバンドギャップを有すること
が好ましい。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、導波路の
両側の領域上に可飽和吸収層が設けられているので、可
飽和吸収層により自励発振が得られるとともに、屈折率
導波機構による水平方向の光の閉じ込めが良好となる。
また、可飽和吸収層と活性層との間の距離を大きく設定
することが要求されない。したがって、高出力特性およ
び低雑音特性を実現しつつ、横モードが安定でかつ設計
の自由度が大きい半導体レーザ装置が得られる。
【0041】特に、電流阻止層が発振光のエネルギーよ
りも大きいエネルギーのバンドギャップを有する場合に
は、電流阻止層での光吸収損失が少なくなり、より高出
力特性が得られる。
【0042】また、可飽和吸収層がリッジ部の側面およ
び平坦部の上面と電流阻止層との間に設けられている場
合には、可飽和吸収層および電流阻止層を連続的な工程
で形成することが可能となり、製造時間および製造コス
トが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例によるAlGaAs系半導体レ
ーザ装置の構造を示す模式的断面図である。
【図2】図1の半導体レーザ装置の製造方法を示す第1
の工程断面図である。
【図3】図1の半導体レーザ装置の製造方法を示す第2
の工程断面図である。
【図4】図1の半導体レーザ装置の製造方法を示す第3
の工程断面図である。
【図5】図1の半導体レーザ装置の製造方法を示す第4
の工程断面図である。
【図6】図1の半導体レーザ装置の製造方法を示す第5
の工程断面図である。
【図7】本発明の第1の実施例によるAlGaAs系半
導体レーザ装置の構造を示す模式的断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例によるAlGaAs系半
導体レーザ装置の構造を示す模式的断面図である。
【図9】従来のAlGaAs系半導体レーザ装置の構造
を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
1 n−GaAs基板 2 n−クラッド層 3 活性層 4,4a,4b p−クラッド層 5,51 p−可飽和吸収層 52 n−可飽和吸収層 7 n−電流ブロック層 40 平坦部 41 リッジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 國里 竜也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 茨木 晃 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−193316(JP,A) 特開 昭61−171186(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型のクラッド層上に形成された
    活性層上に平坦部と前記平坦部上の中央部に形成された
    ストライプ状のリッジ部とからなる第2導電型のクラッ
    ド層が設けられ、前記リッジ部の側面および前記平坦部
    上に電流阻止層が形成された半導体レーザ装置におい
    て、前記リッジ部の両側の前記平坦部上、前記リッジ部
    の側面上及び前記リッジ部中に可飽和吸収層が設けられ
    たことを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 第1導電型のクラッド層上に形成された
    活性層上に平坦部と前記平坦部上の中央部に形成された
    ストライプ状のリッジ部とからなる第2導電型のクラッ
    ド層が設けられ、前記リッジ部の側面および前記平坦部
    上に電流阻止層が形成された半導体レーザ装置におい
    て、前記リッジ部の両側の前記平坦部上、前記リッジ部
    の側面上及び前記第1導電型のクラッド層中に可飽和吸
    収層が設けられたことを特徴とする半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 前記電流阻止層は、発振光のエネルギー
    よりも大きいエネルギーのバンドギャップを有すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の半導体レーザ装置。
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KR100447367B1 (ko) * 1997-03-07 2004-09-08 샤프 가부시키가이샤 다중 양자 웰 구조 활성층을 갖는 질화갈륨계 반도체 발광 소자 및 반도체 레이저 광원 장치
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KR100571842B1 (ko) * 2004-10-06 2006-04-17 삼성전기주식회사 레이저 다이오드 및 그 제조방법
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