JP3253815B2 - ステンレス鋼製器材の洗浄方法、及びその洗浄剤 - Google Patents
ステンレス鋼製器材の洗浄方法、及びその洗浄剤Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、食品工業におけるステ
ンレス鋼製器材あるいは加工装置の洗浄方法及びその洗
浄剤に関する。更に詳しくは、次亜塩素酸塩を含有する
洗浄剤を用いて、それらの器材あるいは加工装置を洗浄
した時に起こるステンレス鋼表面の腐食を防止する事の
出来る洗浄方法、及びその洗浄剤に関するものである。
ンレス鋼製器材あるいは加工装置の洗浄方法及びその洗
浄剤に関する。更に詳しくは、次亜塩素酸塩を含有する
洗浄剤を用いて、それらの器材あるいは加工装置を洗浄
した時に起こるステンレス鋼表面の腐食を防止する事の
出来る洗浄方法、及びその洗浄剤に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年の食品加工工業においては、各種食
品加工装置の材質としてステンレス鋼を使用するのが一
般的である。ステンレス鋼は、食品工業に相応しい清潔
な状態を保つのに不可欠な材質であるが、食品の加工を
行っている間に、タンパク質、油脂等がステンレス鋼壁
に付着するのが一般的である。特には、熱交換器等の狭
い部分を持つ装置の内部では、この異物付着が起こり易
く、かつ一度付着が起こると操業に大きな影響を与え
る。また、付着物の中で雑菌が発生する恐れもあり、付
着物の洗浄除菌作業は、食品加工業にとって不可欠の仕
事である。
品加工装置の材質としてステンレス鋼を使用するのが一
般的である。ステンレス鋼は、食品工業に相応しい清潔
な状態を保つのに不可欠な材質であるが、食品の加工を
行っている間に、タンパク質、油脂等がステンレス鋼壁
に付着するのが一般的である。特には、熱交換器等の狭
い部分を持つ装置の内部では、この異物付着が起こり易
く、かつ一度付着が起こると操業に大きな影響を与え
る。また、付着物の中で雑菌が発生する恐れもあり、付
着物の洗浄除菌作業は、食品加工業にとって不可欠の仕
事である。
【０００３】洗浄、除菌のための薬剤としては、種々の
ものが提案され、あるいは販売されているが、次亜塩素
酸塩、特に次亜塩素酸ソーダを主剤とする洗浄剤が経済
的、能力的に有利であり、広く一般的に使用されてい
る。
ものが提案され、あるいは販売されているが、次亜塩素
酸塩、特に次亜塩素酸ソーダを主剤とする洗浄剤が経済
的、能力的に有利であり、広く一般的に使用されてい
る。
【０００４】しかしながら、次亜塩素酸塩を主体とする
洗浄剤を用いる場合、特に加熱処理を繰り返した場合、
ステンレス表面の一部に腐食が起こる事がある。これは
所謂点食と呼ばれる種類の腐食であり、表面全体に起こ
るのではなく、極一部の点に集中して錆が発生するのが
特徴であり、ステンレス表面に傷があるとそこから発生
し易い。この錆は、一度発生すると急速に成長し、やが
て黒色〜茶褐色の異物として加工食品中に混入する事が
あり、これは食品加工業として致命的な問題となる。
洗浄剤を用いる場合、特に加熱処理を繰り返した場合、
ステンレス表面の一部に腐食が起こる事がある。これは
所謂点食と呼ばれる種類の腐食であり、表面全体に起こ
るのではなく、極一部の点に集中して錆が発生するのが
特徴であり、ステンレス表面に傷があるとそこから発生
し易い。この錆は、一度発生すると急速に成長し、やが
て黒色〜茶褐色の異物として加工食品中に混入する事が
あり、これは食品加工業として致命的な問題となる。
【０００５】この腐食問題を解決する方法として、従
来、一般キレート剤、ポリリン酸塩、メタケイ酸塩等の
添加が提案されて来た。しかしながら、一般キレート剤
では、効果が少なく、キレート剤の濃度を上げようとす
ると、次亜塩素酸塩と反応してしまい、肝心の次亜塩素
酸塩濃度を下げ、またキレート剤自身も無用な形に変質
してしまうという問題がある。これは、一般キレート剤
は、窒素をその構造の中に持っており、この窒素原子が
次亜塩素酸塩と反応してしまうためであると考えられ
る。
来、一般キレート剤、ポリリン酸塩、メタケイ酸塩等の
添加が提案されて来た。しかしながら、一般キレート剤
では、効果が少なく、キレート剤の濃度を上げようとす
ると、次亜塩素酸塩と反応してしまい、肝心の次亜塩素
酸塩濃度を下げ、またキレート剤自身も無用な形に変質
してしまうという問題がある。これは、一般キレート剤
は、窒素をその構造の中に持っており、この窒素原子が
次亜塩素酸塩と反応してしまうためであると考えられ
る。
【０００６】また、ポリリン酸塩は、ある程度の能力を
持っているが充分ではなく、また最近の地球環境問題か
ら、リン系の物質の使用は極力制限されて来ている。
持っているが充分ではなく、また最近の地球環境問題か
ら、リン系の物質の使用は極力制限されて来ている。
【０００７】また、メタケイ酸塩等も、ある程度の能力
を持ってはいるものの、充分ではなく、またケイ酸塩が
ステンレス鋼表面に沈着し、やがて、例えば熱交換器の
伝熱効率を著しく悪化させるという様な問題も抱えてい
る。
を持ってはいるものの、充分ではなく、またケイ酸塩が
ステンレス鋼表面に沈着し、やがて、例えば熱交換器の
伝熱効率を著しく悪化させるという様な問題も抱えてい
る。
【０００８】本発明が解決しようとする課題は、次亜塩
素酸塩を含む洗浄剤を用いる時に起きるステンレス鋼表
面の点食を防止する事の出来る薬剤であって、その構造
の中に、窒素、リン、珪素を持っていないものを見出す
事にある。
素酸塩を含む洗浄剤を用いる時に起きるステンレス鋼表
面の点食を防止する事の出来る薬剤であって、その構造
の中に、窒素、リン、珪素を持っていないものを見出す
事にある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、次亜塩素
酸塩によるステンレス鋼の腐食を防止する事の出来る薬
剤について鋭意研究した結果、ポリ−α−ヒドロキシア
クリル酸塩等が極めて効果的である事を見出し、本発明
を完成するに至った。
酸塩によるステンレス鋼の腐食を防止する事の出来る薬
剤について鋭意研究した結果、ポリ−α−ヒドロキシア
クリル酸塩等が極めて効果的である事を見出し、本発明
を完成するに至った。
【００１０】すなわち本発明の一つは、次亜塩素酸塩を
含む洗浄剤を用いてステンレス鋼表面を洗浄する際に、
当該表面の腐食を防止する目的で、次に示す群からなる
物質（以下、便宜上ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸塩
等と呼ぶ。）の内、少なくとも一種以上の物質を洗浄系
内に存在させる事を特徴とするステンレス鋼製器材の洗
浄方法である。 （１）ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸あるいはその
塩、またはそのポリラクトン （２）クエン酸またはその塩 （３）乳酸またはその塩 （４）リンゴ酸またはその塩 （５）グリコール酸またはその塩
含む洗浄剤を用いてステンレス鋼表面を洗浄する際に、
当該表面の腐食を防止する目的で、次に示す群からなる
物質（以下、便宜上ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸塩
等と呼ぶ。）の内、少なくとも一種以上の物質を洗浄系
内に存在させる事を特徴とするステンレス鋼製器材の洗
浄方法である。 （１）ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸あるいはその
塩、またはそのポリラクトン （２）クエン酸またはその塩 （３）乳酸またはその塩 （４）リンゴ酸またはその塩 （５）グリコール酸またはその塩
【００１１】本発明のもう一つは、次亜塩素酸塩と、上
記で示される群の物質の内、少なくとも一種以上を含有
する洗浄剤に関する。
記で示される群の物質の内、少なくとも一種以上を含有
する洗浄剤に関する。
【００１２】本発明が対象とするステンレス鋼は、一般
的食品加工業において使用されるステンレス鋼全般であ
るが、特には一般的に広く使用されるＳＵＳ３０４，Ｓ
ＵＳ３０４Ｌ，ＳＵＳ３１６，ＳＵＳ３１６Ｌが主な対
象である。
的食品加工業において使用されるステンレス鋼全般であ
るが、特には一般的に広く使用されるＳＵＳ３０４，Ｓ
ＵＳ３０４Ｌ，ＳＵＳ３１６，ＳＵＳ３１６Ｌが主な対
象である。
【００１３】本発明の対象となる次亜塩素酸塩は、カリ
ウム塩、ナトリウム塩等があるが、ナトリウム塩が最も
一般的である。
ウム塩、ナトリウム塩等があるが、ナトリウム塩が最も
一般的である。
【００１４】本発明で使用されるポリ−α−ヒドロキシ
アクリル酸塩は、ナトリウム塩、カリウム塩等である
が、ナトリウム塩であるポリ−α−ヒドロキシアクリル
酸ナトリウム（以下、ＰＨＡＳと呼ぶ。）を使用するの
が一般的である。
アクリル酸塩は、ナトリウム塩、カリウム塩等である
が、ナトリウム塩であるポリ−α−ヒドロキシアクリル
酸ナトリウム（以下、ＰＨＡＳと呼ぶ。）を使用するの
が一般的である。
【００１５】本発明で使用される腐食防止剤としての酸
塩類は、すべてそのフリー酸を用いる事が出来るが、一
般的に洗浄系内はアルカリ性であるため、この酸は系内
で塩の形に変化して作用する。また、ポリ−α−ヒドロ
キシアクリル酸塩は、一般的にそれに対応するポリラク
トン（以下、ＰＬＡＣと呼ぶ。）を前駆体とし、このＰ
ＬＡＣとアルカリ剤を反応させる事によって得られるの
で、このＰＬＡＣを洗浄系内に添加させる事によっても
目的を果たす事が出来る。
塩類は、すべてそのフリー酸を用いる事が出来るが、一
般的に洗浄系内はアルカリ性であるため、この酸は系内
で塩の形に変化して作用する。また、ポリ−α−ヒドロ
キシアクリル酸塩は、一般的にそれに対応するポリラク
トン（以下、ＰＬＡＣと呼ぶ。）を前駆体とし、このＰ
ＬＡＣとアルカリ剤を反応させる事によって得られるの
で、このＰＬＡＣを洗浄系内に添加させる事によっても
目的を果たす事が出来る。
【００１６】ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸あるいは
その塩、または、そのポリラクトンの分子量としては、
広範囲のものが有効であるが、特には平均分子量が、
１,０００〜１０,０００の範囲のものが良い。更に好ま
しい平均分子量は、１,５００〜５,０００である。
その塩、または、そのポリラクトンの分子量としては、
広範囲のものが有効であるが、特には平均分子量が、
１,０００〜１０,０００の範囲のものが良い。更に好ま
しい平均分子量は、１,５００〜５,０００である。
【００１７】本発明の方法で用いる腐食防止剤の添加濃
度は、広い範囲で有効であるが、好ましくは、２００〜
２０,０００ｍｇ／ｌの範囲で系内に存在させるのが良
い。
度は、広い範囲で有効であるが、好ましくは、２００〜
２０,０００ｍｇ／ｌの範囲で系内に存在させるのが良
い。
【００１８】実際の洗浄剤の設計に当たっては、次亜塩
素酸塩の他に界面活性剤その他の添加剤が同時に使用さ
れるが、これらの薬剤は、ポリ−α−ヒドロキシアクリ
ル酸塩等と共存させて使用する事が可能である。
素酸塩の他に界面活性剤その他の添加剤が同時に使用さ
れるが、これらの薬剤は、ポリ−α−ヒドロキシアクリ
ル酸塩等と共存させて使用する事が可能である。
【００１９】ポリ−α−ヒドロシアクリル酸塩等は、洗
浄時に、次亜塩素酸塩とは別個に洗浄系内に添加しても
良いが、予め次亜塩素酸塩と混合しておく方が便利であ
る。
浄時に、次亜塩素酸塩とは別個に洗浄系内に添加しても
良いが、予め次亜塩素酸塩と混合しておく方が便利であ
る。
【００２０】次亜塩素酸塩とポリ−α−ヒドロキシアク
リル酸塩等を混合して調整される洗浄剤において、次亜
塩素酸塩とポリ−α−ヒドロキシアクリル酸塩等との配
合割合は、次亜塩素酸塩１００重量部に対して、ポリ−
α−ヒドロキシアクリル酸塩等は、０．５〜３００重量
部である。
リル酸塩等を混合して調整される洗浄剤において、次亜
塩素酸塩とポリ−α−ヒドロキシアクリル酸塩等との配
合割合は、次亜塩素酸塩１００重量部に対して、ポリ−
α−ヒドロキシアクリル酸塩等は、０．５〜３００重量
部である。
【００２１】本発明の方法で用いる防錆剤としては、ポ
リ−α−ヒドロキシアクリル酸塩、クエン酸塩、乳酸
塩、リンゴ酸塩、グリコール酸塩が使用されるが、特に
はポリ−α−ヒドロキシアクリル酸塩とクエン酸塩が良
く、更にはポリ−α−ヒドロキシアクリル酸塩を用いる
のが良い。また、これらの酸塩を混合して用いる事も可
能である。
リ−α−ヒドロキシアクリル酸塩、クエン酸塩、乳酸
塩、リンゴ酸塩、グリコール酸塩が使用されるが、特に
はポリ−α−ヒドロキシアクリル酸塩とクエン酸塩が良
く、更にはポリ−α−ヒドロキシアクリル酸塩を用いる
のが良い。また、これらの酸塩を混合して用いる事も可
能である。
【００２２】
【作用】ステンレス表面の錆発生のメカニズムは複雑で
あり、これを理論的に解明するのは簡単では無い。しか
しながら、腐食も一種の化学反応であり、金属表面に局
部的に起こる塩素イオン等の挙動が錆発生のメカニズム
に大きく関与しているものと考えられる。本発明で用い
られる腐食防止剤は、金属表面層に吸着し、錆発生の原
因となる塩素イオン等が直接金属表面にアタックする事
を抑制する事が出来るものと考えられる。特に、ポリ−
α−ヒドロキシアクリル酸塩は、ポリマーでもあり、金
属表面層を良く被覆する事が出来るものと思われる。従
来提案されている一般キレート剤は、次亜塩素酸塩と反
応してしまうため、その作用性がないものと考えられ
る。
あり、これを理論的に解明するのは簡単では無い。しか
しながら、腐食も一種の化学反応であり、金属表面に局
部的に起こる塩素イオン等の挙動が錆発生のメカニズム
に大きく関与しているものと考えられる。本発明で用い
られる腐食防止剤は、金属表面層に吸着し、錆発生の原
因となる塩素イオン等が直接金属表面にアタックする事
を抑制する事が出来るものと考えられる。特に、ポリ−
α−ヒドロキシアクリル酸塩は、ポリマーでもあり、金
属表面層を良く被覆する事が出来るものと思われる。従
来提案されている一般キレート剤は、次亜塩素酸塩と反
応してしまうため、その作用性がないものと考えられ
る。
【００２３】
【発明の効果】本発明の方法に従えば、次亜塩素酸塩を
主体とする洗浄剤で各種食品加工装置の洗浄を行って
も、従来問題となっていた洗浄工程でのステンレス表面
の点食を防止する事が可能であり、本発明の食品工業に
おける意義は大きなものがある。
主体とする洗浄剤で各種食品加工装置の洗浄を行って
も、従来問題となっていた洗浄工程でのステンレス表面
の点食を防止する事が可能であり、本発明の食品工業に
おける意義は大きなものがある。
【００２４】
実施例１〜１８及び比較例１〜６ 清浄な表面を持つＳＵＳ３０４及びＳＵＳ３１６製のス
テンレス鋼板（縦３０ｍｍ，横２０ｍｍ、厚さ０.３ｍ
ｍ）を用意し、中性洗剤で洗浄後、３３％硝酸に一夜浸
し、水で良く洗浄後乾燥した。別に、有効塩素として１
％濃度の次亜塩素酸ソーダを含み、かつ各種添加剤を所
定の濃度含んだ水溶液を用意した。この液を５０ｍｌ容
量のガラス瓶に満たし、上記のステンレス板を３枚づつ
入れ、６０℃に５ｈｒ加熱し、１ｈｒ毎に目視にて錆の
発生を観察した。得られた結果を表１に示す。
テンレス鋼板（縦３０ｍｍ，横２０ｍｍ、厚さ０.３ｍ
ｍ）を用意し、中性洗剤で洗浄後、３３％硝酸に一夜浸
し、水で良く洗浄後乾燥した。別に、有効塩素として１
％濃度の次亜塩素酸ソーダを含み、かつ各種添加剤を所
定の濃度含んだ水溶液を用意した。この液を５０ｍｌ容
量のガラス瓶に満たし、上記のステンレス板を３枚づつ
入れ、６０℃に５ｈｒ加熱し、１ｈｒ毎に目視にて錆の
発生を観察した。得られた結果を表１に示す。
【００２５】
【表１】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｃ１１Ｄ 7:26） Ｃ１１Ｄ 7:26） (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C23G 1/08 C11D 7/60 C23G 1/06 C11D 7/60 C11D 7:10 C11D 7:26
Claims (4)
- 【請求項１】 次亜塩素酸塩を含む洗浄剤を用いて、ス
テンレス鋼表面を洗浄する際に、当該表面の腐食を防止
する目的から、腐食防止剤として、次に示す群からなる
物質の内、少なくとも一種以上の物質を洗浄系内に存在
させる事を特徴とするステンレス鋼製器材の洗浄方法。 （１）ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸あるいはその
塩、またはそのポリラクトン （２）クエン酸またはその塩 （３）乳酸またはその塩 （４）リンゴ酸またはその塩 （５）グリコール酸またはその塩 - 【請求項２】 腐食防止剤の濃度が、２００〜２０,０
００ｍｇ／ｌである事を特徴とする請求項１記載の洗浄
方法。 - 【請求項３】 ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸あるい
はその塩、またはそのポリラクトンの平均分子量が、
１,０００〜１０,０００の範囲である事を特徴とする請
求項１及び２記載の洗浄方法。 - 【請求項４】 次亜塩素酸塩と、次に示す群からなる物
質の内、少なくとも一種以上の物質を含有する事を特徴
とするステンレス鋼製器材の洗浄剤。 （１）ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸あるいはその
塩、またはそのポリラクトン （２）クエン酸またはその塩 （３）乳酸またはその塩 （４）リンゴ酸またはその塩 （５）グリコール酸またはその塩
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27859994A JP3253815B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | ステンレス鋼製器材の洗浄方法、及びその洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27859994A JP3253815B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | ステンレス鋼製器材の洗浄方法、及びその洗浄剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08120473A JPH08120473A (ja) | 1996-05-14 |
| JP3253815B2 true JP3253815B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=17599518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27859994A Expired - Fee Related JP3253815B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | ステンレス鋼製器材の洗浄方法、及びその洗浄剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3253815B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6385360B1 (en) | 1998-08-25 | 2002-05-07 | Nec Corporation | Light control device and a method for manufacturing the same |
| CN103014731A (zh) * | 2011-09-28 | 2013-04-03 | 天津博克尼科技发展有限公司 | 一种黑色金属除锈剂 |
| CN107653456A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-02-02 | 浙江瀚镪自动化设备股份有限公司 | 一种用于自动化设备的天然环保金属除锈剂 |
| CN107794543A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-03-13 | 浙江瀚镪自动化设备股份有限公司 | 一种绿色环保的金属防腐除锈方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103305853B (zh) * | 2012-03-09 | 2016-02-24 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种汽车冷却***清洗剂 |
| CN104388959A (zh) * | 2014-10-31 | 2015-03-04 | 无锡贺邦金属制品有限公司 | 一种金属清洗液及其制备方法 |
| CN106545691A (zh) * | 2017-01-16 | 2017-03-29 | 溧阳安顺燃气用具总汇有限公司 | 一种天然气管道施工工艺 |
-
1994
- 1994-10-19 JP JP27859994A patent/JP3253815B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6385360B1 (en) | 1998-08-25 | 2002-05-07 | Nec Corporation | Light control device and a method for manufacturing the same |
| CN103014731A (zh) * | 2011-09-28 | 2013-04-03 | 天津博克尼科技发展有限公司 | 一种黑色金属除锈剂 |
| CN107653456A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-02-02 | 浙江瀚镪自动化设备股份有限公司 | 一种用于自动化设备的天然环保金属除锈剂 |
| CN107794543A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-03-13 | 浙江瀚镪自动化设备股份有限公司 | 一种绿色环保的金属防腐除锈方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08120473A (ja) | 1996-05-14 |
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