JP3246116U - コーティング装置 - Google Patents

Abstract

【課題】シート状またはウェブ状の被印刷物を流体でコーティングする装置を提供する。【解決手段】方向制御弁Ｋ１～Ｋ１０の第１の切換位置において、管路システム５が、調量装置１、第１の貯蔵容器８および第１のポンプ１２を含めた第１の流体循環路を形成し、方向制御弁の第２の切換位置において、管路システムが、第２の貯蔵容器９および第２のポンプ１３を含めた第２の流体循環路を形成し、方向制御弁の第３の切換位置において、管路システムが、調量装置および第２の貯蔵容器および第１のポンプを含めた第３の流体循環路を形成し、かつ方向制御弁の第４の切換位置において、管路システムが、第１の貯蔵容器および第２のポンプを含めた第４の流体循環路を形成する。【選択図】図１

Description

本考案は、印刷機においてシート状またはウェブ状の被印刷物を流体でコーティングする装置であって、調量装置と、第１の貯蔵容器と、第２の貯蔵容器と、第１のポンプと、第２のポンプと、方向制御弁を備えた管路システムとを含む装置に関する。

このような装置は、調量装置のような、印刷機内部に配置された構成要素と、ポンプのような、印刷機外部に配置された構成要素とを含んでいる。内部に配置された構成要素と、外部に配置された構成要素とは、管路システムを介して互いに接続されている。

独国実用新案第２９６１６６８６号明細書には、ジョブ変更時に互いに異なる流体の混合を阻止するために、２つの別個の流体循環路を有する装置が記載されている。

独国特許出願公開第１０２００５００８９３７号明細書には、一方の流体循環路がコーティング運転中に作動すると同時に、他方の流体循環路が洗い流され、これにより製造中断を阻止することができる装置が記載されている。好適には、両方の流体循環路は、互いに異なるラッカータイプを用いたコーティングに用いられる。

本考案の課題は、別のコーティング装置を提供することである。

この課題は、印刷機においてシート状またはウェブ状の被印刷物を流体でコーティングする装置であって、調量装置と、第１の貯蔵容器と、第２の貯蔵容器と、第１のポンプと、第２のポンプと、方向制御弁を備えた管路システムとを含む装置において、方向制御弁の第１の切換位置において、管路システムが、調量装置、第１の貯蔵容器および第１のポンプを含めた第１の流体循環路を形成し、方向制御弁の第２の切換位置において、管路システムが、第２の貯蔵容器および第２のポンプを含めた第２の流体循環路を形成し、方向制御弁の第３の切換位置において、管路システムが、調量装置、第２の貯蔵容器および第１のポンプを含めた第３の流体循環路を形成し、方向制御弁の第４の切換位置において、管路システムが、第１の貯蔵容器および第２のポンプを含めた第４の流体循環路を形成することを特徴とする装置により解決される。

本考案に係る装置の利点は、この装置が、特に中断しない印刷運転時における自動的なコーティング流体変更に適していることである。付加的な利点は、コーティング流体変更時に、管路システム内に封入される空気体積が調量装置内に圧送されず、したがって泡の形成と、この泡により生じる印刷画像障害とが回避されることにある。

以下の改良形は、互いに任意の組み合わせにおいて可能である。

第１の切換位置および第２の切換位置が、或る運転段階中に一時的に同時に存在していてよい。

この運転段階において、第１の流体循環路および第２の流体循環路が、一時的に並列的に作動することができる。

この運転段階は、調量装置への流体の供給の変更を準備する段階であってもよい。

調量装置に、変更前には第１の貯蔵容器からの流体が供給されてよく、かつ変更後には第２の貯蔵容器からの同一または適合性の流体が供給されてよい。

第１の貯蔵容器から第２の貯蔵容器への変更が、印刷機の中断しない印刷運転時に行われてよい。

制御装置が、方向制御弁に接続されていてよく、方向制御弁を駆動制御することができる。

制御装置は、第１の貯蔵容器内の流体の充填レベルをセンサにより検出することができる。

充填レベルが限界値へと低下した場合に、第１の貯蔵容器から第２の貯蔵容器への変更が自動的に行われてよい。

第３の切換位置および第４の切換位置が、或る運転段階中に一時的に同時に存在していてよい。

この運転段階において、第３の流体循環路および第４の流体循環路が、一時的に並列的に作動することができる。

第２の運転段階は、調量装置への流体の供給の変更を準備する段階であってよい。

調量装置に、変更前には第２の貯蔵容器からの流体が供給されてよく、かつ変更後には第１の貯蔵容器からの同一または適合性の流体が供給されてよい。

第２の貯蔵容器から第１の貯蔵容器への変更は、印刷機の中断されない印刷運転時に行われてよい。

制御装置は、第２の貯蔵容器内の流体の充填レベルをセンサによって検出することができる。

充填レベルが限界値へと低下した場合に、第２の貯蔵容器から第１の貯蔵容器への変更が自動的に行われてよい。

方向制御弁の第１の切換位置において、管路システムは、第２のポンプを排除して第１の流体循環路を形成することができる。

方向制御弁の第２の切換位置において、管路システムは、調量装置と第１のポンプとを排除して第２の流体循環路を形成することができる。

方向制御弁の第３の切換位置において、管路システムは、第２のポンプを排除して第３の流体循環路を形成することができる。

方向制御弁の第４の切換位置において、管路システムは、調量装置と第１のポンプとを排除して第４の流体循環路を形成することができる。

第３のポンプが設けられていてもよい。

方向制御弁の第１の切換位置において、管路システムは、第３のポンプを含めて第１の流体循環路を形成することができる。

方向制御弁の第２の切換位置において、管路システムは、第３のポンプを排除して第２の流体循環路を形成することができる。

方向制御弁の第３の切換位置において、管路システムは、第３のポンプを含めて第３の流体循環路を形成することができる。

方向制御弁の第４の切換位置において、管路システムは、第３のポンプを排除して第４の流体循環路を形成することができる。

変化形は、実施例の以下の説明および添付の図面から明らかである。

第１の切換位置における方向制御弁を備えた本考案に係る装置を示す概略図である。 第２の切換位置における方向制御弁を備えた装置を示す概略図である。 第３の切換位置における方向制御弁を備えた装置を示す概略図である。 第４の切換位置における方向制御弁を備えた装置を示す概略図である。 第５の切換位置における方向制御弁を備えた装置を示す概略図である。

図１～図５には、コーティング装置が図示されている。このコーティング装置は、印刷機内に調量装置１を有している。印刷機は、好適には、内部に調量装置１が配置されたラッカーユニットを備えたオフセット枚葉紙印刷機である。調量装置１は、アニロックスローラ２と、このアニロックスローラ２に接触するチャンバドクタ３とを含んでいる。チャンバドクタ３の下には、チャンバドクタ３から流れる流体のための捕集槽４が配置されている。管路システム５を介して、調量装置１は、印刷機の側方に設けられた、供給装置６、コーティングユニット７および第１の貯蔵容器８、第２の貯蔵容器９、第３の貯蔵容器１０および第４の貯蔵容器１１に接続されている。

管路システム５には、第１のポンプ１２、第２のポンプ１３、第３のポンプ１４ならびに方向制御弁Ｋ１～Ｋ１０が組み込まれている。さらに、管路システム５に周辺空気または好適には圧縮空気を送気するための空気接続部１５と、新鮮水を管路システム５内に供給するための水接続部１６とが、方向制御弁Ｋ９，Ｋ１０を介して管路システム５に接続可能である。方向制御弁Ｋ１～Ｋ８は、それぞれ２つの流路ａ，ｂを有しており、これらの流路ａ，ｂは、電子式の制御装置１７によって交互に接続可能である。任意選択的には、流体を加熱するためのヒータ１８が、第１のポンプ１２と調量装置１との間で管路システム５内に組み込まれている。第１の貯蔵容器８、第２の貯蔵容器９および第３の貯蔵容器１０内には、それぞれ１つの送り管路１９，２０，２１および戻し管路２２，２３，２４が突入している。この送り管路１９，２０，２１の端部は、いわゆる吸込みランスを形成している。第４の貯蔵容器１１内には、送り管路２５が突入している。

第１の貯蔵容器８内には、第１の流体Ｆ１があり、第２の貯蔵容器９内には第２の流体Ｆ２がある。２つの流体Ｆ１，Ｆ２は、透明または有色のラッカー、金属効果インキまたは下塗りのようなコーティング流体であり、好適には水ベースであり、例えば分散ラッカーである。両方の流体Ｆ１，Ｆ２は、互いに化学的に適合性であり、したがって混合可能である。これらの流体は、光学的にも適合性であるので、同一の印刷ジョブでは、一方の流体Ｆ１を他方の流体Ｆ２と置き換えることができる。例えばこれらの流体は、同一のラッカーメーカの同一のラッカータイプである。第３の貯蔵容器１０内には水Ｗがあり、水Ｗは、先行するクリーニングプロセスによって多かれ少なかれ流体残留物により汚染されていてよく、汚染が過度に強い場合には、水接続部１６からのきれいな水により置き換えることができる。第４の貯蔵容器内には、洗浄剤Ｒがある。この洗浄剤Ｒは、流体Ｆ１，Ｆ２がポリマーベースである場合、例えばＵＶラッカーである場合に使用される。

図１～図５では、方向制御弁システムの切換位置に基づいて生じる流路および流体循環路を、通流される管路を太線で強調することにより示している。

図１に示した第１の切換位置では、方向制御弁Ｋ１および方向制御弁Ｋ３はそれぞれその流路ａを開放し、流路ｂを遮断している。したがって、流路ａは送り管路１９から管路２６へと開放されていて、流路ａが管路２７から戻し管路２２へと開放されている。第１のポンプ１２は、第１の流体Ｆ１を第１の貯蔵容器８から送り管路１９および管路２６を介して調量装置１内へと圧送する。チャンバドクタ３によりアニロックスローラ２上に移されなかった、捕集槽４からの過剰な流体体積部分は、第３のポンプ１４によって管路２７および戻し管路２２を介して再び第１の貯蔵容器８内に戻し圧送される。図１に示した第１の流体循環路は、連続印刷運転の第１の段階において生じる。

貯蔵容器８～１１には、制御装置１７に接続されている充填レベルセンサ（図示せず）が対応配置されている。第１の貯蔵容器８の充填レベルセンサは、進行中の印刷運転中に低下した充填レベルが、規定された下限値に達したことを制御装置１７に報知する。その結果、制御装置１７は、方向制御弁システムを第２の切換位置に切り換え、第２のポンプ１３を作動させる。

図２に示した第２の切換位置では、方向制御弁Ｋ１～Ｋ４、方向制御弁Ｋ７および方向制御弁Ｋ８は、それぞれその流路ａを開放しており、その流路ｂを遮断している。したがって、流路ａは送り管路２０から管路２８へと開放されており、流路ａは管路２９から戻し管路２３へと開放されている。第２のポンプ１３は、図２において太線で強調された第２の流体循環路において第２の流体２を循環させる。前もって管路内、特に送り管路２０と戻し管路２３とに封入されている空気体積は、これらの管路から押し退けられる。連続印刷運転のこの第２の段階では、第１の切換位置と第２の切換位置とは同時に存在している。第２のポンプ１３は、既に第２の貯蔵容器９からの第２の流体Ｆ２の供給のために管路システムを準備する一方で、第１のポンプ１２および第３のポンプ１４は、第１の流体Ｆ１をさらに調量装置１へ供給するために循環させている（第１の流体循環路）。

制御装置１７は、規定された期間後に、方向制御弁Ｋ１～Ｋ４をそれぞれ流路ｂの開放および流路ａの遮断へと切り替え、第２のポンプ１３を非作動にする。図３に示したこの第３の切換位置では、印刷運転を中断することなしに第３の段階が開始され、この第３の段階では、第１のポンプ１２と第３のポンプ１４とが、第２の貯蔵容器９からの第２の流体Ｆ２を調量装置１に供給するために循環させる（第３の流体循環路）。いまや空の第１の貯蔵容器８は、再び満たされるか、または満杯の第１の貯蔵容器８によって置き換えられてよい。

図４は、第２の貯蔵容器９の充填レベルセンサによって作動される第４の段階を示しており、この第４の段階は、調量装置１に第２の貯蔵容器９からの第２の流体Ｆ２を供給することから、調量装置１に第１の貯蔵容器８からの第１の流体Ｆ１を供給することに変更するように管路システムを準備するために使用される。このためには、制御装置１７が、そのコンピュータ内で実行されるプログラムに従って方向制御弁Ｋ７および方向制御弁Ｋ８を切り換えるので、これによって方向制御弁Ｋ７および方向制御弁Ｋ８の流路ａが閉じられ、かつ流路ｂが開放される。この第４の切換位置では、方向制御弁Ｋ１～Ｋ４は、それらの流路ｂを開放し、かつそれらの流路ａを遮断するように切り換えられる。第２のポンプ１３が作動され、図４において太線で強調されている第４の流体循環路において第１の流体Ｆ１を循環させる。予め管路内、特に送り管路１９および戻し管路２２に封入されている空気体積は、これらの管路から押し退けられる。第２のポンプ１３は、既に、第１の貯蔵容器８からの第１の流体Ｆ１を供給するために管路システムを準備する一方で、第１のポンプ１２および第３のポンプ１４が、第２の流体Ｆ２を、さらに調量装置１への供給のために循環させる（第３の流体循環路）。次いで、第４の切換位置から第１の切換位置への変更と、第２のポンプ１３の停止とが自動的に行われる。その後に行われる、調量装置１への第１の貯蔵容器８からの第１の流体Ｆ１の供給は、既に図１に関連して説明されている。

図５は、方向制御弁システムの第５の切換位置を示しており、この第５の切換位置は、管路システムおよび調量装置１のクリーニングのために用いられる。このメンテナンス段階では、方向制御弁Ｋ１、方向制御弁Ｋ３および方向制御弁Ｋ５がそのそれぞれの流路ｂを開放するように切り換えられており、方向制御弁Ｋ２および方向制御弁Ｋ４はそのそれぞれの流路ａを開放するように切り換えられている。したがって送り管路２１は、管路２６に接続されており、管路２７は戻し管路２４に接続されている。第１のポンプ１２および第３のポンプ１４は、図５において太線で示された第５の流体循環路において、洗浄剤Ｒを循環させる。規定された期間後に、第１のポンプ１２は逆転運転へと切り換えられ、これにより次いで汚れた洗浄剤Ｒを調量装置１から、かつ調量装置１と第３の貯蔵容器１０との間に位置する管路から第３の貯蔵容器１０内に戻し圧送することができるのに対して、第３のポンプ１４は、洗浄剤Ｒを捕集槽４と、捕集槽４と第３の貯蔵容器１０との間に位置する管路とから第３の貯蔵容器１０内へ戻し圧送する。

図示されていない或る変化形によれば、本考案は、捕集槽４および第３のポンプ１４なしにでも実現することが可能である。この場合、管路２７はチャンバドクタ３の出口に直接に接続されている。

１ 調量装置
２ アニロックスローラ
３ チャンバドクタ
４ 捕集槽
５ 管路システム
６ 供給装置
７ コーティングユニット
８ （第１の）貯蔵容器
９ （第２の）貯蔵容器
１０ （第３の）貯蔵容器
１１ （第４の）貯蔵容器
１２ （第１の）ポンプ
１３ （第２の）ポンプ
１４ （第３の）ポンプ
１５ 空気接続部
１６ 水接続部
１７ 制御装置
１８ ヒータ
１９ 送り管路
２０ 送り管路
２１ 送り管路
２２ 戻し管路
２３ 戻し管路
２４ 戻し管路
２５ 送り管路
２６ 管路
２７ 管路
ａ 流路
ｂ 流路
Ｆ１ （第１の）流体
Ｆ２ （第２の）流体
Ｋ１～Ｋ１０ 方向制御弁
Ｒ 洗浄剤
Ｗ 水

Claims (11)

1. 印刷機においてシート状またはウェブ状の被印刷物を流体（Ｆ１，Ｆ２）でコーティングする装置であって、調量装置（１）と、第１の貯蔵容器（８）と、第２の貯蔵容器（９）と、第１のポンプ（１２）と、第２のポンプ（１３）と、方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）を備えた管路システム（５）とを含む装置において、
   前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）の第１の切換位置において、前記管路システム（５）が、前記調量装置（１）、前記第１の貯蔵容器（８）および前記第１のポンプ（１２）を含めた第１の流体循環路を形成し、
   前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）の第２の切換位置において、前記管路システム（５）が、前記第２の貯蔵容器（９）および前記第２のポンプ（１３）を含めた第２の流体循環路を形成し、
   前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）の第３の切換位置において、前記管路システム（５）が、前記調量装置（１）、前記第２の貯蔵容器（９）および前記第１のポンプ（１２）を含めた第３の流体循環路を形成し、かつ
   前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）の第４の切換位置において、前記管路システム（５）が、前記第１の貯蔵容器（８）および前記第２のポンプ（１３）を含めた第４の流体循環路を形成することを特徴とする、装置。
2. 前記第１の切換位置および前記第２の切換位置が、或る運転段階中に一時的に同時に存在し、かつ
   該運転段階において、前記第１の流体循環路および前記第２の流体循環路が、一時的に並列的に作動することを特徴とする、請求項１記載の装置。
3. 前記運転段階が、前記調量装置（１）への前記流体の供給の変更を準備する段階であり、前記調量装置（１）に、前記変更前には前記第１の貯蔵容器（８）からの前記流体（Ｆ１）が、かつ前記変更後には前記第２の貯蔵容器（９）からの同一または適合性の前記流体（Ｆ２）が供給されることを特徴とする、請求項２記載の装置。
4. 制御装置（１７）が、前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）に接続されており、かつ前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）を駆動制御し、前記第１の貯蔵容器（８）から前記第２の貯蔵容器（９）への前記変更が、前記印刷機の中断しない印刷運転時に行われることを特徴とする、請求項３記載の装置。
5. 前記制御装置（１７）が、前記第１の貯蔵容器（８）内の前記流体の充填レベルをセンサにより検出し、前記充填レベルが限界値へと低下した場合に、前記第１の貯蔵容器（８）から前記第２の貯蔵容器（９）への変更が自動的に行われることを特徴とする、請求項３または４記載の装置。
6. 前記第３の切換位置および前記第４の切換位置が、或る運転段階において一時的に同時に存在し、かつ
   該運転段階において、前記第３の流体循環路および前記第４の流体循環路が、一時的に並行的に作動することを特徴とする、請求項１記載の装置。
7. 前記運転段階が、前記調量装置（１）への前記流体の供給の変更を準備する段階であって、前記調量装置（１）に、前記変更前には前記第２の貯蔵容器（９）からの前記流体（Ｆ２）が供給され、前記変更後には前記第１の貯蔵容器（８）からの同一または適合性の前記流体（Ｆ１）が供給されることを特徴とする、請求項６記載の装置。
8. 制御装置（１７）が、前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）に接続されており、かつ該方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）を駆動制御し、前記第２の貯蔵容器（９）から前記第１の貯蔵容器（８）への前記変更が、前記印刷機の中断しない印刷運転時に行われることを特徴とする、請求項７記載の装置。
9. 前記制御装置（１７）が、前記第２の貯蔵容器（９）の前記流体（Ｆ２）の充填レベルをセンサにより検出し、前記充填レベルが限界値へと低下した場合に、前記第２の貯蔵容器（９）から前記第１の貯蔵容器（８）への前記変更が自動的に行われることを特徴とする、請求項７または８記載の装置。
10. 前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）の前記第１の切換位置において、前記管路システム（５）が、前記第２のポンプ（１３）を排除して前記第１の流体循環路を形成し、
    前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）の前記第２の切換位置において、前記管路システム（５）が、前記調量装置（１）および前記第１のポンプ（１２）を排除して前記第２の流体循環路を形成し、
    前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）の前記第３の切換位置において、前記管路システム（５）が、前記第２のポンプ（１３）を排除して前記第３の流体循環路を形成し、
    前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）の前記第４の切換位置において、前記管路システム（５）が、前記調量装置（１）および前記第１のポンプ（１２）を排除して前記第４の流体循環路を形成することを特徴とする、請求項１記載の装置。
11. 第３のポンプ（１４）が存在し、
    前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）の前記第１の切換位置において、前記管路システム（５）が、前記第３のポンプ（１４）を含んで前記第１の流体循環路を形成し、
    前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）の前記第２の切換位置において、前記管路システム（５）が、前記第３のポンプ（１４）を排除して前記第２の流体循環路を形成し、
    前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）の前記第３の切換位置において、前記管路システム（５）が、前記第３のポンプ（１４）を含んで前記第３の流体循環路を形成し、
    前記方向制御弁（Ｋ１～Ｋ１０）の前記第４の切換位置において、前記管路システム（５）が、前記第３のポンプ（１４）を排除して前記第４の流体循環路を形成することを特徴とする、請求項１または１０記載の装置。

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