JP3266733B2 - ミシンの送り量制御方法及びその装置 - Google Patents

ミシンの送り量制御方法及びその装置

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JP3266733B2 JP09496894A JP9496894A JP3266733B2 JP 3266733 B2 JP3266733 B2 JP 3266733B2 JP 09496894 A JP09496894 A JP 09496894A JP 9496894 A JP9496894 A JP 9496894A JP 3266733 B2 JP3266733 B2 JP 3266733B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第一の布送り手段と第
二の布送り手段とを備えたミシンの送り量制御方法、及
びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、第一の布送り手段(例えば上
送り歯)と第二の布送り手段(例えば下送り歯)とを備
えた差動送りミシンを用い、その送り量を制御すること
によっていせ込み作業を行う装置として、例えば既に本
願発明者が提案した特願平4ー86433号の技術があ
る。
【0003】この技術では、まず、下送り歯について、
布送りピッチとしての一定の下送り量を設定するととも
に、上送り歯を駆動する上送り駆動モータ(パルスモー
タ)について、通常上送り量及びいせ込み上送り量を設
定する。また、通常上送り量により駆動する縫製区間A
と、いせ込み上送り量により駆動する縫製区間Cと、両
縫製区間A,Cの間をなす中間縫製区間B及びDとを設
定する。
【0004】この中間縫製区間B,Dにおいては、縫製
区間Aの通常上送り量から縫製区間Cのいせ込み上送り
量になる様に、又はその逆に縫製区間Cのいせ込み上送
り量から縫製区間Aの通常上送り量になる様に、徐々に
上送り量を変更する必要がある。つまり、中間縫製区間
B,Dにおいては、1針毎に順次上送り量を増加又は減
少させて変更する必要があるので、中間縫製区間B,D
の区間長(例えば1cm)に基づき、中間縫製区間B,
Dにおける単位長さ(例えば1mm)毎に上送り量を演
算して、上送り歯を駆動するパルスモータを制御してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ミシン
のモータの回転スピードが高速になって、演算のサイク
ル時間が短くなった場合、或は上送り歯の通常上送り量
といせ込み上送り量との差分が大きな設定値となり、そ
の結果1回当りの指令パルス数が大きくなる場合には、
次回の演算処理時間になっても、前回の指令パルス数分
のパルスモータの回転が完全には実行されないという問
題があった。そのため、未回転分の指令パルスが消滅し
たり、或は無理な指令パルス間隔を生じることによって
脱調現象が生じる等の恐れがあった。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、ミシンモータの回転スピードが上
がっても、或は指令パルス数が増加しても、好適にパル
スモータの制御を行なうことができるミシンの送り量制
御方法及びその装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の請求項1の発明は、第一の送り量とそれとは異なる第
二の送り量との差を求め、前記第一の送り量による縫製
区間と前記第二の送り量による縫製区間との間をなす中
間縫製区間の区間長に基づき、この中間縫製区間中に、
単位長さ毎に送り量を演算し、該単位長さ毎の送り量を
用いてパルスモータを駆動してミシンの差動送りを行な
うミシンの送り量制御方法において、前記単位長さ毎の
送り量の演算処理時に、前記パルスモータの前回の指令
パルスの残りパルス分を累積処理し、中間縫製指示信号
により前記中間縫製区間の縫製済み寸法を判別し、該縫
製済み寸法に基づいて単位長さ毎に前記累積処理した送
り量をパルスモータに設定することを特徴とするミシン
の送り量制御方法を要旨とする。
【0008】請求項2の発明は、前記単位長さ毎の送り
量の演算処理時に、前記パルスモータの前回の指令パル
スの残りパルス分を累積処理するとともに、該パルスモ
ータのパルス間隔データとして前記演算処理時のパルス
間隔データを採用することを特徴とする前記請求項1記
載のミシンの送り量制御方法を要旨とする。
【0009】請求項3の発明は、図1に例示する様に、
第一の布送り手段と、それとは異なる第二の布送り手段
と、前記第二の布送り手段の送り量に対して前記第一の
布送り手段の送り量を相対的に変化させて、いせ込み量
を増減するパルスモータと、を備えたミシンの送り量制
御装置において、前記第一の布送り手段について、第一
の送り量と、それとは異なる第二の送り量とを設定する
送り量設定手段と、前記第一の送り量による縫製区間
と、前記第二の送り量による縫製区間と、両区間の間を
なす中間縫製区間との区間長を設定する区間長設定手段
と、前記第一の送り量と前記第二の送り量との差を用い
て、前記中間縫製区間の区間長に基づき、この中間縫製
区間中、単位長さ毎に送り量を演算する送り量演算手段
と、前記演算処理の時期に至っても、前回の演算により
既に指令されているパルス数の出力を終了していない場
合は、単位長さ毎の演算処理時に、前回の指令パルスの
残りパルス分を累積処理し、且つパルス間隔データとし
て前記演算処理時のパルス間隔データを採用する累積演
算手段と、縫製済み寸法を演算する縫製寸法演算手段
と、前記中間縫製区間の開始を指令する中間縫製指令手
段と、該中間縫製指令手段の指令を受けた後、前記中間
縫製区間中、前記縫製寸法演算手段により演算された縫
製済み寸法に基づき、前記単位長さを縫製するごとに前
記累積演算手段により演算された送り量及びパルス間隔
データを、前記パルスモータに対して随時指令する送り
量制御手段と、を備えたことを特徴とするミシンの送り
量制御装置を要旨とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明のミシンの送り量制御方法を発
明では、第一の送り量(例えば通常の上送り量)と第二
の送り量(例えばいせ込み上送り量)との差を求め、第
一の送り量による縫製区間(例えば縫製区間A)と第二
の送り量による縫製区間(例えば縫製区間C)との間を
なす中間縫製区間(例えば縫製区間B,D)の区間長に
基づき、この中間縫製区間中に、単位長さ毎に送り量を
演算し、単位長さ毎の送り量を用いてパルスモータを駆
動してミシンの差動送りを行なう。そして、この様な差
動送りを行なう場合には、単位長さ毎の送り量の演算処
理時に、パルスモータの前回の指令パルスの残りパルス
分を累積処理し、中間縫製指示信号により中間縫製区間
の縫製済み寸法を判別し、縫製済み寸法に基づいて単位
長さ毎に、累積処理した送り量をパルスモータに設定す
る。
【0011】つまり、本発明では、前回の指令パルスの
残りパルス分を累積処理し、この累積処理した送り量を
今回のパルスモータの送り量として設定するので、前回
未実行の指令パルスが消滅することの防止や、無理な指
令パルス間隔の設定による脱調現象の発生を防止するこ
とが可能となる。
【0012】請求項2の発明のミシンの送り量制御方法
では、単位長さ毎の送り量の演算処理時に、パルスモー
タの前回の指令パルスの残りパルス分を累積処理すると
ともに、パルスモータのパルス間隔データとして演算処
理時のパルス間隔データを採用するので、パルス間隔が
適正に保たれ、脱調現象が一層好適に防止されることに
なる。
【0013】請求項3の発明のミシンの送り量制御装置
では、パルスモータによって、第二の布送り手段の送り
量に対して、第一の布送り手段の送り量を相対的に変化
させることにより、いせ込み量を増減していせ送り作業
を行なう。そして、送り量設定手段によって、第一の布
送り手段の第一の送り量と第二の送り量とを設定し、区
間長設定手段によって、第一の送り量による縫製区間と
第二の送り量による縫製区間と中間縫製区間との区間長
を設定する。また、送り量演算手段によって、第一の送
り量と第二の送り量との差を用い、中間縫製区間の区間
長に基づいて、中間縫製区間中、単位長さ毎に送り量を
演算する。更に、演算処理の時期に至っても、前回の演
算により既に指令されているパルス数の出力を終了して
いない場合は、累積演算手段によって、単位長さ毎の演
算処理時に、前回の指令パルスの残りパルス分を累積処
理し、且つパルス間隔データとして演算処理時のパルス
間隔データを採用する。そして、中間縫製指令手段によ
って、中間縫製区間の開始を指令した場合には、送り量
制御手段によって、中間縫製区間中、縫製寸法演算手段
によって演算された縫製済み寸法に基づき、単位長さを
縫製するごとに累積演算手段により演算された送り量及
びパルス間隔データを、パルスモータに対して随時指令
する。
【0014】つまり、本発明では、いせ込み作業におけ
る中間縫製区間の縫製開始後は、単位長さを縫製するご
とに演算された送り量及びパルス間隔データを、縫製済
み寸法に基づいて、パルスモータに対して随時指令する
ので、中間縫製区間でのパルスモータの制御が、指令パ
ルスの消滅や脱調等の不具合もなく好適に行なわれるこ
とになる。
【0015】
【実施例】本発明のミシンの送り量制御装置を差動送り
ミシンに組み込んだ一実施例について、図面に基づいて
以下に説明する。本実施例のミシン1は、主として、ミ
シン本体3及びいせ込み制御ボックス5から構成されて
いる。以下、各構成について詳述するが、図2は本実施
例の正面図、図3は同じく右側面図である。
【0016】ミシン本体3は、テーブル7の上にセット
されている。ミシン本体3の右側には、図示しない上軸
を駆動可能な駆動プーリ9が設けられている。この駆動
プーリ9は、Vベルト11を介して、テーブル7の下に
固定されたミシンモータ13の回転に同期して回転す
る。このミシンモータ13の回転は、踏み込みペダル1
5(図3参照)の踏み込み量に応じて、モータ制御ボッ
クス17によって制御される。
【0017】また、ミシン本体3には、上送り歯19
(図2参照)の布送り機構が設けられ、またテーブル7
内部には、下送り歯21(図2参照)の布送り機構が設
けられている。上送り歯19の布送り機構は、後述のパ
ルスモータ31により上送り量調節軸35を介して、上
送り歯19の送り量を調節可能である。一方、下送り歯
21の布送り機構は、後述の下送り量調節ダイヤル23
の設定値に下送り量が固定される。尚、両布送り機構
は、例えば、特公平2−25638号公報に示されてい
るように周知のものであるため、その詳細については説
明を省略する。
【0018】また、ミシン本体3には、下送り量を設定
するための下送り量調節ダイヤル23が設けられてい
る。この下送り量調節ダイヤル23には、このダイヤル
23の回動に連動するレバー軸25が取り付けられてい
る。また、このレバー軸25は、ポテンショメータ用の
レバー板27a及びレバー27bを介してポテンショメ
ータ29に連結されている。従って、ポテンショメータ
29の出力電圧は、下送り量調節ダイヤル23の回転に
応じて変化する。
【0019】更に、ミシン本体3の上部背面には、上送
り量を変更設定するパルスモータ31が設けられてい
る。このパルスモータ31は、パルスモータ用レバー3
3を介して上送り量調節軸35に連結されおり、上送り
量を調節することができる。また、図2に示すように、
このパルスモータ31の回転軸には原点レバー37が連
結されており、原点スイッチ39をオンして原点位置を
出力する。
【0020】ミシン本体3の上部には、操作パネル41
が設けられ、また、図2に示すように、ミシン本体3の
左側面には、いせ込みスイッチ43が設けられている。
更に、テーブル7の下には、いせ込み中断スイッチ45
が設けられている。これらは、各々テーブル7の下のい
せ込み制御ボックス5に結線されている。
【0021】いせ込みスイッチ43及びいせ込み中断ス
イッチ45は、共に自動復帰型のスイッチであり、スイ
ッチを押したときに指令信号を発するものである。操作
パネル41には、図4に示すように、通常上送り量を表
示する通常上送り量表示器47、いせ込み時の上送り量
を表示するいせ込み上送り量表示器49、下送り量調節
ダイヤル23によって設定された送り量を表示する下送
り量表示器51、及び後述の切替スイッチにより設定さ
れている縫製区間の区間長を表示する区間長表示器53
が設けられている。また、通常上送り量のアップ・ダウ
ンを行う増減スイッチ47a、いせ込み上送り量のアッ
プ・ダウンを行う増減スイッチ49a、縫製区間長のア
ップ・ダウンを行う増減スイッチ53aが設けられてい
る。
【0022】更に、縫製区間の切り替えを行う切替スイ
ッチ55、現在縫製中の縫製区間名及び各縫製区間の送
り量を表すグラフを表示する縫製区間表示器57が設け
られている。インジケータ57a,57b,57c,5
7dは、現在の縫製区間が、それぞれ縫製区間A,B,
C,Dであることを示すものである。このインジケータ
57a,57b,57c,57dは、切替スイッチ55
をオンするごとに、順次点灯する。また、このインジケ
ータ57a,57b,57c,57dの点灯箇所によ
り、区間長表示器53がどの縫製区間の区間長を表示し
ているかを示す。従って、縫製区間A,B,C,Dの区
間長は、切替スイッチ55と増減スイッチ53aとを併
用することにより、各個別に設定することができる。
【0023】次に、いせ込み制御ボックス5に設けられ
た制御回路60について、図5に基づいて説明する。図
5は、本実施例の回路構成を概略的に表すブロック図で
ある。制御回路60には、外部機器として、上述の操作
パネル41、いせ込みスイッチ43、いせ込み中断スイ
ッチ45の他、モータドライバ61を介して上送り量を
調節するパルスモータ31、そのパルスモータ31の原
点を検出する原点スイッチ39、A/Dコンバータ63
を介して下送り量を検出する上述のポテンショメータ2
9、及びミシン上軸に同期したパルス列を出力するエン
コーダ65を基にミシンモータ13を駆動するモータ制
御ボックス17が接続されている。尚、ミシン1は、エ
ンコーダ65が24パルス出力するごとに一針縫製する
ように設定されている。
【0024】制御回路60は、上記外部機器との信号の
入出力を行うI/Oインターフェイス67、各種演算処
理が行われるセントラルプロセシングユニット(CP
U)69、後述するいせ込み処理に用いられるプログラ
ムが記憶されたリードオンリメモリ71(ROM)、各
種データが一時的に記憶されるランダムアクセスメモリ
73(RAM)、各種データが永久的に記憶されるエレ
クトリカリイレース・プログラマブル・リードオンリメ
モリ75(EEPROM)を主要部とする周知の電子制
御回路である。
【0025】次に、本実施例のいせ込み処理の動作につ
いて、図6及び図7のフローチャートに基づいて説明す
る。尚、以下には、動作の理解がしやすいように、各設
定値を下記表1に示す数値に設定したとして説明する。
また、送り量は、一針当りに布が送られる量を表すもの
とする。更に、表1には略号も付記した。
【0026】
【表1】
【0027】いせ込み処理は、電源を投入することによ
り開始され、まず、パルスモータ31が原点にあるかど
うかを判断する(S101)。原点にあれば(S101
で「YES」)、20パルス正転し(S102)、その
後、S104に進む。ここで、正転とは上送り増加方向
をいう。一方、原点になければ(S101で「N
O」)、10パルス正転し(S103)、その後、S1
04に進む。S104では、パルスモータ31を1パル
スずつ逆転する。逆転を継続中に原点スイッチ39がオ
ンされたか否かを判断し(S105)、オンされていな
ければ(S105で「NO」)、再びS104に戻る。
オンされたならば(S105で「YES」)、その時点
でパルスモータ31の回転を止め、パルスモータカウン
タをクリアする(S106)。
【0028】次に、上送り量に、通常上送り量を0.1
mmを1単位としてセットする(S107)。本実施例
では、通常上送り量は2.0mmであるので、「20」
としてセットされる。そして、いせ込み中断スイッチ4
5がオンされたか否かを判断する(S108)。尚、い
せ込み中断スイッチ45がオンされた場合(S108で
「YES」)については、後述するとして、ここでは、
オンされていない場合(S108で「NO」)について
説明する。
【0029】いせ込み中断スイッチ45がオンされてい
なければ(S108で「NO」)、続いて、いせ込みス
イッチ43がオンされたか否かを判断する(S10
9)。いせ込みスイッチ43がオンされていなければ
(S109で「NO」)、再びS108に戻る。従っ
て、いせ込みスイッチ43がオンされるまでは、踏み込
みペダル15による通常の縫製が行われる。ここで、通
常の縫製とは、上送り歯19を通常上送り量、ここでは
2.0mmにて駆動する縫製をいう。
【0030】一方、いせ込みスイッチ43がオンされた
ならば(S109で「YES」)、現在の縫製区間が縫
製区間A又はCであるか否かを判断し(S110)、縫
製区間A又はCでなければ(S110で「NO」)、再
びS108に戻る。縫製区間A又はCであれば(S11
0で「YES」)、S111に進む。
【0031】そして、S110で縫製区間Aであれば区
間長ダウンカウンタに縫製区間Bの区間長をセットし、
S110で縫製区間Cであれば縫製区間Dの区間長をセ
ットする(S111)。尚、区間長ダウンカウンタにセ
ットされる区間長の単位は0.1mmを1とする。本実
施例では、縫製区間Bの区間長は1.0cmであるの
で、カウンタ数は「100」としてセットされる。
【0032】この後、次処理からループ処理を実行す
る。このループ処理は、区間長ダウンカウンタ数が0に
なるまで繰り返される。まず、下送り量をDNSとして
読み込みメモリに格納する(S201)。このときのD
NSの単位は0.1mmを1とする。本実施例では、下
送り量は2.0mmであるので、DNSは「20」とし
て格納される。次いで、エンコーダ65によるパルス入
力数が12パルスの倍数(12n,nは整数)であるか
否かを判断し(S202)、パルス入力数が12nでな
ければ(S202で「NO」)、再びS201に戻る。
パルス入力数が12nならば(S202で「YE
S」)、区間長ダウンカウンタ数からDNS/2ずつ減
算した値を新たに区間長ダウンカウンタ数とする(S2
03)。本実施例では、DNS/2は「10」となる。
【0033】次に、この区間長ダウンカウンタ数の値に
従って、パルスモータ31への指示パルス数を演算す
る。即ち、まず、通常上送り量といせ込み上送り量との
大小関係を判別し(S204)、いせ込み上送り量の方
が大きければ(S204で「YES」)、続いて、縫製
区間Bであるか否かを判断する(S205)。ここで、
縫製区間Bと判断したならば(S205で「YE
S」)、パルスモータ31の回転を上送り増加方向にセ
ットするために回転方向フラグCW_CCWに「1」を入れ、
下記式(1)によりパルスモータ31への指示パルス数
を計算する(S206)。尚、本実施例では、通常上送
り量が2.0mm、いせ込み上送り量が4.2mmであ
るため、S204で「YES」、S205で「YES」
となりS206で下記式(1)により指示パルス数が計
算されることになる。また、パルスモータ31の1パル
スは、送り量0.05mmに相当する。
【0034】
【数1】
【0035】PM_PLS :パルスモータへの指示パルス数 PM_TCNT:パルスモータカウンタ数 UPS :通常上送り量 GAS :いせ込み上送り量 SEC_INI:縫製区間の区間長 SEC_CNT:区間長ダウンカウンタ数 INT :整数補正関数 (UPS,GAS,SEC_INI,SEC_CNTの数値は、0.1mmを
1として表示) 尚、後述する様に、この指示パルス数とは、(演算によ
り求められ)パルスモータ31に出力されるべきパルス
数であるが、実際には指示パルス数の全てが実行される
とは限らず、未実行のパルス数(残りパルス数REM_PL
S)が生じることがある。それに対して、パルスモータ
カウンタ数は、実際にパルスモータ31に対して出力さ
れたパルス数を累積したものである。
【0036】一方、S205において縫製区間Bでない
と判断したならば(S205で「NO」)、パルスモー
タ31の回転を上送り減少方向にセットするために回転
方向フラグCW_CCWに「0」を入れ、下記式(2)により
パルスモータ31への指示パルス数を計算する(S20
7)。
【0037】
【数2】
【0038】尚、通常上送り量がいせ込み上送り量より
大きい場合(S204で「NO」)については、ここで
は例示しないが、S206〜S207に準ずる手順によ
り、パルスモータ31の回転方向の設定及び指示パルス
数の算出を実行する(S208)。
【0039】次に、こうして演算された指示パルス数が
「0」であるか否かを判断し(S209)、指示パルス
数が「0」の場合には(S209で「YES」)、パル
スモータ31に指令することなくS216に進む。一
方、指示パルス数が「0」でない場合には(S209で
「NO」)、前回の指示パルス数分のパルスモータ31
の駆動処理が終了しているかどうか、即ち新たに今回の
指示パルス数が算出された段階で既に前回の回転指令が
終了しているかどうかを、残りパルス数(REM_PLS)が
ないかどうかによって判断する(S210)。
【0040】この残りパルス数とは、演算された指示パ
ルス数から既に実行されたパルス数を減算して得られる
未実行のパルス数を示すものであり、図8のフローチャ
ートに示す様に、1パルス毎に起動される割込処理によ
って算出される。つまり、この1パルス毎に起動される
図8の割込処理により、残りパルス数から1だけ減算さ
れ(S400)、1パルス分の駆動信号がパルスモータ
31を駆動するために出力される(S401)。次に、
残りパルス数から演算して次のパルス間隔データをセッ
トし(S402)、一旦本処理を終了する。
【0041】図7に戻り、前記S210の判断にて、既
に回転指令終了である場合には(S210で「YE
S」)、指示パルス数の実行状態をチェックするため
に、指示パルス数を残りパルス数としてセットし(S2
13)、パルス間隔データを初期化(停止からモータス
タートさせる場合のパルス間隔データ)をセットして
(S214)、パルスモータ31に対して、残りパルス
数分(この場合は指示パルス数分)の回転指令を出す
(S215)。
【0042】一方、S210の判断にて、まだ回転指令
継続中である場合には(S210で「NO」)、前記S
206,S207,S208にて算出した指示パルス数
に、現在の段階で未実行のパルス数である残りパルス数
を加算して、新たに残りパルス数として設定し(S21
1)、現在回転中のパルス間隔データをそのままパルス
間隔データとして再セットして(S212)、パルスモ
ータ31に対して、残りパルス数分(この場合はS21
1で設定した残りパルス数分)の回転指令を出す(S2
15)。
【0043】そして、区間長ダウンカウンタ数が「0」
になるまで、S201〜S215の処理を繰り返す(S
216)。そして、縫製区間Bにおいて、この一連のル
ープ処理S201〜S216により演算した結果を随時
表記したものが、下記表2である。
【0044】
【表2】
【0045】尚、表2の上送り量は、パルスモータカウ
ンタ数と指示パルス数との和に1パルス分の送り量
(0.05mm)をかけたものであり、今回の指示パル
ス数通りに実行された場合の上送り量の積算予定値を示
している。ここで、表2を用いて本実施例の処理の要部
について詳しく説明する。
【0046】例えば、表2の第4行の指示パルス数の第
4列の値は「5」である。従って、パルスモータ31が
正常に作動しているならば、第3行のパルスモータカウ
ンタ数の第5列の値は、その「5」をパルスモータカウ
ンタ数の第4列の値「48」に加算して、「48+5=
53」となるはずである。しかしながら、実際にはパル
スカウンタ数の第5列の値は「52」であり、(実行さ
れていないパルス数である)残りパルス数が第5列の値
「1」だけあることを示している。尚、この時、第6行
の上送り量の第4列の値は、パルスモータカウンタ数の
第4列の値「48」と指示パルス数の第4列の値「5」
との和「53」に1パルス分の送り量「0.05」をか
けた値「2.65」となっているが、実際には1パルス
分未実行であるので「2.60」である。
【0047】従って、本実施例では、今回(第5列)の
処理において、今回演算された指示パルス数「4」に残
りパルス数「1」を加えた値「5」を、今回新たにパル
スモータ31に対して出力すべきパルス数として設定す
る。その結果、次回(第6列)のパルスモータカウンタ
数は「57」となり、今回のパルスカウンタ数「52」
と今回算出した指示パルス数「4」と残りパルス数
「1」とを加算した値と一致する「52+4+1=5
7」。尚、今回の上送り量は、計算上は「(52+4)
×0.05=2.8」となるが、実際には残りパルス数
の「1」があるので、実際の上送り量は「2.85」と
なる。即ち、この様なパルスモータ31の制御によっ
て、送り量の調節がずれることなく好適に行われること
になる。
【0048】図6に戻り、縫製区間Bが終了して縫製区
間Cに移ると、再びS108に戻る。このとき、パルス
モータ31は、いせ込み上送り量に駆動されている。こ
こで、いせ込み中断スイッチ45がオンされなければ
(S108で「NO」)、縫製区間Cにおいては、S1
08→S109(→S110)→S108…という処理
が行われることになる。
【0049】一方、いせ込み中断スイッチ45がオンさ
れると(S108で「YES」)、現在の縫製区間が縫
製区間Cか否かを判断する(S301)。縫製区間Cで
ないならば(S301で「NO」)、再びS108に戻
る。縫製区間Cならば(S301で「YES」)、上送
り量が通常上送り量であるか否かを判断する(S30
2)。上送り量が通常上送り量でなければ(S302で
「NO」)、上送り量を通常上送り量に変更し(S30
3)、その後S108に戻る。一方、上送り量が通常上
送り量であれば(S302で「YES」)、上送り量を
いせ込み上送り量に変更し(S304)、その後S10
8に戻る。
【0050】このいせ込み中断処理によれば、縫製区間
Cにおいていせ込み中断スイッチ45をオンすると、い
せ込み作業が一時中断され、通常の縫製作業が行われる
ことになる。即ち、いせ込み作業中にいせ込み中断スイ
ッチ45をオンすると、上送り量が通常上送り量に変更
され(S303)、その後いせ込み中断スイッチ45を
再びオンしないと、上送り量は通常上送り量のままとな
り(S302で「YES」)通常の縫製作業が行われ、
いせ込み中断スイッチ45を再びオンすると、いせ込み
作業が再開される(S305)。この処理は、例えば、
袖付縫い工程において、頂上部だけ、いせを入れず、他
の部分はいせ込みを行うといった作業を行う場合等に有
用である。
【0051】次に、縫製区間Cが終了する時点でいせ込
みスイッチ43をオンすると(S109で「YE
S」)、S110で「YES」と判断され、縫製区間D
に移行する。続いて、S111にて区間長ダウンカウン
タ数に縫製区間Dの区間長をセットする。本実施例で
は、縫製区間Dの区間長は1.0cmであるので、区間
長ダウンカウンタ数は「100」としてセットされる。
そして、前述したように、ループ処理S201〜S21
6を行う。
【0052】このようにして、縫製区間A,B,C,D
の1サイクルのいせ込み処理が終了する。以上詳述した
本実施例の効果について、以下に述べる。 (1) 本実施例では、パルスモータ31の駆動制御によっ
て、いせ込み作業を行なう場合に、前回の指令パルス数
の残りパルス数分を累積処理し、この累積処理した送り
量を今回のパルスモータ31の新たな送り量として設定
するので、前回未実行の指令パルスが消滅することを防
止できる。また、無理な指令パルス間隔の設定による脱
調現象の発生も防止することができる。 (2) 特に本実施例では、単位長さ毎の送り量の演算処理
時に、パルスモータ31のパルス間隔データとして演算
処理時のパルス間隔データを採用するので、パルス間隔
が適正に保たれ、その点でも脱調現象を好適に防止する
ことができる。 (3) よって、ミシンモータ13の回転スピードが上がっ
ても、或は指令パルス数が増加しても、好適にパルスモ
ータ31の制御を行なって、容易に且つ的確にいせ込み
作業を行なうことができる。
【0053】ここで、本実施例の構成要素と請求項3記
載の発明の構成要素との対応関係について説明する。本
実施例の上送り歯19が第一の布送り手段に、下送り歯
21が第二の布送り手段に、パルスモータ31が駆動手
段に相当する。また、操作パネル41上の増減スイッチ
47a,49a,53a及び切替スイッチ55が区間長
設定手段及び送り量設定手段に相当し、いせ込みスイッ
チ43が中間縫製指令手段に相当する。
【0054】また、ポテンショメータ29及びエンコー
ダ65が縫製寸法演算手段に相当し、いせ込み制御ボッ
クス5内の制御回路60が送り量演算手段,累積演算手
段及び送り量制御手段に相当する。更に、図7のフロー
チャートにおけるS201〜S203が縫製寸法演算手
段の処理に相当し、同じくS204〜S208が送り量
演算手段の処理に相当し、同じくS209〜S214が
累積演算手段に相当し、同じくS215が送り量制御手
段の処理に相当する。
【0055】また、本実施例の通常上送り量が第一の送
り量に、いせ込み上送り量が第二の上送り量に相当す
る。更に、縫製区間Aが第一の送り量による縫製区間
に、縫製区間Cが第二の送り量による縫製区間に、縫製
区間B,Dが中間縫製区間に相当する。
【0056】尚、本発明は上記実施例になんら限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々の態様で実施しうることはいうまでもない。例え
ば、本実施例では、布送り手段として、送り歯による布
送り機構を採用したが、他の機構を用いてもよい。例え
ば、布案内板を駆動して布を送る手段、回転ローラによ
り布を送る手段等、差動送り可能なミシンであればよ
い。
【0057】また、本実施例では、縫製区間Aにていせ
込みスイッチ43をオンすると、縫製区間Aから縫製区
間Bを経て縫製区間Cに移行し、縫製区間Cにて再びい
せ込みスイッチ43をオンすると、縫製区間Cから縫製
区間Dに移行するようにプログラムを設定したが、他の
プログラムを用いてもよい。例えば、縫製区間Aにてい
せ込みスイッチをオンすると、縫製区間Aから縫製区間
Bに移行し、引続き、操作パネル上の設定値に従って、
ポテンショメータとエンコーダの出力パルスにより縫製
区間C、縫製区間Dへと移行するようにプログラムを設
定してもよい。また、縫製の開始を入力するだけで、各
縫製区間A,B,C,Dの区間長の設定値に従って、ポ
テンショメータとエンコーダの出力パルスとにより縫製
済みの区間長を求め、これに基づいて随時いせ込み指令
信号を発するようにプログラムを設定してもよい。この
とき、いせ込みスイッチ43は不要となる。
【0058】また、本実施例では、ミシン本体3といせ
込み制御ボックス5をミシン1に一体化して構成した
が、ミシン本体3といせ込み制御ボックス5とを切り離
し、例えば、ミシン本体3のいせ込み制御を外部装置と
してのコンピュータを利用して行ってもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1の発明では、前回の指令パルスの残りパルス分
を累積処理し、この累積処理した送り量を今回のパルス
モータの送り量として設定するので、前回未実行の指令
パルスが消滅することの防止や、無理な指令パルス間隔
の設定による脱調現象の発生を防止することができる。
よって、ミシンモータの回転スピードが上がっても、或
は指令パルス数が増加しても、好適にパルスモータの制
御を行なうことができるという顕著な効果を奏する。
【0060】請求項2の発明では、単位長さ毎の送り量
の演算処理時に、パルスモータの前回の指令パルスの残
りパルス分を累積処理するとともに、パルスモータのパ
ルス間隔データとして演算処理時のパルス間隔データを
採用するので、パルス間隔が適正に保たれ、脱調現象を
一層好適に防止することができる。
【0061】請求項3の発明では、いせ込み作業におけ
る中間縫製区間の縫製開始後は、単位長さを縫製するご
とに演算された送り量及びパルス間隔データを、縫製済
み寸法に基づいて、パルスモータに対して随時指令する
ので、中間縫製区間でのパルスモータの制御を、指令パ
ルスの消滅や脱調等の不具合もなく好適に行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を例示するブロック図である。
【図2】 本実施例の正面図である。
【図3】 本実施例の右側面図である。
【図4】 本実施例の操作パネルの説明図である。
【図5】 本実施例の回路構成を概略的に表すブロック
図である。
【図6】 本実施例の処理を表すフローチャートであ
る。
【図7】 本実施例の処理を表すフローチャートであ
る。
【図8】 本実施例の割込処理を表すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1・・・ミシン、 3・・・ミ
シン本体、5・・・いせ込み制御ボックス、 1
3・・・ミシンモータ、19・・・上送り歯、
21・・・下送り歯、23・・・下送り量
調節ダイヤル、 29・・・ポテンショメータ、
31・・・パルスモータ、 41・・・
操作パネル、43・・・いせ込みスイッチ、
45・・・いせ込み中断スイッチ、53・・・区間長
表示器、 60・・・制御回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−236088(JP,A) 特開 昭62−281993(JP,A) 特開 平4−338485(JP,A) 特開 平6−296784(JP,A) 特公 平2−40350(JP,B2) 特公 平2−25638(JP,B2) 国際公開86/2673(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 1/00 - 83/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の送り量とそれとは異なる第二の送
    り量との差を求め、前記第一の送り量による縫製区間と
    前記第二の送り量による縫製区間との間をなす中間縫製
    区間の区間長に基づき、この中間縫製区間中に、単位長
    さ毎に送り量を演算し、該単位長さ毎の送り量を用いて
    パルスモータを駆動してミシンの差動送りを行なうミシ
    ンの送り量制御方法において、 前記単位長さ毎の送り量の演算処理時に、前記パルスモ
    ータの前回の指令パルスの残りパルス分を累積処理し、
    中間縫製指示信号により前記中間縫製区間の縫製済み寸
    法を判別し、該縫製済み寸法に基づいて単位長さ毎に前
    記累積処理した送り量をパルスモータに設定することを
    特徴とするミシンの送り量制御方法。
  2. 【請求項2】 前記単位長さ毎の送り量の演算処理時
    に、前記パルスモータの前回の指令パルスの残りパルス
    分を累積処理するとともに、該パルスモータのパルス間
    隔データとして前記演算処理時のパルス間隔データを採
    用することを特徴とする前記請求項1記載のミシンの送
    り量制御方法。
  3. 【請求項3】 第一の布送り手段と、それとは異なる第
    二の布送り手段と、前記第二の布送り手段の送り量に対
    して前記第一の布送り手段の送り量を相対的に変化させ
    て、いせ込み量を増減するパルスモータと、を備えたミ
    シンの送り量制御装置において、 前記第一の布送り手段について、第一の送り量と、それ
    とは異なる第二の送り量とを設定する送り量設定手段
    と、 前記第一の送り量による縫製区間と、前記第二の送り量
    による縫製区間と、両区間の間をなす中間縫製区間との
    区間長を設定する区間長設定手段と、 前記第一の送り量と前記第二の送り量との差を用いて、
    前記中間縫製区間の区間長に基づき、この中間縫製区間
    中、単位長さ毎に送り量を演算する送り量演算手段と、 前記演算処理の時期に至っても、前回の演算により既に
    指令されているパルス数の出力を終了していない場合
    は、単位長さ毎の演算処理時に、前回の指令パルスの残
    りパルス分を累積処理し、且つパルス間隔データとして
    前記演算処理時のパルス間隔データを採用する累積演算
    手段と、 縫製済み寸法を演算する縫製寸法演算手段と、 前記中間縫製区間の開始を指令する中間縫製指令手段
    と、 該中間縫製指令手段の指令を受けた後、前記中間縫製区
    間中、前記縫製寸法演算手段により演算された縫製済み
    寸法に基づき、前記単位長さを縫製するごとに前記累積
    演算手段により演算された送り量及びパルス間隔データ
    を、前記パルスモータに対して随時指令する送り量制御
    手段と、 を備えたことを特徴とするミシンの送り量制御装置。
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