JP3247608B2 - ガス器具のボンベ誤装着防止装置 - Google Patents

ガス器具のボンベ誤装着防止装置

Info

Publication number
JP3247608B2
JP3247608B2 JP12838396A JP12838396A JP3247608B2 JP 3247608 B2 JP3247608 B2 JP 3247608B2 JP 12838396 A JP12838396 A JP 12838396A JP 12838396 A JP12838396 A JP 12838396A JP 3247608 B2 JP3247608 B2 JP 3247608B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
set member
cylinder
pin
guide
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12838396A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09310840A (ja
Inventor
善光 加賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Corp
Original Assignee
Tokai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Corp filed Critical Tokai Corp
Priority to JP12838396A priority Critical patent/JP3247608B2/ja
Publication of JPH09310840A publication Critical patent/JPH09310840A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3247608B2 publication Critical patent/JP3247608B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化ガスを燃料と
して充填したカセット式のガスボンベを使用するガス器
具のボンベ誤装着防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液化ガスを充填したガスボンベは、容器
内部で気化したガスを供給するために、ガス流出部のス
テムに連通するパイプが容器内部の液面より上方の空間
に常に開口しているように、そのセット状態における上
方が一定の位置となるように姿勢を規制する必要があ
る。そのためにガスボンベの頭部のフランジの一部に切
欠き状のガイド凹部が設けられ、一方、ガス器具には上
記ガイド凹部に係合するガイド凸部が設けられ、両者が
一致することでガスボンベの装着姿勢を規定している。
【0003】また、上記ガスボンベの装着は、ガス器具
の所定位置にガスボンベを横にした状態で前述のガイド
凹部をガイド凸部と一致するように上方に向けて置き、
その後セットレバーを操作すると、ガスボンベの後端部
に当接するセット部材(押し板)がガスボンベを前方に
引き寄せてガイド凹部とガイド凸部を係合させると共
に、ガバナ装置のボンベ接続口に対してガスボンベのガ
ス流出部のステムを没入させてガスボンベ内の閉止弁を
開いてセットするように設けられている。
【0004】そして、上記のようなガイド凹部とガイド
凸部が一致していない状態でのガスボンベの無理な装着
を防止する誤装着防止装置が種々提案され、例えば実開
平5−87403号のものでは、前述のセット部材のガ
スボンベに当接する部分に弾性部材(板バネ)を設け
て、ガイド凹部とガイド凸部とが係合していない状態で
無理にセットレバーがセット方向に操作されることによ
るセット部材の移動を吸収して変形、破損の発生を防止
するようにした技術が知られている。また、実開平4−
136401号には、セット部材の途中をコイルスプリ
ングで連結して、その変形により吸収するようにした構
造も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記のよう
なガスボンベの誤装着防止装置は、ガスボンベのガイド
凹部とガス器具のガイド凸部とが一致していないガスボ
ンベのセット位置がずれている場合での、セットレバー
の無理な操作に対するセット部材等の変形、破損を防止
するためのものであり、誤装着となっている状態を告知
するものではなく、使用者はガスが供給されていないこ
とからガスボンベが正常にセットされていないことを知
り、セットし直すようにしている。また、セット部材の
途中にスプリングを使用しているので使用感の点で問題
がある。
【0006】そこで本発明はこの点に鑑み、ガスボンベ
のガイド凹部とガス器具のガイド凸部とが一致していな
い誤装着状態であることを簡単な機構で使用者に音で警
告するようにしたガス器具のボンベ誤装着防止装置を提
供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明のガス器具のボンベ誤装着防止装置は、切欠き状のガ
イド凹部を有するガスボンベを該ガイド凹部をガス器具
のガイド凸部と係合させて姿勢を規制しつつセットレバ
ーを操作してガスボンベをセットするについて、前記セ
ットレバーの操作に応じて移動する第1セット部材と、
ガスボンベに当接してその移動に対応して移動する第2
セット部材とを設けると共に、第1セット部材と第2セ
ット部材の移動量差が所定値以上の際に作動して警告音
を発する警音機構を、前記第1セット部材と第2セット
部材との間に介装したことを特徴とするものである。
【0008】また具体的なボンベ誤装着防止装置は、セ
ットレバーのセット操作に応じて移動する第1セット部
材と、第1セット部材にスライド可能に取り付けてガス
ボンベの底部に当接する後端部を有する第2セット部材
と、第1セット部材と第2セット部材との間に介装した
警音機構とを備え、この警音機構は、第1セット部材に
固着されて移動するスリーブ体、該スリーブ体内に摺動
可能に挿入されたハンマー体、前記第2セット部材に固
着され前記スリーブ体が摺動自在に組み付けられるシリ
ンダー部、上記シリンダー部に設けられハンマー体と衝
突可能な当て金、前記スリーブ体内のハンマー体を当て
金の方向に付勢するハンマースプリング、ハンマー体に
固着されたピン、該ピンを係合案内するスリーブ体の案
内窓、上記ピンに係止してハンマー体の当て金方向への
移動を規制する係止突起を有してなり、前記ガイド凹部
とガイド凸部とが一致したセット時には、第1セット部
材と第2セット部材の移動量の差によるスリーブ体とシ
リンダー部との相対移動量は所定値内で前記ピンが係止
突起に係止した状態のままセットされハンマー体は当て
金に衝突せず警音作動しない一方、前記ガイド凹部とガ
イド凸部の位置がずれているセット時には、ガスボンベ
の移動が途中で停止して第2セット部材が停止し第1セ
ット部材がセットレバーの操作によりさらに移動してス
リーブ体とシリンダー部との相対移動量が所定値以上と
なって前記スリーブ体の案内窓の第1斜面によりハンマ
ー体のピンを係止突起から外してハンマー体をハンマー
スプリングにより当て金に衝突させて警告音を発するこ
とを特徴とするものである。
【0009】一方、警音作動後、前記セットレバーを戻
すと、前記スリーブ体の復帰に伴ってスリーブ体の案内
窓の第2斜面によりピンを案内して該ピンを係止突起に
係止させて自動復帰するように設けるのが望ましい。
【0010】
【発明の効果】本発明のガス器具のボンベ誤装着防止装
置によれば、セットレバーの操作量に対応した第1セッ
ト部材の移動量と、ガスボンベの移動量に対応した第2
セット部材の移動量との差が所定値以上の際に作動して
警告音を発する警音機構を設けたことにより、ガスボン
ベが正規の姿勢にセットされた場合には、上記移動量差
が小さく警音作動は行われず、一方、ガイド凹部がずれ
て誤装着状態の場合には、第2セット部材が途中で停止
することで第1セット部材との移動量差が大きくなり警
音機構が作動して、使用者は音で誤装着を知ることがで
きると共に、この誤装着状態でセットレバーがセット位
置にまで操作されても第1および第2セット部材等に変
形、破損が生じることはない。
【0011】また、誤装着状態で警音作動が行われた場
合に、セットレバーを戻すと警音発生状態から初期状態
に自動的に復帰するように設けると、特別なリセット操
作が不要で、ガスボンベのセットのやり直しが容易に行
え、さらに機械式作動であることでメンテナンスが不要
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1はガスボンベのセット
前の状態におけるガス器具の要部平面図、図2はセット
レバーの解放状態とセット状態とを示す側面図である。
【0013】ガス器具1(カセット式こんろ)は液化ガ
ス燃料を充填したガスボンベ2を交換可能に組み付ける
ものであり、箱状のシャーシ8に対して各部品が取り付
けられている。上記シャーシ8の一部に図示しないバー
ナが取り付けられ、ガスの燃焼が行われる。
【0014】前記ガスボンベ2は、円筒状容器の一端の
頭部に設けられたガス流出部に閉止弁が内蔵されたステ
ム3が設けられ、このステム3を没入作動すると該ステ
ム3からガスが噴出する。また、ガス流出部の周囲には
円板状のフランジ4が設けられ、このフランジ4の一部
が除去されて切欠き状のガイド凹部5が形成されてい
る。
【0015】上記シャーシ8の一側部には前記ガスボン
ベ2がセットされるボンベ収納部Aが設けられ、このボ
ンベ収納部Aには前部側にガバナ装置9が設置され、該
ガバナ装置9にガスボンベ2のガイド凹部5に係合する
ガイド凸部10が設けられ、ガスボンベ2がステム3が
没入された状態で接続されて操作ダイヤル11の回転操
作によってガスの送給が調整される。上記ガバナ装置9
からバーナーに対してガスパイプ12が接続され、ガス
が供給される。
【0016】一方、前記ボンベ収納部Aの側方には、ガ
スボンベ2をガバナ装置9の方向に引き寄せてセット位
置に規制すると共に誤装着状態を警報する誤装着防止装
置20が設置されている。
【0017】まず、前記シャーシ8に前後方向に延びる
と共に、ボンベ収納部Aを区画する取付枠13が立設さ
れている。この取付枠13には前部側に、セットレバー
21の中間部が支持軸22により上下方向に回動自在に
取り付けられている。セットレバー21の操作部21a
はシャーシ8より前面側に突出し、前記操作ダイヤル1
1の側方に隣接して配置され、上下方向に操作され、上
方が解放位置で、下方に押し下げるとセット位置とな
る。
【0018】上記セットレバー21の後部側部分は上方
に湾曲形成され、この部分にはカム溝23が形成され、
後述の第1セット部材25の先端に固着された係合ピン
26が挿入係止され、セットレバー21の回動に対して
第1セット部材25が前後動するように連係されてい
る。図2(A)の解放状態では、カム溝23の一端部に
係合ピン26が位置し、セットレバー21のセット位置
への押し下げに応じて係合ピン26がカム溝23を滑動
し、第1セット部材25が前方にガバナ装置9側に引き
寄せられ、図2(B)のセット状態では、係合ピン26
はカム溝23の他端部の屈曲したセット部23aに係合
してこの状態を保持するように設けられている。
【0019】上記第1セット部材25は、取付枠13に
前後動自在に支持され、後端部25aはボンベ収納部A
側に屈曲して設けられている。この第1セット部材25
の前端部上面は水平方向に屈曲した係止片25bに設け
られ、この係止片25bと取付枠13との間にリターン
スプリング27が設けられ、第1セット部材25を後方
に付勢している。
【0020】上記第1セット部材25の後方部分に沿っ
て第2セット部材28が、第1セット部材25に対して
前後方向にスライド可能に取り付けられている。この第
2セット部材28の後端部28aはボンベ収納部A側に
屈曲すると共に、一部が前記第1セット部材25の後端
部25aより前方側に突出してガスボンベ2の容器底部
に当接可能に設けられている。
【0021】前記第1セット部材25と第2セット部材
28との間には、警音機構30が介装されている。この
警音機構30は、図7に内部構造を示すように、シリン
ダー部31に内部にハンマー体32を挿入したスリーブ
体33が摺動自在に組み付けられている。上記スリーブ
体33は第1セット部材25に設けられた連結片25c
が固着されて、この第1セット部材25と一体に前後動
するものであり、上記シリンダー部31は前記第2セッ
ト部材28に固着されて、該第2セット部材28と一体
に前後動するもので、両者の移動量差に応じてスリーブ
体33がシリンダー部31に対して前後動する。
【0022】そして、シリンダー部31には、スリーブ
体33内に挿入されたハンマー体32の先端と当接可能
に当て金34が設置され、ハンマー体32と当て金34
との衝突音で警告音を発する。前記スリーブ体33に対
し、後方に付勢するスリーブスプリング35が設けら
れ、スリーブ体33の最伸長位置は外側突起33aがシ
リンダー部31の一部に当接して規制される。また、ハ
ンマー体32に対して、これを当て金34側に付勢する
ハンマースプリング36が設けられている。
【0023】前記ハンマー体32にはその移動方向と直
交する方向にピン37が設けられ、このピン37はスリ
ーブ体33に開口された案内窓38に挿通すると共に、
シリンダー部31に形成されハンマー体32の当て金3
4方向への移動を規制する係止突起39に係止可能であ
る。上記ピン37が係止突起39から外れた状態では、
ハンマー体32がハンマースプリング36の付勢力によ
り当て金34に衝突する位置にまで移動可能に設けられ
ている。
【0024】前記スリーブ体33の案内窓38は、スリ
ーブ体33が所定値以上移動してシリンダー部31に没
入した際にピン37を係止突起39との係止を外す第1
斜面38aと、当て金34に衝突した後のハンマー体3
2のピン37を係止突起39に再び係止するための第2
斜面38bとを有している。
【0025】次に作用を説明すれば、図1および図2
(A)のようにセットレバー21を上方の解放位置に操
作した状態で、ガスボンベ2を水平にガイド凹部5が上
方に位置するように置き、ガイド凸部10との位置を合
わせる。この状態では警音機構30は図7に示す状態で
あり、この状態からセットレバー21を押し下げると、
その動きの応じて第1セット部材25が若干前方に移動
し、警音機構30が図8(A)のようにスリーブ体33
がハンマー体32と共に少し移動してピン37が係止突
起39に当接係止した後、ハンマースプリング36とス
リーブスプリング35の応力により第2セット部材28
も移動する。ガスボンベ2の重量、移動抵抗等によりス
リーブ体33はシリンダー部31に対して相対移動する
が、ガイド凹部5とガイド凸部10の位置が一致してい
ることで、セットレバー21が図2(B)のようにセッ
ト位置に操作されることにより、ガスボンベ2は図3の
ように接続状態まで移動し、そのステム3が没入してガ
バナ装置9のボンベ接続口に圧接されてシール状態でガ
スが供給される。
【0026】上記セット状態では、警音機構30は図8
(B)のようにガスボンベ2をガバナ装置9に圧接状態
とするための押圧力に応じて、スリーブ体33がシリン
ダー部31に没入するが、その移動量は案内窓38の第
1斜面38aがピン37に当接しない範囲の量である。
そして、ハンマー体32はピン37が係止突起39に係
止して、その移動が阻止されて、当て金34と衝突する
ことなく警告音を発することがない。
【0027】上記セット状態からセットレバー21を解
放方向に操作すると、上記と逆に第1セット部材25は
リターンスプリング27によって後退し、スリーブ体3
3も後退し、最終的に第2セット部材28が後退して、
図1および図7の初期状態に戻るものである。
【0028】次に、ガスボンベ2のガイド凹部5とガイ
ド凸部10との位置がずれている場合には、セットレバ
ー21をセット位置に回動して第1セット部材25を前
進させると、まず、図8(A)のようにハンマー体32
のピン37が係止突起39に係止した後、第1セット部
材25はセットレバー21の作動に応じた量で移動する
のに対し、ガスボンベ2は図4に示すようにガイド凸部
10がフランジ4に当接することでそれ以上の移動が阻
止される。これに伴って図5のように警音機構30のシ
リンダー部31の移動が停止し、スリーブ体33は図8
(B)の移動量からさらに(C)へと移動し、移動量の
差が大きくなり、その案内窓38の第1斜面38aがピ
ン37に接続して、このピン37が係止突起39との係
止が外れるようにハンマー体32を回転させることによ
り、(D)のようにハンマー体32はピン37が係止突
起39から外れたときに、ハンマースプリング36によ
って急速に移動して先端が当て金34に衝突して警告音
を発することで誤装着であることを報知する(図6参
照)。
【0029】上記誤装着状態ではステム3は没入作動し
ておらず、ガスボンベ2からのガスの供給は行われな
い。この誤装着状態で警音作動した後の復帰作動は、前
記セットレバー21を解放方向に操作すると、スリーブ
体33が後退移動するのに伴って案内窓38の第2斜面
38bがピン37に当接してハンマー体32を後退作動
すると共に、その斜面に沿ってハンマー体32を回転さ
せてピン37をシリンダー部31の係止突起39に係止
可能な位置に自動的に復帰移動して、図7の状態に戻
る。
【0030】上記のような実施の形態によれば、誤装着
状態の第1セット部材25と第2セット部材28の相対
的な移動量差が所定値以上となるとハンマー体32が当
て金34に衝突して音によって誤装着であることを報知
し、その状態からセットレバー21を解放操作すると自
動的に警音作動状態から初期状態に復帰して、そのまま
警音作動が可能な状態に戻り、リセット操作が不要で操
作性に優れ、確実な誤装着の防止が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係るガスボンベの
セット前の状態における誤装着防止装置を備えたガス器
具を示す要部平面図
【図2】セットレバーの解放状態とセット状態とを示す
側面図
【図3】ガスボンベの接続状態における同ガス器具の要
部平面図
【図4】ガスボンベが誤装着状態にある際のセット途中
状態を示す同要部平面図
【図5】図4の要部拡大図
【図6】警音作動状態を示す同拡大図
【図7】警音機構の内部構造を示す断面図
【図8】警音機構の作動を示す断面図
【符号の説明】
1 ガス器具(カセット式こんろ) 2 ガスボンベ 3 ステム 5 ガイド凹部 9 ガバナ装置 10 ガイド凹部 20 誤装着防止装置 21 セットレバー 25 第1セット部材 27 リターンスプリング 28 第2セット部材 30 警音装置 31 シリンダー部 32 ハンマー体 33 スリーブ体 34 当て金 36 ハンマースプリング 37 ピン 38 案内窓 38a 第1斜面 38b 第2斜面 39 係止突起

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切欠き状のガイド凹部を有するガスボン
    ベを該ガイド凹部をガス器具のガイド凸部と係合させて
    姿勢を規制しつつセットレバーを操作してガスボンベを
    セットするガス器具において、 前記セットレバーの操作に応じて移動する第1セット部
    材と、前記ガスボンベに当接してその移動に対応して移
    動する第2セット部材を設けると共に、前記第1セット
    部材と第2セット部材の移動量差が所定値以上の際に作
    動して警告音を発する警音機構を、前記第1セット部材
    と第2セット部材との間に介装したことを特徴とするガ
    ス器具のボンベ誤装着防止装置。
  2. 【請求項2】 切欠き状のガイド凹部を有するガスボン
    ベを該ガイド凹部をガス器具のガイド凸部と係合させて
    姿勢を規制しつつセットレバーを操作してガスボンベを
    セットするガス器具において、 前記セットレバーのセット操作に応じて移動する第1セ
    ット部材と、第1セット部材にスライド可能に取り付け
    られガスボンベの底部に当接する後端部を有する第2セ
    ット部材と、前記第1セット部材と第2セット部材との
    間に介装された警音機構とを備え、 前記警音機構は、第1セット部材に固着されて移動する
    スリーブ体、該スリーブ体内に摺動可能に挿入されたハ
    ンマー体、前記第2セット部材に固着され前記スリーブ
    体が摺動自在に組み付けられるシリンダー部、上記シリ
    ンダー部に設けられ前記ハンマー体と衝突可能な当て
    金、前記スリーブ体内のハンマー体を当て金の方向に付
    勢するハンマースプリング、前記ハンマー体に固着され
    たピン、該ピンを係合案内するスリーブ体の案内窓、上
    記ピンに係止してハンマー体の当て金方向への移動を規
    制する係止突起を有してなり、 前記ガイド凹部とガイド凸部とが一致したセット時に
    は、第1セット部材と第2セット部材の移動量の差によ
    るスリーブ体とシリンダー部との相対移動量が所定値内
    で前記ピンが係止突起に係止した状態のままセットされ
    ハンマー体は当て金に衝突せず警音作動しない一方、前
    記ガイド凹部とガイド凸部の位置がずれているセット時
    には、ガスボンベの移動が途中で停止して第2セット部
    材が停止し第1セット部材がセットレバーの操作により
    さらに移動してスリーブ体とシリンダー部との相対移動
    量が所定値以上となって前記スリーブ体の案内窓の第1
    斜面によりハンマー体のピンを係止突起から外してハン
    マー体をハンマースプリングにより当て金に衝突させて
    警告音を発することを特徴とするガス器具のボンベ誤装
    着防止装置。
  3. 【請求項3】 警音作動後セットレバーを戻すと、前記
    スリーブ体の復帰に伴ってスリーブ体の案内窓の第2斜
    面によりピンを案内して該ピンを係止突起に係止させて
    自動復帰することを特徴とした請求項2に記載のガス器
    具のボンベ誤装着防止装置。
JP12838396A 1996-05-23 1996-05-23 ガス器具のボンベ誤装着防止装置 Expired - Fee Related JP3247608B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12838396A JP3247608B2 (ja) 1996-05-23 1996-05-23 ガス器具のボンベ誤装着防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12838396A JP3247608B2 (ja) 1996-05-23 1996-05-23 ガス器具のボンベ誤装着防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09310840A JPH09310840A (ja) 1997-12-02
JP3247608B2 true JP3247608B2 (ja) 2002-01-21

Family

ID=14983465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12838396A Expired - Fee Related JP3247608B2 (ja) 1996-05-23 1996-05-23 ガス器具のボンベ誤装着防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3247608B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6509429B1 (en) 1998-07-07 2003-01-21 Daikin Industries, Ltd. Process for preparing fluorine-containing polymer
US8716419B2 (en) 2008-03-28 2014-05-06 Asahi Glass Company, Limited Fluorinated elastic copolymer and production process

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4606970B2 (ja) * 2005-08-18 2011-01-05 株式会社ケープ 液体噴射装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6509429B1 (en) 1998-07-07 2003-01-21 Daikin Industries, Ltd. Process for preparing fluorine-containing polymer
US8716419B2 (en) 2008-03-28 2014-05-06 Asahi Glass Company, Limited Fluorinated elastic copolymer and production process

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09310840A (ja) 1997-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5813726A (en) Inertia locking device for a vehicle seat adjustment mechanism
EP0501611A2 (en) Firearm safety
EP0839685B1 (en) Lock releasing mechanism for a folding rear seatback
JP3247608B2 (ja) ガス器具のボンベ誤装着防止装置
US5333756A (en) Device for the inflation of, more particularly, a container or a floating body of an item of lifesaving equipment
JP4317308B2 (ja) 点火棒
JPH0658538A (ja) 安全装置付ガスライター
JPH0719470A (ja) ライター用安全装置
JP4043036B2 (ja) 二段階開放型密閉リフトハンドル装置
JPH10332152A (ja) カセット式こんろ
JP2949616B2 (ja) フラップテーブル
JP2012237503A (ja) カセットコンロ
KR20060047242A (ko) 2단계 개방형 밀폐 리프트 핸들 장치
CA2463984A1 (en) Igniter
JPH083845Y2 (ja) ガスボンベの誤装填防止装置
JP2504221Y2 (ja) ガス容器の誤装填防止装置
JP3814192B2 (ja) 点火器
JPH0318846Y2 (ja)
JP3785986B2 (ja) 点火器
JP2531634Y2 (ja) ガス器具に於るガスボンベの誤装填防止装置
JP2010030543A (ja) 燃料タンクの開閉装置
JPH08303773A (ja) ガスボンベ組込型ガス器具における安全装置
JPH04241284A (ja) テープカートリッジ
JP3213839B2 (ja) カセット型簡易ガスコンロのガバナ
JPS6339566Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011023

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees