JP3262014B2 - 圧電トランスインバータ装置 - Google Patents
圧電トランスインバータ装置Info
- Publication number
- JP3262014B2 JP3262014B2 JP04472997A JP4472997A JP3262014B2 JP 3262014 B2 JP3262014 B2 JP 3262014B2 JP 04472997 A JP04472997 A JP 04472997A JP 4472997 A JP4472997 A JP 4472997A JP 3262014 B2 JP3262014 B2 JP 3262014B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dimming
- voltage
- current
- load
- piezoelectric transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/14—Circuit arrangements
- H05B41/26—Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
- H05B41/28—Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
- H05B41/282—Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices
- H05B41/285—Arrangements for protecting lamps or circuits against abnormal operating conditions
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/14—Circuit arrangements
- H05B41/24—Circuit arrangements in which the lamp is fed by high frequency ac, or with separate oscillator frequency
- H05B41/245—Circuit arrangements in which the lamp is fed by high frequency ac, or with separate oscillator frequency for a plurality of lamps
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
Landscapes
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)
Description
管を用い、これを点灯させる圧電トランスインバータ装
置に関し、特に、調光範囲をより広くする調光制御回路
を備えた圧電トランスインバータ装置に関する。
装置の調光方式には、主に2種類の方式がある。その1
つは、冷陰極管に流れる管電流の振幅を可変して調光す
る電流調光方式であり、他の方式は、冷陰極管の駆動期
間を可変して調光する時分割(PWM)調光方式であ
る。
は、圧電トランスを用いた電圧変換装置で時分割調光を
行う方法が提案されている。
電流調光方式及び時分割調光方式について提案されてい
る。この特開平8−107678号公報に記載の電流調
光方式について説明する。図9は、この従来の電流調光
方式の構成を示すブロック図である。
トランス102の一次電極106に接続しており、周波
数掃引発振器105からの掃引周波数信号を圧電トラン
スの駆動に必要な波形に増幅して、圧電トランス102
を駆動する。圧電トランス102の二次電極107は負
荷103の負荷高圧側端子108に接続しており、圧電
トランス102により昇圧した電圧を負荷高圧側端子1
08に与える。負荷103の負荷低圧側端子109は負
荷電流比較回路104に接続し、負荷からの流出電流を
負荷電流比較回路104に流入する。負荷電流比較回路
104では、流入してきた負荷電流を電流−電圧変換を
行い、負荷電流に対応した電圧を、予め与えられている
所望の負荷電流値に相当する基準電圧VrefA110
と比較する。負荷電流比較回路104は周波数掃引発振
器105と接続しており、負荷電流比較回路104の比
較結果にしたがって周波数掃引の方向を決定し、圧電ト
ランスの共振周波数付近の昇圧比が変化することを利用
して一定の負荷電流を流出させるよう制御する。
用する場合には、この基準電圧VrefA110を可変
すれば、負荷電流値を可変して輝度を可変することがで
きる。
記載の時分割調光方式について説明する。図10は、こ
の従来の時分割調光方式の回路構成を示すブロック図で
ある。図10において、図9と同じ機能動作を行う要素
には同一の参照番号が付してある。図10を参照して、
図9と異なる点は、駆動回路301、周波数掃引発振器
305、及び時分割駆動制御回路306であるが、図9
の駆動回路101に、時分割駆動制御回路306からの
制御入力部を付加したものが駆動回路301であり、図
9の周波数掃引発振器105に時分割駆動制御回路30
6からの制御入力部を付加したものが周波数掃引発振器
305である。
に加えて、時分割駆動制御回路306は、圧電トランス
の駆動周波数に対して十分低く目にちらつきを感じない
低い周波数で、デューティ制御電圧VdutyA307
に従って出力デューティが制御された信号を発生する。
駆動回路301は、時分割駆動制御回路306からの駆
動停止信号によって、圧電トランス102の一次電圧1
06に与える駆動電圧の出力を一時的に停止する機能を
有しており、圧電トランスの平均出力電流を制御してい
る。そして、デューティ制御電圧VdutyA307を
可変すれば、負荷103として接続された冷陰極管の輝
度を可変することができる。
る方法について開示されているが、後述するように、輝
度を可変した場合に発生する問題点を解決する方法につ
いては、何ら開示されていない。
インバータで、液晶ディスプレイ用バックライトに用い
られる冷陰極管を駆動する場合において、下記記載の問
題点を有している。
って輝度を可変しようとする場合、冷陰極管に流す管電
流値を小さくし過ぎると、調光を変化させた時に、輝度
が低下し過ぎたり、もしくは輝度が急変する、というこ
とがある、ということである。
ダンスと圧電トランスのインピーダンスの不整合によ
り、管電流波形が発振を起こす、からである。そして、
この現象が発生すると、管電流の実効値が低くなり過ぎ
て輝度が低下したり、また輝度が急変する、という問題
が生じる。
ない状態の波形を示し、図7(b)には、管電流が発振
したときの状態の波形を示している。これらは、図9の
負荷低圧側端子109で観測された波形であり、図7
(b)から、圧電トランスの共振周波数付近で発振して
いる管電流波形が振幅変調された波形になっていること
がわかる。
由を説明するための図である。このうち図11(a)
は、圧電トランスの駆動周波数と昇圧比の関係を示す図
であり、負荷インピーダンスによって昇圧比が変化する
特性を持っている。また、図11(b)は、負荷である
冷陰極管の電圧と電流の関係を示す図である。
態における圧電トランスの出力電圧、出力電流を示して
いる。ここで、調光を行って管電流が減少し、Cの動作
点に近づくと、冷陰極管の負性インピーダンスが現わ
れ、動作点が不安定な状態となる。ここで、管電流が減
少すると、冷陰極管のインピーダンスが増加する(矢印
b1の方向)。そこで図11(a)に示すように、昇圧
比が増加するため(矢印a1の方向)冷陰極管に大きな
電圧が印加される。そして、管電流が増加し始め(矢印
b2の方向)冷陰極管のインピーダンスが低下する。こ
のため圧電トランスの昇圧比が低下して(矢印a2の方
向)出力電圧が低下し管電流が減少する。
値になるまで時間がかかるため、昇圧比を上げ過ぎたり
下げ過ぎたりして、以上のような発振を起こすものと考
えられる。
式によって輝度を可変しようとする際には、冷陰極管の
高圧側から低圧側に向うにしたがって、図12(a)に
示すように、管の両側で輝度が異なる、「輝度傾斜」と
呼ばれる現象を起こす、ということである。
冷陰極管周囲の反射板(リフレクタ)により、図12
(c)に示すように、浮遊容量が発生し、冷陰極管中を
流れる電流が高圧側と低圧側で異なるためである。
時分割調光方式によって輝度を可変する際には、インバ
ータに電力を供給する電源に対して負荷変動が大きくな
るために、電源の設計が困難になる、ということであ
る。
することで、電源から見て負荷の重い状態と軽い状態を
高速で切り換えることになる、ためである。
時分割調光方式によって輝度を可変しようとする際に、
調光周波数で圧電トランスの駆動周波数を変調するため
可聴音が発生し、管電流値が大きければ圧電トランスの
振動エネルギーが大きいため可聴音のレベルも大きくな
ってしまう、ということである。
駆動周波数を変調し、時分割で圧電トランスを間欠駆動
しているため可聴域の振動成分が発生するためである。
トランスインバータ装置の調光状態において発生する問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、上記
した問題点を全て解消する圧電トランスインバータ装置
を提供することにある。
め、本発明の圧電トランスインバータ装置は、負荷に流
れる電流の振幅を可変させることによって調光する電流
調光方式と、負荷に電流を流す時間を可変させることに
よって調光する時分割調光方式により調光を行う圧電ト
ランスインバータ装置において、所定の調光状態を境に
電流調光方式と時分割調光方式を切り換える切換スイッ
チを備えた調光制御回路を有し、前記調光制御回路は、
調光状態を可変する調光電圧と、ある一定の調光状態に
対応する電圧値と、を比較するコンパレータ、を備え、
前記コンパレータの出力で前記切換スイッチの出力を切
り換え、前記調光制御回路が、前記切換スイッチにより
一方の調光方式を選択して前記負荷の輝度を可変してい
るときは、他方の調光方式の動作を一定状態に保つよう
にする、ことを特徴とする。
いて以下に説明する。本発明は、その好ましい実施の形
態において、負荷に流れる電流のピーク値を制御可能で
時分割調光方式により調光を行う圧電トランスインバー
タ装置において、ある1つの調光状態を境に電流調光方
式と時分割調光方式を自動的に切り換える切換スイッチ
(図2の12及び13)を備えた調光制御回路(図1の
112)を有する。
て、調光制御回路は、好ましくは、調光状態を可変する
調光電圧と、ある一定の調光状態に対応する電圧値とを
比較するコンパレータ(図2の11)を備え、このコン
パレータの出力で切換スイッチ(図2の12及び13)
の出力を切り換える。
おいて、冷陰極管の輝度設定の高い領域では電流調光方
式を選択し、また輝度の低い領域では時分割調光方式を
選択するよう前記切換スイッチ(図2の12及び13)
を切り換える。
態において、前記切換スイッチにより一方の調光方式を
選択して、負荷の輝度を可変しているときには、他方の
調光方式の動作を一定状態に保つようにする。
形態において、負荷に流れる電流波形を判別して、電流
調光方式と時分割調光方式を自動的に切り換えることも
特徴である。具体的には、ある1つの調光状態を境に電
流調光方式と時分割調光方式を自動的に切り換える切換
スイッチ(図4の44及び45)を有し、負荷に流れる
電流波形を判別して(図4の42)、切換スイッチを切
り換える調光制御回路(図3の401)を含む。
制御回路は、その好ましい実施の形態において、調光状
態を可変する調光電圧と、ある一定の調光状態に対応す
る電圧値とを比較し、それにより切換スイッチの出力を
切り換える。このため、調光電圧により、調光方式を切
り換えることができる。
領域では電流調光方式を選択し、また、輝度設定の低い
領域では時分割調光方式を選択する。さらに、切換スイ
ッチにより一方の調光方式を選択して負荷の輝度を可変
しているときは、他方の調光方式の動作を一定状態に保
つ。
電流が小さい場合の輝度傾斜問題と、時分割調光方式で
の負荷に流れる電流が大きい場合の負荷変動が大きいと
いう問題点を解消することができるという作用効果を奏
するものである。
電流調光方式と時分割調光方式を自動的に切り換える。
このため、同一の回路であっても両者の切り換え電流値
が負荷に応じて自動的に変化するため、さまざまな冷陰
極管や負荷電流によって発振が起こる電流値が変動した
場合でも最適値に設定できる、という作用効果を奏す
る。さらに、音の発生も、音の発生のない電流調光を最
大限に設定できることにより、低減することができると
いう作用効果を奏するものである。
細に説明すべく、本発明の実施例について以下に説明す
る。
略を示すブロック図である。図1を参照して、駆動回路
111は、圧電トランス102の一次電極106に接続
しており、周波数掃引発振器115からの掃引周波数信
号を圧電トランスの駆動に必要な波形に増幅して、圧電
トランス102を駆動する。圧電トランス102の二次
電極107は、負荷103の負荷高圧側端子108に接
続しており、圧電トランス102により昇圧した電圧を
負荷高圧側端子108に与える。負荷103の負荷低圧
側端子109は、負荷電流比較回路104に接続し、負
荷からの流出電流を負荷電流比較回路104に流入す
る。
た負荷電流を電流−電圧変換を行い、予め与えられてい
る所望の負荷電流値に相当する基準電圧VrefB11
8と比較する。負荷電流比較回路104の出力は周波数
掃引発振器115と接続しており、周波数掃引発振器1
15は負荷電流比較回路104の比較結果にしたがって
周波数掃引の方向を決定し、圧電トランス102の駆動
周波数を変化させる。
の昇圧比を持ち、これから離れると昇圧比が低下するの
で、駆動周波数を制御することによって、一定の負荷電
流を出力することができる。そして、この基準電圧Vr
efB118を可変すれば、負荷電流値を可変すること
ができる。このように、基準電圧を可変させて調光する
方式を、「電流調光方式」と呼び、後に詳細に説明す
る。
ランス102の駆動周波数に対して十分低い目にちらつ
きを感じさせない周波数で、デューティ制御電圧Vdu
tyB117に従って出力デューティが変化するPWM
信号(Pulse Width Modulation)を発生する。駆
動回路111は、時分割駆動制御回路116からの駆動
停止信号によって、圧電トランス102の一次電極10
6に与える駆動電圧の出力を一時的に停止する機能を有
しており、圧電トランスの平均出力電流を制御してい
る。ここでは、デューティ制御電圧VdutyB117
を可変すれば、負荷103に使用している冷陰極管の輝
度を可変することができる。このように、デューティ制
御電圧を可変させて調光する方式を「時分割調光方式」
と呼び、後に詳細に説明する。
られる調光電圧114に基づいて、負荷電流比較回路1
04に対して基準電圧VrefB118を供給して輝度
を可変させるか、あるいは、時分割駆動制御回路116
に対してデューティ制御電圧VdutyB117を供給
して輝度を可変させる。すなわち、調光制御部112
が、負荷電流比較回路104や時分割駆動制御回路11
6に与える電圧を可変したり、あるいは一定に保ったり
することで、輝度を制御する。ここで電圧切換基準電圧
113は、基準電圧VrefB118及びデューティ制
御電圧VdutyB117の可変特性を切り換える基準
となる電流値を得られる電圧値である。
図面を参照して説明する。
部112の構成を示すブロック図である。図2を参照し
て、11はコンパレータ(比較器)、12は第1の切換
スイッチ、13は第2の切換スイッチ、14は設定電圧
Vaである。調光電圧114は、外部から与えられ、図
8に示すように、VrefまたはVdutyとして使用
する。この時、電圧値の高い方が調光100%(最も輝
度が高い)、電圧値の低い方が調光0%(もっとも輝度
が低い)とする。
方式と時分割調光方式を切り換える電圧値に設定してお
く。この電圧値は、管電流が発振を起こさない、あるい
は、輝度傾斜が起こらない最小の電流値を定める電圧値
を選択しておけば、この最小の電流値のときに電流調光
方式から時分割調光方式に切り換えることによって、点
灯期間中の冷陰極管のインピーダンス変化がなくなり、
電流調光方式で輝度を下げたときの、管電流の発振や輝
度傾斜という2つの問題点を回避することができる。
ッチ13には、調光電圧値114と設定電圧値Va14
の何れかをコンパレータ11の出力によって選択可能と
し、しかも互いに異なる電圧値を選択するように接続す
る。
電圧側に可変していくと、調光電圧114が電流切換基
準電圧113よりも高いときは、コンパレータ11の出
力により、第1の切換スイッチ12からは、調光電圧1
14がそのまま出力され、第2の切換スイッチ13から
は、設定電圧Va14が出力されるように予め設定され
ている。このとき、第1の切換スイッチ12の出力は、
負荷電流切換回路104に接続されており(基準電圧V
refB118)、調光電圧114によって電流調光が
行われるようになっている。また第2の切換スイッチ1
3の出力は、時分割駆動制御回路116に接続されてお
り(デューティ制御電圧VdutyB117)、設定電
圧Val4は一定のため、制御電圧によって応答せず一
定値になる。
圧側に可変していき、調光電圧114が電流切換基準電
圧113よりも低くなった場合は、コンパレータ11の
出力が反転し、第1の切換スイッチ12と第2の切換ス
イッチ13の出力が逆になり、第1の切換スイッチ12
からは設定電圧Va14が出力されて制御電圧によって
応答せず一定値になり、第2の切換スイッチ13からは
調光電圧114が出力されて時分割調光が行われるよう
になる。
スイッチの出力電圧の可変状態を示す。図5において、
破線は、第1の切換スイッチ12の出力電圧を示し、実
線は、第2の切換スイッチ13の出力電圧を示してい
る。また、調光電圧114を逆に低電圧側から高電圧側
へ可変すれば、逆の動作を行う。
た調光電圧114の値に対応して調光が行われるよう
に、図1の負荷電流比較回路104と時分割駆動制御回
路116の調光範囲を設定しておく必要がある。
ては、電流調光で輝度を変化させる領域は冷陰極管のイ
ンピーダンスが低い領域に限られることから、電流調光
方式だけで輝度を下げたときの問題点(電流波形の発振
や輝度傾斜)が起きなくなる。また、時分割調光方式に
切り換えた際には、管に流れる電流の最大値は小さくな
っているので、点灯期間のインバータの動作電力が低く
なっているため、電源に対する負荷変動が小さくなると
いう効果がある。音が鳴ったとしても、出力電流が低下
しているため、振動レベルが低く可聴音の発生も低減さ
せることが可能となる。
を示すブロック図である。図3において、図1に示した
要素と同一の機能を有する要素には同一の参照符号が付
されている。図3を参照して、本発明の第2の実施例
は、図1に示した第1の実施例の構成に加えて、負荷低
圧側端子の電流波形を調光制御部401に入力してい
る。
光制御部401の構成を示すブロック図である。図4を
参照して、42は発振波形検出回路であって、負荷低圧
側端子109に接続され、波形が図7(b)のように発
振しているかどうかを検出し、その判定信号を切換信号
制御回路43へ出力する。ここでは、発振波形を検出し
たときハイレベルを出力するものとする。切換信号制御
回路43は、発振波形検出回路42の出力から、基準電
圧発生器44及びデューティ制御電圧発生器45で使用
される切換タイミングを設定する。基準電圧発生器44
は、調光電圧114と切換信号制御回路43から、図5
に示すような負荷電流比較回路104(図3参照)を制
御する基準電圧を発生する。同様に、デューティ制御電
圧発生器45は、調光電圧114と切換信号制御回路4
3から、図5に示すような時分割駆動制御回路116
(図3参照)を制御するデューティ制御電圧を発生す
る。
与えられ、図6(a)に示すように可変するとする。こ
の時、電圧値の高い方が調光100%(最も輝度が高
い)、電圧値の低い方が調光0%(最も輝度が低い)と
する。
圧側へ可変していくと、負荷電圧側端子109に、図7
(b)に示すような発振が起きないときは、基準電圧V
refB118は調光電圧114に従って下がり、デュ
ーティ制御電圧VdutyB117は予め設定された一
定電圧を保つ。従って、インバータの調光としては、電
流調光方式のみで制御されていて、時分割調光方式は行
われていないことになる。
下がって、図7(d)に示すように、わずかに管電流の
発振が発生しはじめると、発振波形検出回路42の出力
は、図6(b)の時刻t1でハイレベルになる。なお発
振のレベルが十分低ければ輝度が大きく変動することは
なく実用上は問題ない。すると、切換信号制御回路43
のc出力端子、d出力端子からは、図6(c)に示すよ
うにt1でハイレベルになった信号が出力される。切換
信号制御回路43のc出力から出力された信号にしたが
って、デューティ制御電圧発生器45では、一定電圧か
ら可変電圧に切り換え(図6(e)参照)、時分割駆動
制御回路116を制御して時分割調光方式に切り換え
る。一方、切換信号制御回路43のd出力から出力され
た信号は基準電圧発生器44に入力され、可変電圧から
一定電圧に切り換えるので、この時点まで行われていた
電流調光方式は、一定状態になる。
ら高電圧側へ可変していくと時分割調光が行われ、負荷
低圧側端子109に、図7(c)に示すような波形が出
力されている間は、調光電圧114を上げれば、時分割
調光を少なくする方向に動き、図7(a)に示すように
発振部分が無くなったら、デューティ制御電圧発生器4
5から切換信号制御回路43のb入力端子へデューティ
制御電圧が一定になったことを知らせる制御信号を送
り、図6(b)に示すように、時刻t4で発振波形検出
回路42の出力がハイレベルからロウレベルに変化する
ので、切換信号制御回路43は、図6(d)に示すよう
に、d出力をハイレベルからロウレベルにし、基準電圧
発生器44は電圧一定領域から調光電圧114で可変で
きるように切り換える(図6(d)参照)。切換信号制
御回路43のc出力も同様にハイレベルからロウレベル
になり、デューティ制御電圧発生器45は可変電圧領域
から電圧一定領域に切り換わる(図6(e)参照)。こ
のようにすれば、時分割調光から電流調光に切り換える
ことができる。
電圧114を下げていった場合は、発振波形検出回路4
2で管電流の発振を自動的に検出して、切換信号制御回
路43で切換信号を作成し、電流調光から時分割調光に
効率よく切り換えることができ、逆に調光電圧114を
上げていく場合には、発振状態が無くなったら切換信号
制御回路43で切換信号を作成して、時分割調光から電
流調光に自動的に効率よく切り換えることができる。
記記載の効果を奏する。
流す管電流値を小さくし過ぎると、調光を変化させた時
に、輝度が低下しすぎたり、輝度が急変する、という問
題を回避できる、ということである。
タ装置を調光して輝度を小さくする場合に、輝度を急変
させる管電流の発振現象が現れないように、電流調光方
式から時分割調光方式に切り換えるように構成したこと
による。
式によって、輝度を可変しようとする際には、冷陰極管
の電圧側から低圧側に向うにしたがって管の両側で輝度
が異なる、輝度傾斜を回避することができる、というこ
とである。
タ装置を調光して輝度を小さくする場合に、所定の管電
流値以下になった場合、電流調光方式から時分割調光方
式に切り換えて、点灯期間中の冷陰極管のインピーダン
スを低下させないように制御する構成としたからであ
る。
に電力を供給する電源の設計を容易にする、ということ
である。
タの動作電力が大きな状態では時分割調光を行わないの
で消費電流の変動がなく、輝度が十分低下してインバー
タの動作電力が小さくなった場合で初めて、間欠駆動を
行うようにしたからである。
分割調光方式によって輝度を可変する際の可聴音の発生
を低減できる、ということである。
電流が流れている間の時分割調光を止め、管電流が小さ
くなるまで電流調光で調光した後、間欠駆動を行うよう
に構成したため、圧電トランスの駆動レベルが低い状態
で済むためである。
よれば、さらにIC化にも適している、という効果があ
る。
と時分割調光が自動的に切り換わるように構成した場
合、同一の回路で、種々の負荷条件に対応することがで
きるためである。
ロック図である。
構成を示すブロック図である。
ロック図である。
構成を示すブロック図である。
動作電圧を示す図である。
路の動作タイミングを示す図である。
09における電流波形を示す図である。
圧を示す図である。
装置の概略構成を示すブロック図である。
ータ装置の概略構成を示すブロック図である。
ある。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】負荷に流れる電流の振幅を可変させること
によって調光する電流調光方式と、負荷に電流を流す時
間を可変させることによって調光する時分割調光方式に
より調光を行う圧電トランスインバータ装置において、 所定の調光状態を境に電流調光方式と時分割調光方式を
切り換える切換スイッチを備えた調光制御回路を有し、 前記調光制御回路は、調光状態を可変する調光電圧と、
ある一定の調光状態に対応する電圧値と、を比較するコ
ンパレータ、を備え、前記コンパレータの出力で前記切
換スイッチの出力を切り換え、 前記調光制御回路が、前記切換スイッチにより一方の調
光方式を選択して前記負荷の輝度を可変しているとき
は、他方の調光方式の動作を一定状態に保つようにす
る、 ことを特徴とする圧電トランスインバータ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04472997A JP3262014B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 圧電トランスインバータ装置 |
TW87101810A TW391081B (en) | 1997-02-13 | 1998-02-10 | 087101810 |
KR1019980004242A KR100280245B1 (ko) | 1997-02-13 | 1998-02-12 | 광도에의존하는주파수또는충격계수를변경함으로서냉음극관을제어하는압전트랜스포머에접속된광제어기 |
US09/023,783 US5998937A (en) | 1997-02-13 | 1998-02-13 | Light controller connected to piezoelectric transformer for controlling cold cathode tube by changing frequency or duty factor depending upon luminous intensity |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04472997A JP3262014B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 圧電トランスインバータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10228993A JPH10228993A (ja) | 1998-08-25 |
JP3262014B2 true JP3262014B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=12699541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04472997A Expired - Fee Related JP3262014B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 圧電トランスインバータ装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5998937A (ja) |
JP (1) | JP3262014B2 (ja) |
KR (1) | KR100280245B1 (ja) |
TW (1) | TW391081B (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6452344B1 (en) * | 1998-02-13 | 2002-09-17 | Lutron Electronics Co., Inc. | Electronic dimming ballast |
JP3269460B2 (ja) * | 1998-07-29 | 2002-03-25 | 日本電気株式会社 | 圧電トランス駆動回路及び駆動方法 |
JP2000268988A (ja) * | 1999-03-18 | 2000-09-29 | Nippon Soken Inc | 放電灯駆動装置 |
TW569481B (en) * | 2000-06-05 | 2004-01-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Driving method and driving circuit for piezoelectric transformer, cold cathode tube emission device, liquid crystal panel and liquid crystal panel built-in apparatus |
JP2002064977A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 圧電トランスの駆動方法及び電源装置 |
EP1267426A3 (en) * | 2001-06-14 | 2005-06-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Piezoelectric transformer |
US7701001B2 (en) * | 2002-05-03 | 2010-04-20 | International Rectifier Corporation | Short channel trench power MOSFET with low threshold voltage |
US7202592B2 (en) * | 2003-05-16 | 2007-04-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Piezoelectric transformer, power supply circuit and lighting unit using the same |
US7768806B2 (en) | 2006-12-11 | 2010-08-03 | O2Micro International Limited | Mixed-code DC/AC inverter |
JP4979016B2 (ja) * | 2007-11-20 | 2012-07-18 | Necトーキン株式会社 | 圧電トランス駆動回路 |
JP5263503B2 (ja) * | 2008-08-06 | 2013-08-14 | 東芝ライテック株式会社 | 発光ダイオード点灯装置 |
US20120043901A1 (en) * | 2009-04-28 | 2012-02-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Lighting device and displaying device |
JP5735758B2 (ja) * | 2010-05-25 | 2015-06-17 | キヤノン株式会社 | 電圧トランス式高圧電源装置、高圧電源装置、及び画像形成装置 |
US9582020B2 (en) * | 2013-03-15 | 2017-02-28 | Dominion Resources, Inc. | Maximizing of energy delivery system compatibility with voltage optimization using AMI-based data control and analysis |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5371439A (en) * | 1993-04-20 | 1994-12-06 | The Genlyte Group Incorporated | Electronic ballast with lamp power regulation and brownout accommodation |
JP2946388B2 (ja) * | 1993-11-30 | 1999-09-06 | 株式会社小糸製作所 | 車輌用放電灯の点灯回路 |
JPH0894996A (ja) * | 1994-09-27 | 1996-04-12 | Toshiba Corp | 調光信号制御装置および液晶表示装置 |
JP2751842B2 (ja) * | 1994-10-05 | 1998-05-18 | 日本電気株式会社 | 圧電トランスの駆動回路および駆動方法 |
JP3271042B2 (ja) * | 1994-11-25 | 2002-04-02 | 株式会社トーキン | 圧電トランスを用いた電圧変換装置 |
DE69626455T2 (de) * | 1995-08-31 | 2004-01-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma | Umrichter mit einem piezoelektrischen Wandler |
EP0782374B1 (en) * | 1995-12-26 | 1999-10-27 | Tokin Corporation | Inverter circuit for lighting a cold-cathode tube by the use of a piezoelectric transformer |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP04472997A patent/JP3262014B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-02-10 TW TW87101810A patent/TW391081B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-02-12 KR KR1019980004242A patent/KR100280245B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-02-13 US US09/023,783 patent/US5998937A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100280245B1 (ko) | 2001-02-01 |
JPH10228993A (ja) | 1998-08-25 |
US5998937A (en) | 1999-12-07 |
TW391081B (en) | 2000-05-21 |
KR19980071304A (ko) | 1998-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6075325A (en) | Inverter and method for driving a plurality of cold cathode tubes in parallel | |
JP3262014B2 (ja) | 圧電トランスインバータ装置 | |
JP4249900B2 (ja) | 液晶ディスプレイ装置のバックライトのランプを減光する方法と装置 | |
KR100268507B1 (ko) | 압전 변압기-인버터 및 그의 제어 회로와 구동 방법 | |
KR100322513B1 (ko) | 압전 트랜스포머를 위한 제어 회로 및 방법 | |
KR100513318B1 (ko) | 비동기 pwm 구동방식의 lcd 패널용 백라이트 인버터 | |
US6930898B2 (en) | Single-stage backlight inverter and method for driving the same | |
US20060203525A1 (en) | DC/AC inverter | |
US7291990B2 (en) | Discharge lamp lighting circuit | |
JP2002107692A (ja) | 液晶表示装置のバックライト装置 | |
JP3599570B2 (ja) | 放電灯の輝度調整方法及び放電灯点灯装置 | |
EP2222141B1 (en) | Discharge lamp lighting circuit for AC-driving a discharge lamp | |
JP3271042B2 (ja) | 圧電トランスを用いた電圧変換装置 | |
JP3760476B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
EP2059096A1 (en) | Piezoelectric transformer light adjusting noise reduction circuit | |
JP3272218B2 (ja) | 照明装置 | |
EP2040516A1 (en) | Dimmer noise reducing circuit of piezoelectric transformer | |
JP3269460B2 (ja) | 圧電トランス駆動回路及び駆動方法 | |
JP2000091093A (ja) | 冷陰極管点灯装置 | |
JP3322218B2 (ja) | 圧電トランス駆動装置及び方法 | |
KR100314909B1 (ko) | 형광램프 점등장치 | |
JPH0524157Y2 (ja) | ||
JPH11299254A (ja) | 圧電トランスインバータ | |
JPH11126696A (ja) | 液晶ディスプレイのバックライト用インバータ | |
JP3581829B2 (ja) | 放電灯調光装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20011120 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071221 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081221 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091221 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091221 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131221 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |