JP3261715B2 - 入出力データ転送処理装置 - Google Patents

入出力データ転送処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入出力データ転送処理
装置に関し、特に入出力処理装置とチャネル装置間のデ
ータ転送リクエスト制御に係る入出力データ転送処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の入出力処理装置におけるリクエス
ト調停方式は、複数のチャネル装置に対して予め特定の
優先順位が割り付けられており、入出力処理装置はデー
タ転送のリクエストを要求してきたチャネル装置に対し
メモリアクセスを行う。又、チャネル装置間でリクエス
トが競合した場合は、予め決められた優先順位に従って
リクエストを調停し、メモリアクセスを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、負荷が大きくなったり優先順位の高い
チャネル装置がメモリアクセスを占有してしまった場
合、優先順位が低いことによりリクエストが待たされた
チャネル装置は、データ転送が間に合わず、データオー
バランが起こり易くなってしまうという欠点があった。
また、データオーバランが発生した場合、周辺制御装置
はデータ転送の再起動を要求するので、入出力転送シス
テムとしての性能低下を招くという欠点があった。一
方、リクエストの調停を行わず、時分割で特定のチャネ
ル装置からリクエストを受ける方式をとると、チャネル
装置が多ければ多いほどチャネル装置当たりのデータ転
送のピーク性能が落ちてしまうという不都合が生じてい
た。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、データオーバランの発生を極力防ぐ
とともに、システム構成や処理の集中に依存しない効率
の良い処理体系を構築することができる高性能な入出力
データ転送処理装置を提供することを、その目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、主記憶装置
に接続された入出力処理装置と、この入出力処理装置に
接続された複数のチャネル装置と、複数の入出力装置を
接続する周辺制御装置と、チャネル装置と周辺制御装置
とを接続する入出力インターフェイスとを有している。
そして、主記憶装置に格納した転送指令情報に基づき
記憶装置と入出力装置との間のデータ転送を行う演算処
理装置とを備えた入出力データ転送処理装置において、
チャネル装置、主記憶装置と周辺制御装置間の転送レ
ートの異差を埋めるためのバッファ部を持ち、転送方向
に応じて前記バッファ内の有効データもしくは空きエリ
ア数を判断するバッファ管理手段と、バッファ管理手段
の出力に応じて、入出力処理装置にデータ転送要求のリ
クエスト(通常リクエスト)を出力する通常リクエスト
送出手段と、周辺制御装置とチャネル装置間のデータ転
送レートと、バッファ管理手段の出力をもとにデータオ
ーバーランの発生を予期した場合,入出力処理装置に対
してプライオリティの高いデータ転送要求のリクエスト
(緊急リクエスト)を出力する緊急リクエスト送出手段
とを備えている。そして、入出力処理装置は、複数のチ
ャネル装置からデータ転送要求リクエストを受け、複数
のリクエストを特定の優先順位に基づいて調停し,メモ
リアク セスを行うリクエスト調停手段を備えている。そ
して、リクエスト調停手段は、チャネル装置から緊急リ
クエストを受けた場合に緊急リクエストにてデータ転送
を要求したチャネル装置に対し優先的にメモリアクセス
を行う手段と、複数のチャネル装置の発したそれぞれの
緊急リクエストの数をカウントし,どのチャネル装置が
データオーバーランを起こしやすいかを判断するデータ
オーバーラン解析手段と、データオーバーラン解析手段
の出力すなわちデータオーバーランの起こしやすさに応
じて,リクエストの調停における前記優先順位を変更す
る優先順位変更手段とを備えている。これによって前述
した目的を達成しようとするものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。この図1に示す実施例において、符号1は演算
処理装置、符号2は主記憶装置、符号3はシステムバ
ス、符号4は入出力処理装置、符号5は入出力処理装置
とチャネル装置とのデータバス(本実施例では8バイト
幅とする)、符号6は入出力処理装置とチャネル装置と
のパラメータバス、符号7はチャネル装置、符号8は周
辺制御装置、符号9は入出力装置を示す。また、符号4
1は入出力処理装置4の主記憶装置2に対するインター
フェイスユニット、符号42は入出力処理装置4内での
データ転送を制御するデータ転送制御部、符号43は複
数のチャネル装置からのリクエスト信号を調停するリク
エスト調停部、符号44はリクエスト調停部43に与え
るための優先順位情報を格納するエリア、符号45はデ
ータオーバランを起こしそうなチャネル装置を判定する
オーバラン解析部、符号46はオーバラン解析部45の
出力にしたがって優先順位情報格納エリア44を書き換
える優先順位変更部である。更に、符号71は転送デー
タを一時的に蓄えるデータバッファ、符号72はチャネ
ル装置7での入出力転送を制御する入出力制御部、符号
73はデータバッファ71内のデータ量を管理するバッ
ファ管理部、符号74はチャネル装置7と周辺制御装置
8とのデータ転送レートを格納する転送レート格納エリ
ア、符号75はバッファ管理部73の出力に従い入出力
処理装置4にデータ転送のリクエスト(通常リクエス
ト)を送出する通常リクエスト送出部、符号76はバッ
ファ管理部73と転送レート格納エリア74の出力から
プライオリティの高いリクエストを送出する緊急リクエ
スト送出部である。
【0007】ここで上記実施例における動作について説
明する。まず、演算処理装置1が主記憶装置2に格納し
た転送指令情報をもとにデータ転送処理が起動される
と、入出力処理装置は転送指令情報を解読し、チャネル
装置7に対しデータ転送を起動する。データ転送を起動
されたチャネル装置7のバッファ管理部73は、転送方
向に応じてデータバッファ71内の有効データ数や空き
エリア数を判断し、結果を通常リクエスト送出部75及
び緊急リクエスト送出部76につたえる。
【0008】通常リクエスト送出部75は、バッファ管
理部73の出力結果に基づき入出力処理装置4に対して
データ転送要求のためのリクエストを送出する。具体的
には、本実施例では入出力処理装置4に対して一度のデ
ータ転送リクエストで最大8バイトのデータを入出力で
きるので、通常リクエスト送出部75は、入力転送では
データバッファ71に有効データが8バイト以上存在す
る時に、また、出力転送ではデータバッファ71に空き
エリアが8バイト以上存在する時に、通常リクエスト7
7を入出力処理装置4に対し要求する。緊急リクエスト
送出部76は、バッファ管理部73の出力とデータ転送
レート格納エリア74の出力を入力し、データオーバラ
ンの発生を予め予測して、入出力処理装置4に対してデ
ータ転送要求のためのリクエストを送出する。具体的に
は、出力転送ではデータバッファ71の残り有効データ
数と転送レートの関係からデータバッファ71がエンプ
ティ状態になる恐れのある時、また、入力転送ではデー
タバッファ71の空きエリア数と転送レートの関係から
データバッファ71がフルになる恐れのある時に緊急リ
クエスト78を入出力処理装置4に対して要求する。
【0009】入出力処理装置4のリクエスト調停部43
は、前記したように各チャネル装置(チャネル装置1〜
n)から要求されたデータ転送リクエストを優先順位情
報エリア44からの優先順位情報に従って調停し、デー
タ転送制御部42へ処理を移す。また、リクエスト調停
部43は、通常リクエストよりも緊急リクエストの方を
優先して処理を行うので、緊急リクエストを要求したデ
ータオーバランを起こしそうなチャネル装置に対して素
早くデータ転送を行うことが出来る。
【0010】また、オーバラン解析部45は各チャネル
装置からの緊急リクエストをカウントし、各チャネル装
置におけるデータオーバランの起こり易さを判定する。
優先順位変更部46はオーバラン解析部45の出力を入
力し、データオーバランの発生し易いチャネル装置の処
理を優先して行えるように、リクエスト調停に用いる優
先順位情報を作成し、優先順位情報エリア44へ書き込
む。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、チ
ャネル装置におけるデータ転送リクエストを通常リクエ
ストと緊急リクエストに分けて出力し、入出力処理装置
内のリクエスト調停部では緊急リクエストを優先に処
理させることで、データオーバランの発生を救済するこ
とができる。また、入出力処理装置では、データオーバ
ランの起こり易いチャネル装置のリクエスト調停におけ
る優先順位が動的に上げられるため、データオーバラン
が発生しにくい最適の優先順位情報を構成することがで
きる。その結果、システム構成や処理の集中に伴う不具
合を解消し、入出力データ転送システムの高性能化を実
現できるという従来にない優れた入出力データ転送処理
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 演算処理装置 2 主記憶装置 3 システムバス 4 入出力処理装置 5 データバス 6 パラメータバス 7 チャネル装置 8 周辺制御装置 9 入出力装置 41 メモリインターフェイスユニット 42 データ転送制御部 43 リクエスト調停部 44 優先順位情報エリア 45 オーバラン解析部 46 優先順位先行部 71 データバッファ 72 入出力制御部 73 バッファ管理部 74 転送レート格納エリア 75 通常リクエスト送出部 76 緊急リクエスト送出部 77 通常リクエスト 78 緊急リクエスト

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置に接続された入出力処理装置
    と、この入出力処理装置に接続された複数のチャネル装
    置と、複数の入出力装置を接続する周辺制御装置と、前
    記チャネル装置と周辺制御装置とを接続する入出力イン
    ターフェイスとを有し,前記主記憶装置に格納した転送
    指令情報に基づき前記主記憶装置と入出力装置との間の
    データ転送を行う演算処理装置とを備えた入出力データ
    転送処理装置において、 前記チャネル装置、前記主記憶装置と前記周辺制御装
    置間の転送レートの異差を埋めるためのバッファ部を持
    ち、転送方向に応じて前記バッファ内の有効データもし
    くは空きエリア数を判断するバッファ管理手段と、前記
    バッファ管理手段の出力に応じて、前記入出力処理装置
    にデータ転送要求のリクエスト(通常リクエスト)を出
    力する通常リクエスト送出手段と、前記周辺制御装置と
    チャネル装置間のデータ転送レートと、前記バッファ管
    理手段の出力をもとにデータオーバーランの発生を予期
    した場合,前記入出力処理装置に対してプライオリティ
    の高いデータ転送要求のリクエスト(緊急リクエスト)
    を出力する緊急リクエスト送出手段とを備え 前記入出力処理装置は、前記複数のチャネル装置からデ
    ータ転送要求リクエストを受け、前記複数のリクエスト
    を特定の優先順位に基づいて調停し,メモリアクセスを
    行うリクエスト調停手段を備え、 前記リクエスト調停手段は、前記チャネル装置から緊急
    リクエストを受けた場合に緊急リクエストにてデータ転
    送を要求したチャネル装置に対し優先的にメモリアクセ
    スを行う手段と、前記複数のチャネル装置の発したそれ
    ぞれの緊急リクエストの数をカウントし,どのチャネル
    装置がデータオーバーランを起こしやすいかを判断する
    データオーバーラン解析手段と、前記データオーバーラ
    ン解析手段の出力すなわち前記データオーバーランの起
    こしやすさに応じて,リクエストの調停における前記優
    先順位を変更する優先順位変更手段とを備えた、 ことを特徴とする入出力データ転送処理装置。
  2. 【請求項2】 前記緊急リクエスト送出手段は、出力転
    送では前記バッファ部の残り有効データ数と前記データ
    転送レートの関係から当該バッファ部がエンプティ状態
    になる恐れのある時に、入力転送では前記バッファ部の
    空きエリア数と前記データ転送レートの関係から当該バ
    ッファ部がフルになる恐れのある時に、それぞれ前記緊
    急リクエストを出力する、 請求項1記載の入出力データ転送処理装置。
  3. 【請求項3】 前記通常リクエスト送出手段は、一度の
    前記データ転送リクエストで入出力できる最大バイト数
    をmとすると、入力転送では前記バッファ部に有効デー
    タがmバイト以上存在する時に、出力転送では前記バッ
    ファ部に空きエリアがmバイト以上存在する時に、それ
    ぞれ前記通常リクエストを出力する、 請求項1又は2記載の入出力データ転送処理装置。
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