JP3252761B2 - ディジタル映像信号記録方法、記録装置及び出力装置 - Google Patents

ディジタル映像信号記録方法、記録装置及び出力装置

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JP3252761B2
JP3252761B2 JP18624597A JP18624597A JP3252761B2 JP 3252761 B2 JP3252761 B2 JP 3252761B2 JP 18624597 A JP18624597 A JP 18624597A JP 18624597 A JP18624597 A JP 18624597A JP 3252761 B2 JP3252761 B2 JP 3252761B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル映像信
号を記録するディジタル映像信号記録装置に関し、特に
ディジタル圧縮映像信号を記録する記録装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッドを用いて磁気テープ上にディ
ジタル圧縮映像信号を記録するディジタル信号記録装置
が、特開平8−273305号に記載されている。この
ディジタル信号記録装置では、可変速再生のための信号
を記録することが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フレー
ム間の相関を利用したディジタル圧縮映像信号の場合に
は、単純に一部分のデータを取り出しただけでは映像信
号の復号が難しく、可変速再生のための信号を生成する
のが困難であるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、ディジタル圧縮映像信号
からの可変速再生のための信号の生成が容易なディジタ
ル信号の記録方法、記録装置及び出力装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、フレーム間
の相関を利用しないで圧縮した第1の圧縮フレーム信号
と、フレーム間の相関を利用して圧縮した第2の圧縮フ
レーム信号を含む所定数バイトのパケット形式のディジ
タル圧縮映像信号と、少なくとも前記第1の圧縮フレー
ム信号の一部を含むパケットよりなる第3の圧縮映像信
号を記録媒体上に記録するディジタル映像信号記録方法
において、第の圧縮映像信号の1フレームがmパケッ
トで構成されており、記録媒体上の前記第3の圧縮映像
信号を記録する領域が1トラック当りnパケットであっ
た時に、mパケットで構成された第1の圧縮フレーム信
号を前記第3の圧縮映像信号として、k≧m/n(k、
m、nは整数)であるkトラックの前記第3の圧縮映像
信号を記録する領域に1フレーム分の信号を配置して前
記記録媒体上に記録することにより達成できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0007】図1は、ディジタル信号記録再生装置の構
成である。図1は記録再生兼用の装置であるが、もちろ
ん、記録と再生が独立していても同様である。100は
回転ヘッド、101はキャプスタン、102aは記録時
の記録信号の生成を行う記録信号処理回路、102bは
再生時の再生信号の復調を行う再生信号処理回路、10
4は記録再生モード等の制御を行う、例えば、マイクロ
プロセッサのような制御回路、104aは記録再生装置
の動作を制御するキー、105は回転ヘッド100の回
転等の基準となるタイミング信号を生成するタイミング
生成回路、106は回転ヘッド及びテープの送り速度を
制御するサーボ回路、107は記録信号の入力または再
生信号の出力を行う入出力回路、109は記録時のタイ
ミングを制御するタイミング制御回路、110は基準ク
ロックを生成する発振回路、111はテープ、112は
アナログ映像信号の記録再生回路、115はディジタル
信号記録時のデータの生成回路、116はディジタル信
号再生時のデータの選択回路である。
【0008】図2は、図1のディジタル信号記録再生装
置とディジタル放送受信機との接続の例である。200
は図1のディジタル信号記録再生装置、201はディジ
タル放送受信機、202はアンテナ、207は受像機で
ある。また、203はチューナ、204は選択回路、2
05は復号回路、206はインターフェース回路、20
8はディジタル放送受信機201の動作の制御を行う制
御回路である。
【0009】ディジタル映像圧縮信号は、パケット形式
のデータで、複数チャンネルの信号が時分割多重されて
伝送される。アンテナ202で受信されたディジタル放
送信号は、チューナ203で復調された後に、選択回路
204で必要なディジタル圧縮映像信号を選択する。選
択されたディジタル圧縮映像信号は、復号回路205で
通常の映像信号に復号されて受像機207に出力され
る。また、受信信号にスクランブル等の処理が行われて
いるときは、選択回路204においてそれを解除した後
に復号処理を行う。記録を行うときは、選択回路204
において記録するディジタル圧縮映像信号及びそれに関
連した情報を選択してインターフェース回路206より
ディジタル信号記録再生装置200に出力する。そし
て、入出力端子108よりディジタル信号記録装置20
0に入力され、記録される。また、ディジタル信号記録
再生装置200で再生されたディジタル圧縮映像信号等
は、入出力端子108よりインターフェース回路206
に出力する。インターフェース回路206では、入力さ
れた信号より、通常の受信時と同様の処理を行って、受
像機207に出力する。
【0010】ディジタル信号記録装置200において
は、記録時には、入出力端子108より入力されたパケ
ットデータの一部は、入出力回路107を介して制御回
路104に入力される。制御回路104では、パケット
データに付加されている情報あるいはパケットデータと
は別に送られてきた情報によりパケットデータの種類等
を検出し、検出結果によって記録モードを判断し、記録
信号処理回路102a及びサーボ回路106の動作モー
ドを設定する。入出力回路107では、記録するパケッ
トデータをデータ生成回路115に出力する。データ生
成回路115では、可変速再生用のデータを生成し、こ
れを付加して記録信号処理回路102aに出力する。記
録信号処理回路102aでは、制御回路104で判断さ
れた記録モードに応じて、誤り訂正符号、ID情報、サ
ブコード等の生成を行い、記録信号を生成して回転ヘッ
ド100によりテープ111に記録する。
【0011】再生時には、まず任意の再生モードで再生
動作を行い、再生信号処理回路102bでID情報を検
出する。そして、制御回路104でどのモードで記録さ
れたかを判断し、再生信号処理回路102b及びサーボ
回路106の動作モードを再設定して再生を行う。再生
信号処理回路102bでは、回転ヘッド100より再生
された再生信号より、同期信号の検出、誤り検出訂正等
を行い、データ、を再生してデータ選択回路116に出
力する。データ選択回路116では、通常再生時には通
常の記録領域に記録されているデータを、可変速再生時
には可変速用のデータを選択して入出力回路107に出
力する。なお、可変速再生時には、データの順序が正し
く再生されない場合には、順序の並び替えも行って出力
する。入出力回路107では、タイミング生成回路10
5で生成されたタイミングを基準として再生データを入
出力端子108より出力する。
【0012】記録時には、入出力端子108より入力さ
れた記録データのレートを基準としてタイミング制御回
路109により記録再生装置の動作タイミングを制御
し、再生時には、発振回路110により発振されたクロ
ックを動作基準として動作する。
【0013】また、アナログ映像信号の記録再生を行う
場合には、記録時には入力端子113より入力されたア
ナログ映像信号をアナログ記録再生回路112で所定の
処理を行って回転ヘッド100によりテープ111に記
録し、再生時には回転ヘッド111によって再生された
映像信号をアナログ記録再生回路112で所定の処理を
行った後に出力端子114より出力する。この場合に
は、図示していないが、アナログ映像信号のフレーム周
期を基準としてサーボ回路106を制御する。なお、ア
ナログ記録用のヘッドはディジタル記録用のヘッドと兼
用としてもよいし、独立に設けてもよい。
【0014】図3は、ディジタル映像圧縮信号のパケッ
トの構成である。1パケットは固定長、例えば、188
バイトで構成されており、4バイトのパケットヘッダ3
06と184バイトのパケット情報307により構成さ
れている。ディジタル圧縮映像信号は、パケット情報3
07の領域に配置される。また、パケットヘッダ307
はパケット情報の種類等の情報により構成される。
【0015】図4は、パケットヘッダ306の構成であ
る。501はパケットの先頭を示す同期バイト、502
は誤りの有無を示す誤り表示、503はユニットの開始
を示すユニット開始表示、504はパケットの重要度を
示すパケットプライオリティ、505はパケットの種類
を示すパケットID、506はスクランブルの有無を示
すスクランブル制御、507は追加情報の有無及びパケ
ット情報の有無を示すアダプテーションフィールド制
御、508はパケット単位でカウントアップされる巡回
カウンタである。
【0016】図5(a)は、ディジタル放送の伝送信号
の構成である。71は図3のパケットである。通常、上
記映像信号に音声信号、プログラムに関する情報等が付
加され、複数チャンネルのプログラムが時分割多重され
て伝送される。図5(a)は、3チャンネルのプログラ
ムを多重した例であり、V1、A1、P1は第1チャン
ネルの映像信号、音声信号、プログラム情報、V2、A
2、P2は第2チャンネルの映像信号、音声信号、プロ
グラム情報、V3、A3、P3は第3チャンネルの映像
信号、音声信号、プログラム情報である。それぞれのパ
ケットは、異なるパケットID505が割り当てられて
おり、これによりパケットの内容を識別することができ
る。もちろん、多重するチャンネル数は3チャンネル以
外、例えば4チャンネルでもよいし、また、これ以外の
情報を多重してもよい。
【0017】図5(b)は、図5(a)から第1のチャ
ンネルの情報のみを選択したものである。第1のチャン
ネルを記録する場合には、この情報をディジタル放送受
信機201から記録再生装置200に出力する。もちろ
ん、これ以外の情報を含めて記録してもよいし、また、
再生時の処理をやりやすくするために、パケットのヘッ
ダ情報等の一部を変更してもよい。
【0018】図5(c)は、さらに第1のチャンネルの
映像信号のみを選択したものである。可変速用のデータ
は、この映像信号パケットより生成する。
【0019】図6は、ディジタル圧縮映像信号のフレー
ム単位で圧縮されたイントラフレームデータと、前後の
フレームのデータよりの予測を用いて差分情報のみの圧
縮を行ったインターフレームデータの関係である。30
1はイントラフレーム、302はインターフレームであ
る。ディジタル圧縮映像信号は、所定数のフレーム、例
えば15フレームを一つのシーケンスとし、グループの
先頭はイントラフレームとし、残りのフレームはイント
ラフレームからの予測を用いて圧縮したインターフレー
ムとしている。もちろん、先頭以外にもイントラフレー
ムを配置するようにしてもよい。
【0020】図7は、1シーケンスのディジタル圧縮映
像信号の構成である。ディジタル圧縮映像信号には、フ
レーム単位でピクチャヘッダ、シーケンス単位でシーケ
ンスヘッダが付加されている。シーケンスヘッダは、同
期信号及び伝送レート等の情報により構成される。ピク
チャヘッダは、同期信号及びイントラフレームかインタ
ーフレームかの識別情報等により構成される。通常、各
ピクチャのデータの長さは情報量により変化する。な
お、図7の例では、一つのピクチャのデータはパケット
単位で完結するようにしており、ピクチャの先頭のパケ
ットは、ユニット開始表示(US)が1となるようにし
ている。このようにすることにより、ユニット開始表示
によりピクチャの先頭を識別することができる。
【0021】次に、磁気テープへの記録方法について述
べる。
【0022】図8は、1トラックの記録パターンであ
る。3は時間情報、プログラム情報等のサブコードを記
録するサブコード記録領域、7はディジタル圧縮映像信
号を記録するデータ記録領域、2及び6はそれぞれの記
録領域のプリアンブル、4及び8はそれぞれの記録領域
のポストアンブル、5はそれぞれの記録領域の間のギャ
ップ、1及び9はトラック端のマージンである。このよ
うに、各記録領域にポストアンブル、プリアンブル及び
ギャップを設けておくことにより、それぞれの領域を独
立にアフレコを行うことができる。もちろん、記録領域
7にはディジタル圧縮映像信号以外のディジタル信号を
記録してもよい。
【0023】図9はデータ記録領域7のブロック構成で
ある。20は同期信号、21はID情報、22はデー
タ、23は第1の誤り検出訂正のためのパリティ(C1
パリティ)である。例えば、同期信号20は2バイト、
ID情報21は3バイト、データ22は99バイト、パ
リティ23は8バイトで構成されており、1ブロックは
112バイトで構成されている。
【0024】図10は、ID情報21の構成である。3
1はグループ番号、32はトラックアドレス、33は1
トラック内のブロックアドレス、35はグループ番号3
1、トラックアドレス32及びブロックアドレス33の
誤りを検出するためのパリティである。ブロックアドレ
ス33は、各記録領域でのブロックの識別を行うための
アドレスである。例えば、データ記録領域7では0〜3
35とする。トラックアドレス32は、トラックの識別
を行うためのアドレスであり、例えば、1トラックまた
は2トラック単位でアドレスを変化させ、0〜5または
0〜2とすることにより、6トラックを識別することが
できる。グループ番号31は、例えば、トラックアドレ
ス32で識別する6トラック単位で変化させ、0〜15
とすることにより、96トラックを識別することができ
る。トラックアドレスは、後述する第2の誤り訂正符号
の周期と同期させておけば、記録時の処理及び再生時の
識別を容易にすることができる。
【0025】図11は、データ記録領域7における1ト
ラックのデータの構成である。なお、同期信号20およ
びID情報21は省略している。データ記録領域7は、
例えば、336ブロックで構成されており、最初の30
6ブロックにデータ41を、次の30ブロックに第2の
誤り訂正符号(C2パリティ)43を記録する。C2パ
リティ43は、例えば、6トラック単位で、306ブロ
ック×6トラックのデータを18分割し、それぞれの1
02ブロックに10ブロックのC2パリティを付加す
る。誤り訂正符号は、例えばリードソロモン符号を用い
ればよい。各ブロック99バイトのデータは、3バイト
のヘッダ44と96バイトのデータ41により構成され
ている。
【0026】図12は、データ記録領域7のヘッダ44
の構成である。ヘッダ44は、フォーマット情報31、
ブロック情報32及び付加情報33により構成される。
【0027】フォーマット情報31は、記録フォーマッ
トに関する情報であり、例えば6ブロックの6バイトで
1つの情報を構成している。そして、この情報を複数回
多重記録することにより、再生時の検出能力を向上させ
ている。ここに可変速再生用データの有無及び種類を記
録しておき、再生時にそれを識別することにより、可変
速再生への対応を容易にすることができる。
【0028】ブロック情報32は、データ記録領域41
に記録されるデータの種類を識別するための情報であ
る。
【0029】付加情報33は、たとえば、6ブロックの
6バイトで一つの情報を構成し、最初の1バイトが情報
の種類を表すアイテムコード、残りの5バイトをデータ
とすることにより、いろいろな種類のデータを記録する
ことができる。例えば、記録時間等の情報や記録信号の
種類等を記録しておく。ここに可変速再生データに関す
る明細な情報を記録しておいてもよい。
【0030】図13は、188バイトのパケット形式で
伝送されたディジタル圧縮映像信号をデータ記録領域4
1に記録する時のブロックの構成例である。この場合に
は、4バイトの時間情報25を付加して192バイトと
し、2ブロックに1パケットを記録する。
【0031】図14は、パケット71の長さを140バ
イトとした時のブロックの構成である。この時には、2
個のパケット71を3ブロックに記録する。
【0032】図15は、図13または図14のパケット
の他の構成例である。パケットは、3バイトの時間情報
25と、1バイトのパケットに関連した制御情報72と
を188バイトまたは140バイトのパケットデータ7
1により構成される。なお、パケットデータ71の数が
これより少ない場合、例えば130バイトの場合には、
ダミーデータを付加して記録するか、あるいは、制御情
報の領域を多くしてもよい。
【0033】時間情報25は、パケットの伝送された時
間の情報である。すなわち、パケット(の先頭)が伝送
された時の時間またはパケット間の間隔を基準クロック
でカウントし、そのカウント値をパケットデータと共に
記録しておき、再生時にその情報を基にしてパケット間
の間隔を設定することにより、伝送された時と同一の形
でデータを出力することができる。
【0034】このように、1パケットのバイト数と1ブ
ロックの記録領域のバイト数の比が簡単な整数比n:m
で表されるようにし、m個のパケットをnブロックに記
録するようにすれば、パケット長が1ブロックの記録領
域と異なる場合にも効率よく記録することができる。
【0035】図16は、ブロック情報32の構成であ
る。ブロック情報32は、ブロック単位でのデータの識
別を行うための情報である。データ情報74は、このブ
ロックに記録されているデータの種類を識別する情報で
ある。例えば、通常のパケットデータが記録されている
ブロックでは0、有効なデータが記録されていないブロ
ックでは1、第1の可変速再生用データが記録されてい
るブロックでは2、第2の可変速再生用データが記録さ
れているブロックでは3とすればよい。ブロック番号7
5は、パケットデータを2ブロックあるいは3ブロック
単位で記録した時のブロックの順序を識別する情報であ
る。例えば、2ブロック単位で記録する場合には0〜
1、3ブロック単位で記録する場合には0〜2とする。
可変速データ情報76は、可変速再生用データのデータ
の順序を識別する情報である。
【0036】図17は、可変速データ情報の構成であ
る。511はピクチャの識別を行うピクチャカウンタ、
512はトラックの識別を行うトラックカウンタ、51
3はトラック内のブロックの識別を行うブロックカウン
タである。
【0037】図18は、データ情報74及びブロック番
号75の2ブロック単位で記録した時の例である。51
は通常のパケットデータを記録したブロック、52は可
変速再生用データを記録したブロック、53は未使用領
域である。可変速再生用データ記録領域52では、ブロ
ック番号は0〜3としている。なお、図では可変速再生
用データ記録領域52は4ブロックとなっているが、通
常は4ブロックより多くのブロックを可変速再生用デー
タ記録領域52とする。
【0038】再生時には、ブロック単位でデータ情報7
4を識別し、0以外の場合にはそのブロックをとばして
出力すればよい。これにより、可変速再生用データや無
効データがどこに記録されていても再生時の互換を保つ
ことができる。また、それ以外の特殊データが記録され
ている場合でも、そのブロックに異なるデータ情報を割
り当てておけば問題ない。
【0039】図19は、第1の可変速再生用データの配
置の例である。311が第1の可変速再生用データであ
る。可変速再生用データは、トラックの所定の場所に、
数トラックに同一データを多重記録しておく。これによ
り、ヘッドがどのような軌跡で走査してもデータを全て
検出できる。多重するデータは、可変速データ情報76
を同一にしておくことにより、再生時にデータの順序を
識別できる。多重する回数は、可変速再生の速度に応じ
て設定すればよい。なお、図19では、連続した全ての
トラックに可変速再生用データを配置しているが、全て
のトラックに可変速再生用データを配置しなくてもよ
い。例えば、1トラック置きに配置してもよい。
【0040】図20は、1トラックの可変速再生用デー
タの配置の例である。図の上がトラックの先頭、すなわ
ち、図19のトラックの下側になる。図20では、可変
速再生用データの一つの領域を10ブロックとし、1ト
ラックに3個の領域を配置している。すなわち、1トラ
ックに30ブロック(15パケット)の可変速再生用デ
ータを記録できる。もちろん、一つの領域のブロック数
及び1トラックの領域の数は他の値、例えば、1トラッ
クに6個の領域を配置してもよい。また、各領域でブロ
ック数が異なっていてもよい。BNは各ブロックに付加
されるブロック番号75の値、BCは各ブロックに付加
されるブロックカウンタ513の値である。ブロック番
号75及びブロックカウンタ513により、1トラック
の何番目のブロックの可変速再生用データであるかを識
別することができる。
【0041】図21は、トラックカウンタ512の配置
の例である。7は図20に示す1トラック、TCはトラ
ックカウンタ512である。可変速再生用データは、複
数トラック、例えば、16トラックに同一のデータを配
置する。そして、同一のデータを配置しているトラック
には同じ値のトラックカウンタ値を割り当てておくこと
により、トラック単位での可変速再生用データの識別を
行うことができる。例えば、トラックカウンタが2ビッ
トの場合には、4×16=64トラックを識別すること
ができる。通常の可変速再生時には、ヘッドの軌跡が1
6トラックを超えることはないので、ヘッドの走査の順
番を加味すれば、64トラック以上の識別が可能であ
る。
【0042】図22は、ピクチャカウンタ511の配置
の例である。521はトラックカウンタ値が同一のトラ
ック、例えば、16トラックであり、PCはピクチャカ
ウンタ511である。図22は、最初のk×16トラッ
ク及び次のk’×16トラックが一つのピクチャの場合
である。例えば、一つのピクチャが100パケットで構
成されており、1トラックに15パケットが記録できる
場合には、(100/15)+1>k≧100/15と
すればよい。すなわち、7×16トラックに一つのピク
チャを配置すればよい。もちろん、k≧100/15で
あれば、これより多くのトラックを一つのピクチャに割
り当ててもよい。
【0043】一つのピクチャのデータは、トラック単位
で完結するようにしておけば、データの生成及び再生時
の処理が容易になる。一つのピクチャのデータがトラッ
クの途中で終わった場合のトラックの残りの部分は、ダ
ミーのデータのブロック、例えば、データ情報74を1
としておけばよい。また、可変速再生用データとして無
効なデータを配置しておいてもよい。
【0044】図23は、図5(c)の映像信号パケット
データから可変速再生用データを生成するフローチャー
トである。可変速再生用データは、単独で復号できる必
要があるため、イントラフレームデータである必要があ
る。そこで、パケット単位でイントラフレームデータを
抽出することにより、容易に可変速再生用データを生成
することができる。
【0045】まず、入力されたパケットのユニット開始
表示を確認し、ピクチャの先頭を検出する。なお、ピク
チャの先頭を検出は、ピクチャヘッダ等によって行って
もよい。次に、ピクチャの先頭のバケットにシーケンス
ヘッダがあるかを確認する。これにより、シーケンスの
先頭、すなわち、イントラフレームピクチャを検出す
る。もちろん、シーケンスヘッダ以外の情報によってイ
ントラフレームピクチャであることを検出してもよい。
そして、このパケットから2番目のピクチャの先頭のパ
ケットの前まで、すなわち、一つのイントラフレームピ
クチャのデータを可変速再生用データとして抽出する。
【0046】図24は、イントラフレームピクチャのデ
ータの抽出のタイミングを示す図である。図24(a)
は、図5(c)に相当する映像信号パケットデータであ
り、531はイントラフレームピクチャデータである。
図24(b)は、テープ上に配置された可変速再生用デ
ータであり、532がイントラフレームピクチャデータ
である。1シーケンスが15フレームの場合、1秒当り
2イントラフレームピクチャとなる。一方、回転ヘッド
の回転数を1800rpmとすると、1秒当り60トラ
ックを記録する。したがって、30トラックに1イント
ラフレームピクチャを配置できればよいが、可変速再生
用データ領域は限られているので、通常は30トラック
以上必要となる。そこで、まず最初のピクチャ(ピクチ
ャ0)をトラックに配置し、配置が終了した時点より次
のパケットの抽出を開始すればよい。もちろん、パケッ
トの抽出の開始は、配置が終了した時点でなくても、配
置が終了した時点前後であればよい。
【0047】これにより、映像信号中のイントラフレー
ムピクチャのデータ量に応じて最適な可変速再生用デー
タを生成できる。なお、イントラフレームピクチャのデ
ータ量が一定量以上の場合には、超えた部分のデータを
切り捨てるようにしてもよい。
【0048】図25は、データ生成回路115の構成で
ある。401は時間情報付加回路、402は記憶回路、
403は映像信号パケット分離回路、404はピクチャ
検出回路、405は書込回路、406は記憶回路、40
7は読出回路、408はブロック情報付加回路である。
入出力回路107より出力されたパケットは、入力端子
409より時間情報付加回路401に入力され、時間情
報25が付加される。なお、既に時間情報が付加されて
送られて来た場合にはこの処理は行う必要がない。時間
情報が付加されたパケットは、記憶回路402に記憶さ
れる。同時に、映像信号パケット分離回路403では、
入力されたパケットのパケットID505により映像パ
ケットを分離し、書込回路405及びピクチャ検出回路
404に出力する。なお、図では記憶回路402に記憶
される通常再生時に使用するパケットにのみ時間情報を
付加するようにしているが、可変速再生用データにも同
様の時間情報を付加してもよい。
【0049】映像信号パケットのパケットIDは、プロ
グラム情報パケットの内容より検出してもよいが、ディ
ジタル放送受信機201で検出しているパケットID情
報を用いれば、検出処理は不要となる。すなわち、ディ
ジタル放送受信機201では、選択回路204で検出し
ているパケットIDをインターフェース回路206より
出力し、ディジタル信号記録再生装置200では、入力
端子108cを介して入力端子409aより入力された
パケットID情報を用いて映像パケットの分離を行えば
よい。
【0050】ピクチャ検出回路404では、パケット情
報307中のヘッダ情報を検出し、図23のフローチャ
ート及び図24のタイミングのように書込回路405を
制御し、可変速再生用データを記憶回路406に記憶す
る。読出回路407では、記憶回路402及び記憶回路
406に記憶されているパケットデータを順次読出して
図19の配置とし、ブロック情報付加回路408により
ブロック情報32を付加して記録再生信号処理回路10
2に出力する。そして、記録再生信号処理回路102に
おいて図8の記録信号を生成して記録する。なお、記憶
回路402と406は、同一の記憶回路を用いてもよ
い。
【0051】図26は、データ選択回路116の構成で
ある。411はパケットデータの分配回路、412は記
憶回路、413は読出回路、414は切換回路である。
【0052】通常再生時は、分配回路411において入
力端子415より入力された再生パケットデータのブロ
ック情報によりパケットの内容を検出し、通常再生用の
パケットを選択して切換回路414を介して出力端子4
16より入出力回路107に出力する。
【0053】可変速再生時は、分配回路411において
可変速再生用データのパケットを選択して記憶回路41
2に出力する。記憶回路412では、可変速データ情報
76のデータの順序に対応した位置に書込む。そして、
読出回路413において順次読出し、切換回路414を
介して出力端子416より入出力回路107に出力す
る。可変速再生時、特に逆方向の可変速再生時は、可変
速再生用データが順序通りのは再生されない。したがっ
て、データが最初に書込まれてから一定時間経過した後
に読出を開始すれば、書込まれる前に読み出されること
を防ぐことができる。
【0054】図27は、入出力回路107の構成であ
る。420はパケット検出回路、422は出力制御回
路、423はバッファ、424は時間制御回路である。
【0055】記録時は、図28のようなタイミングで入
出力端子108a及び108bよりデータ及び同期クロ
ックが入力される。入力されたデータ及び同期クロック
は、パケット検出回路420に入力され、入力端子42
7より入力されるタイミング生成回路105から出力さ
れたクロックによりパケットの検出が行われる。そし
て、検出されたパケット71は出力端子425aよりデ
ータ生成回路115に出力される。パケットに付加して
送られてきた制御信号等は、出力端子426aより制御
回路104に出力され、パケットの種類の判別、記録モ
ードの決定等が行われる。
【0056】通常再生時は、入力端子426bより入力
される制御回路104からの制御信号により出力制御回
路422を出力モードに制御し、再生されたパケット7
1を発振回路110で発信された基準クロックに同期し
て出力する。入力端子425bより入力されたパケット
は、バッファ423に記憶される。また、パケット中の
時間情報25は時間制御回路424に入力される。時間
制御回路424では、時間情報25及び入力端子427
より入力されたクロックにより、バッファ423からパ
ケットを読み出して出力するタイミングの制御及び同期
クロックの生成を行い、図28のタイミング、すなわ
ち、記録データの入力された時のタイミングと同一のタ
イミングで出力する。これにより、ディジタル圧縮映像
信号の複号装置や他のディジタル信号記録再生装置等の
再生されたパケットを受け取って処理する装置では、記
録する前の信号をそのまま処理する場合と同一の処理で
記録再生後の信号を処理することができる。
【0057】可変速再生時には、可変速再生用データは
元のデータ系列から変わっており、時間制御を行う意味
がないので、入力されたパケットそのまま出力する。
【0058】なお、図27の入出力回路については、デ
ィジタル放送受信機201等の他の装置の入出力回路に
ついても同様に適用することができる。
【0059】また、実施例では入力と出力を兼用の端子
を用いて行っているが、入力と出力を独立した端子を用
いてもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、パケット形式のディジ
タル映像圧縮信号を記録する記録装置において、パケッ
ト単位でデータを抽出して可変速再生用データを生成す
ることにより、パケットの再構成等をすることなく、容
易に可変速再生用データを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル信号記録再生装置の構成図である。
【図2】ディジタル信号記録再生装置とディジタル放送
受信機との接続図である。
【図3】ディジタル映像圧縮信号のパケットの構成図で
ある。
【図4】パケットヘッダの構成図である。
【図5】ディジタル放送の伝送信号の構成図である。
【図6】イントラフレームデータとインターフレームデ
ータの関係を示す図である。
【図7】1シーケンスのディジタル圧縮映像信号の構成
図である。
【図8】1トラックの記録パターン図である。
【図9】データ記録領域のブロック構成図である。
【図10】ID情報の構成図である。
【図11】データ記録領域における1トラックのデータ
の構成図である。
【図12】データ記録領域のヘッダの構成図である。
【図13】188バイトのパケット形式で伝送されたデ
ィジタル圧縮映像信号をデータ記録領域に記録する時の
ブロックの構成図である。
【図14】パケットの長さを140バイトとした時のブ
ロックの構成図である。
【図15】パケットの他の構成図である。
【図16】ブロック情報の構成図である。
【図17】可変速データ情報の構成図である。
【図18】データ情報及びブロック番号の記録例を示す
図である。
【図19】第1の可変速再生用データの配置を示す図で
ある。
【図20】1トラックの可変速再生用データの配置を示
す図である。
【図21】トラックカウンタの配置を示す図である。
【図22】ピクチャカウンタの配置を示す図である。
【図23】映像信号パケットデータから可変速再生用デ
ータを生成するフロー図である。
【図24】イントラフレームピクチャのデータの抽出の
タイミングを示す図である。
【図25】データ生成回路の構成図である。
【図26】データ選択回路の構成図である。
【図27】入出力回路の構成図である。
【図28】入出力タイミング図である。
【符号の説明】
7…データ記録領域、20…同期信号、21…ID情
報、22…データ、23…C1パリティ、25…時間情
報、31…フォーマット情報、32…ブロック情報、3
3…付加情報、41…映像信号データ、43…C2パリ
ティ、44…ヘッダ、51…通常のパケットデータ、5
2…可変速再生用データ、53…未使用領域、71…パ
ケット、72…制御情報、74…データ情報、75…ブ
ロック情報、76…可変速データ情報、100…回転ヘ
ッド、101…キャプスタン、102a…記録信号処理
回路、102b…再生信号処理回路、104…制御回
路、105…タイミング生成回路、106…サーボ回
路、107…入出力回路、109…タイミング制御回
路、110…発振回路、112…アナログ信号記録再生
回路、115…データ生成回路、116…データ選択回
路、301…イントラフレーム、302…インターフレ
ーム、306…パケットヘッダ、307…パケット情
報、311…第1の可変速再生用データ、401…時間
情報付加回路、402…記憶回路、403…映像パケッ
ト分離回路、404…ピクチャ検出回路、405…書込
回路、406…記憶回路、407…読出回路、408…
ブロック情報付加回路、411…パケットデータ分配回
路、412…記憶回路、413…読出回路、414…切
換回路、420…パケット検出回路、422…出力制御
回路、423…バッファ、424…時間制御回路、50
3…ユニット開始表示、505…パケットID、511
…ピクチャカウンタ、512…トラックカウンタ、51
3…ブロックカウンタ、521…トラックカウンタ値が
同一のトラック、531…イントラフレームピクチャデ
ータ、532…イントラフレームピクチャデータ。
フロントページの続き (72)発明者 細川 恭一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所マルチメディアシステ ム開発本部内 (56)参考文献 特開 平8−273305(JP,A) 特開 平8−140055(JP,A) 特開 平8−140030(JP,A) 特開 平6−284378(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 5/782 - 5/783 G11B 20/10 - 20/12

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム間の相関を利用しないで圧縮した
    第1の圧縮フレーム信号と、フレーム間の相関を利用し
    て圧縮した第2の圧縮フレーム信号を含む所定数バイト
    のパケット形式のディジタル圧縮映像信号と、少なくと
    も前記第1の圧縮フレーム信号の一部を含むパケットよ
    りなる第3の圧縮映像信号を記録媒体上に記録するディ
    ジタル映像信号記録方法において、 前記第の圧縮映像信号の1フレームがmパケットで構
    成されており、前記記録媒体上の前記第3の圧縮映像信
    号を記録する領域が1トラック当りnパケットであった
    時に、前記mパケットで構成された第1の圧縮フレーム
    信号を前記第3の圧縮映像信号として、k≧m/n
    (k、m、nは整数)であるkトラックの前記第3の圧
    縮映像信号を記録する領域に1フレーム分の信号を配置
    して前記記録媒体上に記録することを特徴とするディジ
    タル映像信号記録方法。
  2. 【請求項2】前記mパケットで構成された第1の圧縮フ
    レーム信号を前記第3の圧縮映像信号として、m/n+
    1>k≧m/nであるkトラックの前記第3の圧縮映像
    信号を記録する領域に配置して前記記録媒体上に記録す
    ることを特徴とする請求項1記載のディジタル映像信号
    記録方法。
  3. 【請求項3】k>m/nである時に、k番目のトラック
    の前記第3の圧縮映像信号を記録する領域の最後の(k
    ×n−m)ブロックには前記第3の圧縮映像信号を配置
    しないことを特徴とする請求項2記載のディジタル映像
    信号記録方法。
  4. 【請求項4】前記第の圧縮映像信号の1フレームのパ
    ケット数mはフレーム毎に異なることを特徴とする請求
    項1記載のディジタル映像信号記録方法。
  5. 【請求項5】前記第1の圧縮フレーム信号の1フレーム
    のパケット数が所定の数k’×nより大きい時には、前
    記第1の圧縮フレーム信号の1フレームのパケットの内
    のk’×nパケットのみを前記第3の圧縮映像信号とし
    て、k’トラックの前記第3の圧縮映像信号を記録する
    領域に配置して前記記録媒体上に記録することを特徴と
    する請求項1記載のディジタル映像信号記録方法。
  6. 【請求項6】前記ディジタル圧縮映像信号は、前記第1
    の圧縮フレーム信号または前記第2の圧縮フレーム信号
    の先頭を示す情報が付加されており、前記第3の圧縮映
    像信号は、前記先頭を示す情報を基準として前記ディジ
    タル圧縮映像信号のパケットよりパケット単位で抽出し
    て生成することを特徴とする請求項1記載のディジタル
    映像信号記録方法。
  7. 【請求項7】前記ディジタル圧縮映像信号は、前記第1
    の圧縮フレーム信号と所定数フレームの前記第2の圧縮
    フレーム信号により一つのシーケンスを形成し、前記シ
    ーケンスの先頭を示す第2の情報が付加されており、前
    記第3の圧縮映像信号は、前記第2の情報を基準として
    前記ディジタル圧縮映像信号のパケットよりパケット単
    位で抽出して生成することを特徴とする請求項6記載の
    ディジタル映像信号記録方法。
  8. 【請求項8】前記第3の圧縮映像信号は、前記第2の情
    報を含むパケットより前記第2の圧縮フレーム信号の先
    頭を示すヘッダ情報を含むパケットの前までの一連のパ
    ケットにより構成されることを特徴とする請求項7記載
    のディジタル映像信号記録方法。
  9. 【請求項9】前記第3の圧縮映像信号は、iトラック
    (iは2以上の整数)の第3の圧縮映像信号を記録する
    領域に同一の信号を配置して記録することを特徴とする
    請求項1記載のディジタル映像信号記録方法。
  10. 【請求項10】前記第3の圧縮映像信号は、連続したi
    トラックの第3の圧縮映像信号を記録する領域に同一の
    信号を配置し、k×iトラックの前記第3の圧縮映像信
    号を記録する領域に1フレーム分の信号を配置して記録
    することを特徴とする請求項9記載のディジタル映像信
    号記録方法。
  11. 【請求項11】前記第3の圧縮映像信号は、一連の前記
    第1の圧縮フレーム信号より選択した圧縮フレーム信号
    により構成されることを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル映像信号記録方法。
  12. 【請求項12】前記第3の圧縮映像信号として、前記第
    1の圧縮フレーム信号のa番目のフレームがj(j≧
    k)トラックに配置されて記録された時に、その次の第
    3の圧縮映像信号として、a番目のフレームより、ほぼ
    jトラックを記録するのに要する時間後の前記第1の圧
    縮フレーム信号のa’番目のフレームを選択することを
    特徴とする請求項11記載のディジタル映像信号記録方
    法。
  13. 【請求項13】フレーム間の相関を利用しないで圧縮し
    た第1の圧縮フレーム信号と、フレーム間の相関を利用
    して圧縮した第2の圧縮フレーム信号を含む所定数バイ
    トのパケット形式のディジタル圧縮映像信号と、少なく
    とも前記第1の圧縮フレーム信号の一部を含むパケット
    よりなる第3の圧縮映像信号を記録媒体上に記録するデ
    ィジタル映像信号記録装置において、 前記第の圧縮映像信号の1フレームがmパケットで構
    成されており、前記記録媒体上の前記第3の圧縮映像信
    号を記録する領域が1トラック当りnパケットであった
    時に、前記mパケットで構成された第1の圧縮フレーム
    信号より前記第3の圧縮映像信号として生成し、k≧m
    /n(k、m、nは整数)であるkトラックの前記第3
    の圧縮映像信号を記録する領域に配置する信号生成回路
    と、 前記ディジタル圧縮映像信号のパケットと前記第3の圧
    縮映像信号のパケットを所定の形式の記録信号として前
    記記録媒体上に記録する記録回路を備えることを特徴と
    するディジタル映像信号記録装置。
  14. 【請求項14】前記ディジタル圧縮映像信号は、前記第
    1の圧縮フレーム信号または前記第2の圧縮フレーム信
    号の先頭を示す情報が付加されており、前記信号生成回
    路は、前記先頭を示す情報を検出する検出手段を備える
    ことを特徴とする請求項13記載のディジタル映像信号
    記録装置。
  15. 【請求項15】前記ディジタル圧縮映像信号は、前記第
    1の圧縮フレーム信号と所定数フレームの前記第2の圧
    縮フレーム信号により一つのシーケンスを形成し、前記
    シーケンスの先頭を示す第2の情報が付加されており、
    前記信号生成回路は、前記第2の情報を検出する検出手
    段を備えることを特徴とする請求項14記載のディジタ
    ル映像信号記録装置。
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