JP3246901U - 装飾用リボン - Google Patents

装飾用リボン Download PDF

Info

Publication number
JP3246901U
JP3246901U JP2024000991U JP2024000991U JP3246901U JP 3246901 U JP3246901 U JP 3246901U JP 2024000991 U JP2024000991 U JP 2024000991U JP 2024000991 U JP2024000991 U JP 2024000991U JP 3246901 U JP3246901 U JP 3246901U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
pair
artificial flower
strips
petals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2024000991U
Other languages
English (en)
Inventor
隆治 青山
Original Assignee
株式会社青山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社青山 filed Critical 株式会社青山
Priority to JP2024000991U priority Critical patent/JP3246901U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3246901U publication Critical patent/JP3246901U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Decoration Of Textiles (AREA)

Abstract

【課題】被装飾対象である物品を見栄え良く装飾できるとともに、特に、箱物への取り付けが容易で、箱物をより華やかに装飾することが可能な装飾用リボンを提供する。【解決手段】ラッピングリボン1であって、ループ状に湾曲させてなる複数の花弁31a、33a、35a、37a、39a、31b、33b、35b、37b、39b、32a、34a、36a、38a、32b、34b、36b、38bを有するとともに、複数の花弁が互いに重なり合うように調整されてなる造花部と、その造花部と一体的に形成されてなる一対のストリップ40a、40bと、少なくとも一方のストリップ40aに設けられた取付部材15bと、を備え、取付部材15bによって、一対のストリップ40a、40bの相互間を貼り合わせることにより、造花部の物品への取り付けが行われる。【選択図】図2

Description

本考案は、商品やその包装物からなる物品など、特に、箱物の装飾に用いられる装飾用リボンに関する。
従来、贈答品や化粧箱などの被装飾対象となる物品に取り付けられ、その物品を装飾する装飾用リボンの一つとして、ループの輪を狭めることによって箱物への取り付けが可能とされた、ラッピングリボンなるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このラッピングリボンの場合、リボン結び(ボウ)の結び目に通されたループの輪の大きさを予め装飾する箱物のサイズに合わせて調節しておくことによって、片手でのラッピングリボンの箱物への取り付けを可能としたものである。
これに対し、花束を装飾する装飾用リボンとして、リボン結びに代わって、ワンタッチボウやチャームボウとも称される装飾用造花(ボウ)を備えたラッピングリボンが知られている(例えば、特許文献2参照)。
このラッピングリボン(包装セット)の製造には、一対の相対するストリップと、これらのストリップ間に配置された少なくとも2本一組の紐とを有し、各ストリップと両紐とが一端部で互いに接合されてなる造花形成用リボンが用いられる。
即ち、ラッピングリボンの製造時には、造花形成用リボンの、各ストリップの、両紐の長手方向への相対移動によって、各ストリップが、その長手方向に間隔を有して配置された複数の接合部間でループ状に変形されることにより、装飾用造花の花弁が形成される。花束の装飾時には、装飾用造花の基端部分に設けられる輪ゴムを花束の結束部に通すことで、花束への取り付けが容易とされている。
実用新案登録第3141967号公報 実用新案登録第3208249号公報
しかしながら、花束の装飾に用いるラッピングリボンの場合、装飾用造花を備えることから、リボン結びのラッピングリボンよりも見栄えが良いものの、輪ゴムを用いて花束への取り付けを行うものであるため、花束の結束部よりもサイズが大きい箱物の装飾には適さないなどの課題があった。
本考案は、被装飾対象である物品を見栄え良く装飾できるとともに、特に、箱物への取り付けが容易で、箱物をより華やかに装飾することが可能な装飾用リボンを提供することを目的としている。
本考案の態様は、一対のリボンテープからなる装飾用リボンであって、前記一対のリボンテープを、それぞれ、ループ状に湾曲させてなる複数の花弁を有するとともに、前記複数の花弁が互いに重なり合うように調整されてなる造花部と、前記一対のリボンテープによって、前記造花部と一体的に形成されてなる一対のストリップと、前記一対のストリップの、少なくとも一方のストリップに設けられた取付部材と、を備え、前記取付部材によって、前記一対のストリップの相互間を貼り合わせることにより、前記造花部の被装飾対象への取り付けが行われることを特徴とする。
本考案によれば、被装飾対象である物品を見栄え良く装飾できるとともに、特に、箱物への取り付けが容易で、箱物をより華やかに装飾することが可能な装飾用リボンを提供できる。
本考案の一実施形態に係る装飾用リボンが適用されるラッピングリボンによる装飾例を示す斜視図である。 本実施形態に係るラッピングリボンの概略構成を示す正面図である。 本実施形態に係るラッピングリボンの概略構成を示す背面図である。 本実施形態に係るラッピングリボンの形成に用いられる造花形成用リボンの一例を示す概略図である。 本実施形態に係るラッピングリボンの製造方法を説明するために示す概略図(その1)である。 本実施形態に係るラッピングリボンの製造方法を説明するために示す概略図(その2)である。
以下に、本考案の実施の形態に係る装飾用リボンについて、図面を参照して説明する。
一実施形態
図1は、本考案の一実施形態に係る装飾用リボンが適用されるラッピングリボン1を用いて行った、被装飾対象である物品(箱物)Bの装飾例を示すものである。
本実施形態において、商品やその包装物としての、特に、箱型の贈答品や化粧箱などからなる物品Bを装飾する場合、例えば図1に示すように、ラッピングリボン1の造花部の花芯40sが正面を向くように、物品Bの表面(装飾面)の任意の位置に仮止めされる。その状態で、左右のストリップ40a,40bが物品Bの周囲に沿って引き回されるとともに、両ストリップ40a,40bのそれぞれの端部が、例えば両面接着テープなどの取付部材15bを用いて、物品Bの裏側に貼り付け固定される。
なお、両ストリップ40a,40bのそれぞれの端部は、物品Bのサイズに応じて予め、もしくは、固定後に、所定の長さに切り揃えられる。
このように、ラッピングリボン1による物品Bの装飾において、取付部材15bによる造花部の物品Bへの取り付けが、一対のストリップ40a,40bを取付け紐として利用することで容易に可能となる。
即ち、花束の結束部よりも大きな物品Bの装飾が、輪ゴムを用いたり、一対のストリップ40a,40bを結びリボンとして手で縛り付ける手結びの手間や時間をかけたりすることなく、誰にでも簡単に行えるようになる。
しかも、装飾用造花である造花部は、リボン結びよりも見栄えが良いため、物品Bをより華やかに装飾できる。
以下に、上記した物品Bの装飾を可能とするラッピングリボン1について、具体的に説明する。
図2は、本実施形態に係るラッピングリボン1の正面側の構成を概略的に示す正面図であり、図3は、ラッピングリボン1の背面側の構成を概略的に示す背面図である。
このラッピングリボン1は、例えば図2に示すように、ワンタッチボウやチャームボウとも称される造花部(ボウ)と、一対のストリップ(垂れ)40a,40bと、を有している。
即ち、本実施形態に係るラッピングリボン1は、例えば、一対のストリップ40a,40bと造花部とが造花形成用リボン(詳細は、後述する)20により一体的に形成されている。
造花部は、花びらとなるループ状の複数(図示の例では、九対)の花弁31a,31b、32a,32b、33a,33b、34a,34b、35a,35b、36a,36b、37a,37b、38a.38b、39a,39bによって構成されている。
ここで、造花部を形成する九対の花弁31a,31b、32a,32b、33a,33b、34a,34b、35a,35b、36a,36b、37a,37b、38a.38b、39a,39bは、例えば、4つにグループ分けされる。
例えば、花弁31a,33a,35a,37a,39aからなるグループと、花弁31b,33b,35b,37b,39bからなるグループと、花弁32a,34a,36a,38aからなるグループと、花弁32b,34b,36b,38bからなるグループと、に分けられる。
各グループの花弁31a,33a,35a,37a,39a、31b,33b,35b,37b,39b、32a,34a,36a,38a、32b,34b,36b,38bは、それぞれ、一方向(図示の例では、反時計回りのx方向)にひねられることによって、花芯40sを中心に幾重(好ましくは、4~5重程度)にも重なり合いながら徐々にずれるように、より後方の花弁の位置が調整されている。
本実施形態においては、造花部は、例えばバラの花をイメージさせるように、各グループの花弁31a,33a,35a,37a,39a、31b,33b,35b,37b,39b、32a,34a,36a,38a、32b,34b,36b,38bがバランス良く、ほぼ均等に広がるように調整される。これにより、立体的であり、見た目にも豪華で、見栄えの良い造花部とすることができる。
造花部と一体形成される一対のストリップ40a,40bは、造花部に対して、例えば、左右の横手方向よりほぼ水平に引き出されるように、所定の長さ、つまり、物品Bの周囲に沿わせるのに十分な長さを有して設けられている。
一対のストリップ40a,40bの、少なくとも一方のストリップ40aの端部には、その背面側に、取付部材15bが予め貼付されている。
ラッピングリボン1の背面側には、例えば図3に示すように、造花部の形成に用いられる一組の紐帯(後述する)43,43が、固定部材15aにより、造花部の基端部分である一対のストリップ40a,40bの基端部に固定されている。固定部材15aは、例えば、片面または両面接着テープなどからなるもので、共に切り揃えられた状態の一組の紐帯43,43を造花部の基端部分に貼り付け固定させることにより、造花部の型くずれを防ぐことが可能とされる。
図4(a)~図4(c)は、本実施形態に係るラッピングリボン1の生産(製造)に用いられる造花形成用リボン20を例示するものである。
この造花形成用リボン20は、例えば図4(a)~図4(c)に示すように、造花部やストリップ40a,40bとなるリボンテープ対40,40と、リボンテープ対40,40間に配置され、リボンテープ対40,40の長手方向に沿って延びる紐帯43,43と、を有している。
リボンテープ対40,40は、例えば、無地(単一生地)で幅広の、1本のリボンテープを折り返し、もしくは、同一の2本のリボンテープを重ね合わせてなる。
本実施形態に係るラッピングリボン1においては、例えば、形成する造花部などの大きさに応じて、リボンテープ対40,40のテープ幅(短手方向の長さ)が18mm~40mm程度とされている。
紐帯43,43は、造花部の形成や造花部の型くずれを防ぐためなどに用いられる。紐帯43,43は、例えば、リボンテープ対40,40と同じ素材(または、異なる素材)からなり、リボンテープ対40,40の内側に、リボンテープ対40,40よりもテープ幅の狭い、少なくとも一組のリボンテープからなる。
本実施形態に係るラッピングリボン1においては、例えば、リボンテープ対40,40のテープ幅に応じて、紐帯43,43のテープ幅が5mm~13mm程度とされている。
この紐帯43,43は、長手方向の軸線がリボンテープ対40,40の長手方向の軸線とほぼ一致するように配置される。そして、花芯40sとなる長手方向の一方(または、他方)の端部付近において、接合部20a,20bによってリボンテープ対40,40と結合(融着)されている。端部付近以外では、リボンテープ対40,40との接合が避けられることにより、リボンテープ対40,40と紐帯43,43との相対移動が可能とされている。
なお、リボンテープ対40,40および紐帯43,43としては、例えば、ポリエステル、ナイロン、または、ポロプロピレンなどの合成繊維や合成樹脂などを用いることも可能である。
即ち、造花形成用リボン20は、例えば、リボンテープ対40,40の相互間に、それぞれの軸線がほぼ同一面上となるように、紐帯43,43が配置されている。そして、リボンテープ対40,40の一方の端部側において、両者は接合部20a,20bによって互いに接合されている。また、リボンテープ対40,40の一方の端部は、先端が所定の角度となるように切断されて、造花部の花芯40sとなるように加工されている。
そして、リボンテープ対40,40は、造花形成用リボン20の軸線付近を除く、長手方向の複数の箇所(図示の例では、10箇所)において、それぞれ接合部21,21、22,22、23,23、24,24、25,25、26,26、27,27、28,28、29,29、30,30によって接合されている。
接合部21,21、22,22、23,23、24,24、25,25、26,26、27,27、28,28、29,29、30,30は、それぞれ、リボンテープ対40,40の短手方向の両端部付近において、紐帯43,43を避けて、リボンテープ対40,40間を熱圧着などにより相互に接合するものである。各接合部21,21、22,22、23,23、24,24、25,25、26,26、27,27、28,28、29,29、30,30は、任意の間隔と所定の角度とで仮想的に設けられた複数(図示の例では、10本)の仮想線L(L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8,L9,L10)に沿う、少なくとも二点に配置されている。
仮想線L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8,L9としては、例えば、間隔がほぼ一定で、かつ、リボンテープ対40,40の長手方向と直交する短手方向に対する角度が、それぞれ、+45度(右上がりの方向)、-45度(右下がりの方向)、+45度、-45度、+45度、-45度、+45度、-45度、+45度をなすように設定されている。つまり、隣接する各接合部21,21、22,22、23,23、24,24、25,25、26,26、27,27、28,28、29,29の向きがほぼ90度なるように設定されている。
これにより、隣接する各花弁31a,31b、32a,32b、33a,33b、34a,34b、35a,35b、36a,36b、37a,37b、38a.38b、39a,39bは、ほぼ同じサイズで、互いに約90度の角度で異なる向きとなる。
また、一対のストリップ40a,40bは、仮想線L10に沿って設けられた接合部30,30によって、ラッピングリボン1の背面側において、それぞれ、造花部の基端部分から左右に延びる方向へと引き出される。
このように、リボンテープ対40,40の長手方向に沿って、複数の接合部21,21、22,22、23,23、24,24、25,25、26,26、27,27、28,28、29,29を設けることにより、形成する造花部の各花弁31a,31b、32a,32b、33a,33b、34a,34b、35a,35b、36a,36b、37a,37b、38a.38b、39a,39bの枚数や形状などを容易に規定できる。また、接合部30,30を設けることにより、ストリップ40a,40bの向きなどを容易に規定できる。
本実施形態においては、紐帯43,43が、各接合部21,21、22,22、23,23、24,24、25,25、26,26、27,27、28,28、29,29、30,30の相互間に位置し、リボンテープ対40,40との接合から回避されることによって、リボンテープ対40,40の紐帯43,43との相対移動が可能とされる。
この相対移動により、例えば図5に示すように、接合部21,21、22,22、23,23、24,24、25,25、26,26、27,27、28,28、29,29、30,30の位置や角度に応じて、リボンテープ対40,40が変形される。その結果、例えば図6に示すように、ループ状に湾曲されてなる造花部の各花弁31a,31b、32a,32b、33a,33b、34a,34b、35a,35b、36a,36b、37a,37b、38a.38b、39a,39bと、造花部の左右方向へと引き出されてなる一対のストリップ40a,40bと、が一体的に形成される。
即ち、本実施形態の場合、造花形成用リボン20の、一対のストリップ40a,40bの基端部分となる接合部30,30の、リボンテープ対40,40の短手方向に対する角度が0度(短手方向)となるように設定されている。
これにより、一対のストリップ40a,40bを、造花部の正面に対する左右方向にほぼ水平に引き出すことが可能となる。その結果、例えば図1に示したように、一対のストリップ40a,40bを、造花部を物品Bに取り付ける際の取付け紐として利用できる。
なお、仮想線Lの角度や仮想線L間の距離(間隔)および本数は、形成しようとする造花部の、各花弁のサイズや向き、枚数などに応じて、適宜、設定・変更できる。つまり、仮想線Lの本数、角度、もしくは、間隔のいずれかを変更することにより、枚数や形状の異なる花弁を有し、与える印象も異なった造花部を簡単に形成できるとともに、ストリップ40a,40bの向きなどを容易に調整できる。
また、接合部20a,20bにおいて、リボンテープ対40,40や紐帯43,43が同質の素材、例えば合成繊維などからなる場合には、超音波などの熱源を利用した熱溶着によって相互が同時に接合される。リボンテープ対40,40と紐帯43,43とが異質な素材からなる場合には、熱溶解させることで、相互を同時に接合させるようにしても良い。
また、熱溶着や熱溶解によらず、例えば、糸による縫い合わせ、接着テープや接着剤による接着、ホッチキス止め、または、ホックのような留め具などによって、接合部20a,20bを構成することも可能である。この場合、天然素材からなるリボンテープの採用も可能となる。
ここで、本実施形態に係るラッピングリボン1の製造方法について、さらに説明すると、ラッピングリボン1の製造時には、例えば図5に示すように、生産者の一方の手で造花形成用リボン20の紐帯43,43を保持するとともに、他方の手で、紐帯43,43の長手方向に沿ってリボンテープ対40,40をスライドさせる。そして、リボンテープ対40,40を、各接合部20a,20b,21,21、22,22、23,23、24,24、25,25、26,26、27,27、28,28、29,29に応じて、それぞれ、ループ状に湾曲させる。
このようにして、例えば図6に示すように、花弁31a,33a,35a,37a,39aと、花弁31b,33b,35b,37b,39bと、花弁32a,34a,36a,38aと、花弁32b,34b,36b,38bと、がグループごとに積み上げられてなる造花部と、一対のストリップ40a,40bと、を形成させる。
造花部を形成した後、例えば、一対のストリップ40a,40bの基端部に対し、造花部が型くずれしない程度に紐帯43,43を軽く結んで結束させる。
この状態において、図示矢印x方向に軽くひねることにより、各グループの、花弁31a,33a,35a,37a,39aと、花弁31b,33b,35b,37b,39bと、花弁32a,34a,36a,38aと、花弁32b,34b,36b,38bと、が互いに重なり合うように調整されてなる造花部を形成する。つまり、形成する造花部が、例えばバラの花をイメージさせるように、花弁31a,33a,35a,37a,39a、31b,33b,35b,37b,39b、32a,34a,36a,38a、32b,34b,36b,38bのそれぞれがバランス良く広げられる。
この場合、幾重にも積み重ねられた各花弁31a,33a,35a,37a,39a、31b,33b,35b,37b,39b、32a,34a,36a,38a、32b,34b,36b,38bが交互に重なり合うように調整することも可能である。
そして、紐帯43,43を適当な長さに切り揃えた後、その結束部分に、固定部材15aを貼り付けて、紐帯43,43の結束部分をストリップ40a,40bの基端部分に固定させるとともに、少なくとも一方のストリップ40aの端部への取付部材15bの貼り付けを行うことにより、例えば図2および図3に示したラッピングリボン1が完成する。
なお、紐帯43,43の切り揃え、または、固定部材15aや取付部材15bの貼り付けなどは、造花部を形成する前、つまり、各花弁31a,33a,35a,37a,39a、31b,33b,35b,37b,39b、32a,34a,36a,38a、32b,34b,36b,38bの重なりを調整する前に行うことも可能である。
また、造花部の形成において、各花弁31a,33a,35a,37a,39a、31b,33b,35b,37b,39b、32a,34a,36a,38a、32b,34b,36b,38bの重なりの調整は、物品Bの装飾後に行うようにしても良い。
また、一対のストリップ40a,40bは、物品Bの裏面で重ね合わせるようにして貼り合わせる場合に限らず、例えば、物品Bの非装飾面である側面や裏面に直に貼り付けるようにすることも可能である。
上記したように、本実施形態に係るラッピングリボン1によれば、被装飾対象である物品Bが、たとえ箱物であったとしても、物品Bに対する取り付けが容易で、見栄えが良く、より華やかに装飾することが可能となる。
即ち、ラッピングリボン1において、例えば、バラの花をイメージさせるような造花部を容易に形成できるようにするとともに、その造花部と一体形成される一対のストリップ40a,40bを、取付部材15bを用いて相互に貼り合わせることで、造花部の物品Bへの取付けを可能としている。
これにより、輪ゴムの取り付けやラッピングリボン1を手結びによって物品Bに取り付け固定する場合のような面倒もなく、物品Bに対して、より立体的であり、見た目にも豪華で、見栄えの良いラッピングを安価に実現することができる。
特に、紐帯の相互を手結びすることで、箱物への造花部の取り付けを行う場合や、紐帯の相互間にゴム紐などを縫い付け、その伸縮により箱物への造花部の取り付けを行う場合に比して、手間のかかる作業をなくすことができるなど、大幅な簡素化が可能となる。
したがって、手作業ではあるものの、特別な技術などを必要とすることもなく、ラッピングリボン1の生産から取り付けの作業性を改善でき、繁忙期の人手不足による装飾希望者のラッピング待ちなどをも解消できる。
しかも、一対のストリップ40a,40bの相互を、取付部材15bを用いて貼り合わせることにより造花部の取り付けを行うようにした場合には、物品Bの装飾後において、物品Bに対する造花部の取り付けの位置を容易に変更(調整)可能である。
なお、被装飾対象となる物品Bは箱物に限定されるものではなく、例えば、ボトルなどの円筒形状を有するものであっても良い。
1 ラッピングリボン(装飾用リボン)
15a 固定部材
15b 取付部材
20 造花形成用リボン
31a,31b、32a,32b、33a,33b、34a,34b、35a,35b、36a,36b、37a,37b、38a.38b、39a,39b 花弁
40 リボンテープ対
40a,40b ストリップ(垂れ)
40s 花芯
43 紐帯
B 物品(被装飾対象)

Claims (5)

  1. 一対のリボンテープからなる装飾用リボンであって、
    前記一対のリボンテープを、それぞれ、ループ状に湾曲させてなる複数の花弁を有するとともに、前記複数の花弁が互いに重なり合うように調整されてなる造花部と、
    前記一対のリボンテープによって、前記造花部と一体的に形成されてなる一対のストリップと、
    前記一対のストリップの、少なくとも一方のストリップに設けられた取付部材と、
    を備え、
    前記取付部材によって、前記一対のストリップの相互間を貼り合わせることにより、前記造花部の被装飾対象への取り付けが行われることを特徴とする装飾用リボン。
  2. 前記取付部材は、両面接着テープであることを特徴とする請求項1に記載の装飾用リボン。
  3. 前記一対のリボンテープの相互間に相対移動可能に設けられた紐帯を、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の装飾用リボン。
  4. 前記紐帯は、固定部材によって前記一対のストリップの基端部に固定されていることを特徴とする請求項3に記載の装飾用リボン。
  5. 前記造花部は、前記一対のリボンテープの長手方向に沿って、それぞれ、所定の間隔と所定の角度とを有して配置された複数の接合部に応じて、前記一対のリボンテープが変形されることにより前記複数の花弁が形成されるとともに、一定の方向にひねることにより前記複数の花弁の重なり具合が調整されていることを特徴とする請求項1に記載の装飾用リボン。
JP2024000991U 2024-03-29 2024-03-29 装飾用リボン Active JP3246901U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2024000991U JP3246901U (ja) 2024-03-29 2024-03-29 装飾用リボン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2024000991U JP3246901U (ja) 2024-03-29 2024-03-29 装飾用リボン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3246901U true JP3246901U (ja) 2024-06-04

Family

ID=91321454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2024000991U Active JP3246901U (ja) 2024-03-29 2024-03-29 装飾用リボン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3246901U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5609928A (en) Decorative ornament and method of making same
US5240750A (en) Decorative three-dimensional, heart-shaped bow and method of making same
JP3246901U (ja) 装飾用リボン
CA2344773A1 (en) Decorative bow
US2771695A (en) Ornament holder for decorative package bows
JP3245910U (ja) 装飾用リボン
JP3246069U (ja) 装飾用リボン
JP3243071U (ja) 装飾用リボン
JP3245354U (ja) 装飾用リボン
US3525660A (en) Artificial flowers prepared from slit sheets of molecularly oriented plastic
US5545445A (en) Decorative three-dimensional, curled bow and method of making same
JP3176453U (ja) 折り畳みポンポン
KR100384218B1 (ko) 리본테이프
US5786043A (en) Decorative device and method of making the device
JP3244692U (ja) 装飾用リボン
GB2260900A (en) Stemmed flower-like decoration
JP3027089U (ja) 造花形成用リボン
JP2515509Y2 (ja) 装身飾り
JP3208249U (ja) 花束の包装キット及び包装セット
JP3086410U (ja) リボン組立体
JP3107361U (ja) 造花支持具
JP3116547U (ja) 造花形成用リボン
US20190133287A1 (en) Reusable Multipurpose Decorative Ornaments
US5497543A (en) Doll making method
KR200233357Y1 (ko) 리본테이프

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3246901

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150