JP3251531B2 - 障害検出方法及び通信システム - Google Patents

障害検出方法及び通信システム

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JP3251531B2 JP16295397A JP16295397A JP3251531B2 JP 3251531 B2 JP3251531 B2 JP 3251531B2 JP 16295397 A JP16295397 A JP 16295397A JP 16295397 A JP16295397 A JP 16295397A JP 3251531 B2 JP3251531 B2 JP 3251531B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ループ構造ネット
ワークにおけるデータ化け等の通信障害の検出及び障害
要因の特定を可能とした障害検出方法及び通信システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭63−246946号の公
開特許公報に開示されているようなループ構造ネットワ
ークにおける通信装置の障害検出方式が知られている。
【0003】この障害検出方式は、ループ構造ネットワ
ークにおいて、監視用通信装置がデータフレーム中の監
視表示をセットし、他の通信装置が送信に際してこの監
視表示をリセットするようになっている。このため、監
視用通信装置がセットされた監視表示を受信した場合に
は、これは、例えばどの通信装置にも受信されなかった
異常データフレームが発生したことを示す。
【0004】従って、監視用通信装置は、このような異
常データフレームを検出すると、この異常データフレー
ムの送信元又は受信先のアドレスの検出を行う。これに
より、障害が発生した通信装置を特定して検出すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のループ構造ネットワークにおける通信装置の障害検
出方式は、監視用通信装置の不具合により、例えばセッ
トされて送信されるはずの監視表示がリセットされて送
信された場合には、異常が発生している通信装置から送
信されたデータフレームであってもリセットされた監視
表示を有することとなるため、障害の発生した通信装置
の検出が不可能となる問題があった。
【0006】また、監視用通信装置では、セットされた
監視表示を有するデータフレームを受信することで、障
害が発生した通信装置を検出するようになっているた
め、その通信装置に障害が発生しているにも拘らず監視
表示がリセットされて送信された場合には、この障害が
発生している通信装置の検出が不可能となる問題があっ
た。
【0007】また、監視用通信装置では、セットされた
監視表示を有するデータフレームを受信することで、障
害が発生した通信装置を検出するようになっているた
め、その通信装置に障害が発生していないにも拘らず監
視表示がセットされて送信された場合には、その通信装
置に障害が発生したものとして誤検出する問題があっ
た。
【0008】さらに、異常データフレームの送信元又は
受信先のアドレスを検出することで、障害が発生した通
信装置を特定するようにしているため、送信元アドレス
或いは受信先アドレス自体が誤っている場合には、障害
が発生した通信装置を正確に検出することが不可能とな
る問題があった。
【0009】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、ループ構造ネットワーク上において、障害が
発生した通信装置及びその要因を正確に特定して検出す
ることができるような障害検出方法及び通信システムの
提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る障害検出方
法は、ループ構造ネットワークを構成する各通信機器の
障害検出方法であり、上述の課題を解決するために、各
通信機器のいずれかは、少なくとも情報の送信元を示す
送信元アドレス,情報の送信先を示す宛先アドレス及び
付加情報からなる監視情報を、該監視情報が続けて同一
とならないように前記付加情報を変えて形成し、この監
視情報を情報本体に付して送信する。そして、各通信機
器は、新たな情報を受信する毎に、この新たな情報と前
回受信した情報とにそれぞれ付されている前記監視情報
を比較し、新たに受信した情報に付されている監視情報
と前回受信した情報に付されている監視情報が一致して
いるとき、それぞれが記憶している、当該ループ構造ネ
ットワークに接続されている全ての通信機器のアドレス
情報と、新たに受信した情報に付されている監視情報に
含まれている送信元アドレス及び宛先アドレスと、新た
に受信した情報に付されている監視情報に含まれている
宛先アドレスに係る通信機器に通信を試みた結果と、に
基づき、前記送信元アドレス、前記宛先アドレス、若し
くは前記付加情報の化け、又は前記宛先アドレスに係る
通信機器の通信不良を判断する。
【0011】また、本発明に係る通信システムは、複数
の通信機器を環状伝送路で相互に接続することによりル
ープ構造ネットワークを構成する通信システムであり、
上述の課題を解決するために各通信機器が以下の特徴的
な各手段を有している。
【0012】すなわち、各通信機器は、当該ループ構造
ネットワークに接続されている全ての通信機器のアドレ
ス情報が予め記憶された記憶手段と、送信元となる場
合、少なくとも情報の送信元を示す送信元アドレス,情
報の送信先を示す宛先アドレスと共に監視情報を構成す
る付加情報を、該監視情報が続けて同一とならないよう
に変えて形成する付加情報形成手段と、前記付加情報が
付された監視情報を情報本体に付して送信する送信手段
とを有する。また、この付加情報形成手段及び送信手段
と共に、新たな情報を受信する毎に、この新たな情報と
前回受信した情報とにそれぞれ付されている前記監視情
報を比較する比較手段と、新たに受信した情報に付され
ている監視情報と前回受信した情報に付されている監視
情報が一致しているとき、前記記憶手段に記憶されてい
る全ての通信機器のアドレス情報と、新たに受信した情
報に付されている監視情報に含まれている送信元アドレ
ス及び宛先アドレスと、新たに受信した情報に付されて
いる監視情報に含まれている宛先アドレスに係る通信機
器に通信を試みた結果と、に基づき、前記送信元アドレ
ス、前記宛先アドレス、若しくは前記付加情報の化け、
又は前記宛先アドレスに係る通信機器の通信不良を判断
する障害検出手段とを有する。
【0013】このような本発明に係る障害検出方法及び
通信システムは、送信する情報の監視情報が同一となら
ないように付加情報を変えて情報の送信を行うようにし
ているため、各受信装置で同じ監視情報が2度続けて検
出される場合は、これを障害の発生として検出すること
ができる。
【0014】具体的には、障害が発生すると、その障害
が発生した通信装置の一つ下流の通信装置でこの障害を
検出することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る障害検出方法
及び通信システムの好ましい実施の形態について、図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0016】本発明に係る障害検出方法及び通信システ
ムは、いわゆるループ構造のネットワークシステムに適
用することができる。この実施の形態のネットワークシ
ステムは、図1に示すような複数の通信装置1がループ
状に接続されることで形成されている。
【0017】通信装置1は、他の通信装置から送信され
たデータフレームを受信する受信インターフェース2
(以下、受信I/Fと称する。)と、この受信I/Fと
バイパスラインを介して接続され、当該通信装置1から
のデータフレームを送信する送信インターフェース3
(以下、送信I/Fと称する。)と、外部機器9に接続
される機器インターフェース4(以下、機器I/Fと称
する。)とを有している。
【0018】また、通信装置1は、前回受信したデータ
フレームと今回受信したデータフレームとの比較を行う
故障検出部6と、この故障検出部6からの比較出力が障
害の発生を示すものであった場合に、当該ネットワーク
内の接続情報に基づき、障害の発生した通信装置及びそ
の障害要因を特定する故障特定部7と、同一の宛先アド
レスにデータフレームを続けて送信する際に、宛先アド
レスに付される付加情報である「切換フラグ」の
「1」,「0」を反転して形成するフラグ設定部8と、
当該通信装置1全体の制御を行う制御部5とを有してい
る。
【0019】次に、このような構成を有する当該実施の
形態のネットワークシステムの動作説明をする。
【0020】まず、このネットワークシステムは、図2
に示すように前述の構成の複数の通信装置1が環状伝送
路を介してループ状に接続されており、各通信装置1
は、一つ上流の通信装置から送信されたデータフレーム
を全て受信するようになっている。
【0021】環状伝送路を介して送信されるデータフレ
ームは、図3に示すように各通信装置1の制御部5によ
り形成される宛先アドレスと、送信元アドレスと、フラ
グ設定部8により形成される切換フラグと、送信するデ
ータとで構成されている。
【0022】フラグ設定部8は、例えば前回の宛先アド
レスを記憶する第1の記憶部と、今回の宛先アドレスを
記憶する第2の記憶部と、各記憶部に記憶された宛先ア
ドレスを比較する比較部と、この比較出力に基づいて
「1」,「0」を反転させた切換フラグを形成する切換
フラグ形成部とで構成されており、この切換フラグ形成
部が、比較部からの各記憶部に記憶された宛先アドレス
の一致を示す比較出力を検出した場合に、切換フラグの
「1」,「0」を反転させて制御部5に供給するように
なっている。
【0023】制御部5は、この切換フラグを、前記宛先
アドレス及び送信元アドレスに付加することにより監視
情報を形成し、この監視情報を送信するデータに付加す
る。そして、この監視情報が付加されたデータフレーム
を送信I/F3を介して他の通信装置に伝送する。
【0024】なお、このフラグ設定部8においては、宛
先アドレスに拘らず、データフレームを送信する毎に切
換フラグの「1」,「0」を反転させるようにしてもよ
い。
【0025】このように送信されたデータフレームの監
視情報は、図1に示す各通信装置1の受信I/F2を介
して制御部5に供給される。制御部5は、この監視情報
を故障検出部6に供給する。
【0026】故障検出部6は、前回受信された監視情報
を記憶する第1の記憶部6aと、今回受信された監視情
報を記憶する第2の記憶部6bと、各記憶部6a,6b
に記憶された各監視情報(宛先アドレス,送信元アドレ
ス及び切換フラグ)を比較する比較部とで構成されてい
る。比較部は、各記憶部6a,6bに記憶された前回受
信した監視情報と、今回受信した監視情報とを比較し、
この比較出力を制御部5を介して故障特定部7に供給す
る。
【0027】ここで、前述のように各通信装置のフラグ
設定部8は、同じ宛先アドレスにデータフレームを送信
する際には、切換フラグの「1」,「0」を反転させる
ようになっている。このため、前記比較部における前回
受信された監視情報と今回受信された監視情報との比較
出力は、本来的には不一致を示すものとなるはずであ
る。このため、この比較出力が各監視情報の一致を示す
場合には、監視情報にデータ化けが生じていることを示
すこととなる。
【0028】故障特定部7は、故障検出部6からこの監
視情報の一致を示す比較出力が供給されると、図4のフ
ローチャートに従って動作し、障害の発生している通信
装置及びその要因を特定して検出する。
【0029】すなわち、この図4に示すフローチャート
は、故障特定部7に、故障検出部6からの監視情報の一
致を示す比較出力が供給されることによりスタートとな
りステップS1に進む。
【0030】ステップS1では、故障特定部7が、今回
受信されたデータフレームに付されている送信元アドレ
スが、当該ネットワーク内のいずれかの通信装置のアド
レスであるか否かを判別する。
【0031】具体的には、故障特定部7には、その故障
特定部7が設けられている通信装置1の一つ上流の通信
装置のアドレスの他、全ての通信装置のアドレスが接続
情報として接続情報メモリ7aに予め記憶されている。
このため、故障特定部7は、この接続情報メモリ7aに
記憶されている接続情報に基づいて、今回受信されたデ
ータフレームに付されている送信元アドレスが当該ネッ
トワーク内のいずれかの通信装置のアドレスであるか否
かを判別し、該送信元アドレスが当該ネットワーク内の
いずれかの通信装置のアドレスである場合は(Yesの
場合は)ステップS2に進み、該送信元アドレスが当該
ネットワーク内のいずれかの通信装置のアドレスでない
場合は(Noの場合は)ステップS7に進む。
【0032】次に、ステップS1で送信元アドレスに対
応する通信装置が当該ネットワーク内に存在するものと
判別されステップS2に進むと、故障特定部7は、今回
受信されたデータフレームに付されている宛先アドレス
が、当該ネットワーク内のいずれかの通信装置のアドレ
スであるか否かを判別し、Yesの場合はステップS3
に進み、Noの場合はステップS6に進む。
【0033】ステップS3では、送信元アドレス(ステ
ップS1)及び宛先アドレス(ステップS2)が共に当
該ネットワーク内に存在する通信装置のアドレスを示す
ものであるため、故障特定部7が、そのデータフレーム
に付されている宛先アドレスで示される通信装置との間
で通信を行い、その宛先アドレスで示される通信装置が
正常にデータフレームを受信可能であるか否かを判別す
る(例えば、宛先アドレスで示される通信装置に何らか
のリクエストをして、そのアンサが正常に返信されるか
否かで判別する。)。そして、Yesの場合はステップ
S4に進み、Noの場合はステップS5に進む。
【0034】宛先アドレスで示される通信装置が正常に
データフレームの受信が可能であるということ、すなわ
ち、送信元(ステップS1)及び宛先(ステップS2)
が共に存在し、宛先の通信装置が正常に動作しているに
も拘らず(ステップS3)前回と今回のデータフレーム
の監視情報に一致が検出されたということは、その通信
装置の一つ上流の通信装置で切換フラグのデータ化けが
生じたことを示すため、故障特定部7はステップS4に
おいて、この一つ上流の通信装置での切換フラグのデー
タ化けによる障害が発生したものと判断して当該図4に
示すフローチャートの全ルーチンを終了する。
【0035】次に、前述のステップS3において、送信
元アドレス(ステップS1)及び宛先アドレス(ステッ
プS2)が共に存在するが、宛先の通信装置の受信が不
可能であると判断された場合には(Noと判断された場
合には)、故障特定部7はステップS5に進むのである
が、この状態は、宛先の通信装置に対して正常な通信を
行うことができないことを示す。このため、故障特定部
7は、宛先の通信装置の受信が不可能であると判断した
時点でステップS5に進み、宛先の通信装置の受信不良
による障害が発生したものと判断して当該図4に示すフ
ローチャートの全ルーチンを終了する。
【0036】次に、前述のステップS2において、送信
元アドレス(ステップS1)は存在するが、宛先アドレ
ス(ステップS2)が当該ネットワークシステム内に存
在する通信装置以外のアドレスであった場合、故障特定
部7はステップS6に進む。当該ネットワークシステム
内に存在する通信装置により送信されたデータフレーム
に付された宛先アドレスが、当該ネットワークシステム
内に存在する通信装置以外のアドレスであるということ
は有り得ないことである。このため、故障特定部7はス
テップS6に進むと、一つ上流の通信装置で宛先アドレ
スのアドレス化けによる障害が発生したものと判断して
そのデータフレームを消去して当該図4に示すフローチ
ャートの全ルーチンを終了する。
【0037】これにより、当該ネットワーク内に存在し
ない通信装置を宛先アドレスとするデータフレームが当
該ネットワークを永久的に回送する不都合(永久ルー
プ)を防止することができる。
【0038】次に、前述のステップS1において、当該
ネットワーク内に存在しない通信装置を示す送信元アド
レスがデータフレームに付されていたものと判別される
と、故障特定部7は、ステップS7に進み、そのデータ
フレームに付されている宛先アドレスが当該ネットワー
ク内のどの通信装置のアドレスであるかを判別する。そ
して、このステップS7において、送信元アドレス(ス
テップS1)は存在しないが宛先アドレス(ステップS
7)が存在すると判別した場合は(Yesの場合は)ス
テップS8に進み、送信元アドレス及び宛先アドレスの
いずれも存在しないものと判別した場合は(Noの場合
は)ステップS9に進む。
【0039】ステップS8は、そのデータフレームを送
信した通信装置の送信元アドレスは不明であるが、宛先
アドレスは存在する場合に進むステップである。そし
て、宛先アドレスが存在しているにも拘らず、そのデー
タフレームが受信されていないということは、その宛先
アドレスに対応する通信装置の受信不良の障害を発生し
ていることを示す。
【0040】このため、故障特定部7はステップS8に
進むと、そのデータフレームに付されている宛先アドレ
スで示される通信装置に、例えば何らかのリクエストを
して、そのアンサが正常に返信されるか否かを判別する
ことで、その宛先アドレスで示される通信装置が正常に
データフレームを受信可能であるか否かを判別し、正常
にデータフレームの受信が可能であった場合は、宛先ア
ドレスが明確であることからその送信元アドレスが不明
のデータフレームを、そのまま送信(スルーアウト)す
る。また、その宛先アドレスで示される通信装置がデー
タフレームの受信を正常に行えないものと判別した場合
には、一つ上流の通信装置で送信元アドレスのアドレス
化けによる障害が発生し、なおかつ、その宛先アドレス
で示される通信装置に受信不良が発生したものと判断し
て、当該図4に示すフローチャートの全ルーチンを終了
する。
【0041】これに対してステップS9は、送信元アド
レス(ステップS1)及び宛先アドレス(ステップS
7)のいずれも存在しないものと判別した場合に進むス
テップである。当該ネットワークシステム内に存在する
通信装置により送信されたデータフレームに付された送
信元アドレス及び宛先アドレスのいずれもが、当該ネッ
トワークシステム内に存在する通信装置以外のものであ
るということはあり得ないことである。
【0042】このため、故障特定部7はステップS9に
進むと、一つ上流の通信装置で送信元アドレス及び宛先
アドレスのアドレス化けによる障害が発生したものと判
断して、そのデータフレームを消去して当該図4に示す
フローチャートの全ルーチンを終了する。
【0043】これにより、宛先アドレスのないデータフ
レームが当該ネットワークを永久的に回送する不都合
(永久ループ)を防止することができる。
【0044】以上の説明は、故障発生部6において前回
受信したデータフレームの監視情報と、今回受信したデ
ータフレームの監視情報との一致が検出された場合の動
作であったが、この各監視情報が不一致であった場合に
は、各通信装置1は以下のように動作するようになって
いる。
【0045】すなわち、各監視情報が不一致であるとい
うことは、大抵の場合は正常なデータ通信がなされてい
るので、各通信装置1は受信したデータフレームを後続
の通信装置に送信する。しかし、例えば宛先アドレス
が、真にそのデータフレームの受信をさせたい通信装置
以外の通信装置の宛先アドレスにデータ化けした場合等
には、そのデータフレームを受信した通信装置において
各監視情報の不一致が検出され正常なデータ通信として
取り扱われる不都合を生ずる。
【0046】このため、各通信装置1は、宛先アドレス
が自己の通信装置を示すものであり、各監視情報の不一
致が検出された場合は、この受信後にそれが真に異常な
く送信されたものであるか否かを確認すべく、制御部5
が、前記新たに受信したデータフレームの送信元アドレ
スを検出する。そして、送信元アドレスが存在する場合
には、その送信元アドレスに対応する通信装置に対して
そのデータフレームの受信をしたことを示す応答データ
(ACK/NCK)を送信する。
【0047】もし、その宛先アドレスにデータ化けが生
じているのであれば、データフレームを送信した通信装
置側では、データフレームを送信していない通信装置か
ら応答データが送信されたことで通信異常を検出するこ
ととなる。
【0048】また、送信元アドレスが存在しない場合に
は、そのデータフレームをそのまま下流の通信装置に送
信する。これにより、送信元アドレスが存在しないこと
から前述のステップS1と同様にして下流の通信装置に
おいて障害が検出されることとなる。そして、ステップ
S7及びステップS8或いはステップS9のルーチンと
同様に動作して障害の発生した通信装置及び障害要因の
特定を行うこととなる。
【0049】なお、このようにして障害が発生した通信
装置及び障害要因が特定されると、各通信装置1は、当
該ネットワークに接続されている中央制御装置に対して
障害が発生した通信装置及び障害要因を示すデータを送
信する。中央制御装置は、このデータを受信すると、例
えば図1に示すようにその障害が発生した通信装置を、
受信したデータフレームをバイパスラインを介して下流
の通信装置に送信するように制御する等、対応する措置
をとるように各通信装置1を制御する。
【0050】或いは、障害を検出した通信装置は、他の
通信装置に対して障害が発生した通信及びその障害要因
を示すデータを送信し、これを受信した各通信装置は対
応する措置をとる。故障が発生した場合の各通信装置1
の制御を中央制御装置のみが行うこととすると、中央制
御装置自体に障害が発生した場合に不都合が生ずるが、
各通信装置1がそれぞれ対応する措置をとるようにすれ
ばこのような不都合も防止することができる。
【0051】各通信装置1の制御の内容としては、例え
ば前述のステップS4において切換フラグにデータ化け
が発生した場合について説明したが、この切換フラグ自
体は、データ自体に何等関係のないものである。このた
め、この場合は、その障害が発生した通信装置からのデ
ータフレームに対しては切換フラグを無視してデータ処
理を行うようにする等のように各通信装置1を制御する
こと等が一例として挙げることができる。
【0052】以上の説明から明らかなように、当該ネッ
トワークシステムは、同一の宛先に続けてデータフレー
ムを送信する場合には、「1」,「0」を反転した切換
フラグを付して送信すると共に、各通信装置1は、ネッ
トワーク上の全てのデータフレームを受信する。そし
て、各通信装置1は、前回受信したデータフレームの監
視情報と、今回受信したデータフレームの監視情報とを
比較し両者が一致した場合に、障害が発生したものとし
て検出を行う。
【0053】これにより、障害が発生した通信装置及び
その障害要因を、一つ下流の通信装置で検出することが
できる。
【0054】また、前記各監視情報の不一致が検出され
た場合でも、各通信装置は、そのデータフレームに付さ
れている送信元アドレスに基づいて、送信元である通信
装置に応答データを送信して確認するようにしているた
め、宛先の受信不良は送信元で検出することができる。
【0055】また、上述の実施の形態の説明では、各監
視情報の一致が検出されると、図4に示すフローチャー
トにおいて、まず、ステップS1で送信元アドレスの存
在の有無を検出し、この検出結果に応じてステップS2
或いはステップS7に進むようにしたが、これは、各監
視情報の一致が検出された際に、まず、宛先アドレスの
存在の有無を検出するようにしてもよい(前述のステッ
プS2に相当)。そして、宛先アドレスが存在しない場
合は、当該通信装置の一つ上流の通信装置での宛先アド
レス化けによる障害が発生したものと判別し(前述のス
テップS6に相当)、宛先アドレスが存在する場合は宛
先の通信装置はデータフレームの受信が可能であるか否
か判別し(前述のステップS3に相当)、宛先の通信装
置がデータフレームの受信が可能であった場合は当該通
信装置の一つ上流での通信障害が発生したものと判別し
(前述のステップS4に相当)、宛先の通信装置がデー
タフレームの受信が不可能であった場合はその宛先の通
信装置の受信不良による障害が発生したものと判別する
ようにしてもよい。
【0056】これにより、図4に示すフローチャートの
全ルーチンを、ステップS2〜ステップS6に簡略化す
ることができ、障害の検出及び障害要因の特定のルーチ
ンを簡略化することができる。
【0057】最後に、上述の実施の形態は、本発明のほ
んの一例である。このため、本発明は、上述の実施の形
態の限定されることはなく、この他、本発明に係る技術
的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々
の変更が可能であることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】本発明に係る障害検出方法及び通信シス
テムは、障害が発生した通信装置及び障害要因を正確に
特定して検出することができる。
【0059】また、宛先アドレス化けによる情報の永久
ループを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る障害検出方法及び通信システムを
適用した実施の形態のループ構造のネットワークシステ
ムに設けられている通信装置のブロック図である。
【図2】前記ループ構造のネットワークシステムを示す
図である。
【図3】前記ループ構造のネットワークシステム内で送
信されるデータフレームのフォーマットを示す図であ
る。
【図4】前記通信装置の障害検出動作を示す図である。
【符号の説明】
1 通信装置 2 受信インターフェース 3 送信インターフェース 4 機器インターフェース 5 制御部 6 故障検出部 7 故障特定部 8 フラグ設定部 9 外部機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/42

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ構造ネットワークを構成する各通
    信機器の障害検出方法であって、 各通信機器のいずれかは、少なくとも情報の送信元を示
    す送信元アドレス,情報の送信先を示す宛先アドレス及
    び付加情報からなる監視情報を、該監視情報が続けて同
    一とならないように前記付加情報を変えて形成し、この
    監視情報を情報本体に付して送信し、 各通信機器は、新たな情報を受信する毎に、この新たな
    情報と前回受信した情報とにそれぞれ付されている前記
    監視情報を比較し、各通信機器は、新たに受信した情報に付されている監視
    情報と前回受信した情報に付されている監視情報が一致
    しているとき、それぞれが記憶している、当該ループ構
    造ネットワークに接続されている全ての通信機器のアド
    レス情報と、新たに受信した情報に付されている監視情
    報に含まれている送信元アドレス及び宛先アドレスと、
    新たに受信した情報に付されている監視情報に含まれて
    いる宛先アドレスに係る通信機器に通信を試みた結果
    と、に基づき、前記送信元アドレス、前記宛先アドレ
    ス、若しくは前記付加情報の化け、又は前記宛先アドレ
    スに係る通信機器の通信不良を判断 することを特徴とす
    る障害検出方法。
  2. 【請求項2】 前記各通信機器は、同一の宛先に続けて
    情報を送信する場合に、異なる付加情報で前記監視情報
    を形成し、この監視情報を前記情報本体と共に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の障害検出方法。
  3. 【請求項3】 前記各通信機器は、情報を送信する毎に
    異なる付加情報で前記監視情報を形成し、この監視情報
    を前記情報本体と共に送信することを特徴とする請求項
    1記載の障害検出方法。
  4. 【請求項4】 前記各通信機器は、 前記各監視情報の一致を示す比較結果が得られたとき
    に、少なくとも前記新たな情報の監視情報に含まれる宛
    先アドレスが、前記全ての通信機器のアドレス情報内に
    存在するか否かを検出し、 宛先アドレスが存在しない場合は当該通信装置の一つ上
    流に位置する通信装置での宛先アドレス化けによる障害
    が発生したものと判断し、 宛先アドレスが存在する場合はその宛先アドレスで示さ
    れる通信装置との間で所定の通信を行いその通信装置が
    受信可能な状態であるか否かを判断し、受信可能であっ
    た場合は、当該通信装置の一つ上流に位置する通信装置
    での宛先アドレス化けによる障害が発生したものと判断
    し、受信不可能であった場合は、前記宛先アドレスで示
    される通信装置の受信不良による障害が発生したものと
    判断することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち
    いずれか1項記載の障害検出方法。
  5. 【請求項5】 前記各通信機器は、 前記各監視情報の一致を示す比較結果が得られたとき
    に、前記新たな情報の監視情報に含まれる送信元アドレ
    スが、前記全ての通信機器のアドレス情報内に存在する
    か否かを検出し、 送信元アドレスが存在する場合は、前記新たな情報の監
    視情報に含まれる宛先アドレスが、前記全ての通信機器
    のアドレス情報内に存在するか否かを検出し、宛先アド
    レスが存在しない場合は当該通信装置の一つ上流に位置
    する通信装置での宛先アドレス化けによる障害が発生し
    たものと判断し、宛先アドレスが存在する場合はその宛
    先アドレスで示される通信装置との間で所定の通信を行
    いその通信装置が受信可能な状態であるか否かを判断
    し、受信可能であった場合は、当該通信装置の一つ上流
    に位置する通信装置での宛先アドレス化けによる障害が
    発生したものと判断し、受信不可能であった場合は、前
    記宛先アドレスで示される通信装置の受信不良による障
    害が発生したものと判断し、 送信元アドレスが存在しない場合は、前記新たな情報の
    監視情報に含まれる宛先アドレスが、前記全ての通信機
    器のアドレス情報内に存在するか否かを検出し、宛先ア
    ドレスが存在しない場合は当該通信装置の一つ上流に位
    置する通信装置での宛先アドレス化け及び送信元アドレ
    ス化けによる障害が発生したものと判断し、宛先アドレ
    スが存在する場合は当該通信装置の一つ上流の通信装置
    での宛先アドレス化けによる障害が発生し、なおかつ、
    その宛先アドレスで示される通信装置に受信不良による
    障害が発生したものと判断することを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のうちいずれか1項記載の障害検出方
    法。
  6. 【請求項6】 前記各通信機器は、各監視情報の不一致
    を示す比較結果が得られたときに、前記新たに受信した
    情報の監視情報に含まれる送信元アドレスが、前記全て
    の通信機器のアドレス情報内に存在するか否かを検出
    し、 送信元アドレスが存在する場合はその送信元アドレスに
    対応する通信機器に対して、送信された情報を受信した
    ことを示す応答情報を返信し、 送信元アドレスが存在しない場合は、当該ループ構造ネ
    ットワークの下流の通信機器に、前記新たに受信した情
    報をそのまま送信することを特徴とする請求項1乃至請
    求項5のうちいずれか1項記載の障害検出方法。
  7. 【請求項7】 前記各通信機器は、各監視情報の不一致
    を示す比較結果が得られたときに、前記新たに受信した
    情報の前記宛先アドレスを検出し、 宛先アドレスがその新たな情報を受信した当該通信装置
    に対応するものであった場合に、その送信元アドレスに
    対応する通信機器に対して、送信された情報を受信した
    ことを示す応答情報を返信することを特徴とする請求項
    1乃至請求項6のうちいずれか1項記載の障害検出方
    法。
  8. 【請求項8】 複数の通信機器を環状伝送路で相互に接
    続することによりループ構造ネットワークを構成する通
    信システムにおいて、 各通信機器は、当該ループ構造ネットワークに接続されている全ての通
    信機器のアドレス情報が予め記憶された記憶手段と、 送信元となる場合、 少なくとも情報の送信元を示す送信
    元アドレス,情報の送信先を示す宛先アドレスと共に監
    視情報を構成する付加情報を、該監視情報が続けて同一
    とならないように変えて形成する付加情報形成手段と、 前記付加情報が付された監視情報を情報本体に付して送
    信する送信手段と、 新たな情報を受信する毎に、この新たな情報と前回受信
    した情報とにそれぞれ付されている前記監視情報を比較
    する比較手段と、新たに受信した情報に付されている監視情報と前回受信
    した情報に付されている監視情報が一致しているとき、
    前記記憶手段に記憶されている全ての通信機器のアドレ
    ス情報と、新たに受信した情報に付されている監視情報
    に含まれている送信元アドレス及び宛先アドレスと、新
    たに受信した情報に付されている監視 情報に含まれてい
    る宛先アドレスに係る通信機器に通信を試みた結果と、
    に基づき、前記送信元アドレス、前記宛先アドレス、若
    しくは前記付加情報の化け、又は前記宛先アドレスに係
    る通信機器の通信不良を判断 する障害検出手段と を有することを特徴とする通信システム。
  9. 【請求項9】 前記付加情報形成手段は、同一の宛先に
    続けて情報を送信する場合に、異なる付加情報で前記監
    視情報を形成することを特徴とする請求項8記載の通信
    システム。
  10. 【請求項10】 前記付加情報形成手段は、情報を送信
    する毎に異なる付加情報で前記監視情報を形成すること
    を特徴とする請求項8記載の通信システム。
  11. 【請求項11】 記障害検出手段は、前記比較手段か
    ら各監視情報の一致を示す比較結果が得られたときに、
    少なくとも前記新たな情報の監視情報に含まれる宛先ア
    ドレスが、前記記憶手段に記憶された全ての通信機器の
    アドレス情報内に存在するか否かを検出し、宛先アドレ
    スが存在しない場合は当該通信装置の一つ上流に位置す
    る通信装置での宛先アドレス化けによる障害が発生した
    ものと判断し、宛先アドレスが存在する場合はその宛先
    アドレスで示される通信装置との間で所定の通信を行い
    その通信装置が受信可能な状態であるか否かを判断し、
    受信可能であった場合は、当該通信装置の一つ上流に位
    置する通信装置での宛先アドレス化けによる障害が発生
    したものと判断し、受信不可能であった場合は、前記宛
    先アドレスで示される通信装置の受信不良による障害が
    発生したものと判断することを特徴とする請求項8乃至
    請求項10のうちいずれか1項記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 記障害検出手段は、前記各監視情報
    の一致を示す比較結果が得られたときに、前記新たな情
    報の監視情報に含まれる送信元アドレスが、前記全ての
    通信機器のアドレス情報内に存在するか否かを検出し、
    送信元アドレスが存在する場合は、前記新たな情報の監
    視情報に含まれる宛先アドレスが、前記全ての通信機器
    のアドレス情報内に存在するか否かを検出し、宛先アド
    レスが存在しない場合は当該通信装置の一つ上流に位置
    する通信装置での宛先アドレス化けによる障害が発生し
    たものと判断し、宛先アドレスが存在する場合はその宛
    先アドレスで示される通信装置との間で所定の通信を行
    いその通信装置が受信可能な状態であるか否かを判断
    し、受信可能であった場合は、当該通信装置の一つ上流
    に位置する通信装置での宛先アドレス化けによる障害が
    発生したものと判断し、受信不可能であった場合は、前
    記宛先アドレスで示される通信装置の受信不良による障
    害が発生したものと判断し、送信元アドレスが存在しな
    い場合は、前記新たな情報の監視情報に含まれる宛先ア
    ドレスが、前記全ての通信機器のアドレス情報内に存在
    するか否かを検出し、宛先アドレスが存在しない場合は
    当該通信装置の一つ上流に位置する通信装置での宛先ア
    ドレス化け及び送信元アドレス化けによる障害が発生し
    たものと判断し、宛先アドレスが存在する場合は当該通
    信装置の一つ上流の通信装置での宛先アドレス化けによ
    る障害が発生し、なおかつ、その宛先アドレスで示され
    る通信装置に受信不良による障害が発生したものと判断
    することを特徴とする請求項8乃至請求項10のうちい
    ずれか1項記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 前記障害検出手段は、前記比較手段か
    ら各監視情報の不一致を示す比較結果が得られたとき
    に、前記新たに受信した情報の監視情報に含まれる送信
    元アドレスが、前記全ての通信機器のアドレス情報内に
    存在するか否かを検出し、送信元アドレスが存在する場
    合はその送信元アドレスに対応する通信機器に対して、
    送信された情報を受信したことを示す応答情報を返信
    し、送信元アドレスが存在しない場合は、当該ループ構
    造ネットワークの下流の通信機器に、前記新たに受信し
    た情報をそのまま送信することを特徴とする請求項8乃
    至請求項12のうちいずれか1項記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 前記障害検出手段は、前記比較手段か
    ら各監視情報の不一致を示す比較結果が得られたとき
    に、前記新たに受信した情報の前記宛先アドレスを検出
    し、宛先アドレスがその新たな情報を受信した当該通信
    装置に対応するものであった場合に、その送信元アドレ
    スに対応する通信機器に対して、送信された情報を受信
    したことを示す応答情報を返信することを特徴とする請
    求項8乃至請求項13のうちいずれか1項記載の通信シ
    ステム。
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