JP3260366B2 - 構造物及びその製法並びに構成部材及び構成部材組 - Google Patents

構造物及びその製法並びに構成部材及び構成部材組

Info

Publication number
JP3260366B2
JP3260366B2 JP51489691A JP51489691A JP3260366B2 JP 3260366 B2 JP3260366 B2 JP 3260366B2 JP 51489691 A JP51489691 A JP 51489691A JP 51489691 A JP51489691 A JP 51489691A JP 3260366 B2 JP3260366 B2 JP 3260366B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
shaped
support member
structure according
bulk material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP51489691A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05503749A (ja
Inventor
パウル イェックリン,フェーリクス
Original Assignee
パウル イェックリン,フェーリクス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from CH298790A external-priority patent/CH682579A5/de
Priority claimed from DE19914104247 external-priority patent/DE4104247A1/de
Application filed by パウル イェックリン,フェーリクス filed Critical パウル イェックリン,フェーリクス
Publication of JPH05503749A publication Critical patent/JPH05503749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3260366B2 publication Critical patent/JP3260366B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D29/00Independent underground or underwater structures; Retaining walls
    • E02D29/02Retaining or protecting walls
    • E02D29/0225Retaining or protecting walls comprising retention means in the backfill
    • E02D29/0241Retaining or protecting walls comprising retention means in the backfill the retention means being reinforced earth elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Revetment (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Sewage (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、構造物、特に、例えば斜面・支持擁壁又は
スペース分割擁壁形状のスペースラチス構造物、並びに
このような構造物の製法に関する。更に本発明は、所属
の構成部材及び構成部材組に関する。
上記形式の支持構造体のばあい技術的及び経済的にみ
て、前部構造体とばら荷材充填体との間の伝力接続的及
び形状接続的な結合をできるだけ簡単にしかも効果的に
行うことが重要である。このような結合は周知のよう
に、帯材が前部構造体又はその構成部材に結合されるア
ンカーに巻掛けられかつ次いでばら荷材充填体内にのび
るように、帯材を配置することによって得られ、このば
あい帯材自体は付着摩擦及び/又は歯機構によって固着
される。しかしながらこのばあい構成部材の切欠きを介
して偏平帯材を貫通案内することひいては複雑な作業過
程が回避されねばならない。同時に構成部材及びアンカ
ーの簡単で安価に製作可能な構造形式が所望される。
本発明の課題は、上記要求を満たす支持構造体を提供
することにある。更に本発明の課題は、上記形式の支持
構造体のために有利に使用されるようにチェッカーボー
ド状の前部構造体の後方でばら荷材充填体を迅速かつ支
障なく、即ち特にチェッカーボード機構の間隙を介して
充填材料を押し出すことなしに、圧縮できるような方法
を提供することにある。
更に本発明の課題は、構造物の安定性並びに構造物の
内部結合強度、特にスペースラチス・前部構造体とこれ
の後方の充填体支持構造体との間の結合強度に関し、更
に構成部材自体の強度に関し技術的に開発された構造
物、もしくはその構成部材及び構成部材組を提供するこ
とにある。更に本発明の課題は、製作費用、つまり構成
部材費用並びに構造物の設置費用を節減することにあ
る。これに関連して本発明は製法を提供することにあ
る。更に本発明の課題は、構造物のファサード範囲の技
術的・機能的並びに美的・形式的な改善を行なうことに
ある。
前記課題の本発明による解決策は、種々の構成で請求
の範囲の特徴部分に記載されている。
本発明の特徴及び利点を図面で概略的に示された実施
例に基づき詳細に説明する。
本発明の第1実施例を第1図で概略的に垂直方向断面
図で図示した構造物に基づき説明する。
構造物、スペースラチス構造物として構成された斜面
擁壁は前部構造体1とほぼ前部構造体の後方に配置され
たばら荷材充填体2とから構成されている。前部構造体
は多数のフレーム状又はトラフ状の構成部材3を有して
いて、この構成部材は構造物のフロント側からみてチェ
ッカーボード状に分配されて互いに並べられかつ重ねら
れて配置されている。これによって擁壁フロント内で構
成部材3の間で同様にチェッカーボード状に分配された
間隙4が形成される。充填材料は、均一に分配された多
数の斜面5を形成するために、構成部材3の中空室及び
擁壁フロントの間隙4内に達している。
前部構造体とばら荷材充填体とは多数のフレキシブル
な偏平帯材6、いわゆるゲオ繊維帯材(Geotextilbahne
n)によって互いに形状接続的又は伝力接続的に引張り
力結合されている。擁壁前部構造体は多数の構成部材の
ために偏平帯材を完全に又は部分的に巻掛けられた、擁
壁前部構造体に力伝達結合されるそれぞれ少なくとも1
つの固体・アンカー7を有している。偏平帯材は擁壁前
部構造体からばら荷材充填体内に達していてかつこのば
ら荷材充填体内に加重プレス及び圧縮によって形状接続
的又は伝力接続的に固着されている。これによって自体
安定的でなく又は支持能力のない前部構造体は同様に自
体安定的でないばら荷材充填体と共に堅固なユニットを
形成する。
アンカーは前部構造体の背面側範囲に形成された、偏
平帯材の引張り方向に対してほぼ横方向で上向きに自由
に突出した支え体8に背後から係合する。これによって
アンカーと構成部材との間で形状接続的な結合が得られ
る。偏平帯材はアンカーの巻掛け部に続いて少なくとも
部分的に接触する往復帯材区分9,10によって支え体を越
えてばら荷材充填体に達している。必要であれば上方か
ら下方に突出する支え体を有する構成も考慮できる。実
施例では偏平帯材はアンカーと支え体との間をのびてい
るので、帯材の所望の締付け固定が得られる。しかし基
本的にアンカーに部分的にのみ巻掛けるかもしくはアン
カーと支え体とので完全にではなく又は部分的にのみ帯
材を案内することもできる。簡単な形状及び製作性の利
点を以って、支え体は実施例では構成部材の背面側に配
置されかつ上方に自由に突出した縦縁を備えた条片状の
付加部として構成されている。
構造物を製作するばあいばら荷材充填体は前部構造体
の層状の構成に相応して前部構造体の背面側に層状に設
けられて圧縮される。
それぞれ1つのばら荷材充填体の取り付け及び/又は
圧縮中には1つの層の水平方向で隣接する構成部材の間
の間隙はそれぞれ少なくとも1つの支持桁11によって架
橋され、この支持桁11は少なくとも端部区分でL字形の
成形体を有しかつこの成形体によって水平方向及び垂直
方向でそれぞれ隣接する構成部材に支持されしかも自体
当該間隙内を占める充填材料を構造物のフロント側に向
かう移動に抗して支持する。
本発明の別の実施例は第1a図で斜視図で図示されてい
る。このばあい固体・支持部材を有するスペースラチス
として構成された前部構造体VBと、流動的な又は硬化可
能な充填材料FMAを有しかつ前部構造体に形状接続的又
は伝力接続的に結合された充填体支持構造体MTとを有す
るスペースラチス構造体、つまり斜面・支持擁壁が図示
されている。必要であれば有利には多数の前部構造体及
び多数の充填体支持構造体を適当な形状及び/又は伝力
接続結合によって統合して総合構造物を形成することが
できる。前部構造体VB内には、有利には平面的なフロン
ト区分FABを有する多数の箱状又はフレーム状の支持部
材FTEが幅方向及び高さ方向で網目状に分配されて配置
されている。支持部材FTEの少なくとも一部には中間支
持部材ZTFもしくはZTSが設けられていて、この中間支持
部材は有利には水平にしかも擁壁平面E−Eに沿っての
びていてかつスペースラチス・支持部材の隣接する区分
に結合されている。
詳細には第2図及び第3図の実施例では中間支持部材
ZTFは、形状接続的な係止接続部FRを介して同一のスペ
ースラチス・支持部材の隣接する区分に結合されてい
る。更にこの実施例では別の中間支持部材ZTSが材料接
続的に、特に一体に同一のスペースラチス・支持部材の
隣接する区分に結合されている。発生する静的な負荷及
び地盤状態に応じてこのような中間支持部材を1つのス
ペースラチス・支持部材又は2つの隣接するスペースラ
チス・支持部材の前方範囲及び・又は後方範囲に結合す
ることができる。このことは図面ではスペースラチス・
支持部材の下側もしくは上側範囲にも該当する。この異
なる配置形式は異なる利点をもたらす。中間支持部材の
後方の配置形式は有利には、流動的な又は硬化可能な充
填材料内に単数又は複数の中間支持部材を埋め込むこと
によって充填体支持構造体の充填材料と当該の主・支持
部材との間で付加的な支持又は固着機能を可能にする。
これに対して主・支持部材の前方、特に上側範囲での配
置によって有利には前部構造体において植込み可能な充
填材料の付加的な保持を考慮できる。主・支持部材の下
側、特に後方範囲での配置は、特にゲオ繊維帯材として
のフレキシブルな固着部材を用いた付加的な固着機能に
関し利点をもたらし、この固着部材は一方では単数又は
複数の中間支持部材に巻掛けられかつ他方では充填体支
持構造体の充填材料に形状接続的又は伝力接続的に結合
される。
第4図乃至第6図ではフレキシブルな有利には偏平な
単数又は複数の引張り・固着部材GTXを介した充填体支
持構造体の充填材料と前部構造体もしくはその支持部材
との形状接続的又は伝力接続的な結合形式の特別な実施
例を示している。このために少なくとも1つのスペース
ラチス・支持部材のために少なくとも部分的に縦長の少
なくとも1つの固着接続部材VAEが設けられていて、こ
の固着接続部材は固着・引張り方向に対してほぼ直角方
向にのびかつ少なくとも1つのこのような固着部材、有
利にはゲオ繊維帯材GTXを少なくとも部分的に巻掛けら
れる。スペースラチス・支持部材自体には固着接続部材
に作用結合される少なくとも1つの支え体WLが設けられ
ていて、この支え体は固着・引張り方向に対して角度を
成して有利には直角方向にのびる少なくとも1つの支持
面STF、及び、同様に固着・引張り方向に対して角度を
成して有利には直角方向にのびる、フレキシブルな固着
部材用の下向きに突出した少なくとも1つの偏向縁部UK
を有している。フレキシブルな固着部材な偏向縁部の下
側を介して充填体支持構造体の充填材料内に達してい
る。このような配置形式によって、偏向縁部とは反対側
で充填材料内で固着部材は伸張して延びることができか
つこれによって緊張した固着が可能にされる。更に固着
接続部材に作用する傾倒モーメントの発生が阻止され
る。
最後述べたの構成のばあい例えば棒状の固着接続部材
のために支え体は次のように構成される;即ち、少なく
とも区分毎に固着接続部材に形状を適合された特に溝状
又はスリット状の受容部AFNが得られ、かつこの受容部
が固着接続部材のために、同様に少なくとも部分的に固
着引張り方向に対して角度を成して有利には直角方向に
のびる互いに対置して配置された少なくとも2つの支持
面STFを有するように、支え体は構成される。第5図及
び第6図によれば、ビームもしくは受容部横断面は台形
状もしくはくさび状に形成され、これによって簡単な形
式で支持部材における接続部材の位置固定的な締め付け
が得られる。
第5図の実施例のばあいゲオ繊維帯材を上方からスリ
ット状の受容部を介して貫通させる必要があるが、特に
結合又は溶融結合により接続部材に巻掛けられたゲオ繊
維ループを確保すれば支持部材との絶対確実な形状接続
結合の利点が得られる。この構成のために次のような特
に有利な組立法が得られる。
必要であれば土台又は支持部材をはめ込んで第1の支
持面を流動的な又は硬化可能な充填材料を均して形成
し、 所定の層に従って配列して、有利には棒状の少なくと
も1つの固着接続部材、及び、この接続部材に有利には
巻取り形状で少なくとも部分的に巻掛けられた少なくと
も1つのフレキシブルな固着部材を備えた少なくとも1
つのスペースラチス・支持部材を支持面上に設置し、 フレキシブルな固着部材を支持面上に所定の固着引張
り方向でのびるように敷設し、 必要であればスペースラチス・支持部材の後方に設け
られた充填材料内にフレキシブルな固着部材を付加的に
固定した後で、支持面上及び支持面に敷設されたフレキ
シブルな固着部材上に充填材料を供給して、有利には圧
縮し、かつ、有利には先立って載置されたスペースラチ
ス・支持部材の上縁高さで新たな支持面又は上側の端面
を均して形成する。
前部構造体・スペースラチス及び充填体支持構造体の
層状構造のためのこの作業法によって、それぞれの層の
ために一度だけ均し作業を行えばよくしかもすべての作
業をほぼ一平面で行えるという利点が得られる。
これに対して第6図の実施例では組立を特に簡単にし
かも作業を減らして行うことができる。このばあい、最
後に述べた方法の特別な利点をほぼ実現できる次の作業
法が考慮される。
必要であれば土台又は支持部材をはめ込んで第1の支
持面を流動的な又は硬化可能な充填材料を均して形成
し、 所定の層に従って配列して、すでに少なくとも1つの
巻掛けられたフレキシブルな固着部材を備えた有利には
棒状の少なくとも1つの固着接続部材を支持面上に設置
し、 フレキシブルな固着部材を支持面上に所定の固着引張
り方向でのびるように敷設し、 少なくとも1つの支え体及び下向きにのびる少なくと
も1つの偏向縁部を有する少なくとも1つのスペースラ
チス・支持部材を所定の配列で並びにフレキシブルな固
着部材を緊張させて、支え体が固着・引張り方向で固着
接続部材に背後から係合しかつこの方向に抗して支持さ
れるように、固着接続部材に載置し、 必要であればスペースラチス・支持部材の後方に設け
られた充填材料内にフレキシブルな固着部材を付加的に
固定した後で、支持面上及び支持面に敷設されたフレキ
シブルな固着部材上に充填材料を供給して、有利には圧
縮し、かつ有利には先立って載置されたスペースラチス
・支持部材の上縁高さで新たな支持面又は上側の端面を
製作する。
第7図乃至第9図による実施例では固着接続部材用の
互いに向かい合う支持又は支え面を備えた同様にスリッ
トもしくは溝又はトラフ状の受容部が設けられている
が、位置確保のために特別な補助措置が講じられてい
る。第7図によればロッド又はピン状の確保部材SE1が
スペースラチス・支持部材の側壁SW内の形状の適合した
切欠きDS内に差し込まれている。この確保部材は上方か
らビーム状の固着接続部材を支持していてひいてはゲオ
繊維帯材の引張り力作用下で固着接続部材の持ち上げを
阻止している。同様なことは第8図による実施例のばあ
いビーム状で横断面がくさび状の挿入・確保部材SE2に
よって得られる。この挿入・確保部材は同様に固着接続
部材を持ち上げ及び傾倒に抗して支持するが、スペース
ラチス・支持部材の側壁内の切欠きは不要である。更に
同様のことは第9図による実施例のばあい、あらゆる補
助部材を用いることなしに、固着接続部材用の受容部内
の互いに向き合う支持面STFの間の比較的大きな高さ差
によって得られる。
更に第10で図示の形式で、固着接続部材の範囲でコン
クリート面の間にゲオ繊維帯材が損傷せしめられるよう
に不都合に締め付けられることが回避される。従ってス
ペースラチス・支持部材は中断部もしくは段部UAを備え
た少なくとも1つの支持面STFaを有していて、この支持
面は固着接続部材の所定の数の区分にのみ、有利には両
端部区分にのみ係合していてかつ更に固着接続部材から
間隔をおいてのびている。このようにして一方ではゲオ
繊維帯材接続部と、他方では接続部材と支持部材との間
の形状接続部との間で申し分のない機能分割が得られ
る。
第11図乃至第13の実施例のばあいにもスペースラチス
・支持部材と引張り・固着部材との形状接続的な結合の
ために、接続部材を位置確保するため種々の形状接続・
装置と関連して、有利にはビーム状の固着接続部材が設
けられている。第11図によれば位置確保装置は接続部材
に作用するL字形・舌片を有する締結部として構成され
ているのに対して、第12図によれば単純な平形ビームLV
Bとして構成されていて、この平形ビームは接続部材上
に位置しかつその自重及び充填材料による荷重に基づき
接続部材の持ち上げ及び傾倒に抗した加重・確保部材を
形成する。第13図による確保装置は第7図のものに類似
しているが、確保部材として、箱状のスペースラチス・
支持部材の幅全体に亘ってのびる、両側壁内の開口OEを
介して押し込まれるビームが設けられていて、このばあ
い2つの支持面を備えたスリット状又は溝状の受容部を
必要としない。
第14図では固体・支持部材を有するスペースラチスと
して構成された前部構造体VBと、流動的な又は硬化可能
な充填材料FMAを有しかつ前部構造体に形状接続的又は
伝力接続的に結合された充填体支持構造体MTとを備えた
スペースラチス構造物を図示しており、このばあい前部
構造体は幅方向及び高さ方向で網目状に分配されて配置
された箱状又はフレーム状の多数の支持部材FTEを有し
ている。特殊性は、スペースラチス構造物のフロント面
の、垂直線に対して平行に又は鋭角を成してのびる縁部
FKの範囲に、取り付け状態でこの縁部に隣接する支持部
材の少なくとも一部がほぼ互いに平行な少なくとも1つ
の側部制限縁部SBKを有していることにある。これによ
って洗い流しに対して充填材料をある程度防護できかつ
ファサードの申し分のない美的作用が得られる。
第15図は平面的な互いに並べられかつ重ねられて配置
されたフロント部材を有するコンクリート構造物を図示
している。構造物のフロント面内には少なくともほぼ落
下方向にのびる、フロント面上に位置して水平線に対し
て平行に又は鋭角を成してのびる凹所又は溝VTに接続さ
れる水排出トラフWARが形成されている。水排出トラフ
は広幅な上側区分と狭幅な下側区分とこれらの間に配置
された部分角柱状又は部分錘面状の表面を備えた移行区
分とを有している。このようなファサード構成によって
可視面の不都合な汚染を伴う流出する雨水の不均一な拡
散が回避されかつ更に美的上申し分のないファサード配
列が得られる。
第16図及び第17図では箱状又はフレーム状の支持部材
を有するスペースラチス構造物の一区分を図示してい
て、この支持部材は少なくとも1つの縦桁LT及び/又は
縦桁に一体成形又は取り付けられた少なくとも1つの横
桁QT及び/又は底部区分BAを有している。縦桁と横桁も
しくは底部区分との間の範囲には隣接する構成部材の支
持部材STEを係合させるための上向きに開放された切欠
きASNが形成されている。これによって簡単な形式で重
ねて配置された支持部材相互の形状接続的な位置確保が
可能にされる。
第18図では平面図で、少なくとも1つのフロント部材
FW及び互いに間隔をおいて配置された少なくとも2つの
側部部材SWを備えた、スペースラチス構造物用の並んで
位置する2つの構成部材を図示している。必要であれば
少なくとも1つの後方の部材を設けることもできる。こ
のばあい特に構成部材の内室内に差し込まれる、フロン
ト部材FW及び/又は側部部材に形状接続的に結合される
底部部材BEが設けられている。更に第18図によればフロ
ント部材は少なくとも1つの側方の制限部、有利には互
いに逆向きの2つの側部制限部を備えていて、このばあ
い少なくとも1つの側部制限部は平面図でみてそれぞれ
隣接する側部部材から自由に突出している。このばあい
フロント部材の最大高さは側部部材の最大高さよりも小
さく設計されている。更に、底部部材が少なくとも1つ
の側方の制限部、有利には互いに逆向きの2つの側部制
限部によって平面図でみてそれぞれ隣接する側部部材か
ら自由に突出することが重要である。更に側方に自由に
突出する底部区分はフロント部材から間隔をおいて、有
利には側部部材の後方範囲に配置されている。更に側方
に自由に突出する底部区分はそれぞれ自由に突出するフ
ロント部材と隣接する側部部材の外面との間に設けられ
ている。この外面は有利には三角形に構成することがで
きる。隣接する壁区分の間の入り隅部内に配置された、
両壁区分に材料接続的に、有利には一体に結合される補
強部材は、わずかな材料費用で、構成部材の著しい安定
性を生ぜしめる。更に、少なくとも1つの壁区分に、接
続される部材用の支え面を備えた突起を一体成形するこ
とができる。最後に第7図及び第13図で詳述したよう
に、側方の壁区分内には棒状の支持又は保持部材を押し
入れるための開口を一体成形することができる。
第19図及び第20図はスペースラチス構造物内部で網目
状の結合で箱状の構造物を図示している。それぞれの構
成部材は横断面でみて垂直なフロント壁及び同様に垂直
な横壁又は側壁並びに背壁及び底部部材を備えている。
このばあい特に、横壁及び側壁に比してわずかな最大高
さのフロント壁及び、第19図の実施例のばあい、横壁及
び側壁の後方に傾斜した前縁が重要である。この構成に
よって重ね合わされる構成部材の間の支持部を損傷する
ことなしに、即ち、前部構造体の結合強度を減少させる
ことなしに、前部構造体を植込み可能に充填するための
比較的大きな進入開口を得ることができる。
更に、フロント区分FABがそれぞれ隣接する支持部材
の少なくとも一部を互いに突き合わされる成形体輪郭に
形状の適合した架橋部材によって互いに結合することが
重要である。これによって充填材料の洗い流しが確実に
回避される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−155457(JP,A) 実開 昭57−46649(JP,U) 米国特許4818150(US,A) ***国特許出願公開3121681(DE, A1) 欧州特許出願公開67551(EP,A1) 英国特許出願公開2199063(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/02 311 E02D 29/02 303

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構造物、特に擁壁において、 イ)少なくとも部分的に剛性的に構成された、互いに重
    ねられて配置された支持部材(3)から成る前部構造体
    (1)と、前部構造体の背面側範囲に設けられたばら荷
    材充填体(2)とを備え、 ロ)前部構造体とばら荷材充填体とが、少なくとも1つ
    のフレキシブルな偏平帯材(6)、有利には多数のこの
    ような偏平帯材によって、形状接続的又は伝力接続的な
    引張り力結合で互いに結合されており、 ハ)前部構造体が、偏平帯材を少なくとも部分的に巻掛
    けられる、前部構造体に力伝達結合される少なくとも1
    つの固体・アンカー(7)を有していて、該固体・アン
    カーが、壁平面に対してほぼ平行にのびており、 ニ)偏平帯材が、前部構造体からばら荷材充填体内に達
    していてかつこのばら荷材充填体内に形状接続的又は伝
    力接続的に固着されており、 ホ)固体・アンカーが、前部構造体の支持部材(3)の
    背面側範囲に形成された、偏平帯材の引張り方向に対し
    てほぼ横方向で上方又は下方に自由に突出する少なくと
    も1つの支え体(8)の背後に係合しており、 ヘ)偏平帯材が、互いに重ねられて配置された支持部材
    の硬質面の間で圧縮されることなく支え体を介して偏向
    されて前部構造体の背面で荷材充填体内に案内されてい
    ることを特徴とする、構造物。
  2. 【請求項2】偏平帯材(6)が、アンカーの巻掛け部に
    続いて少なくとも部分的に互いに接触する往復帯材区分
    によって、支え体(8)を越えてばら荷材充填体に向け
    てのびている、請求項1記載の構造物。
  3. 【請求項3】偏平帯材(6)が、少なくとも部分的にア
    ンカー(7)と支え体(8)との間でのびるように配置
    されている、請求項1又は2記載の構造物。
  4. 【請求項4】前部構造体(1)が、自体公知の形式で互
    いに重ねられて及び/又は並べられて配置された有利に
    はトラフ状の構成部材(3)から成るスペースラチス構
    造体として構成されていて、少なくとも1つの支え体
    (8)が、構成部材の背面側に配置されていてかつ上向
    きに自由に突出する縦縁を形成している、請求項1から
    3までのいずれか1項記載の構造物。
  5. 【請求項5】少なくとも1つの固体・アンカーが、ビー
    ム状の固着接続部材(VAE)として設けられており、支
    持部材が、固着接続部材に作用する少なくとも1つの支
    持面(STFa)を有していて、該支持面が、互いに突き合
    わされる硬質面の間での圧縮による偏平帯材の著しい損
    傷の危険を回避するよう、相互間隔を置いて配置された
    所定数の中断部(UA)を有していて、該中断部におい
    て、支持面(STFa)が固着接続部材(VAE)から間隔を
    おいてのびている、請求項1から4までのいずれか1項
    記載の構造物。
  6. 【請求項6】少なくとも1つの偏平帯材を少なくとも1
    つの支持部材に形状接続的に結合するために、ビーム状
    の固着接続部材(VAE)並びに支持部材に結合可能で固
    着接続部材に作用する少なくとも1つの位置確保装置
    (LVS)が設けられている、請求項1から5までのいず
    れか1項記載の構造物。
  7. 【請求項7】位置確保装置(LVS)が、ビーム状の固着
    接続部材(VAE)及び支持部材の少なくとも1つの支持
    面(STF)に形状接続される、前記支持部材内に挿入可
    能な少なくとも1つの確保支持部材(SE1,SE2)を有し
    ている、請求項6記載の構造物。
  8. 【請求項8】固着接続部材に対して平行に支持部材内に
    挿入可能な同様にビーム状の少なくとも1つの確保支持
    部材(SE1,SE2)が設けられている、請求項7記載の構
    造物。
  9. 【請求項9】台形状の横断面を有する少なくとも1つの
    溝状又はスリット状の受容部(AFN)と該受容部に対応
    して形状を適合された少なくとも1つのビーム状の固着
    接続部材が設けられている、請求項5から8までのいず
    れか1項記載の構造物。
  10. 【請求項10】少なくとも1つのビーム状の固着接続部
    材が設けられており、支持部材が少なくとも1つの支持
    面を有していて、該支持面が、固着接続部材の所定数の
    区分にのみ、有利には両端部区分にのみ係合していてか
    つ固着接続部材から間隔を置いてのびている、請求項5
    から9までのいずれか1項記載の構造物。
  11. 【請求項11】構造物、特に擁壁において、 イ)少なくとも部分的に剛性的に構成された、チェッカ
    ーボード状に互いに重ねられてしかも相互間隔をおいて
    並べて配置された箱状又はフレーム状の支持部材(FT
    E)から成る前部構造体(VB)と、前部構造体の背面側
    範囲に設けられたばら荷材充填体(FMA)とを備え、 ロ)前部構造体とばら荷材充填体とが、少なくとも1つ
    のフレキシブルな偏平帯材(GTX)、有利には多数のこ
    のような偏平帯材によって、形状接続的又は伝力接続的
    な引張り力結合で互いに結合されており、 ハ)前部構造体が、偏平帯材を少なくとも部分的に巻掛
    けられる、前部構造体に力伝達結合される少なくとも1
    つの固体・アンカーを有していて、該固体・アンカー
    が、それぞれ間隔を置いて並べて配置された支持部材
    (FTE)を結合する中間支持部材(ZTF)として構成され
    ていてかつ壁平面に対してほぼ平行に延びており、 ニ)偏平帯材が、前部構造体(VB)からばら荷材充填体
    内に達していてかつこのばら荷材充填体内に形状接続的
    又は伝力接続的に固着されており、 ホ)固体・アンカーが、前部構造体の支持部材(FTE)
    の背面側範囲に形成された、偏平帯材の引張り方向に対
    してほぼ横方向で上方又は下方に自由に突出する少なく
    とも1つの支え体の背後に係合しており、 ヘ)偏平帯材が、互いに重ねられて配置された支持部材
    の硬質面の間で圧縮されることなく、それぞれ並べて配
    置された支持部材(FTE)の間の間隔範囲で中間支持部
    材(ZTF)を介して偏向されて前部構造体の背面でばら
    荷材充填体内に案内されていることを特徴とする、構造
    物。
  12. 【請求項12】少なくとも1つの中間支持部材が、支持
    部材の前方範囲に結合されている、請求項11記載の構造
    物。
  13. 【請求項13】少なくとも1つの中間支持部材が、支持
    部材の下側に位置する範囲に結合されている、請求項11
    記載の構造物。
  14. 【請求項14】箱状又はフレーム状の構成部材と、少な
    くとも1つの縦桁(LT)と、縦桁に成形又は取り付けら
    れた少なくとも1つの横桁(QT)及び/又は底部区分
    (BA)とを備えており、縦桁と横桁もしくは底部区分と
    の間の範囲に、隣接する構成部材の支持部材(STE)を
    受容するための上向きにのびる切欠き(ASN)が設けら
    れている、請求項1から13までのいずれか1項記載の構
    造物。
  15. 【請求項15】少なくとも1つのフロント部材(FW)
    と、相互間隔を置いて位置する少なくとも2つの側部部
    材(SW)と、少なくとも1つの後方部材とを有する箱状
    又はフレーム状の構成部材を備えており、構成部材の内
    室内に挿入可能でフロント部材(FW)もしくは側部部材
    (SW)に形状接続式に結合可能な少なくとも1つの底部
    部材(BE)が設けられている、請求項1から13までのい
    ずれか1項記載の構造物。
  16. 【請求項16】少なくとも1つのフロント部材(FW)
    と、相互間隔を置いて位置する少なくとも2つの側部部
    材と、少なくとも1つの後方部材と、少なくとも1つの
    底部部材とを有する箱状又はフレーム状の構成部材を備
    えており、フロント部材が、少なくとも1つの側方の制
    限部、有利には互いに逆向きに配置された2つの側部制
    限部に結合されていてかつ水平方向及び/又は垂直方向
    でそれぞれ隣接する側部部材から自由に突出している、
    請求項1から13までのいずれか1項記載の構造物。
  17. 【請求項17】少なくとも1つのフロント部材(FW)
    と、相互間隔を置いて位置する少なくとも2つの側部部
    材(SW)と、少なくとも1つの後方部材とを有する箱状
    又はフレーム状の構成部材を備えており、底部部材が、
    少なくとも1つの側方の制限部、有利には互いに逆向き
    に配置された2つの側部制限部によって、平面図で見て
    それぞれ隣接する側部部材から自由に突出している、請
    求項1から13までのいずれか1項記載の構造物。
  18. 【請求項18】側方の自由に突出する少なくとも1つの
    底部区分を有する箱状又はフレーム状の構成部材を備え
    ており、前記底部区分が、フロント部材から間隔を置い
    て、有利には側部部材の後方範囲に配置されている、請
    求項17記載の構造物。
  19. 【請求項19】角度を成して、有利には少なくともほぼ
    互いに直交して配置された少なくとも2つの、有利には
    少なくとも3つの壁区分を有する箱状又はフレーム状の
    構成部材を備えており、隣接する壁区分の間の入り隅部
    において両壁区分に材料接続的に、有利には一体に結合
    された少なくとも1つの補強部材が設けられている、請
    求項1から13までのいずれか1項記載の構造物。
  20. 【請求項20】角度を成して、有利には少なくともほぼ
    互いに直交して配置された少なくとも2つの、有利には
    少なくとも3つの壁区分を有する箱状又はフレーム状の
    構成部材を備えており、少なくとも1つの壁区分内に、
    有利にはロッド状の支持又は保持部材を押し込むための
    少なくとも1つの開口が成形されている、請求項1から
    13までのいずれか1項記載の構造物。
  21. 【請求項21】横断面でみて垂直に位置する少なくとも
    1つのフロント壁と、同様に垂直に位置する少なくとも
    1つの横壁又は側壁と、少なくとも1つの背壁と、少な
    くとも1つの底部部材とを有する箱状又はフレーム状の
    構成部材を備えており、横壁又は側壁に比して減少した
    最大高さのフロント壁、及び、横壁又は側壁の後方に傾
    斜した前縁が設けられている、請求項1から13までのい
    ずれか1項記載の構造物。
  22. 【請求項22】少なくとも部分的に合同の整合した成形
    体輪郭と結合するために設けられた多数の支持部材を備
    えており、合致した輪郭区分の間の突合せ個所のため
    に、少なくとも部分的に形状の適合した架橋部材が設け
    られている、請求項1から13までのいずれか1項記載の
    構造物。
  23. 【請求項23】少なくとも部分的に固体・支持部材を有
    するスペースラチスとして構成された少なくとも1つの
    前部構造体と、流動的な又は硬化可能な充填材料を有し
    かつ前部構造体に少なくとも1つのフレキシブルな扁平
    帯材を介して形状接続的又は伝力接続的に結合された少
    なくとも1つの充填体支持構造体とを備えた、請求項1
    から13までのいずれか1項記載の構造物を構築するため
    の方法であって、前部構造体が幅方向及び高さ方向で網
    目状に分配されて配置された、有利には平面的なフロン
    ト区分を備えた箱状又はフレーム状の多数の支持部材を
    有しており、少なくとも1つのスペースラチス・支持部
    材のために、少なくとも1つの縦長の固着接続部材が設
    けられていて、該固着接続部材が、固着・引張り方向に
    対してほぼ直角方向にのびかつ少なくとも1つのフレキ
    シブルな扁平帯材を巻掛けられており、スペースラチス
    ・支持部材に、固着接続部材に作用結合される少なくと
    も1つの支え体が設けられている形式のものにおいて、 イ)土台又は支持部材をはめ込んで第1の支持面を流動
    的な又は硬化可能な充填材料を均して形成し、 ロ)所定の位置に配列して、それぞれ少なくとも1つの
    フレキシブルな扁平帯材を巻き掛けられた固着接続部材
    又はこのような固着接続部材を備えたスペースラチス・
    支持部材を支持面上に設置し、 ハ)フレキシブルな扁平帯材を、所定の固着・引張り方
    向にのびるように支持面に敷設し、 ニ)スペースラチス・支持部材の後方に設けられた充填
    材料内にフレキシブルな扁平帯材を付加的に固定した後
    で、支持面上及び支持面に敷設されたフレキシブルな扁
    平帯材上に充填材料を供給して、有利には圧縮し、かつ
    有利には先立って載置されたスペースラチス・支持部材
    の上縁高さで新たな支持面又は端面を均して形成するこ
    とを特徴とする、構造物を構築するための方法。
  24. 【請求項24】イ)固着・引張り方向に対して角度を成
    して、有利には直角方向にのびる少なくとも1つの支持
    面と、同様に固着・引張り方向に対して角度を成して、
    有利には直角方向にのびる下向きに突出した少なくとも
    1つの扁平帯材・偏向縁部とを有する支え体を使用し、
    この場合、少なくとも1つのフレキシブルな扁平帯材が
    偏向縁部の後方で充填体支持構造体の充填材料内にのび
    ており、 ロ)敷設面にフレキシブルな扁平帯材を敷設した後で、
    少なくとも1つの支え体及び下向きにのびる少なくとも
    1つの偏向縁部を有するスペースラチス・支持部材を、
    所定の配列で並びにフレキシブルな固着部材を緊張させ
    て所属の固着接続部材に位置決めし、これにより、支え
    体が固着・引張り方向で固着接続部材に背後から係合し
    かつこの方向とは逆方向で支持される、請求項23記載の
    方法。
  25. 【請求項25】前部構造体を、支持構造体のフロント側
    からみてチェッカーボード状の分配で互いに並べてかつ
    重ねて配置された多数のフレーム状又はトラフ状の構成
    部材から層状に構成し、前部構造体の背面側に、前部構
    造体の層状の構成に相応してばら荷材充填体を層状に設
    けて圧縮し、それぞれ1つの充填材料層の取付け及び/
    又は圧縮中に1つの層の水平方向で隣接する構成部材間
    の間隙をそれぞれ少なくとも1つの支持桁によって架橋
    し、該支持桁が、少なくとも端部区分にL字形の成形体
    を有しかつ該成形体によって水平方向及び垂直方向でそ
    れぞれ隣接する構成部材に支持されかつ自体当該間隙内
    を占める充填材料を支持構造体のフロント側への移動に
    抗して支持する、請求項23又は24記載の方法。
JP51489691A 1990-09-16 1991-09-16 構造物及びその製法並びに構成部材及び構成部材組 Expired - Fee Related JP3260366B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH298790A CH682579A5 (de) 1990-09-16 1990-09-16 Tragwerk, insbesondere Mauer, und Verfahren zu seiner Herstellung.
CH2987/90-3 1990-09-16
DE4104247.6 1991-02-12
DE2987/90-3 1991-02-12
DE19914104247 DE4104247A1 (de) 1991-02-12 1991-02-12 Raumgitterbauwerk mit zugehoerigem bauteil sowie bauteilsatz

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05503749A JPH05503749A (ja) 1993-06-17
JP3260366B2 true JP3260366B2 (ja) 2002-02-25

Family

ID=25691896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51489691A Expired - Fee Related JP3260366B2 (ja) 1990-09-16 1991-09-16 構造物及びその製法並びに構成部材及び構成部材組

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5419092A (ja)
EP (1) EP0502149B1 (ja)
JP (1) JP3260366B2 (ja)
AT (1) ATE197973T1 (ja)
AU (2) AU8490091A (ja)
DE (1) DE59109204D1 (ja)
ES (1) ES2155435T3 (ja)
PT (1) PT100038A (ja)
WO (1) WO1992005318A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4329370A1 (de) * 1993-09-01 1995-03-02 Jaecklin Felix Paul Element für Bauwerke, insbesondere für begrünbare Stütz- oder Schallschutzbauten, mit Bauteilsatz und Herstellungsverfahren
DE19800011A1 (de) * 1998-01-02 1999-07-08 Jaecklin Felix Paul Zellenbauwerk, insbesondere Hang-Stützmauer oder Raumteilungsmauer
FR2773372B1 (fr) * 1998-01-07 2000-03-24 Freyssinet Int Stup Systeme d'attache d'une bande d'armature a une paroi d'un ouvrage de soutenement renforce et procede de fabrication de la paroi
US6368024B2 (en) 1998-09-29 2002-04-09 Certainteed Corporation Geotextile fabric
US6315499B1 (en) 1999-04-01 2001-11-13 Saint Cobain Technical Fabrics Canada, Ltd. Geotextile fabric
US6827527B2 (en) * 1999-12-20 2004-12-07 The New Castle Group, Inc. Wall components and method
AU2929101A (en) * 2000-01-05 2001-07-16 Saint-Gobain Technical Fabrics America, Inc. Smooth reinforced cementitious boards and methods of making same
US6443662B1 (en) 2000-10-25 2002-09-03 Geostar Corporation Connector for engaging soil-reinforcing grid to an earth retaining wall and method for same
US6447211B1 (en) 2000-10-25 2002-09-10 Geostar Corp. Blocks and connector for mechanically-stabilized earth retaining wall having soil-reinforcing sheets and method for constructing same
US6443663B1 (en) 2000-10-25 2002-09-03 Geostar Corp. Self-locking clamp for engaging soil-reinforcing sheet in earth retaining wall and method
US6467357B1 (en) 2000-10-25 2002-10-22 Geostar Corp. Clamping apparatus and method for testing strength characteristics of sheets
US6457911B1 (en) 2000-10-25 2002-10-01 Geostar Corporation Blocks and connector for mechanically-stabilized earth retaining wall having soil-reinforcing sheets
US6761509B2 (en) * 2002-07-26 2004-07-13 Jan Erik Jansson Concrete module for retaining wall and improved retaining wall
US6679656B1 (en) * 2002-12-13 2004-01-20 Redi-Rock International, Llc Connection for geogrid to concrete block earth retaining walls
US6884004B1 (en) 2003-01-13 2005-04-26 Geostar Corporation Tensile reinforcement-to retaining wall mechanical connection and method
US7049251B2 (en) * 2003-01-21 2006-05-23 Saint-Gobain Technical Fabrics Canada Ltd Facing material with controlled porosity for construction boards
US6874293B2 (en) * 2003-03-17 2005-04-05 Redi-Rock International, Llc Protruding planter block for retaining wall
US7524144B2 (en) * 2004-06-22 2009-04-28 Allan Block Corporation Retaining wall
US7124754B2 (en) * 2004-08-06 2006-10-24 Custom Precast & Masonry, Inc. Method and device for creating a decorative block feature
US7445407B2 (en) * 2005-11-14 2008-11-04 Earth Reinforcement Technologies, Llc Modular block connecting techniques
ITMO20060129A1 (it) * 2006-04-21 2007-10-22 Geotech Lizenz A G Elemento da costruzione per la realizzazione di muri con riempimento di materiale riporto, particolarmente terra o simili
US7544014B1 (en) * 2007-01-15 2009-06-09 Redi-Rock International Llc Retaining wall anchor system
DE102007036965B4 (de) * 2007-08-04 2011-11-10 Andreas Herold Bauwerk zur Aufbewahrung von Urnen
BRPI0917651A2 (pt) * 2008-08-15 2017-07-11 Smart Slope Llc Sistema de muro de contenção.
DE102009011119B4 (de) * 2009-03-03 2013-12-19 Huesker Synthetic Gmbh Verfahren zur Stabilisierung eines Damms oder einer Halde auf weichem Grund und Damm oder Halde nach diesem Verfahren hergestellt
KR102632477B1 (ko) * 2022-06-09 2024-02-02 한국건설기술연구원 보강토옹벽

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR23012E (fr) * 1920-04-29 1921-09-20 Charles Rabut Parement-coffrage pour ouvrages en béton
DE3019675A1 (de) * 1980-05-23 1981-12-03 Herwig 7031 Hildrizhausen Neumann Riegelbalken zur bildung eines raumgitters bei einem bauelementsystem zur erstellung bepflanzbarer stuetzmauern
DE3121681A1 (de) * 1980-06-04 1982-02-11 Peter Ing. 8621 Thörl Steiermark Rausch Gitterfoermige wand aus fertigteilen
DE3130131C2 (de) * 1980-11-04 1995-01-05 Roger L Toffolon Betonbauteil zur Verwendung beim Bau von Mauern und dergleichen
FR2569742B2 (fr) * 1980-12-12 1986-09-12 Ninio Esther Element prefabrique modulaire pour la confection de murs de soutenement
DE3266007D1 (en) * 1981-06-11 1985-10-10 West Yorkshire Metropolitan Co Reinforced earth structures and facing units therefor
US4512685A (en) * 1981-09-08 1985-04-23 Ameron, Inc. Mortarless retaining-wall system and components thereof
AT386434B (de) * 1983-01-24 1988-08-25 Rausch Peter Raumgitterwandsysteme
DE3532641A1 (de) * 1985-09-12 1987-03-19 Geotech Lizenz Ag Mauer mit einem massentragwerk, zugehoeriges bauelement und verfahren zur herstellung der mauer
GB2199063B (en) * 1986-12-18 1990-09-26 Mccauley Corp Ltd Retaining wall system
US4920712A (en) * 1989-01-31 1990-05-01 Stonewall Landscape Systems, Inc. Concrete retaining wall block, retaining wall and method of construction therefore
DE3913335A1 (de) * 1989-04-22 1990-10-25 Rolf Hoelzer Mauer
US5044834A (en) * 1990-07-26 1991-09-03 Graystone Block Co., Inc. Retaining wall construction and blocks therefor
US5257880A (en) * 1990-07-26 1993-11-02 Graystone Block Co. Retaining wall construction and blocks therefor

Also Published As

Publication number Publication date
AU689527B2 (en) 1998-04-02
AU1353395A (en) 1995-06-01
ATE197973T1 (de) 2000-12-15
AU8490091A (en) 1992-04-15
JPH05503749A (ja) 1993-06-17
WO1992005318A1 (de) 1992-04-02
EP0502149B1 (de) 2000-12-06
EP0502149A1 (de) 1992-09-09
US5419092A (en) 1995-05-30
ES2155435T3 (es) 2001-05-16
DE59109204D1 (de) 2001-01-11
PT100038A (pt) 1994-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3260366B2 (ja) 構造物及びその製法並びに構成部材及び構成部材組
US6338597B1 (en) Modular retaining wall system
US8640390B2 (en) Decorative strip for showers
JPH07229147A (ja) 補強土構造物の壁面構造
AU2003210567A1 (en) Interlocking and securable retaining wall block and system
WO2003062538A2 (en) Interlocking and securable retaining wall block and system
KR20140061032A (ko) 벽면장식이 가능한 프리스트레스가 도입된 프리캐스트 옹벽 및 이를 이용한 옹벽 시공방법
EP0348489A1 (en) GROUND STABILIZATION.
US5040928A (en) Facings for earthworks
KR100395854B1 (ko) 흙구조물의외장재
CN111677016B (zh) 一种止水钢板结构及安装方法
JP2530565B2 (ja) 切土法面等の補強土工法及びそれに用いるコンクリ―トプレキャスト板
JP7149168B2 (ja) アンカー補強土壁構造
RU2335607C2 (ru) Металлическое крепление для внешнестеновой конструкции и внешнестеновая конструкция
US6884004B1 (en) Tensile reinforcement-to retaining wall mechanical connection and method
KR101683611B1 (ko) 자립식 메인 패널을 이용한 옹벽 및 그 시공방법
NZ549599A (en) Loosely laid natural stone panel floor
KR102004168B1 (ko) 합벽식 옹벽 시공방법 및 그 합벽식 옹벽
JPH01158163A (ja) 取付け面板とタイルブロックとの組合せ構造
JP5317684B2 (ja) セメント系硬化材パネル及びそれを使用した盛土表面の壁面構造
KR200338826Y1 (ko) 망태판넬 지지장치
JPH0681348A (ja) ネット状枠材の連結方法
JPH11190026A (ja) 補強土構造物
JPH01158160A (ja) タイルブロック張設用の取付け面板壁構造
JP2753983B2 (ja) 自然石枠体ブロック

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081214

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees