JP3246106U - 保温鍋 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の保温鍋に比べて保温性能を向上させることができる保温鍋を提供する。【解決手段】鍋本体10と、この鍋本体10の上端開口部を開閉する保温蓋20と、鍋本体10が載置される、鍋本体10の底部を覆う保温底30とを備えている。鍋本体10は、アルミニウムからなる一方の表面層とステンレスからなる他方の表面層とを有する二層金属材によって、内面側がアルミニウム、外面側がステンレスになるように形成された、上端開口部を有する有底の本体部11と、この本体部11の胴部外周面を覆うステンレス製の外筒部12とから構成されており、外筒部12は、その上端部が本体部11の胴部11bの上端大径部lpに外嵌された状態で、上端大径部lpに全周に亘って溶接されていると共に、その下端が本体部11における平坦な底部11aの外周縁に全周に亘って溶接されている。【選択図】 図5

Description

この考案は、加熱調理した後保温することができる保温鍋に関する。
この種の保温鍋としては、例えば、図6~図8に開示されたものがある。同図に示すように、この保温鍋50は、鍋本体51と、この鍋本体51の上端開口部を開閉する真空二重壁構造のステンレス製の保温蓋52と、鍋本体51の胴部外周面を覆う真空二重壁構造のステンレス製の保温筒53と、この保温筒53の上端部に取り付けられたアルミニウム製の取手部材54と、鍋本体51の底部を覆う真空二重壁構造のステンレス製の保温底55とを備えており、保温筒53及び取手部材54は鍋本体51に一体化されているが、保温蓋52及び保温底55は鍋本体51から分離されている。
鍋本体51は、図7及び図8に示すように、アルミニウムによって形成された、上端開口部を有する有底の本体部51aと、この本体部51aの平坦な底外面にプレス接合された、フェライト系ステンレスやマルテンサイト系ステンレス等の磁性体金属によって形成された発熱板51bとから構成されており、本体部51aの胴部外周面に上下2本の周溝cg、cgが形成されている。
保温筒53は、図7及び図8に示すように、全周にわたって内周面に形成された上下2本の凸条ps、psを有しており、この凸条ps、psが、鍋本体51の本体部51aの胴部外周面に形成された上下2本の周溝cg、cgに嵌合することで、鍋本体51に取り付けられている。
この保温鍋50を用いて食材を加熱調理するには、保温蓋52を取り外して食材等を投入した鍋本体51を、保温底55から持ち上げてガスコンロ等にかけて加熱調理する。鍋本体51の胴部外周面が高い断熱性能を有する真空二重壁構造の保温筒53によって覆われているので、調理中に鍋本体51の底部から加えた熱が胴部から放熱されにくく、調理しながら保温することができると共に、ガスコンロ等の熱を無駄なく調理に利用することができるので、エネルギを節約することができると共に調理時間を短縮することができる。
また、加熱調理後は、調理済みの食材が入った鍋本体51を保温底55に載置すると共に鍋本体51の上端開口部を保温蓋52によって閉塞すると、高い断熱性能を有する真空二重壁構造の保温蓋52、保温筒53及び保温底55によって鍋本体51全体が覆われるので、鍋本体51の上端開口部、胴部及び底部からの放熱が抑えられ、調理済みの食材を効率よく保温することができる。
実用新案登録第3226022号公報
しかしながら、上述した保温鍋50は、図8(b)に示すように、鍋本体51の本体部51aの胴部における底部との境界部付近のR部rpは、保温筒53によって覆われていないので、調理中に鍋本体51の底部から加えた熱がR部rpから放熱するので、完全な保温性能を確保することができないといった問題がある。
また、鍋本体51の本体部51aを形成しているアルミニウムと保温筒53を形成しているステンレスとは熱変形量が異なるので、加熱調理の際、本体部51aと本体部51aの胴部に嵌着している保温筒53との間に隙間が形成され、保温筒53による鍋本体51の胴部の保温性能が低下するといった問題もある。
そこで、この考案の課題は、従来の保温鍋に比べて保温性能を向上させることができる保温鍋を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る考案は、加熱調理可能な有底の鍋本体と、前記鍋本体の開口部を閉塞する断熱性能を有する保温蓋と、前記鍋本体が載置される、前記鍋本体の底部に嵌合する断熱性能を有する保温底とを備え、前記鍋本体は、底部及び胴部を有する本体部と、前記本体部の胴部とによって真空二重壁構造を構成する、前記本体部の胴部を覆う外筒部とを有し、前記本体部は、アルミニウムからなる一方の表面層とステンレスからなる他方の表面層とを含む複層金属材によって、内面側がアルミニウム、外面側がステンレスになるように形成されており、前記外筒部は、ステンレスからなる単層金属材によって形成されており、前記外筒部の下端が、全周に亘って、前記本体部における平坦な底部の外周縁に溶接されていることを特徴とする保温鍋を提供するものである。
以上のように、請求項1に係る考案の保温鍋は、本体部の胴部とによって真空二重壁構造を構成する外筒部の下端が、全周に亘って、本体部における平坦な底部の外周縁に溶接されており、鍋本体の胴部の真空二重壁構造が鍋本体を構成している本体部の胴部の下端にまで至っているので、調理中に鍋本体の底部から加えた熱が本体部における胴部の下端部から放熱しにくく、鍋本体における本体部の胴部下端のR部が、真空二重壁構造の保温筒によって覆われていない従来の保温鍋に比べて保温性能が向上する。
また、この保温鍋は、鍋本体の外面がステンレスになっており、ステンレスからなる外筒部の下端が、全周に亘って、ステンレスである本体部の外面における平坦な底部の外周縁に溶接されているので、アルミニウムからなる本体部の胴部にステンレスからなる真空二重壁構造の保温筒が嵌着している従来の保温鍋のように、加熱調理の際、材質の異なる本体部の胴部と保温筒との間に熱変形に伴う隙間が形成され、保温筒による鍋本体の胴部の保温性能が低下するといった問題が発生することもない。
この考案に係る保温鍋の一実施形態を示す斜視図である。 同上の保温鍋を示す分解斜視図である。 同上の保温鍋を構成する鍋本体を示す分解斜視図である。 同上の保温鍋を示す縦断面図である。 同上の保温鍋を示す分解縦断面図である。 従来の保温鍋を示す斜視図である。 従来の保温鍋を示す分解斜視図である。 (a)は従来の保温鍋を示す縦断面図、(b)は同上の保温鍋の保温底から鍋本体を持ち上げた状態を示す縦断面図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1~図5に示すように、この保温鍋1は、鍋本体10と、この鍋本体10の上端開口部を開閉する保温蓋20と、鍋本体10が載置される、鍋本体10の底部を覆う保温底30とを備えており、図2に示すように、保温蓋20及び保温底30は鍋本体10から分離されている。
前記鍋本体10は、図2及び図3に示すように、アルミニウムからなる一方の表面層とステンレスからなる他方の表面層とを有する二層金属材によって、内面側がアルミニウム、外面側がステンレスになるように形成された、上端開口部を有する有底の本体部11と、この本体部11の胴部外周面を覆うステンレス製の外筒部12とから構成されており、本体部11と外筒部12とは一体化されている。
前記本体部11は、図3~図5に示すように、円形状の平坦な底部11aと、この底部11aの外周縁から湾曲状に立ち上がる胴部11bと、この胴部11bの上端から外方に張り出した一対の取手11cとを備えており、胴部11bは、上端大径部lpと、この上端大径部lpの下端から全周にわたって径方向内側に張り出す張出部fpと、この張出部fpの内周縁から垂下する小径部spとから構成されている。
前記外筒部12は、図4及び図5に示すように、下端に向かって湾曲しながら小径に形成されており、その上端部が本体部11の胴部11bの上端大径部lpに外嵌された状態で、上端大径部lpに全周に亘って溶接されていると共に、その下端が本体部11における平坦な底部11aの外周縁に全周に亘って溶接されている。従って、この外筒部12と本体部11における胴部11bの小径部spとの間に空間が形成され、この空間内を高真空状態にすることで、鍋本体10の胴部が真空二重壁構造になっている。
前記保温蓋20は、図1、図4及び図5に示すように、上面壁21a及び下面壁21bからなる真空二重壁構造のステンレス製の蓋本体21と、この蓋本体21の上面壁21aにネジ止めされた摘まみ22とを備えており、蓋本体21の周縁部を鍋本体10の張出部fpに載置することで、保温蓋20を位置決めした状態で、鍋本体10の上端開口部を閉塞するようになっている。
前記保温底30は、図2、図4及び図5に示すように、上面壁31及び下面壁32からなるステンレス製の真空二重壁構造で、周縁部が湾曲状に立ち上がった円形の皿形状をしており、上面壁31は中空部側(下側)に窪んだ複数の円周溝31aを有していると共に、下面壁32は中空部側(上側)に窪んだ円形の窪み部32a及びその窪み部32a内に形成された中空部側(上側)に窪んだ複数の円周溝32bを有している。
以上のように、この保温鍋1は、本体部11の胴部11bとによって真空二重壁構造を構成する外筒部12の下端が、全周に亘って、本体部11における平坦な底部11aの外周縁に溶接されており、鍋本体10の胴部の真空二重壁構造が、鍋本体10を構成している本体部11の胴部11bの下端にまで至っているので、調理中に鍋本体10の底部11aから加えた熱が本体部11における胴部11bの下端部から放熱しにくく、鍋本体51における本体部51aの胴部下端のR部rpが、真空二重壁構造の保温筒53によって覆われていない従来の保温鍋50に比べて保温性能が向上する。
また、この保温鍋1は、鍋本体10を構成する本体部11の外面がステンレスになっており、ステンレスからなる外筒部12の下端が、全周に亘って、ステンレスである本体部11の外面における平坦な底部11aの外周縁に溶接されているので、アルミニウムからなる本体部51aの胴部にステンレスからなる真空二重壁構造の保温筒53が嵌着している従来の保温鍋50のように、加熱調理の際、材質の異なる本体部51aの胴部と保温筒53との間に熱変形に伴う隙間が形成され、保温筒53による鍋本体51の胴部の保温性能が低下するといった問題が発生することもない。
また、この保温鍋1は、保温底30を構成している上面壁31及び下面壁32が複数の円周溝31a及び円周溝32bを有しているので、保温底30の強度が向上するという効果が得られる。
なお、上述した実施形態では、真空二重壁構造の保温蓋20及び保温底50を使用しているが、これに限定されるものではなく、断熱性能を有しているのであれば、種々の構成を採用することができる。
また、上述した実施形態では、鍋本体10を構成する本体部11を、アルミニウムからなる一方の表面層とステンレスからなる他方の表面層とを有する二層金属材によって、内面側がアルミニウム、外面側がステンレスになるように形成されているが、これに限定されるものではなく、本体部11を形成する金属材は、少なくとも、一方の表面層がアルミニウム、他方の表面層がステンレスであれば、他の金属によって形成される中間層を有する三層以上の複層金属材であってもよい。
この考案は、保温機能を備えた調理鍋として利用することができる。
1 保温鍋
10 鍋本体
11 本体部
11a 底部
11b 胴部
11c 取手
12 外筒部
20 保温蓋
21 蓋本体
21a 上面壁
21b 下面壁
22 摘まみ
30 保温底
31 上面壁
31a 円周溝
32 下面壁
32a 窪み部
32b 円周溝
lp 上端大径部
fp 張出部
sp 小径部

Claims (1)

  1. 加熱調理可能な有底の鍋本体と、
    前記鍋本体の開口部を閉塞する断熱性能を有する保温蓋と、
    前記鍋本体が載置される、前記鍋本体の底部に嵌合する断熱性能を有する保温底と
    を備え、
    前記鍋本体は、底部及び胴部を有する本体部と、前記本体部の胴部とによって真空二重壁構造を構成する、前記本体部の胴部を覆う外筒部とを有し、
    前記本体部は、アルミニウムからなる一方の表面層とステンレスからなる他方の表面層とを含む複層金属材によって、内面側がアルミニウム、外面側がステンレスになるように形成されており、
    前記外筒部は、ステンレスからなる単層金属材によって形成されており、
    前記外筒部の下端が、全周に亘って、前記本体部における平坦な底部の外周縁に溶接されていることを特徴とする保温鍋。
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