JP3197855B2 - Mpegデータの再生装置 - Google Patents

Mpegデータの再生装置

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MPEGデータ
の再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号をディジタルデータとし
て記録再生するディジタルVCRが開発されている。こ
のディジタルVCRは、画像圧縮方式の国際基準である
MPEGに基づいたデジタルテレビ放送などの映像信号
を記録することができる。また記録媒体は磁気テープに
限らずディスク装置を用いた記録再生装置も提案されて
おり、本発明はこの様なディスク装置を用いた記録再生
装置にも適応することが可能である。
【0003】MPEGの符号化には、動き補償予測、D
CT及びエントロピー符号化が採用されており、フレー
ムの種類は図4に示すように時間軸の予測方法によっ
て、Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャの3種類に分
類される。Iピクチャはフレーム内符号化画像であり、
Iピクチャデータ単独で、一枚のフレームを再構成する
ことが可能である。Pピクチャは時間的に先のIピクチ
ャまたはPピクチャから予測されるフレーム間予測符号
化画像であり、Bピクチャは時間的に後および先のIピ
クチャおよびPピクチャから予測されるフレーム間予測
符号化画像である。このため、P、Bの両ピクチャを再
構成するためには、それらの予測の元になるフレームの
データが必要で、P、B単独のデータだけでは一枚のフ
レームを再構成することはできない。
【0004】また、各ピクチャのデータ量は固定ではな
いため、テープ上の位置と画像の位置とは無関係であ
る。しかし、例えば毎秒30フレームのフレームレート
をもつ映像の場合、I、B、P合わせて、平均して毎秒
30フレーム分のデータが必要である。
【0005】ここで、例えば、毎秒30フレームのフレ
ームレートを持つMPEGデータをディジタルVCR協
議会規格に基づくディジタルVCR(以下単にDVC
R)に記録する場合を考える。
【0006】まず、DVCRの簡単なフォーマットの説
明を行う。
【0007】図5はこの規格の磁気テープ上の記録フォ
ーマットを示している。磁気テープには毎秒300トラ
ック分のデータが記録される。各トラックは記録される
順に、ITI(Insert and Track Information)エリア、
音声(AUDIO) エリア、映像(VIDEO) エリア、サブコード
エリアで構成される。
【0008】図6は、映像エリア内のフォーマットを示
している。データは77バイト×138バイト(映像デ
ータ135+AUXデータ3バイト)のブロックで構成
される。まず、138バイトの方向に誤り訂正用のEC
C2パリティ(11バイト)が付加され、次に77バイ
トの方向にECC1パリティ(8バイト)が付加され
る。そしてシンクブロックの単位で計149シンクブロ
ックのデータが順々に記録される。
【0009】音声、映像等のデータはシンクブロックと
いう単位で記録される。このシンクブロックは図7に示
すように、記録する順にシンクエリア(2バイト)、I
Dエリア(3バイト)、データエリア(77バイト)、
パリティエリア(8バイト)の計90バイトで構成され
る。
【0010】ただし、MPEGデータは、DVCRフォ
ーマットの映像データエリアのみに記録される。映像デ
ータエリアには135個のシンクブロックの領域があ
り、図8に示すように通常再生用データエリア(NPデ
ータエリア)と高速再生などの特殊再生用データエリア
(TPデータエリア)とオプションであるMPEG信号
記録時の誤り訂正符号用エリア(ECC3エリア)に分
けられ、さらにTPデータエリアはその再生速度からT
PHデータエリアとTPLデータエリアに分けられてい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】スロー再生の方法につ
いて説明する。通常再生時には、図3(a)に示すよう
に、ヘッドはテープに書き込まれたトラックに沿って走
行する。テープの走行速度が通常再生より低くなると図
3(b)に示すように、ヘッドはテープに書き込まれた
トラックに対して角度を持って走行するようになる。こ
のため1回のヘッド走査ではトラック全体を正常に再生
することができない。
【0012】しかしながら、よく知られているようにト
ラック幅に対するヘッドの幅とテープ速度を適切に設定
すれば、複数回の走査に分けてトラック上のすべてのデ
ータを再生することができる。この複数回に分けて再生
できたトラックのデータをメモリに蓄えておき、つなぎ
合わせれば、1トラック分のデータをすべて再現するこ
とができる。
【0013】一例として、テープ速度を通常再生の1/
3で行った場合、ヘッドの3回の走査で1トラック分の
データを再生でき、通常の1/3の速度ですべてのデー
タを再現することができる。
【0014】この様にして、例えばテープ速度を通常再
生の1/3に設定した場合、記録したMPEGデータを
1/3の速度で再生することが可能である。
【0015】ただし、MPEGデータの場合、例えば通
常の1/3の速度でMPEGデータをそのまま再生した
としてもデジタル放送受信機をはじめとするMPEGデ
コーダはそのデータを解釈して画像を再現することがで
きない。その理由は次の通りである。
【0016】MPEGの映像データは、映像のフレーム
周波数が決まっており、元の画像が例えば1秒間に30
フレームの場合は1秒間に30フレーム分のデータが含
まれている。また各フレームのデータにはそれを表示す
べき相対時刻のデータ(PTS:プレゼンテイションタ
イムスタンプ)が含まれている。このため、元のデータ
を単純に1/3のスピードで、MPEGデコーダに入力
した場合、フレーム周波数が30Hzであるにも係わら
ず、1秒間に10フレーム分のデータしか存在していな
いし、PTSも矛盾が生じているので、画像を再現する
ことができないのである。
【0017】そこで、このような場合において画像を再
現させるためには、MPEGデコーダ側にこの様な矛盾
があるMPEGデータを表示できる特別な仕掛けが必要
となる。
【0018】この発明は、特別な仕掛けを持たないMP
EGデコーダでも矛盾なくスロー再生の画像が再現でき
るようになるMPEGデータの再生装置を提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の
PEGデータの再生装置は、MPEGデータの再生装置
において、通常再生時には元のMPEGデータに含まれ
る画像データをそのまま出力する手段、およびスロー再
生時には、元のMPEGデータに含まれる画像データ
と、元の画像データをスロー再生速度に応じた回数分、
繰り返し表示するための疑似画像データとを出力する手
段を備えており、元の画像データのフレームの種類に
は、Iピクチャ、PピクチャおよびBピクチャがあり、
元のIピクチャを繰り返すための疑似画像データおよび
元のPピクチャを繰り返すための疑似画像データは、差
分無しの前方予測のBピクチャであり、元のBピクチャ
を繰り返すための疑似画像データは元のBピクチャその
ものであることを特徴とする
【0020】1秒当たりに出力される元の画像データと
疑似画像データとの画面表示数の和が、通常再生時の元
のMPEGデータの1秒当たりの画像表示数と等しくな
るように、疑似画像の数が設定される。
【0021】この発明による第1のMPEGデータの再
生装置は、MPEGデータの再生装置において、入力さ
れるMPEGデータに含まれる画像データと、上記画像
データをスロー再生速度に応じた回数分、繰り返し表示
するための疑似画像データとを出力するスロー再生手段
を備えており、スロー再生手段は、スロー再生によって
再生された画像データを一時的に格納するためのスロー
再生用バッファ、差分無しの前方予測のBピクチャを生
成する生成手段、スロー再生用バッファから1ピクチャ
ずつデータを読み出す手段、スロー再生用バッファから
1ピクチャ分のデータが読み出される毎に、読み出され
たデータの種類を判別するピクチャ種別判定手段、なら
びにスロー再生用バッファから読み出されたデータがI
またはPピクチャである場合には、読み出されたデータ
に続いて、生成手段から差分無しの前方予測のBピクチ
ャからなる擬似画像データをスロー再生速度に応じた回
数分出力させ、スロー再生用バッファから読み出された
データがBピクチャである場合には、読み出されたデー
タに続いて、スロー再生用バッファから当該Bピクチャ
からなる疑似画像データをスロー再生速度に応じた回数
分読み出して出力させる出力制御手段を備えていること
を特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2を参照し
て、この発明の実施の形態について説明する。
【0023】図1は、MPEGデータの再生装置の構成
を示している。
【0024】テープ1に記録された信号は再生ヘッド3
から読み出され、再生アンプ4で増幅された後、再生信
号処理回路5で復調、同期信号検出、データ分離などの
信号処理がなされた後、エラー訂正回路6に入力され
る。
【0025】エラー訂正回路6は、入力された再生信号
を一旦バッファメモリ7に蓄える。そして、記録時にエ
ラー訂正符号を付加する単位のデータがすべてそろった
段階でエラー訂正を行う。これにより、ほぼ完全に再生
時のエラーを訂正することが可能である。
【0026】通常再生時には、エラー訂正回路6から出
力されるエラー訂正後の信号が、通常再生用バッファ8
および切り換えスイッチ9を介してMPEGデコーダに
送られる。
【0027】スロー再生の際には、前述のように複数回
のヘッドスキャンによって1トラック分のすべての信号
が再生される。デジタルVCR協議会のDVCRの場合
は1トラックを単位としてエラー訂正符号が付加され
る。このためエラー訂正回路6は、1トラック分の再生
データをバッファメモリに蓄積し、蓄積した1トラック
分の再生データに対してエラー訂正を行う。
【0028】スロー再生時の動作を説明する前に、スロ
ー再生時の表示すべき画像と、再生装置から出力すべき
映像信号について図2を用いて説明する。
【0029】図2(a)は、一般的なMPEGの映像デ
ータを示している。このMPEG映像データは表示順で
I0,B0,B1,P0,B2,B3,P1,B4…の
順で構成されている。
【0030】I0ピクチャはフレーム内符号化画像であ
り、単独で一枚のフレームを再構成することが可能であ
る。P0ピクチャはI0ピクチャから、P1ピクチャは
P0ピクチャから予測されるフレーム間予測符号化画像
であり、B0およびB1ピクチャはI0ピクチャとP0
ピクチャから、またB2およびB3ピクチャはP0ピク
チャとP1ピクチャから予測されるフレーム間予測符号
化画像である。
【0031】これを例のように1/3倍速のスロー再生
を行った場合、図2(b)に示すように、表示順ではI
0,B0,B1,P0と3フレーム間隔のまばらなデー
タしか存在しない。これを表示する際には図(c)に示
すように、各フレームを3回繰り返して出力する必要が
ある。しかしなから、通常のデジタル放送受信機を始め
とするMPEGデコーダにおいては、図2(b)に示す
ような標準的ではないフレームのまばらなMPEGデー
タを受けとって、図(c)に示すように各画像を繰り返
し表示するためにはそれに対応した特別な仕掛けが必要
である。
【0032】しかしながら、図2(c)に示すようなフ
レーム列を表示するように、標準的なMPEG信号を作
って再生装置から出力すれば、特別な仕掛けのないMP
EGデコーダであっても良好なスロー再生画像が表示で
きる。
【0033】図2(c)に示すようなフレーム列を表示
するような標準的なMPEGデータを図2(d)に示
す。図2(d)においても、図2(a)〜(c)と同様
に、各ピクチャを表示順に図示している。
【0034】まず、再生されたI0ピクチャのデータを
画像データはそのままで出力する。つぎに、I0ピクチ
ャを繰り返して表示するために差分0の前方予測のBピ
クチャBaを2回(2フレーム分出力する)。Baピク
チャは前方予測のBピクチャであるので、それより前に
表示されるIまたはPピクチャから予測されるフレーム
間予測符号化画像である。ここでは、BaピクチャはI
0ピクチャから予測されるフレーム間予測符号化画像で
あり、特別の仕掛けのない通常のMPEGデコーダで
も、Baピクチャが入力されると、I0ピクチャから前
方予測した差分0の画像、つまりI0フレームと同じ映
像が出力される。
【0035】なお、I0ピクチャを3回繰り返して表示
させるために、図2(c)に示すように、I0ピクチャ
のデータをそのまま3回繰り返して出力してもよい。し
かしながら、通常、他の種類のピクチャに比べてIピク
チャのデータ量は多いためこれを連続させると、デコー
ダ側でバッファがあふれるおそれがあるため、この実施
の形態では、差分0の前方予測BピクチャであるBaを
出力させているのである。
【0036】次に、元の映像でのB0ピクチャを3回繰
り返して表示させるために、まず、B0ピクチャをその
まま出力する。B0ピクチャは、それより前に表示され
るI0ピクチャと、それより後に表示されるP0ピクチ
ャとから予測されるフレーム間予測符号化画像である。
I0ピクチャとP0ピクチャはそのまま出力されるの
で、B0ピクチャも元のデータそのままでよい。この後
に続いて、B0ピクチャを2回繰り返して表示させるた
めに、この後にB0ピクチャを2回連続して出力する。
【0037】同じ理由により、その次のB1ピクチャを
3回繰り返して表示させるために、B1ピクチャをその
まま3回繰り返して出力する。
【0038】この後、P0ピクチャを3回繰り返して表
示させる必要があるが、P0ピクチャのデータをそのま
ま3回繰り返し出力するわけにはいかない。この理由は
次の通りである。つまり、P0ピクチャはそれより前に
表示されるIピクチャまたはPピクチャから予測される
フレーム間予測符号化画像であり、ここではI0ピクチ
ャから予測されるフレーム間予測符号化画像である。P
0ピクチャのI0ピクチャとの差分をdP0と表すと、
P0=I0+dP0のように表せる。仮に、P0ピクチ
ャのデータを3回繰り返して出力するとすると、2つ目
のP0データを受け取ったデコーダはその前に表示され
るPピクチャつまりP0ピクチャからの差分データと解
釈し、その前のP0ピクチャ(=I0+dP0)と同じ
ではなく、{(I0+dP0)+dP0}の画像を表示
してしまう。
【0039】そこで、I0ピクチャの時と同じように、
まず、P0ピクチャをそのまま出力し、その後に、この
P0ピクチャと差分0の画像、つまりP0ピクチャと同
じ画像を2回続けて表示させるために、前方予測の差分
0のBピクチャデータBb(データ内容はBaとおな
じ)を2回続けて出力する。
【0040】このように元の画像が図2(a)に示すよ
うな画像を1/3スロー再生した場合には、表示順で図
2(d)に示すような画像データを出力することによっ
て、表示フレーム周波数に等しく、また標準のデコーダ
により図2(c)に示すように表示させることができる
画像データを出力できる。
【0041】図2(d)示すフレーム列をデータ出力の
順に書き直すと図2(e)に示すような順序になる。こ
れは両方向予測のB0ピクチャおよびB1ピクチャは表
示順序が後のIおよびPピクチャのデータが揃わないと
デコードできないため、Bピクチャのデコードに必要な
IピクチャおよびPピクチャをB0ピクチャおよびB1
ピクチャより先に出力する必要があるためである。
【0042】図1のブロック図にもどり、実際に図2
(d)のような画像データの生成方法を説明する。スロ
ー再生で再生されたデータはエラー訂正回路6より1ト
ラック分まとめられた後出力される。スロー再生時は、
このデータは一旦スロー再生用のバッファ11に蓄積さ
れるとともにフレーム周波数判定回路10に入力され
る。フレーム周波数判定回路10では、MPEGデータ
の中に含まれる画像フォーマット情報から表示するフレ
ーム周波数が判定され、その判定結果がスロー再生制御
部14に入力される。
【0043】スロー再生制御部14は、切り替えスイッ
チ13をスロー再生用バッファ11側に切り替えて、ス
ロー再生用バッファ11の読み出し制御を行い、1ピク
チャ分のデータをスロー再生用バッファ11から読み出
す。
【0044】1ピクチャ分のデータが読みだされた場合
には、ピクチャ種別判定回路15によって、スロー再生
用バッファ11から読み出されたピクチャデータがI、
P、Bのどのピクチャか判定され、その判定結果がスロ
ー再生制御部14に送られる。スロー再生制御部14
は、ピクチャ種別判定回路15からの判定結果に応じて
切り換えスイッチ13を制御する。
【0045】つまり、読み出された1ピクチャ分のデー
タがIまたはPピクチャであれば、スロー再生制御部1
4は、切り替えスイッチ13を差分0のBピクチャ生成
回路12の方に切り替え、前方予測の差分0のBピクチ
ャを出力させる。また読み出されたデータがBピクチャ
であった場合は、スロー再生制御部14は、切り替えス
イッチ13をスロー再生用バッファ11側のままにし
て、Bピクチャの読み出しを再度行う。
【0046】これらの疑似画像の出力回数は、あらかじ
め決められたスロー再生速度に基づいて、スロー再生制
御部14で決定される。この例のように速度1/3の場
合は、スロー再生制御部14にスロー再生開始の命令が
入力されるとテープを駆動するモータ2を1/3倍速で
回転させ、前述のように元の読み出すデータの1フレー
ムに対して2フレームのデータを挿入する。
【0047】この様にして、切り換えスイッチ13か
ら、図2の(e)に示すような画像データ列が出力され
る。切り換えスイッチ13から出力された各データは、
タイムスタンプ・GOP数・表示順データ変更回路16
および切り換えスイッチ9を介してMPEGデコーダに
送られる。
【0048】タイムスタンプ・GOP数・表示順データ
変更回路16では、元のデータについているタイムスタ
ンプ(データをデコードし表示する相対時刻)が1/3
倍速スローであれば元の時刻を3倍に引き延ばした時刻
に変更せしめられるとともに、GOP(Group of Pictu
res)内のピクチャ数が3倍に書き換えられる。また、各
ピクチャのGOP内の各ピクチャの表示順も挿入された
疑似画像を含めた順番に書き換えられる。
【0049】
【発明の効果】この発明によれば、特別な仕掛けを持た
ないMPEGデコーダでも矛盾なくスロー再生の画像が
再現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態であるMPEGデータの再生
装置の構成の一部を示すブロック図である。
【図2】スロー再生時の表示すべき画像と、再生装置か
ら出力すべき映像信号とを説明するための模式図であ
る。
【図3】通常再生時のヘッド軌跡と、スロー再生時のヘ
ッド軌跡とを示す模式図である。
【図4】GOP内の画面タイプおよび並びの例を示す模
式図である。
【図5】磁気テープ上の記録フォーマットを示す模式図
である。
【図6】映像エリア内のフォーマットを示す模式図であ
る。
【図7】シンクブロックの構造を示す模式図である。
【図8】MPEG信号の映像データエリアへの記録フォ
ーマットを示す模式図である。
【符号の説明】
10 フレーム周波数判定回路 11 スロー再生用バッファ 12 差分0のBピクチャ生成回路 13 切り換えスイッチ 14 スロー再生制御部 15 ピクチャ種別判定回路 16 タイムスタンプ・GOP数・表示順データ変更回
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富川 昌彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−344472(JP,A) 特開 平9−167445(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 7/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPEGデータの再生装置において、 通常再生時には元のMPEGデータに含まれる画像デー
    タをそのまま出力する手段、およびスロー再生時には、
    元のMPEGデータに含まれる画像データと、元の画像
    データをスロー再生速度に応じた回数分、繰り返し表示
    するための疑似画像データとを出力する手段を備えて
    り、 元の画像データのフレームの種類には、Iピクチャ、P
    ピクチャおよびBピクチャがあり、元のIピクチャを繰
    り返すための疑似画像データおよび元のPピクチャを繰
    り返すための疑似画像データは、差分無しの前方予測の
    Bピクチャであり、元のBピクチャを繰り返すための疑
    似画像データは元のBピクチャそのものであることを特
    徴とする MPEGデータの再生装置。
  2. 【請求項2】 1秒当たりに出力される元の画像データ
    と疑似画像データとの画面表示数の和が、通常再生時の
    元のMPEGデータの1秒当たりの画像表示数と等しく
    なるように、疑似画像の数が設定されることを特徴とす
    る請求項1に記載のMPEGデータの再生装置。
  3. 【請求項3】 MPEGデータの再生装置において、 入力されるMPEGデータに含まれる画像データと、上
    記画像データをスロー再生速度に応じた回数分、繰り返
    し表示するための疑似画像データとを出力するスロー再
    生手段を備えており、 スロー再生手段は、 スロー再生によって再生された画像データを一時的に格
    納するためのスロー再生用バッファ、 差分無しの前方予測のBピクチャを生成する生成手段、 スロー再生用バッファから1ピクチャずつデータを読み
    出す手段、 スロー再生用バッファから1ピクチャ分のデータが読み
    出される毎に、読み出されたデータの種類を判別するピ
    クチャ種別判定手段、ならびに スロー再生用バッファか
    ら読み出されたデータがIまたはPピクチャである場合
    には、読み出されたデータに続いて、生成手段から差分
    無しの前方予測のBピ クチャからなる擬似画像データを
    スロー再生速度に応じた回数分出力させ、スロー再生用
    バッファから読み出されたデータがBピクチャである場
    合には、読み出されたデータに続いて、スロー再生用バ
    ッファから当該Bピクチャからなる疑似画像データをス
    ロー再生速度に応じた回数分読み出して出力させる出力
    制御手段、 を備えていることを特徴とするMPEGデータの再生装
    置。
JP30385897A 1997-11-06 1997-11-06 Mpegデータの再生装置 Expired - Fee Related JP3197855B2 (ja)

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