JP3246647B2 - 自動工具交換用ツールマガジン - Google Patents

自動工具交換用ツールマガジン

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JP3246647B2 JP08190896A JP8190896A JP3246647B2 JP 3246647 B2 JP3246647 B2 JP 3246647B2 JP 08190896 A JP08190896 A JP 08190896A JP 8190896 A JP8190896 A JP 8190896A JP 3246647 B2 JP3246647 B2 JP 3246647B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動工具交換用
ツールマガジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のツールマガジンは、工作機械の主
軸と直角を成す向きでツールホルダを収容するものが多
かった。
【0003】その場合、ツールホルダの向きを変えつつ
工具交換を行うため、工具交換にある程度の時間が必要
であった。一般のMCの場合は、横向きを下向きに変更
する構成になっていた。また、工具交換アームの構造が
複雑になるため、自動工具交換時に誤動作や故障が生じ
ることもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、工作機械の主軸
と平行にツールホルダを収容する構成のツールマガジン
も用いられている。
【0005】しかしながら、このタイプのツールマガジ
ンでは、ツールホルダを収容するマガジン本体が自動工
具交換アームの動作範囲内、すなわち工作機械テーブル
の稼働範囲内又はその近くに位置するため、マガジン本
体のツールに切粉や切削油が付着し易い難点があった。
【0006】また、ツールマガジンと工作機械本体との
距離をある程度大きくした場合には異物の付着は防止で
きるが、大型の交換アームを必要とするため、スムーズ
かつ迅速な工具交換ができないという別の不具合が生じ
ていた。
【0007】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点を解消し、ツールホルダに切粉や切削油が付着する
ことがなく、シンプルな動作で迅速に工具交換を行うこ
とができる自動工具交換用ツールマガジンを提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、複数のツー
ルポット(12)をマガジン本体(11)にインデック
ス可能に設定し、各ツールポット(12)は全体的に筒
型であって、下側からツールホルダ(7)を差し込む形
になっており、各ツールポット(12)の上部にはスプ
リングとボールからなる保持手段が配置されていて、ツ
ールホルダ(7)のスタッドボルトを付勢固定し、か
つ、ツールポット(12)にツールホルダ(7)を固定
して収容する構成にし、マガジン本体(11)を工作機
械の稼働部の外側に配置し、ツールホルダ(7)が工作
機械主軸と同じ向きでツールポット(12)に収容され
るようにし、ツールポット搬送手段(13)を設けてツ
ールポット(12)をマガジン本体(11)から工具交
換位置(A)まで平行移動によって搬送し、工具交換位
置(A)にあるツールポット(12)と工作機械の主軸
(9)との間で自動工具交換を行う構成にし、かつ、ツ
ールポット(12)に溝(12a)を互いに平行な2本
の溝として形成し、マガジン本体(11)内のマガジン
プレート(18)がツールポット(12)の溝(12
a)に対応した凹所(18a)を有し、その凹所(18
a)の境界部分とツールポット(12)の溝(12a)
が係合するようにして、ツールポット(12)が凹所
(18a)に収容されるようにし、かつ、マガジン本体
(11)と工具交換位置(A)の間にガイドプレート
(16)を配置し、ツールポット(12)に設けた溝
(12a)をガイドプレート(16)に係合させてツー
ルポット(12)を案内し、ツールホルダ(7)を収容
したツールポット(12)がマガジン本体(11)内に
収容される間と、ツールホルダ(7)を収容したツール
ポット(12)がマガジン本体(11)内から工具交換
位置(A)に平行移動によって搬送される間と、工具交
換位置(A)にあるツールポット(12)からツールホ
ルダ(7)が抜き出されて主軸(9)に挿入されるまで
の間に、ツールホルダ(7)がつねに平行移動して軸の
向きが変化しないとともに、ツールホルダ(7)の軸周
りの方向の位置がつねに所定の軸周り方向の位置に特定
された状態に保持されてツールポット搬送位置(B)以
外の領域では、ツールポット(12)はその外側部分が
ハウジング(31)の裾部内周に当接する形で周回し、
ツールマガジン(11)のツール ポット搬送位置(B)
では、ハウジング(31)の裾が開放されており、そこ
にスライドブラケット(15)が移動可能に配置されて
おり、そのスライドブラケット(15)は、ツールポッ
ト(12)をツールポット搬送位置(B)と工具交換位
置(A)の間で往復移動させるためのものであり、スラ
イドブラケット(15)は、ツールポット(12)を挟
んで搬送方向への推進力を伝えるようになっていること
を特徴とする自動工具交換用ツールマガジンを要旨とし
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】マガジン本体は、工作機械の稼働
部の外側に配置され、特にテーブルや主軸からある程度
の距離をおいて配置することが好ましい。ツールホルダ
は、工作機械の主軸と同じ向きでマガジン本体に収容さ
れる。すなわち、自動工具交換の際にツールホルダの軸
の向きを回転させる必要はない。
【0010】ツールポット搬送手段は、マガジン本体と
工具交換位置との間で、ツールポットを平行移動によっ
て搬送する。工具交換位置は、マガジン本体からある程
度離れている。
【0011】そして、工具交換位置にあるツールポット
と工作機械の主軸との間で自動工具交換が行われる。す
なわち、両者に設定されているツールホルダを交換、入
れ替えすることによって自動工具交換が行われる。
【0012】工具交換位置とマガジン本体との間に自動
開閉式のドアを設けることが好ましく、その場合、ツー
ルホルダをさらにクリーンに保つことができる。
【0013】ツールポット搬送手段をシリンダ・ピスト
ン機構によって駆動する構成にした場合には、迅速・確
実な搬送を低コストで実現できる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0015】図1は、本発明の自動工具交換用ツールマ
ガジン10をマシニングセンタ(MC)1に設定した状
態を概略的に示す正面図である。図2は、図1のスピン
ドルヘッド4とツールマガジン10を示す上面図であ
る。
【0016】マシニングセンタ1はベース2、コラム
3、スピンドルヘッド4、XYテーブル5、制御装置
(図示せず)等を備えている。
【0017】スピンドルヘッド4には主軸9が設定さ
れ、主軸9の近くには潤滑油供給手段50が配置されて
いる。
【0018】正面から見てマシニングセンタC1の左手
奥側には、ツールマガジン10が配置されている。ツー
ルマガジン10は、XYテーブル5の稼働範囲の外側に
位置している。しかも、ツールマガジン10は、図2に
も示されているように、主軸9からある程度離れてい
る。このため。切屑や切削油がツールマガジン10のツ
ールホルダに付着することはない。
【0019】スピンドルヘッド4の左側には自動工具交
換アーム(ATCアーム)6が配置されている。ATC
アーム6は、中心軸方向すなわち上下方向の平行移動
と、その中心軸回りの回転移動を行う。ATCアーム6
の両端には、ツールホルダを把持する爪部6aが設けら
れ、その内側には周知の押え突起51が配置されてい
る。押え突起51は、スプリングによって外側方向に付
勢されている。
【0020】加工時には、ATCアーム6はその長手方
向がスピンドルヘッド4の左壁面と平行になるようにし
て、テーブルの上方に撤退させておく。
【0021】図8は、ツールホルダ7とツールポット1
2を示す斜視図である。
【0022】ツールポット12は全体的に筒型であり、
下側からツールホルダ7を差し込むようになっている。
ツールポット12の上部にはスプリングとボールから成
る通常の保持手段(図示せず)が配置され、ツールホル
ダ7のスタッドボルトを付勢固定する。
【0023】ツールポット外周の上寄りには、溝12a
が形成されている。溝12aは、例えば、水平方向に走
る互いに平行な2本の溝として形成できる。この溝12
aは、ツールポット12をマガジン本体11に収容する
際、また、ツールポット12を工具交換位置まで搬送す
る際に案内手段として利用される。
【0024】以下、図3〜7も参照して、ツールマガジ
ン10を詳しく説明する。図3〜6は、ツールマガジン
10の側面図、正面図、搬送方向に沿った断面図、及び
それに垂直な方向の断面図である。
【0025】ツールマガジン10は、ツールポットを収
容するマガジン本体とツールポットを搬送するためのツ
ールポット搬送手段13から構成されている。
【0026】ツールマガジン11は全体的に逆カップ状
のハウジング31を有し、ハウジング31はブラケット
28を介して工作機械に取り付けられる。
【0027】ハウジング31には、センター軸25を介
してマガジンプレート18が回転可能に取り付けられて
いる。マガジンプレート18は、ハウジング31の上面
に固定されリバーシブルモータ19によって回転駆動さ
れる。リバーシブルモータ19には、中間ギアヘッドが
接続されている。
【0028】マガジンプレート18の上方には、ボス3
2を介してインデックスプレート17が固定されてい
る。
【0029】インデックスプレート17は、ツールポッ
ト12の収容位置に対応した複数のカム手段17aを備
えている。インデックスプレート17の上方には、カム
フォロワ23を有するスライドブラケット26が配置さ
れている。スライドブラケット26はカム手段17aと
カムフォロワ23が係合する方向に付勢されている。ま
た、スライドブラケット26の近くには、近接スイッチ
27が配置されている。
【0030】カム手段17a、カムフォロワ23及び近
接スイッチ27は協働して、マガジンプレート18のイ
ンデックス動作を行う。
【0031】マガジンプレート18の外周には、ツール
ポット12の溝12aに対応した一連の凹所18aが等
間隔で形成されている。15個のツールポット12を収
容する場合には、15個の凹所18aが形成される。
【0032】各ツールポット12は、凹所18aの境界
部分とツールポット12の溝12aが係合するようにし
て、凹所18aに収容される。後述する搬送位置以外の
領域では、ツールポット12は図6に示されているよう
にその外側部分がハウジング31の裾部内周に当接する
形で周回する。
【0033】ツールマガジン11のツールポット搬送位
置Bでは、ハウジング31の裾が開放されており、そこ
にスライドブラケット15が移動可能に配置されてい
る。スライドブラケット15は、ツールポット12を搬
送位置Bと交換位置Aの間で往復移動させるためのもの
である。
【0034】スライドブラケット15は、断面h型に形
成されている。そして、図4に示されているように、h
型の股の部分でツールポット12を挟み、搬送方向への
推進力を伝えるようになっている。
【0035】スライドブラケット15の上部には、シリ
ンダ機構14のピストンの先端が固定されている。スラ
イドブラケット15の中央部には、2本のガイドロッド
21の先端が固定されている。
【0036】ハウジング31は、図2や図3に示されて
いるように、スライドブラケット15を挟む格好で前方
に突出した2本のプレート支持体22を備えている。プ
レート支持体22の下面には、それぞれスライドプレー
ト16が互いに平行に固定されている。工具交換位置A
は、スライドプレート16の先端部に位置している。
【0037】2枚のスライドプレート16は、マガジン
の搬送位置Bと工具交換位置Aとの間に、ツールポット
12の搬送軌道を形成している。両スライドプレート1
6の内側の間隔は、ツールポット12の2つの溝12a
に対応している。ツールポットは、図5に示すように、
溝12aがスライドプレート16の内側部分にガイドさ
れた状態で、スライドプレート16に沿って移動可能で
ある。
【0038】スライドブラケット15の股部に係合して
いるツールポット12は、シリンダ機構14のピストン
が伸長すると、搬送軌道に沿ってハウジングの前方にス
ライドし工具交換位置Aまで搬送される。反対に、シリ
ンダ機構14のピストンが収縮すると、工具交換位置A
にあるツールポットは、インデックス軌道上の搬送位置
Bまで引き戻される。
【0039】このように、ツールポット搬送手段13
は、スライドブラケット15、シリンダ・ピストン機構
14、スライドプレート16から構成される。
【0040】ツールマガジン本体のすぐ前側には、切屑
や切削油をより完全に遮るための自動開閉式のドア30
が配置されている。ドア30は、自動工具交換時に開放
され、加工時には閉鎖される。
【0041】次に、図6を参照して、自動工具交換動作
を簡単に説明する。
【0042】1)ツールマガジン本体側において、次工
程で使用するツールホルダ7を備えたツールポット12
を、搬送位置Bにインデックスする。
【0043】2)現工程の加工が終了したら、ドア30
を開放し、ツールポット搬送手段によって当該ツールポ
ットを工具交換位置Aまで搬送し、待機させる。
【0044】3)スピンドルヘッド4を予め定められて
交換位置まで移動させる。
【0045】4)ATCアーム6を操作し、主軸9と前
記ツールポット12から、現工程で使用していたツール
ホルダ7と次工程で使用するツールポット7を共に抜き
出す(図6の状態)。
【0046】5)ATCアーム6を180度回転させて
両ツールホルダ7の位置を入れ替え、これらをツールポ
ット12と主軸9に挿入する。
【0047】6)回収したツールポット12の収容場所
をインデックスしておき、ツールポット12をマガジン
本体側の搬送位置Bまで戻す。同時に、ATCアーム6
を待機位置に戻して、次の工程を開始する。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、マガジン本体が工作機
械の稼働範囲外にあるので、ツールホルダに切粉や切削
油が付着することがない。また、工具交換位置まで平行
移動で搬送したツールポットと主軸の間で工具交換を行
い、かつ、ツールポット(12)に溝(12a)を互い
に平行な2本の溝として形成し、マガジン本体(11)
内のマガジンプレート(18)がツールポット(12)
の溝(12a)に対応した凹所(18a)を有し、その
凹所(18a)の境界部分とツールポット(12)の溝
(12a)が係合するようにして、ツールポット(1
2)が凹所(18a)に収容されるようにし、かつ、マ
ガジン本体(11)と工具交換位置(A)の間にガイド
プレート(16)を配置し、ツールポット(12)に設
けた溝(12a)をガイドプレート(16)に係合させ
てツールポット(12)を案内し、ツールホルダ(7)
を収容したツールポット(12)がマガジン本体(1
1)内に収容される間と、ツールホルダ(7)を収容し
たツールポット(12)がマガジン本体(11)内から
工具交換位置(A)に平行移動によって搬送される間
と、工具交換位置(A)にあるツールポット(12)か
らツールホルダ(7)が抜き出されて主軸(9)に挿入
されるまでの間に、ツールホルダ(7)がつねに平行移
動して軸の向きが変化しないとともに、ツールホルダ
(7)の軸周り方向の位置がつねに所定の軸周り方向の
位置に特定された状態に保持されているので、シンプル
な動作で迅速にかつ高い信頼性で工具交換を行うことが
できる。さらに、各ツールポット(12)は全体的に筒
型であって、下側からツールホルダ(7)を差し込む形
になっており、各ツールポット(12)の上部にはスプ
リングとボールからなる保持手段が配置されていて、ツ
ールホルダ(7)のスタッドボルトを付勢固定し、か
つ、ツールポット搬送位置(B)以外の領域では、ツー
ルポット(12)はその外側部分がハウジング(31)
の裾部内周に当接する形で周回し、ツールマガジン(1
1)のツールポット搬送位置(B)では、ハウジング
(31)の裾が開放されており、そこにスライドブラケ
ット(15)が移動可能に配置されており、そのスライ
ドブラケット(15)は、ツールポット(12)をツー
ルポット搬送位置(B)と工具交換位置(A)の間で往
復移動させるため のものであり、スライドブラケット
(15)は、ツールポット(12)を挟んで搬送方向へ
の推進力を伝えるようになっているので、ツールポット
(12)を単純な構造とすることができるばかりでな
く、きわめてシンプルな動作で迅速にかつ高い信頼性で
工具交換を行うことができる。
【0049】また、マガジン本体が機外(例えばMCの
テーブルの移動範囲外)にあるので、機械の稼働中であ
ってもオペレータがマガジンに収容してあるツールの確
認やツールの交換を安全かつ容易に行うことができる。
【0050】なお、本発明は前述の実施例に限定されな
い。例えばシリンダ・ピストン機構の替りに、図9のよ
うにモータ駆動式でツールポットを搬送することもでき
る。図9で符号63、64は送りねじとナットであり、
送りねじ63はプーリ62を介してモータ61で駆動さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の自動工具交換用ツールマガジ
ンをマシニングセンタに設定した状態を示す概略正面図
【図2】図1のスピンドルヘッドとツールマガジンを示
す上面図。
【図3】図1のツールマガジンを示す側面図。
【図4】図1のツールマガジンの正面図。
【図5】図1のツールマガジンの搬送方向に沿った断面
図。
【図6】図1のツールマガジンの搬送方向と垂直な方向
の断面図。
【図7】実施例における自動工具交換動作を概略的に示
す説明図。
【図8】ツールホルダが挿入されているツールポットを
示す斜視図。
【図9】搬送手段の他の実施例を示す概略図。
【図10】ツールポットとガイドプレートの係合状態を
示す概略図。
【符号の説明】
1 マシニングセンタ 4 スピンドルヘッド 5 テーブル 6 自動工具交換アーム 7 ツールホルダ 9 主軸 10 ツールマガジン 11 マガジン本体 12 ツールポット 13 ツールポット搬送手段 14 シリンダ・ピストン機構 30 自動開閉式ドア

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のツールポット(12)をマガジン
    本体(11)にインデックス可能に設定し、各ツールポ
    ット(12)は全体的に筒型であって、下側からツール
    ホルダ(7)を差し込む形になっており、各ツールポッ
    ト(12)の上部にはスプリングとボールからなる保持
    手段が配置されていて、ツールホルダ(7)のスタッド
    ボルトを付勢固定し、かつ、ツールポット(12)にツ
    ールホルダ(7)を固定して収容する構成にし、マガジ
    ン本体(11)を工作機械の稼働部の外側に配置し、ツ
    ールホルダ(7)が工作機械主軸と同じ向きでツールポ
    ット(12)に収容されるようにし、ツールポット搬送
    手段(13)を設けてツールポット(12)をマガジン
    本体(11)から工具交換位置(A)まで平行移動によ
    って搬送し、工具交換位置(A)にあるツールポット
    (12)と工作機械の主軸(9)との間で自動工具交換
    を行う構成にし、かつ、ツールポット(12)に溝(1
    2a)を互いに平行な2本の溝として形成し、マガジン
    本体(11)内のマガジンプレート(18)がツールポ
    ット(12)の溝(12a)に対応した凹所(18a)
    を有し、その凹所(18a)の境界部分とツールポット
    (12)の溝(12a)が係合するようにして、ツール
    ポット(12)が凹所(18a)に収容されるように
    し、かつ、マガジン本体(11)と工具交換位置(A)
    の間にガイドプレート(16)を配置し、ツールポット
    (12)に設けた溝(12a)をガイドプレート(1
    6)に係合させてツールポット(12)を案内し、ツー
    ルホルダ(7)を収容したツールポット(12)がマガ
    ジン本体(11)内に収容される間と、ツールホルダ
    (7)を収容したツールポット(12)がマガジン本体
    (11)内から工具交換位置(A)に平行移動によって
    搬送される間と、工具交換位置(A)にあるツールポッ
    ト(12)からツールホルダ(7)が抜き出されて主軸
    (9)に挿入されるまでの間に、ツールホルダ(7)が
    つねに平行移動して軸の向きが変化しないとともに、ツ
    ールホルダ(7)の軸周り方向の位置がつねに所定の軸
    周り方向の位置に特定された状態に保持されてツールポ
    ット搬送位置(B)以外の領域では、ツールポット(1
    2)はその外側部分がハウジング(31)の裾部内周に
    当接する形で周回し、ツールマガジン(11)のツール
    ポット搬送位置(B)では、ハウジング(31)の裾が
    開放されており、そこ にスライドブラケット(15)が
    移動可能に配置されており、そのスライドブラケット
    (15)は、ツールポット(12)をツールポット搬送
    位置(B)と工具交換位置(A)の間で往復移動させる
    ためのものであり、スライドブラケット(15)は、ツ
    ールポット(12)を挟んで搬送方向への推進力を伝え
    るようになっていることを特徴とする自動工具交換用ツ
    ールマガジン。
  2. 【請求項2】 工具交換位置とマガジン本体(11)と
    の間に自動開閉式のドア(30)を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の自動工具交換用ツールマガジン。
  3. 【請求項3】 ツールポット搬送手段(13)がシリン
    ダ・ピストン機構(14)や送りねじ機構(60)のよ
    うな駆動装置によって駆動されることを特徴とする請求
    項1に記載の自動工具交換用ツールマガジン。
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