JP3256368B2 - ワイヤトラバース装置 - Google Patents

ワイヤトラバース装置

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JP3256368B2
JP3256368B2 JP5504194A JP5504194A JP3256368B2 JP 3256368 B2 JP3256368 B2 JP 3256368B2 JP 5504194 A JP5504194 A JP 5504194A JP 5504194 A JP5504194 A JP 5504194A JP 3256368 B2 JP3256368 B2 JP 3256368B2
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一朝 絹谷
真奈布 佐藤
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株式会社日平トヤマ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D57/00Sawing machines or sawing devices not covered by one of the preceding groups B23D45/00 - B23D55/00
    • B23D57/003Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D57/0053Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts of drives for saw wires; of wheel mountings; of wheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤソーのワイヤ送
り出し・巻取り装置に組み込まれるワイヤトラバース装
置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のワイヤトラバース装置
は、ボビンの外周位置で、ワイヤ位置検出手段によりワ
イヤの巻き付け位置を検出し、この巻き付け位置に応じ
て一対のガイドローラをボビンの軸線方向に強制的に移
動させることによって、ワイヤをボビンの軸線方向に対
し直交させ、ボビンに対しワイヤを整列に近い状態で巻
き付けるか、またはボビンから巻き付け状態のワイヤを
ボビンの軸線方向に対して直角方向に送り出しを行って
いる。上記の制御では、ボビン側で、ワイヤの送り出し
位置の検出や巻き付け位置の検出が不可欠であるため、
制御およびその検出機構が複雑になる。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的は、ボビン上でワイヤの位
置検出を行わないで、ボビンに対するワイヤの整列状態
の巻き付けや直角方向の送り出しを可能とすることであ
る。
【0004】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、ワイヤ
ソーのワイヤ送り出し・巻取り装置において、ボビンの
軸方向に対して平行な直動ユニットのスライダによっ
て、ワイヤ案内用の一対のガイドローラを案内できるよ
うにするとともに、上記スライダを含むリンク機構のレ
バー軸をトラバースモータおよびクラッチにより駆動で
きるようにし、制御装置により上記トラバースモータの
回転数をボビンのワイヤ巻径の変化に応じて変化させる
ことによって、一対のガイドローラをトラバース方向に
往復運動させ、これによって案内されるワイヤをボビン
の軸方向に強制的に案内するようにしている。
【0005】送り出し側では、クラッチによって、トラ
バースモータがレバー軸から切り離されるため、送り出
し用のボビン上でワイヤの位置変化に応じて、一対のガ
イドローラは、ワイヤの移動力によって、ボビンの軸方
向に追従的に移動する。また巻取り側では、トラバース
モータは、レバー軸を揺動させることによって、リンク
機構を介してスライダと一体の一対のガイドローラに対
してボビンの軸線方向の往復運動を与え、一対のガイド
ローラによりボビンに対するワイヤの巻き付け位置を強
制的に移動させ、所定のピッチで巻き付けていく。
【0006】
【実施例】図1ないし図3は、本発明のワイヤトラバー
ス装置1を示している。このワイヤトラバース装置1
は、ワイヤソーのワイヤ送り出し・巻取り装置2に組み
込まれる。ワイヤ送り出し・巻取り装置2は、2つのボ
ビン3を備えており、そのうちの一方を送り出し側と
し、また他方を巻取り側としており、しかも切断動作中
に送り出し側と巻取り側とを交互に切り換えながら、図
示しないワイヤソーの切断位置にワイヤ4を供給する。
【0007】すなわち、送り出し側のボビン3は、送り
出し時に駆動モータ5によって駆動され、巻き付け状態
のワイヤ4を図示しないワイヤソーの切断位置に送り出
す。一方、巻取り側のボビン3は、巻取り時に、駆動モ
ータ5によって駆動され、切断位置のワイヤ4を巻き取
っていく。これらの2つのボビン3は、切断動作中にワ
イヤ4の正逆走行に応じて、送り出し側と巻取り側とを
交互に繰り返す。
【0008】この実施例で、それぞれの駆動モータ5
は、垂直な状態でブラケット24によりフレーム6の正
面に取り付けられており、水平な回転テーブル26を所
定方向に回転させる。それぞれのボビン3は、回転テー
ブル26の上に図示しない係合部材を介して垂直状態に
かつ回り止め状態で支持され、中心に挿入した取り付ボ
ルト25により回転テーブル26に固定されている。
【0009】そして、本発明のワイヤトラバース装置1
は、上記ワイヤ送り出し・巻取り装置2の近くでフレー
ム6の部分に組み込まれており、各ボビン3毎に、直動
ユニット7、一対のガイドローラ8、リンク機構9、ト
ラバースモータ10およびクラッチ11をそれぞれ備え
ている。上記直動ユニット7は、垂直なボビン3の軸方
向に対して平行で、フレーム6の前面に取り付けられた
ガイドレール12と、このガイドレール12に沿って移
動可能で、一対のガイドローラ8および2つの補助ロー
ラ14を回転自在に支持するスライダ13とによって組
み立てられている。
【0010】また、上記リンク機構9は、上記スライダ
13、フレーム6に対しブラケット15によってレバー
軸16により揺動自在に支持されたレバー17、このレ
バー17の一端とスライダ13とをピン18によって連
結するリンク19によって構成されている。なお、この
実施例で、ボビン3は、垂直方向に取り付けられている
ので、スライダ13側の重さを補償するために、レバー
17の他端部分にウエイト20が取り付けられている。
【0011】それぞれのトラバースモータ10は、ブラ
ケット15の側面に取り付けられており、出力軸10a
によりクラッチ11を介して、レバー軸16に連結され
ている。なお、このトラバースモータ10は、アブソリ
ュート型のエンコーダなどの回転検出器21を備えてお
り、この角度検出に応じて、制御装置22によって、回
転制御されるようになっている。
【0012】ここで、制御装置22は、駆動モータ5に
取り付けられたエンコーダなどの回転検出器23によっ
て、ボビン3の回転速度すなわち単位時間当りの回転数
を検出することによって、ボビン3のワイヤ巻径を検出
し、ワイヤ巻径の変化に応じてトラバースモータ10の
回転数を変化させることにより、例えば巻ピッチがほぼ
一定になるように一対のガイドローラ8の移動速度つま
りトラバース速度を制御する。なお、ワイヤ巻径の変化
量は、ボビン3の累積回転数により予めプログラムされ
ている。
【0013】上記ワイヤトラバース装置1は、次のよう
に動作する。2つのボビン3のうち図示のように、一方
のボビン3が送り出し側となっており、また他方のボビ
ン3が巻取り側になっているものとする。このとき、送
り出し側の制御装置22は、送り出し側で図示しない張
力検出装置によりワイヤ4の張力を検出しながら、その
張力を所定の値に保つように、駆動モータ5を送り出し
方向に回転制御させることによって、ボビン3からワイ
ヤ4を順次送り出していく。また、巻取り側の制御装置
22は、巻取り側で図示しない張力検出装置によりワイ
ヤ4の張力を検出し、その張力を所定の値に保ちなが
ら、駆動モータ5を回転させ、ボビン3を巻取り方向に
回転させることによって、ワイヤ4をボビン3の外周に
巻き取っていく。
【0014】送り出し過程で、送り出し側のクラッチ1
1は、レバー軸16とトラバースモータ10の出力軸1
0aと切り離している。したがって、一対のガイドロー
ラ8は、送り出し側のボビン3の外周位置で、ワイヤ4
を挟み込み、ワイヤ4の送り出し位置の変位に追従し、
スライダ13とともにガイドレール12の方向に移動す
る。このとき、一対のガイドローラ8、補助ローラ14
およびスライダ13の重力がウエイト20によって、補
償されているため、一対のガイドローラ8は、ワイヤ4
の移動力を受けて、軽い力で上下方向に移動できるよう
になっている。
【0015】一方、巻取り側の制御装置22は、回転検
出器23によってボビン3の回転数を検出し、これから
ボビン3のワイヤ巻径を割り出し、このワイヤ巻径の変
化に応じてトラバースモータ10の回転数を変化させる
ことにより、一対のガイドローラ8のトラバース速度を
調整し、ワイヤ巻径の増大に伴ってトラバースモータ1
0の回転数を低下させ、常に巻ピッチをほぼ一定とす
る。
【0016】このため、リンク機構9は、一対のガイド
ローラ8を巻取り側のボビン3の軸線方向に強制的に移
動させ、一対のガイドローラ8の間のワイヤ4の巻取り
位置をボビン3の巻取り範囲で往復移動させることによ
って、ワイヤ4をボビン3の外周に所定のピッチで巻き
付けていく。
【0017】リンク機構9では、レバー17の上下死点
手前でレバー軸16の回転量(揺動角度)に対するスラ
イダ13の移動量が小さくなるため、ボビン3の巻き付
け両端部でワイヤ4の巻き付けピッチが小さくなり、巻
き付け状態のワイヤ4が鼓状となる。そこで、制御装置
22は、スライダ13のすべての行程位置で、トラバー
ス速度を一定とするために、回転検出器21によってレ
バー軸16の揺動角度を検出し、その角度に応じてトラ
バースモータ10を所定の回転数(回転速度)となるよ
うに揺動駆動する。このため、トラバースモータ10の
回転数(回転速度)は、レバー軸16の揺動角度ごとに
予めプログラムされている。
【0018】ワイヤ4の走行方向が駆動モータ5の切り
換えによって逆転したときには、クラッチ11によって
従動、駆動の入替えを行うことによって、前記と同様に
送り出し・巻取り動作が行われる。
【0019】なお、ボビン3は、水平に設けられていて
もよく、その場合に、ウエイト20は不要となる。
【0020】
【発明の効果】本発明では、送り出し側および巻取り側
のボビンにワイヤ位置検出手段が不要となるため、トラ
バースモータの回転制御が簡単になり、またワイヤ位置
検出手段などが不要となり、トラバース機構が簡略化で
き、性能を落とすことなく、コストダウンが図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤトラバース装置全体の斜面図で
ある。
【図2】本発明のワイヤトラバース装置のスライダ部分
の拡大側面図である。
【図3】本発明のワイヤトラバース装置においてトラバ
ースモータとクラッチとの連結部分の拡大正面図であ
る。
【符号の説明】
1 ワイヤトラバース装置 2 ワイヤ送り出し・巻取り装置 3 ボビン 4 ワイヤ 5 駆動モータ 6 フレーム 7 直動ユニット 8 ガイドローラ 9 リンク機構 10 トラバースモータ 10a 出力軸 11 クラッチ 12 ガイドレール 13 スライダ 14 補助ローラ 15 ブラケット 16 レバー軸 17 レバー 18 ピン 19 リンク 20 ウエイト 21 回転検出器 22 制御装置 23 回転検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−133971(JP,A) 特開 平2−47329(JP,A) 特開 昭63−225069(JP,A) 特開 昭55−115551(JP,A) 実開 昭62−174830(JP,U) 実開 昭50−30037(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 54/28 B65H 54/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のボビンから巻き付け状態のワイヤ
    をワイヤソーの切断位置に送り出すとともに、切断位置
    のワイヤを他方のボビンに巻き取るワイヤソーのワイヤ
    送り出し・巻取り装置において、 ボビンの軸方向に対して平行な直動ユニットのスライダ
    により案内される一対のガイドローラと、直動ユニット
    のスライダを含むリンク機構と、リンク機構のレバー軸
    に連結されたトラバースモータと、トラバースモータの
    出力軸とレバー軸との間に介在するクラッチと、巻取り
    側のボビンの回転数から当該ボビンのワイヤ巻径を検出
    し、このワイヤ巻径の変化に応じて巻取り側のトラバー
    スモータの回転数を変化させることにより、巻取り側の
    一対のガイドローラのトラバース速度を調整する制御装
    置と、を具備することを特徴とするワイヤトラバース装
    置。
  2. 【請求項2】 一方のボビンから巻き付け状態のワイヤ
    をワイヤソーの切断位置に送り出すとともに、切断位置
    のワイヤを他方のボビンに巻き取るワイヤソーのワイヤ
    送り出し・巻取り装置において、 垂直なボビンの軸方向に対して平行な直動ユニットのス
    ライダにより案内される一対のガイドローラと、直動ユ
    ニットのスライダを含むリンク機構と、スライダ側の重
    さを補償するためにレバーの端部に取り付けられたウエ
    イトと、リンク機構のレバー軸に連結されたトラバース
    モータと、トラバースモータの出力軸とレバー軸との間
    に介在するクラッチと、巻取り側のボビンの回転数から
    当該ボビンのワイヤ巻径を検出し、このワイヤ巻径の変
    化に応じて巻取り側のトラバースモータの回転数を変化
    させることにより、巻取り側の一対のガイドローラのト
    ラバース速度を調整する制御装置と、を具備することを
    特徴とするワイヤトラバース装置。
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ATE253997T1 (de) * 1994-09-30 2003-11-15 Nippei Toyama Corp Drahtsäge
KR20110040730A (ko) * 2009-10-13 2011-04-20 코마츠 엔티씨 가부시끼가이샤 와이어 보빈 지지 장치 및 와이어 소의 와이어 송출/권취 장치
CN111477411B (zh) * 2020-04-18 2021-11-02 杨林 一种用于绞线机的单线线芯级进输送装置

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