JP3262809B2 - カーペット等を固定する支持バインダ - Google Patents

カーペット等を固定する支持バインダ

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JP3262809B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーペット等の改良さ
れたバインダに関し、より詳しくは、カーペットやエリ
アラグ等を、床や他のカーペットに固定するのに使用す
る改良された支持バインダ(支持固定部材)に向けられ
ている。
【0002】
【従来の技術】本発明は、本願の所有者と同一人の所有
に係るWardの米国特許第4,234,649 号及び第4,405,668
号(これらは、参考としてここに記載しておく)に開示
されたバインダを改良したものである。壁対壁カーペッ
ト(wall-to-wall carpeting)を敷設する場合、又は床
や他のカーペット上にエリアラグを載置する場合に、カ
ーペット及びラグの磨耗及び亀裂に対する耐久性を改善
するため、しばしば、ラグ及びカーペットの下にパッド
やクッションが配置される。この目的のため、多数のこ
のようなパッドやクッションが多年にわたって使用され
ている。例えば、これらのパッドやクッションのうちの
ある早期のものが、Langerfeldのドイツ国実用新案登録
第7,124,118 号及びHoopengardenのドイツ国特許第4,55
7,774 号及び第4,797,170 号に開示されている。これら
の早期のパッド及びクッションを使用すると多くの問題
がある。
【0003】ある設置方法(システム)では、設置現場
で床又はパッドのいずれかに付加的な接着剤を塗ること
が必要であり、別の設置方法では、パッド、床又はカー
ペットに損傷を与えることなく、カーペットの取外し及
び再使用を行うことができない。接着剤を使用するある
設置法では、「シックビルディング(sick building)」
症候群を引き起こすことがある有毒ヒュームや臭気を発
生する危険性がある。接着剤を使用する他の設置法は、
使用に適した接着剤の種類及び量を決定する必要がある
こと、及び床、パッド又はカーペットのいずれかに接着
剤を塗らなければならないことのために、設置作業が遅
くなってしまう。また、ある種の接着剤は、カーペット
の表面に浸み出てカーペットを損傷してしまうという危
険がある。更に、接着剤を使用する設置法では、接着剤
が硬化するまでの待ち時間が必要であり、このためカー
ペットを直ぐに使用することはできない。また、接着剤
を使用する設置法ではカーペットの調節が容易ではな
く、このことは、特に、模様(柄)付きカーペットを設
置する場合に、接合部(シーム)で模様を一致させなく
てはならないときに問題である。更に、接着剤を使用す
るある設置法では、カーペット又はパッドを除去するの
に高額の費用がかかり、修復して別のカーペットを使用
するには床を再仕上げしなければならない。
【0004】別の設置法においては、タックレスストリ
ップ(留め鋲を用いないストリップ)が必要である。こ
の設置法では、カーペットをパッド上に置き、タックレ
スストリップを引っ張るのであるが、この作業は、プロ
(専門家)が使用する特殊工具でなければ行うことはで
きない。他の問題は、カーペットに層剥離やしわが生じ
ることであるが、これは、あるパッドを用いたときによ
く生じる。層剥離は、カーペットの裏当て材(バッキン
グ)がカーペット面から離れるときに生じる。
【0005】更に、タックレスストリップ及び接着剤を
用いる設置法では、カーペットが濡れてしまった場合
に、カーペットを容易に取り外して乾燥させることがで
きず、従って永久的な傷として残ることもある従来技術
によるシステムの他の問題は、剛性をもたせて作ること
ができないので、カーペット又はタイルが寸法的に安定
しないことである。
【0006】また、これらの従来技術によるシステムで
は、一方の側の接着強度が他方の側の接着強度より小さ
い。感圧接着剤を塗る2枚の中実発泡裏当て材の間に挟
まれるウェブ補強材からなるクッション又はパッドに
は、設置上の付加的な問題がある。すなわち、クッショ
ンやパッドが中実でありかつ床から容易に取り外せない
ため、通気できないことである。
【0007】また、既存のクッション又はパッドが中実
でありかつ空気を通すことができないため、熱を通すこ
とができずかつ湿気が容易に蒸発しないため、パッドの
下に湿気が捕捉され、かびを発生させてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、上記欠点を解消し、かつ層剥離、しわ又は他の損傷
を回避できる改良された支持バインダを提供することに
ある。本発明の他の目的は、発泡体がバインダから剥離
することを防止できる改良された支持バインダを提供す
ることにある。
【0009】本発明の他の目的は、可塑剤の移行(migr
ating)を防止できる改良された支持バインダを提供する
ことにある。本発明の他の目的は、バインダと共に設置
されるカーペット又はタイルが寸法的に安定するよう
に、剛性をもたせることができる改良された支持バイン
ダを提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、一方の側の接着強度
を他方の側の接着強度より大きくすることができる改良
された支持バインダを提供することにある。本発明の他
の目的は、現場で、床、カーペット又はバインダのいず
れかに付加的な接着剤を付着する必要がない改良された
支持バインダを提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、バインダ、床又はカ
ーペットに損傷を与えることなく、取外し及び再使用が
可能な改良された支持バインダを提供することにある。
本発明の他の目的は、有毒ヒュームや臭気を発生するこ
とがなくかつ「シックビルディング」症候群を回避でき
る改良された支持バインダを提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、床、バインダ又はカ
ーペットに全く接着剤を塗る必要がないため、極めて迅
速にカーペットを設置できる改良された支持バインダを
提供することにある。本発明の他の目的は、使用すべき
適正な接着剤の種類を決定する必要がなく、いかなる接
着剤を使用してもカーペットの面に損傷を与えることが
ない改良された支持バインダを提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、バインダ自体に既に
接着剤が付されているため、接着剤の適正量を決定する
必要がない改良された支持バインダを提供することにあ
る。本発明の他の目的は、接着剤を硬化させる待ち時間
を必要としない改良された支持バインダを提供すること
にある。本発明の他の目的は、カーペットの設置が永久
的なものではなく、従ってカーペットの取外し及び再使
用ができるため、他の下敷きシステムよりも税上の利点
(tax advantages) がある改良された支持バインダを提
供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、タックレスストリッ
プの使用を省略でき、従って、カーペットを引っ張る必
要がないため、素人が特殊工具を用いないで設置できる
改良された支持バインダを提供することにある。本発明
の他の目的は、バインダの上面がプラスチックライナで
被覆されていて、設置作業中にカーペットを反復調節で
きる(これは、模様付きのカーペットを接合部で一致さ
せる場合に特に重要である)改良された支持バインダを
提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、迅速に設置でき、か
つ高価な引張り工具を用いて作業する必要がないため、
安価に設置できる改良された支持バインダを提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、カーペット及びバイン
ダを取り外す場合に、除去費用が極めて少なくて済む改
良された支持バインダを提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、カーペットを除去し
たとき、床がきれいで新しいカーペットを直ちに設置で
きる状態になっているため、床を直ぐ修復できる改良さ
れた支持バインダを提供することにある。本発明の他の
目的は、接着剤を使用せず従って硬化時間が不要なた
め、設置したカーペットを直ぐ使用でき、直ちに歩くこ
とができる改良された支持バインダを提供することにあ
る。
【0017】本発明の他の目的は、濡れてしまった場合
に、容易に取り外しかつ乾燥させて、再び元に戻すこと
ができる改良された支持バインダを提供することにあ
る。本発明の他の目的は、支持バインダを通って空気が
容易に流れることを可能にする開口が設けられた改良さ
れた支持バインダを提供することにある。これにより、
熱を通すことができ、かつ、支持バインダの下に液体が
捕捉されることを防止することができる。本発明の他の
目的は、以下に例示する実施例及び特許請求の範囲の記
載を読むことにより明らかになるであろう。また、本発
明を実施する場合に、当業者には、ここで言及しない種
々の利点が明らかになるであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の支持バインダ
は、複数のフレームエレメントを備えたスクリムを有
し、フレームエレメントの少なくともいくつかは互いに
間隔を隔てて開口を形成しており、更に、フレームエレ
メントの少なくともいくつかを包囲している発泡材料を
有し、該発泡材料が前記開口の少なくともいくつかの中
に延びており、支持バインダの少なくとも一部には感圧
接着剤の被覆が設けてある。
【0019】また、本発明による、開口を形成するため
の複数の空間フレームエレメントを備えたスクリムから
支持バインダを製造する方法では、同一のフレームエレ
メントの少なくともいくつかを発泡性材料で被覆し、発
泡性材料を膨張させて発泡材料を形成し、前記支持バイ
ンダの少なくとも一部を感圧接着剤で被覆する。
【0020】
【実施例】以下、添付図面に示す本発明の好ましい実施
例について説明する。図面、特に図1〜図7に示すよう
に、本発明の支持バインダBはスクリム(粗目地クロ
ス)1を有している。好ましくは、スクリム1は、複数
の平行な第1フレームエレメントすなわち糸2と、複数
の第2フレームエレメントすなわち糸3とで構成する。
糸2及び3は互いに交差し、これらの糸2、3の間に、
複数の第1及び第2の正方形の開口4、5をそれぞれ交
互に形成している。スクリム1は、織物、編み物又は他
の任意の良く知られた方法により形成することができ、
第1及び第2のフレームエレメント2、3を互いに上下
に交互に交差させるか(図8)、互いに平らに形成(図
1)する。以下により詳細に説明するけれども、交互に
配置された第1開口4及び第2開口5は、異なる形式の
開口である。図面には、第1糸(第1フレームエレメン
ト)2及び第2糸(第2フレームエレメント)3が互い
に直角をなして平行にかつ互いに等間隔に配置されてい
て、複数の第1開口4及び第2開口5が交互に形成され
たスクリム1が示されている。しかしながら、第1糸2
及び第2糸3の位置を変えて、スクリム1が図1に示し
た形状以外の形状をもつように構成することができ、そ
のような構成のものも本発明の範囲内に含まれる。
【0021】交互に配置された第1開口4には何も存在
せず空になっている。しかしながら、同じく交互に配置
された第2開口5には複数のスパン糸6が設けられてい
る。該スパン糸6は、主第1糸2を連結すべく交互の第
2開口5を架橋しておりかつ細長くて互いに平行な複数
の矩形空間7を形成している。スパン糸6は、互いに平
行でありかつ第2糸3に対しても平行である。これによ
り、スクリム1はチェッカーボード模様、すなわち、第
2開口5内にはスパン糸6が配置されているが第1開口
4内にはスパン糸6が配置されておらず空になっている
という模様を形成している。スパン糸6は、図示のよう
に、第1糸2に対して垂直で、互いに平行であると同時
に第2糸3に対しても平行に配置するのが好ましいが、
本発明から逸脱することなく、第2開口5内で別の位置
に配置することもできる。
【0022】第1糸2及び第2糸3の全周及び各スパン
糸6の全周を発泡性材料10で被覆(コーティング)す
るように、スクリム1は発泡性材料10で被覆される。
スパン糸6が全く存在しない第1開口4には、発泡性材
料を設けないのが好ましい。スパン糸6が存在しない第
1開口4内に発泡性材料10が堆積しないようにする手
段として、従来知られているあらゆる手段を使用するこ
とができる。例えば、被覆作業中にチェッカーボードマ
スキングシート(図示せず)を使用して、発泡性材料1
0が第1開口4内に拡散するのを防止することもでき
る。また、第1開口4内への発泡性材料の拡散を化学的
に防止してもよいし、あるいは、第1糸2及び第2糸3
への発泡性材料10の量を制限して、これらの糸2、3
に発泡性材料を吹き付けるときに発泡性材料が第1開口
4内に拡散しないようにしてもよい。
【0023】また、ニップローラを用いて被覆を絞り出
すことにより、第1開口4内での発泡性材料10の堆積
量を制限することもできる。更に、スクリム1にディッ
プコーティング(浸漬被覆)又はブローコーティング
(吹付け被覆)した後、第1開口4から発泡性材料を吹
き飛ばすこともできる。次に、発泡性材料10をある時
間加熱するか、他の化学的処理を施すことにより、発泡
性材料10を膨張すなわち発泡させ、図3に示すよう
に、第2開口5の各々に弾性のある支持ピロー11を形
成させる。支持ピロー11の発泡材料が、第2開口5の
スパン糸6同士の間の空間7並びに第2開口5の第1糸
2と第2糸3との間の空間を完全に充満することは理解
されよう。実際に、第2開口5内で発泡性材料10が膨
張すると、第1糸2、第2糸3及びスパン糸6上の発泡
性材料10が膨張しかつ融け合って互いに融合し、第2
開口5を完全に充満する単一の発泡支持ピロー11を形
成する。第1開口4を形成する第1糸2及び第2糸3上
の発泡性材料10は、第1開口4内にわずかに膨張する
であろうが、この第1開口4は発泡性材料10が存在し
ない状態に保たれることに留意されたい。
【0024】実際、この結果得られる構造体は支持バイ
ンダBであり、該支持バインダBは、上面15及び下面
16をそれぞれ備えておりかつ交互の発泡支持ピロー1
1により分離された全く発泡材料が存在しない交互の開
放空間(第1開口)4を備えたチェッカーボード模様を
呈している。チェッカーボード模様において、開放空間
4を備えておりかつ交互に配置された支持ピロー11
は、あらゆる方向に平らに延びている。第1糸2、第2
糸3及びスパン糸6の太さに比べ、支持ピロー11の厚
さは大きい。支持ピロー11はスポンジ状をなしてお
り、しなやかでかつ弾性を有している。
【0025】支持バインダBには、該支持バインダBの
少なくとも一方の面にロール圧着した感圧接着剤12を
設けるのが好ましい。図面には、支持ピロー11の全外
面がコーティングすなわち感圧接着剤12で被覆された
ものが示されている。しかしながら、支持ピロー11の
全面よりも小さな面積を被覆するものも本発明の範囲内
のものである。所望ならば、感圧接着剤12は、支持バ
インダB上にスプレーしてもよいし、感圧接着剤の浴中
にディッピングしてもよい。好ましい感圧接着剤は、永
久的にべた付く変性アクリルの酢酸ビニルエチレン共重
合体(modifiedacrylic vinyl acetateethelyne copoly
mer) からなる非酸化感圧接着剤が好ましい。支持バイ
ンダBの上面15及び下面16には、1対の剥離ライナ
(レリースライナ)17、18が貼着されていて、支持
バインダBの使用準備が整うまで、該支持バインダB自
体がくっついたり、支持バインダBが他の物品にくっつ
いたりするのを防止する。図示のライナ17、18は、
ビニル、ポリエチレン又は他の適当な材料で作ることが
できる。図面には、2枚の剥離ライナ17、18が示さ
れているけれども、支持バインダBのいずれか一方の面
15、16に単一のライナ17又は18を設けることも
本発明の範囲内である。また、ライナ17、18のいず
れか一方又は両方に開口を設けることもできる。
【0026】開口(第2開口)5の発泡支持ピロー11
は、良く知られた方法で形成することができる。開口5
内で発泡支持ピロー11を形成するのに、独立気泡及び
連続気泡の両方を使用することができる。弾性発泡ピロ
ー11を形成する1つの好ましい方法は、スクリム1の
第1糸2、第2糸3及びスパン糸6を発泡性材料10で
被覆することである。発泡性材料10は、ポリ塩化ビニ
ル(以下、PVCという)と、ジオクチルフタレート
(以下、DOPという)のような可塑剤と、アゾジカル
ボンアミド(以下、AZOという)のような発泡剤との
混合物で構成するのが好ましい。また、発泡性材料は、
化学的又は機械的に発泡させることができるウレタン、
ラテックス又は他の材料で作ることができる。例えば、
本発明から逸脱することなくして、4、4′−オキシビ
ス(ベンゼンスルホニル)ヒドラジド(OBSH)を使
用することができる。発泡性材料10を備えたスクリム
1は、約4000F(約204℃)のオーブン内に約1分
間置かれてスポンジ状の稠度(consistency)に発泡さ
れ、ピロー11を形成する。
【0027】本発明に使用できる他の発泡剤の詳細が、
刊行物「現代プラスチックス(Modern Plastics)」(19
89〜1990年、10月中旬号、Encyclopedia出版会社) の第
184 、187 、188 、274 、276 、278 、279 、282 、28
3 及び286 頁並びに1984〜1985年の同じ刊行物の第626
頁に記載されており、これらの両文献を参考として述べ
ておく。
【0028】他のポリマ、可塑剤及び発泡剤を使用する
こともできる。種々の熱可塑性プラスチックについての
発泡剤のリストが、刊行物「現代プラスチックス」(19
84〜1985年) の第628 頁に記載されており、この文献も
参考としてここに記載しておく。軟質PVC(可塑化P
VC)と共に使用できる特定の薬品としてこのリストか
ら引用できるものに、アゾジカルボンアミド、ジニトロ
ソペンタメチレンテトラアミン、4、4′−オキシビス
(ベンゼンスルホニル)ヒドラジド、及びp−トルエン
スルホニル セミカルバジドがあるが、他の発泡剤を使
用することもできる。
【0029】DOPの代わりに広範囲の可塑剤を使用す
ることができる。刊行物「現代プラスチックス」(1989
〜1990年) の第200頁及び第203 頁には、可塑剤を選択
する一般的な基準が示されており、可能性のある可塑剤
が同刊行物の第668 〜677 頁に記載されている。これら
の頁を、ここに参考として記載しておく。可塑剤の選択
及び量は、ベースポリマに用いる可塑剤の相容性(comp
atibility)及び軟化効率(flexibilizing efficiency)に
基づいて定められる。
【0030】PVC以外にも、他のポリマを用いること
ができる。可塑化されたPVC(可塑化PVC)の代わ
りに、熱可塑性エラストマを使用することができる。可
塑化PVCの代わりに、可塑化ポリメチルメタクリレー
ト(PMMA)又は可塑化ポリスチレン(PS)を用い
ても、同様な機械的性能を得ることができる。易燃性の
観点からは、PS及びPMMAよりもPVCの方が好ま
しい。また、ポリオレフィンも、支持バインダBに使用
できる軟質発泡体に変換することができる。
【0031】上記のように、押出しにより熱可塑性発泡
体を製造する方法が、「現代プラスチックス」(1989〜
1990年) の第274 、276 及び278 頁に要約されている。
発泡押出物は、糸を直接被覆するのに使用することがで
きる。発泡ピローを作るのに、反応性発泡技術(reacti
ve foaming) を用いることもできる。軟質ウレタン発泡
体を製造するための反応体を、スクリム1上にナイフ塗
布することもできる。ウレタンの硬化時にピローの形状
を制御するのに、サイジングダイ又は移動型ベルトを使
用することができる。ポリウレタン発泡体の加工技術
が、「現代プラスチックス」(1989〜1990年) の第279
〜286 頁に要約されている。一般に、ポリエステルのよ
うなポリオールとイソシアネートとを反応させて、軟質
発泡体を形成することができる。
【0032】また、支持バインダBにウレタンバリヤを
被覆することにより、可塑剤の移行を防止することがで
きる。本発明に従って製造した支持バインダBは、図6
及び図7に示すように、壁対壁カーペットCの設置に使
用でき、あるいは、床上又は別のラグ又はカーペット上
にエリアラグを設置するのに使用することもできる。図
6及び図7には、支持バインダB及びカーペットCの設
置方法が示してあり、この設置方法は、米国特許第4,23
4,649 号に開示されたバインダ及びカーペットの設置方
法とほぼ同じである。
【0033】設置現場において、支持バインダBはその
下面16を床F上に置き、支持ピロー11上の感圧接着
剤被覆12により床F上に保持する。次に、カーペット
Cを支持バインダB上と、支持バインダBの上面15を
覆っている剥離ライナ上に置く。支持バインダBの上面
15から上方の剥離ライナ17を除去する前に、カーペ
ットCの切断、接合(シーミング)等の必要なあらゆる
作業を行ってもよい。次に、ライナ17を除去し、支持
バインダBの上面15上にカーペットCを置き、支持ピ
ロー11上の感圧接着剤被覆12によりカーペットCを
支持ピロー11上に保持する。
【0034】この構造により、支持バインダBがラグ又
はカーペットCを支持し、該ラグ及びカーペットCのス
リップ、移動、及びしわの発生等を防止することができ
る。カーペットCは、支持バインダBの上面15の感圧
接着剤12によって支持バインダB上に保持されている
ため、支持バインダBの上面15から容易に除去するこ
とができる。また、支持バインダBも床Fから容易に取
り外すことができる。これは、支持バインダBが、支持
ピロー11の感圧接着剤12によって床Fに保持されて
いるからである。
【0035】図8及び図9には、本発明の別の実施例が
示されている。この実施例では、スクリム1が、互いに
直角に配置された第1糸2及び第2糸3を有している。
これらの第1糸2及び第2糸3は、織るか、編むか、他
の良く知られた任意の方法で作ることができる。この実
施例では、スクリム1は、図1〜図7の実施例のような
チェッカーボード模様を有するものではなく、第1糸2
及び第2糸3により形成される全ての空間30は開放し
ている。第1糸2及び第2糸3の各々は発泡性材料(図
1〜図7に関連して説明した発泡性材料と同じもの)で
被覆されていて、該発泡性材料により覆われている。第
1糸2及び第2糸3の各々は発泡性材料で被覆され、こ
れらの糸2、3の全周が覆われている。
【0036】発泡性材料が膨張すると、発泡性材料は、
互いに交差する第1糸2及び第2糸3の各々を包囲しか
つ完全に覆ってしまうスポンジ状の発泡被覆31を形成
する。しかしながら、この発泡被覆31は、その極く一
部だけが各開放空間30内に侵入するに過ぎないため、
第1糸2と第2糸3との交差により形成される開放空間
内に開口30が残される。図1〜図7の実施例と同様
に、スポンジ状の発泡被覆31は、この下に横たわる第
1糸2及び第2糸3よりも遙かに厚く、従って、完成し
た支持バインダBBがカーペット又はエリアラグを支持
するのに充分な弾性を与えている。
【0037】次に、支持バインダBBを感圧接着剤の浴
中にディッピングし、厚い発泡被覆31上に感圧接着剤
の薄い被覆32を形成する。これは、スプレー又はロー
リングにより行うこともできる。次に、上下の剥離ライ
ナ(図1〜図7の実施例に示したものと同様である)
を、完成した支持バインダBBの上下面に付ける。図1
〜図7の実施例において説明したように、単一の剥離ラ
イナを使用してもよいし、剥離ライナに開口を設けるこ
ともできる。この支持バインダBBの使用方法は、図1
〜図7の実施例に関連して説明した方法と同じである。
【0038】
【発明の効果】以上より、本発明によれば、カーペット
の層剥離、しわその他の損傷を回避でき、発泡体が支持
バインダから離れることを防止でき、可塑剤の移行を防
止でき、かつ剛性を有していて支持バインダ上に配置さ
れるカーペットやタイルを寸法的に安定化できる改良さ
れた支持バインダを提供できることが理解されよう。本
発明の改良された支持バインダによれば、一方の側の接
着強度が他方の側の接着強度より大きく、感圧接着剤が
支持バインダを被覆しているため、設置現場で床、カー
ペット又はバインダに付加的な接着剤を塗る必要がな
い。支持バインダは、パッド、床又はカーペットに損傷
を与えることなく取り外して再使用でき、かつ有毒ヒュ
ームや臭気を発生することがない(従って、「シックビ
ルディング」症候群を回避できる)。また、本発明によ
れば、床、バインダ又はカーペットのいずれにも接着剤
を塗る必要がなく、かつ、設置に適した接着剤を決定す
る必要もないため、非常に迅速にカーペットを設置する
ことができる。また、本発明によれば、支持バインダに
開口を設けて、空気が自由かつ容易に支持バインダを通
って流れるようにすることができる。
【0039】本発明の上記詳細な説明から、当業者には
本発明の種々の変更が明白であろうが、本発明は特許請
求の範囲の記載にのみ制限されるものであることを理解
すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の支持バインダの形成に使用されるスク
リムを示す概略平面図である。
【図2】図1のスクリムを、発泡の前に発泡性材料で被
覆した状態を示す、図1と同様の概略平面図である。
【図3】発泡性材料を発泡させた後の支持バインダを示
す、図1及び図2と同様の概略平面図である。
【図4】図3の2−2線に沿う断面図である。
【図5】使用の準備が整った本発明の支持バインダを示
す斜視図である。
【図6】本発明の支持バインダを使用して床上にカーペ
ットを保持する1つの方法を示す断面図である。
【図7】床上にカーペットを保持する支持バインダを示
す、図6と同様の断面図である。
【図8】本発明の支持バインダの別の実施例を示す概略
平面図である。
【図9】図8の7−7線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 スクリム 2 第1糸(第1フレームエレメント) 3 第2糸(第2フレームエレメント) 4 第1開口 5 第2開口 6 スパン糸 7 矩形空間 8 支持バインダ 10 発泡性材料 11 支持ピロー 12 感圧接着剤(接着剤被覆) 15 支持バインダの上面 16 支持バインダの下面 17、18 剥離ライナ(レリースライナ) 30 空間(開口) 31 厚い発泡被覆 32 薄い被覆 B、BB 支持バインダ C カーペット F 床
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルイス ピー マックダーモット アメリカ合衆国 ジョージア州 30120 カータースヴィル ピーオーボックス 1309 オプティマム テクノロジーズ インコーポレイテッド内 (56)参考文献 特開 昭58−1417(JP,A) 実開 昭64−14084(JP,U) 特公 昭55−12251(JP,B1) 実公 昭60−14741(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 27/04 C08J 9/06 CEV E04F 15/16 C08L 27:06

Claims (35)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフレームエレメントを備えたスク
    リムを有し、前記フレームエレメントの少なくともいく
    つかは互いに間隔を隔てて開口を形成しており、更に、
    前記フレームエレメントの少なくともいくつかを包囲し
    ている発泡材料を有し、該発泡材料が前記開口の少なく
    ともいくつかの中に延びており、前記支持バインダの少
    なくとも一部に、感圧接着剤の被覆が設けてあることを
    特徴とする支持バインダ。
  2. 【請求項2】 前記フレームエレメントが、互いに交差
    する第1糸及び第2糸を備えていることを特徴とする請
    求項1に記載の支持バインダ。
  3. 【請求項3】 前記発泡材料が、前記開口の少なくとも
    いくつかの中に延びていて、実質的に前記開口を閉塞し
    ていることを特徴とする請求項2に記載の支持バイン
    ダ。
  4. 【請求項4】 前記発泡材料が、前記開口の少なくとも
    いくつかを閉塞している支持ピローを形成していること
    を特徴とする請求項3に記載の支持バインダ。
  5. 【請求項5】 前記支持ピローが、前記フレームエレメ
    ントの厚さよりも厚いことを特徴とする請求項4に記載
    の支持バインダ。
  6. 【請求項6】 前記支持ピローが前記開口を交互に閉塞
    していて、支持バインダにチェッカーボード模様を付与
    していることを特徴とする請求項5に記載の支持バイン
    ダ。
  7. 【請求項7】 前記開口のいくつかが複数の糸セグメン
    トを備えており、該糸セグメントが前記第1糸と第2糸
    とを一体に連結していることを特徴とする請求項6に記
    載の支持バインダ。
  8. 【請求項8】 前記第1糸及び第2糸が互いに垂直に配
    置されていることを特徴とする請求項7に記載の支持バ
    インダ。
  9. 【請求項9】 前記糸セグメントが互いに平行でありか
    つ前記第2糸に対しても平行であるが、前記第1糸に対
    しては垂直であることを特徴とする請求項8に記載の支
    持バインダ。
  10. 【請求項10】 前記感圧接着剤の被覆が前記発泡材料
    を包囲していることを特徴とする請求項9に記載の支持
    バインダ。
  11. 【請求項11】 前記感圧接着剤の被覆が前記各支持ピ
    ローを被覆していることを特徴とする請求項10に記載
    の支持バインダ。
  12. 【請求項12】 前記支持バインダの一方の面には少な
    くとも1つの剥離ライナが設けられていることを特徴と
    する請求項11に記載の支持バインダ。
  13. 【請求項13】 前記剥離ライナには開口が設けられて
    いることを特徴とする請求項12に記載の支持バイン
    ダ。
  14. 【請求項14】 前記支持バインダの各面に剥離ライナ
    が設けられていることを特徴とする請求項12に記載の
    支持バインダ。
  15. 【請求項15】 前記発泡材料をウレタンのバリヤが被
    覆していることを特徴とする請求項12に記載の支持バ
    インダ。
  16. 【請求項16】 前記発泡材料がポリ塩化ビニル及び可
    塑剤を含むことを特徴とする請求項12に記載の支持バ
    インダ。
  17. 【請求項17】 前記発泡材料が、100部の可塑剤に
    対する100部のポリ塩化ビニルを備えていることを特
    徴とする請求項16に記載の支持バインダ。
  18. 【請求項18】 前記可塑剤がジオクチフタレートであ
    ることを特徴とする請求項16に記載の支持バインダ。
  19. 【請求項19】 前記感圧接着剤が、アクリルアセテー
    ト−エチレンの共重合体材料であることを特徴とする請
    求項12に記載の支持バインダ。
  20. 【請求項20】 開口を形成するための複数の空間フレ
    ームエレメントを備えたスクリムから支持バインダを製
    造する方法において、同一のフレームエレメントの少な
    くともいくつかを発泡性材料で被覆し、発泡性材料を膨
    張させて発泡材料を形成し、前記支持バインダの少なく
    とも一部を感圧接着剤で被覆することを特徴とする支持
    バインダの製造方法。
  21. 【請求項21】 前記発泡性材料を、前記開口の少なく
    ともいくつかの中に膨張させてこれらの開口を実質的に
    閉塞させることを特徴とする請求項20に記載の製造方
    法。
  22. 【請求項22】 前記発泡性材料を、前記フレームエレ
    メントより厚いピローの中に膨張させることを特徴とす
    る請求項21に記載の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記ピローを、前記スクリムの交互の
    開口中に形成することを特徴とする請求項22に記載の
    製造方法。
  24. 【請求項24】 前記発泡性材料が、ポリ塩化ビニル
    と、可塑剤と、発泡剤とを含むことを特徴とする請求項
    23に記載の製造方法。
  25. 【請求項25】 100部のポリ塩化ビニル及び100
    部の可塑剤を使用することを特徴とする請求項24に記
    載の製造方法。
  26. 【請求項26】 約2〜4部の発泡剤を使用することを
    特徴とする請求項25に記載の製造方法。
  27. 【請求項27】 前記可塑剤がジオクチルフタレートで
    あることを特徴とする請求項26に記載の製造方法。
  28. 【請求項28】 前記発泡剤がアゾジカルボンアミドで
    あることを特徴とする請求項27に記載の製造方法。
  29. 【請求項29】 前記発泡性材料を加熱して膨張させる
    ことを特徴とする請求項28に記載の製造方法。
  30. 【請求項30】 前記発泡性材料を約4000F(約20
    4℃)に加熱することを特徴とする請求項29に記載の
    製造方法。
  31. 【請求項31】 前記発泡性材料を約1分間加熱するこ
    とを特徴とする請求項30に記載の製造方法。
  32. 【請求項32】 前記感圧接着剤を前記スクリムにロー
    ル塗布することを特徴とする請求項31に記載の製造方
    法。
  33. 【請求項33】 前記感圧接着剤が、アクリルアセテー
    ト−エチレンの共重合体材料であることを特徴とする請
    求項32に記載の製造方法。
  34. 【請求項34】 前記支持バインダの少なくとも一方の
    面に剥離ライナを付けることを特徴とする請求項33に
    記載の製造方法。
  35. 【請求項35】 前記支持ピロー上に感圧接着剤の被覆
    を設けることを特徴とする請求項23に記載の製造方
    法。
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