JP3254145B2 - ピストン - Google Patents

ピストン

Info

Publication number
JP3254145B2
JP3254145B2 JP27556296A JP27556296A JP3254145B2 JP 3254145 B2 JP3254145 B2 JP 3254145B2 JP 27556296 A JP27556296 A JP 27556296A JP 27556296 A JP27556296 A JP 27556296A JP 3254145 B2 JP3254145 B2 JP 3254145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
coolant
cooling
outer peripheral
coolant passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27556296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10103056A (ja
Inventor
忠八 五島
雅彦 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP27556296A priority Critical patent/JP3254145B2/ja
Publication of JPH10103056A publication Critical patent/JPH10103056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3254145B2 publication Critical patent/JP3254145B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内部金物を有する内
燃機関用ピストンに関する。
【0002】
【従来の技術】図13は内部金物を有する大型ディーゼ
ル機関用ピストンの要部断面図を示す。図13において
1はピストンクラウン、2は該ピストンクラウン1の冷
却側に収納された内部金物、3はピストンスカート、4
はピストンロッドである。
【0003】前記内部金物2の中央側上面及び外周側上
面には冷却促進用の突起5a、5bがシリンダ軸心50
と同心に形成され、該突起5a及び5bと、これに対向
するピストンクラウン1の冷却面1a及び1bとの間に
は微小隙間の冷却液通路51、52が形成されている。
【0004】冷却液は、ピストンロッド4の中心に設け
られた冷却液入口通路53から内部金物2内に入り、前
記中央部の微小幅の冷却液通路51を通って、ピストン
クラウン1の中央部近傍を冷却した後、外周部へと流入
し、外周側の微小幅の冷却液通路52を通って、ピスト
ンクラウン1の外周肩部及びピストンリング溝54近傍
を冷却して外部に排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図13に示されるよう
な従来のピストンにおいて、冷却油によってピストンを
冷却する場合には、所望の冷却促進効果を得るため、前
記突起5aあるいは5bの先端とこれに対向するピスト
ンクラウン1の冷却面1aあるいは1bとの最小隙間を
2mm程度と極めて小さく形成している。これは、冷却
液として油を用いているため、伝熱を左右する温度境界
層の厚さが極めて薄くなることによる。
【0006】しかしながら、このように前記隙間を小さ
くすると冷却促進効果は増大するものの、冷却液の圧力
損失が増加し、これによって冷却液供給ポンプの容量が
増加し、高コスト化を招くという問題点がある。
【0007】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、圧
力損失の増大を伴うことなく、冷却効果の促進がなされ
たピストンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、ピストンクラウンの冷却面と、該ピスト
ンクラウンの内部に収納された内部金物の表面との間に
冷却液通路を形成してなるピストンにおいて、前記内部
金物の、前記ピストンクラウンの冷却面前記冷却液通
路を隔てて対向する面に、シリンダ軸心と同心の環状の
波山を複数個連設し、前記各波山は、前記冷却液通路に
突出して、該冷却液通路の最小隙間を形成する頂部と、
該頂部に連なり、該頂部から冷却液流の下流側へ向けて
前記冷却液通路の隙間が拡開するように直面状あるいは
曲面状に傾斜した拡開部と、該拡開部から次の頂部に連
なって前記冷却液通路の隙間が縮小される曲面状の縮小
を有してなることを特徴とするピストンを提案する。
【0009】尚、前記複数個の波山を、前記ピストンク
ラウンの外周側に位置する外周側冷却液通路形成部又
は、ピストンの中央側に位置する中央側冷却液通路形成
部の何れか一方または双方に設けるのが好ましい。
【0010】かかる発明によれば、ピストンクラウンの
冷却面と内部金物の波山との間の冷却液通路を流れる冷
却液は、波山の頂部の最小隙間で流速が増加して熱伝達
率が上昇せしめられた後、通路が拡開される拡開部にて
流れの剥離及び摩擦力が抑制されて、圧力損失が抑制さ
れ、次の波山の頂部へと流入する。
【0011】従って、冷却液は頂部にて熱伝達率が上昇
し、冷却効果が上昇せしめられ、次いで拡開部にて圧力
損失の増大が抑制されることとなり、高い熱伝達率で以
って冷却効果が向上されるとともに、圧力損失が抑制さ
れたピストン冷却がなされる。
【0012】また、前記ピストンにおいて、前記内部金
物の波山及び冷却液通路を次のように構成するのが好適
である。
【0013】即ち、前記波山形成部の前記冷却液通路の
最小隙間(C)を前記外周側において、C=1.5mm
ないし2mmとし、前記中央側においてC=3mmない
し4mmとし、また、前記外周側及び中央側における波
山のピッチ(a)をa=30mm以下、波山の高さ
(b)をb=3mm〜10mmとする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。
【0015】図1は本発明の実施形態に係るピストン要
部縦断面図、(シリンダ軸心に沿う断面図)、図2は外
周側冷却部の拡大断面図、図3は中央側冷却部の拡大断
面図を夫々示す。
【0016】図1〜図3において、1はピストンクラウ
ン、2は該ピストンクラウン1の冷却側内部に収納され
た内部金物、53は冷却液入口通路である。
【0017】前記ピストンクラウン1の中央側冷却面1
a及び外周側冷却面1bと内部金物2の表面(冷却液
面)との間には、微小隙間の冷却液通路51及び52
と、隙間の大きい冷却液通路55及び57が形成されて
いる。56は前記冷却液通路55と微小隙間の冷却液通
路52とを連通する冷却液連絡路である。
【0018】前記内部金物2の前記中央側の微小隙間の
冷却液通路51に臨む表面、並びに、該内部金物2の、
前記外周側の微小隙間の冷却液通路52に臨む表面に
は、シリンダ軸心50と同心に環状の波山7がそれぞれ
複数個形成されている。
【0019】図2、図3には、かかる波山7の詳細形状
が示されており、図2は外周側の冷却液通路52に臨む
部分、図3は中央側の冷却液通路51に臨む部分を示
す。
【0020】前記波山7は、外周側、中央側ともに冷却
液の流れZの方向に沿って複数個、それぞれピッチaに
て形成されている。そして、該波山7は、冷却液の流れ
Zの上流側から頂部7a、該頂部7aから冷却液の通路
面積が拡開される直面状あるいは曲面状(図2、図3に
は直面状を示す)の拡開部7b及び該拡開部7bから次
の頂部7aに連なって通路面積が縮小される曲面状の縮
小部7cとにより、形成されている。
【0021】前記波山7のピッチaは冷却液の流れZの
方向に熱伝達率αの変化が大きくならない範囲で大きく
採る。これはピッチaを大きく採ると頂部7aの数が少
なくなって圧力損失が低減することによる。
【0022】また、上記波山7の高さb及びピストンク
ラウン1側の冷却面1aとの最小隙間cについては、熱
伝達率α及び圧力損失Pとの関連で選定する。この実施
形態においては、後述する実施例に示す熱流動実験によ
って前記ピッチa、波山高さb及び隙間cの好適例を求
めた。
【0023】前記構成に係るピストンを装備したディー
ゼル機関の運転時において、冷却液ポンプ(図示せず)
から送られた冷却液(油)は、ピストンロッドの冷却液
入口通路53から外側に拡がり、中央部側の冷却液通路
51にて流速が上昇せしめられてピストンクラウン1の
中央部を冷却して、大面積の冷却通路55に流出して減
速され、冷却液連絡路56を通って外周側の冷却液通路
52に流出する。
【0024】さらに、この冷却液は外周側に冷却液通路
52にて流速が上昇されてピストンクラウン1の外周肩
部を冷却し、最外周の冷却液通路57にて旋回流を形成
して上記肩部、リング溝部等を冷却した後、外部に排出
される。
【0025】図5には、前記波山7近傍における冷却液
の温度分布を示す。図5において、波山7を設けた内部
金物2とピストンクラウン1の冷却面1aとの間の冷却
液通路51(52)に冷却液を流すと、該冷却液通路5
1(52)の最小隙間c(図2、図3参照)に壁面噴流
が形成される。
【0026】この壁面噴流が生ずる最小隙間cを最適値
に選定することにより、壁面近傍の温度境界層を薄くし
て、冷却を促進することができる。しかしながら、前記
最小隙間cを小さくすると圧力損失が増加する。
【0027】この圧力損失は、次の2つに大別される。 (ア)波山7での通路の拡大、縮小によるもの。 (イ)波山7の間での壁面の(ピストンクラウン1の冷
却面及び内部金物2の波山7の面) 摩擦損失によるも
の。前記摩擦損失は内部金物2側即ち波山7側の影響が
大きい。
【0028】然るに、本発明の実施形態では、図5
(A)(B)に示すように、波山7の頂部7aで冷却液
通路を絞って流速を高めた後、拡開部7bにおいて角度
θにて通路面積を拡開したので、冷却液は図の矢印のよ
うに拡開部7bで拡がりながら流れることとなり、流れ
の剥離及び壁面摩擦力を抑制して圧力上昇が抑制された
後、次の頂部7aへと流れ、ここで流速が増加せしめら
れる。これによって熱伝達率が上昇する。
【0029】シリンダ直径850mmの大型ディーゼル
機関において、上記ピストンを用いて運転し、熱流動解
析により、前記冷却効果が大きくかつ圧力損失が小さい
最適な波山7の形状を求めた結果は次の通りである。ピ
ッチa=20mm、波山の高さb=5mm、最小隙間c
=1.5mm。
【0030】図6には、前記ピストンにおける図4に示
すような、最下部の波山7から位置(距離)Uをベース
とした波山7形成部の圧力損失Pと熱伝達率αの熱流動
解析による分布を示す。
【0031】図6において、P1、α1は、波山無しの従
来のもの、P2、α2は本発明の実施形態における波山を
設けたもの、P3、α3は最少隙間C=5mmに拡げて実
機に組み込んだものを夫々示す。
【0032】図6より明らかなように、P2、α2で示す
本発明の上記実施形態のものは、同図にP1、α1で示す
従来技術に較べ、圧力損失Pが小さく、また熱伝達率α
が大きく冷却効果が向上する。
【0033】また、図7は、前記波山7のピッチaと熱
伝達率αとの関係を示す。図7において、α11は波山7
のピッチaが小さい場合、α12は上記ピッチaがα11の
場合の2倍となった場合を示す。図に明らかなようにピ
ッチaを大きくすると、熱伝達率αが低下して冷却効果
が低下するとともに、均一な冷却が困難となる。
【0034】図12は前記波山7に臨む冷却液通路51
(52)における最大流速Vと、圧力損失及び熱伝達率
αとの関係を示す。
【0035】図12に明らかなように、圧力損失Pは、
流速Vとともに単調に増加する傾向を示すが、熱伝達率
αは遷移領域が存在する。これは温度境界層厚さが極め
て薄いために、境界層の薄膜化に寄与する噴流速度の限
界値が存在することを示している。
【0036】図8、図9は前記波山7のピッチaを4通
り変えた場合の外周側(冷却液通路52側)における熱
伝達率α(図8)及び圧力損失(図9)の内部金物位置
U(図4参照)をベースとした変化状況を示す。両図に
おいて、添字21が最もピッチaが小さく、添字22、
23、24と順に大きくなっている。
【0037】図8〜図9に明らかなように、ピッチaの
増加に伴い圧力損失Pは減少するが、熱伝達率αも減少
し、冷却効果が低下する。(このことは図7にも示され
ている。)
【0038】図10、図11は前記波山7の形成部の外
周側の冷却液通路52の最少隙間cを4通り変えた場合
の熱伝達率α(図10)及び 圧力損失P(図11)の
上記位置Uをベースとした変化状況を示す。両図におい
て、添字31が最も前記最少隙間cが小さく、添字3
2、33、34と順に大きくなっている。
【0039】図10〜図11に明らかなように、隙間c
が小さいと熱伝達率αが大きくなるが、圧力損失Pが急
激に増大する。
【0040】以上に示した熱流動解析による実験結果に
より、内部金物2の冷却面に形成される波山7の形状及
び該波山7に臨む冷却液通路51、52の形状は次の数
値が好適である。
【0041】 (1)外周冷却液通路52側(図2に示される部位) 波山7のピッチ a=30mm以下 高さ b=3mm〜10mm 最少隙間c=1.5mm〜2mm
【0042】 (2)中央冷却液通路51側(図3に示される部位) この部位においては、前記外周部位に較べて約1/2の
半径位置にあるため、波山7の寸法を外周部位と同一に
すると流速が2倍となり、圧力損失が増大することか
ら、前記流速が外周部位と同一になるよう各寸法を定め
る。従って、波山のピッチa及び高さbは外周部位と同
一とし、最少隙間c=3mm〜4mmとする。
【0043】
【発明の効果】以上の記載のごとく本発明によれば、波
山頂部にて冷却液側の熱伝達率が上昇せしめられること
により、冷却効果が上昇し、次いで拡開部にて冷却液の
圧力損失の増大が抑制されることとなり、高い熱伝達率
で以て冷却効果が向上されるとともに、圧力損失が低減
されたピストン冷却が可能となる。
【0044】これにより、ピストン温度の上昇が抑制さ
れ、熱応力の破壊や焼損の発生が防止された耐久性の高
いピストンを得ることができるとともに、冷却液供給ポ
ンプの容量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るピストン要部縦断面図
である。
【図2】上記実施形態における外周側冷却部の拡大断面
図である。
【図3】上記実施形態における中央側冷却部の拡大断面
図である。
【図4】ピストン冷却部の位置を示す説明図である。
【図5】(A)(B)ともに、上記実施形態における冷
却液波山部の流れを示す説明図である。
【図6】上記実施形態における圧力損失及び熱伝達率の
変化を示す線図である。
【図7】上記実施形態における波山のピッチと熱伝達率
の関係を示す線図である。
【図8】上記実施形態における波山のピッチと熱伝達率
の関係を示す線図である。
【図9】波山ピッチと圧力損失との関係を示す線図であ
る。
【図10】冷却液通路の最少隙間と熱伝達率との関係を
示す線図である。
【図11】冷却液通路の最少隙間と圧力損失との関係を
示す線図である。
【図12】冷却液通路の最大流速と熱伝達率及び圧力損
失との関係を示す線図である。
【図13】従来のピストンを示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ピストンクラウン 1a、1b 冷却面 2 内部金物 7 波山 7a 頂部 7b 拡開部 7c 縮小部 51、52 冷却液通路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンクラウンの冷却面と、該ピス
    トンクラウンの内部に収納された内部金物の表面との間
    に冷却液通路を形成してなるピストンにおいて、 前記内部金物の前記ピストンクラウンの冷却面前記冷
    却液通路を隔てて対向する面に、シリンダ軸心と同心の
    環状の波山を複数個連設し、 前記各波山は前記冷却液通路に突出して該冷却液通路の
    最小隙間を形成する頂部と 該頂部に連なり、該頂部から冷却液流の下流側へ向けて
    前記冷却液通路の隙間が拡開するように直面状あるいは
    曲面状に傾斜した拡開部と、該拡開部から次の頂部に連
    なって前記冷却液通路の隙間が縮小される曲面状の縮小
    を有してなることを特徴とするピストン。
  2. 【請求項2】 前記複数個の前記波山を、前記ピスト
    ンクラウンの外周側に位置する外周側冷却液通路形成
    部、又はピストンの中央側に位置する中央側冷却液通路
    形成部の何れか一方または双方に設けたことを特徴とす
    請求項1記載のピストン。
  3. 【請求項3】 前記波山形成部の前記冷却液通路
    最小隙間(c)を前記外周側において、c=1.5mm
    ないし2mmとし、前記中央側においてc=3mmない
    し4mmと、 また、前記外周側及び中央側における前記波山のピッチ
    (a)をa=30mm以下、波山の高さ(b)をb=3
    mm〜10mmに構成したことを特徴とする請求項2記
    載のピストン。
JP27556296A 1996-09-26 1996-09-26 ピストン Expired - Fee Related JP3254145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27556296A JP3254145B2 (ja) 1996-09-26 1996-09-26 ピストン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27556296A JP3254145B2 (ja) 1996-09-26 1996-09-26 ピストン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10103056A JPH10103056A (ja) 1998-04-21
JP3254145B2 true JP3254145B2 (ja) 2002-02-04

Family

ID=17557186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27556296A Expired - Fee Related JP3254145B2 (ja) 1996-09-26 1996-09-26 ピストン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3254145B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7299772B1 (en) * 2006-06-22 2007-11-27 Caterpillar Inc. Cooling gallery fan assembly for a piston
JP5229147B2 (ja) * 2009-07-28 2013-07-03 パナソニック株式会社 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10103056A (ja) 1998-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5605046A (en) Cooled liner apparatus
US6637188B2 (en) Rocket engine combustion chamber with enhanced heat transfer to cooling jacket
US6299178B1 (en) Resilient seals with inflection regions and/or ply deformations
JPS60182342A (ja) 内燃機関用流体冷却形複合ピストン
JPH04203253A (ja) 多気筒エンジンにおけるシリンダの冷却構造
KR20110013400A (ko) 채널 시스템
EP1352170B1 (en) Rocket engine member and a method for manufacturing a rocket engine member
US6532913B1 (en) Piston cooling fin
US6776128B2 (en) Internal combustion engine
JP3254145B2 (ja) ピストン
US5080284A (en) Cooling system for the trailing edge of a liner
US6363894B1 (en) Diesel engine having a cylinder liner with improved cooling characteristics
US4362136A (en) Internal combustion engine piston
US5505167A (en) Internal combustion engine block having a cylinder liner shunt flow cooling system and method of cooling same
US2720193A (en) Oil cooled piston for high speed internal combustion engines
US5233947A (en) Cooling system of a cylinder of an internal combustion engine
US6883471B1 (en) Vortex enhanced cooling for an internal combustion engine
JP3308344B2 (ja) エンジンの冷却装置
JP2697321B2 (ja) 内燃機関のピストン
JP2876828B2 (ja) 内燃機関の冷却装置
US10082099B2 (en) Port edge shape with continuous curvature for improved ring-port interaction and flow area
JPS6165056A (ja) 内燃機関のピストン冷却装置
JP2921954B2 (ja) エンジンのブロック構造
JP3409553B2 (ja) 遮熱燃焼室付きピストンの構造
JP2007162596A (ja) シリンダブロック及び内燃機関

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000208

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees