JP3252782B2 - モデム信号対応音声符号化復号化装置 - Google Patents

モデム信号対応音声符号化復号化装置

Info

Publication number
JP3252782B2
JP3252782B2 JP01804198A JP1804198A JP3252782B2 JP 3252782 B2 JP3252782 B2 JP 3252782B2 JP 01804198 A JP01804198 A JP 01804198A JP 1804198 A JP1804198 A JP 1804198A JP 3252782 B2 JP3252782 B2 JP 3252782B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
input
line
voice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01804198A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11205485A (ja
Inventor
亮一 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP01804198A priority Critical patent/JP3252782B2/ja
Priority to US09/221,824 priority patent/US6188978B1/en
Priority to TW087121858A priority patent/TW384621B/zh
Priority to EP99100120A priority patent/EP0929175A1/en
Priority to CA002259071A priority patent/CA2259071A1/en
Priority to KR1019990000597A priority patent/KR100325036B1/ko
Publication of JPH11205485A publication Critical patent/JPH11205485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3252782B2 publication Critical patent/JP3252782B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L25/00Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00
    • G10L25/78Detection of presence or absence of voice signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/42382Text-based messaging services in telephone networks such as PSTN/ISDN, e.g. User-to-User Signalling or Short Message Service for fixed networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モデム信号対応
音声符号復号化装置に関し、特に、入力信号が音声信号
の場合には送信側手段で符号化して受信側手段で復号し
て出力するとともに、入力信号が非音声信号の場合に
は、送信側手段および受信側手段でそのまま伝送させる
ようにしたモデム信号対応音声符号複合化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来音声符号化装置による音声符号化を
行う回線において、非音声信号も伝送することを目的と
する装置は、符号化側においては、入力される非音声信
号を検出した際に、変調方式に対応した方式の復調器に
よって非音声信号を一旦復号化する。この復号化された
データを音声符号化データの代わりに伝送し、復号化側
において、再び伝送されてきたデータを音声復号化器で
音声復号化処理を行う代わりに、符号化入力側での入力
変調信号に対応するように変調器によって変調し、非音
声信号を伝送していた。このような従来の音声符号化復
号化装置に関しては、たとえば、特開平08―3276
5号公報には、復調器を従属接続した状態で識別信号を
用いて、非音声信号と音声信号との切替制御を行ってい
た。
【0003】また、特開平5―122414号公報に
は、非音声信号としてG3ファクシミリを対象としてG
3ファクシミリ信号を検出することによって、変復調器
の切替制御を行っている。さらに、特開平02―246
535号公報には、PB信号を判定ビットを用いて独自
の方式で伝送している。
【0004】しかしながら、このような従来技術の場合
には、非音声信号を一旦復調してデータを伝送するよう
にしており、したがって、音声符号化装置に対応する非
音声信号の変復調方式の数だけ変復調器の数を搭載しな
ければならない。また、非音声信号が復調されたデータ
を音声信号と同じ伝送速度の回線に、音声信号の代わり
に伝送するようにしているから、データの伝送速度が音
声符号化復号化装置の伝送速度以下に限定されてしま
う。
【0005】一方、特開昭63―26044号公報に
は、音声情報を圧縮してモデム信号を音声信号と同様に
伝送する音声符号化装置や、送信側に音声信号を符号化
する符号器と、モデム信号を符号化する符号器と、送信
する信号の種類を示す信号を受信側に送信する手段を設
け、受信側に符号化音声信号を復号化する復号器と、符
号化モデル信号を復号化する復号器と、送信側からの符
号化信号に応じて復号化するように構成した符号化復号
化装置(特開昭63―141423号公報)や、特開平
07―143076号公報には、符号化装置側では、入
力信号が音声信号の場合には、音声信号用コードブック
を使用し、モデム信号の場合には、モデム信号用コード
ブックを使用し、復号化装置側では、情報識別が付加さ
れている受信信号を判別して、入力符号化データが音声
信号符号化データの場合には、音声信号用コードブック
を使用し、モデム信号符号化データの場合には、モデル
信号用コードブックを使用して復号化を行うことが開示
されている。
【0006】このように、実用化され、実際に広く用い
られている変復調方式の種類は極めて多く、従来の方式
の装置では、対応するそれぞれの方式の復調器、変調器
すべてを装置に搭載する必要があった。また、装置開発
者による変復調装置独自の仕様拡張などが行われた場合
には、その使用拡張が装置開発、製造業者独自のもであ
る限り、非音声信号と判定可能な信号に対応することが
不可能である。さらに、データ伝送を行うために接続さ
れる変復調器が想定していない回線、すなわち、回線途
中において、一旦復調して、変調するといった処理が行
われる。このような処理は、遅延を発生することによっ
て、変復調装置にとっての回線品質を劣化させる要因と
なっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術の場合おいても、対応する変復調方式の数
だけ変復調器を不要とする解決策が開示されておらず、
しかもデータの伝送速度も音声符号化復号化方式の向上
化について開示されていない。このように、実用化さ
れ、実際に広く用いられている変復調方式の種類は極め
て多く、従来の方式の装置では、対応するそれぞれの方
式の復調器、変調器すべてを装置に搭載する必要があっ
た。また、装置開発者による変復調装置独自の仕様拡張
などが行われた場合には、その使用拡張が装置開発、製
造業者独自のもである限り、非音声信号と判定可能な信
号に対応することが不可能である。また、データ伝送を
行うために接続される変復調器が想定していない回線、
すなわち、回線途中において、一旦復調して、変調する
といった処理が行われる。このような処理は、遅延を発
生することによって、変復調装置にとっての回線品質を
劣化させる要因となっていた。
【0008】さらに、非音声信号を伝送する伝送速度
は、非音声信号を復調して伝送する回線は、音声信号を
符号化して伝送する同じ回線を用いているために、音声
信号を伝送する伝送速度以下である必要がある。これに
関して、近年、音声符号化方式の研究開発が進むにつれ
て、音声符号化方式はより低ビットレートへと開発され
ている。一方で変復調方式においては、開発が進むにつ
れて伝送速度が上がるようにと開発されているが、従来
方式においては、低ビットレートの音声符号化復号化方
式のための回線で変復調信号も伝送しなければならない
ために、変復調装置に回線品質を劣悪な状態に見せ、従
来方式の装置に接続された変復調装置に音声符号化復号
化方式の回線の伝送速度以下に伝送させていた。
【0009】加えて、高能率音声符号化方式は、入力音
声信号の特性、信号雑音比だけでなく、入力音声信号に
含まれる背景雑音などによっても、符号化音声信号が劣
化することがある。
【0010】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、送信側手段および送信側手段に入
力される電話帯域を前提とした変復調方式によって変調
されたあらゆる非音声信号を高速度で伝送することがで
きるとともに,対応する変復調方式の数だけ変復調器を
搭載する必要がなく、回路、装置構成が簡略化でき、小
型,軽量化および低消費電力化が可能なモデム信号対応
音声符号化復号化装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のモデム信号対応音声符号化復号化装置
は、比較的低速の伝送速度を有する第1回線と、比較的
高速の伝送速度を有する第2回線と、第3回線とを含む
複数の回線を介して通信を行うためのモデム信号対応音
声符号化復号化装置において、前記第1回線、前記第2
回線、及び前記第3回線に接続される、送信側手段及び
受信側手段を備えており、前記送信側手段は、モデム信
号対応音声符号化復号化装置へ入力してくる送信すべき
入力信号が、音声信号と非音声信号とのいずれであるか
を判別し、その判別結果に対応した回線選択信号を出力
する信号判別手段と、前記入力信号を受取る入力部と、
第1出力部と、第2出力部とを備え、前記信号判別手段
から受取った前記回線選択信号に応じて前記入力信号を
前記第1出力部と前記第2出力部との一方から出力する
ように切換えを行うことで、前記入力信号が音声信号で
ある場合にはその音声信号を前記第1出力部から出力
し、前記入力信号が非音声信号である場合にはその非音
声信号を前記第2出力部から出力する第1切換器と、前
記第1切換器の前記第1出力部から音声信号を受取り、
受取った音声信号を符号化して出力する音声符号化器と
を備えており、前記音声符号化器からの出力は前記第1
回線へ出力され、前記第1切換器の前記第2出力部から
の出力は前記第2回線へ出力され、前記信号判別手段か
らの前記回線選択信号は前記第3回線へ出力されるよう
にしてあり、前記受信側手段は、前記第1回線から符号
化音声信号を受取り、受取った符号化音声信号を復号化
して音声信号を出力する音声復号化器と、前記復号器か
ら音声信号を受取る第1入力部と、前記第2回線から非
音声信号を受取る第2入力部とを有し、前記第3回線か
ら受取る回線選択信号に応じて、前記第1入力部と前記
第2入力部との一方を出力部へ結合するように切換を行
う第2切換器とを備えており、前記第2切換器の前記出
力部から送出される信号が、モデム信号対応音声符号化
復号化装置から受信信号として出力されようにしてある
ことを特徴とする。
【0012】この発明によれば、送信側手段において
は、信号判別手段により入力信号が音声信号であること
を検出すると、音声信号に対応した回線選択信号を出力
して第1切替器を切り換え、音声信号を音声符号化器に
導き、音声符号化器で音声符号化信号を出力伝送データ
として第1回線に出力する。また、信号判別手段が入力
信号として、非音声信号を検出すると、この非音声信号
に対応する回線選択信号を出力することにより、第1切
替器を切り換えて符号化されない状態で出力伝送データ
を第2回線に導く。さらに、音声信号あるいは非音声信
号に対応した回線選択信号を第3回線に出力する。受信
側手段では、信号判別手段が音声信号を検出している場
合に、音声信号に対応した回線選択信号が第3回線を通
して受信側手段に入力され、第2切替器を切り替えると
同時に、第1回線を通して音声符号化信号が出力伝送デ
ータとして音声復号化器に入力されて、そこで、復号化
して音声信号を第2切替器を通して音声信号を出力す
る。また、信号判別手段が非音声信号を検出している場
合には、非音声信号に対応する回線選択信号が第3回線
を通して受信側手段に入力され、この回線選択信号によ
り第2切替器を切り替えると同時に、第2回線を通して
送信側手段から符号化されない出力伝送データが受信側
手段に入力され、第2切替器を通して出力されるように
したので、送信側手段および受信側手段に入力される変
調されたあらゆる非音声信号を高速で伝送することがで
きるとともに、対応する変復調方式の数だけ変復調器を
搭載する必要がなく、回路、装置構成が簡略化でき、小
型、軽量化および低消費電力化が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明によるモデム信号
対応音声符号化復号化装置の実施の形態について図面に
基づき説明する。図1はこの発明による第1実施の形態
の全体構成を示すブロック図である。図1において、ま
ず送信側手段10の構成から説明する。この送信側手段
10は、非音声信号検出器11(特許請求の範囲の信号
判別器に相当)と、第1切替器12と、音声符号化器1
3とにより構成されている。
【0014】入力信号14は送信側手段10の非音声信
号検出器11と第1切替器12の可動端子12a側(特
許請求の範囲の入力部に相当)に入力されるようになっ
ている。第1切替器12および後述する第2切替器21
はともに図面上では説明の都合上機械的切替器を示して
いるが、実際には電子的に開閉する非接触タイプのもの
が使用されている。非音声信号検出器11は、この入力
信号14が音声信号であるのか、非音声信号であるのか
を検出し、非音声信号であることを検出すると、第1切
替器12の可動端子12aを固定端子12b(特許請求
の範囲の第2出力部に相当)側に切り替える回線選択信
号17が第1切替器12の可動端子12aに出力すると
ともに、回線選択信号17を回線a(特許請求の範囲の
第3回線に相当)によって受信側手段20に伝送するよ
うになっている。
【0015】可動端子12aが固定端子12b側に切り
変わることにより、非音声信号は符号化されずに送信側
手段10から伝送データ16を伝送する、比較的高速の
伝送速度を有する回線b(特許請求の範囲の第2回線に
相当)によって受信側手段20側に伝送されるようにな
っている。入力信号14が音声信号であるとして非音声
信号検出器11で検出されると、非音声信号検出器11
は回線選択信号17を第1切替器12の可動端子12a
に出力して、この可動端子12aを固定端子12bから
固定端子12c(特許請求の範囲の第1出力部に相当)
側に切り替えるようになっている。その結果、音声信号
はこの第1切替器12を通して、音声符号化器13に入
力されるようになっている。音声符号化器13は、この
音声信号を入力することにより、音声符号化され、出力
伝送データ15として出力して、受信側手段20に、比
較的低速の伝送速度を有する回線c(特許請求の範囲の
第1回線に相当)によって伝送するようになっている。
【0016】次に、受信側手段20の構成について説明
する。送信側手段10側から回線aを通って伝送されて
くる回線選択信号26(送信側手段10からの回線選択
信号17に対応)が第2切替器21の可動端子21aに
供給され、この回線選択信号26により、入力される伝
送データが回線bを通って伝送されてくる入力伝送デー
タ25(出力伝送データ16に対応)であるか、あるい
は送信側手段10で符号化された入力伝送データ24で
あるかの判断を行うようにしている。この判断の結果、
入力伝送データが回線bを通って伝送されてくる入力伝
送データ25(出力伝送データ16に対応)である場合
には、第2切替器21の可動端子21a(特許請求の範
囲の出力部に相当)は固定端子21b(特許請求の範囲
の第2入力部に相当)側に接続するようにしている。上
記とは逆に、回線選択信号26により、入力される伝送
データが回線cを通って伝送されてくる入力伝送データ
24(出力伝送データ15に対応)であると判断した場
合には、回線選択信号26により第2切替器21の可動
端子21aは固定端子21c(特許請求の範囲の第1入
力部に相当)側に接続されるようになっている。
【0017】入力伝送データ24は音声復号化器22に
入力されるようになっており、この音声復号化器22に
入力伝送データ24が入力されると、前記送信側手段1
0側で音声符号化された入力伝送データ24の復号化を
行って、音声信号が第2切替器21の固定端子21c側
に出力信号23として出力さるようになっている。この
ようにして、回線選択信号26により切替制御された第
2切替器21の可動端子21aが固定端子21bあるい
は固定端子21c側に切り替わるかに応じて、可動端子
21aから出力される出力信号23が異なる。
【0018】すなわち、回線選択信号26により第2切
替器21の可動端子21aが固定端子21b側に切り替
えるように制御した場合には、入力データ伝送25がそ
のまま出力信号23としてこの第2切替器21を経て出
力されるようになっている。また、回線選択信号26に
より第2切替器21の可動端子21aが固定端子21c
側に切り替えられた場合には、音声復号化器22で復号
化された音声信号がこの第2切替器21を通して出力信
号23として出力されるようになっている。
【0019】次に、以上のように構成されたこの第1実
施の形態の動作について説明する。まず、送信側手段1
0側の動作から説明する。送信側手段10における非音
声信号検出器11は、音声信号と変調されたデータ信号
との違いを検出することができる機能を有している。す
なわち、入力信号14が非音声信号検出器11の入力端
と第1切替器12の可動端子12aに供給される。この
非音声信号検出器11に入力される入力信号14は、音
声信号であるのか、あるいは非音声信号であるのかの検
出は、入力信号14の特定の特徴によって検出する。い
ま、非音声信号検出器11が入力信号14として、音声
信号を検出したとすると、非音声信号検出器11はその
検出結果に応じた回線選択信号17を第1切替器12の
可動端子12aに供給するとともに、回線aを通して受
信側手段20の第2切替器21の可動端子21aに回線
選択信号26として供給する。
【0020】送信側手段10において、非音声信号検出
器11から回線選択信号17が第1切替器12の可動端
子12aに供給されることにより、この可動端子12a
は固定端子12c側に切り替わる。したがって、入力信
号14の音声信号はこの第1切替器12の可動端子12
aから固定端子12cを経て音声符号化器13に入力さ
れる。音声符号化器13はこの音声信号に対し所定のフ
レームフォマットで多重化処理して出力伝送データ15
として出力する。この出力伝送データ15は回線cを通
して音声複号化手段20の音声復号化器22に入力伝送
データ24として入力する。
【0021】受信側手段20側では、入力信号14が音
声信号であることに対応した回線選択信号26が第2切
替器21の可動端子21aに供給されており、したがっ
て、この可動端子21aは固定端子21c側に切り替わ
っている。この固定端子21cは音声復号化器22の出
力端に接続されており、音声復号化器22には回線cを
通して音声符号化器13から伝送されてくる符号化され
た音声信号による入力伝送データ24が入力されてい
る。このため、音声復号化器22ではこの符号化された
音声信号の復号を行って音声信号を第2切替器21を通
して音声信号による出力信号23として出力する。
【0022】また、送信側手段10に入力される入力信
号14として非音声信号が入力されると、この非音声信
号は非音声信号検出器11で検出され、その検出結果に
応じた回線選択信号17が第1切替器12の可動端子1
2aに供給され、それによって今度は、可動端子12a
が固定端子12b側に切り変わる。したがって、この非
音声信号は第1切替器12の可動端子12aと固定端子
12bを通して、出力伝送データ16として回線bを通
して受信側手段20の第2切替器21の可動端子21b
に入力伝送データ25として供給される。これと同時
に、非音声信号検出器11から非音声信号に対応した回
線選択信号17が非音声信号検出器11から出力され、
この回線選択信号17は回線aを通して受信側手段20
の可動端子21aに回線選択信号26として供給され
る。
【0023】可動端子21aに回線選択信号26が供給
されることにより、可動端子21aは固定端子21b側
に切り替わり、これにより回線bを通して伝送されてく
る非音声信号の出力伝送データ16がこの受信側手段2
0では入力伝送データ25として入力される。この入力
伝送データ25は第2切替器21の固定端子21bから
可動端子21aを経て出力信号23として出力される。
【0024】ところで、上記音声信号と非音声信号、た
とえば、データ伝送用の変調信号の違いかを検出する手
段としての非音声信号検出器11は、入力信号の周波数
分布を分析し、特定周波数のパワーを計測する方法や、
同じく入力信号の周波数領域のパワー分布に関して、音
声信号と変調されたデータ通信の信号との違いを、学習
させたニューロコンピュータなどによって実現できる。
【0025】また、音声符号化器13による音声信号の
符号化に際して、ITU―Tによって勧告,標準化され
た音声符号化方式を例にすれば、ITU−T勧告G.7
28LD―CELP16kb/s音声符号化方式や、I
TU―T勧告G.729CS−ACELP8kb/s音
声符号化方式といった高能率音声符号化方式を用いて実
現できる。この図1に示す第1実施の形態では、送信側
手段10において、回線選択信号17および伝送速度の
異なる2種類の出力伝送データ15,16のいずれか一
方が前述のように、それぞれ回線b,cを通して受信側
手段20へ伝送される。
【0026】このように、入力信号14によって伝送速
度の異なる出力伝送データを伝送するとともに、回線選
択信号17を伝送する方式は、音声符号化器13によっ
てあらかじめ定められた独自のフレームフォマットで多
重化処理して伝送することも可能であり、また、この発
明のモデム信号対応の音声符号化復号化装置を複数台組
み合わせた音声符号化復号化装置全体では、統計的に一
定の伝送速度となることを利用して、送信側手段10全
体で特定の伝送速度の出力回線1つによって、あらかじ
め定められた独自の多重フレームフォマットの出力信号
を伝送してもよい。また、音声信号と非音声信号とが頻
繁に切り替わることは想定されにくいので、たとえば、
ATM伝送方式における回線品質(QOS)設定のよう
に、音声信号あるいは、非音声信号を検出して、入力信
号が切り替えられたと判断されたときに呼接続を行い、
呼接続時に回線品質設定の選択の一部として特定の回線
速度を要求することによっても、実現できる。
【0027】さらに、回線選択信号17の伝送方法によ
り、第1切替器12、第2切替器21を用いない構成も
可能となる。この場合は、第1切替器12を送信側手段
10側に配置せずに入力信号14を非音声信号検出器1
1に入力させ、かつ常に出力伝送データ16を伝送する
回線に導くようにするとともに、音声符号化器13の入
力端に接続する。このようにすることにより、非音声信
号検出器11に入力される入力信号14が音声信号か、
非音声信号かを検出すると、この検出結果に応じて非音
声信号検出器11から出力される回線選択信号17によ
り、入力信号14が音声信号である場合と、非音声信号
である場合とのいずれが一方の出力伝送データ16ある
いは出力伝送データ15を出力することができる。
【0028】すなわち、入力信号14が非音声信号の場
合には、この非音声信号を非音声信号検出器11で検出
することにより、非音声信号検出器11から出力される
回線選択信号17により非音声信号を出力伝送データ1
6として伝送する回線bが選択される。このため、入力
信号14として非音声信号が入力されると、この非音声
信号はそのまま出力伝送データ16として回線を通して
受信側手段20へ入力伝送データ26として伝送する。
【0029】また、入力信号14が音声信号であると、
非音声信号検出器11により検出されると、非音声信号
検出器11から出力される回線選択信号17により符号
化音声信号を出力伝送データ15として伝送する回線c
が選択される。これと同時に、この音声信号は直接音声
符号化器13に入力され、そこで前述のように符号化さ
れて出力伝送データ15として出力される。この出力伝
送データ15は前記回線選択信号17により選択された
回線を通して受信側手段20の音声復号器22に入力さ
れる。
【0030】受信側手段20においては、回線選択信号
26、入力伝送データ25、24に対して前記送信側手
段10に対応した逆操作を行う。すなわち、送信側手段
10側において、回線選択信号17、出力伝送データ1
6、出力伝送データ15があらかじめ、定められた独自
フレームフォーマットに多重化されて伝送されてくる場
合には、逆の手順で受信側手段20側においては、回線
選択信号26、入力伝送データ25、24を抽出しなけ
ればならない。音声復号化器22も音声符合化器13に
対応した方式によって復号処理しなければならない。
【0031】このように、第1実施の形態では、非音声
信号と判断された変調された信号を変調することなく、
変調信号のまま64kbit/sの回線にてそのまま伝
送可能であり、非音声信号と判定可能なすべての変調、
復調方式の信号に対応可能である。
【0032】次に、この発明の第2実施の形態について
説明する。図2はこの第2実施の形態の全体の構成を示
すブロック図である。この図2において、図1と同一ま
たは相当する部分には同一符号を付して説明する。ま
ず、送信側手段10の構成から説明する。非音声信号検
出器11には、入力信号14が入力されるようになって
おり、この非音声信号検出器11は、入力信号14が入
力されると、この入力信号が音声信号と変調されたデー
タ信号との違いを検出する機能を有している。
【0033】この非音声信号検出器11の出力端から非
音声信号検出器11が検出した音声信号あるいは変調さ
れたデータ信号かに応じて、回線選択信号17が出力さ
れるようになっており、回線選択信号17により、第1
切替器12の可動端子12aを固定端子12bと12c
のいずれかに切替制御を行うようになっている。回線選
択信号17は回線aを通して音声信号復号化手段20の
第2切替器21の可動端子21aに回線選択信号26と
して供給されるようになっている。また、第1切替器1
2の可動端子12aには、前記入力信号14が印加され
るようになているとともに、第1切替器12の固定端子
12bには入力信号14が変調されたデータ信号が印加
された場合に、この変調されたデータ信号を出力伝送デ
ータ16として回線bを通して受信側手段20の第2切
替器21の固定端子21bに入力伝送データ25として
印加するようになっている。
【0034】第1切替器12の固定端子12cは、音声
符号化器13の入力端に接続されている。この音声符号
化器13は入力信号14が音声信号である場合に、IT
U―TG.728方式音声符号化方式によって音声符号
化処理を行うものである。この音声符号化器13で符号
化された音声符号化信号は出力伝送データ15として回
線cを通して受信側手段20の音声復号化器22に、入
力伝送データ24として入力されるようになっている。
【0035】次に、受信側手段20の構成について説明
する。送信側手段10側から伝送されてきた回線選択信
号26によって入力伝送データ25を第2切替器21を
通してそのまま出力するか、あるいは入力伝送データ2
4を音声復号化器22によって復号された音声信号をこ
の第2切替器21を通して出力信号23として出力する
かを決定して第2切替器21を切り替えるようにしてい
る。このために、第2切替器21の可動端子21aから
は出力信号23が出力され、固定端子21bに入力伝送
データ25が入力され、固定端子21cに音声復号化器
22の出力端が接続されている。この音声復号化器22
は、その入力端に入力される入力伝送データ24が、送
信側手段10側において、音声信号として扱われ、この
音声信号復号化手段20に入力伝送データ24として入
力されてきた場合に、ITU―TG.728方式音声符
号化方式によって音声復号化処理を行うようになってい
る。
【0036】この第2実施の形態は、変復調信号の伝送
に64kbit/sの回線を使用しているから、データ
伝送を行うために接続された変復調方式に最も確実な伝
送を可能とする本来想定した品質の回線を提供すること
ができる。すなわち、この発明の使用者がデータ伝送を
行うために用いる変復調装置は、音声回線接続用である
と予想されるが、そのような装置は本来64kbit/
sのリニアの電話帯域の回線に接続されることを前提と
して開発されているが、変復調信号に対しては64kb
it/sの回線を用いるために、変復調方式が本来の品
質を想定した回線を提供することになり、したがって、
最も理想的で確実な対応が可能となる。
【0037】次に、この第2実施の形態の動作について
説明する。この第2実施の形態は音声符号化器13とし
て、ITU−T勧告G.728方式を実現している。出
力伝送データ16が電話帯域の64kbit/sである
のに対して、ITU−T勧告G.728方式において
は、符号化された符合化データは16kbit/sであ
るため、出力伝送データ15の回線cは16kbit/
sとなる。非音声検出器11によって入力信号14が非
音声信号として検出された場合には、非音声信号検出器
11から出力される回線選択信号17により第1切替器
12の可動同端子12aが固定端子12b側に切り替わ
り、入力信号14は出力伝送データ16として、伝送速
度64kbit/sでそのまま回線bを通して受信側手
段20に伝送される。
【0038】一方、入力信号14が音声信号として非音
声信号検出器11により検出された場合には、第1切替
器12の可動端子12aは固定端子12c側に切り替わ
り、16kbit/sの高能率音声符号化された符号化
データを出力伝送データ15として回線cを通して受信
側手段20に伝送される。受信側手段20側では、伝送
されてくる信号が入力データ24の16kbit/sの
伝送速度の回線より入力されることを示していれば、前
記回線選択信号17に対応した回線選択信号26によ
り、第2切替器21の可動端子21aは固定端子21c
側に切り替わり、16kbit/sの高能率音声符号化
された入力伝送データ24として音声復号化器22に入
力されると、この入力伝送データ24は音声復号化器2
2により、ITU―TG.728方式によって音声復号
化処理を行って、第2切替器21を経て出力信号23と
して出力される。上記とは逆に、入力伝送データ25と
して伝送されてくる場合には、回線選択信号26により
第2切替器21の可動端子21aが固定端子21b側に
切り替わり、電話帯域の伝送速度64kbit/sの入
力伝送データ25がそのまま第2切替器21を通して出
力信号23として出力される。
【0039】次に、この発明の第3実施の形態について
図3を参照して説明する。図3はこの第3実施の形態の
全体の構成を示すブロック図である。この図3におい
て、前記図1および図2と同一または相当する部分には
同一符号を付して説明する。第3実施の形態における送
信側手段10の音声符号化器13の音声符号化をITU
−T勧告G.728方式を用いて実現している。この音
声符号化器13は、入力信号14とローカルデコーダ1
3aとの減算を行う減算器13cの出力を入力してあら
かじめ音声信号により作成したコードを探索してローカ
ルデコーダ13aに出力するコードブック探索器13b
と、コードブック探索器13bから出力される音声信号
のコードをデコードするローカルデコーダ13aとから
構成されている。
【0040】S/N測定非音声信号検出器11は、音声
符号化器13のローカルデコーダ13aの出力と、入力
信号14の信号対雑音比を測定して、信号対雑音比が一
定値以下である場合を非音声信号であると判定する方法
によって、非音声信号の検出を行っている。音声信号と
非音声信号の判定に用いる信号対雑音比の閾値は、IT
U―T勧告G.728の音声符号化方式において、通常
の音声入力を符号化した際の信号対雑音比の実効値を参
考にあらかじめ設定することができる。この音声信号
と、比音声信号の判定方法は、ITU―T勧告G.72
8方式のような高能率音声符号化方式が、低ビットレー
トと高音声品質となるように、最適化されて設計されて
いるために非音声信号に対しては、特性が劣化するとい
う性質を用いたものである。
【0041】この第3実施の形態のS/N測定非音声信
号検出器11においては、特性の劣化を信号対雑音比に
よって測定して、非音声信号の測定に用いている。すな
わち、ローカルデコーダ13aの出力の、入力信号との
信号対雑音比を測定することによって、送信側手段と送
信側手段の使用、非使用を切り替えるようにしており、
非音声信号の検出を第1の目的として、音声符号化器1
3のローカルデコーダ13aの出力信号を用いて、S/
N測定非音声信号検出器11により背景雑音や入力音声
信号の特性によって符号化音声品質が一定レベル以上劣
化した場合でも、非音声信号が入力された場合と同様に
64kbi/sの回線が選択されるように、切り替わ
る。
【0042】このような動作は、音声符号化方式の得意
としない特性の入力音声において、一定以上の音声品質
が確保されない場合には、劣悪な音声符号化をせずにリ
ニア64kbit/sを用いることによって、音声品質
を保証する動作となる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、送信
側手段側において、信号判別手段により入力信号として
非音声信号を検出した場合にはそのまま回線を通して音
声信号復号化手段側に非符号化伝送データとして伝送す
るとともに、音声信号を検出した場合には、音声符号化
器で符号化して符号化音声データとして回線を通して受
信側手段側に伝送し、受信側手段側では非符号化伝送デ
ータの入力時にはそのまま出力信号として出力し、符号
化音声データの入力時には、音声復号化器で復号化して
出力信号として出力するようにしたので、非音声信号と
判定可能なすべての変調方式の信号に対応可能となると
ともに、データ伝送を行うために接続された変復調方式
に最も確実に伝送を可能とする回線を提供することがで
きる。また、変復調信号の検出のみを行い、変調器、復
調器を搭載する必要がないから、装置の小型化、簡易
化、低消費電力化が可能であり、しかも、伝送速度能力
を最大限に発揮させることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるモデム信号対応音声符号化復号
化装置の第1実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明によるモデム信号対応音声符号化復号
化装置の第2実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】この発明によるモデム信号対応音声符号化復号
化装置の第3実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10……送信側手段、11……非音声信号検出器、12
……第1切替器、13……音声符号化器、13a……ロ
ーカルデコーダ、13b……コードブック探索器、13
c……減算器、14……入力信号、15,16……出力
伝送データ、17,26……回線選択信号、20……受
信側手段、21……第2切替器、22……音声復号化
器、23……出力信号、24,25……入力伝送デー
タ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−212320(JP,A) 特開 平9−321777(JP,A) 特開 平7−143076(JP,A) 特開 平5−37674(JP,A) 特開 昭62−8631(JP,A) 特開 平8−265457(JP,A) 特開 平4−111634(JP,A) 特開 平1−147933(JP,A) 特開 昭63−285059(JP,A) 特開 昭63−237624(JP,A) 特開 昭63−1238(JP,A) 特表 平7−501191(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04Q 11/00 - 11/08 H04J 3/00 - 3/26

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的低速の伝送速度を有する第1回線
    と、比較的高速の伝送速度を有する第2回線と、第3回
    線とを含む複数の回線を介して通信を行うためのモデム
    信号対応音声符号化復号化装置において、 前記第1回線、前記第2回線、及び前記第3回線に接続
    される、送信側手段及び受信側手段を備えており、 前記送信側手段は、 モデム信号対応音声符号化復号化装置へ入力してくる送
    信すべき入力信号が、音声信号と非音声信号とのいずれ
    であるかを判別し、その判別結果に対応した回線選択信
    号を出力する信号判別手段と、 前記入力信号を受取る入力部と、第1出力部と、第2出
    力部とを備え、前記信号判別手段から受取った前記回線
    選択信号に応じて前記入力信号を前記第1出力部と前記
    第2出力部との一方から出力するように切換えを行うこ
    とで、前記入力信号が音声信号である場合にはその音声
    信号を前記第1出力部から出力し、前記入力信号が非音
    声信号である場合にはその非音声信号を前記第2出力部
    から出力する第1切換器と、 前記第1切換器の前記第1出力部から音声信号を受取
    り、受取った音声信号を符号化して出力する音声符号化
    器とを備えており、 前記音声符号化器からの出力は前記第1回線へ出力さ
    れ、前記第1切換器の前記第2出力部からの出力は前記
    第2回線へ出力され、前記信号判別手段からの前記回線
    選択信号は前記第3回線へ出力されるようにしてあり、 前記受信側手段は前記第1回線から符号化音声信号を受取り、受取った符
    号化音声信号を復号化して音声信号を出力する音声復号
    化器と、 前記復号器から音声信号を受取る第1入力部と、前記第
    2回線から非音声信号を受取る第2入力部とを有し、前
    記第3回線から受取る回線選択信号に応じて、前記第1
    入力部と前記第2入力部との一方を出力部へ結合するよ
    うに切換を行う 第2切換器とを備えており、 前記第2切換器の前記出力部から送出される信号が、モ
    デム信号対応音声符号化復号化装置から受信信号として
    出力されようにしてある、 ことを特徴とするモデム信号対応音声符号化復号化装
    置。
  2. 【請求項2】 前記音声符号化器は、ITU―T勧告
    G.728方式によることを特徴とする請求項1記載の
    モデム信号対応符号化復号化装置。
  3. 【請求項3】 前記音声復号化器は、ITU―T勧告
    G.728方式によることを特徴とする請求項1記載の
    モデム信号対応符号化復号化装置。
  4. 【請求項4】 前記音声符号化器は、あらかじめ設定し
    た入力信号の音声信号のコードを探索するコードブック
    探索器と、このコードブック探索器から出力されるコー
    ドをデコードするローカルデコーダと、このローカルデ
    コーダの出力と前記入力信号との減算を行って前記コー
    ドブック探索器に出力する減算器とを有することを特徴
    とする請求項1記載のモデム信号対応符号化復号化装
    置。
  5. 【請求項5】 前記信号判別手段は、前記ローカルデコ
    ーダ出力と前記入力信号の信号対雑音比を測定してその
    測定した信号対雑音比が所定値以下である場合に前記入
    力信号が非音声信号であると判定することを特徴とする
    請求項4記載のモデム信号対応符号化復号化装置。
  6. 【請求項6】 前記信号判別手段は、前記入力信号の音
    声信号と非音声信号との判定に用いる信号対雑音比の閾
    値をITU―T勧告G.728の音声符号化方式におけ
    る通常の音声入力を符号化した際の信号対雑音比の実効
    値を参考にあらかじめ設定することを特徴とする請求項
    記載のモデム信号対応符号化復号化装置。
  7. 【請求項7】 前記信号判別手段は、前記入力信号の周
    波数分布を検出して特定周波数のパワーを計測すること
    により前記音声信号と非音声信号との違いを検出するこ
    とを特徴とする請求項1記載のモデム信号対応符号化復
    号化装置。
  8. 【請求項8】 前記信号判別手段は、前記入力信号の周
    波数領域のパワー分布に関して音声信号と変調されたデ
    ータ通信の信号との違いを学習させるニューロコンピュ
    ータによって前記音声信号と非音声信号との違いを検出
    することを特徴とする請求項1記載のモデム信号対応符
    号化復号化装置。
JP01804198A 1998-01-13 1998-01-13 モデム信号対応音声符号化復号化装置 Expired - Fee Related JP3252782B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01804198A JP3252782B2 (ja) 1998-01-13 1998-01-13 モデム信号対応音声符号化復号化装置
US09/221,824 US6188978B1 (en) 1998-01-13 1998-12-28 Voice encoding/decoding apparatus coping with modem signal
TW087121858A TW384621B (en) 1998-01-13 1998-12-30 Voice encoding/decoding device for processing of modem signals
EP99100120A EP0929175A1 (en) 1998-01-13 1999-01-05 Voice encoding/decoding apparatus coping with modem signal
CA002259071A CA2259071A1 (en) 1998-01-13 1999-01-12 Voice encoding/decoding apparatus coping with modem signal
KR1019990000597A KR100325036B1 (ko) 1998-01-13 1999-01-12 모뎀 신호 대응 음성 인코딩/디코딩 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01804198A JP3252782B2 (ja) 1998-01-13 1998-01-13 モデム信号対応音声符号化復号化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11205485A JPH11205485A (ja) 1999-07-30
JP3252782B2 true JP3252782B2 (ja) 2002-02-04

Family

ID=11960607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01804198A Expired - Fee Related JP3252782B2 (ja) 1998-01-13 1998-01-13 モデム信号対応音声符号化復号化装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6188978B1 (ja)
EP (1) EP0929175A1 (ja)
JP (1) JP3252782B2 (ja)
KR (1) KR100325036B1 (ja)
CA (1) CA2259071A1 (ja)
TW (1) TW384621B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105210148A (zh) * 2012-12-21 2015-12-30 弗劳恩霍夫应用研究促进协会 用以在低比特率下模型化背景噪声的舒缓噪声添加技术

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000308167A (ja) * 1999-04-20 2000-11-02 Mitsubishi Electric Corp 音声符号化装置
US6446042B1 (en) * 1999-11-15 2002-09-03 Sharp Laboratories Of America, Inc. Method and apparatus for encoding speech in a communications network
US6757301B1 (en) * 2000-03-14 2004-06-29 Cisco Technology, Inc. Detection of ending of fax/modem communication between a telephone line and a network for switching router to compressed mode
US7580570B2 (en) * 2003-12-09 2009-08-25 Microsoft Corporation Accuracy model for recognition signal processing engines
US7309324B2 (en) * 2004-10-15 2007-12-18 Futuremed Interventional, Inc. Non-compliant medical balloon having an integral woven fabric layer
US7354419B2 (en) * 2004-10-15 2008-04-08 Futuremed Interventional, Inc. Medical balloon having strengthening rods
US7682335B2 (en) * 2004-10-15 2010-03-23 Futurematrix Interventional, Inc. Non-compliant medical balloon having an integral non-woven fabric layer
US7544201B2 (en) 2005-07-05 2009-06-09 Futurematrix Interventional, Inc. Rapid exchange balloon dilation catheter having reinforced multi-lumen distal portion
US8448212B2 (en) * 2005-12-02 2013-05-21 Nokia Corporation Combined receiver for DVB-H and DVB-T transmission
US8002744B2 (en) 2007-08-06 2011-08-23 Bard Peripheral Vascular, Inc Non-compliant medical balloon
US8313601B2 (en) * 2007-08-06 2012-11-20 Bard Peripheral Vascular, Inc. Non-compliant medical balloon
US20090149700A1 (en) * 2007-11-02 2009-06-11 Ruben Garcia Method and apparatus for pubic sling insertion
JP5588976B2 (ja) * 2008-06-20 2014-09-10 ラムバス・インコーポレーテッド 周波数応答バス符号化
US8728110B2 (en) 2009-01-16 2014-05-20 Bard Peripheral Vascular, Inc. Balloon dilation catheter shaft having end transition
US8814899B2 (en) 2009-02-23 2014-08-26 Futurematrix Interventional, Inc. Balloon catheter pressure relief valve
US8730871B2 (en) * 2009-05-22 2014-05-20 Raytheon Company System and method for providing voice communications over a multi-level secure network
JP5749462B2 (ja) * 2010-08-13 2015-07-15 株式会社Nttドコモ オーディオ復号装置、オーディオ復号方法、オーディオ復号プログラム、オーディオ符号化装置、オーディオ符号化方法、及び、オーディオ符号化プログラム
US8840780B2 (en) 2012-01-13 2014-09-23 Harris Corporation Hydrocarbon resource processing device including spirally wound electrical conductors and related methods
WO2014096279A1 (en) 2012-12-21 2014-06-26 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Generation of a comfort noise with high spectro-temporal resolution in discontinuous transmission of audio signals
US9226123B2 (en) * 2013-02-21 2015-12-29 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Limiting processing of calls as text telephony calls
CN111479317B (zh) * 2020-04-13 2023-12-05 Oppo广东移动通信有限公司 移动设备的通信控制方法、装置、存储介质及移动设备

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS628631A (ja) 1985-07-04 1987-01-16 Nec Corp 時分割多重送受信方法およびその装置
JPS631238A (ja) 1986-06-20 1988-01-06 Hitachi Denshi Ltd デイジタル伝送方式
JP2521916B2 (ja) 1986-07-18 1996-08-07 日本電気株式会社 音声符号化装置
US4815137A (en) * 1986-11-06 1989-03-21 American Telephone And Telegraph Company Voiceband signal classification
JPS63141423A (ja) 1986-12-03 1988-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 符号化復号化装置
JP2584447B2 (ja) 1987-03-25 1997-02-26 富士通株式会社 時分割多重化装置
JP2691189B2 (ja) 1987-05-18 1997-12-17 日本電信電話株式会社 符号復号器
JP2961154B2 (ja) 1987-12-04 1999-10-12 株式会社東芝 信号伝送システム
JPH077934B2 (ja) 1989-03-20 1995-01-30 日本電気エンジニアリング株式会社 音声情報伝送方式
JP2872778B2 (ja) 1990-08-31 1999-03-24 株式会社日立製作所 符号器
JPH0537674A (ja) 1991-07-29 1993-02-12 Fujitsu Ltd 電話音声・低速モデム・フアクシミリ信号用符号・復号器
JP2771369B2 (ja) 1991-10-24 1998-07-02 日本電気株式会社 音声符号化復号化装置
GB9124331D0 (en) 1991-11-15 1992-01-08 British Telecomm Voice-band digital signals
JPH07143076A (ja) 1993-11-15 1995-06-02 Nec Eng Ltd 符号化装置、復号化装置および符号化復号化装置
JPH07212320A (ja) 1994-01-14 1995-08-11 Oki Electric Ind Co Ltd 音声帯域信号パケット化装置
JPH0832765A (ja) 1994-07-20 1996-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像読取装置
US5550543A (en) * 1994-10-14 1996-08-27 Lucent Technologies Inc. Frame erasure or packet loss compensation method
JP3094832B2 (ja) 1995-03-24 2000-10-03 三菱電機株式会社 信号識別器
US5704003A (en) 1995-09-19 1997-12-30 Lucent Technologies Inc. RCELP coder
JPH09321777A (ja) 1996-05-31 1997-12-12 Mitsubishi Electric Corp 非同期転送モードのための音声帯域信号セル化装置
US5999898A (en) * 1996-06-20 1999-12-07 International Business Machines Corporation Voice/data discriminator
JPH1049199A (ja) * 1996-08-02 1998-02-20 Nec Corp 無音圧縮音声符号化復号化装置
US5970444A (en) * 1997-03-13 1999-10-19 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Speech coding method
US6073092A (en) * 1997-06-26 2000-06-06 Telogy Networks, Inc. Method for speech coding based on a code excited linear prediction (CELP) model

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105210148A (zh) * 2012-12-21 2015-12-30 弗劳恩霍夫应用研究促进协会 用以在低比特率下模型化背景噪声的舒缓噪声添加技术
US10339941B2 (en) 2012-12-21 2019-07-02 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. Comfort noise addition for modeling background noise at low bit-rates
CN105210148B (zh) * 2012-12-21 2020-06-30 弗劳恩霍夫应用研究促进协会 用以在低比特率下模型化背景噪声的舒缓噪声添加技术
US10789963B2 (en) 2012-12-21 2020-09-29 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. Comfort noise addition for modeling background noise at low bit-rates

Also Published As

Publication number Publication date
KR100325036B1 (ko) 2002-03-04
TW384621B (en) 2000-03-11
EP0929175A1 (en) 1999-07-14
CA2259071A1 (en) 1999-07-13
KR19990067863A (ko) 1999-08-25
JPH11205485A (ja) 1999-07-30
US6188978B1 (en) 2001-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3252782B2 (ja) モデム信号対応音声符号化復号化装置
US6393000B1 (en) Communication method and apparatus with transmission of a second signal during absence of a first one
CA1258532A (en) Coding device selectively connected to a transmission line
US5493610A (en) Circuit multiple transmission system
US20020015415A1 (en) Transmission apparatus capable of transmitting high speed modem signal
EP1014738A2 (en) A method and apparatus for efficient bandwith usage in a packet switching network
US6493355B1 (en) Method and apparatus for the flexible use of speech coding in a data communication network
JP2691189B2 (ja) 符号復号器
JP3686811B2 (ja) Fax対応音声codec
JP2872778B2 (ja) 符号器
JP2584447B2 (ja) 時分割多重化装置
JPS6314544B2 (ja)
JPH0537674A (ja) 電話音声・低速モデム・フアクシミリ信号用符号・復号器
JP2972429B2 (ja) 音声符号化復号化装置
JP2831661B2 (ja) 伝送装置
JPH08307366A (ja) 音声符号化装置
JP3708377B2 (ja) 音声周波数帯域内信号伝送装置及び音声周波数帯域内信号伝送方法
JPH04111633A (ja) 符号器
JP2990066B2 (ja) データ伝送装置
KR100429544B1 (ko) 이산신호 송/수신기능을 갖는 이동통신 단말기
JP2001249691A (ja) 音声符号化装置及び音声復号装置
JPS63141423A (ja) 符号化復号化装置
EP0953966A2 (en) Modem voice/data mode switching arrangement.
JPH0761042B2 (ja) 音声符号化通信方式
JPH0746816B2 (ja) デイジタル通信方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees