JP3267881B2 - 回路基板及び半導体装置 - Google Patents

回路基板及び半導体装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、高周波用トランジスタを内蔵す
る半導体チップを集積した半導体装置及び該半導体装置
に使用される回路基板に係り、特にミリ波〜ミリ波に使
用される通信機器に適した構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器は動作速度が高速化し、
準ミリ波〜ミリ波等で使用される通信機器用の半導体装
置が開発されてきている。
【0003】以下、特願平8−23584号で提案され
ている準ミリ波〜ミリ波用のトランジスタを搭載した半
導体装置の例について説明する。
【0004】図8に示すように、基板基材であるシリコ
ン基板60の上に、Ti・Au膜からなる接地用導体膜
であるグランドプレーン61(以下、単にグラウンド層
と呼ぶ)が形成され、さらに、グラウンド層61の上に
誘電体膜であるBCB膜62(ベンゾシクロブテン膜)
が形成されている。そして、BCB膜62の上に配線導
体膜であるTi・Au配線63が形成されている。この
Ti・Au配線63とBCB膜62とグラウンド層61
とにより、マイクロストリップ線路が構成されている。
また、Ti・Au配線63の一部にはパッド領域64が
形成されている。以上の各部材によって、回路基板67
が構成されている。一方、高周波トランジスタを内蔵す
る半導体チップ66には電極パッド70が設けられてお
り、半導体チップ66は電極パッド70を下方に向けた
状態で回路基板67上にフリップチップ実装されてい
る。すなわち、半導体チップ66の電極パッド70と、
回路基板67のパッド領域64との間にバンプ65を介
在させて、回路基板67のTi・Au配線63と半導体
チップ66のトランジスタ等とを電気的に接続するとと
もに、半導体チップ66と回路基板67との間を光硬化
性絶縁樹脂68により機械的に強固に接合している。
【0005】以上のようなフリップチップ実装技術のひ
とつであるMBB(マイクロバンプボンディング技術)
法によって、半導体チップ66が回路基板67上に実装
されている。
【0006】次に、MBB法による半導体装置の製造工
程について、図9(a)〜(c)及び図10(a)〜
(d)を参照しながら説明する。
【0007】図9(a)〜(c)は、回路基板の製造工
程を示す断面図である。まず、図9(a)に示すよう
に、シリコン基板60上にEB(電子ビーム)蒸着法等
でTi・Auのグラウンド層61を形成する。次に、図
9(b)に示すように、グラウンド層61の上にスピン
コート法によりBCBを塗布後、焼成によりBCB膜6
2を形成する。さらに、図9(c)に示すように、フォ
トリソグラフィーの技術とエッチング技術とを用いてB
CB膜62にコンタクトホール72を形成し、EB(電
子ビーム)蒸着法等とフォトリソグラフィー法、アディ
ティブめっき法の技術を用いて、コンタクトホール72
を金属で埋め込むとともに、Ti・Au配線63、パッ
ド領域64を形成し回路基板67を構成する。
【0008】次に、図10(a)〜(d)は、転写バン
プ法等により半導体チップ66を回路基板67に搭載す
るMBB法の工程を示す断面図である。
【0009】まず、図10(a)に示すように、回路基
板67上もしくは半導体チップ66側に光硬化性絶縁樹
脂68をディスペンサなどで滴下する。ついで、図10
(b)に示すように、半導体チップ66の電極パッド7
0に付着されたバンプ65と回路基板67のパッド領域
64とを位置合わせする。両者の位置合わせは、2個の
カメラで半導体チップ66の面と回路基板67の面の両
方のパターンを認識させ合体させる。位置合わせが終わ
ると、図10(c)に示すように、半導体チップ66を
加圧治具69で加圧する。この加圧により、光硬化性絶
縁樹脂68は半導体チップ66のバンプ65と回路基板
67のパッド領域64の間から排出され、バンプ65と
回路基板67のパッド領域64とが電気的に接触する。
さらに、紫外光(UV光)71を照射して光硬化性絶縁
樹脂68を硬化させる。そして、図10(d)に示すよ
うに、硬化が終了してから加圧治具69を取り去ると半
導体チップ66と回路基板67のパッド領域64との接
続が完了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な準ミリ波〜ミリ波に使用される半導体装置をさらに母
基板に搭載すると、回路基板上の配線や受動回路等が設
計通りの特性を示さないという現象が生じた。その原因
を追究した結果、マイクロ波程度の周波数を取り扱う半
導体装置を母基板に搭載させるための構造を、準ミリ波
〜ミリ波用の半導体装置に適用したのでは、回路基板の
グラウンドレベルが母基板のグラウンドレベルと必ずし
も一致しないためと推測された。
【0011】さらに、このような基板間のグラウンドレ
ベルの不一致を招く原因を追求すると、周波数が高くな
るにしたがって、各グラウンド同士を接続するワイヤの
インダクタンスや接点部分の不連続などが基板間のグラ
ンドレベルを変化させているものと推測された。
【0012】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、半導体チップを搭載している回路基
板上のグラウンドレベルと母基板のグラウンドレベルと
が均一なグラウンドとして取り扱う程度に一致させる手
段を講ずることにより、設計通りの特性を発揮しうる半
導体装置及びこの半導体装置に組み込むのに適した回路
基板を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、請求項1〜2に記載されている回路基
板に関する手段と、請求項3〜10に記載されている半
導体装置に関する手段とを講じている。
【0014】本発明の回路基板は、請求項1に記載され
ているように、高周波用トランジスタを内蔵する半導体
チップを搭載するための回路基板であって、基板と、上
記基板の全面上に形成された接地用導体膜と、上記接地
用導体膜の上に形成された誘電体膜と、上記誘電体膜の
上に形成され、上記接地用導体膜,上記誘電体膜と共に
マイクロストリップ線路を構成する配線導体膜とを備え
ており、上記接地用導体膜の少なくとも一部が露出する
ように上記誘電体膜の周辺部のうち少なくとも一部が除
去されている。
【0015】これにより、接地用導体膜が広い範囲で露
出しているため、機器を構成する際に母基板となる基板
のグラウンドと広範囲で電気的に接続することができ
る。そのために、母基板との接続部におけるインダクタ
ンスや接点の不連続に起因するグラウンドレベルの変動
を無視しうる程度に低減することができる。
【0016】請求項2に記載されているように、請求項
1において、上記誘電体膜の周辺部のすべてが除去され
ていて、上記接地用導体膜の周辺部のすべてが露出して
いることが好ましい。
【0017】本発明に係る半導体装置は、請求項3に記
載されているように、高周波トランジスタを内蔵する半
導体チップと、小基板,上記小基板の全面上に形成され
た第1の接地用導体膜,上記第1の接地用導体膜の上に
形成された誘電体膜,並びに上記誘電体膜の上に形成さ
れ上記第1の接地用導体膜及び上記誘電体膜と共にマイ
クロストリップ線路を構成する配線導体膜を有し上記半
導体チップを搭載するための回路基板と、少なくとも第
2の接地用導体膜を有し上記回路基板を搭載するための
母基板とを備えた半導体装置を前提とする。そして、上
記回路基板は、上記半導体チップが搭載されている面を
上方に向けた状態で上記母基板の上面上に搭載されてお
り、上記回路基板の上記誘電体膜は、上記第1の接地用
導体膜の上で第1の接地用導体膜の周辺部の所定の面積
以上の範囲だけが露出するように周辺部の少なくとも一
部が除去されており、上記第2の接地用導体膜は、上記
母基板上において少なくとも上記回路基板の搭載領域に
隣接する領域に形成されており、上記回路基板の第1の
接地用導体膜の露出した周辺部と上記母基板の第2の接
地用導体膜とが電気的に接続されている。
【0018】これにより、第1の接地用導体膜と第2の
接地用導体膜とが広い範囲で電気的に接続されるので、
両者の接続部におけるインダクタンスや接点の不連続に
起因するグランドレベルの変動を無視しうる程度に低減
することができる。したがって、回路基板と母基板のグ
ラウンドレベルが均一になり、回路基板上の配線や受動
回路が設計通りに機能することになる。
【0019】請求項4に記載されているように、請求項
3において、上記誘電体膜の周辺部全体が除去されてい
て、上記第1の接地用導体膜の周辺部全体が露出してい
ることが好ましい。
【0020】請求項5に記載されているように、請求項
3において、上記第2の接地用導体膜は、上記母基板上
において少なくとも上記回路基板の搭載領域を取り囲む
領域に形成されていることが好ましい。
【0021】これにより、回路基板の第1の接地用導体
膜のうちどの部分が露出していても、母基板の第2の接
地用導体膜との間で広い範囲で電気的接続を行うことが
可能になる。
【0022】請求項6に記載されているように、請求項
5において、上記第2の接地用導体膜は、上記母基板上
において他の配線形成領域を除くほぼ全体に亘って形成
されていることが好ましい。
【0023】これにより、母基板上に搭載する回路基板
の種類,数,搭載位置等が半導体装置の種類によって異
なっていても、母基板を共通化することができ、製造コ
ストを低減と製造の容易化とを図ることができる。
【0024】請求項7に記載されているように、請求項
3,4,5又は6において、上記第1の接地用導体膜と
上記第2の接地用導体膜とを、多数の導電ワイヤにより
互いに接続してもよいし、あるいは、請求項8に記載さ
れているように、はんだ又は導電ペーストにより互いに
接続してもよい。
【0025】いずれの場合にも、第1及び第2の接地用
導体膜との接続部分の面積が確実に広くなるので、上述
の作用によって、両者のグラウンドレベルが確実に均一
化される。
【0026】請求項9に記載されているように、請求項
3,4,5,6,7又は8において、上記母基板に形成
された電源供給用配線と、上記電源供給用配線と上記第
2の接地用導体膜とに跨って搭載されたチップコンデン
サとをさらに備えることができる。
【0027】これにより、回路基板に電源供給回路や、
高周波成分のノイズを除去するためのコンデンサを回路
基板側に設ける場合に比べ、半導体装置全体の面積が極
めて小さくなる。
【0028】請求項10に記載されているように、請求
項3,4,5,6,7,8又は9において、上記高周波
用トランジスタを、準ミリ波〜ミリ波用トランジスタと
することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0030】図1は、本実施形態に係る回路基板11の
断面図である。同図に示すように、シリコン基板1の上
には、Ti・Au・Tiの積層膜等からなる周囲が露出
した第1の接地用導体膜であるグランドプレーン2(以
下、単にグラウンド層と呼ぶ)が形成されており、グラ
ウンド層2の上には、BCB膜(ベンゾシクロブテン
膜)等の有機絶縁膜よりなる誘電体膜3が形成されてい
る。また、誘電体膜3の上にはAu等からなる配線層4
が形成されており、配線層4の一部は半導体チップを搭
載するためのパッド領域5となっている。上記配線層
4,誘電体膜3及びグラウンド層2により、マイクロス
トリップ線路が構成されている。また、誘電体膜3には
スルーホール10が形成されており、このスルーホール
10に埋め込まれた金属を介して、配線層4とグラウン
ド層2とが電気的に接続されている。なお、配線層4の
パッド領域5の上には、Auよりなるバンプ6が設けら
れている。
【0031】ここで、本実施形態の特徴は、回路基板1
1上において誘電体膜3の周辺部は除去されており、回
路基板11の外周に沿って環状にグラウンド層2が露出
した状態となっている点である。図2は、回路基板11
の製造工程におけるウエハ50の形状を示す平面図であ
る。ウエハ50の上には、後に回路基板11となる多数
のチップ領域51が設けられており、各チップ領域51
間の領域では誘電体膜3が除去されておりグラウンド層
2が露出した状態となっている。なお、各チップ領域5
1には、図1に示す配線導体膜等も形成されているが、
図2においては図示を省略している。そして、このグラ
ウンド層2が露出している領域の中央部に沿ってスクラ
イブすることにより、各回路基板11が切り出される。
その結果、回路基板11の周辺部において誘電体膜3が
除去されて、グラウンド層2が露出した環状の領域が形
成されることになる。
【0032】ただし、回路基板11における誘電体膜3
を除去する領域は、斯かる実施形態に限定されるもので
はなく、例えば回路基板11の4つの辺のうち1〜3つ
の辺の端部のみを除去するような構成も可能である。ま
た、1つの辺のうち例えば半分程度の端部を除去するな
ど、一部の端部のみを除去してもよい。
【0033】図3は、本実施形態に係る高周波モジュー
ルの一部を示す断面図である。図3に示すように、回路
基板11上には半導体チップ7が主面を下方に向けた状
態で搭載されている。つまり、半導体チップ7の電極パ
ッド8と回路基板11上の配線層4のパッド領域5とが
バンプ6を介して接続されている。また、半導体チップ
7を搭載した回路基板11は、セラミック等で構成され
る母基板12上にフェースアップ状態で搭載されてい
る。そして、回路基板11上の周辺部に露出しているグ
ラウンド層2と、母基板12上に形成された第2の接地
用導体膜である接地端子13とは、多数の導電ワイヤ1
4により互いに接続されている。以下、母基板12にお
ける接地端子13や配線の構造などについて説明する。
【0034】図4は、本実施形態に係る高周波モジュー
ルのうち図3に示す領域よりも広い部分の構造を示す平
面図である。同図に示すように、母基板12の上には、
回路基板11が複数個搭載されており、各回路基板11
にはそれぞれ誘電体膜や配線層が形成されかつ半導体チ
ップが搭載されている。ただし、同図においては、1つ
の回路基板11の配線層4のパターンや半導体チップ7
のみが図示されている。ここで、同図に示すように、母
基板12の上において、電源・信号接続用配線21が形
成されている領域を除くほぼ全領域には接地端子13が
形成されており、回路基板11はこの接地端子13上に
導電性接着剤19によって固定されている。このよう
に、回路基板11上の周辺部に露出しているグラウンド
層2と母基板12上に形成された接地端子13とは広い
範囲で近接しており、このような回路基板11のグラウ
ンド層2と母基板12の接地端子13との構造によっ
て、両者間を多数の導電ワイヤ14により接続すること
を可能ならしめている。
【0035】なお、母基板12上において、電源・信号
接続用配線21と接地端子13とに跨って、高周波信号
中のノイズを除去するなどのためのチップコンデンサ2
2が搭載されている。また、回路基板11上の配線層4
のパッド領域と母基板12上の電源・信号接続用配線2
1とは、導電ワイヤ23により互いに接続されている。
また、同図には、電源・信号接続用配線21として、電
源接続用の配線しか図示されていないが、各回路基板1
1間などの配線層を接続するための信号接続用配線を形
成してもよいものとする。
【0036】本実施形態の回路基板11においては、回
路基板11の上に形成されたマイクロストリップ線路の
構成要素である誘電体膜3の周辺部が除去され、グラウ
ンド層2が回路基板11の周辺部に露出した状態となっ
ている。この回路基板11の周辺部に露出したグラウン
ド層2によって、多数の導電ワイヤ14を設ける領域が
確保される。
【0037】ここで、従来の一般的な高周波モジュール
の構造をそのまま適用すると、回路基板上に例えば図4
の配線層4中に示すような適当なパッド領域を設け、こ
のパッド領域と母基板の接地端子との間に導電ワイヤを
設けることが考えられるが、そのような構造では多数の
導電ワイヤを設けることはできない。ところが、準ミリ
波〜ミリ波の信号を扱うものでは、少数の導電ワイヤの
みでグラウンド間を接続すると、導電ワイヤのインダク
タンスや接点の不連続などのためと思われるが、母基板
12上の接地端子13のレベルと回路基板11上のグラ
ウンド層2のレベルとの不一致が生じ、高周波モジュー
ル全体としての特性が設計値からずれてしまうおそれが
あることがわかった。
【0038】それに対し、本実施形態では、母基板12
の接地端子13と回路基板11上のグラウンド層2とが
多数の導電ワイヤ14を介して接続されているので、導
電ワイヤ14のインダクタンスなどに起因するグラウン
ドレベルの変動がほぼ無視しうる程度に低減され、回路
基板11上のグラウンド層2と母基板12上の接地端子
13とが均一なグラウンドとして機能する。したがっ
て、高周波モジュール内の配線、受動回路が設計通りの
特性を発揮するのである。
【0039】また、図4に示すように、母基板12上に
電源・信号接続用配線21が設けられ、この配線21と
接地端子13とに跨ってチップコンデンサ22が搭載さ
れているので、回路基板11上に別途電源回路とノイズ
除去用の大面積のコンデンサとを設けるのに比べて、高
周波モジュール全体としてのサイズが小さくなり、コン
パクト化を図ることができる。
【0040】次に、図5(a)〜(e)及び図6(a)
〜(c)を参照しながら、本実施形態における高周波モ
ジュールの製造工程について説明する。
【0041】まず、図5(a)に示す工程において、ウ
エハ状のシリコン基板1上に蒸着等によりTi・Au・
Tiの積層膜等からなるグラウンド層2を形成し、グラ
ウンド層2上にスピンコート法によりBCB膜を塗布
し、ソフトキュア、ハードキュアを経て所望の厚みのB
CB膜よりなる誘電体膜3を形成する。このとき、BC
B以外の有機系絶縁物による成膜も可能である。次に、
所望の位置にフォトリソグラフィー等の技術とドライエ
ッチング、ウエットエッチング技術を用いスルーホール
10を形成すると同時に、最終的に回路基板となる各チ
ップ領域51の周辺部のグラウンド層2を露出させる
(図2に示す状態)。このとき、感光性のBCB、ポリ
イミド等を用いフォトリソグラフィーの技術と組み合わ
せスルーホール10、グラウンド層2の露出面を同時に
形成することも可能である。
【0042】次に、図5(b)に示す工程において、真
空蒸着法等の薄膜形成法によりTi・Au等のめっき用
種薄膜を形成し、フォトリソグラフィー等の技術、電解
めっき法等のめっき技術を用い種薄膜上にAu等の配線
層4及びそのパッド領域5を形成し、エッチング技術を
用いて種薄膜を除去する。このとき、必要ならば、図中
の破線で示すようにダミーのパッド領域15を形成す
る。
【0043】次に、図5(c)に示す工程において、前
工程と同様に、フォトリソグラフィー等の技術と電解め
っき法等を用いパッド領域5上にAuよりなるバンプ6
を所望の高さだけ形成する。このとき、バンプ6は、回
路基板11のパッド領域5上のみに形成したが、半導体
チップ7の電極パッド8上のみあるいは両者の上に形成
することも可能である。また、バンプ6はめっき条件等
を適当な条件としできるだけ硬度の柔らかいものを形成
し、ビッカース硬度で50Hv以下とするのが望まし
い。このとき、必要ならば、図中の破線で示すように、
ダミーのパッド領域15の上にダミーのバンプ16を同
時に形成する。
【0044】次に、図5(d)に示す工程で、回路基板
11上の所望の位置に光硬化性絶縁樹脂9を塗布し、バ
ンプ6と半導体チップ7の電極パッド8とが対応する位
置で相対抗するように位置合わせを行う。
【0045】次に、図5(e)に示す工程で、半導体チ
ップ7上から加圧治具17によりパッド領域5のみがほ
ぼ変形量が飽和するように圧縮塑性変形させる荷重を加
え、紫外線18を照射し光硬化性絶縁樹脂9を硬化させ
る。その後、加圧治具17を除去し、回路基板11上へ
の半導体チップ7の搭載を完了する。
【0046】以下、図6(a)に示す工程で、図5
(d),(e)に示す工程と同様の工程を繰り返して、
回路基板11上への半導体チップ7の搭載を完成する。
【0047】ただし、図5(c)〜(e)及び図6
(a)に示す工程において、図2に示すウエハ50の各
チップ領域51上に半導体チップを搭載しておいてから
スクライブを行って回路基板11を切り出してもよい
し、ウエハ50から各回路基板11を切り出してから、
半導体チップを回路基板11上に搭載してもよい。した
がって、上述の説明で、「回路基板11」とあるのを、
「ウエハ50のチップ領域51」で置き換えてもよいこ
とになる。
【0048】次に、図6(b)に示す工程で、回路基板
11を母基板12上に導電性樹脂19等で接着して搭載
する。
【0049】最後に、図6(c)に示す工程で、回路基
板11の露出したグラウンド層2と母基板12の接地端
子13間の導電ワイヤ14による接続や、回路基板11
と母基板12との間、あるいは回路基板11同士の間の
電源・信号接続用配線21の導電ワイヤによる接続、母
基板12へのチップコンデンサ22の搭載等を行って、
高周波モジュールを完成する。
【0050】ただし、上記図6(c)に示す工程では、
図7に示すように、回路基板11の露出したグラウンド
層2と母基板12の接地端子13又は導電性接着剤19
とをはんだ20や,導電ペースト等で広範囲に電気的に
接続し、信号,電源用の配線21を導電ワイヤ23によ
り電気的に接続しモジュールを完成する構成も可能であ
る。
【0051】また、母基板12上の接地端子13は、必
ずしも電源・信号接続用配線を除く全ての部分に形成さ
れている必要はなく、少なくとも回路基板を搭載する領
域に隣接して形成されていれば、本発明の目的は達成し
うる。ただし、より効果的に本発明の目的を達成するた
めには、接地端子が回路基板の搭載領域を取り囲んでい
ることが好ましい。このように構成することによって、
回路基板上のグラウンド層のどの部分が露出していて
も、母基板上の接地端子との間で広い範囲に亘る接続が
容易となる。
【0052】
【発明の効果】請求項1〜2によれば、高周波用の半導
体チップを搭載し、かつマイクロストリップ線路を設け
て構成される回路基板において、マイクロストリップ線
路の要素である誘電体膜の周辺部を除去し、その部分の
グラウンド層を露出させる構造としたので、回路基板を
他の部材と接続する場合に、接続部のインダクタンスな
どに起因するグラウンドレベルの変動を無視できる程度
まで低減することができる。
【0053】請求項3〜10によれば、高周波用の半導
体チップを搭載しかつマイクロストリップ線路を設けた
回路基板をさらに母基板に搭載して構成される半導体装
置において、回路基板のマイクロストリップ線路の要素
である誘電体膜の周辺部を除去してその部分の第1の接
地用導体膜を露出させる一方、母基板上において回路基
板搭載領域に隣接する領域に第2の接地用導体膜を設け
て、両者間を広い範囲で電気的に接続するようにしたの
で、両者の接続部におけるインダクタンスなどに起因す
るグラウンドレベルの変動をを無視しうる程度まで低減
して、基板間のグラウンドレベルの均一化を図ることが
でき、よって、設計通りの特性を発揮する回路基板上の
配線や、受動回路を搭載した高周波用半導体装置の提供
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における回路基板の断面図である。
【図2】実施形態におけるウエハの平面図である。
【図3】実施形態における高周波モジュールの断面図で
ある。
【図4】実施形態における高周波モジュールの平面図で
ある。
【図5】実施形態における高周波モジュールの製造工程
のうち回路基板上に半導体チップをフリップチップ実装
するまでの工程を示す断面図である。
【図6】実施形態における高周波モジュールの製造工程
のうち回路基板を母基板に搭載するための工程を示す断
面図である。
【図7】実施形態における高周波モジュールの製造工程
のうち導電ワイヤを設ける工程の代わりにはんだを設け
た変形例における工程を示す断面図である。
【図8】従来例における高周波モジュールの断面図であ
る。
【図9】従来例における高周波モジュール用回路基板の
製造工程を示す図である。
【図10】従来例におけるMBB実装方式のプロセスを
示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 グラウンド層(第1の接地用導体膜) 3 誘電体膜 4 配線層 5 パッド領域 6 バンプ 7 半導体チップ 8 電極パッド 9 光硬化性絶縁樹脂 10 スルーホール 11 回路基板 12 母基板 13 接地端子(第2の接地用導体膜) 14 導電ワイヤ 15 ダミーパッド 16 ダミーバンプ 17 加圧治具 18 紫外線 19 導電性接着剤 20 はんだ 21 電源・信号用配線 22 チップコンデンサ 23 導電ワイヤ 50 ウエハ 51 チップ領域

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波用トランジスタを内蔵する半導体
    チップを搭載するための回路基板であって、 基板と、 上記基板の全面上に形成された接地用導体膜と、 上記接地用導体膜の上に形成された誘電体膜と、 上記誘電体膜の上に形成され、上記接地用導体膜,上記
    誘電体膜と共にマイクロストリップ線路を構成する配線
    導体膜とを備え、 上記接地用導体膜の少なくとも一部が露出するように上
    記誘電体膜の周辺部のうち少なくとも一部が除去されて
    いることを特徴とする回路基板。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回路基板において、 上記誘電体膜の周辺部のすべてが除去されていて、上記
    接地用導体膜の周辺部のすべてが露出していることを特
    徴とする回路基板。
  3. 【請求項3】 高周波トランジスタを内蔵する半導体チ
    ップと、 小基板,上記小基板の全面上に形成された第1の接地用
    導体膜,上記第1の接地用導体膜の上に形成された誘電
    体膜,並びに上記誘電体膜の上に形成され上記第1の接
    地用導体膜及び上記誘電体膜と共にマイクロストリップ
    線路を構成する配線導体膜を有し、上記半導体チップを
    搭載するための回路基板と、 少なくとも第2の接地用導体膜を有し上記回路基板を搭
    載するための母基板とを備えた半導体装置において、 上記回路基板は、上記半導体チップが搭載されている面
    を上方に向けた状態で上記母基板の上面上に搭載されて
    おり、 上記回路基板の上記誘電体膜は、上記第1の接地用導体
    膜の上で第1の接地用導体膜の周辺部の所定の面積以上
    の範囲だけが露出するように周辺部の少なくとも一部が
    除去されており、 上記第2の接地用導体膜は、上記母基板上において少な
    くとも上記回路基板の搭載領域に隣接する領域に形成さ
    れており、 上記回路基板の第1の接地用導体膜の露出した周辺部と
    上記母基板の第2の接地用導体膜とが電気的に接続され
    ていることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置において、 上記誘電体膜の周辺部全体が除去されていて、上記第1
    の接地用導体膜の周辺部全体が露出していることを特徴
    とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の半導体装置において、 上記第2の接地用導体膜は、上記母基板上において少な
    くとも上記回路基板の搭載領域を取り囲む領域に形成さ
    れていることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置において、 上記第2の接地用導体膜は、上記母基板上において他の
    配線形成領域を除くほぼ全体に亘って形成されているこ
    とを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項3,4,5又は6記載の半導体装
    置において、 上記第1の接地用導体膜と上記第2の接地用導体膜と
    は、多数の導電ワイヤにより互いに接続されていること
    を特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項3,4,5又は6記載の半導体装
    置において、 上記第1の接地用導体膜と上記第2の接地用導体膜と
    は、はんだ又は導電ペーストにより互いに接続されてい
    ることを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項3,4,5,6,7又は8記載
    の半導体装置において、 上記母基板に形成された電源供給用配線と、 上記電源供給用配線と上記第2の接地用導体膜とに跨っ
    て搭載されたチップコンデンサとをさらに備えているこ
    とを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項3,4,5,6,7,8又は9
    記載の半導体装置において、 上記高周波用トランジスタは、準ミリ波〜ミリ波用トラ
    ンジスタであることを特徴とする半導体装置。
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