JP2515509Y2 - 装身飾り - Google Patents

装身飾り

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JP2515509Y2
JP2515509Y2 JP5220890U JP5220890U JP2515509Y2 JP 2515509 Y2 JP2515509 Y2 JP 2515509Y2 JP 5220890 U JP5220890 U JP 5220890U JP 5220890 U JP5220890 U JP 5220890U JP 2515509 Y2 JP2515509 Y2 JP 2515509Y2
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陽子 岩宮
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株式会社飾一
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、結婚披露宴などで使用されるブーケ、コサ
ージュ等の装身飾りの改良に関する。
(従来の技術) 従来、結婚披露宴などで使用されるブーケとしては、
生花若しくは造花を複数本束ね、その周りをラッピング
材等で被装してなる花束が主流であった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前述した常套のブーケにあっては、ブ
ーケの素材に生花若しくは造花が用いられることは今や
常識とされていることから今迄の花束のイメージを脱皮
し得ず、また、束ね方等が常套であることも相俟って、
特に豪華さを出させるには花の本数や種類を増やすか、
或いはラッピングの仕方や配色等の工夫で飾り立てるし
かないため、必然的に高価にならざるをえなかった。そ
れに増して生花を使ったブーケにあっては、天然素材で
あることも相俟って、値が張り、また、変色、変質、型
くずれといった過程を瞬時に得てしまうことから日持ち
が悪く、一回限りの使用で廃棄されていた。
一方、造花を使ったブーケにあっては、一本一本を如
何に生花そっくりに模造させても、所詮、草花の象形に
形状が限定されることから草花の域すなわち花束の固定
観念を脱しえず、緻密で斬新な造形を作ることができな
かった。
本考案は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、安価
で長持ちがし、かつ、型くずれしにくくて緻密な造形を
も作ることができ、しかも贈る人の祝福、感謝の気持ち
等を新鮮な感覚でもって表現することのできる豪華で格
調の高い装身飾りを提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するため本考案の要旨とする構成
は、生花若しくは造花等の被包装物を複数束ね、その周
りをラッピング材で被装してなるブーケ、コサージュ等
の装身飾りにおいて、前記被包装物は、水引等を折り上
げ若しくは編みあわせてなる編み細工からなる装身飾り
に存し、延いては水引等を編みあわせて環状に形成しそ
の下部に紅白のリボンを垂下させてなる水引縄と、水引
等で作られ前記水引縄の環状部に取付けられた編み細工
と、水引、プラスチック成形品等で作られ前記編み細工
の背面に配設された補助飾りとからなる装身飾りに存す
る。
(作用) 生花に代えて水引を用い、かつ、折り上げ若しくは編
みあわせて造形した被包装物にしたことによって、保形
性に優れて容易な型崩れがなく、しかも形状等に限定さ
れることなく緻密な造形にも折り上げ可能となる。しか
も、素材の入手も極めて容易となることから安価で作り
易くなる。また、ブーケにあって水引縄の環状部に腕が
通されることから携帯し易く、更には全体をして水引に
よる祝福、感謝の気持を伝統的な中にも新鮮な感覚でも
って表現できるのみならず、豪華さをも醸し出すことと
なり、生花の如く変色、変質、型くずれを心配すること
もない。
(実施例) 次に、本考案の実施の一例を図面を参照しながら説明
する。
図中Aは本考案に係る装身飾りであり、1は水引縄、
2は被包装物である編み細工、3は補助飾りである。
前記水引縄1は環状部4と紅白のリボン5とから構成
されている。環状部4は銀色の水引5本を並列に配した
平帯3束を三ツ編みにし、これを下部で結んで環状に形
成したものであり、斯かる結び目部分を別体である把手
兼用の幹部6に針金等を介して緊結させている。リボン
5は合成繊維等からなる帯状紐であり、前記環状部4の
結び目部分へ前記幹部6と共に止着してある。
編み細工2は、金色、銀色並びに赤色の水引を用いて
羽尾の長い舞鶴に造形されているものであり、前記環状
部4の下部すなわち結び目部分に幹部6と共に止着して
ある。また、幹部6は棒状体の上に白色の帯状布を巻回
してなるもので、上方に数本の小枝を分岐させている。
そして、この小枝に黄緑色の水引を用いて複数の松・竹
・梅等の葉若しくは花の形状に模造されてなる補助飾り
3が配設されている。
尚、本考案の装身飾りは本実施例に限定されることな
く、本考案の目的の範囲内で自由に設計変更し得るもの
であり、本考案はそれらの全てを包摂するものである。
例えば、前記編み細工2は上記した舞鶴の形状に限定
されるものではなく、亀、帆船、宝船等の所望形状に造
形しても良く、また、本考案の装身飾りAはブーケに限
られることなくコサージュその他の装身飾りとしても使
用できるものである。その他、水引の色のとり合せ、本
数、編み方等は適宜選択可能なものであり、また、幹部
6を割愛して補助飾り3だけにしても良い。
他方、本考案で使用される水引は、和紙、クラフト紙
等を小幅の帯状(短冊状)に裁断して略0.8〜2mm程度の
太さに撚られた紙撚からなるもので、必要に応じ、中に
針金を入れた水引などを使用するものであるが、これら
に限定されることなく、任意の水引が使用される。例え
ば、紙撚を紅白に染め分けた紅白水引、紙撚の上に純銀
箔を巻回させた金銀水引、アルミ箔、テトロン蒸着フィ
ルム等使用の金銀色彩水引などが多く用いられ、その
他、絹巻水引、蛇腹水引、砂子水引、針金入水引、金赤
水引等々、編み細工2並びに補助飾り3の形状、色調、
模様、寸法等に応じ、種々なものが用いられる。
また、前記針金入水引としては、接合状態に並列され
た複数の紙撚芯と、各紙撚芯の接合谷間に配置された針
金とからなる芯材の外周に、接着剤を介して外被材をS
撚りに巻き付けて線型を平状に形成させた平水引を使用
しても良い。
更に、針金としては、略0.2〜0.4mm程の鋼線、鉄線、
銅線等の線材を使用するもので、造形物に応じて種々の
太さのものを選択できることは云うまでもない。また、
前記外被材の素材としては、例えば、ポリエチレンテレ
フレタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
アミド、ポリカボネート、ビニロン等の合成樹脂フィル
ムに、アルミニウム、金、銀、クロム、ニッケル、亜
鉛、錫などの金属を常套手段により蒸着させてなる金属
蒸着フィルムが用いられる。
尚、紙撚芯間の谷間に各針金を配置させたことで、芯
材の外周に外被材を巻回しても表面上に針金が膨出する
ことがなく、表面が平坦に成形できる。また、形状によ
り外被材の表面に筋線を現出させたい時は、谷間(深
寸)よりも大きな径を有する針金を介在させれば良い。
このような平水引で成形される装身飾りは、線型が平状
に形成されていることから、線の強調がなし易く、特に
鋭角な折り曲げに適すると共に、針金が各紙撚芯中に通
されずに外面の各谷間に配置されているため、従来の如
き芯材が針金を軸芯として硬く撚られることがないので
折曲加工に優れることとなる。
(考案の効果) 本考案は上述の如き構成され、生花に代えて水引を用
い、かつ、折り上げ若しくは編みあわせて被包装物を造
形したことによって、保形性に優れることとなるため、
多少の外圧が加わったとしても型崩れすることがなく、
成形当初の美観形状をいつまでも保持でき、しかも従来
のブーケの如き花束形状に限定されることなく、綿密な
造形までも折り上げ可能となるため、花束に代表される
今迄のイメージを完全に脱皮し得た新感覚の装身飾りを
提供できることとなった。
しかも、素材の入手も極めて容易となることから安価
で作り易くなり、また、斯かる装身飾りにあって水引縄
の環状部に腕が通されることから携帯し易く、更には全
体をして水引による祝福、感謝の気持を伝統的な中にも
新鮮な感覚でもって表現できるのみならず、豪華で格調
の高さをも醸し出すこととなり、また、生花の如く変
色、変質、型くずれを心配することもないものである。
このように本考案の装身飾りは、安価でありながら豪
華で格調の高い装身飾りが提供できる等、優れた利点を
有しているもので、本考案を実施することはその実益提
供価値が甚だ大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1図は本考
案に係る装身飾りの正面図、第2図は同斜視図である。 1……水引縄、2……編み細工 3……補助飾り、4……環状部 5……リボン

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】生花若しくは造花等の被包装物を複数束
    ね、その周りをラッピング材で被装してなるブーケ、コ
    サージュ等の装身飾りにおいて、前記被包装物は、水引
    等を折り上げ若しくは編みあわせてなる編み細工からな
    ることを特徴とする装身飾り。
  2. 【請求項2】水引等を編みあわせて環状に形成しその下
    部に紅白のリボンを垂下させてなる水引縄と、水引等で
    作られ前記水引縄の環状部に取付けられた編み細工と、
    水引、プラスチック成形品等で作られ前記編み細工の背
    面に配設された補助飾りとからなることを特徴とする装
    身飾り。
JP5220890U 1990-05-21 1990-05-21 装身飾り Expired - Lifetime JP2515509Y2 (ja)

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